JPH08194702A - 情報処理装置及びその文字キャッシュ方法 - Google Patents

情報処理装置及びその文字キャッシュ方法

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JPH08194702A
JPH08194702A JP7024664A JP2466495A JPH08194702A JP H08194702 A JPH08194702 A JP H08194702A JP 7024664 A JP7024664 A JP 7024664A JP 2466495 A JP2466495 A JP 2466495A JP H08194702 A JPH08194702 A JP H08194702A
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JP
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character
field
bit data
dictionary
keyword
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JP7024664A
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Koichi Kawamoto
浩一 川本
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャッシュ効率に優れ利用者の利便性を向上
させた情報処理装置の文字キャッシュ方法を提供する。 【構成】 文字出力要求されたときに、入力された文字
コードに対応する複数の文字を任意の意味を持つ用語と
して構築し、辞書検索手段は、その構築された用語と同
一または類似のキーワードが分野別キーワード辞書内に
存在するか否かを検索する。その結果、該当するキーワ
ードが存在したときは、ヒット回数保存手段がその分野
別キーワード辞書のヒット回数を更新して保存する。そ
して、ヒット回数が一定値を超えたときは、キャッシュ
領域更新手段がその分野別キーワード辞書内に収められ
ているキーワードの文字に係るビットデータでキャッシ
ュ領域の内容を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタやCRT等の
出力装置へ出力する文字をキャッシュするためのキャッ
シュ領域を備えた情報処理装置、及びその文字キャッシ
ュ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文字キャッシュ方法は、情報処理
装置の一時記憶装置上に任意または固定の大きさの領域
(キャッシュ領域)を確保し、該キャッシュ領域を、出
力装置へ出力するための文字のビットデータを保持する
ために利用している。そして、同一文字かつ同一サイズ
である文字を繰り返し前記出力装置へ出力する場合に
は、前記同一文字の出力の度に新たにその文字のビット
データを生成する代わりに、前記キャッシュ領域に保持
されている前記文字を示すビットデータを出力装置に出
力する。これによって出力装置への文字出力を効率的に
行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の文字キャッシュ方法を用いる情報処理装置では、キ
ャッシュの文字の対象となるのは、既に一旦出力装置に
出力された文字についてのみで、キャッシュされた文字
が重複出力される場合に効果が上がるように設計されて
おり、キャッシュされた用語に関連して使用頻度が高い
用語(関連用語)等の扱いについては何等考慮されてい
ないのが現状である。従って、キャッシュ効率(ヒット
率)を高くして高速な文字出力を実現し、利用者の利便
性を向上させるという観点から、未だ十分満足のいくも
のではなかった。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、キャッ
シュ効率に優れ利用者の利便性を向上させた情報処理装
置、及びその文字キャッシュ方法を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の情報処理装置は、文字コードに対応す
