JPS61187773A - 海苔製造設備に付設する海苔重量調整装置 - Google Patents

海苔製造設備に付設する海苔重量調整装置

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JPS61187773A
JPS61187773A JP60027829A JP2782985A JPS61187773A JP S61187773 A JPS61187773 A JP S61187773A JP 60027829 A JP60027829 A JP 60027829A JP 2782985 A JP2782985 A JP 2782985A JP S61187773 A JPS61187773 A JP S61187773A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、海苔の製造設備に係り、特に簀に抄着された
脱水後の海苔の重量を自動的に測定し、簀に抄着される
海苔の重量を一定に制御する海苔製造設備に付設する海
苔重量調整装置に関するものである。
〔従来技術〕
まず、従来例に係る海苔製造設備について説明すると、
従来例に係る海苔製造設備3は、第5図に示すように、
海苔を簀に抄着させる海苔抄着機構4と、抄着された海
苔の脱水を行う脱水機構5と、気流乾燥を行う乾燥装置
6と、膏から海苔を剥ぎ取る剥ぎ取り機構7とを有して
構成され、海苔抄着機構4によって簀に海苔を抄着させ
、この後該海苔の抄着された簀を脱水機構5に通して脱
水し、乾燥装置6内に搬送して所定の湿度及び温度で乾
燥し、そして、この乾燥装置6によって乾燥された海苔
を剥ぎ取り機構7に送って簀から剥ぎ取って製品として
搬出していた。
一方、海苔が剥ぎ取られた簀は、洗浄機構8に通して洗
った後、再度海苔抄着機構4に搬送されて再使用されて
いた。
なお、上記簀を搬送する手段として簀を単独でコンベア
等で搬送するものと、簀を簀ホルダーに抄着して簀ホル
ダーをコンベア等で搬送することによって簀を搬送する
ものとがあった。
ここで、海苔抄着機構4に付いて詳しく説明しておくと
、海苔抄着機構4は、簀の上に出口が四角形の升が載置
され、該升に所定の濃度に調合機等によって調合された
海苔を入れた後、上記升の底蓋を開けることによって上
記調合された海苔を簀の上に所定量排出する構造となっ
ていた。
〔従来技術の問題点〕
ところが、上記調合機は、ミンチした海苔と水とを所定
の割合に調合する構造となっているが、通常、海苔製造
設備とは別になっているので、該海苔製造設備に同調さ
せて所定の割合に調合された海苔を供給することは困難
であった。
従って、抄着された海苔の量に過少が生じることがあり
、一枚の簀に抄着される海苔の量が、基準値より多過ぎ
ると海苔が厚くなり海苔の等級が落ちるというだけでな
く、その生産枚数が少なくなるという問題点があった。
また、海苔の重量が基準値より少な過ぎると、等級が落
ちたり場合によっては不良海苔となることがあり、更に
は製造工程で穴開き現象が生じることがあるという問題
点があった。
この為、上記調合機とは別に海苔濃度調整機を設け、該
海苔濃度調整機によって海苔の濃度を調整した後、前記
海苔抄着機構に供給していた。
ところが、上記海苔濃度調整機に使用されている海苔濃
度センサーは、光電管等の光センサーと光源とを使用し
、上記調合された海苔の透光度によって海苔の濃度を測
っていたので、海苔の色、葉の厚み、葉の大きさあるい
は周囲の状況によって影響を受け、濃度と海苔の重量(
あるいは海苔の厚み)が比例しない場合があるという問
題点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、海苔製造
設備に付設して使用し、海苔の色あるいは周囲の状況等
によって影響を受けず、しかも、確実に海苔の重さく場
合によっては厚み)の管理をして海苔の重量が一定とな
る海苔製造設備に付設する海苔重量調整装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成する為の第1の発明に係る海苔製造設備
に付設する海苔重量調整装置は、連続して搬送される簀
