JPS61192283A - ミカン科植物の体細胞雑種の作出方法 - Google Patents
ミカン科植物の体細胞雑種の作出方法Info
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- JPS61192283A JPS61192283A JP60030611A JP3061185A JPS61192283A JP S61192283 A JPS61192283 A JP S61192283A JP 60030611 A JP60030611 A JP 60030611A JP 3061185 A JP3061185 A JP 3061185A JP S61192283 A JPS61192283 A JP S61192283A
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- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はミカン科植物の体細胞雑種をプロトプラストに
よる高等植物の細胞融合法により効率良(作出する方伍
に関する。
よる高等植物の細胞融合法により効率良(作出する方伍
に関する。
従来、ナス科、セリ科及びアブラナ科等の一邪の植物に
ついては、細胞融合法による体細胞雑種の作出例が見ら
れるが(Gleba and Hoffmann’ P
lantaリリ、ti2〜//7頁、19gθ年)%ポ
リエチレングリコ−ル等による植物細胞の融合処理は、
植物細胞に障害を与えることや、細胞間の不和合性等に
まり体細胞雑種が得られなかったり。
ついては、細胞融合法による体細胞雑種の作出例が見ら
れるが(Gleba and Hoffmann’ P
lantaリリ、ti2〜//7頁、19gθ年)%ポ
リエチレングリコ−ル等による植物細胞の融合処理は、
植物細胞に障害を与えることや、細胞間の不和合性等に
まり体細胞雑種が得られなかったり。
又細胞融合により生じた雑種細胞のみの選択法等が確立
されていない等の理由により、ミカン科植物については
細胞融合にょる体細胞雑種の作出の成功例がない。更に
ミカン科植物の場合、多胚性、無核性やさらに不和合性
等の現象により、従来の交雑育種法では組合せによって
雑種を得ることが極めて困難であった。
されていない等の理由により、ミカン科植物については
細胞融合にょる体細胞雑種の作出の成功例がない。更に
ミカン科植物の場合、多胚性、無核性やさらに不和合性
等の現象により、従来の交雑育種法では組合せによって
雑種を得ることが極めて困難であった。
上記したように、これまでミカン科植物の細胞融合によ
る体細胞雑種の作出例は見当らない。
る体細胞雑種の作出例は見当らない。
かぐして、細胞融合法によりミカン科植物の体細胞雑種
を効率良(、シかも確実に得ることの出来る作出手段の
開発が業界では強(要望されている。この問題点を解決
したのが未発明である。
を効率良(、シかも確実に得ることの出来る作出手段の
開発が業界では強(要望されている。この問題点を解決
したのが未発明である。
木発明者等は一プロトプラスト融合処理によるミカン科
植物の体細胞雑種の作出法に関し鋭意検討を重ねた結果
、不定胚形成細胞より得た融合処理に耐性でかつ分裂増
殖能等の旺盛な珠心由来のミカン科植物の不定胚形成細
胞のプロトプラストと分裂増殖能を持たない他のミカン
科植物の葉肉細胞等のプロトプラストを融合させた後、
これを植物ホルモンを含まず、高濃度の蔗糖等の糖の存
在下で培養すれば、雑種以外の未融合の不定胚形成細胞
又は珠心由来の不定胚形成細胞同志の融合細胞の不定胚
分化を抑え、ミカン科植物の雑種細胞のみを選択的に得
ることが出来ることを知り。
植物の体細胞雑種の作出法に関し鋭意検討を重ねた結果
、不定胚形成細胞より得た融合処理に耐性でかつ分裂増
殖能等の旺盛な珠心由来のミカン科植物の不定胚形成細
胞のプロトプラストと分裂増殖能を持たない他のミカン
科植物の葉肉細胞等のプロトプラストを融合させた後、
これを植物ホルモンを含まず、高濃度の蔗糖等の糖の存
在下で培養すれば、雑種以外の未融合の不定胚形成細胞
又は珠心由来の不定胚形成細胞同志の融合細胞の不定胚
分化を抑え、ミカン科植物の雑種細胞のみを選択的に得
ることが出来ることを知り。
本発明を完成した。
すなわち、本発明はミカン科植物の胚珠を植物ホルモン
を含まない培地に培養して得た珠心由来の培養細胞を、
植物ホルモンを含む培地で継代培養することにより未分
化増殖細胞を得、これを植物ホルモンを含まない培地又
は植物ホルモンを含み培地組成を変更した培地で培養す
ることにより不定胚形成細胞を得、この不定胚形成細胞
より得たプロトプラストと、他のミカン科植物の組繊細
胞又は胚珠以外の組織を培地に培養して得られる分化能
を殆どもしくは全く持たない培養細胞より得たプロトプ
ラストとを融合させた後、これを植物ホルモンを含まず
、かつ高濃度の糖を含む培地で培養することにより、細
胞融合した雑種細胞のみを不定胚分化させ、体細胞雑種
のみを選択的に得ることを特徴とする、ミカン科植物の
体細胞雑種の作出方法である。
を含まない培地に培養して得た珠心由来の培養細胞を、
植物ホルモンを含む培地で継代培養することにより未分
化増殖細胞を得、これを植物ホルモンを含まない培地又
