JPS61188164A

JPS61188164A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPS61188164A
Application number: JP2633785A
Authority: JP
Inventors: Masayoshi Nagashima; 永島　正善; Hiroshi Sukunami; 宿南　博史; Sumio Inoue; 井上　純男
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Automation Equipment Engineering Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date: 1985-02-15
Filing date: 1985-02-15
Publication date: 1986-08-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は、プリンタや複写機等において、加熱により
インクを転写媒体に転写し画像を形成する画像形成装置
に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

熱転写式プリンタ等において、転写媒体である転写紙上
に画像を形成するため、一般に第１図に示すようなもの
が用いられている。

即ちプラテンローラ（１０）に支持される転写紙（１１
）上にインクリボン（１２）を重合し、サーマルヘッド
（１３）により押圧すると共に加熱する事により。

転写紙（１１）上にインクを転写して印字を行なうもの
である。一方インクリボンにあっては、第２図に示すよ
うに基板層（１４ａ　）上に顔料を含む塩化ビニル樹脂
等のような熱溶融性樹脂からなる熱溶融性インク（１４
ｂ　）を塗布する熱溶融性タイプ（１４）のものと、第
３図に示すように基板層（１６ａ）上にアゾ系色素、ア
ントラキノン系色素、キサンチン系色素等の分散染料の
粒子（１６ｂ　）をワックス系樹脂−石油系樹脂等の結
合剤（１６ｃ）により塗布する熱昇華性タイプ、（１６
）のものとが用いられている。そして熱溶融性タイプ（
１４）のインクリボンにあっては。

印字のためのサーマルヘッドの表面温度は３５０（’Ｃ
）程度であれば良く、その印字の際の消費電力がＯ，Ｓ
　（Ｗ）　　と低く経済的であるという利点がある一方
、熱昇華性タイプ（１６）のインクリボンにあっては、
印字のためのサーマルヘッドの表面温度はｓｏｏ　（’
ｃ　）ないし７００（”Ｃ１程度を必要とする事から、
その消費電力も１〔Ｗ〕ないし１．５　（Ｗ）と増加さ
れる反面加熱温度の変動により、階調性を表現出来ると
いう利点があり、熱溶融性タイプ（１４）及び熱昇華性
タイプ（１Ｇ）のインクリボンはそれぞれ異る長所を有
している。

しかしながら、各タイプのインクリボンは、使時のサー
マルヘッド（１３）の押圧力及び必要とする電力が異な
り、サーマルヘッド（１３）の押圧キは、熱溶融性タイ
プ（１４）のインクリボンの場合は約１．５（ｋｇ）で
あるのに対し、熱昇華性タイプ（１６）のインクリボン
の場合は粒子（１６ｂ　）が周囲に飛散してしまうもの
を防止するため、約６〔−〕と大きく。

また電力も熱溶融性タイプ（１４）では約０．５　（Ｗ
）であるのに対し、熱井性タイプ（１６）のものはその
２〜３倍で約１〜１．ｓ　（ｗｊを必要としている。こ
のため従来は、各インクリボンのタイプに応じてそれぞ
れ専用のプリンタ装置が必要であり、１台のプリンタ装
置で用途に応じてタイプの異るインクリボンを使い分け
るという事が出来ないでいた。

〔発明の目的〕

この発明は上記事情にもとづいてなされたもので、１台
の装置で、用途に応じて異なるタイプのインク保持部材
を使用する事が出来る画像形成装置を提供する事を目的
とす゛る。

〔発明の概要〕

この発明は上記目的を達成するため、インク保持部材の
特性に応じて加熱手段の駆動を制御する制御手段を設け
る事により、特性の異る複数種のインク保持部材を同一
の装置で使用出来るようにしたものであり、更には制御
手段内に検出部を設ける事により、特性の異る複数種の
インク保執部材を同一の装置で使用出来るようにしたも
のであり、更には性御手段内に検出部を設ける事により
、インク保持部材の特性を自動的に検出するようにした
ものである。　′ 〔発明の実施例〕以下この発明の一実施例を第４図ないし第６図を参照し
ながら説明する。プリンタ（図示せず）の印字位置にお
いて、普通紙あるいはポリエステル樹脂等が塗布される
コーテイング紙等からなる転写媒体である転写紙（１７
）は、プラテンローラ（１８）に支持されるようになっ
ている。そして転写紙（１７）前面には第１のリール（
２０）及び第２のリール（２１）間に掛は渡されると共
にその先端近くに。

熱溶融性タイプであるか、あるいは熱昇華性タイプであ
るかを判別するマークである判別コード（２３）が端部
（２２ａ）に記載されるインク保持部材であるインクリ
ボン（２２）が設けられている。更にプラテンローラ（
１８）と対向する位置には、駆動手段（２４）の一部で
ある駆動回路（２４ａ）により、　１（ｍｓｌないし８
　（ｍｓ）の任意の印字パルスを印加され１表面温度３
５０　（”Ｃ１ないし７００　（”Ｃ）でインクリボン
（２２）を加熱する加熱手段であるサーマルヘッド（２
６）が設けられている。５．、又、（２４ｂ）は駆動手
段（２４）の一部である押圧装置で、あ。す、ベルト（
３１）を介し、モータ駆動回路’（３０）により回転さ
れるモータ（３２）に駆動されるカム（２７）の（Ａ１
部及び（Ｂ）部により、（２６ａ）を支点として回動さ
・れるサーマルヘッド（，２６）のプラテンローラ（１
８）側への押圧力を２段階に変えるものである。即ちス
プリング（２８）を介しカム（２７）の（Ａ１部により
押圧される場合サーマルヘッド（２６）の押圧力は約１
．５〔聴〕であり、カム（２７）のＣＢ）部により押圧
される場合サーマルヘッド（２６）の押圧力は約６〔聴
〕とされる。一方（３３ａ）は制御手段（３３）を構成
し、インクリボン（２２）上の判別コード（２３）を自
動的に読み取り、その結果を駆動回路（２４ａ）及び押
圧装置（２４ｂ）のモータ駆動回路（３０）を制御する
制御装置（３３ｂ　）に入力する検出部である。尚（３
４ａ）、　（３４ｂ）は転写紙ガイドローラ。

（３６ａ）、　（３６ｂ）はインクリボンガイドローラ
である。

しかしぞ印字を開始するにあたり、インクリボン（２２
）をリール（２０）、　（２１）間にセットするが、こ
の時、形成しようとする画像が階調性を必要としない場
合は、熱溶融性タイプのインクリボン（２２）をセット
すると共に転写紙（１７）として普通紙をセットする。

これにより検出部（３３ａ　）が判別コード（２３）を
読み取り、インクリボン（２２）が熱溶融性タイプであ
る旨を制御装置（３３ｂ　）に入力すると、制御装置（
３３ｂ）は、駆動回路（２４ａ）を制御し、サーマルヘ
ッド（２６）の表面温度を３５０（’Ｃ）に設定するた
め、第６図（イ）に示すようにサーマルヘッド（２６）
への印字パルスを１　（ｍｓ）設定すると共に、モータ
駆動回路（３０）も制御し、第４図実線で示すようにカ
ム（２７）の（Ａ）部によりサーマルヘッド（２６）を
約１．５［ｋｇ）で押圧するようにモータ（３２）を回
転させる。そしてこの様にセットされた後、印字信号に
従い駆回路（２４ａ　）より１　（ｍｓ）の印字パルス
がサマールヘッド（２６）に印加され、′インクリボン
（２２）が加熱溶融されると共に、サーマルヘッド（２
６）の押圧力により転写紙（１７）に溶融されたインク
が転写され、転写紙（１７）上に転写画像が形成される
事になる。このようにして印字を行ないインクリボン（
２２）が全て終すると、次に新しいインクリボンをセッ
トするが、形成しようとする画像が階調性を必要とする
場合は、昇華性タイプのインクリボン（２２）をリール
（２０）、　（２１）間にセットすると共に転写紙（１
７）としてポリエステル樹脂をコーティングしたコーテ
イング紙をセットする。これにより検出部（３３ａ　）
がインクリボン（２２）上の判別コード（２３）を読み
取り、制御装置（３３ｂ　）にインクリボン（２２）が
熱昇華性タイプである旨を入力すると、制御装置（３３
ｂ　）は駆動回路（２４ａ　）制御し、サーマルヘッド
（２６）の表面温度、を濃度レベル田ないしくニ）に応
じて５００　（℃）ないし７００（”Ｃ）に設定するよ
う、第６図（ロ）に示すように２　［ｍｓ］なにし８（
ｍｓ）の４段階の印字パルスをサーマルヘッド（２６）
に印加出来るように設定すると共に、モータ駆動回路（
３０）も制御し、第４図点線で示すようにカム（２７）
の（Ｂ）部によりサーマルヘッド（２６）を約６〔−〕
で押圧するようモータ（３２）を回転させる。

