JPS61190382A - 文字フオント管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 漢字の文字フォントのうち最新使用あるいは高使用頻度
の一定数のもののみ主メモリのバッファ領域上に配置し
、管理テーブルを用いて迅速変換可能とする。バッファ
領域にない文字フォントは。

補助記憶装置に格納されているフォントテーブルを用い
て変換し、バッファ領域上の古い文字フォントと入れ替
える。またこのとき、管理テーブルも対応的に更新する
。管理テーブルは、テーブルサイズを小さくするため、
漢字コードの複数の上位バイトで１つのエントリを共用
できるようにし。

使用頻度に応じて共用関係を変更する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は９日本語情報処理システムにおける日本語情報
の出力制御方式に関するものであり、特に印字あるいは
表示出力するための文字フォントの管理テーブルを効率
的にアクセス可能にする手段をそなえた文字フォントの
管理方式に関する。

〔従来の技術〕

漢字を含む日本語情報をドツト形式のプリンタで印字出
力あるいはディスプレイ装置で表示出力する場合９日本
語情報の各文字の漢字コードごとに、その文字パターン
、すなわち文字フォントを発生して、プリンタあるいは
ディスプレイ装置に供給しなければならない。

一般に１日本語情報処理システムで使用される漢字は数
千種に及び、たとえば、ＪＩＳの第１水準、第２水準の
標準漢字および非標準漢字などを含む２バイトの漢字コ
ード体系が用いられている。

また各漢字の文字フォントは、１６Ｘ１６あるいは２４
Ｘ２４などのドツトパターンを用いて構成され、たとえ
ば２４Ｘ２４のドツトパターンの場合には、１文字あた
り７２バイトの大きさのデータとなる。

日本語情報処理システムでは、このような文字フォント
を全字種について登録したフォントテーブルを主メモリ
上に置き、出力しようとする日本語情報の各文字の漢字
コードごとにフォントテーブルを検索して、対応する文
字フォントを取り出し、プリンタあるいはディスプレイ
装置に供給するようにしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の日本語情報処理システ□ムでは、出力処理時に、
出力可能な全ての文字フォントからなる膨大な量のデー
タを含む文字フォントテーブルを主メモリ上に置き、こ
れを直接検索しているために。

高速で大容量の記憶装置が必要となり、しかも検索時間
が長くかかるという問題があった。

〔問題点を解決するための゛手段〕

本発明は、上記した問題点を解決するため、全文字種の
フォントテーブルを、主メモリ上にではなく磁気ディス
ク等の補助記憶装置上に置き、最近使用された文字フォ
ントを中心に限定された数の文字フォントのみを、主メ
モリのバッファ領域に置いて、使用に応じて最新のもの
で更新されるようにし、また文字コードから対応する文
字フォントコード、すなわち文字フォントテーブル内で
の文字フォントの格納位置が迅速に求められる小容量の
フォント管理テーブルを設けて、上記バッファ領域の文
字フォント更新と対応させて内容が更新されるようにす
る。

フォント管理テーブルのエントリには、２バイト漢字コ
ードの上位バイトの単一または複数の値（コード）をア
クセス頻度に応じて動的に対応づけることによりテーブ
ル容量の圧縮が図られる。

第１図は本発明の原理を示す概念図である。図において
、１は漢字コードテーブル、２はフォントテーブル、３
はフォント管理テーブル、４はフォントバッファ領域を
示す。

漢字コードテーブル１は使用可能な漢字コードを示すテ
ーブルであり、２バイトコードの上位バイト　（２１〜
７Ｆ）　と下位バイト　（２１〜７Ｆ）で構成されてい
る。

〔作用〕

フォントテーブル２は、漢字コードテーブル１の各漢字
コードに対応する文字フォントを保持し。

磁気ディスク装置等の外部の補助記憶装置に格納されて
いる。フォントテーブル２内の各文字フォントのアドレ
スは文字フォントコードと呼ばれ。

漢字コードとある程度の対応をもっているが、基本的に
は独立的に設定されている。

フォント管理テーブル３は、漢字コードテーブルの上位
バイトの値の範囲よりも少ないエントリ数ｎをもち、各
エントリは、漢字コードの上位バイトの値の１つあるい
は複数の値、すなわち漢字コードテーブルの１つあるい
は複数の行から、ポインタを用いて対応づけされている
。各エントリは、漢字コードの下位バイトの値（２１〜
７Ｆ）のそれぞれのカラムに対応するエレメントデータ
をもち、それぞれのカラムには、１個あるいは複数個の
文字フォントコードがエレメントデータとして登録でき
るようになっている。