に海苔を抄着する海苔抄着機構と、該抄着した海苔を脱
水する脱水機構と、該脱水した海苔を乾燥する乾燥装置
と、乾燥後の海苔を簀から剥ぎ取る剥ぎ取り機構を有し
てなる海苔製造設備に付設する装置であって、昇降手段
を有し前記海苔抄着機構にて海苔が抄着された簀の重量
を計る計重手段と、該計重手段の出力値を入力として上
記海苔の重量に対応する値を表示すると共に該重量に対
応する値を出力する表示器と、該表示器の出力値を入力
とする前記海苔抄着機構で抄着される海苔の重量を制御
する海苔重量制御機構とを有し、簀に抄着された海苔の
重量に対応する値によって海苔重量制御機構を抄着され
る海苔の重量が略一定になるように制御されて構成され
ている。
ここで、計重手段は、海苔抄着機構で簀に抄着された直
後の簀に抄着された海苔の重量をその簀と共に計るもの
の他、脱水機構にて脱水された後の海苔が抄着されてい
る簀の重量を計るものも含まれるものである。
また、上記表示器には海苔の重量と簀の重量の合計が表
示されるものの他、簀の重量は略一定であるので、上記
合計値から簀の重量を引いたものを表示あるいは出力す
るものも含まれるものである。
次に上記目的に沿う第2の発明に係る海苔製造設備に付
設する海苔重量調整装置は、連続して搬送される簀ホル
ダーに抄着された簀に海苔を抄着する海苔抄着機構と、
該抄着した海苔を脱水する脱水機構と、該脱水した海苔
を乾燥する乾燥装置と、乾燥後の海苔を簀から剥ぎ取る
剥ぎ取り機構を有してなる海苔製造設備に付設する装置
であって、昇降手段を有し前記海苔抄着機構にて海苔の
抄着された簀の重量を簀ホルダーと共に測る第1の計重
手段と、昇降手段を有し上記抄−via構に装入される
前の簀の重量を簀ホルダーと共に測る第2の計重手段と
、該第1及び第2の計重手段の出力値を計算して上記簀
に抄かれた海苔の重量を表示すると共に該重量に対応す
る値を出力する表示器と、該表示器の出力値を入力とす
る前記海苔抄着機構で抄着される海苔の重量を制御する
海苔重量制御機構とを有し、上記表示器の出力値によっ
て海苔重量制御機構を抄着される海苔の重量が、略一定
になるように制御されて構成されている。
ここで、第1の計重手段は、海苔抄着機構で簀に抄着さ
れた直後の簀に抄着された海苔の重量をその簀及び簀ホ
ルダーと共に計るものの他、脱水機構にて脱水された後
の海苔が抄着されている簀の重量をその簀ホルダーと共
に計るものも含まれるものである。
また、第1の発明においても同様であるが、付設する装
置とは海苔製造設備に、単に付属して設けられているも
のの他、該海苔製造設備を構成する装置又は機構として
当初より配設されているものも含むものである。
なお、第1の発明においても同様であるが、海苔重量制
御機構には、海苔抄着機構に送られる海苔の濃度を水を
加えたり抜いたりして調整する構造となっているものの
他、海苔抄着sinに詮けられて、抄着される海苔の容
積を制御しているものも含まれるものである。
〔作用〕
まず、第1の発明に係る海苔製造設備に付設する海苔重
量調整装置の作用について説明する。
脱水機構の隣に、該脱水機構によって脱水された海苔の
重量をその簀ごと測る計重手段を配設し、測定しようと
する簀が該計重手段の上に来た時点で昇降手段を駆動し
、計重手段の重量測定部を構成する計重部を上昇させて
、上記海苔の抄着された簀の重量を測定する。この出力
を処理し、該海苔の重量に対応する値(例えば、海苔と
簀との総重量)を表示する。これによって、例えば海苔
と簀の総重量を表示したとしても、通常簀の重量は一定
であるので抄着した海苔の重量を知ることが可能となる
。そして、表示器の出力値によって、前記海苔抄着機構
に抄着される海苔の重量を制御する海苔重量制御機構を
制御し、抄着される海苔の重量が一定になるように制御
している。
次に、第2の発明に係る海苔製造設備に付設する海苔重
量調整装置について説明すると、海苔抄着機構の前に昇
降手段を有し海苔の抄着された簀を簀ホルダーと共に側
型する第2の計重手段を配設すると共に、脱水機構の後
に上記第2の計重手段と同様な構成となっている第1の
計重手段を設け、海苔の抄着されていない簀の抄着され
た簀ホルダーの重量を第2の計重手段で測定し、該簀ホ
ルダーに抄着されている簀に海苔が抄着され脱水された
後に、その重量を第1の計重手段で測定し、該第1及び
第2の計重手段の出力の差を計算して表示器に表示する
。これによって、簀に抄着された海苔の重量が表示器に
表示される。
そして、該表示器の出力値によって、前記海苔抄着機構
に抄着される海苔の重量を制御する海苔重量制御機構を
制御し、抄着される海苔の重量が一定になるように制御
している。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化し
た実施例につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、第1図は第1の発明の一実施例に係る海苔製造
設備に付設する海苔重量調整装置に使用する計重手段及
び表示器の側面図、第2図は第2の発明の一実施例に係
る海苔製造設備に付設する海苔重量調整装置の概略説明
図、第3図は同海苔製造設備に付設する海苔重量調整装
置の計重手段の側面図、第4図は上記実施例に係る海苔
製造設備に付設する海苔重量調整装置に使用する海苔重
量制御機構の概略説明図である。
第1の発明に係る海苔製造設備に付設する海苔重量調整
装置10について説明すると、第1の発明に係る海苔製
造設備に付設する海苔重量調整装置lOは、第1図に示
すように計重手段11とその表示器12と、第4図に示
す該表示器11に接続される海苔重量制御機構の一例で
ある海苔濃度調整器13と、これに付属する器具から成
っている。
上記計重手段11は、ベルトコンベア14によって搬送
される海苔15が抄着された簀16を下から支承する受
は台17と、該受は台17に連結されているロードセル
から成る計重部18と、該計重部18を昇降する昇降手
段の一例であるエアシリンダー19と、上記計重部18
の傾動を防止するガイドロッド20と、上記エアシリン
ダー19及びガイドロッド20を所定の位置に固定する
台21とからなり、エアシリンダー19を伸縮すること
によって、計重部18とこれに連接する受は台17が上
昇し、簀16を持ち上げるようになっている。
一方、計重部18の出力は所定のケーブル22を介して
表示器12に電気信号で伝達され、この表示器12にて
信号処理されて、表示板23に表示されている。なお、
該表示器12の外部端子接続口24を有し、この計重手
段11の出力を外部に出せる構造となっている。
次に上記表示器12に接続される濃度調整器13につい
て説明すると、第4図に示すように、濃度調整器13は
調合機25によって調合された海苔を入れ底部には攪拌
羽26aが設けられている調合槽26と、該調合槽26
の中に配設されて調合槽26の中の水だけを汲み出す水
ポンプ27と、該ポンプからの水をうける水槽28と、
該水槽28の水を調合槽26にいれる水ポンプ29と、
前記した表示器の信号を受は上記水ポンプ27.29を
制御する制御器30から構成され、表示器12からの信
号によって、簀に抄着された海苔の重量が基準値より小
さい場合は水ポンプ27を駆動して調合槽26から水槽
28に水を移して調合槽26内の調合海苔31の濃度を
濃くし、簀に抄着された海苔の重量が基準値より大きい
場合は、水ポンプ29を駆動して調合槽26に水を入れ
調合海苔31の濃度を薄くしている。
なお、調合機25に装入される海苔は、ミンチ機32に
てミンチにされ、水洗装置33にて洗浄されたものであ
り、図中矢印aは原料海苔の投入を示し、矢印すは水の
供給を示し、矢印Cは前記した海苔抄着機構に搬送され
る海苔を示す。
続いて、上記海苔製造設備に付設する海苔重量調整装置
10の作用につき更に詳しく説明すると、ベルトコンベ
ア14によって搬送される海苔15が抄着された簀16
が所定の位置にあることを、図示しない検出手段によっ
て検出し、エアシリンダー19を駆動して、計重部18
を受は台17と共に上昇させる。これによって、ベルト
コンベア14上に載置されている簀16は受は台17の
上に載るので、上記計重部18が上昇したことを確認し
て簀16の重量の測定を行う。
これによって、表示器12には海苔15の抄着された簀
16の重量が表示されることになる。この後、エアシリ
ンダー19を縮めて計重部18及び受は台17を下降さ
せ、簀16を元のベルトコンベア14上に載置する。こ
の場合、表示器12には内部に記憶部を設け、計重部1
8から出力を記憶し、所定の時間あるいは次の入力が入
ってくるまで表示板23の表示を変えないことが好まし
い。
次にこの表示器12の出力を受けて、該出力値が基準値
より小さい場合は単位体積当たりの海苔の量が少ないの
で、前記した濃度調整機25の水ポンプ27を動かして
調合槽26内の水を抜き海苔の濃度を濃くする。これに
よって、前記した海苔抄着機構によって簀に抄着される
調合海苔の容積は一定であるので、抄着された海苔の重
量が大きくなる。一方、表示器12の出力値が基準値よ
り大きい場合は、水ポンプ29を動かして水槽28内の
水を調合槽26内に入れる。これによって調合海苔31
の濃度が薄くなるので、抄着される海苔の重量は小さく
なることになる。
なお、水ポンプ27及び29の吐出量は大き過ぎると調
合海苔が薄くなり過ぎたり、濃くなり過ぎたりして振動
現象を生じるので、調合槽26から海苔が搬送され海苔
抄着機構によって簀に抄着されたのち前記した計重手段
によって海苔の重量が計られる時間を考量して、水ポン
プ27及び29の吐出量は決定する必要がある。
上記実施例においては、簀が搬送手段の一例であるベル
トコンベアに載せられて搬送されている場合について説
明したが、簀が搬送手段に取外し自由に固定されて搬送
されている場合は、取り外し手段を設け、該搬送手段か
ら簀を取外した後、前記した計重手段でその重量を計る
構造とする必要がある。
ところで、海苔製造設備によっては上記の如く、海苔の
抄着された簀を単独で搬送しないで、簀を簀ホルダーに
抄着して海苔の抄着された簀の搬送を行うものがあるの
で、以下、簀ホルダーを使用して海苔の搬送を行う第2
の発明の一実施例に係る海苔製造設備に付設する海苔重
量調整装置について説明する。
第2図及び第3図に示すように、第2の発明の一実施例
に係る海苔製造設備に付設する海苔重量調整装置35は
、海苔36が抄着された簀37を簀ホルダー38と共に
計る第1の計重手段39と、上記抄着機構に装入される
前の簀を簀ホルダー38と共に測る第2の計重手段40
と、該第1及び第2の計重手段39.40を制御する制
御部41と、海苔の重量を表示する表示部42と、第4
図に示す海苔重量制御機構13と、これに付設する機器
から成っている。ここで、上記制御部41と表示部29
とで表示器43を構成している。
なお、図のAは図示しない海苔抄着機構に抄着される前
の簀37の抄着された簀ホルダー38を示し、図のBは
上記抄着機構に抄着された状態の簀37と簀ホルダー3
8とを示し、図のCは図示ない脱水機構に抄着された状
態の簀37の抄着された簀ホルダー38を示し、図のD
は上記脱水機構から出て第1の計重手段39によってそ
の重量を計重されている状態の簀37の抄着された簀ホ
ルダー38を示す。
上記第1の計重手段39は、第3図に示すように、海苔
36の抄着された簀37が抄着された簀ホルダー38を
支承する受は部44と、該受は部44に連結されるロー
ドセルからなる計重部45と、該計重部45を受は部4
4とを共に昇降させる昇降手段の一例であるエアシリン
ダー46と、該エアシリンダー46とガイドロッド47
を所定の位置に固定する台48とから成っている。
そして、上記エアシリンダー46を伸縮することによっ
て、受は部44と計重部45とを昇降させ、海苔36の
抄着された簀37が抄着されている簀ホルダー38を持
ち上げてその重量を測定するようになっている。
なお、簀ホルダー38に接する受は部44には緩衝材4
9が設けられて、昇降時のショックを吸収するようにな
っている。
一方、第2の計重手段40の構造も第3図に示す第1の
計重手段39と同様な構造となって、所定の命令によっ
て簀の抄着された簀ホルダー38の重量を測定し、上記
制御部41に伝えるようになっている。
上記制御部41には、第2の計重手段40の出力を記憶
する記憶部が設けられていると共に、第2図のAの位置
にあるホルダー32が図のDの位置に来た時点で第1の
計重手段39を作動させて、海苔36の抄着された簀3
7の重量をその簀ホルダー38と共にその重量を計り、
上記記憶された第2の計重手段40の出力との差の値を
求め、更にこの値を1の簀ホルダーに抄着された簀の数
で割る演算部が設けられて、1枚の簀に抄着された海苔
の重量を表示部42に表示するようになっている。
そして、この制御部41には外部接続端子が設けられ、
この1枚当たりの海苔の重量を外部機器に入力できる構
造となってGする。
上記表示器43の構成要素である制御部41の出力は、
第4図に示す海苔重量制御機構の一例である濃度調整機
13の制御器30に接続されている。この濃度調整機1
3は前記した第1の発明の実施例に係る海苔製造設備に
付設する海苔重量調整装置10と同様な構成となってい
るのでその説明を省略する。
続いて、上記実施例に係る海苔製造設備に付設する海苔
重量調整装置35の作用について簡単に説明すると、ま
ず、第2図のAの位置に簀ホルダー38があることを確
認して、第2の計重手段40を作動させ所定の数の簀が
抄着された簀ホルダー38の重量を測定して、制御部4
1の記憶部に記憶しておく。そして該簀に、図のBにお
いて、海苔抄着機構によって所定の量の海苔が抄着され
、図のCにおいて脱水機構で脱水された後、図のDにお
いて第1の計重手段39によって、海苔36の抄着され
ている簀37が抄着されている簀ホルダー38の重量を
計り、上記記憶された第1の計重手段の値との差を求め
る。この求めた値を簀の枚数(実施例においては4)で
割って、この値を表示部42に表示する。これによって
、1枚の簀に抄着された海苔の量が分かる。
この後、制御部41の出力を第4図に示す海苔濃度調整
機13の制御器30に入れて、該海苔濃度調整機13を
動かすのであるが、その動作は前記した第1の発明の一
実施例に係る海苔製造設備に付設する海苔重量調整装置
10と同様であるのでその説明を省略する。
上記実施例においては、簀が搬送手段の上に載って搬送
されている場合について説明したが、搬送手段に取外し
自由に固定されて搬送されている場合には、別に取外し
機構を設は簀を搬送手段から外したのち計重する必要が
ある。
また、上記第1及び第2の発明の実施例においては計重
器の昇降手段としてエアシリンダーを使用したが、他の
昇降手段(例えば、油圧シリンダー、モータを駆動源と
した昇降手段、電磁石)でも適用することは可能であり
、また、上記実施例においては計重部として抵抗線歪ゲ
ージを利用したロードセルを使用したが、他の計重手段
(例えば、バネと作動トランスを使用した計重手段、マ
グネセル)でも使用することは可能である。
そして、上記実施例の表示器の制御手段として、例えば
マイクロコンピュタを使用することにより、信号を記憶
させて処理することが極めて容易となると共に、その処
理を確実に精度良く行うことが可能となる。
また、上記実施例においては、海苔重量制御機構として
、海苔濃度調整機を使用したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、前記した海苔抄着機構に簀に抄着さ
れる海苔の量を変える装置を配設し、該装置に上記表示
器からの海苔重量信号を伝達し、簀に抄着される海苔の
重量を一定に制御することも可能であり、また前記した
調合機に上記表示器からの海苔の重量信号を伝達し、調
合機において混合される海苔と水の量を制御して抄着さ
れる海苔の重量を一定に制御することも可能である。
〔発明の効果〕
本発明に係る海苔製造設備に付設する海苔重量調整装置
は、以上のように構成されているので、海苔の色、葉の
厚み、周囲の状況の影響を受けることが無くて、簀に抄
着された海苔の重量を計ることが可能となり、更にはこ
れによって、抄着される海苔の重量を一定にできるので
、これによって、確実に海苔の重量の管理ができる。
従って、不良海苔の発生を防止することができると共に
、海苔の重さの基準値に近い海苔を生産できるので海苔
の生産枚数を増加することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の一実施例に係る海苔製造設備に付
設する海苔重量調整装置に使用する計重手段と表示器の
側面図、第2図は第2の発明の一実施例に係る海苔製造
設備に付設する海苔重量調整装置の概略説明図、第3図