る文字のビットデータを生成するビットデータ生成手段
と、該ビットデータ生成手段によって生成されたビット
データを保持するキャッシュ領域と、前記ビットデータ
で表現される文字を出力する出力装置とを有し、文字出
力要求により同一文字を繰り返し前記出力装置へ出力す
るとき、該同一文字の出力の度に新たにその文字のビッ
トデータを生成する代わりに、前記キャッシュ領域に保
持されている前記同一文字を示すビットデータを前記出
力装置へ出力する情報処理装置において、特定分野で用
いられる用語をキーワードとしてまとめて、該特定分野
別にそれぞれ収納する複数の分野別キーワード辞書と、
前記文字出力要求時に入力された文字コードに対応する
複数の文字を任意の意味を持つ用語として構築する用語
構築手段と、前記用語構築手段により構築された用語と
同一または類似のキーワードが前記分野別キーワード辞
書内に存在するか否かを検索する辞書検索手段と、前記
辞書検索手段の検索により該当するキーワードが存在し
たときには、そのキーワードを収めた分野別キーワード
辞書に前記用語がヒットしたとして該分野別キーワード
辞書のヒット回数を更新して保存するヒット回数保存手
段と、前記ヒット回数が一定値を超えたとき、その分野
別キーワード辞書内に収められているキーワードの文字
に係るビットデータで前記キャッシュ領域の内容を更新
するキャッシュ領域更新手段とを備えたものである。
【0006】第2の発明の情報処理装置は、上記第1の
発明において、前記複数の分野別キーワード辞書のうち
の所定の分野別キーワード辞書のヒット回数が前記一定
値を超えたときには、それ以後は他の分野別キーワード
辞書のヒット回数が前記一定値を超えるまで、前記所定
の分野別キーワード辞書にヒットした用語に係るビット
データのみを前記キャッシュ領域に保持するように構成
したものである。
【0007】第3の発明の情報処理装置は、上記第1の
発明において、前記複数の分野別キーワード辞書と共
に、該各分野別キーワード辞書に共通するキーワードを
収納する共通キーワード辞書を設け、前記ヒット回数が
前記一定値を超えた分野別キーワード辞書にヒットした
用語に係るビットデータを前記キャッシュ領域に保持す
ると共に、前記共通キーワード辞書にヒットした用語に
係るビットデータも前記キャッシュ領域に保持するよう
にした構成したものである。
【0008】第4の発明である情報処理装置の文字キャ
ッシュ方法は、出力装置へ出力するための文字を表現す
るビットデータを保持するキャッシュ領域を備えた情報
処理装置への文字出力要求により、それに対応する文字
のビットデータを生成して前記キャッシュ領域に保持し
ておき、文字出力要求により同一文字の繰り返し出力を
要求されたとき、該同一文字の出力の度に新たにその文
字のビットデータを生成する代わりに、前記キャッシュ
領域に保持されている前記同一文字を示すビットデータ
を前記出力装置へ出力する情報処理装置の文字キャッシ
ュ方法において、特定分野で用いられる用語をキーワー
ドとしてまとめて、該特定分野別にそれぞれ収納する複
数の分野別キーワード辞書を予め用意しておき、前記文
字出力要求時に入力された文字コードに対応する複数の
文字を任意の意味を持つ用語として構築する用語構築処
理と、前記用語構築処理により構築された用語と同一ま
たは類似のキーワードが前記分野別キーワード辞書内に
存在するか否かを検索する辞書検索処理と、前記辞書検
索処理の検索により該当するキーワードが存在したとき
には、そのキーワードを収めた分野別キーワード辞書に
前記用語がヒットしたとして該分野別キーワード辞書の
ヒット回数を更新して保存するヒット回数保存処理と、
前記ヒット回数が一定値を超えたとき、その分野別キー
ワード辞書内に収められているキーワードの文字に係る
ビットデータで前記キャッシュ領域の内容を更新するキ
ャッシュ領域更新処理とを実行するものである。
【0009】第5の発明である情報処理装置の文字キャ
ッシュ方法は、上記第4の発明において、前記複数の分
野別キーワード辞書のうちの所定の分野別キーワード辞
書のヒット回数が前記一定値を超えたときには、それ以
後は他の分野別キーワード辞書のヒット回数が前記一定
値を超えるまで、前記所定の分野別キーワード辞書にヒ
