JPS6119231B2 - - Google Patents

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JPS6119231B2
JPS6119231B2 JP52025318A JP2531877A JPS6119231B2 JP S6119231 B2 JPS6119231 B2 JP S6119231B2 JP 52025318 A JP52025318 A JP 52025318A JP 2531877 A JP2531877 A JP 2531877A JP S6119231 B2 JPS6119231 B2 JP S6119231B2
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card
machine
cards
machine according
tray
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Arin Chaaruzu Ronarudo
Suteipuruzu Jon
Uirisu Joonzu Hooru
Randooru Uiigunaa Josefu
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McDonnell Douglas Corp
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Publication date
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Publication of JPS6119231B2 publication Critical patent/JPS6119231B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/809Incubators or racks or holders for culture plates or containers

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的に微生物の探知に係り、特に、
培養基を収容したカード内に導入された試験体を
自動的に分析し以て該カードにおける特定微生物
の存在を探知し、あるいは、そのような微生物に
対する既知抗生物質の効果を測定するための機械
に係る。
微生物の探知及び識別は、医科学の重要な分野
であり、従来、高度に熟練した要員を必要とする
困難で多くの時間を使用する作業であることを特
徴とする。例えば、微生物を探知して識別するた
めの在来の手順は、巻綿棒に試験片を採集し、次
いで、該試験片を培養面に拭接することを必要と
する。培養基を少くとも24時間定温加熱したの
ち、それは微生物の純粋群落に就て検査される
が、普通、初めの定温加熱は大きいバイオマス
(biomass)を生じるに過ぎない。実質的に意味
のある検査は、純粋な群落が分離される迄は薦さ
れ得ない。このことは、普通、希釈ともう1回の
定温加熱を必要とする。さらにまた、分離された
群落に対して生化学検査を行うことによつて識別
を検証しなくてはならない。試験体の採集と識別
との間の時間は、典型的には2〜3日間に亘る。
薬剤と抗生物質とを処方する場合、病気を生じ
させる微生物の正体を知ることがしばしば必要と
される。実際上、分離された群落は、各種の抗生
物質を受けしめられ、以て該抗生物質に対する前
記分離微生物の感受性を測定される。従来の方法
は、数日間では識別を提供せず、該識別を行うた
めに消される時間は病気の最も重大な時期と一致
する。
本発明の目的は、比較的短時間で微生物を検出
するために試料カードを自動的に検査する機械を
提供することにある。本発明の第2の目的は、前
記形式の機械であつて1日当り100を越える大量
の試験体の検査を行い得るものを提供することで
ある。本発明の第3の目的は、前記形式の機械で
あつて分析を行うために微生物の純群落の分離を
必要としないものを提供することである。本発明
のもう一つの目的は、前記形式の機械であつて、
その成功的操作のために、従来の方式において要
求される如き微生物学に関連して訓練された高度
に熟練した要員を必要としないものを提供するこ
とである。本発明のさらにもう一つの目的は、試
験体を収容している多くのカードを定温加熱しつ
つ保持するとともに、さらに、周期的間隔を以て
読取位置に前記カードを配置することを可能にす
る割出し能力を有し得る保持ユニツトを提供する
ことである。さらにもう一つの本発明の目的は、
配列されたカード群から個別的にカードを引出
し、カードが引出されるときそれらを“読取る”
ことができる読取ユニツトを提供することであ
る。以上並びにその他の諸目的及び諸利点は以下
明らかになるであろう。
本発明は、保持ユニツトからカードを引出すた
めの運動要素と、カードの穴を通じて光を投射す
るための光発射装置と、前記穴を通過する光の強
さを測定するための光探知装置とを有する機械に
おいて実施される。また、本発明は、複数個のカ
ードを保持するための保持装置と、該保持装置か
ら前記カードを各個に撤退させるための引出装置
と、前記カードの透光特性の変化を探知するため
カードが撤退されるときカードの視認用の穴を監
視するための読取装置とを組合わせて有する。さ
らに、本発明は台と、該台上に装架された回転木
馬型の回転装置と、回転軸線に平行する列にカー
ドを保持するために前記回転装置に配された装置
とを有する保持装置に実施される。
以下、本明細書の一部を構成し、同じ番号と文
字と以て同じ部品を示している添付図面を参照し
て、本発明をさらに詳細に説明する。
添付図面を参照すると、自動微生物分析機A
(第1図)として知られている機械は、有害な微
生物を含んでいる疑いのある試験体が担持されて
いる多数のカードCを検査するのに使用されてい
る。これらカードCは、希釈された試験体のサン
プル即ち試料によつて再水和される乾燥された選
択された培養基を有する。もし試験体が、それに
対してカードC内の培養基が特異的である微生物
を含有するならば、前記再水和された培養基の光
学的特性は培養基内において微生物が新陳代謝す
るに従つて変化する。前記分析機Aはそのような
光学的特性の変化を探知するとともに、特定の微
生物の存在を表示する。
前記分析機Aはキヤビネツト即ち箱Dを有し、
該箱Dは、カード保持ユニツトH即ちホルダとカ
ード読取ユニツトR即ちリーダとを収容している
(第5図)。ホルダHは4個の皿即ちトレーTを有
し、これらトレーTはそれから自在に取り外され
得る。各トレーTは多数のカードCを順々に保持
している。ホルダ即ち保持ユニツトHは、さら
に、カードCがその内部に格納されている間にこ
れらカードCを定温に維持し、カード読取ユニツ
トRに対向する読取位置へ前記トレーTを順次に
持つて来るように定期的時間間隔を以て割出し即
ちインデキシングを行う。カード読取ユニツトR
は、カード保持ユニツトHのトレーTからカード
Cを各個に取出すとともに、カードCが取出され
るに従つて、カードC上に配されている識別マー
クを確める。さらに、カード読取ユニツトRはカ
ードCを戻し、そうする間に、カードC内の各種
の再水和された培養基を透して光を投射し、以て
前記再水和された培養基の光学特性の変化を探知
する。そのような変化は前記培養基における新陳
代謝活動、従つて微生物を表示する。各カードC
は、カード保持ユニツトHが、該カードCのため
のトレーTを読取位置へ持つて来るたびごとに、
読取られる。カード読取ユニツトRから得られる
読みはコンピユータKへ導入される。コンピユー
タKは前記読みを組織化してそれらをを記録し、
これによつて、各カードCの完全な分析を可能に
する。さらに、コンピユータKは、カード読取ユ
ニツトRの作動とカード保持ユニツトHのインデ
キシングとを制御する。
2種の一般形式のカードが前記分析機Aによつ
て処理される。即ち、その第1は識別カードCi
(第2図)であり、その第2は抗生物質感受性カ
ードCs(第2A図)である。第1の識別カード
Ciは、それに導入される試験体中の微生物を確
認するために使用され、一方、感受性カードCs
は前記カードCiによつて識別された微生物に対
する抗生物質の効果を確認するのに使用される。
両種のカードCiとCsは同じ外縁形状を有し、従
つて、ほとんどの場合、単にカードCとして説明
されるであろう。
前記カードCの主たる構成要素は、矩形の形状
を有する透明なプラスチツク製の板2(第2図及
び第3図)である。好ましくは、前記板2は約9
cm(3.59インチ)の長さと、約5.7cm(2.24イン
チ)の幅と、約3.2mm(0.125インチ)の厚さとを
有す。その前縁部に沿つて、板2は2個の外方へ
開いた位置ノツチ4(第2図)を有し、一方、そ
の側縁部のおのおのに沿つて、つかみスロツト6
を形成されている。これらスロツト6は、前記ノ
ツチ4が開成されている前記前縁部に非常に近接
して配置されている。前記側縁部の1個に沿つ
て、板2は切みぞ8を形成されている。切みぞ8
は、該側縁部に於て板2に段付き形状を与えてい
る。反対の側縁部は、その外方へ開成された浅い
保持ノツチ9を有しており、さらに、1対の注入
穴10を設けられている。該注入穴10は、それ
らの内部に緊密に嵌め込まれた弾性の隔壁12を
有する。各穴10は各個の受け室14内へ導か
れ、各室14の入口において、穴10は首を作る
ように細くされている。穴10の隔壁12は、そ
の端部を首の僅かに前方へ突出するように押入れ
られていて、以て隔壁12がそれからの針の引き
抜き時に移動されるのを防ぐようにされている。
室14は板2の2主表面の上表面において開く。
さらに、板2は複数個の監視用の円錐形の穴1
6を有し、これら穴16は板2を完通延在する円
形の穴である。各穴16は板2の下表面における
その直径にくらべ、板2の上表面において、より
大きい直径を有し、それらの間に、切頭円錐形の
形状を有する。穴16は、横方向に延びた4列と
して配列されている。これら列は前縁と後縁とに
対して平行している。各円錐形の穴16は、それ
から前縁へ向かつて放射状に延びた1対のあふれ
通路18(第2図)を有し、これら通路18も、
同様に、板2を完全に貫いて延在している。最初
の3列の穴16は第1の室14に注入通路20に
よつて連絡されている。注入通路20は狭くて浅
い溝であつて板20の上面から外方へ開いてい
る。各穴16内に達する分岐路は、その最も浅い
深度が該穴16の入口に位置されるように該穴1
6の前で僅かに段付きに形づくられている。実際
において、この点における深さは約0.254mm
(0.01インチ)にされ、一方、幅は約0.5mm(0.02
インチ)にされる。前記段の前における深さは約
0.5mm(0.02インチ)にされる。濾過通路20は
第1の受け室14の前方僅小距離において分岐し
たのち、再び分岐して各分岐通路が各円錐形の穴
16に達している。これら分岐通路は、初めの3
個の列の穴16を互いに隔離しており、一方、前
記円錐形の穴16からの物質のウイツキング
(wicking)と移動とを防止する。最後の列の円
錐形の穴16は、第2の受け室14に、第2の濾
過通路22を通じて連絡されている。濾過通路2
2も、同様に、板2の上表面から外方へ開き、該
列の複数個の円錐形の穴16を互いから隔離する
ように配列されている。
切みぞ8に隣接して、板2は、その下側に、識
別部分24(第2図)を配設されている。該識別
部分24はブロツク数字8に似た、きわめて浅い
凹み部である。かくの如く、識別部分24は、平
行した上、中、及び下の棒と、これら棒の各端と
接続した4本の側部の棒とを以て構成されてい
る。識別部分24は、その棒の任意の1本の上に
配置されるインキマークが均一の態様で分布して
付着するように点刻されている。識別部分24
は、番号が印されうる輪郭即ちアウトラインを提
