JPS6119031Y2 - - Google Patents

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JPS6119031Y2
JPS6119031Y2 JP16628081U JP16628081U JPS6119031Y2 JP S6119031 Y2 JPS6119031 Y2 JP S6119031Y2 JP 16628081 U JP16628081 U JP 16628081U JP 16628081 U JP16628081 U JP 16628081U JP S6119031 Y2 JPS6119031 Y2 JP S6119031Y2
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JP
Japan
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oil
based ink
ink film
film
bag
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JP16628081U
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JPS5872079U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、便箋類、図面類、コンピユーター用
紙数などを収容する透明合成樹脂製の書類袋に関
する。
周知の書類袋にあつて、大判の書類袋は、小型
の製袋装置で製造することが困難であつたため、
小型の製袋装置とは別に大型の製袋装置を設備し
なければならず、そのための設備費等が製品には
ねかえり、製品のコストアツプを招く不利があつ
た。
そして、周知の書類袋のなかには、色分け使用
が可能なものもあつたが、この構成の書類袋は、
製袋装置とは別に着色装置で着色したり、着色さ
れた口枠を袋体の口端に装着したり、袋体全体を
着色フイルムで構成したりしていたため、上記着
色装置を利用するものや、着色口枠を使用するも
のなどは、着色装置を設備しなければならないこ
と、着色口枠を袋体と別に製造しなければならな
いことなどにより、着色装置の設備費、着色口枠
製造コストなどが製品価格にはねかえり、製品の
コストアツプを招く不利があり、着色フイルム製
の袋体は、収容した書類の文字、図柄などを判読
し難い不利がある。
結局、周知の色分け使用可能な書類袋は、上記
した理由により、広く使用されておらず、色分け
使用できない書類袋が広く使用されている。
本考案は、このような周知の書類袋に着目して
なしたもので、製袋時において、市販の油性マー
カーで資材に線引すれば、B5判位の便箋類を収
容しえると共に、A3判位の大きな図面類やコン
ピユーター用紙類などを収容しえる書類袋が、小
型の製袋装置で、能率よく、合理的かつ廉価に製
造されること、及び上記の線引により、収容する
書類の種類や用途によつて、色分け使用できる書
類袋を廉価に提供し得ることなどを特徴とする。
実施の一例を図面で説明すれば、第1図、第2
図、第6図等に示す書類袋イの製法は、第3図に
示すように矩形に截断したとくに着色しない透明
の熱可塑性軟質合成樹脂フイルム1(たとえば、
ポリプロピレンフイルム)を材質とし、該フイル
ムの短辺側両側端部を長さ方向の中心線aに向け
で折曲し、第4図に示す如く2枚重ねとした後、
片側外面における一端縁101(図面では中心線
a側の片面における一端縁)に沿いて油性インキ
皮膜2を所定幅に形成し、熱可塑性軟質合成樹脂
フイルム1の一端縁101に沿う一部を被覆し
て、第5図に示す如く油性インキ皮膜形成側端縁
102を構成する。
次に、熱可塑性軟質合成樹脂フイルム1は、第
5図に示す如く油性インキ皮膜2を内側にして中
心線aで半折し、該インキ皮膜を相互に当折せし
めて4枚重ねにする。
そして、同図に示すように油性インキ皮膜形成
側端縁102を矢印方向で加熱して熱融着し、第
1図及び第2図に示す構造の書類袋イを構成す
る。
書類袋イは、熱可塑性軟質合成樹脂フイルム1
の油性インキ皮膜形成側端縁102を加熱融着し
て構成するが、第5図に示す該加熱融着工程にお
いて、上記樹脂フイルム1は、フイルムの一部を
覆つている油性インキ皮膜2を内側にして中心線
aで半折し、油性インキ皮膜2を相互に当接せし
めているので、このインキ皮膜当接部は融着され
ない。しかし、上記樹脂フイルム1は、油性イン
キ皮膜形成側片面と反対側面の端縁に当接してい
る両側端部の端縁103が、なにものにも全く覆
われていないので、上記反対側面の端縁に融着し
て袋体を構成する。
従つて、書類袋イの製造時は、第5図に示すコ