ットした用語に係るビットデータのみを前記キャッシュ
領域に保持するようにしたものである。
【0010】第6の発明である情報処理装置の文字キャ
ッシュ方法は、上記第4の発明において、前記複数の分
野別キーワード辞書と共に、該各分野別キーワード辞書
に共通するキーワードを収納する共通キーワード辞書を
予め用意しておき、前記ヒット回数が前記一定値を超え
た分野別キーワード辞書にヒットした用語に係るビット
データを前記キャッシュ領域に保持すると共に、前記共
通キーワード辞書にヒットした用語に係るビットデータ
も前記キャッシュ領域に保持するようにしたものであ
る。
【0011】
【作用】上記構成により、第1の発明の情報処理装置に
よれば、用語構築手段は、文字出力要求されたときに、
入力された文字コードに対応する複数の文字を任意の意
味を持つ用語として構築し、辞書検索手段は、その構築
された用語と同一または類似のキーワードが分野別キー
ワード辞書内に存在するか否かを検索する。その結果、
該当するキーワードが存在したときは、ヒット回数保存
手段がその分野別キーワード辞書のヒット回数を更新し
て保存する。そして、ヒット回数が一定値を超えたとき
は、キャッシュ領域更新手段がその分野別キーワード辞
書内に収められているキーワードの文字に係るビットデ
ータでキャッシュ領域の内容を更新する。これにより、
入力した用語に関連した関連用語の予測的キャッシュが
可能になる。
【0012】第2の発明の情報処理装置によれば、上記
第1の発明において、複数の分野別キーワード辞書のう
ちの所定の分野別キーワード辞書のヒット回数が一定値
を超えたときには、それ以後は他の分野別キーワード辞
書のヒット回数が前記一定値を超えるまで、前記所定の
分野別キーワード辞書にヒットした用語に係るビットデ
ータのみをキャッシュ領域に保持するようにしたので、
ある分野別キーワード辞書に特化したキャッシュ領域の
状態を実現することができる。
【0013】第3の発明の情報処理装置によれば、上記
第1の発明において、ヒット回数が一定値を超えた分野
別キーワード辞書にヒットした用語に係るビットデータ
をキャッシュ領域に保持すると共に、共通キーワード辞
書にヒットした用語に係るビットデータも前記キャッシ
ュ領域に保持するようにしたので、出力要求のある文字
のビットデータをキャッシュする効率を一層高めること
ができる。
【0014】第4の発明である情報処理装置の文字キャ
ッシュ方法によれば、特定分野で用いられる用語をキー
ワードとしてまとめて、該特定分野別にそれぞれ収納す
る複数の分野別キーワード辞書を予め用意しておき、文
字出力要求時に入力された文字コードに対応する複数の
文字を任意の意味を持つ用語として構築し、その構築さ
れた用語と同一または類似のキーワードが前記分野別キ
ーワード辞書内に存在するか否かを検索し、該当するキ
ーワードが存在したときには、そのキーワードを収めた
分野別キーワード辞書に前記用語がヒットしたとして該
分野別キーワード辞書のヒット回数を更新して保存し、
ヒット回数が一定値を超えたとき、その分野別キーワー
ド辞書内に収められているキーワードの文字に係るビッ
トデータで前記キャッシュ領域の内容を更新する。これ
により、構築した用語に関連した関連用語の予測的キャ
ッシュが可能となる。
【0015】第5の発明である情報処理装置の文字キャ
ッシュ方法によれば、上記第4の発明において、複数の
分野別キーワード辞書のうちの所定の分野別キーワード
辞書のヒット回数が一定値を超えたときには、それ以後
は他の分野別キーワード辞書のヒット回数が前記一定値
を超えるまで、前記所定の分野別キーワード辞書にヒッ
トした用語に係るビットデータのみをキャッシュ領域に
保持するようにしたので、ある分野別キーワード辞書に
特化したキャッシュ領域の状態を実現することができ
る。
【0016】第6の発明である情報処理装置の文字キャ
ッシュ方法によれば、上記第4の発明において、複数の
分野別キーワード辞書と共に、該各分野別キーワード辞
書に共通するキーワードを収納する共通キーワード辞書
を予め用意しておき、ヒット回数が一定値を超えた分野
別キーワード辞書にヒットした用語に係るビットデータ
をキャッシュ領域に保持すると共に、前記共通キーワー