これにより、漢字コードテーブル１のある行内の各漢字
コードの出現頻度が低ければ、すなわちその行の参照率
が低ければ、同様に参照率の低い他の行があるとき、そ
れとフォント管理テーブル３の１つのエントリを共用す
るように、動的にポインタ管理されている。ポインタは
１〜ｎ　（ｎ＜７Ｆ）で示されている。これにより、フ
ォント管理テーブル３の各エントリの参照成功率がほぼ
平均化される。

フォントバッファ領域４には、フォント管理テーブル３
に登録されている各文字フォントコードの文字フォント
が、フォントテーブル２から読み出されて、格納されて
いる。

ある漢字コードが入力されたとき、漢字コードテーブル
１を参照し、その上位バイトから、フォント管理テーブ
ル３をアクセスするポインタｉ　（ｉ　ｗ　ｌ　−−ｎ
）を求め、フォント管理テーブル３のｉ番目のエントリ
を参照する。

このｉ番目のエントリについて、漢字コードの下位バイ
トの値に対応するカラムのエレメントデータを読み、こ
の漢字コードの上位バイトの値と対になった文字フォン
トコードが含まれているか否かを調べる。

そのような上位バイトの値をもつ文字フォントコードが
見出された場合には、その文字フォントコードを用いて
、フォントバッファ領域４を参照し、対応する文字フォ
ントを取り出して出力する。

しかし、フォント管理テーブル３中に対応する文字フォ
ントコードを見出すことができなかった場合には、フォ
ントテーブル２を検索し、直接的に、対応する文字フォ
ントを取り出す。そしてこの場合、取り出された文字フ
ォントは、出力されるとともに文字フォントコードとと
もにフォントバッファ領域４に格納され、さらにフォン
ト管理テーフ゛Ｊし３の該当するエントリのカラムに、
その文字フォントコードが登録される。

フォント管理テーブル３およびフォントバッファ領域上
のデータは、一般にページングやバッファ制御等で用い
られているＬ　ＲＵ　（Ｌｅａｓｔ　Ｒｅｃｅｎｔｌｙ
　［Ｊｓｅｄ　）法を用いて、最近使用されていないデ
ータを追い出し、その後に新しいデータを書き込むよう
に入れ替え制御して、一定の容量の中で。

常に利用可能性の高い最近のデータが保有されているよ
うに制御される。

〔実施例〕

第２図は本発明の１実施例システムの構成図であり、１
は漢字コードテーブル、ｌａは漢字コードの上位バイト
、ｌｂはポインタ、ｌｃは頻度カウント、２はフォント
テーブル、３はフォント管理テーブル、３ａはフラグ、
４はフォントバッファ領域、２１はＣＰＵ、２２は主メ
モリ、２３および２４はＤＡＳＤ、２５はプリンタ、２
６は日本語情報、２７は日本語情報出力処理部、２７ａ
は入力漢字コード、２７ｂはフォント管理テーブル３の
エントリ、２７ｃは比較処理、２７ｄはフォントバッフ
ァ検索処理、２７ｅはフォントテーブル検索処理、２７
ｆはプリンタ出力処理、２７ｇはＬＲＩＬＴ処理、２７
ｈはフォントバッファ更新処理、２７１はテーブル更新
処理、２７ｊはボイン夕管理を表している。

なお、第２図中の漢字コードテーブル１．フォントテー
ブル２．フォント管理テーブル３．フォントバッファ領
域４については、第１図で説明したことがらが、ここで
もそのままあてはまるため。

再度の説明は省略する。

ＣＰＵ２１の日本語情報出力処理部２７は、ＤＡＳＤ２
３の日本語情報２６をプリンタ２５で印字出力するよう
指示されたとき１日本語情報２６の順次の入力漢字コー
ド２７ａごとに主メモリ２２の漢字コードテーブル１を
参照する。

まず漢字コードテーブル１において、・入力漢字コード
と２７ａの上位バイトに一致する上位バイト１ａのエン
トリからポインタ１ｂを読み出し。

同時に頻度カウントＩＣの値を＋１する。そして次にポ
インタ１ｂを用いて、フォント管理テーブル３から、該
当するエントリ２７ｂを読み出す。

比較処理２７ｃは、エントリ２７ｂの各カラムのうち、
入力漢字コード２７ａの下位バイトに対応するカラムの
複数（たとえば２）個のエレメントデータについて、上
位バイトの一致の有無を調べ、一致するデータがあると
き、その対の文字フォントコードを読み出す。　　　ノ フォントバッファ検索処理２７ｄは、フォントバッファ
領域４を検索し、その文字フォントコードに対応する文
字フォントを検索し、取り出す。