供する。1個または複数個のコード部分26が板
2に設けられている。これらは識別部分24の
上、中、または平行の棒または上または下の側棒
に対して整合された半透明のマークである。これ
らコード部分26は、特定カードCがそれに対し
て準備されている試験の型式を確認するのに用い
られる。識別カードCiの場合においては、一位
置に在るコード部分26は、特定カードCiが尿
試験体に対して分析を行うためのものであること
を表示し得、一方、別の一位置に在るコード部分
26は前記カードCiが喉試験体のためのもので
あることを表示し得る。コード部分26の前方に
は一連の患者識別部分28が配列されている。こ
れら患者識別部分28はカードCの側縁に対して
平行の列に配置されている。各識別部分28は、
ブロツク数字の8に似ており、前述の識別部分2
4と全く同じである。
監視用の円錐形の穴16の大部分、ある場合は
それらの全部、は脱水された培養基を有し、これ
ら培養基は、再水和されたときに、それらが、そ
れに対して特異的である特定の微生物を維持して
いるときにのみ前記穴16の光学特性を変化させ
るという意味において選択的である。
例えば、1個の円錐形の穴16はスードモナ
ス・アエルジノサ(pseudomonas aeruginosa)
に対して特異性を有する培養基を有する、別の1
個の穴16は黄色ブドウ球菌に対して特異性を有
する培養基を有する。光学特性の変化は、普通、
濁り度の増加または色の変化の結果である。切頭
円錐形の穴16のいくつかは、からのまま残され
るか、もしくは、制御目的のための一般的な媒質
を収容する。
板2の各主表面区域は透明テープ30(第3
図)を以て被ふくされている。該透明テープ30
は、切頭円錐形の穴16の上に完全に延在してそ
れら穴16の端部と前述のあふれ通路18の端部
とを閉じるのに充分に広く且つ長くされている。
上面区域上のテープ30はさらに、前述の受け室
14と濾注入通路20,22の上に延在してそれ
らを閉じている。かようにして、テープ30は中
壁12と共働して前記受け室14、観察用の穴1
6、あふれ通路18及び注入通路20,22を周
囲の雰囲気から隔離するとともに、穴16内への
汚染物の侵入を防ぐ。テープ30は、それらが穴
16内への空気の進入を許すという意味において
僅少の透気性を有するが、この透気性は、水も微
生物も穴16から脱出し得えない程度のものであ
る。さらに、テープ30はきわめて緩除に空気を
導入するから、従つて、テープ30は穴16の内
部が少くとも水銀約71cm(28インチ)の真空下に
置かれるとともにその状態を少くとも3分間維持
されることを可能にする。スリー・エム社
(3MCo.)によつて発売されているテープ
FEP5430は前記テープ30に好適である。
カードCは、装入装置L(第4図)によつて、
希釈された試験体を装入される。装入装置Lは、
平らな基板32、互いに平行して基板32から上
方へ突出した長い管36と短かい管34、該短か
い管34と基板32との間に配置された1対の平
行した案内ウエブ38とを有する。案内ウエブ3
8間の間隔はカードCの厚さよりも僅かに大き
く、従つて、該カードCはそれらの間に嵌入され
うる。管34と36は中空の針40,42を有す
る。これら針40,42は管34,36の下端部
から案内ウエブ38間の空間内に半径方向に突出
している。針40と42との間の間隔は、板2に
設けられた注入穴10と10との間の間隔に等し
く、一方、下位の針42と基板32との間の距離
は、カードCの後端縁と後注入穴10との間の距
離に等しい。従つて、カードCがその後端縁を基
板32上に裁置させ且つその注入穴10を管34
と36とに指向させて案内ウエブ38間に差込ま
れるとき、針40と42は隔壁12に対して整合
する。
カードCを装入装置Lに連結させるため、カー
ドCは、針40と42が隔壁12を貫いて突出さ
れる迄、管34へ向かつて前進される。これによ
つて、管34,36の内部とカードCの内部との
間に連通が確立される。各管34,36の上端は
開放され、取外し自在の立て筒44を嵌装され
る。立て筒44はフイルタとして作用する詰め綿
46を挿入されている。
前述の試験体は、0.5%の食塩水(NaCl)に希
釈され、このようにして作られた希釈液は短管3
4内に配置される。既知量の食塩溶液が長管36
内に配置されたのち、既知量の希釈液がヒペツト
に上つて短管34から取出されて長管36内に解
放され、これによつて、さらに希釈が行われる。
そのあと、立て筒44が管34,36上に嵌装さ
れ、装入装置LとカードCは真空室内へ配置さ
れ、該真空室の圧力は約水銀柱71cm(28″)まで
減圧される。これによつて、円錐形の穴16、あ
ふれ通路18、注入通路20,22及び受け室1
4内の空気は針40,42を通じてカードCから
追出されるとともに、管34,36内の希釈液を
泡となつて通る。前記真空は3分間持続されたの
ち、解除され、以て再び普通の大気圧が前記希釈
液の上面に存在することを許す。これによつて希
釈液は圧迫されて針40,42を通つて前記カー
ドCの受け室14に進入する。さらに、希釈液は
注入通路20,22を通つて穴16へ続進し、該
穴16において該希釈液は穴16内の選択培養基
と混合してそれを再水和する。もし空気が捕捉さ
れたならば、それはすべて、あふれ通路18へ移
転され、カードCが装入されるとき上方へ案内さ
れる。
感受性カードCs(第2A図)は、それらがよ
り少ない数の切頭円錐形の穴16を有すること
と、注入通路20が少し異つた形式で配列されて
いることとを除いて、前述した識別カードCiと
全く似ている。さらに、すべての注入通路20は
単一の受け室14と隔壁12へ達し、従つてカー
ドCsは、ただ1個の管34と針40とを有する
装入装置を用いて注入を為される。カードCsは
カードCiよりも少ない穴16を有するが、存在
する穴16は、カードCiの穴16と正確に同じ
位置を占めている。言い替えると、感受性カード
Csが識別カードCi上に配置されたとき、両カー
ドCs,Ciの穴16は互いに重なり合う。また、
感受性カードCsの穴16内の選択的媒質も抗生
物質を含んでいる。言う迄もなく、コード部分2
6は、カードCsが抗生物質感受性試験のための
ものであることを示すだけではなく、それに対し
て感受性試験が企図される微生物の種類を表示す
るように、異なる態様に配列されている。感受性
カードCsは、1974年12月2日に出願されたサン
ドラ・F・ギブソンとノーマン・L・フアドラー
の米国特許願第528840号に一そう詳細に開示され
ている。
カードCにおいて用いるのに好適な選択培養基
は、1974年4月16日、C.アルドリツジ2世ほか
によつて出願された米国特許出願第461249号並び
にそれと同時に出願されたその他の特許願であつ
てマクドネル・ダグラス・コーポレーシヨンに譲
渡されたものに開示されている。該培養基は、各
種の抗生物質と混合されるとき、感受性カード
Csにおいて用いるのに好適である。
箱即ちキヤビネツトDは金属で成る剛性の底板
50と、底板50に嵌合する直線体で成る囲い装
置52とを有する。囲い装置の一端壁はドア開口
を有し、該開口に対してはドア54が取付けられ
ている。開かれるとき、ドア54は囲い装置52
の内部への接近を可能にする。ドア54はその閉
鎖位置に電磁ロツク56によつて保持される。該
電磁ロツク56は付勢されると同時に保持子58
をドア54に係合させる。前記端壁は1個の“読
取り”灯60(第1図)を有する。該読取り灯6
0は、電磁ロツク56が付勢され、ドア54が鎖
錠されるとき点灯される。
カード保持ユニツトH(第5図〜第9図)は、
カード読取ユニツトRの前方において、ドア54
の直ぐうしろに位置するように箱D内部に配置さ
れている。カード保持ユニツトHは、ドア54が
開かれているとき接近され得る(第1図)。該保
持ユニツトHは、箱Dの底板50に固定された台
(第5図及び第6図)を有する。台66は中空の
内部を有し、該中空の内部はその中心部に上方に
開いた空所68を画成し、該空所68内には電気
抵抗型式のヒータ要素70が配置されている。ヒ
ータ要素70の下方に台66はフアン72を支え
ている。該フアン72は、空所68を通じそして
ヒータ要素70を過越して、空気流を導く。その
上端において、台66は軸受74の内レースに取
付けられている。軸受74は空所68に対して中
心整合された垂直回転軸線を有している。軸受7
4はスラスト並びにラジアル荷重を担持し得る。
台66に加えて、カード保持ユニツトHは、台
66上において回転する回転木馬式の回転装置7
6(第7図及び第8図)を有する。該回転装置7
6はベース78を有し、該ベース78内に軸受7
4の外レースが受容されており、これによつて、
回転装置76は自在に回転されうる。ベース78
は下方へ延びたスカート部80を有する。スカー
ト部80は台66の上端部を包囲している。スカ
ート部80の外面は完全に円筒形であり、軸受7
4の軸線に対して同心に配されている。
回転装置76のベース78はキヤツプ82(第
図)の下方に位置され、ベース78とキヤツプ
82は方形の横断面を有する竪筒84によつて連
結されている。竪筒84の中空の内部は前記台6
6の中心の空所68に整してそれと連通してお
り、従つて、フアン72によつて発生されて上方
へ案内される空気流は竪筒84の4個の壁に形成
された水平の溝穴86を通つて外方へ送り出され
る。竪筒84の各壁は複数個の溝穴86を有し、
これら溝穴86は垂直方向に等間隔を以て順次に
配列されている。キヤツプ82は竪筒84の上端
を閉鎖する。
回転装置76のベース78とキヤツプ82はと
もに4本の保持アーム88を有する。これら4本
の保持アーム88は互いに90゜の角度を以て離さ
れ、キヤツプ82の保持アーム88はベース78
の保持アーム88の真上に配置されている。かつ
また、これら保持アーム88は、それらが竪筒の
4個の壁から外方へ突出するように定向されてい
る。即ち、それらは竪筒84の壁に対して直角に
定向されている。従つて、加熱された空気流は、
それが竪筒84の溝穴86を通じて吐出されるに
従つて、回転装置76の4対の保持アーム88間
を通過する。各保持アーム88はその全長に亘つ
て延在する保持溝90を有し、上方の保持アーム
88の溝90は下へ向かつて開き、下方の保持ア
ーム88の溝90は上へ向かつて開いている。各
保持アーム88は、その溝90の底面に、ばね込
めされたローラ戻り止め92を装架されており、
そのローラは溝90内へ僅小距離突出している。
かつまた、上方の保持アーム88は、それらの端
に、外方へ指向された指向された位置決めピン9
4であつて先細端部を有するものを設けられてい
る。上方の保持アーム88は、さらに、おのお
の、該アーム88の端面に配置された識別ボタン
96を有する。これら識別ボタン96は4対の保
持アーム88を互いから識別するために、A、
B、C及びDの文字を割当てられている。
トレーTは保持アーム88の対の間に嵌装され
(第6図)、前記戻り止め92によつて適所に保持
される。これらトレーTは、それらが間置される
対の保持アーム88の識別文字を付される。対の
保持アーム88は90゜の間隔を以て配列されてい
るから、1個のトレーTは、他の1個のトレーT
が箱即ちキヤビネツトのドア54に対向する装填
位置に配されるとき、カード読取ユニツトRに対
向する読取位置に配置される。残る2個のトレー
Tは、言う迄もなく、箱Dの側壁に向かつて横方
向に指向される。
回転木馬型の回転装置76は、台66上に取付
けられたキヤプスタン駆動装置(第5図)によつ
て回転される。回転は歩進式であり、各歩進距離
は90゜である。これによつて、順次的に、保持ア
ーム88の各対、したがつてそれらの間のトレー
T、はカード読取ユニツトRに対向する読取位置
に移転される。キヤプスタン駆動装置98は、歯
車箱102に装架された直流式のステツピング・
モータ100即ち段階回転電動機を有する。歯車
