JPS61188739A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS61188739A
JPS61188739A JP2957285A JP2957285A JPS61188739A JP S61188739 A JPS61188739 A JP S61188739A JP 2957285 A JP2957285 A JP 2957285A JP 2957285 A JP2957285 A JP 2957285A JP S61188739 A JPS61188739 A JP S61188739A
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JP
Japan
Prior art keywords
head
medium
protective film
recording
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP2957285A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoriko Takai
より子 高井
Shoichi Matsui
祥一 松井
Masao Hasegawa
長谷川 正生
Hiroshi Suzuki
宏 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2957285A priority Critical patent/JPS61188739A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、情報関連3機器や、音響機器、映像機器等に
利用することのできるフレキシブルディスク(以下FD
と略す)や磁気テープとなる磁気記録媒体に関するもの
である。
従来の技術 近年、音響および映像機器の小形化、多様化。
オフコン、パソコン等情報関連機器の普及、多様化に伴
い外部メモリとしての磁気記録媒体(ディスクまたはテ
ープ)に対して記録密度を拡大し、づ;ニー倍ヶ区()
イ?1つ各 7、家 σ)砧!葛草古9i七 7、 r
 ら η−ブト −てきた。
現在、応用されている磁気記録媒体は、樹脂を主体とす
る結合剤に磁性粉を混合分散した磁性層を持つ塗布形水
平磁気記録媒体が中心である。この媒体と、水平磁気記
録方式では、例えばデジタル記録においては記録密度が
10キロビットパーインチ(以下Kbp Lと略す)で
ミニFDとして0.5〜1.6メガバイト(以下MBと
略す)の記録 ′容量のものが商品化されているにすぎ
ない。またこの技術においても40 Kbpiの記録密
度の発表もあるが、さらに高記録密度を達成するには水
平磁気記録では限界があると指摘されている。
そこで、デジタル記録で40Kbpi以上の高密度記録
を達成し、大記憶容量化の市場要求を満たすものとして
、磁性層が金属薄膜である磁気記録媒体、特に垂直磁気
記録方式に適合する媒体が提唱され、研究が盛んに行な
われるようになっている。
垂直磁気記録媒体は、非磁性支持体、例えばポリエチレ
ンテレフタレート(以下PETと略す)フィルムやポリ
イミドフィルムの片面または両面に、蒸着法やスパッタ
リング法々どによってFe −Niを主体とした水平磁
化膜上にc、 −crを主体とした垂直磁化膜を設けた
ものなどが提案されていて、走行している媒体を主磁極
ヘッドと補助磁極ヘッドとで挾み込むか、あるいは主磁
極ヘッドまたはリングヘッドとパッドとで挾み込んで磁
性層を垂直方向に磁化させることで記録再生を行い高密
度記録を達成している。
発明が解決しようとする問題点 垂直磁気記録媒体は、電子線蒸着またはスパッタリング
法などによって設けたGo −Or薄膜層などを持つ垂
直ご気記録媒体を、パーマロイあるいはGo−Zr−W
bアモルファス等の主磁極膜を持ちセラミックスやガラ
ス状カーボンなど硬度の高いサポート材を組合せた主磁
極ヘッドと、フェライトやその他の金属化合物、セラミ
ックス等で構成された補助磁極ヘッドとで挾み込んで記
録再生を行っている。この場合、高い記録密度で十分な
出力を得るためには、媒体とヘッドとのコンタクトを上
げなければならないため、ヘッド圧力は10(7以上必
要とし、スペーシングロスi 0.1μm以下にするこ
とが望ましい。特に金属薄膜磁性層とヘッドとの相性は
、すベシ性が悪く動摩擦係数(μk)が4以上を示し、
ヘッドが接触した媒体が一回転する間のμにの変動値Δ
μk も犬きくなることが一般に知られていて媒体やヘ
ッド表面に対する物理的負荷が大きくなる。このため、
媒体を走行させて録再を行うと、媒体に対してキズが数
1o・(ス以下で発生するとともてヘッド表面にもキズ
を発生させ、ドロップアウトの発生やヘッド出力を減じ
る現象が起シ、媒体、ヘッドの耐久性寿命を著しく低下
させることで実用化できていないという問題点を持って
いた。
本発明はこの問題点を解決するもので40Kbpi以上
の記録密度で十分な記録再生特性を確保しながら同時に
媒体、ヘッドの耐久性を向上させることを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、非磁性支持体の
片面または両面に、金属薄膜磁性層を設け、この磁性層
の表面に、結合剤と固形パラフィンとが含まれている表
面潤滑保護膜を設けることにより、媒体、ヘッドの耐久
性、寿命を向上させ実用化の可能性を高めたものである
作用 本発明の構成の表面潤滑保護膜は、磁性層との密着性が
大で、FD用ジャケット内での媒体の回転や、ヘッド圧
力に耐えることができて、媒体回転時のヘッドとの相性
を表わすμに値を0.2以下およびΔμに値を0.02
以下と小さくすることができ、ヘッド走行をスムースに
させることができる。これは、表面潤滑保護膜とのスペ
ーシングロスが小さいことを表わし、表面潤滑保護膜の
厚みO,OSμm以下とを組合せても大きなヘッド出力
の低下はなく媒体およびヘッドの耐久性、寿命を向上さ
せる作用を与えるものである。
また、本発明における表面潤滑保護膜の厚みはO,Oa
μm以下とするのが望ましい。これを越え7百7Ilr
鳴7し 黴朴pレヘ6.に0朋箇)〆一・ソックロスが
大きくなシすぎて記録再生時のヘッド出力が小さくなる
ことがある。
なお、本発明における表面潤滑保護膜中には、一般的て
利用される脂肪酸や脂肪酸エステル、流動パラフィン、
リン酸エステル、レジf7.金PA石ケン、界面活性剤
等の潤滑助剤や分散・相溶助剤等を含んでいてもよい。
実施例 以下本発明の実施例について説明する。
50μm厚のポリエチレンテレフタレート(以下PET
と略す)フィルムの両面に、パーマロイ(Ou * ’
o ’c含むFe、Ni合金)層を、その上にco−c
r合金層を公知の直流マグネトロンスパッタリング装置
によって設けて磁気記録媒体とした。
次にこの媒体を、第1表の上方に示した組成である表面
潤滑保護膜材中にディップした後引き上げて乾燥・硬化
させ、媒体表面に第1表中段に示した厚みを持つ表面潤
滑保護膜を形成し、第1図に示す断面構成を持つ垂直磁
気記録媒体を試作した。
第1図において、1がPETフィルム、2が0.6μm
厚のパーマロイ層、3が0.2μm厚のCO・cr層、
4が表面潤滑保護膜層である。
(以 下金 白) 第1表における材料名■の結合剤は、aが飽和ポリエス
テルで東洋紡績株式会社製バイロン300、bがポリウ
レタンエラストマーで日本ポリウレタン工業株式会社製
のN−3118(50重量%溶剤)、Cがビスフェノー
ルFプロピレングリコール、dがエポキシ樹脂で油化シ
ェルエポキシ株式会社製のエピコート828である。
材料名■の固形パラフィンは、半井化学薬品株式会社市
販のeが融点42〜44℃で、fが融点52〜54℃の
ものである。
材料名■のその油添加剤は、qが潤滑助剤となる流動パ
ラフィン、hが相溶助剤となる界面活性剤で第−工業製
薬株式会社製LX−10218、iが潤滑助剤となるリ
ン酸トリクレジルである。
材料名■の溶剤は、jがアセトンとトルエンの混合溶剤
で、kがイソホロンである。
■のインシアネート化合物は、日本ポリウレタン工業株
式会社製コロネー)3041である。
■のエポキシ硬化剤は、油化シェルエポキシ株式会社製
エピキュア116である。
上記表面潤滑保護膜を形成した媒体を、JIS規格の6
.25インチミニJr DKなるよう打抜いた後、第1
表下方の特性項目を次のような方法によって測定した。
まず第2図に示すような装置、つまり金属円板6に上記
第1図の構成全持つFD5を乗せFD5の中心部を保持
具7で強く押圧保持する。次に5門φの鋼球8を押圧2
0グラムでFDs表面に接触させ、円板6を30Orp
mのスピードで回転させる。押圧20グラムは銅製の板
バネ1oに設けた歪センサ9で確認する。FD5と鋼球
8との動摩擦係数μにおよび円板が1回転する中での動
摩擦係数の変動4μkを、銅製の板バネ15に設けた歪
センサ−9′で確認する。また、鋼球とFDが20グラ
ム荷重で接した状態で円板eを回転させ、μに値および
Δμに値の大きな変動、または磁性層にキズが入った点
(μに、Δμkが大きく変動すると磁性層にかならずキ
ズが入っていた。)までの回転数を耐久パス数とした。
次に打抜いた5、25インチFDを、公知のポリ塩化ビ
ニルを主体としたシートとライナーを組合せたFD用ジ
ャケットに挿入し、第3図に示すようなFD媒体とヘッ
ド構造を有する構成である垂直磁気記録再生用FDD(
フロッピーディスクドライバー)を利用して記録再生時
のヘッド出力とFDD実機走行耐久パス数とを測定した
。第3図Id、、PETフィルム1.パーマロイ層2.
垂直i化膜としてのCO・cr層3と本発明の表面潤滑
保護膜層4を持つ垂直磁気記録媒体5を、材質がフェラ
イトである補助磁極11と、主磁極ヘッド12に挾んで
いる構成である。なお主磁極ヘッド12は、コイ/I7
13. Go−Zr−Nb薄膜主磁極14、フェライト
材15、非磁性セラミック1eから構成されるものであ
る。
記録再生時のヘッド出力は、FD媒体の回転スヒ)” 
300 rpmで半径37mのところをヘッドが走行す
るようにセットして、70 Kbpiの記録密度となる
よう記録周波数を設定して記録し、同じヘッドで再生し
た時のヘッド出力である。またFDD実機耐久パス数は
、FD媒体が回転スピード300 rpmで同一トラッ
クをヘッドが接触走行して上記ヘッド出力が60チに低
下するまでの回転パス数(1回転が1パス)である。
測定した結果を第1表下方に示した。
本発明の実施例以外に比較例として第1表の右に示した
。比較例1は表面潤滑保護膜を持たない媒体である。こ
れについて上記と同様のテストを行ったところμに、Δ
μに値が高く数パスで磁性層およびヘッドに傷を付けた
ため、ヘッド出力は測定できず実用的でなかった。
また、比較例Hは、本発明の固形パラフィンを含1ない
表面潤滑保護膜で、十分な耐久性を示さず実用的でなか
った。
本発明の表面潤滑保護膜材組成A、Gを有するものは媒
体およびヘッドの耐久寿命を向上させ実用性を高めてい
る。
但し、実施例組成Gは、表面潤滑保護膜として少し厚め
のためヘッド出力が低い欠点がある。望ましくは0.0
8μm以下がよい。
本発明は実施例からも明らかなように、非磁性支持体の
片面あるいは両面に、金属薄膜磁性層を設け、この磁性
層の表面に、結合剤と固形パラフィンとが含まれている
表面潤滑保護膜を設けたことによって、μに値として0
.2以下を、Δμに値として0.02以下を達成するこ
とができる。これはヘッド走行ラスムースにシ、スペー
シングロスも小さいと推定される。ゆえに記録再生ヘッ
ド出力として十分な値を達成するとともに、媒体、ヘッ
ドの使用耐久寿命を大幅に向上させる効果を与えた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における表面潤滑保護膜を持つ
垂直磁気記録媒体の断面図、第2図は本発明の実施例に
おける動摩擦係数μに値およびその変動値Δμに値と、
鋼球耐久パス数を測定する装置の構成を示す概略図、第
3図は本発明の実施例において、第1図の構成を持つ垂
直磁気記録媒体を使って、垂直磁気記録方式での記録再
生ヘット0出カシ−F n Df rス餠Aノ:ス肋塾
泪11中ナス塩合の媒体とヘッドの構成を示す断面図で
ある。 1・・・・・・PETフィルム、2・・・・・・パーマ
ロイ層、3・・・・・・CO・Cr層、4・・・・・・
表面潤滑保護膜。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名/−
−−PET フイノしり乙、 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非磁性支持体の片面あるいは両面に、金属薄膜磁性層を
    設け、この磁性層の表面に、結合剤と固形パラフィンと
    が含まれている表面潤滑保護膜を設けたことを特徴とす
    る磁気記録媒体。
JP2957285A 1985-02-18 1985-02-18 磁気記録媒体 Pending JPS61188739A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2957285A JPS61188739A (ja) 1985-02-18 1985-02-18 磁気記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

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JP2957285A JPS61188739A (ja) 1985-02-18 1985-02-18 磁気記録媒体

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Publication Number Publication Date
JPS61188739A true JPS61188739A (ja) 1986-08-22

Family

ID=12279827

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2957285A Pending JPS61188739A (ja) 1985-02-18 1985-02-18 磁気記録媒体

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JP (1) JPS61188739A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01169668U (ja) * 1988-05-20 1989-11-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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