は植物ホルモンを含み培地組成を変更した培地で培養す
ることにより不定胚形成細胞を得、この不定胚形成細胞
より得たプロトプラストと、他のミカン科植物の組繊細
胞又は胚珠以外の組織を培地に培養して得られる分化能
を殆どもしくは全く持たない培養細胞より得たプロトプ
ラストとを融合させた後、これを植物ホルモンを含まず
、かつ高濃度の糖を含む培地で培養することにより、細
胞融合した雑種細胞のみを不定胚分化させ、体細胞雑種
のみを選択的に得ることを特徴とする、ミカン科植物の
体細胞雑種の作出方法である。
先ず、本発明に用いられる珠心由来のミカン科植物の培
養細胞は、例えばオレンジ、グレープフルーツ、レモン
等のミカン科植物の開花日からg週目程度までの花より
、その胚珠を無菌的に取り出し、これを植物ホルモンを
含まない培地例えば5%(W/■)蔗糖とQ −g 、
/−θ係(W/V 3の寒天を含む培地〔例えばムラ
シゲとタッカ−のMT基本培地(Proc、First
Int、C1trus Symp。
養細胞は、例えばオレンジ、グレープフルーツ、レモン
等のミカン科植物の開花日からg週目程度までの花より
、その胚珠を無菌的に取り出し、これを植物ホルモンを
含まない培地例えば5%(W/■)蔗糖とQ −g 、
/−θ係(W/V 3の寒天を含む培地〔例えばムラ
シゲとタッカ−のMT基本培地(Proc、First
Int、C1trus Symp。
19乙91F−、VoL / 3.7133〜/〕、(
/頁参照〕〕もしくはこれにベンジルアミノプリン、ナ
フタレン酢酸、マルトエキストラクト、アデニン等を含
有させた培地に置床し、弱光下で一〜Sケ月程度培養す
ることにより得ることが出来る0次に、上記した珠心由
来の培養細胞を、植物ホルモンを含む培地1例えばサイ
トカイニン、オーキシン、ジベレリン等のノ種又はそれ
以上の植物ホルモンを添刀0した寒天培地もしくは液体
培地で継代培養することにより、不定胚形成が抑えられ
。
/頁参照〕〕もしくはこれにベンジルアミノプリン、ナ
フタレン酢酸、マルトエキストラクト、アデニン等を含
有させた培地に置床し、弱光下で一〜Sケ月程度培養す
ることにより得ることが出来る0次に、上記した珠心由
来の培養細胞を、植物ホルモンを含む培地1例えばサイ
トカイニン、オーキシン、ジベレリン等のノ種又はそれ
以上の植物ホルモンを添刀0した寒天培地もしくは液体
培地で継代培養することにより、不定胚形成が抑えられ
。
未分化増殖細胞が得られる。その際、培養は弱光下、2
0〜30℃程度で行なうのが望ましく、寒天培地の場合
は約グ週間毎に、又液体培地の場合は約−週間毎に継代
培養する。
0〜30℃程度で行なうのが望ましく、寒天培地の場合
は約グ週間毎に、又液体培地の場合は約−週間毎に継代
培養する。
このように継代培養した培養物を1例えば金網。
ナイロンメツシュ等により濾過し未分化増殖細胞を得る
。
。
次に、このような未分化増殖細胞を植物ホルモンを含ま
ない培地1例えば前述のMT培地より植物ホルモンを除
去した培地等で培養するか、又は植物ホルモンを含み培
地組成を変更した培地1例えば前述のMT培地の糖成分
である蔗糖をガラクトースもしくはラクトースに変えた
培地もしくはこれにアンモニウムイオン等の還元型窒素
を加えて培地組成を変更した培地で培養し、不定胚形成
を誘導、促進させることにより、細胞融合処理に耐性の
有る不定胚形成細胞を得る0 そして、上記した如(、未分化増殖細胞を植物ホルモン
を含まない培地又は培地組成を変更した液体培地もしく
は固体培地で、ス〜グ週間培養し。
ない培地1例えば前述のMT培地より植物ホルモンを除
去した培地等で培養するか、又は植物ホルモンを含み培
地組成を変更した培地1例えば前述のMT培地の糖成分
である蔗糖をガラクトースもしくはラクトースに変えた
培地もしくはこれにアンモニウムイオン等の還元型窒素
を加えて培地組成を変更した培地で培養し、不定胚形成
を誘導、促進させることにより、細胞融合処理に耐性の
有る不定胚形成細胞を得る0 そして、上記した如(、未分化増殖細胞を植物ホルモン
を含まない培地又は培地組成を変更した液体培地もしく
は固体培地で、ス〜グ週間培養し。
該培養物より細胞のみを分離し、これを更に同じ組成の
培地に植継ぎ3〜2日間培養した後、該培養物より常法
により分離して不定胚形成細胞のみを得る。
培地に植継ぎ3〜2日間培養した後、該培養物より常法
により分離して不定胚形成細胞のみを得る。
次に、この不定胚形成細胞より該細胞のプロトプラスト
を得るには、該細胞を、例えばペクトリ7−ゼY−23
(盛進製薬株式会社製)−マセロザイムR−/θ(ヤク
ルト薬品工業株式会社製)等のマセレーション酵素を含
む溶液及びセルラーゼy −C(盛進製薬株式会社製)
、セルラーゼオノズカR−/θ(ヤクルト薬品工業株式
会社製)。
を得るには、該細胞を、例えばペクトリ7−ゼY−23
(盛進製薬株式会社製)−マセロザイムR−/θ(ヤク
ルト薬品工業株式会社製)等のマセレーション酵素を含
む溶液及びセルラーゼy −C(盛進製薬株式会社製)
、セルラーゼオノズカR−/θ(ヤクルト薬品工業株式
会社製)。
セルラーゼオノズ力R8(ヤクルト薬品工業株式会社製
)、ドリセラーゼ(協和醗酵工業株式会社製)等の細胞
壁分解酵素を含有する溶液に浸漬し。
)、ドリセラーゼ(協和醗酵工業株式会社製)等の細胞