箱102は台66の側部の固定位置に配置された
垂直の軸104を中心として回動されうる。歯車
箱102は、それから上方へ突出した駆動軸10
6を回転させ、該駆動軸106は、その上端部
に、ゴム製の駆動輪108を取付けられている。
該駆動輪108は回転装置76のスカート部80
の円筒面に対して配置されている。駆動輪108
は、ばね110によつてスカート部に対して圧接
されている。ばね110は歯車箱102と台66
との間に延在している。したがつて、モータ10
0が付勢されるとき、モータ100は駆動軸10
6と駆動輪108とを回転させ、駆動輪108は
回転装置76を回転させる。駆動輪108と回転
装置76のスカート部80との間の結合は純摩擦
係合によるそれである。
キヤプスタン駆動装置98のモータ100は、
台66の反対側に配置された光学スイツチ(第5
図及び第6図)によつて制御される。光学スイツ
チ112はコンピユータKに接続されていて、保
持アーム88の下方で円筒形のスカート部80に
形成されたノツチ114を感知する。これらノツ
チ114はスカート部80の周縁に90゜の間隔で
設けられている。光学スイツチ112は発光する
ダイオード116(第5図)とフオトトランジス
タ118とを有する。発光ダイオード116はス
カート部80の外面に対向して位置され、内方へ
指向されている。一方、フオトトランジスタ11
8はスカート部80の内部に位置されて外方へ指
向され、且つ、ダイオード116に対して整合さ
れている。かつまた、ダイオード116とフオト
トランジスタ118は、ダイオード116によつ
て発射された光が、スカート部80のノツチ11
4がダイオード116とフオトトランジスタ11
8との間に位置するときを除き、スカート部80
によつて遮断されるように位置されている。回路
は次ぎのように構成される:即ち、ダイオード1
16によつて発射される光がスカート部80によ
つて遮断されるかぎり、モータ100が作動する
が、フオトトランジスタ118がダイオード11
6によつて照射されるときは、モータ100は作
動を止め、従つて回転装置76が停まるように構
成される。回転装置のかくの如き停止は、ノツチ
114の1個がダイオード116とフオトトラン
ジスタ118との間に到来するたびに生じる。モ
ータ100は初めコンピユータKによつて付勢さ
れ、光学スイツチ112は信号を供給し、該信号
によつてコンピユータKはモータ100を停止さ
せる。モータ100は15分ごとに付勢されるよう
に制御される。したがつて、回転装置76は15分
ごとに90゜のインデキシングを行わしめられる。
光学スイツチ112は2個の光学位置スイツチ
120と122との間に位置され(第6図)、こ
れら光学位置スイツチ120,122は、おのお
の、スカート部80の外部に位置された発光ダイ
オードと、これに整合してスカート部80の内部
に位置されたフオトトランジスタとを以て構成さ
れている。また、これら光学スイツチ120,1
22はコンピユータKとも接続され以てコンピユ
ータKがスカート部80の穴124を通じて光を
導くことによつて回転の位置を決定することを可
能にする。これら穴124は各種の配列を以てノ
ツチ114に隣接して位置されている(第9
図)。例えば、回転装置76が、支持アーム88
A(これらアームは文字Aを配された識別ボタン
96によつて表示されている)をカード読取ユニ
ツトRに対向位置させて静止しているとき、穴1
24が両光学スイツチ120,122に位置さ
れ、両フオトトランジスタが動作する。両フオト
トランジスタが動作する状態は、保持アーム88
Aが読取位置に在ることを表示する。しかし、保
持アーム88Bに対するノツチ114Bにおいて
は、ただ1個の穴124のみが存在し、該穴12
4はノツチ114Bの左方に位置されている。し
たがつて、ただ1個の光学スイツチ120が動作
し、以て、保持アーム88Bが読取位置に在るこ
とを表示する。同様に、保持アーム88Cのため
のノツチ114Cもただ1個の穴124を有する
が、該穴124はノツチ114Cの右方に位置さ
れ、従つて、保持アーム88Cが読取位置に在る
ときは光学スイツチ122のみが動作する。保持
アーム88Dのためのノツチ114Dはそれに隣
接する穴124を有しておらず、したがつて、保
持アーム88Dが読取ユニツトRに対向して位置
されているときは、光学スイツチ120,122
の何れを動作しない。
回転木馬型式の回転装置76は、箱Dのドア5
4が閉じられているときは自由に回転するが、ド
ア54が開かれるときは、それは二又になつた保
持要素126(第5図及び第10図)を解放す
る。保持要素126は、水平軸線を中心として回
動するように、囲い装置52の前壁に枢着されて
いる。保持要素126は突出部127を有し、該
突出部127は、ドア54が閉じられるときドア
54によつて接触され、そのように接触されると
き、保持要素126は上方へ向かつて確保され
る。しかし、ドア54が開かれるときは、保持要
素126は下方へ向かつて枢動し、該要素の又
は、ドア54へ向かつて指向される上方の保持ア
ーム88の各側部上へ進む。これによつて、回転
装置76の回転は阻止される。さらに、保持要素
126はアーム127aを有する。該アーム12
7aは保持要素126と一緒に運動し、アーム1
27aの位置は、箱Dの前壁に配された光学スイ
ツチ127bによつて感知される。光学スイツチ
127bは、コンピユータKが、保持要素126
が下方へ運動されてドア54が開放されていると
きは回転装置76のためのキヤプスタン駆動装置
98を付勢しないように、コンピユータKと接続
されている。保持子即ち電磁ロツク58は、回転
装置76がインデキシング即ち割出しを行つてい
る間、且つ、読取ユニツトRがカードCを読取つ
ている間、付勢された状態に維持され、従つて、
ドア54はこれの期間は開放され得ない。竪筒8
4を通過する空気流の温度は熱電対探り128
(第5図)によつて監視される。該探り128は
回転装置76のキヤツプ82を通つて竪筒84内
に突入している。該探り128は、囲い装置52
の前壁に固定されたブラケツト129によつて担
持されている。該探り128は空気流の温度を実
質的に一定に保持するようにヒータ要素70を制
御する。
既に説明した如く、トレーTはカード保持ユニ
ツトHの一部を構成しており、保持アーム88の
4対のおのおのの間に1個のトレーTが配置され
ている。各トレーTは好適な塑性物質から一体ユ
ニツトとして成形され、側壁130(第1図)を
有する。該側壁130は端壁132によつて結合
されて矩形の形状を構成している。側壁130間
の距離は保持アーム88の保持溝90の幅に比べ
僅かに小さくされている。一方、端壁132間の
距離は、対向した上方と下方の保持アーム88の
溝の底におけるこれら対向したアーム88間の距
離に比べ少し小さい。したがつて、トレーTは、
その上端と下端とを溝90に受けさせて、1対の
保持アーム88の間に嵌装される。両端壁132
は開口134を有し、該開口132内には、前述
のばね込めされた戻り止め92が嵌装され得、こ
れによつて、トレーTは回転装置76に於て適所
に保持されうる。トレーTがそのように配置され
るとき、トレーTの背部は竪筒84に対して位置
される。側壁130に沿つて、トレーTの背部は
背壁135によつて閉じられる(第19図)。し
かし、背部の残余部分は完全に開かれており、従
つて、竪筒84の溝穴86から吐出される加熱さ
れた空気はトレーTを通過する。トレーTの前部
も開いていて、前フランジ136によつて包囲さ
れている。前フランジ136は側壁130と端壁
132との前縁から外方へ突出している。前フラ
ンジ136の上部分は円形の穴138(第1図及
び第6図)を有し、該穴138を通つて前述の上
方の保持アーム88の位置決めピン94が突出す
るようにされている。これによつて、トレーTは
2個の保持アーム88の間に正しく位置される。
前フランジ136の上部分は、さらに、円形の視
孔140を形成されており、それを通して上方の
保持アーム88の識別ボタン96が露出される。
側壁130の内面側の距離は、カードCの幅よ
りも僅かに大きく、これら内面に、側壁130は
一連のひれ142(第6図及び第19図)を設け
られており、これらひれ142は前から後へ延在
して、トレーTにおいてカード受けスロツト14
4を画成している。相隣するひれ142間の間隔
は各個のカードCの厚さよりも僅かに大きく、従
つて、カードCはスロツト144に容易に差込ま
れ、そして引き抜かれうる。トレーTの深さは、
カードCが背壁135に達する迄完全に差込まれ
たとき、カードCの側部のつかみ用のスロツト6
が依然として前フランジ136を少し越えて位置
されるように選ばれている(第7図)。かつま
た、トレーTが保持アーム88間に装架されると
き、ひれ142は竪筒84の水平の溝穴86に対
して整合される。換言すれば、カード受けのスロ
ツト144は空気供給用の溝穴86から片寄りに
配列される。その結果、竪筒84の溝穴86から
吐出される加熱された空気は各カードCの両主表
面区域上を通過する。相隣するカード間の通路
は、竪筒84の溝穴86よりも空気の流れに対し
て抵抗性が小さく、従つて、空気流れの量はカー
ドCがトレーT内に在ると否とに関係無く、一定
に維持される。左側の側壁130に沿つた各ひれ
142はその下側に沿つて延在するキー146
(第5図及び第6図)を有する。キー146は、
方形に画成された側端縁に対しては妨害するが、
切みぞ8を画成された側端縁に対しては妨害しな
い。即ち、キー146はカードCの切みぞ8に受
入れられる。したがつて、カードCは、ただ一つ
のオリエンテーシヨン即ち向きを以てのみ前述の
カード受けスロツト144内に嵌装される。即
ち、位置決め用のノツチも掴保用のスロツト6が
前フランジ136を越え、そして識別部分24,
26,28がカードCの左側に沿つて位置される
ときに嵌装される(第7図及第13図)。
カード読取ユニツトR(第5図及び第11図)
は、カード保持ユニツトHの向こうに、箱D即ち
キヤビネツトD内部において配置され、前記回転
装置の、読取位置に在る保持アーム88に対面す
る。したがつて、回転装置は、ドア54において
1対の保持アーム88に装填されるトレーTがカ
ード読取ユニツトRに達する以前に、2回、即ち
180゜、割出しを行わなくてはならない。このト
レーTのカードCはカード読取ユニツトRによつ
て個々に取出される。読取ユニツトRは観察用の
切頭円錐形の穴16と、番号と、識別部分24,
26,28上のその他の表示を光学的に“読取
る”。各カードCは、次ぎのカードCが取出され
て読取られる以前にトレーTへ戻される。
カード読取ユニツトRは、箱Dの底板50に固
定された主フレーム160(第5図)を有する。
主フレーム160は1対の直立部材162を有
し、これら部材162の上端部は頂部片164に
よつて結合されている。フレーム160は、さら
に、底板50にきわめて近接して直立部材162
間に延在する交差部片166を有する。頂部片1
64と交差部片166との間には、垂直の案内棒
168と垂直の駆動ねじ170が延在している
(第11図)。案内棒168は第1の直立部材16
2に隣在し、駆動ねじ170は第2の直立部材1
62に隣在している。その両端部において、駆動
ねじ170は、頂部片164と交差部片166と
に配された軸受内で回転するジヤーナルを有す
る。駆動ねじ170は直流のステツピンング・モ
ータ172によつて回転される。該モータ172
は交差部材166に取付けられており、可逆式で
あり、コンピユータKによつて制御される。
前記駆動ねじ170と案内棒168は、読取ヘ
ツド(第11図)を通つて延在しており、駆動ね
じ170は、それが一方向に回転されるとき、読
取ヘツド174が上昇し、それが反対方向に回転
されるときは、読取ヘツド174が下降するよう
に結合されている。さらに明細に述べると、読取
ヘツド174は取付け要素またはブロツク175