比較処理２７ｃで一致するエレメントデータを検出でき
なかった場合には、フォントテーブル検索処理２７ｅに
より、漢字コードを用いてＤＡＳＤ２４のフォントテー
ブル２を直接検索し９文字フォントおよび文字フォント
コードを取り出す。

このようにして取り出された文字フォントは。

プリンタ出力処理２７ｆにより、プリンタ２５へ転送さ
れる。

ところでフォントテーブル検索処理２７ｅでフォントテ
ーブル２から取り出された文字フォントコードと文字フ
ォントは、フォント管理テーブル３およびフォントバッ
ファ領域４に格納されるが。

その際ＬＲＵ処理゛２７ｇにより、更新エレメントが決
定される。

ＬＲＵ処理２７ｇでは、フォント管理テーブル３の該当
するカラムのエレメントデータのうち使用歴が古いエレ
メントデータを捨て、その代わりに新しい文字フォント
コードを格納させる。使用歴の新旧は、エレメントデー
タごとに設けられたフラグ３ａによって管理される。す
なわち、エレメントデータ数が２個の場合、フラグ３ａ
に１ビツトを割り当て、更新時に古いデータのフラグを
０″とし、新しいデータのフラグを“ｌ゛に設定する処
理を行う、したがって１次の更新処理では、フラグ０”
のデータを新しいデータで更新してそのフラグを“１”
に設定変更し、他方のデータのフラグを１”から“０”
に変更する。

各カラムのエレメントデータ数が２個以上ノ場合にはフ
ラグのビット数を増やせばよく、また新旧の使用歴では
なく使用回数で管理することも可能である。

ＬＲＵ処理２７ｇが決定した更新データ位置に応じて、
フォントバッファ更新処理２７ｈおよびテーブル更新処
理２７ｉは、それぞれフォントバッファ領域４およびフ
ォント管理テーブル３を更新する。

ポインタ管理２７ｊは、一定のタイミングで。

漢字コードテーブル１の各上位バイトごとの頻度カウン
トＩＣの値を調べ、必要があれば、ポインタ１ｂのつけ
替え処理を行う。すなわち、使用頻度の低い上位バイト
の行は、複数行まとめてフォント管理テーブル３の１つ
のエントリをポイントするようにし、使用頻度の高い上
位バイトの行は。

他の行とのエントリ共用を避けるようにポインタを変更
する。たとえば、頻度）ラントＩＣの値がある一定値を
超えたときに、ポインタを変更すればよい。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、主メモリ上には変換用の
テーブルと使用率の高い文字フォントのみが置かれるた
め、主メモリの容量を比較的小さく抑えることができ、
また文字フォントの変換処理に要する時間を短縮するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するための概念図。 第２図は本発明の１実施例システムの構成図である。 第１図において、１は漢字コードテーブル、２はフォン
トテーブル、３はフォント管理テーブル。 ４はフォントバッファ領域を表す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ２バイトの漢字コード体系を用いる日本語情報処理シス
   テムにおいて、 文字フォントコードにより管理される漢字コードごとの
   文字フォントを登録したフォントテーブルを含む補助記
   憶手段と、上記フォントテーブルに登録されている文字
   フォントの一部が文字フォントコードとともに保持され
   るフォントバッファ領域およびこのフォントバッファ領
   域に保持されている文字フォントの文字フォントコード
   を登録したフォント管理テーブルおよびこのフォント管
   理テーブルのエントリに対するポインタを漢字コードの
   上位バイトごとに設けた漢字コードテーブルをそれぞれ
   含む主記憶手段と、入力された日本語情報の各漢字コー
   ドをそれぞれ対応する文字フォントに変換して出力する
   日本語情報出力処理手段とをそなえ、 上記フォント管理テーブルは、そのエントリ数が漢字コ
   ードテーブルの上位バイトのコード数よりも少なく、１
   つのエントリが漢字コードテーブルの１つまたは複数の
   上位バイトからポインタにより対応づけられることがで
   き、かつ各エントリは漢字コードの下位バイトのコード
   数と同数のカラムを有してそれぞれのカラムには予め定
   められた１つまたは複数の文字フォントコードが登録可
   能であり、 上記日本語情報処理手段は、まず上記フォント管理テー
   ブルおよびフォントバッファ領域を用いて漢字コードを
   文字フォントに変換し、変換不能の場合にフォントテー
   ブルを用いて直接文字フォントに変換してしかるのちフ
   ォント管理テーブルおよびフォントバッファ領域を更新
   し、また漢字コードテーブルの上位バイトごとに設けら
   れたフォント管理テーブルのエントリに対するポインタ
   を上位バイトの使用頻度に応じてつけ替えることを特徴
   とする文字フォント管理方式。