壁分解酵素を含有する溶液に浸漬し。
暗黒下約−θ〜30℃で5〜/、g時間程度、穏やかに
振盪することにより、不定胚形成細胞のブロトフ”ラス
トを得、これをミラクロスCカルビオヶムーヘーリング
社製、米国)、ナイロンメツシュのプロトプラストの懸
濁液を得る。
振盪することにより、不定胚形成細胞のブロトフ”ラス
トを得、これをミラクロスCカルビオヶムーヘーリング
社製、米国)、ナイロンメツシュのプロトプラストの懸
濁液を得る。
一方、上記珠心由来のミカン科植物の不定胚形成細胞よ
り得たプロトプラストと融合する他のミカン科植物の組
繊細胞又は胚珠以外の組織を培地に培養して得られる分
化能を殆どもしくは全く持たない培養細胞よ′り該細胞
のプロトプラストを得る手段を以下に述べる。
り得たプロトプラストと融合する他のミカン科植物の組
繊細胞又は胚珠以外の組織を培地に培養して得られる分
化能を殆どもしくは全く持たない培養細胞よ′り該細胞
のプロトプラストを得る手段を以下に述べる。
先ず、カラタチ、l−ロイヤー・シトレンジ、温州ミカ
ン、夏ミカン等のミカン科植物の根1葉より採取した組
繊細胞又は該ミカン科植物の胚珠以外の組織を適当な培
地例えば植物ホルモンを含む寒天培地に置床して得られ
る分化能をほとんどもしくは全く持たない培養細胞を、
必要により20%(V/V 1エタノール溶液で殺菌し
、これを例えばTween 2θを含む次亜塩素酸溶液
に浸漬し、更に滅菌した後、カミソリ、メス等で小片に
したものを、例えばペクトリアーゼY−jllマセロザ
イムR−/θ等のマセレーション酵素を含む溶液及びセ
ルラーゼY−C,セルラーゼオノズカR−/ 0.セル
ラーゼオノズカR8、ドリセラーゼ等の細胞壁分解酵素
を含有する溶層に浸漬し、暗黒下約20〜30℃でオ〜
/、(時間程度、穏やかに振盪することにより、組繊細
胞又は培養細胞のプロトプラストを得、これをミラクロ
ス、ナイロドブラストの懸濁液を得る〇 次に、上記した珠心由来のミカン科植物の不定胚形成細
胞のプロトプラスト懸濁液と、上記した他のミカン科植
物の組繊細胞もしくは培養細胞のプロトプラスト懸濁液
とを、夫々の懸濁液の細胞密度がlθ5〜lθ’/me
程度に予じめ調整したものを混合し1次いでこれに、該
混合液とほぼ等容量のカルシウムイオンとポリエチレン
グリコールもしくはポリビニルアルコール含有液を加え
て混合し、10〜ツタ分程度静置した後、これに塩化カ
ルシウムを含むマンニトール溶液を加えることにより、
融合されたプロトプラストを得る。
ン、夏ミカン等のミカン科植物の根1葉より採取した組
繊細胞又は該ミカン科植物の胚珠以外の組織を適当な培
地例えば植物ホルモンを含む寒天培地に置床して得られ
る分化能をほとんどもしくは全く持たない培養細胞を、
必要により20%(V/V 1エタノール溶液で殺菌し
、これを例えばTween 2θを含む次亜塩素酸溶液
に浸漬し、更に滅菌した後、カミソリ、メス等で小片に
したものを、例えばペクトリアーゼY−jllマセロザ
イムR−/θ等のマセレーション酵素を含む溶液及びセ
ルラーゼY−C,セルラーゼオノズカR−/ 0.セル
ラーゼオノズカR8、ドリセラーゼ等の細胞壁分解酵素
を含有する溶層に浸漬し、暗黒下約20〜30℃でオ〜
/、(時間程度、穏やかに振盪することにより、組繊細
胞又は培養細胞のプロトプラストを得、これをミラクロ
ス、ナイロドブラストの懸濁液を得る〇 次に、上記した珠心由来のミカン科植物の不定胚形成細
胞のプロトプラスト懸濁液と、上記した他のミカン科植
物の組繊細胞もしくは培養細胞のプロトプラスト懸濁液
とを、夫々の懸濁液の細胞密度がlθ5〜lθ’/me
程度に予じめ調整したものを混合し1次いでこれに、該
混合液とほぼ等容量のカルシウムイオンとポリエチレン
グリコールもしくはポリビニルアルコール含有液を加え
て混合し、10〜ツタ分程度静置した後、これに塩化カ
ルシウムを含むマンニトール溶液を加えることにより、
融合されたプロトプラストを得る。
このようにして得られた融合プロトプラストを遠心分離
してプロトプラストを集め、マンニ) −ル溶液で洗浄
した後、これを植物ホルモンを含まず、かつ高濃度の糖
、例えば珠心由来細胞の不定胚形成の誘導及び該細胞の
成長を抑制する効果のある蔗糖、グルコース、フルクト
ース等の糖を通常θ、4t〜θ、gM程度含む高濃度の
糖含有培地で液体培養もしくは固体培養を行なう。その
際、培養はlθ4〜ノθ’/ml;程度の細胞密度で1
弱光下もしくは暗黒下約ユθ〜30℃程度で行なう。
してプロトプラストを集め、マンニ) −ル溶液で洗浄
した後、これを植物ホルモンを含まず、かつ高濃度の糖
、例えば珠心由来細胞の不定胚形成の誘導及び該細胞の
成長を抑制する効果のある蔗糖、グルコース、フルクト
ース等の糖を通常θ、4t〜θ、gM程度含む高濃度の
糖含有培地で液体培養もしくは固体培養を行なう。その
際、培養はlθ4〜ノθ’/ml;程度の細胞密度で1
弱光下もしくは暗黒下約ユθ〜30℃程度で行なう。
なお、液体培養の場合、培養開始時より3〜グ週間後、
これに植物ホルモ“ンを含まず、かつ0.3M程度の糖
を含有する寒天培地を加えて培養することが望ましく、
又固体培養の場合、培養開始時より7ケ月程度経過後に
5%(W/W )蔗糖を含む液体培地を加え、以後7ケ