(第12図〜第14図)を有し、該ブロツク17
5は、平行した側壁176、平行した前の端壁1
78と後の端壁178、及び頂壁180とを以て
構成され、これら諸壁は互いに接続され、前端壁
178はカード保持ユニツトHに対して指向され
ている。一方の側壁176はそれにブシユ182
を取付けられており、案内棒168はこのブシユ
182を通つて延在している(第11図)。他方
の側壁176はそれにナツト184を取付けられ
ており、垂直の駆動ねじ170は該ナツト184
を通つて螺動自在に配置されている。したがつ
て、駆動ねじ170の回転によつて読取ヘツド1
74は、該回転の方向に従つて、上方または下方
へ運動される。その前端に、前記ブロツク175
は1対の突出部186を設けられており、該突出
部186には側ローラ188が装架されている。
これら側ローラ188は、フリーホイール方式で
運動し、それらの間隔はトレーTの前フランジ1
36における幅よりも僅かに大であるに過ぎない
(第19図)。実際上、側ローラ188は、ブロツ
ク178が昇降するに従つて前フランジの側縁に
沿つて通過するのに充分なくらい前方に位置され
ており、これによつて、トレーTは読取位置にお
いて正しく方向づけられる。読取ヘツド174が
フレーム160の頂まで上昇されたとき、これに
よつて、トレーTは解放され、従つて、カード保
持ユニツトHの回転装置76は割出されうる(第
5図)。その前端壁178において、ブロツク1
75は位置決めローラ190(第11図及び第1
3図)を配設され、該ローラ190はカードCの
位置決め用のノツチ4間の前端縁を越過し以て全
カードCがそれらの完全挿入位置に保たれること
を保証する。該位置に存在しないカードは、読取
ヘツド174が下降するとき前記ローラ190に
よつてトレーT内に押し入れられる。
ブロツク175の前端壁と後端壁との間には、
1対の平行したすべり棒192(第13図及び第
16図)が延在し、これらすべり棒192は、読
取位置に在る前記トレーTのカード受けスロツト
144に対してさらに平行している。前記すべり
棒192は、引出しスライダ194と位置決めス
ライダ196とを支持している。該引出しスライ
ダ194は、概ね該位置決めスライダの後に位置
されている。特に、位置決めスライダ196はそ
れに固定されたスリーブ198を有し、すべり棒
192はスリーブ198を通つて延在し、これに
よつて、位置決めスライド196は、前端壁17
8に対して近づく如く、あるいは遠ざかる如く、
ブロツク175上を水平方向に運動することを可
能にされる。スリーブ198は引出しスライダ1
94を通つて後方へ突出し、従つて、引出しスラ
イダ194は、実際上、スリーブ198上を運動
し、一方、位置決めスライダ196は、すべり棒
192上を運動する。スリーブ198は前記引出
しスライダ194を完全に通つて延在しており、
該スライダ194を越えた位置に前記スリーブ1
98は輪形のクリツプ202を取付けられてい
る。これらクリツプ202は前記2個のスライダ
194と196が離間される距離を制限する止め
として働らく。前記2個のスライダ194と19
6は、それらの間に配置された2個の圧縮型のコ
イルばね204によつて、互いに離れるように圧
されている(第16図)。
前記引出しスライダ194と位置決めスライダ
196は、水平駆動ねじ206によつて前記ブロ
ツク175内において推進される。該水平駆動ね
じ206は前記2本のすべり棒192の間に、そ
れらに対して平行して配置され、前記ブロツク1
75の端壁178に配置された軸受に、その端部
を装架されている。水平駆動ねじ206は引出し
スライダ194に配されたナツト208を通つて
螺動自在に配置されているが、位置決めスライダ
196とは係合していない。該ねじ206は直流
ステツピング・モータ210によつて回転され
る。該ステツピング・モータ210は前記ブロツ
ク175の後端壁178に取付けられている。従
つて、該ステツビング・モータ210が前記水平
駆動ねじ206を回転するとき、引出しスライダ
194は前記すべり棒192に沿つて運動し、ス
リーブ198とコイルばね204とを介して前記
引出しスライダ194に結合されている前記位置
決めスライダ196は、それが前記ブロツク17
5の前端壁178に当接するときを除き、引出し
スライダ194と一緒に運動する。前端壁178
に当接すると同時に、位置決めスライダ196は
静止するが、引出しスライダ194はコイルばね
204によつて発揮される力にさからつて前端壁
178の方向へ依然としてさらに自由に前進す
る。
位置決めスライダ196はその両側にアーム2
12(第15図及び第17図)を設けられてお
り、該アーム212はブロツク175の頂壁18
0に形成されたスロツトを通つて上方へ突出して
いる。アーム212の上端部は位置決め棒214
(第13図)によつて結合されている。位置決め
棒214は頂壁180の上平面上に延在してい
る。実際において、位置決め棒214は、位置決
めスライダ196が前記すべり棒192に沿つて
前方あるいは後方へ運動するに従つて前記上平面
上を摺動する。位置決め棒214は、その前縁に
沿つて2本の細長い突起216を設けられてい
る。これら2本の突起216はカード保持ユニツ
トHへ向かつて前方へ突出し、読取位置に在るト
レーTのカードCの位置決め用のノツチ4に対し
て整合している。しかし、たとい位置決めスライ
ダ196が前記ブロツク175の前端壁178に
接触するその最前方位置に在るときでも、前記突
起216は該カードCの前記ノツチ4から少し後
退して位置される。
前記引出しスライダ194はアーム218を有
する(第15図及び第17図)。これらアーム2
18は前記位置決めスライダ196の位置決め棒
214の下方に位置されて、該スライダ196の
2本のアーム212の間において前方へ突出して
いる。アーム218の上面は前記位置決め棒21
4の下面の直下に位置されている。アーム218
は前記位置決め棒214の前縁を越えて突出し、
そこにおいて、それらはローラ220を配設され
ている。これらローラ220は水平軸線を中心と
して回転し、トレーTの前フランジ136に対し
て整合している。実際において、引出しスライダ
194がその最前方位置に在るとき、ローラ22
0は前フランジ136(第13図)に接触してい
る。また、アーム218はつかみ爪222を担持
している。これらつかみ爪222は互いに向かつ
て内方へ突出し、且つ、前記位置決め棒214の
突起216と同じ高さにされている。前記つかみ
爪222の寸法は、それらがカードCの側縁に形
成されている掴保用のスロツト6に緩やかに受容
され得るように選ばれる。前記つかみ爪222の
位置は、前記スライダ194のローラ220がト
レーTの前フランジ136に対して接触すると
き、該つかみ爪222が、完全に挿入されたカー
ドCのスロツト6に対して垂直方向に整合するよ
うに選ばれている。2個のスライダ194,19
6はたがいに相対して運動し得るから、これらス
ライダによつて担持される前記つかみ爪222と
突起216もたがいに相対して運動し得る。かつ
また、前記スライダ194,196がたがいから
最も遠く展開されるとき、即ち、引出しスライダ
194が前記位置決めスライダ196のスリーブ
198上の輪形のクリツプ202に当接すると
き、最小の距離が突起216とつかみ爪222と
の間に存在する。この最小の間隔は、カードCの
ノツチ4とスロツト6との間の間隔よりも小さ
い。この特徴は、前記位置決めスライダ196が
前記引出しスライド194に相対して運動し得る
事実と綜合されて、一緒に作動する2個のスライ
ダ194,196が、カード読取ユニツトRに対
面しているトレーT内のカードCと係合して即ち
カードCを掴保して、該カードCを前記トレーT
から引出すとともに、その引出されたカードCを
ブロツク175の上面上に移動させ(第19
図)、次いで該カードCを前記トレーT内へ再挿
入して戻すことを可能にする。
前記トレーTから第1の、または最上位の、カ
ードCを引出すため、読取ヘツド174は、前記
位置決め用の突起216と前記つかみ爪222が
第1のカードCの少し上方に位置されるように、
垂直の駆動ねじ170によつて位置を決定され
る。さらに、水平の駆動ねじ206は、引出しス
ライダ194のローラ220が、トレーTの前フ
ランジ136に対して軽く接触する迄前方へ運動
される。引出しスライダ194がそのように配置
されたとき、前記つかみ爪222はカードCの掴
保用のスロツト6の真上に位置される。引出しス
ライダ194のローラ220がトレーTの前フラ
ンジ136に接近するとともに、位置決めスライ
ダ196は前端壁178に対して当接するに至
る。しかし、引出しスライダ194は、停止され
た位置決めスライド194へ向かつて前方へ運動
し続ける。その場合、突起216と爪222との
間の距離は増加され、コイルばね204は圧縮さ
れる。位置決めスライダ196が前端縁に接して
停止しているとき、前記突起216は、カードC
のノツチ4の概ね上方に位置される。しかし、突
起216の前縁は前記ノツチ4の後縁から僅かに
後退して位置される。
次ぎに、読取ヘツド174全体が、垂直駆動ね
じ170を適正な方向に回転することによつて、
僅かに下降される。これによつて、位置決め用の
突起216はカードCの位置決め用のノツチ4内
へ降下し、これと同時に、つかみ爪222は掴保
用のスロツト6(第13図)内に降下する。次い
で、水平駆動ねじ206が回転されて前記スライ
ダ194,196を後方へ運動させる。前記駆動
ねじ206の初めの回転間、位置決めスライダ1
96はブロツク175の前端壁178に対して静
止状態に止どまつているが、引出しスライダ19
4は後方へ運動し、これによつて、前記つかみ爪
222はカードCを撤退せしめられる。実際にお
いて、前記つかみ爪222はカードCを動かして
位置決め用の突起216と滑合させ、突起216
は前記ノツチ4に嵌合する。2個のスライダ19
4と196との間のコイルばね204は前記突起
216を圧迫して前記ノツチ4内に滑合させ、こ
一度突起216がノツチ4において接底すると、
2個のスライダ194と196は一緒に運動して
ブロツク175の前端壁178から離れ、位置決
めスライダ196のための駆動は引出しスライダ
194からカードCを通じて伝達される(第19
図)。コイルばね204によつて供給される力の
結果として前記つかみ爪222に対して事実上ば
ね荷重を付与されている前記突起216は、カー
ドCを読取ヘツド174に対して適正に向かせて
維持する。カードCは規定された距離撤退され、
次いで、ステツピング・モータ210は逆回転さ
れてカードCをトレーT内へ戻すように再挿入す
る。以上と反対のシーケンスが挿入間に生じ、従
つて、カードCが完全に挿入されたとき、ローラ
220はトレーTの前フランジ136に当接し、
つかみ爪222はスロツト6内に緩やかに配置さ
れ、突起216は、位置決めスライダ196がブ
ロツク175の前端壁178に対し接触をする結
果としてノツチ4から僅かに後退して位置され
る。これによつて、読取ヘツド174は解放さ
れ、従つて、それは下方へ降下して第2のカード
Cを捕捉し得る。
垂直駆動ねじ170を回転するステツピング・
モータ172は光学スイツチ230(第5図及び
第13図)によつてコンピユータKを介して制御
される。該光学スイツチ230はブロツク175
に固定されたブラケツト232上に取付けられて
いる。光学スイツチ230は二又にされた装置で
あり、その2個の又の間の空間がトレーTの前フ
ランジ136の左側に対して整合し、従つて読取
ヘツド174の下降にしたがつて一方の又が前フ
ランジ136の前面に対向位置し、他方の又が後
面に対向位置し得るように仕組まれている。又の
1個は発光ダイオードを担持し、他の1個はフオ
トトランジスタを担持している。該フオトトラン
ジスタは、前フランジ136の左側に形成されて
