JPS61190329A - X線フイルム保持器 - Google Patents

X線フイルム保持器

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Publication number
JPS61190329A
JPS61190329A JP3045185A JP3045185A JPS61190329A JP S61190329 A JPS61190329 A JP S61190329A JP 3045185 A JP3045185 A JP 3045185A JP 3045185 A JP3045185 A JP 3045185A JP S61190329 A JPS61190329 A JP S61190329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
lid
intensifying screen
film holder
ray film
Prior art date
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Pending
Application number
JP3045185A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Katayama
信一 片山
Takehiko Mori
健彦 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP3045185A priority Critical patent/JPS61190329A/ja
Publication of JPS61190329A publication Critical patent/JPS61190329A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はカセツテレス式X線装置のX線フィルム保持器
に係り、特にX線フィルムと増感紙の密着に真空圧を利
用して行うX線フィルム保持器の改良技術に関するもの
である。
〔発明の背景〕
X線透視撮影装置において、X線フィルム(以下、単に
フィルムという)に直接撮影を行う装置は現在では、カ
セツテレス式X線速写装置を備えたものが主流をなして
いる。カセツテレス式X線速写装置は第4図に示すよう
に構成されておシ、フィルムの移動及びX線撮影は次の
順序で行われる。供給マガジン20には多数枚の未撮影
フィルム25が装填されており、この未撮影フィルム2
5をフィルム取出機構40に設けられた吸着パッド45
にて1枚ずつ取り出し、搬送ローラにて、X線フィルム
保持器10へ送る。X線フィルム保持器10の内部には
増感紙14(第5図参照)が貼り付けられていて、送ら
れて来た未撮影フィルム25と増感紙14は密着手段に
よって密着させられ、密着完了状態で待機させられ、操
作者がタイミングを見計らってX線撮影操作器を操作す
ると、X線フィルム保持器10はX線撮影位置へ移動し
、X線放射終了後再び前記待機位置へ戻り、撮影済フィ
ルム35を収納マガジン30へ搬送する。
このようなX線透視撮影装置にて撮影されるX線写真の
画質の良し悪しを左右する要因の一つに、XIフィルム
保持器における増感紙とフィルムの密着度が挙げられる
。増感紙はX線管から放射されたX線を受けて蛍光を発
し、フィルムの感光を増大させる機能を果たすものであ
るが、増感紙とフィルムが密着していない場合には、増
感紙の蛍光体が発す急先が発散してX線像がぼけたもの
となってしまう。このため、X線透視撮影装置においで
は、増感紙とフィルムが全面にわたり良好かつ均一に密
着するように工夫がなされている。
増感紙とフィルムの密着には、X線フィルム保持器の上
蓋と下蓋とをばね等の弾性を利用して行うものと、上蓋
と下蓋とを閉じた状態で内部を真空吸引し上蓋と下蓋と
に作用する大気圧を利用して行うものの二進シの方法が
知られている。
上記二進りの方法の各々に長所、欠点を有しているが、
以下本発明に係る真空吸引によるものの問題点を説明す
る。
第5図に従来技術によるX線フィルム保持器10の概略
構造図を示す。X線フィルム保持器10は上蓋11と下
蓋12をヒンジ13にて開閉可能に支持し、上蓋11及
び下蓋12には増感紙14a、14bが対をなして貼シ
付けられ、下蓋12には増感紙14bの周囲に真空保持
のためのガスケット16が設けられるとともに、真空吸
引のための穴17と合わせられた位置に排気管18が設
けられている。このX線フィルム保持器10は第2図に
示す平面図(第5図の矢印へ方向視)では上蓋11と下
蓋12の開放端の両側に切欠部19a、19bが設けら
れており、該切欠部に搬送ローラ50(第4図参照)が
配置されてフィルムのX線フィルム保持器10への搬入
、搬出がなされる。X線フィルム保持器10に搬入され