ド辞書にヒットした用語に係るビットデータも前記キャ
ッシュ領域に保持するようにしたので、出力要求のある
文字のビットデータをキャッシュする効率を一層高める
ことができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0018】図1は、本発明に係る情報処理装置の実施
例の概略構成を示すブロック図である。
【0019】この情報処理装置は、当該情報処理装置全
体の動作を制御するCPU10と主記憶装置11とで構
成されるデータ処理装置12を有している。主記憶装置
11は、制御プログラム等を格納する読み出し専用メモ
リであるROMと、CPU10のワークエリアや文字キ
ャッシュバッファ等として機能するRAMとを備え、さ
らにこの主記憶装置11には、メモリ容量を拡張するた
めの補助記憶装置13が接続されている。前記主記憶装
置11におけるRAM内の文字キャッシュバッファは、
本実施例の文字キャッシュ方法を実現するための記憶領
域となり、補助記憶装置13は、後述する分野別キーワ
ード辞書24を格納している。
【0020】また、データ処理装置12には、入力手段
としてマウス14及びキーボード15が接続され、さら
に出力装置としてCRT16及びプリンタ17が接続さ
れている。
【0021】CPU10は、主記憶装置11のROMに
記憶された制御プログラム(後述する図4に示すフロー
(文字キャッシュ方法)を含む)に基づいて各種のデバ
イスとのアクセスを統括的に制御し、CRT16やプリ
ンタ17の出力装置へ文字ビットデータとしてのビデオ
信号を出力する。
【0022】図2は、本実施例の情報処理装置における
文字キャッシュ方法のモジュール構成を示す図である。
【0023】図中の21は、上記CPU10内に構成さ
れるキャッシュコントローラであり、本実施例の文字キ
ャッシュ方法の実施全般を制御する。22は出力文字に
係る文字コードと文字サイズを保管する文字キャッシュ
インデックスであり、さらに23は文字ビットデータを
保管する文字ビットデータキャッシュであり、これら文
字キャッシュインデックス22及び文字ビットデータキ
ャッシュ23で前記主記憶装置11内の文字キャッシュ
バッファを構成する。
【0024】24は分野別キーワード辞書であり、各分
野(標準、法律、技術・コンピュータ、技術・機械、ビ
ジネス文書及びユーザ辞書等)で利用される用語をキー
ワードとしてまとめた辞書である。上記分野別の各辞書
にはそれぞれ1〜6の辞書IDが付されている。25は
文字出力要求のあった文字の文字ビットデータを生成す
るフォントスケーラである。
【0025】図3は、図2に示す文字キャッシュインデ
ックス22と文字ビットデータキャッシュ23の格納形
式を示す図であり、同図(a)は文字キャッシュインデ
ックス22を、また同図(b)は文字ビットデータキャ
ッシュ23を示している。
【0026】文字キャッシュインデックス22は、図3
(a)に示すように、文字コードに対応してビットデー
タ開始アドレス及びデータサイズが記憶される。また、
文字ビットデータキャッシュ23は、図3(b)に示す
ように、文字ビットデータキャッシュベースアドレスに
対応して各文字のビットイメージが記憶される。
【0027】次に、図4のフローチャートを参照しつ
つ、本実施例の文字キャッシュ方法を説明する。
【0028】まず、ステップS81では、図2に示すよ
うにアプリケーションから、文字コード及び出力サイズ
と共に文字出力要求がキャッシュコントローラ21に渡
されると、キャッシュコントローラ21は、図5に示す
ように、文字パターン列のデータに対して、分野別キー
ワード辞書24の検索のための用語構築を施す。
【0029】これと同時にキャッシュコントローラ21
は、フォントスケーラ25により、文字出力要求のあっ
た文字の文字ビットデータ「情」「報」「処」「理」
「装」「置」を図6に示すように生成し(例えば1文字
は16ドット×16ドット)、その生成した文字ビット
データ群を出力装置であるCRT16やプリンタ17へ
出力する。この時、出力する文字に重複がなく、文字ビ
ットデータキャッシュ23の容量に空きがあれば、出力
文字に係る文字コードと文字サイズを文字キャッシュイ
ンデックス22に、文字ビットデータを文字ビットデー