いる位置決め穴148を通じて前記発光ダイオー
ドによつて照明される。読取ヘツド174が下降
するとき、本システムは、ライト・ダーク・ライ
ト断続原理に基いて働らく。従つて、前フランジ
136上方においては、前記フオトトランジスタ
は発光ダイオード(光)によつて照明されるが、
読取ヘツド174が下方へ運動するにしたがつ
て、前フランジ136は光を遮断し(ダーク)、
最初の穴148に於て、フオトトランジスタは再
び照明され(ライト)、これによつて、ステツピ
ング・モータ172は停止される。これによつ
て、読取ヘツド174は、その突起216及び爪
222とを第1のカードCのわずかに上方に位置
されて配置される。前記スライダ194,196
が前方へ運動したのち、読取ヘツド174は、前
記とライト・ダーク・ライト断続シーケンスにお
いて第2の位置決め穴148へ移動され、その結
果として、前記爪222は第1のカードCのスロ
ツト6内に降下し、一方、前記突起216は前記
位置決めノツチ4内に降下し、したがつて、第1
のカードCは撤退されて既に説明された態様を以
て復位される。
コンピユータKは、光学スイツチ230によつ
て作用される位置決め穴148の個数を数え最後
のカードCが撤退されて復位されたのち、読取ヘ
ツド174は、さらに1段下方へ運動されて最後
の穴148へ達せしめられる。この位置において
は、前記つかみ爪122は最下位のカードCより
も低く位置される。次いで、コンピユータKはス
テツピング・モータ210を付勢し、従つて、該
モータ210は前記スライダ194と196とを
後方へ動かして前記つかみ爪122と位置決め用
の突起116とを読取ヘツド174内へ撤退させ
る。次いでコンピユータKはステツピング・モー
タ172を逆回転させて読取ヘツド174を、各
カード受けスロツト144に停止させることなし
に、上方へ運動させる。再び、コンピユータKは
光学スイツチ230によつて作用される穴148
の個数を計数し、最後の穴148のあと、ステツ
ピング・モータ172は、主フレーム160の頂
部片164上に装架された止め耳234(第5
図)に光学スイツチ230が達するまで読取ヘツ
ド174を上昇させ続ける。前記止め耳234は
光学スイツチ230のダイオードによつて発射さ
れる光線を遮断し、フオトトランジスタにおいて
そのようにして発生された信号によつてコンピユ
ータKはステツピング・モータ172を停止せし
められ、そのあと規定時点において、カード保持
ユニツトHの回転装置76を割出さしめられる。
読取ヘツド174のブロツク175の頂壁18
0は、その頂平面から開いている凹所238(第
13図、第14図及び第17図)を有し、該凹所
238は探知板240を有する。探知板240は
前記頂平面と同高に位置している。探知板240
は、7個の数字感知エミツタ242の一整列群を
有する(第13図)。これらエミツタ242は概
ね数字8の形で配列されている。さらに、この整
列群は識別部分24,26,28がそれらの上方
を通過するように位置されている。識別部分2
4,28はブロツク字体の数字8の形にされてお
り、これら識別部分のどれかが前記整列群の直上
に位置するときは1個の異なるエミツタ242が
識別部分24または28の7本の棒のおのおのの
下方に位置する。さらに、エミツタ242のいく
つかは、コード部分26と整合する。板探知板2
40は、さらに、5個の切頭円錐形の穴16を探
知するエミツタ244を有する。これらエミツタ
244は、スライダ194,196の水平並進方
向に対し横断方向に向かわされた1本の列として
配列されている。各エミツタ244間の間隔は、
識別カードCiの複数個の列における穴16間の
間隔と同じである。位置決めは、1個の識別カー
ドCiが引出しスライダ194によつて探知板2
40上を運動されるにしたがつて、該カードCi
上の穴16の諸列が順次にエミツタ244の列の
上方を通過するように為されている。穴16の列
の1本が穴感知用のエミツタ244の列の上方に
位置するとき、エミツタ244は穴16に対して
正確に整合し、それらエミツタ244によつて発
射される光は穴16を通つて投射される。感性カ
ードCsが探知板240上を通されるとき、5個
のエミツタ244のうちの4個は該カードCsの
各列における4個の穴16に対して整合する。エ
ミツタ244は好ましくは660ナノメータの波長
を有する光を発射することを要する。
誘電板240から正反対の位置に第2の誘電板
246(第12図、第17図及び第19図)が配
設されている。該誘電板246は、それが概ね垂
直である上昇位置から、それが誘電板240に対
し水平且つ平行である下作動位置即ち読取位置へ
移動可能にブロツク175に枢着されている。誘
電板246がその下位置に在るときは、これら2
個の誘電板240と246との間の間隔はカード
Cの厚さよりも僅かに大きい。誘電板246は位
置決めピン248によつてその下位置に精密に位
置されて、オーバー・センタ・フツク249によ
つて該位置に固定される。誘電板246は各数字
感知エミツタ242に対する別の数字探知器25
0(第18図)を有し、これら探知器250は誘
電板240と246との間の空間を横切つて、
夫々、対応のエミツタ242に対して精密に正し
く整合されている。従つて、感知器250は前記
エミツタ242によつて発射された光を感知す
る。誘電板246はさらに穴探知器252を有す
る(第18図)。該穴探知器252は前記穴エミ
ツタ244に対して整合しており、これによつ
て、該エミツタ244から発射される光を探知す
るときもその強さを測定するようにされている。
各探知器250,252は、少くとも1個、好ま
しくはそれより多い個数、のフオトトランジスタ
を以て構成される。これら探知器250,252
はコンピユータKと接続されており、該コンピユ
ータKはそれら探知器250,252から得られ
た読みを相関させて分析する。
前記スライダ194において前記ブロツク17
5の下端部にはブラケツト260が取付けられて
おり(第16図及び第17図)、該ブラケツト2
60は2本の制御棒262と264とを担持して
いる。各制御棒262,264は前記すべり棒1
92に対して平行に延在し、おのおの、複数個の
上向きに開いたノツチ266を形成されている。
制御棒262は、位置決めスライダ196の下側
に取付けられた光学スイツチ268(第15図及
び第17図)によつて監視される。一方、制御棒
264は同様に位置決めスライダ196に取付け
られた光学スイツチ270によつて監視される。
前記光学スイツチ268は制御棒262の片側に
発光ダイオードを有し、他側にフオトトランジス
タを有し、これら発光ダイオードとフオトトラン
ジスタは、発光トランジスタからの光が、フオト
トランジスタ上に、ノツチ266がそれらの間に
在るときにのみ、入射するように位置されてい
る。光学スイツチ270も同じように発光ダイオ
ードとフオトトランジスタとを有し、該フオトト
ランジスタはノツチ266が発光ダイオードとフ
オトトランジスタとの間に在るときを除き平常は
制御棒264によつておおいかくされている。前
記2個の光学スイツチ268,270は、コンピ
ユータKと接続されている。
制御棒262とその光学スイツチ268は、ト
レーTからのカードCの撤退を制御する。これに
関連して、制御棒262の第1のノツチ266
は、光学スイツチ268のフオトトランジスタ
が、第1の識別部分24が数字エミツタ242と
数字探知器250を以て構成される対向整列体に
到達する以前に前記スイツチの発光ダイオードに
対して露出されるように位置されている。制御棒
262の残余のノツチ266は、光学スイツチ2
68が、識別部分24,26,28が数字エミツ
タ242の整列体の真上に位置するたびごとに、
それらに位置されるように位置される。かつま
た、コンピユータKは水平のステツピング・モー
タ210を停め、これによつて、光学スイツチ2
68がノツチ266の1個に信号を供給するたび
ごとに、引出しスライダ194と位置決めスライ
ダ196とを停めるようにプログラム化されてい
る。ステツピング・モータ210が消勢される時
間間隔はきわめて短かく、即ちそれは0.020秒台
であり、この時間内に数字探知器250の整列群
から読みが得られる。ステツピング・モータ21
0は前記スライダ194と196とを、制御棒2
62の長さに沿つて、1個のノツチ266から次
ぎのノツチへ順次に運動させる。第1のノツチ2
66において得られる読みは、それからカードC
が成形される各種の塑性物質の、透光特性の変差
に対して補正がされるようにする較正目的のため
のものである。この読みは限界を確立し、全ての
読みは、任意のエミツタ242とその対応する探
知器250との間にマーキング(marking)が存
在すると見なされる以前に、前記限界を超過しな
くてはならない。次ぎの読みは識別部分24にお
いて生じ、コンピユータKはこの読みを識別部分
24の輪郭画成部分に相応する数字に変換する。
次ぎの一組の読みはコード部分26から得られ、
それは分析中のカードの型式を表示する。最後の
一組の読みは一連の識別部分28に於て得られ、
これら読みは、コンピユータKによつて患者識別
番号に変換される。
光学スイツチ268が最終のノツチ266に達
すると同時に、コンピユータKはステツピング・
モータ210を逆回転させ、そのあと、制御は制
御棒264とその光学スイツチ270とによつて
行われる。ノツチ266は、穴16の1列が穴エ
ミツタ244の1列と穴探知器252のその対応
列とに対して整合するたびごとに1個のノツチ2
66が光学スイツチ270に位置されるように配
列されている。かつまた、このことが生じるたび
ごとに、コンピユータKは、ステツピング・モー
タ210を、0.020秒台の短時間停止させ、した
がつて、1個の読みが得られる。各穴探知器25
2の読みは、言う迄もなく、該穴探知器252上
に入射する光の強さの測定量であり、この読み
は、監視されている穴16を通過する光の量また
は特性を表わす。言う迄もなく、光学スイツチ2
70が制御棒264のノツチ266に対向して位
置されるたびごとに、1列の穴16の全数が監視
される。ステツピング・モータ210は制御棒2
64の端部に於ては停止せず、引出しスライダ1
94によつて担持される突起部272(第12図
及び第15図)が光学スイツチ270に突入して
その発光ダイオードによつて発射される光線を塞
止するまでは回転し続ける。かくの如き突入塞止
は、位置決めスライド196が前記ブロツク17
5の前端壁178に接触するとともに引出しスラ
イド194が引続いて前進して遂に前記ローラ2
20が再びトレーTのフランジ136に対接して
位置されるにいたつた後に起こる(第13図)。
本発明に依る自動微生物分析装置Aを使用する
第1の段階は、試験体に適するカードCを選ぶこ
とである。例えば、もし試験体として尿が検査さ
れるならば、尿カードが選ばれる。このカードC
は、コード部分26(第2図)の一つに配される
不透明な標記によつて識別される。かようにして
選ばれた適正カードCは、装入装置Lの案内ウエ
ブ38間に差込まれ、針40,42が該カードC
の隔壁12を完全に貫いて突出する迄前進される
(第4図)。次いで、規定量の塩溶液が装入装置L
の管34,36内に導入され、前記試験体が前記
塩溶液中に導入され、既知の希釈液が作られる。
長い管36内の該希釈液は短かい管34内の希釈
液よりも希薄である。次いで、可撓の立て筒44
であつてその内部に詰め綿46を有するものが、
管34,36の頂部に結合され、以て異物の侵入
を防ぐようにされる。
カードCを取付けられた装入装置L(第4図)
は真空室(図示されていない)内に挿入され、該
真空室内の圧力が概ね水銀柱711mm(28″Hg)に
等しくなる迄、該真空室から空気が抜取られる。
圧力が減じられるにしたがつて、前記カードCの
内部の空気は逃げ出し、この空気は管34,36
内の希釈液を気泡となつて通る。適正な圧力に達
