JPS61187724A

JPS61187724A - 脱穀装置

Info

Publication number: JPS61187724A
Application number: JP2897685A
Authority: JP
Inventors: 利勝谷本
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1985-02-15
Filing date: 1985-02-15
Publication date: 1986-08-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、コシパイン、ハーベスタ等の脱穀装置、ある
いは、定置式脱穀装置に関する。

〔従来の技術〕

一般にこの種の脱穀装置では、扱室から排出された被処
理物をそのまま揺動選別板上に落下させて、風選経路中
での揺動選別板の揺動に伴って比重選別および風選処理
を行うもので６ったが、これでは、被処理物中でのワラ
屑の混入割合が多いときに、充分な比重選別を行えず、
ワラ層中に多くの籾が混入したまま機外へ排出妊れてし
まう虞れがあった。

そこで、このような不都合を解消するために、従来では
、扱室からの被処理物の落下経路途中にレーキ状部材を
設けて、とのレーキ状部材を横方向に往復移動させるこ
とにより、被処理物に撹拌作用を与えていた（例えば、
実開昭５６−１００１５６号公報）。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のようにレーキ状部材を用いて被処理物に撹拌作用
を与えれば、ワラ層中に混入した籾の分離を比較的良好
に行なえ、比１選別作用が良好に行なわれ易くなるもの
でろるが、選別部に対して籾とワラ屑との両者が総て供
給される点では、レーキ状部材を備えていない一般的な
脱穀装置と変わシはなく、従って、揺動選別板上での比
重選別性能面では前記一般的な脱穀装置よりも優れたも
のでｆｉあるが、ワラ屑量の多さに起因しての風選性能
の低下を免れること、あるいは、選別負荷を軽減するこ
とは望めないものであった。

本発明は、扱室から排出妊れる被処理物に対して、選別
部に至る途中で撹拌作用を与えるとともに、その撹拌に
伴って分離されたワラ屑と籾との分離状態を維持して、
選別経路の全部るるいは大部分金経ることなく、ワラ屑
を機外へ放出できるようにして、選別性能の優れた、し
かも、選別負荷も軽減することのできる脱穀装置を提供
することにその目的がある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成する丸めに講じた本発明の技術手段は、
扱室の被処理物出口に臨ませて、かつ、扱室下方の選別
部よりも上方位置に、被処理物に撹拌作用を与えたのち
被処理物中のワラ屑を選別経路終端側の排塵口近くＫま
で搬送する無端移送帯を設けたことである。

〔作　用〕

上記技術手段を講じた結果、扱室から排出される被処理
物は無端移送帯によって撹拌され、ワラ屑と籾とが分離
作用を受け、その分離されて無端移送帯に載せつけられ
たワラ屑が選別経路の全部６るいは大部分を経ることな
く排塵口近くに搬送されるので、多量のワラ屑が無端移
送帯によって取シ除かれた被処理物が選別経路に供給さ
れることとなる。

〔発明の効果〕

上記の作用により、選別部では被処理物中でのワラ屑の
混入割合が少ないものであるから、比重選別、風選処理
の何れもが効率良く、かつ、良好に行なえるものであり
、しかも、余分なワラ屑を選別する必要がないので、そ
の分、選別負荷も軽減されたものであり、殊に、扱室か
ら排出される被処理物中でのワラ屑の混入割合が多い場
合Ｖｃ／ｆｉ％に有効である。

〔実施例〕

第１図、第２図は本発明における脱穀装置の全体構造を
示し、コンバインに搭載されるもの、またはハーベスタ
として使用されるもの、るるいけ、定置式脱穀装置とし
て用いられるもの等、各種の形態で使用されるものを含
む。

との脱穀装置は、脱穀部（１）、選別部（２）、殻稈搬
送装置（３）、排ワラ処理部（４）、および、前記脱穀
部ｆｉｌの扱室（６）から排出される被処理物に撹拌作
用を与え、かつ、ワラ屑を搬送する無端移送帯（６）の
組合わせからなシ、穀稈供給口（７）から供給きれた殻
稈が扱室（６）内で脱穀処理され、脱穀済み排ワラはそ
のまま殻稈搬送装置（３）に挾持式れた状態で排ワク処
理部（４）へ移送され、扱室（６）の被処理物出口（８
）から排出される被処理物は、前記無端移送帯（６）始
端部での撹拌作用を受けた後、一部は選別部（２）へ供
給され、選別処理を受けて、そのうちの籾が機外の籾回
収部へ回収され、ワラ屑等は選別経路（Ｒ）終端の排塵
口（９）から機外へ排出され、また、無端移送帯（６）
に捕集された他の一５ｔｔ、そのまま排塵口（９）上部
へ搬送され、機外へ放出される。