月程度毎に該液体培地を加えて培養するのが望ましい。
これに植物ホルモ“ンを含まず、かつ0.3M程度の糖
を含有する寒天培地を加えて培養することが望ましく、
又固体培養の場合、培養開始時より7ケ月程度経過後に
5%(W/W )蔗糖を含む液体培地を加え、以後7ケ
月程度毎に該液体培地を加えて培養するのが望ましい。
なお又、培養開始時より2〜3週目以後は、約3θθθ
ルツクス程度の光照射下で培養するのが望ましい。
ルツクス程度の光照射下で培養するのが望ましい。
上記した培養により、2〜37月後に雑種細胞のみが不
定胚を分化して胚様体となり、該胚様体を植物ホルモン
を含まずマルトエキストラクト。
定胚を分化して胚様体となり、該胚様体を植物ホルモン
を含まずマルトエキストラクト。
アデニン等を含む培地で培養、増殖させ、次いでこれを
ジベレリンを含む培地に移し1発根1発芽させる。′こ
のようにして、ミカン科植物の体細胞雑種が得られる。
ジベレリンを含む培地に移し1発根1発芽させる。′こ
のようにして、ミカン科植物の体細胞雑種が得られる。
本発明によれば、交配手段では得られない遺伝的特性を
有するミカン科植物の体細胞雑種を、極めて効率良?、
しかも確実に得ることができるので、本発明は産業上極
めて有利である。
有するミカン科植物の体細胞雑種を、極めて効率良?、
しかも確実に得ることができるので、本発明は産業上極
めて有利である。
以下に本発明の実施例を示すが1本発明はこれにより制
限されるものではない。
限されるものではない。
実施例 1
トロビンオレンジの開花当日の花から胚珠を無菌的にビ
ンセットで取り出し、これをマルトエキストラクト(/
00m9/、e )、アゾ:7(20m9/A)を含
み、植物ホルモンを含まないMT培地(Proc、 F
irst Int、C1trus 5yrnp、 /
919年−VoL ’ 3、//jfj、11乙7頁参
照)に置床し、160日間培養することにより球心由来
の培養細胞を得た。これを植物ホルモンとしてベンジル
アデニン’Om9/Aを含むMT寒天培地で、未分化増
殖細胞の状態で約!年間保持、増殖させた0この細胞の
ノ部を/ 0m9/Aのベンジルアデニンを含む液体培
地に移し、約ノ年間継代培養し、培養物をナイロンメツ
シュで濾過して未分化増殖細胞を得た。
ンセットで取り出し、これをマルトエキストラクト(/
00m9/、e )、アゾ:7(20m9/A)を含
み、植物ホルモンを含まないMT培地(Proc、 F
irst Int、C1trus 5yrnp、 /
919年−VoL ’ 3、//jfj、11乙7頁参
照)に置床し、160日間培養することにより球心由来
の培養細胞を得た。これを植物ホルモンとしてベンジル
アデニン’Om9/Aを含むMT寒天培地で、未分化増
殖細胞の状態で約!年間保持、増殖させた0この細胞の
ノ部を/ 0m9/Aのベンジルアデニンを含む液体培
地に移し、約ノ年間継代培養し、培養物をナイロンメツ
シュで濾過して未分化増殖細胞を得た。
つぎに、この未分化増殖細胞を植物ホルモンを含まない
MT液体培地に移し、2週間培養した後。
MT液体培地に移し、2週間培養した後。
この培養細胞を上記組成の培地に植え継ぎj日間継代培
養することにより不定胚形成細胞を得た。
養することにより不定胚形成細胞を得た。
この不定胚形成細胞をミラクロス(カラビオヶムーヘI
Jング社製)でr過分離して得られた約19の不定胚形
成細胞を、−2θm乙の無菌の酵素液〔0,3%(W/
■〕マセロザイムR−/θ(ヤクルト薬品工業株式会社
製)−0,2%(W/V )セルラーゼオノズカR−t
θ(ヤクルト薬品工業株式会社製)、0,1%(W/V
)ト’リセラーゼ(協和醗酵工業株式会社製)、θ、l
グM蔗糖、θ、オ乙Mマンニトールを含み、かつM T
培地組成のうち主要無機塩成分のみを含む酵素水溶液〕
に浸し、暗黒下/J時間グt r、p、m−回転振盪さ
せプロトプラストを得た。得られたプロトプラストをミ
ラクロスで濾過したのち、こね・をgool−、p、m
−−11= の懸濁液を得た。
Jング社製)でr過分離して得られた約19の不定胚形
成細胞を、−2θm乙の無菌の酵素液〔0,3%(W/
■〕マセロザイムR−/θ(ヤクルト薬品工業株式会社
製)−0,2%(W/V )セルラーゼオノズカR−t
θ(ヤクルト薬品工業株式会社製)、0,1%(W/V
)ト’リセラーゼ(協和醗酵工業株式会社製)、θ、l
グM蔗糖、θ、オ乙Mマンニトールを含み、かつM T
培地組成のうち主要無機塩成分のみを含む酵素水溶液〕
に浸し、暗黒下/J時間グt r、p、m−回転振盪さ
せプロトプラストを得た。得られたプロトプラストをミ
ラクロスで濾過したのち、こね・をgool−、p、m
−−11= の懸濁液を得た。
一方、カラタチの種子をバーミキュライトに播き1.2
才℃、3θθθルックス、l3時間7日の光条件下で約
コケ装置いてカラタチの幼植物を得た。こレラの葉を2
0%rV/V)エタノールで1θ秒間濯いだ後−0−’
%Tw6en x oを含むo−t%(W/V1次亜塩
素酸水溶液に20分間浸し、更に滅菌水で洗浄した後、
カミソリで−2mm間隔に切り、これを直ちにO7乙M
マンニトールとMT培地の主要無機成分を含む/ mM
のMESCs −rN−モルホリノ)エタン−スルホン
酸、モノハイドレート〕緩衝液(pi(3−g )にノ
時間浸漬した。
