JPS61189750A - 通信制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報処理装置を通信網に接続するために使用す
る通信制御装置として利用する。本発明は通信制御装置
における回線接続部障害の自動診断方式に関する。

〔概要〕

本発明は、上位装置を複数の通信回線に接続する通信制
御装置において、 一つの通信回線に所定の条件のエラーが検出されると、
この通信回線との接続を切り離すとともにこの通信回線
の回線接続部の回線側の信号をテスト用回線接続部に接
続して、回線接続部のテストを自動的に行うことにより
、 装置の保守を効率的に行い装置の稼動率を向上するもの
である。

〔従来の技術〕

従来この種の通信制御装置は第２図に示すように、上位
装置との接続はインターフェース回路１′で行い、モデ
ムとの接続は回線接続部３′〜５′で行っていた。また
、上位装置とモデム（通信回線）との接続制御は通信処
理部２′で行い、通信制御装置の機能を満たしていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし上記のような方式において回線障害が発生すると
、その障害を発生した回線の障害箇所特に回線接続部の
診断時に、もう−回線を必要とする。またモデムケーブ
ルの抜き取りや折り返しテスト用ケーブルの接続を行う
作業などが発生することから、情報処理システムの運用
を一時停止して行うか、あるいは全ての運用終了後まで
待たなければ障害箇所の診断を実行できない保守上の欠
点があった。

本発明は上記問題点を解決するものであり、回線の障害
発生により、回線接続部を自動的に診断開始する機能を
設けた通信制御装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、テスト用の回線接続部、テストプログラム発
生回路、チェック回路、第一、第二のスイッチおよびこ
れらを制御する制御回路とを具備し、回線障害発生時に
はエラー信号により障害回線を回線接続部から切り離し
、この回線接続部をテスト用回線接続部と接続するよう
に上記第一、第二のスイッチが動作し、この状態のもと
でテストプログラムが自動的に実行される構成とするこ
とを特徴とする。

〔作用〕

一つの回線で所定の条件のエラーが検出されると、第二
のスイッチによりその通信回線を切り離し、第一のスイ
ッチによりその通信回線に接続されていた回線接続部の
回線側の信号をテスト用回線接続部に取り込む。他の正
常な回線の制御の妨げにならないタイミングにこのテス
ト用回線接続部をテストプログラムで自動的に制御して
、エラーが検出された回線に接続されていた回線接続部
のテストを実行し、この結果を上位装置に報告する。

〔実施例〕

次に本発明の実施例装置を添付第１図によって説明する
。

上位装置よりの入力はインターフェイス回路１をを介し
て通信処理部２に結合される。通信処理部２のモデム側
出力はそれぞれ複数の回線接続部（３，４−−−５）を
介して第一のスイッチ１０および複数の第二のスイッチ
（１１，１２−４３）に入力する。

上記通信処理部２の他の２つの出力はそれぞれ制御回路
６とチェック回路９とに結合される。制御回路６の出力
は、上記テスト用回線接続部７とテストプログラム発生
回路と第一のスイッチ１０と前記第二のスイッチ（１１
，１２−１３）とにそれぞれ接続される。テストプログ
ラム発生回路８の出力は通信処理部２とテスト用回線接
続部７とチェック回路９とに入力する。テスト用回線接
続部７の出力はチェック回路９を介して制御回路６に入
力する。

次に本発明の動作について第１図を参照して詳細に説明
する。通常、回線障害がない場合には、上位装置からイ
ンターフェイス回路１で受信されたデータは通信処理部
２で送出すべき回線接続部３〜５の選択を行い、上記回
線接続部を経たデータは通常オン状態にある第二のスイ
ッチ（１１〜１３）を介して回線に送出される。回線か
らの入力は以上述べた逆方向にデータが流れてデータの
受信が行われる。

ここで上記回線接続部を含めた回線上でエラーが発生す
るとこれは通信処理部２で検出され、上位装置にその回
線が障害であることを報告するが、この障害報告をもと
に制御回路６の起動が行われる。

例えば、回線接続部３の回線で障害が発生したとすると
、前記制御回路６は第二のスイッチ１１（のスイッチ８
１′）をオフ、第一のスイ・ノチ１０をそのＢ、の位置
にオンするように指令を送り、さらに、テストプログラ
ム発生回路８の起動を促す。

起動されたテストプログラムは前記テストプログラム発
生回路８−通信処理部２−回線接続部３−第一のスイッ
チ１０−テスト用回線接続部７−チェック回路９および
前記テストプログラム発生回路８−テスト周回・線接続
部７−第一のスイッチ１〇−回線接続部３−通信処理部
２−チェック回路９へと流れ、回線接続部３の送信・受
信のテストがこのテストプログラムにより実行されてチ
ェック回路９により良否の判定がなされる。その結果は
前記制御回路６および通信処理部２を介して上位装置へ
報告される。また、テストプログラムの実行は、他の正
常な回線の空時間を利用して実施するように通信処理部
２および制御回路６の間で操作している。したがって他
の回線に影響をおよぼすことなく通信制御装置内の回線
接続部のテストを自動的に実行する。−通りのテストが
終了すると、前記第二のスイッチ１１　（Ｂ、　’　）
　　はオフ−オン、前記第一のスイッチ１０はオフにセ
ットされ、テスト以前の状態に戻る。

回線接続部に故障があれば保守者はすぐその交換用保守
物品を準備することができ、また、回線接続部に故障が
なければ保守者は他の部分の障害調査に当たることがで
きる。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、自動的に自己診断する機
能を付加することにより迅速かつ確実な保守ができる効
果がある。これにより装置の稼動率が著しく向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例装置のブロック構成図。 第２図は従来例装置のブロック構成図。 ｌ、１′・・・インターフェイス回路、２．２′・・・
通信処理部、３〜５．３′〜５′・・・回線接続部、６
・・・制御回路、７・・・テスト用回線接続部、８・・
・テストプログラム発生回路、９・・・チェック回路、
１０・・・第一のスイッチ（Ｂ、〜Ｂ、ｌ　）　、１１
〜１３・・・第二のスイッチ（Ｂ＋’〜Ｂ、′）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）上記装置と通信回線との接続を制御する通信処理
   部と、 この通信処理部を上位装置に接続するインターフェイス
   と、 上記通信処理部をそれぞれモデムを介して通信回線に接
   続する複数の回線接続部と を備えた通信制御装置において、 上記回線接続部と各通信回線との間の信号通路の分岐点
   の一つに選択的に接続することができる第一のスイッチ
   と、 この第一のスイッチにより選択された信号が接続され上
   記通信処理部に接続されたテスト用回線接続部と、 上記分岐点と通信回線との間の各信号通路を開閉する第
   二のスイッチと、 上記通信処理部で一つの通信回線に所定のエラーが検出
   されると、その通信回線に接続された上記第二のスイッ
   チを開放するとともに、上記第一のスイッチによりその
   通信回線の信号を上記テスト用回線接続部に接続させる
   制御手段と を備え、 上記通信処理部には、上記テスト用回線接続部を制御し
   て上記エラーが検出された通信回線の回線接続部の試験
   を自動的に実行する制御手段を含む ことを特徴とする通信制御装置。