JPS61188770A

JPS61188770A - カセツト式ビデオテ−プレコ−ダ

Info

Publication number: JPS61188770A
Application number: JP60029154A
Authority: JP
Inventors: Takashi Noyama; 野山　孝; Hideaki Yoshio; 英明吉尾; Akio Konishi; 章雄小西
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-02-16
Filing date: 1985-02-16
Publication date: 1986-08-22
Anticipated expiration: 2009-12-21
Also published as: JPH06105525B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、回転ヘッド形のカセット式ビデオテープレコ
ーダに関するものである。

（従来の技術）近年、回転ヘッド形のカセット式ビデオテープレコーダ
は、一般家庭に急速に普及した結果、消費者の要望も極
めて多様化し、新しい概念のビデオテープレコーダの出
現が期待されるようになって来た。

最近のオーディオ・カセットデツキは、専用ラックを利
用して配置されるものが多く、ア（ンプ、チューナ等を
縦に重ねたときにカセットが装入し易く、またカセット
内の磁気テープが前面から見えるように、デツキ本体の
構成を水平形から垂直形に移行している。ビデオテープ
レコーダも同様な考え方で垂直形が強く要望されている
が、単に従来の水平形をそのまま垂直形に直した構成に
すると、カセットに対して回転ヘッドシリンダが上方又
は下方に配置されているため、丈の高いビデオテープレ
コーダとなる。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記の構成では、ビデオカセットレコー
ダは丈が高いため、デザインの観点から好ましい形でな
いばかりでなく、その配置に要する空間は縦長の高いも
のとなり、オーディオデツキやチューナ等を重ねて配置
し難いという欠点があり、消費者に受は入れてもらえな
いデザインとなる問題点があった。

本発明は上記の問題を解消し、カセットの幅と大差のな
い最小限の高さを有する新しい概念による縦形ビデオテ
ープレコーダを提供しようとするものである。

（問題点を解決するための手段）カセットを取り付けるカセット装着部、カセットの開口
部から横方向に磁気テープを引き出すテープ引出し装置
および引き出された磁気テープを上下に拡張してループ
を形成するテープ拡張装置を装着した第１基台と、この
第１基台と並んで第１基台に対して前後に摺動し、キャ
プスタン、ピンチローラ、回転ヘッドシリンダ、引き出
された磁気テープを上記の回転ヘッドシリンダに巻き付
けるテープ引込み装置および上記のピンチローラと一体
に回動するテープ案内ポストを装着した第２基台とを具
備し、テープ引出し時には、第２基台に装着された諸装
置および部品の前端が引き出された磁気テープの後端よ
り後方に位置し、テープ引出し完了後に第２基台が前方
に摺動した時には、磁気テープの幅の中心線がテープ引
込み装置の引込みローラのテープ走行面の中心とほぼ一
致する位置に移動して、上記の拡張された磁気テープの
ループの中に挿入されるようにする。さらに、テープ引
込み装置が磁気テープを回転ヘッドシリンダに向かって
引き込み、回転ヘッドシリンダに磁気テープを巻き付け
ると同時に、ピンチローラがこれと連動するテープ案内
ポストとともに回動してピンチローラはキャプスタンに
圧着しテープ案内ポストはピンチローラと巻取りリール
との間で磁気テープに接し、それまで磁気テープを拡張
していたテープ拡張装置の引出しポストが回動して磁気
テープの拡張を緩めるのに代って磁気テープを案内する
ようにしたカセット式ビデオテープレコーダを提供しよ
うとするものである。

（作　用）上記の構成によれば、第１および第２基台を横方向に並
べて配置することが可能となり、ビデオカセットレコー
ダの高さは、カセットの幅に磁気テープの引出し装置の
案内部を加えたのみの高さに納めることができる。さら
に、磁気テープに対する記録再生に関連する諸装置がす
べて第２基台に装着され、第１基台に対する摺動に関係
なく相対的位置精度が決まるため安定した記録再生性能
が得られる。

（実施例）本発明の実施例を第１図ないし第４図により説明する。

第１図（ａ）および（ｂ）は、それぞれ本発明によるカ
セット式ビデオテープレコーダの平面図および正面図、
第２図ないし第４図はその動作を説明するための平面お
よび正面から見た構成図である。

第１図において、ビデオテープレコーダの内部に設けら
れた基台１には、カセット２を装着する供給リール台３
と巻取リール台４、上記のカセット２から磁気テープ５
を引き出す第１引出しポスト６を先端部に装着した揺動
リンク７を摺動自在に保持する案内レール８、先端部に
第２および第３の引出しポスト９および１０を装着した
回動アーム１１および１２、ならびに２本の案内ポスト
１３および１４が装着されている。さらに、回転ベッド
シリンダ１５、先端部に引込みローラ１６およびＩ７と
第１テープ案内ポスト１８および１９をそれぞれ装着し
た回動リンク２０および２１、上記の回動リンク２０お
よび２１の動きを規制する案内スロット２２および２３
を形成した案内板２４、キャプスタ−２５、ピンチロー
ラ２６および第２テープ案内ポスト２７を装着し回動自
在のピンチアーム２８、磁気テープ５の走行方向を規制
する案内ローラ２９と案内ポスト３０、ならびに音声制
御ヘッド３１を配設したシャシ３２が、基台１に取り付
けられた駆動装置（図示せず）によって前後方向に摺動
自在に取り付けられている。

以上のような構成を有するカセット式ビデオテープレコ
ーダの動作について、第１図ないし第４図により説明す
る。

第１図はカセット２を供給および巻取リリール台３およ
び４に装着した状態を示したもので、３個の引出しポス
ト６．９および１０がカセット２の上面に露出した磁気
テープ５の内側に在る。