才℃、3θθθルックス、l3時間7日の光条件下で約
コケ装置いてカラタチの幼植物を得た。こレラの葉を2
0%rV/V)エタノールで1θ秒間濯いだ後−0−’
%Tw6en x oを含むo−t%(W/V1次亜塩
素酸水溶液に20分間浸し、更に滅菌水で洗浄した後、
カミソリで−2mm間隔に切り、これを直ちにO7乙M
マンニトールとMT培地の主要無機成分を含む/ mM
のMESCs −rN−モルホリノ)エタン−スルホン
酸、モノハイドレート〕緩衝液(pi(3−g )にノ
時間浸漬した。
浸漬後の葉の小片θ−1,9を、20m1の無菌の酵W
[[023%(W/V)マセロザイムR−ノθ。
[[023%(W/V)マセロザイムR−ノθ。
3 % (W/ V ) セルラーゼオノズカR,−t
o、o、tMマンニト−ルを含み、かつMT培地の主要
無機成分のみを含む7mMのMES緩衝液(pHt、f
)’lに浸し、暗黒下/J時間、 g −t r−p、
m、で回転振盪させプロトプラストを得た。得られたプ
ロトプラストをミラクロスで2過した後、これをgoo
r、p、m。
o、o、tMマンニト−ルを含み、かつMT培地の主要
無機成分のみを含む7mMのMES緩衝液(pHt、f
)’lに浸し、暗黒下/J時間、 g −t r−p、
m、で回転振盪させプロトプラストを得た。得られたプ
ロトプラストをミラクロスで2過した後、これをgoo
r、p、m。
= 12−
を得た。
次に、上記したトロビタオレンジのプロトプラストの懸
濁液及びカラタチのプロトプラストの懸濁液を、夫々細
胞密度が/ o6個/ mIVとなるように調整し、混
合した。この混合懸濁液を200μにづつプラスチック
シャーレ(直径6cm)に分注し。
濁液及びカラタチのプロトプラストの懸濁液を、夫々細
胞密度が/ o6個/ mIVとなるように調整し、混
合した。この混合懸濁液を200μにづつプラスチック
シャーレ(直径6cm)に分注し。
該シャーレ内の懸濁液の周囲に、pH1,、夕のPEG
水溶液〔グθ%・W/Wポリエチレングリコール。
水溶液〔グθ%・W/Wポリエチレングリコール。
700mM CaCl2及びlθθmMT−TEPES
(N −コーヒドロキシエチルピペラジンーN’−一
一エタンスルホン酸〕緩衝液を含む水溶1&〕20θμ
kを置き、これを静かに混合し、70分間静置した後、
θ、オmljの洗浄液(オθmM CaCL及び0.3
Mマンニトールを含む水溶液)を静かに添加し。
(N −コーヒドロキシエチルピペラジンーN’−一
一エタンスルホン酸〕緩衝液を含む水溶1&〕20θμ
kを置き、これを静かに混合し、70分間静置した後、
θ、オmljの洗浄液(オθmM CaCL及び0.3
Mマンニトールを含む水溶液)を静かに添加し。
プロトプラストの融合を行った。次いで15分間プロト
プラスト懸濁液を遠心管に移し、lθθ0r−p−m、
で夕分間遠心分離することにより融合プロトプラストを
集めた。
プラスト懸濁液を遠心管に移し、lθθ0r−p−m、
で夕分間遠心分離することにより融合プロトプラストを
集めた。
ることにより2回洗浄し、更に0.6M蔗糖を含み植物
ホルモンを含まないMT#1体培地で上記と同様な遠心
分離により洗浄した後、細胞密度が7t)5個/ ml
Vとなるように調整する。この細胞懸濁液O,オmlj
をシャーレ(直径6m)に入れ、バラフィルムでシール
した後、弱光下24t−27℃で培養した。
ホルモンを含まないMT#1体培地で上記と同様な遠心
分離により洗浄した後、細胞密度が7t)5個/ ml
Vとなるように調整する。この細胞懸濁液O,オmlj
をシャーレ(直径6m)に入れ、バラフィルムでシール
した後、弱光下24t−27℃で培養した。
植物ホルモンを含まない〕を、前記培養液に加えて培養
し1.2t月後に得られた胚様体をマルトエキストラク
ト(,3′θθmg / p )、アデニン(4tθm
g / A 1を含むMT培地(植物ホルモンを含まな
い)に移し、増殖させ、さらにジベレリン(10m9/
Iりを含むMT培地(/ omg/ A ) ニ移シ。
し1.2t月後に得られた胚様体をマルトエキストラク
ト(,3′θθmg / p )、アデニン(4tθm
g / A 1を含むMT培地(植物ホルモンを含まな
い)に移し、増殖させ、さらにジベレリン(10m9/
Iりを含むMT培地(/ omg/ A ) ニ移シ。
植物体を得た。
このようにして得られた植物体は、形態的にオレンジと
カラタチの中間を示すこと、染色体数が3乙で両親(λ
11 == / g )の和であること等から。
カラタチの中間を示すこと、染色体数が3乙で両親(λ
11 == / g )の和であること等から。
雑種であると推定され、さらにリボゾームRNA遺伝子
1葉の精油成分の分析によっても、得られた植物は両親
の特徴的な型を共に有することから。
1葉の精油成分の分析によっても、得られた植物は両親
の特徴的な型を共に有することから。
該植物体はオレンジとカラタチの体細胞雑種であること
が確認された。
が確認された。
実施例 2
トロビタオレンジの開花当日の花から胚珠を無菌的にビ
ンセットで取り出し、これをマルトエキストラクト()
00m97A)、アデニン(20m9/りを含み、植物
ホルモンは含まないMT培地(Proc、 Firs
t Int、 C1trus Symp 、
〕 9 tq*。