は同海苔製造設備に付設する海苔重量調整装置の計重手
段の側面図、第4図は上記実施例に係る海苔製造設備に
付設する海苔重量調整装置に使用する海苔重量制御機構
の概略説明図、第5図は従来例に係る海苔製造設備の概
略ブロック図である。 〔符号の説明〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)連続して搬送される簀に海苔を抄着する海苔抄着
    機構と、該抄着した海苔を脱水する脱水機構と、該脱水
    した海苔を乾燥する乾燥装置と、乾燥後の海苔を簀から
    剥ぎ取る剥ぎ取り機構を有してなる海苔製造設備に付設
    する装置であって、昇降手段を有し前記海苔抄着機構に
    て海苔が抄着された簀の重量を計る計重手段と、該計重
    手段の出力値を入力として上記海苔の重量に対応する値
    を表示すると共に該重量に対応する値を出力する表示器
    と、該表示器の出力値を入力とする前記海苔抄着機構で
    抄着される海苔の重量を制御する海苔重量制御機構とを
    有し、簀に抄着された海苔の重量に対応する値によって
    海苔重量制御機構を抄着される海苔の重量が略一定にな
    るように制御することを特徴とする海苔製造設備に付設
    する海苔重量調整装置。 (2)計重手段が、脱水機構にて脱水された後の海苔が
    抄着されている簀の重量を計る特許請求の範囲第1項記
    載の海苔製造設備に付設する海苔重量調整装置。 (3)表示器には、海苔の重量と簀の重量の合計が表示
    される特許請求の範囲第1項または第2項記載の海苔製
    造設備に付設する海苔重量調整装置(4)連続して搬送
    される簀ホルダーに抄着された簀に海苔を抄着する海苔
    抄着機構と、該抄着した海苔を脱水する脱水機構と、該
    脱水した海苔を乾燥する乾燥装置と、乾燥後の海苔を簀
    から剥ぎ取る剥ぎ取り機構を有してなる海苔製造設備に
    付設する装置であって、昇降手段を有し前記海苔抄着機
    構にて海苔の抄着された簀の重量を簀ホルダーと共に測
    る第1の計重手段と、昇降手段を有し上記抄着機構に装
    入される前の簀の重量を簀ホルダーと共に測る第2の計
    重手段と、該第1及び第2の計重手段の出力値を計算し
    て上記簀に抄かれた海苔の重量を表示すると共に該重量
    に対応する値を出力する表示器と、該表示器の出力値を
    入力とする前記海苔抄着機構で抄着される海苔の重量を
    制御する海苔重量制御機構とを有し、上記表示器の出力
    値によって海苔重量制御機構を抄着される海苔の重量が
    略一定になるように制御することを特徴とする海苔製造
    設備に付設する海苔重量調整装置。 (5)第1の計重手段が、脱水機構にて脱水された後の
    海苔が抄着されている簀の重量を簀ホルダーと共に計る
    特許請求の範囲第4項記載の海苔製造設備に付設する海
    苔重量調整装置。
JP60027829A 1985-02-14 1985-02-14 海苔製造設備に付設する海苔重量調整装置 Granted JPS61187773A (ja)

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JPS6338181B2 JPS6338181B2 (ja) 1988-07-28

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JP60027829A Granted JPS61187773A (ja) 1985-02-14 1985-02-14 海苔製造設備に付設する海苔重量調整装置

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JP2020028249A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 竹下産業株式会社 海苔製造機及び海苔製造システム
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