JPS61192264A - 食品 - Google Patents

食品

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Publication number
JPS61192264A
JPS61192264A JP60031019A JP3101985A JPS61192264A JP S61192264 A JPS61192264 A JP S61192264A JP 60031019 A JP60031019 A JP 60031019A JP 3101985 A JP3101985 A JP 3101985A JP S61192264 A JPS61192264 A JP S61192264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
inositol
oryzanol
brown rice
food
Prior art date
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Pending
Application number
JP60031019A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyasu Minami
晴康 南
Tomiyoshi Morita
森田 富美
Seiji Shintani
新谷 誠司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsuno Food Industrial Co Ltd
Original Assignee
Tsuno Food Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tsuno Food Industrial Co Ltd filed Critical Tsuno Food Industrial Co Ltd
Priority to JP60031019A priority Critical patent/JPS61192264A/ja
Publication of JPS61192264A publication Critical patent/JPS61192264A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、玄米中に含まれる有効成分を有効量含有した
、いわゆる健康食品に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
玄米は1人体に有効な各種成分を含んでおシ、健康を維
持しかつ栄養を補給するのに優れた食品であると言われ
ている。このことから玄米に含まれている成分について
は、多くの研究がなされている。その成分の一例を挙げ
れば、以下の通シである。
蛋白質      7.4チ (内訳−アミノ酸組成) °rルギニン     062チ グリシン      045チ ヒスチジン     0.23% イソロイシン    0.30多 ロイシン      0.58チ リヅン        0,44% メチオニン     0.10% シヌチン      0.16% フェニルアラニン  0.34% チロシン      0.88チ ソレオニン     0.33% ト リ ノ ト フ ァ ン       0.08う
6バリン      0.45チ セリン      0.36% 脂質       2.3% 炭水化物    73.5チ ビタミンB1   0.00036% ビタミンB20.0001チ ニコチン酸    0.0045% ビタミンB6   0.0001% パントテン酸   0.0011チ ビリドキサール  0.00007チ ビオテン     O,0OO05% 葉酸       o、oooosチ ミネラル      1.3チ (内訳) リ  ン                     
       0.3%カリウム      0.25
チ マグネシウム    0.12チ カルシウム     0.01チ 鉄             0.001チしかし上述
した成分には、別設玄米から摂取する必要の力い栄養素
、例えば炭水化物、たんばく質、脂肪がある。また摂取
は好ましくないもの、例えはフィチンが含有されている
。フィチンは、玄米中に含まれているカルシウムの吸収
全疎外するということが報告されている(戒野庄−1特
発性過カルシウム尿症を伴う尿路結石症に対するric
e−bran療法の研究、日泌尿会誌、75巻、1号、
1984年)、従ってカルシウムの摂取を必要とする場
合、フィチンは好ましく々い。また玄米中には、残留農
薬、重金楓、過酸化脂質々と有害成分が含有されるおそ
れがある。例えば脱脂糠の分析試験結果の一例を以下に
示す。
分析試験結果 オリザノールは、玄米穀)ら直接摂取した場合、有効性
や吸収性の面で効果が薄い。
〔発明の技術的課題〕
本発明は、上述した問題を解消すべくなされたもので、
その目的とするところは、玄米中に含まれる有効成分の
みを体内で吸収されやすい状態で含有した食品を得んと
するものでおる。
〔発明の構成〕
すなわち本発明は、玄米を精製してここに含まれる有害
物質を除去し、その有効成分を体内で吸収しやすい状態
にし、かつ摂取しやすくしたもので、イノシトール0.
1〜25重量%、こめ油0.1〜30重量%、γ−オリ
ザノール0.01〜3重量%、その他生理的に許容しう
るビタミン、ミネラル及び着香料を有する食品である。
(イノシトール) イノシトールは、構造式 で示され、1,2,3.5位の水酸基はシス配置にあシ
、4,6位の水酸基は1位の水酸基に対してトランス配
置である。
本発明食品中に含有するイノシトールは、遊離状のもの
で、吸収性が優れたものである。イノシトールの含有量
は、玄米のそれと同程度となるように01〜25重fi
%とする。イノシトールは、ビタミンB群の一種として
知られ、細胞成長促進作用があり、末しょう血管の血行
をよくする作用を有する。動脈硬化、脂肪肝、肝硬変等
の予防、治療薬として、又総合ビタミン剤、乳児の必須
ビタミン剤などにも用いられているものである。