ンセットで取り出し、これをマルトエキストラクト()
00m97A)、アデニン(20m9/りを含み、植物
ホルモンは含まないMT培地(Proc、 Firs
t Int、 C1trus Symp 、
〕 9 tq*。
VoL13.’ノjタ〜lノにノ頁参照)に置床し。
jJ’0日間培養することにより球心由来の培養細胞を
得た。これを植物ホルモンとしてベンジルアデニン’
Om97 A含むMT寒天培地で、未分化増殖細胞の状
態で約j年間保持、増殖させた。この細胞の1部を/
Q mg / Aのベンジルアデニンを含む液体培地に
移し、約7年間柄代培養し培養物をナイロンメツシュで
1過して未分化増殖細胞を得た。つぎに、この未分化増
殖細胞を5%(W/V)ガラクトースを含み植物ホルモ
ンを含まないMT液体培地に移し、2週間培養した後、
この培養細胞を上記組成の培地に植え継ぎ、再びλ週間
培養し、さらに夕日間継代培養することにより不定胚形
成細胞を得た。
得た。これを植物ホルモンとしてベンジルアデニン’
Om97 A含むMT寒天培地で、未分化増殖細胞の状
態で約j年間保持、増殖させた。この細胞の1部を/
Q mg / Aのベンジルアデニンを含む液体培地に
移し、約7年間柄代培養し培養物をナイロンメツシュで
1過して未分化増殖細胞を得た。つぎに、この未分化増
殖細胞を5%(W/V)ガラクトースを含み植物ホルモ
ンを含まないMT液体培地に移し、2週間培養した後、
この培養細胞を上記組成の培地に植え継ぎ、再びλ週間
培養し、さらに夕日間継代培養することにより不定胚形
成細胞を得た。
この不定胚形成細胞をミラクロスCカラビオケムーベー
リング社製)で1過分離して得られた約/g−の不定胚
形成細胞を、−〇mlの無菌の酵素液〔0,3(W/■
〕マセロザイムR−10(ヤクルト薬品工業株式会社製
)、00.2%(W/V)セルラーゼオノズカR−/θ
〔ヤクルト薬品工業株式会社製) 、 o −/ %
(W/V )ドリセラーセ(協和醗酵工業株式会社製)
、0−17M蔗糖。
リング社製)で1過分離して得られた約/g−の不定胚
形成細胞を、−〇mlの無菌の酵素液〔0,3(W/■
〕マセロザイムR−10(ヤクルト薬品工業株式会社製
)、00.2%(W/V)セルラーゼオノズカR−/θ
〔ヤクルト薬品工業株式会社製) 、 o −/ %
(W/V )ドリセラーセ(協和醗酵工業株式会社製)
、0−17M蔗糖。
o、、ttMマンニトールを含み、かつMT培地組成の
うち主要無機塩成分のみを含む酵素水溶液〕に浸し、暗
黒下ノ乙時間グ、!: r、p+m+回転振盪させプロ
トプラストを得た。得られたプロトプラストをミラクロ
スで1過I−たのち、これをgθθr + p 、m。
うち主要無機塩成分のみを含む酵素水溶液〕に浸し、暗
黒下ノ乙時間グ、!: r、p+m+回転振盪させプロ
トプラストを得た。得られたプロトプラストをミラクロ
スで1過I−たのち、これをgθθr + p 、m。
の懸濁液を得た。
一方、トロイヤーシトレンジの実生植物体を温室内、自
然光下で約7年間育てた0この植物の十分に育成した若
い葉を2θ4(V/V)エタノールで7部秒間濯いた後
、θ、ノ%Tween 、20を含む0.5%(W/V
)次亜塩素酸水浴液に10分間浸し、更に滅菌水で洗浄
した後、カミソリで−mm 間隔に切り、こね、を直ち
に0.6MマンニトールとMT培地の主要無機成分を含
む/mMMES緩衝液(pH57g)にノ時間浸漬した
。浸漬後の葉の小片1.09を、20蛯の無菌の酵素液
〔θ、3%rW/V)マセロザイムR−ノθ、3%(W
/■〕セルラーゼオノズカ11(、−/θ%0−/、M
マンニトールを含み、かつMT培地の主要無機成分のみ
を含む/ mMのMES緩衝g (pI(Δ′0g)〕
に浸し、暗黒下/J時間、ゲタr−p−m−で回転振盪
させプロトプラストを得た。得られたプロトプラストス
トの懸濁液を得た。
然光下で約7年間育てた0この植物の十分に育成した若
い葉を2θ4(V/V)エタノールで7部秒間濯いた後
、θ、ノ%Tween 、20を含む0.5%(W/V
)次亜塩素酸水浴液に10分間浸し、更に滅菌水で洗浄
した後、カミソリで−mm 間隔に切り、こね、を直ち
に0.6MマンニトールとMT培地の主要無機成分を含
む/mMMES緩衝液(pH57g)にノ時間浸漬した
。浸漬後の葉の小片1.09を、20蛯の無菌の酵素液
〔θ、3%rW/V)マセロザイムR−ノθ、3%(W
/■〕セルラーゼオノズカ11(、−/θ%0−/、M
マンニトールを含み、かつMT培地の主要無機成分のみ
を含む/ mMのMES緩衝g (pI(Δ′0g)〕
に浸し、暗黒下/J時間、ゲタr−p−m−で回転振盪
させプロトプラストを得た。得られたプロトプラストス
トの懸濁液を得た。
次に、上記したトロビタオレンジのプロトプラストの懸
濁液及びトロイヤーシトレンジのプロトプラストの懸濁
液を夫々細胞密度がlθ6個/ mlとなるように調整
し、混合した。この混合懸濁液を、200μfづつプラ
スチックシャーレ〔直径乙Crn)に亦注し、該シャー
レ内の懸濁液の周囲に。
濁液及びトロイヤーシトレンジのプロトプラストの懸濁
液を夫々細胞密度がlθ6個/ mlとなるように調整
し、混合した。この混合懸濁液を、200μfづつプラ
スチックシャーレ〔直径乙Crn)に亦注し、該シャー
レ内の懸濁液の周囲に。