したとき、真空は解除され、従つて、再び大気圧
は管34,36内の希釈液性の頂部に対して及ぼ
される。これによつて前記希釈液はカードC内に
圧入される。とくに、希釈液は受け室14内に流
入し、そこから注入通路20,22内に流入し、
注入通路から観察用の穴16内へ排出される。捕
捉される空気は上方へ推進されるから、あふれ通
路18内に溜まる。前記希釈液は前記穴16内の
培養基を再水和する。次いで、希釈液は装入装置
Lから流し出され、カードCは取外される。
前記カードCが次ぎの何らかの処理を施される
以前に、患者識別番号が、各種の識別部分28,
24の適当な棒を埋めることによつて該カードC
に標記される。各識別部分24はブロツク字体の
数字“8”の形状にされているから、いかなる数
字も、単に空白に残す適当な棒を選ぶことによつ
て形成されうる。標記は識別部分24,28の点
刻面上に事実上不透明なマークを作るフエルト・
ペンを用いて為される。コード部分の標記はカー
ドC上に既に為されている。それらはカードの型
式を表示するように既に工場に於て付されてい
る。
カードCの標記並びに装入に続いて、該カード
CはトレーT(第1図)内に挿入される。該カー
ドCは大規模選別プロセスに使用されるべきもの
であるから、それは多数のカードCの1個であ
り、各カードCは、トレーTにおいて、異なるス
ロツト144を占める。トレーTのひれ142に
沿つて配されたキー146は、カードCがその正
しい位置以外の他の位置に配置されることを阻止
する。該正しい位置において、カードCの切みぞ
8は前記カード受けスロツト144に沿つてキー
146に嵌合し、位置決め用のノツチ4と、掴保
用のスロツト6は、トレーTの前フランジ136
を越えた規定距離に位置される。
トレーTが完全に装填されるとき、それはカー
ド・ホルダHの回転装置76に据付けられる。こ
れは箱Dのドア54を開き、該ドア54(第1
図)へ向かつて指向される2個の保持アーム88
の溝90内に単にトレーTを差込むことによつて
達成される。この関連において、電磁ロツク56
は、回転装置76が割出されているとき、並びに
カード読取ユニツトRが他の1個のトレーT上の
1列のカードCを横切つているとき、ドア54が
開かれることを阻止することに注目を要する。さ
らにまた、前記ドア54が開かれるとき、該ドア
54は保持要素126の突出部127を解放し、
これによつて、保持要素126は下方へ落ちて、
前記ドア54に対して指向される上保持アーム8
8と係合することを可能にする(第5図及び第1
0図)。これによつて、前記回転装置76は、前
記トレーTが該装置内に挿入されるとき回転され
ることを阻止する。前記トレーTが2個の保持ア
ーム88間に挿入されるとき、上保持アーム88
に配されている位置決めピンは前記トレーTの前
フランジ16に形成された穴138に嵌入し、こ
れによつて、該トレーTを回転装置76上に正し
く位置決めする(第6図及び第7図)。さらに、
ローラ戻り止め92は、前記トレーTの端壁13
2の開口134内に突入し以て前記トレーTを適
所に保持する。次いで、ドア54が閉じられる。
カード保持ユニツトH即ちカード・ホルダのフ
アン72は、ヒータ要素70を越えて上方へ空気
の流れを導き、この加熱された空気の流れは上昇
して竪筒84に進入し、そこから該空気は調竪筒
84に形成された水平の溝穴86を通つて吐出さ
れる。これら溝穴86は前記トレーT内へ開通
し、トレーT内のカードCに対して片寄りに位置
されている。その結果として、前記加熱された空
気は前記カードCの上面と下面とに添つて通過
し、以て前記穴16内の微生物の培養に好適な規
定値に達するまで前記カードCの温度を上昇させ
る。この温度は約35℃であるべきであり、熱電対
さぐり128によつて実質的に一定の値に維持さ
れる。ドア54を通じて装填されるトレーTは約
30分間に亘つて定温加熱された後、カードCは該
トレーTから引出されて読取られる。この間、回
転装置76は90゜回転してトレーTを横位置に位
置させ、該横位置において15分経過したのち、前
記回転装置76はさらに90゜回転して前記トレー
Tを読取ユニツトRに対する読取位置に位置させ
る。
割出し即ちインデキシングはコンピユータKに
よつて開始され、該コンピユータKはステツピン
グ・モータ100(第5図)を付勢し、これによ
つて該モータ100は、次ぎのノツチ114が光
学スイツチ112によつて捉えられるまで前記回
転装置76を回転せしめられる。前記光学スイツ
チ112による前記次ノツチ114の捕捉時点に
おいて、前記ステツピング・モータ100は消勢
され、回転は止まる。光学位置決めスイツチ12
0,122(第6図)は前記コンピユータKに対
し信号、即ち前記回転装置76が止まる特定ノツ
チ114における穴124の配置を反映する信
号、を供給し、これら信号によつて前記コンピユ
ータKは、4個のトレーTのどれが読取位置に在
るかを決定し得る。
前記トレーTが読取位置に達したのち、前記コ
ンピユータKは駆動モータ172を付勢し、該モ
ータ172は駆動ねじ170を回転させるととも
もに読取ヘツド174をその最上位置、即ち止め
耳234に対向するその最上位置(第5図)から
下降させる。該読取ヘツド174は、光学スイツ
チ230が前記トレーTの前フランジ136の上
縁を感知する迄下降する。次いで、前記駆動モー
タ即ちステツピング・モータ172は短時間逆回
転され、較正読取りが光学スイツチ230に対し
て為され、該読みは、トレーTの前フランジ13
6に形成された位置決め穴148の存在を表示す
るのに超えられなくてはならない限界値を確立す
るためコンピユータKによつて用いられ、たくわ
えられる。ステツピング・モータ172は再び付
勢されるとともに読取ヘツド174を下降させ
る。読取ヘツド174は、光学スイツチ230が
第1の位置決め穴148に正対する迄下降し、こ
の時点でステツピング・モータ172は止まる。
これに関連して、前記モータ172のための制御
回路は、ライト・ダーク・ライト断続型式のもの
にされている。従つて、光学スイツチ230はト
レーTの上縁の前にライトを視認し、次いで、そ
れが該上縁を通過するにしたがつてダークを視認
する。そして次ぎに再び第1の位置決め穴148
においてライトを視認する。前記下降間、前記読
取ヘツド174のブロツク175に配された側ロ
ーラ188は前記トレーTの前フランジ136の
側縁と係合し、以て前記トレーTを読取ヘツド1
74に精密に正対位置させる。かつまた、位置決
めローラ190は、もし外方へ突出したカードC
があればそれをそれらの完全に挿入された位置へ
押込む。
前記光学スイツチ230が第1の位置決め穴1
48に達したとき、コンピユータKは、垂直駆動
用のモータ172を止めるだけではなく、さら
に、水平駆動ねじ206を駆動してスライダ19
4,196を、水平止め耳即ち突起部272が光
学スイツチ264によつて発射される光線を遮断
するまで、トレーTへ向けて前進させるステツピ
ング・モータ210をさらに付勢する。該光線が
遮断されると同時に前記ステツピング・モータ2
10は停止する。これによつて、引出しスライダ
194はそのローラ220と共にトレーTの前フ
ランジ136に対して位置される。引出しスライ
ダ194がそのように配置されたとき、位置決め
スライダ196は前記ブロツク175の前壁に対
して位置される。かつまた、引出しスライダ19
4に配された前記つかみ爪222(第19図)は
第1のカードCのスロツト6の真上に位置され、
一方、位置決めスライダ196の位置決め棒21
4の突起216は前記カードCのノツチ4の真上
に位置されるが、それらの前縁は前記ノツチ4の
ベースの後に対して僅かに片寄つて位置される。
前記引出しスライダ194がその最前方位置へ
移動したとき、コンピユータKは前記ステツピン
グ・モータ210を付勢し、該モータ210は光
学スイツチ230が次ぎの、または、第2の位置
決め穴148に達する迄前記読取ヘツド174を
下降させ、該時点において前記モータ210はふ
たたび止まる。読取ヘツド174が下降したと
き、前記つかみ爪222はカードCのスロツト6
内に落ち込み、一方、突起216は前記ノツチ4
(第13図)内に落ち入る。次いで、コンピユー
タKは前記ステツピング・モータ210を付勢
し、ステツピング・モータ210は水平駆動ねじ
206を駆動し、その結果、駆動ねじ206は引
出しスライダ194をトレーTから遠ざかるよう
に運動させる。運動の初段階、前記位置決めスラ
イダ196は前記ブロツク175の前端壁178
に対して止どまり、その結果として、前記つかみ
爪222は位置決め用の突起216へ向かつて運
動する。前記つかみ爪222は、カードCと係合
しており、該カード全体を前記突起216へ向か
つて運動させ、前記突起216は位置決め用のノ
ツチ4のベースに対して接底せしめられる。この
ことが生起するとき、前記位置決めスライダ19
6は引出しスライダ194と共に運動し、コイル
ばね204によつて前記突起216は前記ノツチ
4においてカードCに係合せしめられる。これ
は、前記つかみ爪222を前記ノツチ6において
前記カードCとの係合関係に維持するのみなら
ず、さらに、前記カードCを前記読取ヘツド17
4に相対して正しい横向き角配置に定向する。前
記2個の一致して運動するスライダ194と19
6とによつて、前記カードCは、トレーTから撤
退されるとともにブロツク175上の誘電板24
0と246との間を通過せしめられる。
光学スイツチ268は位置決めスライダ196
によつて担持されており、該スイツチ268が制
御棒262の第1のノツチ266に到達すると
き、発生される信号によつてコンピユータKは水
平駆動用のモータ210を一瞬間停止せしめられ
る。このことが起きるとき、対向列置された数字
エミツタ242と数字探知器250は、カードC
上の先頭の識別部分24の前方に位置し、前記エ
ミツタ242は、該カードCの透明部分を透して
光を伝達する。このことは回路を較正し、限界
値、即ちカードC上に標記を表示するためには読
みがそれを超過することを要求される限界的値、
を確立する。該較正は、カードCが成形される各
種のプラスチツクの透光度の変差を補正する。前
記第1のノツチ266における中断は瞬間的であ
り、ステツピング・モータ210は前記光学スイ
ツチ268が制御棒262上の第2のノツチ26
6に達する迄、再び付勢される。この第2のノツ
チ266において、再び瞬間的な中断が生じ、前
記数字エミツタ242は、カードC上の識別部分
24において、該カードCを透して光を投射す
る。前記識別部分24はブロツク字体の数字
“8”の形にされており、その棒のどれかを非空
白にすることによつて形成される数字は、これら
棒の背後に在る数字探知器250へ向けて導かれ
る光を遮断する。その結果として、空白のまま残
された棒のみが、それらの背後に在る前記探知器
250が前記限界値を超えることを可能にするの
に充分な光を透す。これに基いて、前記コンピユ
ータKは第1の識別部分24に現れる数字を決定
する。次ぎの1組のノツチ266は前記スライダ
194,196を一時的に停止させ、従つて、前
記コード部分26は前記数字エミツタ242と数
字探知器250とに正対して位置される。前記の
如き一時的停止において得られる読みによつて、
コンピユータKは、トレーTから引出されるカー
ドCの型を決定することを可能にされる。残余の
ノツチは、識別部分28が、対向整列したエミツ
タ242と探知器250に対して整合するように
前記スライダ194,196を停止させる。各読
みは数字を表わし、これら数字はコンピユータK
試験体を採取された患者の識別番号を提供する。
制御棒262の最終ノツチ266における読取
間隔の完了と同時に、コンピユータKはステツピ
ング・モータ210を逆回転させる(第19
図)。次いで、水平駆動ねじ206は前記スライ
ダ194,196を反対方向へ運動させる。その
結果として、カードCはそれが撤退されたスロツ