たフィルムは第2図の2点鎖線にて図示される位置で停
止し、上蓋11と下蓋12に挾み込まれる。挾み込まれ
たフィルムはX線フィルム保持器10の切欠部から露出
した部分が前記搬送ローラ50に喰え込まれた状態で停
止している。
仁の状態で図示しない真空ポンプを作動させると、真空
ポンプは下蓋12に設けられた排気管18を通じてX線
フィルム保持器10内の空気を吸引する。真空密着の原
理はX線フィルム保持器10から真空ポンプにて吸引す
る空気の量をX線フィルム保持器10内に流入する空気
の量よシ多くすることによって成される。このため、X
線フィルム保持器10には、下蓋12の周囲に軟質のゴ
ムや単気泡スポンジ等で形成されるガスケット16が設
けられて、X線フィルム保持器10の内部と外部との空
気を遮断するように成されている。
しかし、X線フィルム保持器10に挾み込まれたフィル
ムが前記切欠部19a、19bから一部を露出するには
、フィルムがガスケット16を4ケ所にて横切ることが
必要であって、その結果として、フィルムがガスケット
16を横切った位置近辺やX線フィルム保持器10の開
放端側ではガスケット16と上蓋11との間からエアー
漏れが生ずる(第6図(b)参照)。また、このガスケ
ット16と上蓋11との間からのエアー漏れは上蓋11
と下蓋12とに貼り付けられる増感紙14が下蓋12の
周囲に設けられているガスケット16の内周とある隙間
をもっているため、X線フィルム保持器10を閉じ念場
合に、フィルムが増感紙14aのない部分でガスケット
16に押されて曲がる(第6図(a)参照)が、このた
めによっても引き起こされる。このエアーの漏れ量を少
なくするには上蓋11と下蓋12を強い力で押し付ける
必要があるが、あまり強い力で押し付けると上蓋11が
変形してかえってエアー漏れが多くなるという問題が生
ずる。エアー漏れが多いと増感紙とフィルムの密着時間
が長くなったり、密着不良を引き起こす。そして、密着
時間が長くなると撮影のタイミングを逸したり、検診時
間が長くなることにつながり、密着不良の場合には撮影
した写真がぼけて正確な読影が不可能となる。
〔発明の目的〕
本発明は真空吸引によって増感紙とフィルムの密着を行
うX線フィルム保持器の前記問題点を改善し、密着時間
が短く、かつ確実に密着を行い得るX線フィルム保持器
を提供することにある。
〔発明の概要〕
前記問題点を改善するために、本発明のX線フィルム保
持器はフィルムを保持した状態で、上蓋と下蓋を閉じた
とき、上蓋に貼り付けられた増感紙から外れた部分のフ
ィルムが下蓋に設けられたガスケットに押し付けられて
曲がるのを防止するため、上蓋の増感紙表面と上蓋のそ
の周囲面が略同一平面を成すように構成されることを特
徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第3図によって説明
する。
第1図はX線フィルム保持器10の構造を示す断面図、
第2図は第1図のA矢視による平面図である。X線フィ
ルム保持器10は上蓋11と下蓋12がヒンジ13によ
って一端を支持され開閉可能に組み合わされている。下
蓋12には図示しない弾性体、例えば圧縮コイルばねや
板ばねによって上蓋に押し付けられる力が作用させられ
ている3上蓋11はX線フィルム保持器10のX線撮影
位置における被検体側に対向するもので、下蓋12に対
向する面に増感紙14a(フロント用)が貼シ付けられ
ているとともに、増感紙14aの周囲には増感紙14a
と略同−厚みを有するパッキング材15が貼シ付けられ
ている。下蓋12は上蓋11に対向するもので増感紙1
4b(パック用)が貼り付けられている。そして、下蓋
12には周囲に軟質ゴム又は単気泡スポンジ等の空気を
通さない弾性物質にて形成されたガスケット16が設け
られるとともに、増感紙14bの貼シ付は位置を避けて
穴17が設けられ、その穴17に合わせて排気管18が
取り付けられている。
そして、前述のように構成されたX線フィルム保持器1
0は第2図に示すように開放端に切欠部19a、19b
が両側に設けられている。
このようにして構成されたX線フィルム保持器10に搬
入されたフィルムは第2図の2点鎖線にて示す位置に停
止し、上蓋11と下蓋12が閉じた場合は第3図の(a
)(第2図のB−B断面図)及びΦ)(第2図のC−C
断面図)に示される如くフィルムは挾み込まれることに
なる。第3図の(a)は従来装置のそれを示す第6図の
(a)に対応するもので、本発明に係る上蓋11には増
感紙14aと略同−厚みをもつパッキング材15が貼り
付けられているため、フィルムは増感紙14aと略同一
平面を成してガスケット16に押し付けられ、従来装置
のように曲げられることがなく、従って、下蓋12に与
えられる圧縮コイルばねや板ばね等の力はガスケット1
6をフィルム厚だけ圧縮すれば良く、その圧縮力も従来