pHざ、!のPEG水浴液(4to%・W/Wポリエチ
レングリコール、)00mM CaC1□、及ヒlθ
θmMの)IEPES緩衝液を含む水溶液)ユθθμk
を置き−これを静かに混合し、10分間静置した後、o
、smetr)洗浄液(5θmM CaCl2及びθ、
乙Mマンニトールを含む水溶液)を静かに添加しプロト
プラストの融合を行なった。次いでJj分間プロトプラ
スト懸濁液を遠心管に移し、ノθθθr−p、m、で遠
心分離することにより融合プロトプラストを集めた。
レングリコール、)00mM CaC1□、及ヒlθ
θmMの)IEPES緩衝液を含む水溶液)ユθθμk
を置き−これを静かに混合し、10分間静置した後、o
、smetr)洗浄液(5θmM CaCl2及びθ、
乙Mマンニトールを含む水溶液)を静かに添加しプロト
プラストの融合を行なった。次いでJj分間プロトプラ
スト懸濁液を遠心管に移し、ノθθθr−p、m、で遠
心分離することにより融合プロトプラストを集めた。
次[得られた融合プロトプラストを0.6Mマンニトー
ルで/Qθθr、p1m、で5分間遠心分離することに
より2回洗浄し、更に0,1.M蔗糖を含み植物ホルモ
ンを含まないMT培地で同様に洗浄した後、細胞密度が
2×lθ5個/mlVとなるように調整する。この細胞
懸濁液l罰にθ、4M蔗H及びt −,2%ジ−プラー
クアガロース(マリンコロイド社製)を含むMT培地を
/ ml加え、シャーVC直径1.Cm)に入れてパラ
フィルムでシールし1弱光下2グル2フ℃で培養した。
ルで/Qθθr、p1m、で5分間遠心分離することに
より2回洗浄し、更に0,1.M蔗糖を含み植物ホルモ
ンを含まないMT培地で同様に洗浄した後、細胞密度が
2×lθ5個/mlVとなるように調整する。この細胞
懸濁液l罰にθ、4M蔗H及びt −,2%ジ−プラー
クアガロース(マリンコロイド社製)を含むMT培地を
/ ml加え、シャーVC直径1.Cm)に入れてパラ
フィルムでシールし1弱光下2グル2フ℃で培養した。
培養開始時よりy週間後にjθθmBの、5′%蔗糖を
含み、植物ホルモンを含まないMTM体培地を加えて培
養し。
含み、植物ホルモンを含まないMTM体培地を加えて培
養し。
λケ月培養後得られた胚様体をマルトエキストラクト(
夕θθm9/A)、アゾ=ン(yOm9/A)を含むM
T培地〔植物ホルモンを含まない)に移し、増殖させ、
さらにジベレリン(i 0m97B )を含むMT培地
に移し、植物体を得た。
夕θθm9/A)、アゾ=ン(yOm9/A)を含むM
T培地〔植物ホルモンを含まない)に移し、増殖させ、
さらにジベレリン(i 0m97B )を含むMT培地
に移し、植物体を得た。
Claims (1)
- ミカン科植物の胚珠を植物ホルモンを含まない培地に培
養して得た珠心由来の培養細胞を、植物ホルモンを含む
培地で継代培養することにより未分化増殖細胞を得、こ
れを植物ホルモンを含まない培地又は植物ホルモンを含
み培地組成を変更した培地で培養することにより不定胚
形成細胞を得、この不定胚形成細胞より得たプロトプラ
ストと、他のミカン科植物の組繊細胞又は胚珠以外の組
織を培地に培養して得られる分化能を殆どもしくは全く
持たない培養細胞より得たプロトプラストとを融合させ
た後、これを植物ホルモンを含まず、かつ高濃度の糖を
含む培地で培養することにより、細胞融合した雑種細胞
のみを不定胚分化させ、体細胞雑種のみを選択的に得る
ことを特徴とする、ミカン科植物の体細胞雑種の作出方
法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60030611A JPS61192283A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | ミカン科植物の体細胞雑種の作出方法 |
US06/782,385 US4940836A (en) | 1985-02-20 | 1985-10-01 | Somatic hybrids of Rutaceae plants |
IL76634A IL76634A (en) | 1985-02-20 | 1985-10-09 | Method for producing somatic hybrids of ructaceae plants and culture medium for the production of said hybrids |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60030611A JPS61192283A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | ミカン科植物の体細胞雑種の作出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61192283A true JPS61192283A (ja) | 1986-08-26 |