ンパクトな折畳状態で作業をすすめることができ
るので、小型の製袋装置が使用可能になり、製品
は、第1図に示すように油性インキ皮膜形成側片
面を開けば、製造時の2倍の大きさに展開でき、
大判の書類をひろげたままで収容することが可能
になり、また、油性インキ皮膜形成側片面を内側
にして半折すれば、小型の書類を出入れすること
ができる。
油性インキ皮膜2は、市販されている周知の油
性マーカーで筆書すれば形成し得るので、特別な
着色装置を全く必要とせず、誰にでも簡単に形成
できる便利さと、形成時において模様風、図柄風
などに工夫すれば、審美性に富む油性インキ皮膜
2をもつた製品が得られる。
上記した実施例は、1枚の矩形フイルムを折曲
融着した構成した例を示したが、これに限定され
るものではなく、たとえば、矩形で全く等大の熱
可塑性軟質合成樹脂フイルム(ポリプロピレンフ
イルム)を2枚重ねとし、片側のフイルムの外面
における一つの長辺側端縁(または一つの短辺側
端縁)に沿いて油性インキ皮膜を形成し、そのイ
ンキ皮膜形成側片面を内側にして2枚重ねのフイ
ルムを半折し、油性インキ皮膜を相互に当接せし
めて4枚重ねにし、油性インキ皮膜形成側端縁及
び短辺側両側端縁(または該被膜形成側端縁及び
長辺側両側端縁)を同時に熱融着すれば、上記実
施例と同様な製法で書類袋を構成でき、上記実施
例と同様な作用効果を奏する。
本考案は、2枚重ねにした透明の角形熱可塑性
軟質合成樹脂フイルムの片側外面における一端縁
に沿いて油性インキ皮膜を形成し、そのインキ皮
膜を内側にして相互に当接せしめて半折した上記
軟質合成樹脂フイルムの油性インキ皮膜形成側端
縁を熱融着して構成したから、第1に半折したコ
ンパクトな折畳状態で能率よく製造することが可
能になり、小型製袋装置で製造し得る効果があ
り、第2に油性インキ皮膜は、市販の油性マーカ
ーで筆書するだけで形成することが可能になり、
誰でも簡単に形成できる便利さと、形成時に模様
風、図案風などにチヨツト工夫すれば、審美性に
富んだ油性インキ皮膜が得られる効果とがあり、
第3に製品は、半折した状態でも、2倍に展開し
た状態でも使用することが可能になり、小判の書
類から大判の書類まで1枚の書類袋に出入れでき
る便利さと、油性マーカーを色分け使用すること
によつて、色分け使用が可能になる効果とがあ
る。そして、製品は、表紙及び綴具を利用すれ
ば、半折して綴込み使用することもできる便利さ
がある。
よつて、周知の書類袋の不利欠点を解消でき、
所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案書類袋の展開状態を表わした斜
視図、第2図は第1図の1−1線に沿える断面
図、第3図、第4図、第5図は製造工程の概略を
順番に表わした斜視図、第6図は綴込み使用例を
表わした斜視図である。 図中、1は熱可塑性軟質合成樹脂フイルム、1
01は一端縁、102は油性インキ皮膜形成側端
縁、2は油性インキ皮膜である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2枚重ねにした透明の角形熱可塑性軟質合成樹
    脂フイルムの片側外面における一端縁に沿いて油
    性インキ皮膜を形成し、そのインキ皮膜を内側に
    して相互に当接せしめて半折した上記軟質合成樹
    脂フイルムの油性インキ皮膜形成側端縁を熱融着
    して構成した書類袋。
JP16628081U 1981-11-06 1981-11-06 書類袋 Granted JPS5872079U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16628081U JPS5872079U (ja) 1981-11-06 1981-11-06 書類袋

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JP16628081U JPS5872079U (ja) 1981-11-06 1981-11-06 書類袋

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Publication Number Publication Date
JPS5872079U JPS5872079U (ja) 1983-05-16
JPS6119031Y2 true JPS6119031Y2 (ja) 1986-06-09

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JPS5872079U (ja) 1983-05-16

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