JPS61185621A - 4サイクル機関の過給装置 - Google Patents

4サイクル機関の過給装置

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JPS61185621A
JPS61185621A JP2472185A JP2472185A JPS61185621A JP S61185621 A JPS61185621 A JP S61185621A JP 2472185 A JP2472185 A JP 2472185A JP 2472185 A JP2472185 A JP 2472185A JP S61185621 A JPS61185621 A JP S61185621A
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JP
Japan
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engine
diameter
exhaust
turbocharger
turbine
Prior art date
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Pending
Application number
JP2472185A
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English (en)
Inventor
Kenichi Sasaki
健一 佐々木
Yoshio Iwasa
岩佐 喜夫
Hajime Kawasaki
川崎 肇
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は4サイクル機関の過給装置に関する。
(従来の技術) 内燃機関の出力向上をはかるため、ターボチャージャに
より吸気を過給することは、既に従来から広く社なわれ
ている。
ターボチャージャは機関の排気エネルギで駆動される排
気タービンと、この排気タービンにより回転させられ吸
気を過給する吸気コンプレッサから構成される。
排気タービンは機関の排気流量が増大すると高速回転し
て、効率よく吸気コンプレッサを駆動することができる
が、排気流量の少ない機関低負荷運転域などでは、過給
効率が低下するのは避けられない。
そこで、排気タービンの入口部に排気流速を制御する制
御弁を設け、機関の運転状態に応じて制御弁の開度を増
減、つまり排気流量の少ない低負荷域で制御弁の開度を
絞って排気流速を高めることにより、排気タービンの回
転数が低下するのを防止し、比較的機関負荷の小さい領
域まで、効率よく過給することのできるようにした装置
が、例えば、米国特許明細書第2944786号などに
て提案された。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような過給圧制御装置にあっては、
過給圧を十分なものにするため、大容量のターボチャー
ジャを採用している。すなわち、排気タービンや吸気コ
ンプレッサが大きな直径を有し、自重が増大している。
このため、機関低負荷からの加速時には、自重に比例し
て大きくなる慣性質量により作動に応答遅れを生じ、こ
のため低負荷からの加速性能が悪い。
また、自重の大きなターボチャージャを機関の排気マニ
ホールドに装着すると、排気マニホールドが折損したり
、亀裂が生じるという問題がある。
一方、こうした大型化による不都合を解消するためには
ターボチャージャを小型化すればよいのであるが、この
場合にはターボチャージャを装備させる目的である過給
が十分できなくなる。さらに小型化により通気抵抗が増
大して排圧(背圧)を上昇させると同時に、残留ガスが
排出されにくいことにより燃焼温度を上昇させるため、
機関の7フキングが発生し耐久性に影響しかねない。
本発明は排気タービンの入口部に設けられタービン流入
排気の流速を制御する制御弁を備えるターボチャージャ
にあって、1気筒当たりのタービン及びコンプレッサの
直径をシリンダボア径に対し所定値とすることにより、
機関とターボチャージャの適合性、すなわち機関低負荷
からの加速性とターボチャージャの小型軽量化を同時に
図ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明は、機関の排気エネルギにより回転駆動される
排気タービンと該タービンと直結して回転し吸気を過給
する吸気コンプレッサとからなるターボチャージャを備
えた4サイクル内燃機関を前提とする。
こうした機関において、機関1気筒当たりの吸気コンプ
レッサの直径DC及び排気タービンの直径Drを機関の
シリンダボア径DBのaK倍(ただし、α=0゜10〜
0.12.4気筒の場合に=1.3.6気筒の場合に=
1.0とする)に設定する。
(作用〕 例えば、DC及びDrがaK倍を越えて太き(なると、
慣性重量の増大により機関低負荷からの加速性能が急激
に悪化し、逆にDB及びDTがaK倍よりも小さくなる
と、高出力運転時の通気抵抗が急激に増大して排圧を上
昇させノッキングの発生を招く。
これに対しDC及びDTがaK倍であれば、慣性質量が
それほど大きくならず、機関低負荷からの加速性能を良
好に確保することができると同時に、高出力時の通気抵