そしてこのようにセットされた後、印字信号に従いその
必要とする濃度レベルに応じたパルス幅の印字パルスが
駆動回路（２４ａ）により、サーマヘッド（２６）に印
加されると、インク、リボン（２２）から、印加される
パルス幅即ちサーマルヘッド（２６）の表面温度に応じ
た量の染料の粒子（図示せず）が外方に分散されると共
に、サーマルヘッド（２６）の押圧力により転写紙（１
７）に転写紙され、転写紙（１７）上に階調性を有する
転写画像が形成される事となる。

このように構成すれば、インクリボン（２２）のタイプ
を自動的に検知し、そのタイプに合ううより−マルヘッ
ド（２６）の駆動を確実に制御出来る事から、従来のよ
うにタイプの異る２台のプリンタを必要とせず、１台の
プリンタで熱溶融性タイプ及び熱昇華性タイプの両タイ
プのインクリボン（２２）のいづれを用いても画像形成
を行なう事が出来装置の用途が拡大される。

尚この発明は上記実施例に限定されず種々設計変更可能
であり、例えばマーク及びその検出方法は光学的あるい
は磁気的等任意であるし、その位置や数も限定されず、
何か所かにマークを付しておけば、使用途中でインク保
持部材を別の特性のものと交換し、必要画像を得た後、
再度前のインク保持部材をセットし直して使用するとい
うような操作も可能となる。又、サーマルヘッドの押圧
力あるいは印加される電力等も任癲であり、印字パルス
もパルス数を増加する等して印加電力を増大するように
しても良い。更にインク保持部材の特性は検出部により
自動的に検出するのでは無く、印字開始時、オペレータ
が操作パネル上で手動により制御装置に指示する等して
も良が、実施例の　□ようにインク保持部材の特性を自
動的に検出する−ようにしておけば、その交換時、オペ
レータがうっかり指示を忘れて、印字ミスを生じるとい
う事が無く、装置の操作性及び信頼性がより向上される
。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明によれば、イン、り保持部
材の特性に応じて、加熱手段の駆動を制御する事により
、１台の装置で特性の異る複数種のインク保持部材を使
用する事が出来、装置の機能及び用途が拡大され、従来
のように用途に応じてインク保持部材の特性が変わる毎
にタイプの異る装置を必要とせず、ひいては経費の節減
が図れると共に設置スペースの縮小が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は従来の装置を示し第１図はその一
部省路上面図、第２図はその熱溶融性タイプのインクリ
ボンの一部省略断面図、第３図はその熱昇華性タイプの
インクリボンの一部省略断面図、第４図ないし第６図は
この発明の一実施例を示し第４図はその概略説明図、第
５図はそのインクリボンを示す斜視図、第６図（イ）は
インクリボンが熱溶融性タイプの場合のサーマルヘッド
への印字パルスのタイミングチャート、第６図（ロ）は
インクリボン熱昇華性タイプの場合のサーマルヘッドへ
の印字パルスのタイミングチャートである。１７・・・転写紙　　　　　１８・・・プラテンローラ
２２・・・インクリボン　　２３・・・判別コード２４
ａ・・・駆動回路　　　２４ｂ・・・押圧装置２６・・
・サーマルヘッド　２７・・・カム　　　３０・・・モ
ータ駆動回路　３３ａ・・・検出部３３ｂ・・・制御装
置

Claims

【特許請求の範囲】１、転写媒体に任意の特性を有するインク保持部材を量
合、加熱手段により前記インク保持部材中のインクを前
記転写媒体に転写するものにおいて、前記加熱手段を駆
動する駆動手段と、前記インク保持部材の特性に応じて
前記駆動手段を制御手段とを具備した事を特徴とする画
像形成装置。２、制御手段がインク保持部材の特性を自動的に検出す
る検出部を具備する事を特徴とする特許請求の範囲第１
項記載の画像形成装置。３、加熱手段がサーマルヘッドであり、駆動手段が前記
サーマルヘッド印加パルスを駆動する駆動回路及び前記
サーマルヘッドを転写媒体に押圧する押圧装置である事
を特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項のいずれ
かに記載の画像形成装置。４、任意のインク保持部材が、熱溶融性インク保持部材
及び熱昇華性インク保持部材である事を特徴とする特許
請求の範囲第１項ないし第３項のいづれかに記載の画像
形成装置。