タキャッシュ23に図3(a),(b)に示すように保
管する。
【0030】続くステップS82では、上記ステップS
81の処理で構築された用語を基に分野別キーワード辞
書24の検索を行う。このキーワード辞書の検索は、図
7に示すように、各分野別キーワード辞書に割り当てた
検索スレッド1〜6に検索用語を渡し、並列検索を行
い、その結果をキャッシュコントローラ21へ通知す
る。
【0031】さらにステップS83では、前記検索スレ
ッド1〜6の処理結果を得たキャッシュコントローラ2
1が、検索用語にマッチ(または類似)するキーワード
が辞書ID1〜6のいずれかにあったかどうかを検索ス
レッド1〜6の処理結果を基に判定する。マッチするキ
ーワードが存在しなかった場合には処理を終えて、再び
文字出力要求をアプリケーションから受け付けるまで処
理を何等行わない。
【0032】一方、上記ステップS83の判定により、
マッチするキーワードが存在した場合には、ステップS
84へ進み、該当する辞書のヒット回数フィールド(図
8に示す)の値に“1”を加え、当該辞書のヒット回数
を更新する。この閾値とヒット回数を管理するための管
理テーブルは、図8に示すように、該閾値のほかに、辞
書ID1〜6に対応してヒット回数と辞書ファイル名称
が記憶され、例えば主記憶装置11のRAM内に形成さ
れるものとする。
【0033】さらに、ステップS85では、上記ステッ
プS84でヒット回数の更新を終えた結果、いずれかの
辞書のヒット回数が予め定められた閾値を超えたか否か
の判定を行う。なお、この閾値は、図8では「10」と
例示されているが、図9に示すような入力画面から変更
が可能である。
【0034】このステップS85の判定で、いずれの辞
書のヒット回数も閾値を超えていなかった場合には処理
を終えて、再び文字出力要求をアプリケーションから受
け付けるまで処理を何等行わない。また、いずれかの辞
書のヒット回数が閾値を超えていた場合にはステップS
86へ進む。
【0035】ステップS86では、ヒット回数が閾値を
超えた辞書に収められている全てのキーワードの文字ビ
ットデータをフォントスケーラ25により生成し、文字
キャッシュインデックス22及び文字ビットデータキャ
ッシュ23の内容をこの生成した文字ビットデータで更
新すると共に、各辞書に対してのヒット回数を「0」に
クリアする。
【0036】なお、本発明は、図示の実施例に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、その変形例とし
て次のようなものがある。
【0037】(1)複数の分野別キーワード辞書24の
うちのある分野別キーワード辞書のヒット回数が閾値を
超えたときには、それ以後は他の分野別キーワード辞書
のヒット回数が前記閾値を超えるまで、該分野別キーワ
ード辞書にヒットした用語に係るビットデータのみを文
字ビットデータキャッシュ23に保持するようにしても
よい。この場合は、ある分野別キーワード辞書に特化し
たキャッシュ領域の状態を実現することができ、特にあ
る分野を専門に利用する利用者の利便性が向上する。
【0038】(2)複数の分野別キーワード辞書24と
共に、該各分野別キーワード辞書に共通するキーワード
を収納する共通キーワード辞書を設け、ヒット回数が閾
値を超えた分野別キーワード辞書にヒットした用語に係
るビットデータを文字ビットデータキャッシュ23に保
持すると共に、前記共通キーワード辞書にヒットした用
語に係るビットデータも文字ビットデータキャッシュ2
3に保持するようにしてもよい。この場合は、出力要求
のある文字のビットデータをキャッシュする効率を一層
高めることができると共に、分野別キーワード辞書の重
複部分を無くすことで辞書サイズを抑制することがで
き、しかも用語のキーワード検索を高速に行うことがで
きる。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
の情報処理装置は、特定分野で用いられる用語をキーワ
ードとしてまとめて、該特定分野別にそれぞれ収納する
複数の分野別キーワード辞書と、文字出力要求時に入力
された文字コードに対応する複数の文字を任意の意味を
持つ用語として構築する用語構築手段と、前記用語構築