抗も増大することがなく、このため排圧を低下させて7
ツキングの発生を防止することができる。
(実施例) この発明が適用される装置の大略を先に説明する。第1
図はこの発明の一実施例の概略構成図、第2図は同じく
排気タービン部の拡大断面図である。同図において、1
は機関本体、IAはシリング、IBはピストン、2は吸
気通路、3は吸気を過給するためのターボチャージャで
、吸気コンプレッサ4と排気タービン15が回転軸29
を介して同軸上に連結され、排気タービン15の回転に
より吸気コンプレッサ4を駆動する。
吸気コンプレッサ4の入口部4Aに接続する上流側吸気
通路2Aには、エアクリーナ5と吸入空気量を測定する
エア70−メータ6が介装される。
また吸気コンプレッサ4の出口部4Bに接続する下流側
吸気通路2Bは、吸気絞弁8を介して吸気マニホールド
2Cに接続する。
なお、機関の燃焼室10には点火栓7が取付はラレルと
共に、吸気弁9を介して吸気マニホールド2Cからの混
合気が吸入される。絞弁8を通過した吸入空気には、燃
料噴射弁11から噴射される燃料が混合し、所定の空燃
比の混合気が機関に供給されるのである。
12は排気通路で、排気マニホールド12Aに排気ター
ビン15の入口部15Aが接続されると共に、排気ター
ビン15の入口部15Aと出口部15Bとが、バイパス
通路16で連通している。
バイパス通路16には排気バイパス弁17が介装され、
この排気バイパス弁17の駆動機構として、グイヤ7ラ
ム装置17aが設けられる。
ダイヤフラム装置17aは、ダイヤフラム17bで仕切
られた圧力室17cに信号通路18を介して、前記絞弁
8の上流で吸気コンプレッサ4の下流の過給圧が導かれ
、過給圧が所定値以上に上昇するとリターンスプリング
17dに抗してダイヤフラム17bが移動し、リンケー
ク17eを介して弁体17fが前記バイパス通路16を
開くようになっており、このようにして排気バイパス弁
17を開閉することにより、過給圧の最大値が所定値を
越えないように制御する。
排気タービン15の入口部15Aには、排気ガスのター
ビン流入速度を制御するための制御弁20が備えられる
制御弁20の開度を制御する駆動機端として、ダイヤフ
ラム装置20aが備えられ、このダイヤ72ム装置20
aはダイヤフラム20bで仕切られた圧力室20cと大
気室20dを有する。
圧力室20cには信号通路19により電磁弁24を介し
て過給圧(正圧)が導かれる。ダイヤフラム20bにロ
ッド20hを介して連結した制御ベーン2Ofは、圧力
室20cに導入される正圧が低いときは、ダイヤフラム
20bがリターンスプリング20eに押し戻されるので
、図面の実線位置にあり、排気流を絞って流速を高める
ようにしているが、導入される正圧が上昇したときに、
ダイヤフラム20bが変位して制御ベーン2Ofを開く
ようになっている。
このダイヤフラム装置20aに供給する過給圧を運転状
態に応じて制御するため、電磁弁24を駆動する制御手
段23が設けられる。
制御手段23には前記エアフローメータ6、絞弁開度セ
ンサ27、機関回転数センサ25、吸気通路2Bの過給
圧センサ26、機関冷却水温を検出する水温センサ28
の検出信号が入力し、これらに基づいて機関運転状態に
応じた所定の過給圧が得られるように、前記電磁弁24
の作動を制御する。
ダイヤプラム装置20aに導入する圧力信号を制御する
電磁弁24は所定の周波数でオンオフし、そのオンオフ
時間比率などを変化させることにより、通路24aを介
して過給圧を大気で希釈する割合が増減され、圧力室2
0cに導入する正圧を♂り御する。
制御手段23は第3図に示すように、制御弁20の開度
をフィードバック制御する領域(B)を判別すると、吸
入空気量(Pyi関負荷)、機関回転数、過給圧の検出
値に基づき、過給圧が予め運転状態に応じて設定された
目標値になるように、電磁弁24を開閉して圧力室20
cに導入する圧力を制御する。つまり、過給圧が目標値
よりも低くなれば、制御弁20の開度を小さくして排気
流速を高め、排気タービン15の回転数を上昇させて過
給圧を上げるし、逆に高くなれば制御弁20を全開して
排気流速を下げ、過給圧を低下させるように修正する。
ただし、第3図の領域(A)のように、排気流量がそれ
ほど多くなく、過給圧が目標値に達しない運伝状態では
、制御手段23は制御弁20の開度を最小開度に保持し
、低速域での過給圧ができるN1+窯 ど た 入 ト
 占 L−す スこれに対して領域(C)として示す機
関の高速高負荷域などでは、制御手段23は制御弁20
を全開状態に保持する。
なお、排気流量の絶対量が増大したときは、排気タービ
ン15の回転数が落ちずに、過給圧は上限値に到達して
しまうが、この場合は、過給圧の上昇を検出して例えば
400wmHg以上になると排気バイパス弁17が開き
、排気がスを排気タービン15をバイパスして下流に導
くため、排気タービン15に供給される排気エネルギが
減少I7て、タービン回転数が低下し、過給圧が過大に
なるのを回避でき、機関の損傷などを未然に防止するこ
とができる。
次に、この発明の詳細な説明する。第1図において、機
関1気筒当たりの吸気コンプレッサ4の直径DC及び排
気タービン〕5の直径DTを機関のシリングIAのボア
径DsのaK倍(ただし、α、には定数で、α=0.1
0〜0.12.4気筒の場合に=1.3.6気筒の場合