ト144内へ返戻される。かつまた、前記スライ
ダ194,196の戻しと同時に、制御は光学ス
イツチ270とその制御棒264へ移される。光
学スイツチ270は第1列の穴16が穴エミツタ
244と穴探知器252との間に位置されるとき
制御棒264上の第1のノツチ266に達する。
ここにおいて、コンピユータKは一時的にモータ
210を停め、したがつて、第1列の穴16の読
みが得られる。この読みは、視認用の穴16を通
じて前記穴エミツタ244によつて射出される光
の投射から生じる。前記穴16の背後に配置され
る前記穴探知器に入射する光の強さは、前記穴1
6の透光可能度を表わしている。従つて、穴16
における混濁度の増加または色の変化は該穴16
の透光特性を減じ、該穴16を監視する穴探知器
252は、コンピユータKに対して異る信号を供
給する。制御棒264の第1のノツチ266での
一時的停止の後、ステツピング・モータ210
は、光学スイツチ270が第2のノツチ266に
達する迄前記スライダ194,196を運動させ
る。第2のノツチ266に達した時点で、前記穴
エミツタ244と穴探知器252は第2列の穴1
6を読取る。一時的停止が、既述の態様で第3と
第4の列の穴16に於て為され、これら穴16の
透光特性を表示する読みが得られる。第4の列の
穴16が読まれたのち、ステツピング・モータ2
10は、水平の止め耳即ち突起部272が進入し
て前記光学スイツチ268によつて発射される光
を遮断する迄作動し続ける。光が遮断されると同
時に、コンピユータKは前記モータ210を停め
る。この時点において、引出しスライダ194は
そのローラ220をトレーTの前フランジ136
に対して位置させ、一方、位置決めスライダ19
6はブロツク175の前端壁178に対して位置
され、その突起216はカードCから解放され、
従つてそれらは、もはや、位置決めのためのノツ
チ4(第13図)に滑合していない。
第1のカードCがトレーT内のその完全挿入位
置へ復されると同時に、コンピユータKは再びス
テツピング・モータ172を付勢し、該モータ1
72は垂直駆動ねじ170を回転させて、光学ス
イツチ230がトレーTの前フランジ136に形
成されている次ぎの位置決め穴148に達する迄
読取ヘツド174を下降させる。読取ヘツド17
4が下降するに従つて、つかみ爪122は、第1
のカードCの前記スロツト6から離脱するととも
に第2のカードCのスロツト6内に落ち入る。同
様に、位置決めスライダ196の突起216は第
1のカードの位置決め用のノツチ4から第2のカ
ードCの位置決め用のノツチ4へ移動する。次い
で、前記ステツピング・モータ210が付勢され
て、引出しスライダ194と位置決めスライダ1
96とを後方へ運動させ、次ぎに前方へ運動させ
る。前記したそれと同じ読取シーケンスが生じ
る。即ち識別部分24,26,28は、カードC
が引出されるに従つて読取られ、一方、穴16は
カードCが再挿入されるとき読取られる。
以上述べた手順は、前記トレーTの各カード受
けスロツト144に対して反復される。たといカ
ードCが前記カード受けスロツト144内に存在
しなくとも、前記スライダ194と196は、そ
れにかかわらず、それらの前後方並進運動を行う
が、後方並進運動時における読みの不存在は、カ
ードCの不存在を表わし、従つて、前記コンピユ
ータKはいかなる情報も記録しない。コンピユー
タKは前記位置決め穴148の個数を数え、該数
が前記穴148の全数に一致するとき(その場
合、光学スイツチ230は最下位の穴148に正
対している)ステツピング・モータ210は前記
スライダ194と196とを後退させ、ステツピ
ング・モータ172は中断無しに読取ヘツド17
4を上昇させる。言い替えると、最下位の位置決
め穴148において、ステツピング・モータ21
0は前記スライダ194と196とを後方へ動か
して前記カードCの前縁を越えさせる。次いで、
ステツピング・モータ172が付勢されて前記読
取ヘツド174を上昇させる。再び、コンピユー
タKは前記位置決め穴148の個数を数え、最上
位の穴148ののちに、光学スイツチは比較的長
い何も無い空間を感知する。このことは、光学ス
イツチ230がトレーTの前フランジ136の上
縁を越えていることをコンピユータKに知らせ
る。ステツピング・モータ172は、光学スイツ
チ230が垂直の止め耳234(第5図)に達す
る時点迄作動し続ける。該時点において、前記モ
ータ172は停止し、読取ヘツド174は前記回
転装置76の割出しを可能にするのに充分なくら
いトレーT上方に位置される。
30個のカードCを収容するトレーT内のカード
を読むのに要する時間は約6分である。しかし、
コンピユータKは、この6分の期間の終りに於て
前記回転装置76の割出しを行うことなく、該回
転装置76がさらに9分間静止していることを許
す。この9分間に、コンピユータKは読取灯60
を消灯するとともに、電磁ロツク56を消勢し以
てドア54への接近を可能にする。従つて、前記
9分間の時間内に、ドア54は開放され、新トレ
ーTがドア54に直対して位置される保持アーム
88の間に配置される。また、各個のカードC
は、ドア54に指向されるトレーTから撤退され
得、あるいは、新カードが前記トレーに位置され
る任意の空のスロツト144内に挿入されうる。
このことは、電磁ロツク58が付勢されて読取灯
60が点灯されるときの6分期間とは対照的であ
る。この期間においては、ドア54は閉じられ、
従つて、ドア54に対して指向されるトレーTは
接近不可能である。
前記9分期間の終りに於て、コンピユータKは
保持ユニツトHのステツピーグ・モータ100を
付勢し、該モータ100は、次ぎのノツチ114
が光学スイツチ112に達する迄、前記回転装置
76を回転させる。該ノツチ114に位置される
穴124は前のノツチ114における穴とは異な
つている;その結果として、コンピユータKは、
どのトレーTが読取位置に位置されているかに就
ての情報を、その光学位置決めスイツチ120と
122とを通じて与えられる。前述と同じ引出
し、読取り、及び置換へのシーケンスが、次ぎの
トレーTに配されたカードCに対して反復され
る。
前記回転装置76は、15分ごとに、90゜の割出
しを行うから、各トレーTは、1時間に1回、読
取ユニツトRにおける読取位置を通過する。従つ
て、各カードCは1時間ごとに読取られる。連続
読取りを通じてその透光特性の減小を示す識別カ
ードC上の穴16は、該穴内に在る培養基がそれ
に対して特異である微生物を含有し、従つて、前
記試験体における該微生物の存在を表示する。普
通、カードCはホルダ即ち保持ユニツトH内に13
時間に亘つて保持される。透光性のいかなる変化
も、該時間内に取られる13回の読みから明瞭に認
められるはずである。
抗生物質感受性カードCsは、普通、試験体が
識別カードCiを用いて分析され、分析の結果と
して有害な微生物を含むことが判明したのち、装
填される。次いで、感受性カードCsが選択さ
れ、これらカードCsはそれらの切頭円錐形の穴
16内の培養基内に抗生物質を混合されている。
これら抗生物質は特定の微生物に対して効果を発
揮する可能性を有する。感受性カードCは既述と
同じ方式で試験体を装入され、同じ方式に従つて
自動分析装置Aによつて処理されるが、穴16の
透光特性の変化の不存在は、該穴16内に在る抗
生物質が試験体中の有害微生物に対して有効であ
ることを示す。同じ患者識別番号が感受性カード
Csの識別部分28上に標記されるが、これら感
受性カードCsは、単一の識別部分24上に標記
される別の識別番号によつて、コンピユータ報告
に、識別カードCiから、且つ互いから区別され
うる。
以上においてコンピユータによつて制御される
ものとして説明された諸作動は手動的にも開始さ
れうるが、このことは結果的に自動化度の実質的
な低下を招く。
本発明は、説明目的のために本明細書に選ばれ
た本発明の実施例の全ての変更並びに修正であつ
て前掲特許請求の範囲に記細される如き本発明の
範囲から逸脱しないものを包含するように意図さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基く自動微生物分析装置の透
視図であつてそのトレーがホルダ装置から取外さ
れ、カードがトレーから撤退されている状態を示
した図面;第2図は希釈された試験体が特定の微
生物を含むか否かを前記分析装置による検査によ
つて決定するべく該試験体が収容されている識別
カードの平面図;第2A図は前記識別カードによ
つて確認された微生物に対する抗生物質の効果を
測定するのに使用される感受性カードの平面図;
第3図は第2図の3−3線に沿つて取られた識別
カードの断面図;第4図は前記カードへ試験体を
導入するのに使用される装入装置の斜視図;第5
図は第1図の5−5線に沿つて取られた断面図で
あつて前記分析装置のホルダ装置と読取装置とを
側面図で示した図面;第6図は第5図の6−6線
に沿つて取つたホルダ装置の立面図であつてその
回転装置のベース部を部分的に破断して断面図を
以て示した図面;第7図は第6図の7−7線に沿
つて取られたホルダ装置の平面図;第8図はホル
ダ装置の回転装置部分の斜視図;第9図は第7図
の9−9線に沿つて取られた断片図であつて、回
転装置のスカート部を示し、該スカート部は全て
の位置決め用のノツチと穴とを示すために平面に
展開図示されている図面;第10図は第5図の1
0−10線に沿つて取られた断面図であつてキヤ
ビネツトのドアが開放されているとき回転装置の
回転を阻止するための制止要素を示した図面;第
11図は第5図の11−11線に沿つて取つた読
取装置の正面図;第12図は読取装置に配された
読取ヘツドの側面図;第13図はカードの引出し
に先立つてトレー内のカードに対して整合された
引出しスライダと位置決めスライダとを示した読
取ヘツドの平面図;第14図は第13図の14−
14線に沿つて取られた読取ヘツドの断面図;第
15図は第13図の15−15線に沿つて取られ
た断面図であつて引出しスライダと位置決めスラ
イダとを立面図を以て示した図面;第16図は第
14図の16−16線に沿つて取られた読取ヘツ
ドの断面図;第17図は第14図の17−17線
に沿つて取られた読取ヘツドの断面図;第18図
は第12図の18−18線に沿つて取られた断面
図であつて前記読取ヘツドの上誘電板の下側部を
示した図面;第19図は読取ヘツドの平面図であ
つて、カードを読取る目的のため読取ヘツドの引
出しスライダと位置決めスライダとによつて引出
されるカードを示した図面である。 図面上、Aは『自動微生物分析装置』;Cは
『カード』;Dは『箱』;Hは『カード保持ユニ
ツト』;Rは『カード読取ユニツト』;16は
『穴』;66は『台』;Tは『トレー』;76は
『回転装置』;78は『ベース』;88は『保持
アーム』;98は『キヤプスタン駆動装置』;1
00は『ステツピング・モータ』;174は『読
取ヘツド』;175は『ブロツク』;194は
『引出しスライダ』;196は『位置決めスライ
ダ』;242,244は『エミツタ』;250は
『光探知器』を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 通常カードホルダ内に保管されており、微生
    物を検出する目的の観察用穴16を有する試料カ
    ードを自動的に検査する機械において、取付ブロ
    ツク175と、この取付ブロツクに隣接して設置
    したカードホルダHであつて、前記取付ブロツク
    に与えうるように複数のカードを保持することが
    できるカードホルダと、このカードホルダと整合
    して前記取付ブロツク上に設けてあつて個々のカ
    ードをつかみ、カードホルダから引出すことので
    きるカード読取ユニツトRと、前記取付ブロツク
    上にあつてカードがカードホルダから引出された
    ときに前記穴を通して光を投射するようになつて