JPH0320229B2 JPH0320229B2 (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=12308667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60030611A Granted JPS61192283A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | ミカン科植物の体細胞雑種の作出方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4940836A (ja) |
JP (1) | JPS61192283A (ja) |
IL (1) | IL76634A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01120282A (ja) * | 1987-11-02 | 1989-05-12 | Nakano Vinegar Co Ltd | アセトバクター属細菌のスフェロプラスト再生方法 |
JPH01168289A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-03 | Nakano Vinegar Co Ltd | 酢酸菌スフェロプラストの融合方法 |
JPH01168290A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-03 | Nakano Vinegar Co Ltd | 酢酸菌スフェロプラストの電気的融合法 |
JPH03117440A (ja) * | 1989-09-30 | 1991-05-20 | Norin Suisansyo Kajiyu Shikenjo | ミカン科植物の体細胞雑種利用による育種法 |
US5310673A (en) * | 1986-06-26 | 1994-05-10 | Oji Paper Company, Ltd. | Mass propagation through shoot primordia and regeneration of plants from protoplasts of shoot primordia |
CN109554330A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-04-02 | 广西壮族自治区林业科学研究院 | 一种马尾松原生质体制备方法 |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP60030611A patent/JPS61192283A/ja active Granted
- 1985-10-01 US US06/782,385 patent/US4940836A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-10-09 IL IL76634A patent/IL76634A/xx not_active IP Right Cessation
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5310673A (en) * | 1986-06-26 | 1994-05-10 | Oji Paper Company, Ltd. | Mass propagation through shoot primordia and regeneration of plants from protoplasts of shoot primordia |
JPH01120282A (ja) * | 1987-11-02 | 1989-05-12 | Nakano Vinegar Co Ltd | アセトバクター属細菌のスフェロプラスト再生方法 |
JPH01168289A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-03 | Nakano Vinegar Co Ltd | 酢酸菌スフェロプラストの融合方法 |
JPH01168290A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-03 | Nakano Vinegar Co Ltd | 酢酸菌スフェロプラストの電気的融合法 |
JPH03117440A (ja) * | 1989-09-30 | 1991-05-20 | Norin Suisansyo Kajiyu Shikenjo | ミカン科植物の体細胞雑種利用による育種法 |
CN109554330A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-04-02 | 广西壮族自治区林业科学研究院 | 一种马尾松原生质体制备方法 |
CN109554330B (zh) * | 2019-01-08 | 2022-02-22 | 广西壮族自治区林业科学研究院 | 一种马尾松原生质体制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IL76634A (en) | 1990-03-19 |
US4940836A (en) | 1990-07-10 |
JPH0320229B2 (ja) | 1991-03-18 |
IL76634A0 (en) | 1986-02-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |