JPS6266416A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS6266416A JPS6266416A JP20687085A JP20687085A JPS6266416A JP S6266416 A JPS6266416 A JP S6266416A JP 20687085 A JP20687085 A JP 20687085A JP 20687085 A JP20687085 A JP 20687085A JP S6266416 A JPS6266416 A JP S6266416A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- medium
- protective film
- lubricative
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、情報関連機器や、音響機器、映像機器等に利
用することのできるフレキシブルディスク(以下FDと
略す)やテープとなる磁気記録媒体に関するものである
。
用することのできるフレキシブルディスク(以下FDと
略す)やテープとなる磁気記録媒体に関するものである
。
従来の技術
2ページ
近年、音響および映像機器の小形化、多様化。
オフコン、パソコン等情報関連機器の普及、多様化に伴
い、外部メモリとしての磁気記録媒体(ディスクまたは
テープ)に対して記録密度を拡大し、大記憶容量化でき
るものが要求されるようになってきた。
い、外部メモリとしての磁気記録媒体(ディスクまたは
テープ)に対して記録密度を拡大し、大記憶容量化でき
るものが要求されるようになってきた。
現在、応用されている磁気記録媒体は、樹脂を主体とす
る結合剤に磁性粉を混合分散した磁性層を持つ塗布形水
平磁気記録媒体が中心である。この媒体と、水平磁気記
録方式では、例えばデジタル記録においては記録密度が
10キロビットパーインチ(以下Kbpiと略す)でミ
ニFDとして0.6〜1.6メガバイト(以下MBと略
す)の記録容量のものが商品化されているにすぎない。
る結合剤に磁性粉を混合分散した磁性層を持つ塗布形水
平磁気記録媒体が中心である。この媒体と、水平磁気記
録方式では、例えばデジタル記録においては記録密度が
10キロビットパーインチ(以下Kbpiと略す)でミ
ニFDとして0.6〜1.6メガバイト(以下MBと略
す)の記録容量のものが商品化されているにすぎない。
またこの技術においても20Kbpiの記録密度の発表
もあるが、更に高記録密度を達成するには水平磁気記録
では限界があると指摘されている。
もあるが、更に高記録密度を達成するには水平磁気記録
では限界があると指摘されている。
そこで、デジタル記録で40Kbpi以上の高密度記録
を達成し、大記憶容量化の市場要求を満たすものとして
、磁性層が金属薄膜である磁気記録3ページ 媒体、特に垂直磁気記録方式に適合する媒体が提唱され
、研究が盛んに行なわれるようになっている。
を達成し、大記憶容量化の市場要求を満たすものとして
、磁性層が金属薄膜である磁気記録3ページ 媒体、特に垂直磁気記録方式に適合する媒体が提唱され
、研究が盛んに行なわれるようになっている。
垂直磁気記録媒体は、非磁性支持体、例えばポリエチレ
ンテレフタレート(以下PETと略す)フィルムやポリ
イミドフィルムの片面または両面に、蒸着法やスパッタ
リング法などによってFs・N1を主体とした水平磁化
膜上にCO・Crを主体とした垂直磁化膜を設けたもの
などが提案されていて、走行している媒体を主磁極ヘッ
ドと補助磁極ヘッドとで挾み込むか、あるいは主磁極ヘ
ッドまたはリングヘッドとパッドとで挾み込んで磁性層
を垂直方向に磁化させることで記録再生を行い高密度記
録を達成している。
ンテレフタレート(以下PETと略す)フィルムやポリ
イミドフィルムの片面または両面に、蒸着法やスパッタ
リング法などによってFs・N1を主体とした水平磁化
膜上にCO・Crを主体とした垂直磁化膜を設けたもの
などが提案されていて、走行している媒体を主磁極ヘッ
ドと補助磁極ヘッドとで挾み込むか、あるいは主磁極ヘ
ッドまたはリングヘッドとパッドとで挾み込んで磁性層
を垂直方向に磁化させることで記録再生を行い高密度記
録を達成している。
発明が解決しようとする問題点
垂直磁気記録技術は、電子線蒸着またはスパッタリング
法などによって設けたCo−0r薄膜層などを持つ垂直
磁気記録媒体を、パーマロイあるいはCo−Zr−Nb
アモルファス等の主磁極膜を持ちセラミックスやガラス
状カーボンなど硬度の高いサポート材を持つ主磁極ヘッ
ドと、フェライトやその他の金属化合物、セラミックス
等で構成された補助磁極ヘッドとで挾み込んで記録再生
を行っている。この場合、高い記録密度で十分な出力を
得るためには、媒体とヘッドとのコンタクトを上げなけ
ればならないためヘッド圧力は10p以上必要とし、ス
ペーシングロスを0.1μm以下にすることが望捷しい
。特に金属薄膜磁性層とヘッドとの相性は、すべり性が
悪く動摩擦係数(μk)が4以上を示し、ヘッドが接触
した媒体が一回転する間のμにの変動値Δμk も大き
くなることが一般に知られていて媒体やヘッド表面に対
する物理的負荷が大きくなる。このだめ、媒体を走行さ
せて録再を行うと媒体に対してキズが数10パス程度で
発生するとともにヘッド表面にもキズを発生させ、ドロ
・フプアウトの発生やヘッド出力を減じる現象が起り、
媒体、ヘッドの耐久性寿命を著しく低下させることで実
用化できていないという問題点を持っていた。
法などによって設けたCo−0r薄膜層などを持つ垂直
磁気記録媒体を、パーマロイあるいはCo−Zr−Nb
アモルファス等の主磁極膜を持ちセラミックスやガラス
状カーボンなど硬度の高いサポート材を持つ主磁極ヘッ
ドと、フェライトやその他の金属化合物、セラミックス
等で構成された補助磁極ヘッドとで挾み込んで記録再生
を行っている。この場合、高い記録密度で十分な出力を
得るためには、媒体とヘッドとのコンタクトを上げなけ
ればならないためヘッド圧力は10p以上必要とし、ス
ペーシングロスを0.1μm以下にすることが望捷しい
。特に金属薄膜磁性層とヘッドとの相性は、すべり性が
悪く動摩擦係数(μk)が4以上を示し、ヘッドが接触
した媒体が一回転する間のμにの変動値Δμk も大き
くなることが一般に知られていて媒体やヘッド表面に対
する物理的負荷が大きくなる。このだめ、媒体を走行さ
せて録再を行うと媒体に対してキズが数10パス程度で
発生するとともにヘッド表面にもキズを発生させ、ドロ
・フプアウトの発生やヘッド出力を減じる現象が起り、
媒体、ヘッドの耐久性寿命を著しく低下させることで実
用化できていないという問題点を持っていた。
本発明はこの問題点を解決するもので+0kbpi5
/・−。
/・−。
以上の記録密度で十分外記録再生特性を確保しながら同
時に媒体、ヘッドの耐久性を向上させることを目的とす
る。
時に媒体、ヘッドの耐久性を向上させることを目的とす
る。
問題点を解決するだめの手段
本発明は上記問題点を解決するために、非磁性支持体の
片面あるいは両面に設けた金層薄膜磁性層の表面に、結
合剤を主体とした系に粒径が0.08μm以下の粒子を
分散・混合した表面潤滑保護膜材を、塗布・乾燥あるい
は硬化後の厚みとして0.08μm以下に設けた磁気記
録媒体とすることにより、媒体、ヘッドの耐久性、寿命
を向上させ実用化の可能性を高めだ。
片面あるいは両面に設けた金層薄膜磁性層の表面に、結
合剤を主体とした系に粒径が0.08μm以下の粒子を
分散・混合した表面潤滑保護膜材を、塗布・乾燥あるい
は硬化後の厚みとして0.08μm以下に設けた磁気記
録媒体とすることにより、媒体、ヘッドの耐久性、寿命
を向上させ実用化の可能性を高めだ。
なお、粒径がo、05μm以下の粒子として、カーボン
粉、無定形シリカ粉、マグネシア粉の単独1だは混合物
を選ぶことにより、更に効果を高めることができた。
粉、無定形シリカ粉、マグネシア粉の単独1だは混合物
を選ぶことにより、更に効果を高めることができた。
作 用
本発明の構成は、0.08μm以下の厚みの表面潤滑保
護膜中に粒径0.05μm以下の粒子が存在することに
よって、表面潤滑保護膜の表面がガラス状でなく、表面
粗度0.01〜0.05μm に均一に粗化されるため
、媒体走行時のヘッドとの相性を表わすμに値を0.2
以下およびΔμに値を0.02以下と小さくすることが
でき、ヘッド走行をスムースにさせることができだ。こ
れは、表面潤滑保護膜とのスペーシングロスが小さいこ
とを表わす。
護膜中に粒径0.05μm以下の粒子が存在することに
よって、表面潤滑保護膜の表面がガラス状でなく、表面
粗度0.01〜0.05μm に均一に粗化されるため
、媒体走行時のヘッドとの相性を表わすμに値を0.2
以下およびΔμに値を0.02以下と小さくすることが
でき、ヘッド走行をスムースにさせることができだ。こ
れは、表面潤滑保護膜とのスペーシングロスが小さいこ
とを表わす。
表面潤滑保護膜の厚み0.08μm以下とを組合せても
大きなヘッド出力の低下はなく、媒体およびヘッドの耐
久性、寿命を向上させる作用を与えるものである。
大きなヘッド出力の低下はなく、媒体およびヘッドの耐
久性、寿命を向上させる作用を与えるものである。
また、本発明における表面潤滑保護膜の厚みを、0.0
8μm以下と限定したのは、これを越える厚みになると
磁性層とヘッド間のスペーシングロスが大きくなりすぎ
て記録再生時のヘッド出力が小さくなりすぎるためであ
る。
8μm以下と限定したのは、これを越える厚みになると
磁性層とヘッド間のスペーシングロスが大きくなりすぎ
て記録再生時のヘッド出力が小さくなりすぎるためであ
る。
なお、本発明における表面潤滑保護膜中には、一般的に
利用される脂肪酸や脂肪酸エステル、パラフィン、リン
酸エステル、界面活性剤、レシチン、金属石ケン等の潤
滑剤や分散助剤、相溶助剤等を含んでいてもよい。
利用される脂肪酸や脂肪酸エステル、パラフィン、リン
酸エステル、界面活性剤、レシチン、金属石ケン等の潤
滑剤や分散助剤、相溶助剤等を含んでいてもよい。
7 /、一
実施例
以下本発明の実施例について説明する。
60μm厚のポリエチレンテレフタレート(以下PET
と略す)フィルムの両面に、パーマロイ(Cu、Mo含
むF e @ N i 合金)層を、その上にGo−
Cr合金層を公知の直流マグネトロンスノくツタリング
装置によって設けて磁気記録媒体とした。
と略す)フィルムの両面に、パーマロイ(Cu、Mo含
むF e @ N i 合金)層を、その上にGo−
Cr合金層を公知の直流マグネトロンスノくツタリング
装置によって設けて磁気記録媒体とした。
次にとの媒体表面に、第1表の上方に示した組成である
表面潤滑保護膜材を、オフセット法により印刷塗布し、
乾燥・硬化させ媒体表面に第1表中段に示した厚みを持
つ表面潤滑保護膜を形成し、第1図に示す断面構成を持
つ垂直磁気記録媒体を試作した。
表面潤滑保護膜材を、オフセット法により印刷塗布し、
乾燥・硬化させ媒体表面に第1表中段に示した厚みを持
つ表面潤滑保護膜を形成し、第1図に示す断面構成を持
つ垂直磁気記録媒体を試作した。
第1図において、1がPETフィルム、2が0.6μm
厚のパーマロイ層、3が0.2μm厚のCo−Cr層、
4が表面潤滑保護膜である。
厚のパーマロイ層、3が0.2μm厚のCo−Cr層、
4が表面潤滑保護膜である。
第1表における材料の、OH基を有するポリウレタンエ
ラストマーaは、日本ポリウレタン工業株式会社製のポ
リウレタンN−3118で40重量%トルエン溶液であ
る。OH基を有する飽和ポリエステルbは、日本合成化
学工業株式会社製ポリエスタ−TP249で50重量%
トルエン溶液である。ポリエーテルアミドCは、日立化
成工業株式会社製HIMAL 、HL−1200で8重
量%N−メチルピロリドンとブチルセロソルブアセテー
ト混合溶液である。溶剤dは、イソホロンと酢酸ベンジ
ル混合体、溶剤eはN−メチルピロリドンとブチルセロ
ソルブアセテートの混合体である。次に粒径がo、05
μm以下の粒子fは、カーボン粉でコロンビャンカーボ
ン日本株式会社市販のコンダクテックス975(平均粒
径は約o、oosμ)であり、qは無定形シリカ粉で日
本アエロジル株式会社製AERO8IL200(平均粒
径約0.012μ )であり、hはマグネシア粉で宇部
興産株式会社製マグネシア#10o(平均粒径約0.0
15μ )である。その他の添加剤iはノ々ラフインで
あり、iは分散および相溶助剤で英国1、C,1,社製
5olsperse 13550 であり、kはリン
酸トリクレジルである。iおよびkは潤滑9 ベーン は日本ポリウレタン工業株式会社製のコロネート304
1で、インシアネート化合物50%トルエン溶液である
。
ラストマーaは、日本ポリウレタン工業株式会社製のポ
リウレタンN−3118で40重量%トルエン溶液であ
る。OH基を有する飽和ポリエステルbは、日本合成化
学工業株式会社製ポリエスタ−TP249で50重量%
トルエン溶液である。ポリエーテルアミドCは、日立化
成工業株式会社製HIMAL 、HL−1200で8重
量%N−メチルピロリドンとブチルセロソルブアセテー
ト混合溶液である。溶剤dは、イソホロンと酢酸ベンジ
ル混合体、溶剤eはN−メチルピロリドンとブチルセロ
ソルブアセテートの混合体である。次に粒径がo、05
μm以下の粒子fは、カーボン粉でコロンビャンカーボ
ン日本株式会社市販のコンダクテックス975(平均粒
径は約o、oosμ)であり、qは無定形シリカ粉で日
本アエロジル株式会社製AERO8IL200(平均粒
径約0.012μ )であり、hはマグネシア粉で宇部
興産株式会社製マグネシア#10o(平均粒径約0.0
15μ )である。その他の添加剤iはノ々ラフインで
あり、iは分散および相溶助剤で英国1、C,1,社製
5olsperse 13550 であり、kはリン
酸トリクレジルである。iおよびkは潤滑9 ベーン は日本ポリウレタン工業株式会社製のコロネート304
1で、インシアネート化合物50%トルエン溶液である
。
上記表面潤滑保護膜を形成した媒体を、JIS規格の6
.25インチFDになるよう打抜いた後、第1表下方の
特性項目を次のような方法によって測定した。
.25インチFDになるよう打抜いた後、第1表下方の
特性項目を次のような方法によって測定した。
まず第2図a、bに示すような装置、つ捷り金属円板ら
に上記第1図の構成を持つFDsを乗せFD5の中心部
を保持具7で強くクランプする。
に上記第1図の構成を持つFDsを乗せFD5の中心部
を保持具7で強くクランプする。
次に6#IIφの鋼球8を押圧2oグラムでFDs表面
に接触させ、円板6を30orpmのスピードで回転さ
せる。抑圧20グラムは銅製の板バネ1゜に設けた歪セ
ンサ9で確認する。FDesと鋼球8との動摩擦係数μ
におよび円板6が1回転する中での動摩擦係数の変動Δ
μk を、銅製の板バネ10′に設けた歪センサ9′で
確認する。また、鋼球8とFDsが20グラム荷重で接
した状態で円板6を回転させ、μに値およびΔμに値の
大きな変動、捷たけ磁性層にキズが入った点(μに、Δ
μk が大10、、−7 きく変動すると磁性層にかならずキズが入っていた)ま
での回転数を耐久パス数とした。
に接触させ、円板6を30orpmのスピードで回転さ
せる。抑圧20グラムは銅製の板バネ1゜に設けた歪セ
ンサ9で確認する。FDesと鋼球8との動摩擦係数μ
におよび円板6が1回転する中での動摩擦係数の変動Δ
μk を、銅製の板バネ10′に設けた歪センサ9′で
確認する。また、鋼球8とFDsが20グラム荷重で接
した状態で円板6を回転させ、μに値およびΔμに値の
大きな変動、捷たけ磁性層にキズが入った点(μに、Δ
μk が大10、、−7 きく変動すると磁性層にかならずキズが入っていた)ま
での回転数を耐久パス数とした。
次に打抜いた6、25インチFDを、公知のポリ塩化ビ
ニルを主体としたシートとライナーを組合せたFD用ジ
ャケットに挿入し、第3図に示すようなFD媒体とヘッ
ド構造を有する構成である垂直磁気記録再生用FDD(
フロッピーディスクドライバー)を利用して記録再生時
のヘッド出力とFDD実機走行耐久パス数とを測定した
。第3図は、PETフィルム1、パーマロイ磁性層2、
垂直磁化膜Co Cr層3と本発明の表面潤滑保護膜4
を持つ垂直磁気記録媒体としてのFD5を材質がフェラ
イトである補助磁極11と、主事磁極ヘッド12に挾ん
でいる構成である。なお主事磁極ヘッドは、コイル13
、CoZrNb薄膜主磁磁薄膜昇磁磁極14ト材16、
非磁性セラミック16から構成されるものである。
ニルを主体としたシートとライナーを組合せたFD用ジ
ャケットに挿入し、第3図に示すようなFD媒体とヘッ
ド構造を有する構成である垂直磁気記録再生用FDD(
フロッピーディスクドライバー)を利用して記録再生時
のヘッド出力とFDD実機走行耐久パス数とを測定した
。第3図は、PETフィルム1、パーマロイ磁性層2、
垂直磁化膜Co Cr層3と本発明の表面潤滑保護膜4
を持つ垂直磁気記録媒体としてのFD5を材質がフェラ
イトである補助磁極11と、主事磁極ヘッド12に挾ん
でいる構成である。なお主事磁極ヘッドは、コイル13
、CoZrNb薄膜主磁磁薄膜昇磁磁極14ト材16、
非磁性セラミック16から構成されるものである。
記録再生時のヘッド出力は、FD媒体の回転スピード3
00rpm で半径37.、のところをヘッドが走行
するようにセットして、70kbpiの記11 ヘ−ジ 録密度となるよう記録周波数を設定して記録し、同じヘ
ッドで再生した時のヘッド出力である。またFDD実機
耐久パス数は、FD媒体が回転スピード300rpm
で同一トラックをヘッドが接触走行して上記ヘッド出力
が60%に低下するまでの回転パス数(1回転が1パス
)である。
00rpm で半径37.、のところをヘッドが走行
するようにセットして、70kbpiの記11 ヘ−ジ 録密度となるよう記録周波数を設定して記録し、同じヘ
ッドで再生した時のヘッド出力である。またFDD実機
耐久パス数は、FD媒体が回転スピード300rpm
で同一トラックをヘッドが接触走行して上記ヘッド出力
が60%に低下するまでの回転パス数(1回転が1パス
)である。
測定した結果を第1表下方に示した。
また本発明の実施例以外に比較例として第1表の右に示
した。比較例Iは、表面潤滑保護膜を持たない媒体であ
る。これについて上記と同様のテストを行ったところμ
に、Δμに値が高く数パスで磁性層およびヘッドに傷を
付けたためヘッド出力は測定できず実用的で々かつた。
した。比較例Iは、表面潤滑保護膜を持たない媒体であ
る。これについて上記と同様のテストを行ったところμ
に、Δμに値が高く数パスで磁性層およびヘッドに傷を
付けたためヘッド出力は測定できず実用的で々かつた。
また比較例Iは、表面潤滑保護膜が本発明の範囲を越え
る厚みを有するもので、μにやΔμに値、耐久パス数は
十分力値を示すがヘッド出力が非常に小さく実用的でな
かった。
る厚みを有するもので、μにやΔμに値、耐久パス数は
十分力値を示すがヘッド出力が非常に小さく実用的でな
かった。
比較例Hは、表面潤滑保護膜層中に粒径0.058m以
下の粒子を含まない系で、μにおよびΔμに値、ヘッド
出力は十分な値を示すが、耐久パス数が低く実用的でな
かった。
下の粒子を含まない系で、μにおよびΔμに値、ヘッド
出力は十分な値を示すが、耐久パス数が低く実用的でな
かった。
本発明の表面潤滑保護膜材組成A−Gを有する媒体は媒
体およびヘッドの耐久寿命を向上させ実用性を高めてい
る。
体およびヘッドの耐久寿命を向上させ実用性を高めてい
る。
14 ハ、−ア
発明の効果
本発明は実施例からも明らかなように、非磁性支持体の
片面あるいは両面に金属薄膜磁性層を設け、この磁性層
の表面に、結合剤を主体とした系に粒径が0.05μm
以下のカーボン、無定形シリカ、マグネシアの単独また
は混合物の粒子を混合。
片面あるいは両面に金属薄膜磁性層を設け、この磁性層