    いる発光装置244と、前記取付ブロツク上に設
    けてあつて前記穴を通過した光の強さを測定する
    ことができる光検出ホトトランジスタ装置252
    と、カードの前記穴を発光装置244と光検出ホ
    トトランジスタ装置252とに一致させる位置決
    め用ピン装置248とを有することを特徴とする
    試料カードを自動的に検査する機械。 2 特許請求の範囲第1項記載の機械において、
    カードをつかみ、引出すカード読取ユニツトRが
    カードをホルダに再挿入できるようになつている
    ことを特徴とする試料カードを自動的に検査する
    機械。 3 特許請求の範囲第1項または第2項記載の機
    械において、取付ブロツク175上の発光装置2
    42および光検出ホトトランジスタ装置250が
    カード上にあるしるしを検出し、読取るようにな
    つていることを特徴とする試料カードを自動的に
    検査する機械。 4 特許請求の範囲第1、2、3項のうちいずれ
    かの一項に記載の機械において、各カードがその
    側縁に開いたつかみスロツト6を有し、前記カー
    ド読取ユニツトRが、これらのスロツトに嵌合
    し、ホルダから離れるように動いてカードをホル
    ダから引出すつかみ爪222を有することを特徴
    とする試料カードを自動的に検査する機械。 5 特許請求の範囲第4項記載の機械において、
    前記つかみ爪222が互に対して所定位置に固定
    されており、さらに、カードがホルダから引出さ
    れる方向に対してほぼ直角に取付ブロツク175
    を動かしてつかみスロツト6と整合したつかみ爪
    222をスロツト内に移動できるようにする案内
    棒168、垂直駆動ねじ170および垂直駆動モ
    ータ172を包含することを特徴とする試料カー
    ドを自動的に検査する機械。 6 特許請求の範囲第4項または第5項記載の機
    械において、つかみ爪222がカードを引出して
    いるときにカードの端に圧力をかける位置決め表
    面216を有し、つかみ爪がカードをこの位置決
    め表面とぴつたり係合するように動かしてこの位
    置決め表面でカードを取付ブロツク175に対し
    て正しい向きにするようになつていることを特徴
    とする試料カードを自動的に検査する機械。 7 特許請求の範囲第6項記載の機械において、
    位置決め表面がカードの端にあるノツチ4に嵌合
    する突起216であることを特徴とする試料カー
    ドを自動的に検査する機械。 8 特許請求の範囲第7項記載の機械において、
    カード読取ユニツトRが、取付ブロツク175上
    に取付けてありかつつかみ爪222を有する引出
    しスライダ194と、この引出しスライダをホル
    ダに向つておよびそこから離れるように移動させ
    る水平駆動ねじ206、ナツト208および水平
    駆動モータ210とを包含することを特徴とする
    試料カードを自動的に検査する機械。 9 特許請求の範囲第8項記載の機械において、
    カード読取ユニツトRが、さらに、取付ブロツク
    175上に装着してあつて前記引出しスライダ1
    94に対して動くことができ、前記位置決め用突
    起216が設けてある位置決めスライダ196
    と、この位置決めスライダと前記引出しスライダ
    との間に設置してあつて前記位置決め用突起21
    6をカードの端にぴつたりと押し付けているばね
    204とを包含することを特徴とする試料カード
    を自動的に検査する機械。 10 特許請求の範囲第9項記載の機械におい
    て、取付ブロツクが、つかみ爪222がカードの
    つかみスロツト6に初めて嵌合したときに位置決
    めスライダ196が係合する前端壁178を有
    し、その結果、つかみ爪がつかみスロツト内に挿
    入されたときに位置決め用突起216がカードの
    端と係合することがないようにしてあり、引出し
    スライダ194がカードを引出しているときに位
    置決めスライダ196が前端壁178から引き離
    されて位置決めスライダ196上の位置決め用突
    起216がカードの端に圧力をかけうるようにし
    たことを特徴とする試料カードを自動的に検査す
    る機械。 11 特許請求の範囲第9項または第10項記載
    の機械において、位置決めスライダ196が引出
    しスライダ194に相対的に動き、この相対運動
    の方向が取付ブロツク175上での引出しスライ
    ダの運動方向に対して平行であることを特徴とす
    る試料カードを自動的に検査する機械。 12 特許請求の範囲第3項記載の機械におい
    て、発光装置242および光検出ホトトランジス
    タ装置250が8の字に配置した光発射器242
    から成る光学列を包含し、光検出ホトトランジス
    タ250が個々の光発射器と整合しており、これ
    らの光発射器が引出されるカードの片面に対向し
    て設置してあり、光検出ホトトランジスタがカー
    ドの反対面に対向して設置してあることを特徴と
    する試料カードを自動的に検査する機械。 13 特許請求の範囲第12項記載の機械におい
    て、カード読取ユニツトRによつて支えられた光
    学スイツチ268と、取付ブロツク175上に固
    定した制御棒262とを有し、この制御棒がノツ
    チ266を有し、光発射器242および光検出ホ
    トトランジスタ250がカード上のしるしと整合
    したときに前記ノツチのところで前記光学スイツ
    チが位置決めされ、光発射器および光検出ホトト
    ランジスタがしるしと整合するごとに信号を発す
    るようになつていることを特徴とする試料カード
    を自動的に検査する機械。 14 特許請求の範囲第12項記載の機械におい
    て、位置決めスライダ196上に設置した第1、
    第2の光学スイツチ268,270と、位置決め
    スライダ196が移動するときにそれぞれ第1、
    第2の光学スイツチのとる経路に沿つて取付ブロ
    ツク175上に設けた第1、第2の制御棒26
    2,264とを包含し、制御棒がそれぞれのスイ
    ツチからの光を通過させ、それによつてモータ2
    10を制御するための信号を発生させるノツチ2
    66を有し、第1制御棒のノツチ266がカード
    上の識別部分が第1の光発射器242、光検出ホ
    トトランジスタ250の群と整合するごとにモー
    タ210を停止させるように配置してあり、第2
    制御棒上のノツチが穴の列が第2の光発射器24
    2、光検出ホトトランジスタ250の群と整合す
    るごとにモータ210を停止させるように配置し
    てあることを特徴とする試料カードを自動的に検
    査する機械。 15 特許請求の範囲第14項記載の機械におい
    て、取付ブロツク175上に、垂直駆動モータ1
    72を制御する光学スイツチ230が設けてあ
    り、引出しスライダ194のつかみ爪222がホ
    ルダ内のカードのつかみスロツト6内に移動する
    たびごとに垂直駆動モータが停止するようになつ
    ていることを特徴とする試料カードを自動的に検
    査する機械。 16 特許請求の範囲前項のいずれか一項に記載
    の機械において、ホルダが数列のカードを支えて
    おり、各列のカードが縁を合わせており、さら
    に、各列がカード読取ユニツトRに対向して位置
    しうるように各列の運動を制御するコンピユータ
    Kを包含することを特徴とする試料カードを自動
    的に検査する機械。 17 特許請求の範囲第16項記載の機械におい
    て、台66と、この台に装着してあり、個個のカ
    ード列を支えている回転木馬装置76とを包含
    し、カード列が回転木馬装置のまわりに周方向に
    隔たつており、コンピユータKが台上の回転木馬
    装置76の回転を制御して各カード列をカード読
    取ユニツトRに対向した引出位置に持つてくるよ
    うになつていることを特徴とする試料カードを自
    動的に検査する機械。 18 特許請求の範囲前項のいずれか一項に記載
    の機械において、カードを選定温度に維持する加
    熱要素70を包含することを特徴とする試料カー
    ドを自動的に検査する機械。 19 特許請求の範囲第18項の機械において、
    カード列がまわりに配置された中央竪筒84を包
    含し、この竪筒がカードの端に隣接して設けた穴
    86を有し、さらに、竪筒内に加熱空気流を導入
    するフアン72を包含し、この加熱空気流が前記
    穴を通つて排出し、カード内の微生物試料を保温
    することを特徴とする資料カードを自動的に検査
    する機械。 20 特許請求の範囲第17、18、19項のう
    ちいずれか一項に記載の機械において、ホルダが
    さらにトレーTを包含し、このトレー内にカード
    が装置され、各トレーが別々のカード列を収容し
    ており、トレーが回転木馬装置に嵌め込んだり、
    取外したりでき、回転木馬装置から隔たつたとこ
    ろでトレーにカード列を装填できるようになつて
    いることを特徴とする試料カードを自動的に検査
    する機械。 21 特許請求の範囲第19項記載の機械におい
    て、回転木馬装置が周方向に隔たつている複数対
    の保持アーム88を有し、トレーが各対の保持ア
    ーム間に設置されることを特徴とする機械。 22 特許請求の範囲第21項記載の機械におい
    て、各トレーが側壁130と、端壁132と、こ
    の側壁に設けてあつてカードを嵌め込むスロツト
    を構成しているフイン142とを包含することを
    特徴とする試料カードを自動的に検査する機械。 23 特許請求の範囲第22項記載の機械におい
    て、片側壁130に沿つたフイン142がカード
    の側縁にある切みぞ8と一致するキー146を有
    し、カードを1つの向きでしかスロツト144に
    挿入できないようにしたことを特徴とする試料カ
    ードを自動的に検査する機械。 24 特許請求の範囲第23項記載の機械におい
    て、各トレーが回転木馬装置76の回転軸線から
    遠ざかるように設けた前フランジ136を有し、
    この前フランジがその片側に沿つて設けた位置決
    め開口138を有し、各スロツト144に対して
    1つの別々の位置決め開口が設けてあり、各スロ
    ツトのための位置決め開口がそれぞれのスロツト
    に対して所定位置に設けてあつてスロツトに対向
    して引出しスライダ196を位置決めし、カード
    をスロツトから引出せるようにしたことを特徴と
    する試料カードを自動的に検査する機械。 25 特許請求の範囲第17項から第24項まで
    のうちいずれか一項に記載の機械において、回転
    木馬装置が切欠きを設けた円筒形のスカート部8
    0を有し、これら切欠き114の間隔がカード列
    の間隔に一致しており、位置決め装置が切欠きを
    感知し、そのときに回転木馬装置を駆動する装置
    100を停止させる光学スイツチ112を包含す
    ることを特徴とする試料カードを自動的に検査す
    る機械。 26 特許請求の範囲第25項記載の機械におい
    て、前記駆動装置100が前記回転木馬装置のス
    カート部の円筒面に当接する動力化された摩擦車
    108を包含することを特徴とする試料カードを
    自動的に検査する機械。
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