イノシトールは、常法に従って製造すればよく、例えば
脱脂米糠に希酸を加えてかき混ぜ、その抽出液にアンモ
ニア水を加えてイノシトール結合リン酸塩を沈殿させ、
加温分解し、消石灰乳を加えてアンモニアを発生させ、
更に炭酸ガスを吹き込んで炭酸カルシウム全除去し、得
られたろ液をイオン交換樹脂IR−120を通過させ、
濃縮、乾燥する。
(γ−オリザノール) γ−オリザノールは、構造式 で示される。γ−オリザノールの含有量は、玄米のそれ
と同程度となるように0.01〜3重量%とする。γ−
・オリザノールは、自律神経の中すうに作用して、機、
能異常を是正し、むちうち損傷に起因する諸症状を取り
除くとともに、内分泌自律神経の中すうに作用しこれら
の機能失調による種々の不定愁訴の改善に効果を示すこ
とが知られている。この成分も、常法に従って玄米から
精製される。・ (こめ油) こめ油は、米糠とはい芽から抽出、精製した食用油で、
リノール酸、ビタミンE等の栄養成分を含む。このこめ
油は、コレステロール沈着防止効果があることが知られ
ている。こめ油の含有量は、玄米のそれと同程度となる
ように0.1〜30重量%とする。こめ油の製造は常法
に従って行なえばよい。
本発明では、上述した有効成分の外に更にビタミン、ミ
ネラル及び着香料を加える。その例として、シん酸カル
シウム、レシチン、ビタミンE、ニコチン酸アミド、ビ
タミンB群、葉酸、パントテン酸カルシウム、ビオチン
などが挙ケられる。着香料としては、ライスローストオ
イル(商標名)が挙げられる。
これら有効成分を含有した食品の形状は、特に限定され
ないが、顆粒あるいはマイクロカプセルなどが好適であ
る。
実験例1 イノシトールの吸収性比較実験13週令(体
重2,5〜3 kg)の雄、日本白色種うさぎ三胴を用
い、24時間絶食後、以下に示fA1〜A3の組成のも
のをカプセルに詰め、経口投与した。
AI(従来例);米糠     4.5g−9= 扁2(比較例);イノシトール 64.8■屋3(本発
明);イノシトール 64.8即γ−オリザノール  
 27■ こめ油    61.74m9 第2りん酸カル乃ム  15■ レシチン   4.14■ ビタミンE   1.86+ny ニコチン酸アミド 1.5ダ ビタミンB1 0.225〜 B20.075■ B60.0459 葉酸     0.045! ノサント酸カルシウム 0.54〜 ビオチン   0.03■ これらにつき0分、15分、30分、1時間、2時間、
4時間、6時間及び8時間ごとにそれぞれ5゜。の血液
をとり、遠心分離によって血漿2−全採取し除タンパク
を行ない、得られた試料につき島津ゾルパックスODS
、示差屈折計を用いた高速液体クロマトグラフィーで吸
収性を調IO− べた。その結果全果1[ffiに示す。
々おA I −A 3における成分投与量は、以下の基
準によって決めた。人間の1日標準玄米摂取量’に30
0gとすると、米糠は9〜10%で約30gと々る。う
さぎの体重が約3ゆで、人間と比べてl/20であるた
め、米糠及びこれに含まれるイノシトール等の投与量’
!i l/20とし、更に検出感度を上げるため投与量
全通常の3倍とした。
実験例2 γ−オリザノールの吸収性比較実験実験例1
と同条件のうさぎに対し、以下に示す扁4〜A5の組成
のものをカプセルに詰め、経口投与した。
44(従来例);米糠   4.5g(AIと1行旧)
A5(比較例); γ−オリザノール  271vA 
6 (本発明);A3と同成分、 同量これらにつき0
分、30分、1時間、2時間、4時間、6時間、8時間
ごとにそれぞれ5ccの血液金と9、遠心分離によって
血漿2−を採取し除タンパクを行ガい、得られた試料を
島津ゾルパックスODSとUvヲ用いた高速液体クロマ
トグラフィーにて足置した。その結果全果2[1に示す
〔発明の効果〕
以上の結果から明らか々ように、本発明によれば玄米に
含まれる主力栄養素であるイノシトール、γ−オリザノ
ールの吸収性が、玄米で摂取するよりは明らかに吸収性
が良いことがわかる。また本発明に係る食品には摂取す
ると害になるものけ含まれておらず、しかも玄米から摂
取する必要のない栄養素も含まれていないので、いわゆ
る健康食品としてきわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は実験例1及び2の実験結果を示す図
である。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦特許庁長官  
宇 賀 道 部   殿1.事件の表示 特願昭60−31019号 2、発明の名称 食       品 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 築野食品工業株式会社 4、代理人 6、補正の対象   図   面   (fio、8.
T\、:、 7、補正の内容 図面第1図及び第2図に「血液中」とあるをそれぞれ別
紙添付図面の如く「血漿中」と1′正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. イノシトール0.1〜25重量%、こめ油0.1〜30
    重量%、γ−オリザノール0.01〜3重量%、その他
    生理的に許容しうるビタミン、ミネラル及び着香料を有
    する食品。
JP60031019A 1985-02-19 1985-02-19 食品 Pending JPS61192264A (ja)

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JP60031019A JPS61192264A (ja) 1985-02-19 1985-02-19 食品

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JP60031019A JPS61192264A (ja) 1985-02-19 1985-02-19 食品

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Cited By (4)

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