手段により構築された用語と同一または類似のキーワー
ドが前記分野別キーワード辞書内に存在するか否かを検
索する辞書検索手段と、前記辞書検索手段の検索により
該当するキーワードが存在したときには、そのキーワー
ドを収めた分野別キーワード辞書に前記用語がヒットし
たとして該分野別キーワード辞書のヒット回数を更新し
て保存するヒット回数保存手段と、前記ヒット回数が一
定値を超えたとき、その分野別キーワード辞書内に収め
られているキーワードの文字に係るビットデータで前記
キャッシュ領域の内容を更新するキャッシュ領域更新手
段とを備えたので、入力した用語に関連した関連用語の
予測的キャッシュを行うことができ、効率のよい文字出
力が可能となる。これにより、出力装置への文字出力を
高速に行うことが可能となり、利用者にとってより利便
性が向上する。
【0040】第2の発明の情報処理装置は、上記第1の
発明において、前記複数の分野別キーワード辞書のうち
の所定の分野別キーワード辞書のヒット回数が前記一定
値を超えたときには、それ以後は他の分野別キーワード
辞書のヒット回数が前記一定値を超えるまで、前記所定
の分野別キーワード辞書にヒットした用語に係るビット
データのみを前記キャッシュ領域に保持するように構成
したので、ある分野別キーワード辞書に特化したキャッ
シュ領域の状態を実現することができ、特にある分野を
専門に利用する利用者の利便性が向上する。
【0041】第3の発明の情報処理装置は、上記第1の
発明において、前記複数の分野別キーワード辞書と共
に、該各分野別キーワード辞書に共通するキーワードを
収納する共通キーワード辞書を設け、前記ヒット回数が
前記一定値を超えた分野別キーワード辞書にヒットした
用語に係るビットデータを前記キャッシュ領域に保持す
ると共に、前記共通キーワード辞書にヒットした用語に
係るビットデータも前記キャッシュ領域に保持するよう
にした構成したので、出力要求のある文字のビットデー
タをキャッシュする効率を一層高めることができると共
に、分野別キーワード辞書の重複部分を無くすことで辞
書サイズを抑制することができ、しかも用語のキーワー
ド検索を高速に行うことができる。
【0042】第4の発明である情報処理装置の文字キャ
ッシュ方法は、特定分野で用いられる用語をキーワード
としてまとめて、該特定分野別にそれぞれ収納する複数
の分野別キーワード辞書を予め用意しておき、文字出力
要求時に入力された文字コードに対応する複数の文字を
任意の意味を持つ用語として構築する用語構築処理と、
前記用語構築処理により構築された用語と同一または類
似のキーワードが前記分野別キーワード辞書内に存在す
るか否かを検索する辞書検索処理と、前記辞書検索処理
の検索により該当するキーワードが存在したときには、
そのキーワードを収めた分野別キーワード辞書に前記用
語がヒットしたとして該分野別キーワード辞書のヒット
回数を更新して保存するヒット回数保存処理と、前記ヒ
ット回数が一定値を超えたとき、その分野別キーワード
辞書内に収められているキーワードの文字に係るビット
データでキャッシュ領域の内容を更新するキャッシュ領
域更新処理とを実行するようにしたので、入力した用語
に関連した関連用語の予測的キャッシュを行うことがで
き、効率のよい文字出力が可能となる。これにより、出
力装置への文字出力を高速に行うことが可能となり、利
用者にとってより利便性が向上する。
【0043】第5の発明である情報処理装置の文字キャ
ッシュ方法は、上記第4の発明において、前記複数の分
野別キーワード辞書のうちの所定の分野別キーワード辞
書のヒット回数が前記一定値を超えたときには、それ以
後は他の分野別キーワード辞書のヒット回数が前記一定
値を超えるまで、前記所定の分野別キーワード辞書にヒ
ットした用語に係るビットデータのみを前記キャッシュ
領域に保持するようにしたので、ある分野別キーワード
辞書に特化したキャッシュ領域の状態を実現することが
でき、特にある分野を専門に利用する利用者の利便性が
向上する。
【0044】第6の発明である情報処理装置の文字キャ
ッシュ方法は、上記第4の発明において、前記複数の分
野別キーワード辞書と共に、該各分野別キーワード辞書
に共通するキーワードを収納する共通キーワード辞書を