装着釦を操作すると、第１引出しポスト６は揺動リンク
７の働きによって磁気テープ５をカセットから上方に引
き出しながら案内レール８に沿って右に摺動し、第２図
（ｂ）に示す右端に移動して停止する。一方、第２およ
ブ第３引出しポスト９および１０は、それぞれ回動アー
ム１１および１２がそれぞれ時計方向へ回動することに
よって、右方に引き出された磁気テープ５を上下に張り
、案内ポスト１３および１４に案内された多角形のルー
プを形成する。第３図（ａ）に示すように、この時点で
はシャシ３２は元位置に留まっている。

次に、シャシ３２は駆動装置（図示せず）によって前方
に移動し、シャシ３２に装着された引込みローラ１６お
よび１７と、第１テープ案内ポスト１８および１９が上
記の磁気テープ５のループの内側に挿入され、磁気テー
プ５の幅の中心線Ｂが引込みローラ１６および１７のＡ
点で示した走行面の中心と一致する。第３図（ａ）はこ
の状態を示したものである。

なお、正面から見た第３図（ｂ）は第２図（ｂ）と変り
がない。

続いて回動リンク２０および２１がそれぞれ反時計方向
および時計方向に回動し、左右の引込みローラ１６およ
び１７が案内板２４の案内スロット２２および２３に沿
って、磁気テープ５を回転ヘッドシリンダ１５の方向に
引き込み、第１案内ポスト１８および１９の助けを借り
て磁気テープ５を回転ヘッドシリンダ１５の周囲に巻き
、同時にピンチアーム２８が反時計方向に回動して、キ
ャプスタン２５に磁気テープ５を圧着する。一方、第３
引出しポスト１０を装着した回動アーム１２が反時計方
向に戻り、磁気テープ５の案内をピンチアーム２８に装
着された第２テープ案内ボスト２７に譲る。第４図（ａ
）および（ｂ）はこの状態を示したもので、この状態で
磁気テープ５が走行し記録再生、早送り再生、巻戻し再
生等が行なわれる。

（発明の効果）本発明によれば、ピンチローラと第２テープ案内ポスト
が共にピンチアーム上に装着されていて、ピンチローラ
がキャプスタンに圧着すると同時に第２テープ案内ポス
トがピンチローラと巻取りリールとの間で磁気テープに
接触し、反時計方向に回動して戻る第３引出しポストに
代って磁気テープを案内する。このような状態で磁気テ
ープ上の信号の記録再生、早送り再生および巻戻し再生
を行えば、磁気テープの巻取り側で磁気テープは、シャ
シ上に装着されたキャプスタン、ピンチローラおよび第
２テープ案内ポストに駆動又は案内されて走行するので
、磁気テープの案内精度はシャシへの取付は精度に依存
し、基台に対する第３引出しポストの取付は精度や摺動
するシャシの案内精度には無関係となり、安定なテープ
走行が実現でき、テープの損傷も防止できる。さらに、
カセット装着部と並べて記録再生部を配置することによ
って、高さをカセットの幅と大差ない最小限の高さに押
え、しかも記録再生性能の良い新しい概念による縦形の
カセット式ビデオテープレコーダを実現できるという優
れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）および（ｂ）は本発明によるカセット式ビ
デオテープレコーダの平面図および正面図、第２図ない
し第４図はその動作を説明するための平面図および正面
図である。１　・・・基台、　２・・・カセット、　３　・・・供
給リール台、　４　・・・巻取リリール台、　５　・・
・磁気テープ、　６　・・・第１引°出しポスト、　７
　・・・揺動リンク、　８・・・案内レール、　９　・
・・第２引出しポスト、１０・・・第３引出しポスト、
１１゜】２・・・回動アーム、１３，１４．３０・・・
案内ポスト。１５・・・回転ヘッドシリンダ、　　１６．１７・・・
引込みローラ、　１８．１９・・・第１テープ案内ポス
ト、２０．２１・・・回動リンク、２２．２３・・・案
内スロット、２４・・・案内板、２５・・・キャプスタ
ン、２６・・・　ピンチローラ、２７・・・第２テープ
案内ポスト、２８・・・　ピンチアーム、２９・・・案
内ロー　　−ラ、３１・・・音声制御ヘッド、３２・・
・シャシ。特許出願人　松下電器産業株式会社ロ　　　　　　　　　　　　−

Claims

【特許請求の範囲】

カセットを取り付けるカセット装着部、カセットの開口
部から横方向に磁気テープを引き出すテープ引出し装置
および引き出された磁気テープを上下に拡張してループ
を形成するテープ拡張装置を装着した第１基台と、この
第１基台に対して前後に摺動し、キャプスタン、ピンチ
ローラ、回転ヘッドシリンダ、引き出された磁気テープ
を上記の回転ヘッドシリンダに巻き付けるテープ引込み
装置および上記のピンチローラと一体に回動するテープ
案内ポストを装着した第２基台とを具備し、テープ引出
し時には、第２基台に装着された諸装置および部品の前
端が引き出された磁気テープの後端より後方に位置し、
テープ引出し完了後に第２基台が前方に摺動した時には
、磁気テープの幅の中心線がテープ引込み装置の引込み
ローラのテープ走行面の中心とほぼ一致する位置に移動
して、上記の拡張された磁気テープのループの中に挿入
され、磁気テープの引込みが完了して回転ヘッドシリン
ダに磁気テープが巻き付けられ、同時に上記のピンチロ
ーラがキャプスタンに圧着するのに連動して上記のテー
プ案内ポストがピンチローラと巻取りリールとの間で磁
気テープに接し、それまで磁気テープを拡張していたテ
ープ拡張装置の引出しポストが回動し、これに代って磁
気テープを案内することを特徴とするカセット式ビデオ
テープレコーダ。