前記脱穀部ｆｉｌは、無端帯外周面に扱歯を植設したベ
ルト式扱装置１１０１を扱室（６）内に配設し、その下
方にクリ〉プ網（ｉｌｌを張設するとともに、殻稈搬送
方向の後方側に前記被処理物出口（８）を開放させてる
る。

前記選別部（２）は、クリンプ網（川の下方に周知の揺
動選別装置Ｑ２１を配設するとともに、′揺動選別装置
α匂に対して選別風を供給する起風７アン（ｌ四を備え
、１九、前記揺動選別装置（１２！Ｊによって選別され
た一番物および二番物を回収する一番スクリユーＣ１４
１ならびに二番スクリュー側を備えている。

前記排ワラ処理＄（４）は、殻稈搬送装置（３）終端か
ら供給された排ワラを切断処理する円盤型カッターα輸
によって構成しであるが、これは、用途に応じてシリ〉
ダ型カッター、結束装置、ドロツパー等適宜の装置に置
き換えれば良く、また、省略してもよい。

そして、前記無端移送帯（６）は、その搬送始端部を前
記扱室（６）の被処理物出口（８）に臨ませた状態で、
かつ、揺動選別装置０乃よりも上方位置に設けてあり、
さらに、その搬送終端部が排塵口（９）の上方に位置す
るように搬送距離を設定して、第１図において時計回り
に回動すべく駆動させである。

この無端移送帯（６）としては、第８図（イ）に示すよ
うに側面視三角状に張設された左右一対の無端チェー２
０４．０４間に、多数の横桟Ｃ１８１・・を、各横桟（
１８１・・間に籾が通過することを許す漏下孔部Ｈ・・
を形成する状態で適当間隔おきに架設し、その横桟（＋
１・・上に多数の突起爪−・・を植設したもの、または
、同図（ロ）に示すように左右一対の無端チェーンαη
、（１９間に、多数の横棒（１ぎ）・・を架設したもの
、あるいは、同図（ハ）に示すように、多数の漏下孔部
Ｑ９１・・を形成した孔あき無端ベルト圓上に突起爪−
・・を植設したもの、等各穐の変形が可能である。

尚、第１図および第２図中、符号−は、前記無端移送帯
（５）内部の三角状空間に配設したガイド板であり、無
端移送帯（５）の漏下孔部（１１１・・を通過した籾を
選別部（２）側へ案内するとともに、選別部（２）側で
発生した微小塵芥をプロワ□□□側へ案内する作用を有
し、プロワ瞥は吸引した微小塵芥を機外へ排出するよう
に構成されている。

上記実施例では扱装置としてベルト式のものを示したが
、これは、扱胴を用いても良いことは勿論であり、また
、前記無端移送帯（５）の駆動は常時駆動および間歇駆
動の何れでも良い。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る脱穀装置の実施例を示し、を示す斜
視図でるる。（２）・・・・・・選別部、（５）・・・・・・無端移
送帯、（６１・・・・・・扱室、体）・・・・・・被処
理物出口、（９）・・・・・・排塵口、−・・・・・・
漏下孔部。

Claims

【特許請求の範囲】［１］扱室（６）の被処理物出口（８）に臨ませて、か
つ、扱室（６）下方の選別部（２）よりも上方位置に、
被処理物に撹拌作用を与えたのち被処理物中のワラ屑を
選別経路終端側の排塵口（９）近くにまで搬送する無端
移送帯（５）を設けてある脱穀装置。［２］前記無端移送帯（５）は、ワラ屑中に混入した籾
を搬送途中で落下させるための漏下孔部（１９）を備え
たものである特許請求の範囲第［１］項記載の脱穀装置
。［３］前記無端移送帯（５）は、撹拌用突起爪（２０）
・・を備えたものである特許請求の範囲第１項または第
［２］項に記載の脱穀装置。