予め用意しておき、前記ヒット回数が前記一定値を超え
た分野別キーワード辞書にヒットした用語に係るビット
データを前記キャッシュ領域に保持すると共に、前記共
通キーワード辞書にヒットした用語に係るビットデータ
も前記キャッシュ領域に保持するようにしたので、出力
要求のある文字のビットデータをキャッシュする効率を
一層高めることができると共に、分野別キーワード辞書
の重複部分を無くすことで辞書サイズを抑制することが
でき、しかも用語のキーワード検索を高速に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置の実施例の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】実施例の情報処理装置における文字キャッシュ
方法のモジュール構成を示す図である。
【図3】図2に示す文字キャッシュインデックス22と
文字ビットデータキャッシュ23の格納形式を示す図で
ある。
【図4】実施例の文字キャッシュ方法を示すフローチャ
ートである。
【図5】用語構築の例を示す図である。
【図6】文字ビットデータの生成例を示す図である。
【図7】分野別キーワード辞書24の検索処理を説明す
るための図である。
【図8】閾値とヒット回数を管理するための管理テーブ
ルを示す図である。
【図9】閾値の値を設定する画面の例を示す図である。
【符号の説明】
10 CPU 11 主記憶装置 12 データ処理装置 13 補助記憶装置 16 CRT 17 プリンタ 21 キャッシュコントローラ 22 文字キャッシュインデックス 23 文字ビットデータキャッシュ 24 分野別キーワード辞書 25 フォントスケーラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/21 G09G 5/24 670 9377−5H 9288−5L G06F 15/20 562 P

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字コードに対応する文字のビットデー
    タを生成するビットデータ生成手段と、該ビットデータ
    生成手段によって生成されたビットデータを保持するキ
    ャッシュ領域と、前記ビットデータで表現される文字を
    出力する出力装置とを有し、文字出力要求により同一文
    字を繰り返し前記出力装置へ出力するとき、該同一文字
    の出力の度に新たにその文字のビットデータを生成する
    代わりに、前記キャッシュ領域に保持されている前記同
    一文字を示すビットデータを前記出力装置へ出力する情
    報処理装置において、 特定分野で用いられる用語をキーワードとしてまとめ
    て、該特定分野別にそれぞれ収納する複数の分野別キー
    ワード辞書と、 前記文字出力要求時に入力された文字コードに対応する
    複数の文字を任意の意味を持つ用語として構築する用語
    構築手段と、 前記用語構築手段により構築された用語と同一または類
    似のキーワードが前記分野別キーワード辞書内に存在す
    るか否かを検索する辞書検索手段と、 前記辞書検索手段の検索により該当するキーワードが存
    在したときには、そのキーワードを収めた分野別キーワ
    ード辞書に前記用語がヒットしたとして該分野別キーワ
    ード辞書のヒット回数を更新して保存するヒット回数保
    存手段と、 前記ヒット回数が一定値を超えたとき、その分野別キー
    ワード辞書内に収められているキーワードの文字に係る
    ビットデータで前記キャッシュ領域の内容を更新するキ
    ャッシュ領域更新手段とを備えたことを特徴とする情報
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の分野別キーワード辞書のうち
    の所定の分野別キーワード辞書のヒット回数が前記一定
    値を超えたときには、それ以後は他の分野別キーワード
    辞書のヒット回数が前記一定値を超えるまで、前記所定
    の分野別キーワード辞書にヒットした用語に係るビット
    データのみを前記キャッシュ領域に保持するように構成
    したことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の分野別キーワード辞書と共
    に、該各分野別キーワード辞書に共通するキーワードを
    収納する共通キーワード辞書を設け、 前記ヒット回数が前記一定値を超えた分野別キーワード
    辞書にヒットした用語に係るビットデータを前記キャッ
    シュ領域に保持すると共に、前記共通キーワード辞書に
    ヒットした用語に係るビットデータも前記キャッシュ領
    域に保持するようにした構成したことを特徴とする請求
    項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 出力装置へ出力するための文字を表現す
    るビットデータを保持するキャッシュ領域を備えた情報
    処理装置への文字出力要求により、それに対応する文字
    のビットデータを生成して前記キャッシュ領域に保持し
    ておき、文字出力要求により同一文字の繰り返し出力を
    要求されたとき、該同一文字の出力の度に新たにその文
    字のビットデータを生成する代わりに、前記キャッシュ
    領域に保持されている前記同一文字を示すビットデータ
    を前記出力装置へ出力する情報処理装置の文字キャッシ
    ュ方法において、 特定分野で用いられる用語をキーワードとしてまとめ
    て、該特定分野別にそれぞれ収納する複数の分野別キー
    ワード辞書を予め用意しておき、 前記文字出力要求時に入力された文字コードに対応する
    複数の文字を任意の意味を持つ用語として構築する用語
    構築処理と、 前記用語構築処理により構築された用語と同一または類
    似のキーワードが前記分野別キーワード辞書内に存在す
    るか否かを検索する辞書検索処理と、 前記辞書検索処理の検索により該当するキーワードが存
    在したときには、そのキーワードを収めた分野別キーワ
    ード辞書に前記用語がヒットしたとして該分野別キーワ
    ード辞書のヒット回数を更新して保存するヒット回数保
    存処理と、 前記ヒット回数が一定値を超えたとき、その分野別キー
    ワード辞書内に収められているキーワードの文字に係る
    ビットデータで前記キャッシュ領域の内容を更新するキ
    ャッシュ領域更新処理とを実行することを特徴とする情
    報処理装置の文字キャッシュ方法。
  5. 【請求項5】 前記複数の分野別キーワード辞書のうち
    の所定の分野別キーワード辞書のヒット回数が前記一定
    値を超えたときには、それ以後は他の分野別キーワード
    辞書のヒット回数が前記一定値を超えるまで、前記所定
    の分野別キーワード辞書にヒットした用語に係るビット
    データのみを前記キャッシュ領域に保持することを特徴
    とする請求項4記載の情報処理装置の文字キャッシュ方
    法。
  6. 【請求項6】 前記複数の分野別キーワード辞書と共
    に、該各分野別キーワード辞書に共通するキーワードを
    収納する共通キーワード辞書を予め用意しておき、 前記ヒット回数が前記一定値を超えた分野別キーワード
    辞書にヒットした用語に係るビットデータを前記キャッ
    シュ領域に保持すると共に、前記共通キーワード辞書に
    ヒットした用語に係るビットデータも前記キャッシュ領
    域に保持することを特徴とする請求項4記載の情報処理
    装置の文字キャッシュ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104025030A (zh) * 2011-12-30 2014-09-03 英特尔公司 减少域着色器/镶嵌器调用

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104025030A (zh) * 2011-12-30 2014-09-03 英特尔公司 减少域着色器/镶嵌器调用
CN104025030B (zh) * 2011-12-30 2017-08-29 英特尔公司 减少域着色器/镶嵌器调用的方法、装置及设备

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