の表面に、結合剤を主体とした系に粒径が0.05μm
以下のカーボン、無定形シリカ、マグネシアの単独また
は混合物の粒子を混合。
分散した表面潤滑保護膜材を塗布し、乾燥あるいは硬化
後の厚みが0.08μm以下となるように設けたことに
よって、μに値として0.2以下、Δμに値として0.
02以下を達成することができ、ヘッド走行をスムース
にするとともにスペーシングロスも小さくでき、記録再
生ヘッド出力として十分な値を示すとともに、媒体およ
びヘッドの使用耐久寿命を大幅に向上させることができ
るものである。
後の厚みが0.08μm以下となるように設けたことに
よって、μに値として0.2以下、Δμに値として0.
02以下を達成することができ、ヘッド走行をスムース
にするとともにスペーシングロスも小さくでき、記録再
生ヘッド出力として十分な値を示すとともに、媒体およ
びヘッドの使用耐久寿命を大幅に向上させることができ
るものである。
第1図は本発明の一実施例における表面潤滑保護膜を持
つ垂直磁気記録媒体の断面図、第2図a。 bは本発明の実施例における動摩擦係数μに値お定する
装置の構成を示す全体構成図および部分構成図、第3図
は本発明の実施例において、第1図の構成を持つ垂直磁
気記録媒体を使って、垂直磁気配録方式での記録再生ヘ
ッド出力と、FDDによる耐久パス数を測定する場合の
媒体とヘッドの構成断面図である。 1・・・・・・PETフィルム、2・山・・パーマロイ
層、3・・・・・・co−Cr層、4・・・・・・表面
潤滑保護膜。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第3図
つ垂直磁気記録媒体の断面図、第2図a。 bは本発明の実施例における動摩擦係数μに値お定する
装置の構成を示す全体構成図および部分構成図、第3図
は本発明の実施例において、第1図の構成を持つ垂直磁
気記録媒体を使って、垂直磁気配録方式での記録再生ヘ
ッド出力と、FDDによる耐久パス数を測定する場合の
媒体とヘッドの構成断面図である。 1・・・・・・PETフィルム、2・山・・パーマロイ
層、3・・・・・・co−Cr層、4・・・・・・表面
潤滑保護膜。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第3図
Claims (2)
- (1)非磁性支持体の片面あるいは両面に金属薄膜磁性
層を設け、この磁性層の表面に、結合剤を主体とした系
に粒径が0.05μm以下の粒子を混合・分散した表面
潤滑保護膜材を0.08μm以下の厚みで設けたことを
特徴とする磁気記録媒体。 - (2)粒径0.05μm以下の粒子が、カーボン粉、無
定形シリカ粉、マグネシア粉の単独または混合物である
特許請求の範囲第1項記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20687085A JPS6266416A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20687085A JPS6266416A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6266416A true JPS6266416A (ja) | 1987-03-25 |
Family
ID=16530401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20687085A Pending JPS6266416A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6266416A (ja) |
-
1985
- 1985-09-19 JP JP20687085A patent/JPS6266416A/ja active Pending
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