に=1.0である)とする。すなわち DC及びDt=ffXKXDs(a+m)である。した
がって、N気筒(N=4.6)であれば吸気コンプレッ
サ4及び排気タービン15の直径はそれぞれNXDc及
びNXDrとなる。
一般に、要求されるターボチャージャ3の大きさは機関
排気量に応じて変わり、その排気量はシリンダボア径と
ビストンストロークの積で定まるが、ビストンストロー
クはほぼシリンダボア径DBに等しいため、機関排気量
は実質的にDoの関数となる。
したがって、DC及びDTをDBに対して所定値に設定
すればよいことになる。
ここで、KXD sを横軸に取り縦紬に加速時間、ター
ボチャージャ3の重量、通気抵抗をとったものが第4図
である。なお、同図での特性曲線はターボチャージャ3
を相似形として求めている。ここにKの値が4気筒と6
気筒で相違するのは、4気筒のほうが6気筒に比べて脈
動数、排出間隔が大きいため、その分Dc及VDrを増
加させているからである。
同図に示すように、機関低負荷からの加速性能、すなわ
ち平坦路車速から過給圧が所定値に到達するまでの時間
(加速時間)は、曲線Aのように、DC及VDrが0,
12 KD aよりも大きくなると、制御ベーン2Of
等の慣性重量が増大するため、急激に長くなる。慣性重
量が大きいと、制御ベーン2Of等の作動に応答遅れを
生じ、加速に応じて過給圧を上昇させることができず、
加速時間が長くなるのである。逆にDc及びDrを小さ
くすると、加速時間の短縮は図れるものの、ターボチャ
ージャ3の容量が小さなものとなり、ターボチャージャ
3を装備する目的である過給が十分にできなくなってし
まう。
また、ターボチャージャ自体の重量は、曲線Bで示すよ
うに、DC及びDTが0.12 KD aよりも大き(
なると、ターボチャージャ3を形成する外壁なども厚く
なり急激に増大する。したがって、自重が大きいと、排
気マニホールド12Aに装着した場合には、排気マニホ
ールド12Aに過大な応力が作用し、折損や亀裂等が発
生する。こうしだ折損や亀裂等を回避するには支持装置
を付加せざるを得ず、そうするとコスト高を招く。
一方、機関の高出力運転時における制御弁20の全開時
の通気抵抗は、曲線Cで示すように、DC及びDTが0
.10 KD aよりも小さくなると、急激に増大する
。この大きな通気抵抗により排圧が上昇すると、残留ガ
スが排出されに(いこともあり、機関温度、燃焼圧力等
が異常に高(なってノンキングの発生を招く。
これに対し、この発明では、DC及びDTを0゜10K
DB以上0.12 KD日以下の範囲に設定しているの
で、この範囲にあれば、通気抵抗を増大することなく、
慣性重量の低減による加速時間の短縮とターボチャージ
ャの自重を低減することができる。すなわち、高出力運
転時の通気抵抗を増大することなく、機関低負荷からの
加速性能を向上し、かつターボチャージャの小型軽量化
を図ることができるのである。
なお、吸気コンプレッサ4と排気タービン15とは必ず
しも同径である必要はなく、排気タービン直径DTを吸
気コンプレッサ直径DCよりも相対的に小さくすること
により、さらにターボチャージャ3の小型軽量化を図る
ことができる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、機関1気筒当たりの吸気
コンプレッサの直径Dc及び排気タービンの直径Drを
機関のシリンダボア径DBのaK倍(ただし、Q=0.
10、〜0.12.4気筒の場合に=1.3.6気筒の
場合に=1.Oとする)としたので、機関高出力時の通
気抵抗を増大させることなく、機関低負荷からの加速性
能の向上とターボチャーツヤの小型軽量化とを同時に満
足することができる。
図は同じく排気タービン部の拡大断面図、第3図はフィ
ードバック制御領域を示す説明図、第4図はこの実施例
の作用を説明する特性図である。
1・・・I11関本体、2・・・吸気通路、3・・・タ
ーボチャージャ、4・・・吸気コンプレッサ、6・・・
エア70−メータ、8・・・吸気絞弁、10・・・燃焼
室、12・・・排気通路、15・・・排気タービン、1
5A・・・入口部、16・・・バイパスam、17・・
・バイパス弁、20・・・制御弁、20a・・・ダイヤ
フラム装置、23・・・制御手段、24・・・電磁弁、
25・・・回献数センサ、26・・・過給圧センサ、2
7・・・絞弁開度センサ、28・・・冷却水温センサ。
第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機関の排気エネルギにより回転駆動される排気タービン
    と、該タービンと直結して回転し吸気を過給する吸気コ
    ンプレッサを備えた4サイクル内燃機関において、機関
    1気筒当たりの吸気コンプレッサの直径D_C及び排気
    タービンの直径D_Tを機関のシリンダボア径D_Bの
    aK倍(ただし、a=0.10〜0.12、4気筒の場
    合K=1.3、6気筒の場合K=1.0とする)とした
    ことを特徴とする4サイクル機関の過給装置。
JP2472185A 1985-02-12 1985-02-12 4サイクル機関の過給装置 Pending JPS61185621A (ja)

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