装置に比較して小さなものでガスケット16とフィルム
の間に隙間をなくすことができる。また、第3図の(b
)は従来装置のそれを示す第6図の(b)に対応するも
ので、第5図に示す従来装置では、前記第6図の(a)
に示すフィルムの曲げ抵抗の之めによって生ずる隙間d
がなくなる程に下蓋12を押し付ける力を大きくできな
いため、開放端においても隙間が生ずることを防止でき
ないが、本発明のX線フィルム保持器では、前記第3図
の(a)に示す部分が前記の如く容易に密着するため、
開放端においても隙間が生ずることはない。
また、本実施例によれば、増感紙(フロント用)と上蓋
とが段差なく略同一平面を成すため、フィルムをX線フ
ィル保持器へ搬入する際に、開放端側の増感紙のエツジ
にフィルムが衝突するというトラブルをなくす効果がも
たらされる。
なお、前記実施例において、上蓋と増感紙()′ロンド
用)とが略同一平面を成させる手段として、増感紙と略
同−厚みをもつパッキング材を増感紙の周囲に設けたも
のについて説明を行ったが、本発明の主旨を逸脱しない
範囲において対応することが可能であることは言うまで
もなく、例えば、上蓋の増感紙貼付面を予め凹面に形成
するとか、増感紙のフロント用とバック用のサイズを変
えて、フロント用を大きいサイズとして対応しても同一
の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、真空吸引によって
増感紙とフィルムを密着させるX線フィルム保持器にお
いて、上蓋と上蓋に貼シ付けられる増感紙の表面を略同
一平面を成させることによって、X線フィルム保持器の
開放端側の切欠部から露出するフィルムが曲がることな
く平面状を保ってガスケットに押されるため、ガスケッ
トとフィルムとの間の隙間ができに<<、また下蓋を押
し付ける力が小さくてもガスケットを容易に圧縮するこ
とができるので開放端にも隙間が生じないので、真空吸
引が容易に短時間に達成できるとともに、確実に密着が
成されるという効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るX線フィルム保持器の概略構造を
示す断面図、第2図は第1図及び第5図のA矢視による
平面図、第3図は第2図のB−B断面を(a)に示しC
−C断面を(b)に示す図、第4図はカセツテレス式X
線速写装置の概略構造図、第5図は従来技術によるX線
フィルム保持器の概略構造を示す断面図、第6図は従来
技術による第3図の(a)及び(b)図の対応図である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上蓋と、気体を通さないガスケットを周囲に有する
    下蓋と、前記上蓋と下蓋を一端支持にて開閉可能に支持
    する機構と、前記下蓋を貫通する穴に合わせて設けられ
    た排気管と、前記上蓋及び下蓋に対向して貼り付けられ
    た増感紙とから構成されるとともに、前記上蓋と下蓋の
    双方の開放端の両側に切欠部を設けられて成るX線フィ
    ルム保持器において、前記上蓋に貼り付けられた増感紙
    の表面と上蓋のその周囲面とが略同一平面を構成される
    ことを特徴とするX線フィルム保持器。 2、前記略同一平面は増感紙の外周に増感紙の厚みに相
    当するパッキング材を設けて構成されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のX線フィルム保持器。 3、前記略同一平面は上蓋に増感紙の厚みに相当する凹
    面を形成して構成されることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のX線フィルム保持器。
JP3045185A 1985-02-20 1985-02-20 X線フイルム保持器 Pending JPS61190329A (ja)

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JP3045185A JPS61190329A (ja) 1985-02-20 1985-02-20 X線フイルム保持器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006035300A (ja) * 2004-07-30 2006-02-09 Toyota Motor Corp 転造用平ダイスと転造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59116737A (ja) * 1982-12-24 1984-07-05 Hitachi Ltd フイルム密着装置

Patent Citations (1)

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