JPS61185581A - 封止用パツキング材料 - Google Patents

封止用パツキング材料

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JPS61185581A
JPS61185581A JP2749585A JP2749585A JPS61185581A JP S61185581 A JPS61185581 A JP S61185581A JP 2749585 A JP2749585 A JP 2749585A JP 2749585 A JP2749585 A JP 2749585A JP S61185581 A JPS61185581 A JP S61185581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
packing material
impermeable
thermoplastic
sealing packing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2749585A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiko Futaboshi
二星 龍彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Publication date
Application filed by Gunze Ltd filed Critical Gunze Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は接合面が硬く、相互に間隙の生じ易い物体と物
体を押圧して接合する際に、接合部からの内容物の洩出
を防止せんとしてなされた新規な封止用パッキング材料
(以下単に「パッキング材料」と言う)を提供し、もっ
て産業上に利用せしめんとするものである。
〈従来の技術〉 従来より、例えば容器類と蓋を接合する場合、パイプと
パイプをフランジ等で接合する場合等抑圧によって接合
することが多岐により行われており、この際、内容物た
る流体の洩出を防ぐために、接合面となじみ易く、空隙
の生じにくい気体、液体等の非透性材料をパッキング材
料として介在されることが行われ、斯るパッキング材料
としては所謂ゴム類が多用されている。その他内容物の
種類によりフッソ系樹脂シートやフッソ樹脂系のエラス
トマーが用いられることもある。ところが前者のゴム類
は腐蝕性の内容物には不適で、一方接者のフッソ系樹脂
シートは緩衝性に劣り、硬く、接合面となじみにくく、
空隙が生じやすい上にクリープ性も劣り、そのエラスト
マーは高価で一般に用いられにくい。
また、不織布等の繊維材料も検討せられており。
斯る不織布はシートや成型品に比して緩衝性に優れ、硬
い面にもよくなじみ、空隙ができにくい上に耐クリープ
性も良好であるが、しかしこのままでは繊維間での内容
物の通過を阻止することができにくい面を有し、もう一
つ使用にふみきれない面を有していた・ 〈発明が解決しようとする問題点及びその解決手段〉 本発明者らは従来より検討されていた不織布等繊維材料
がパッキング材料として好ましい性質を有することに注
目し、繊維間での内容物の通過という最大欠点を阻止す
るべく、種種検討を繰り返した結果、ついに本発明に到
達したものであり、その特徴とするところは熱可塑性繊
維材料からなるパッキング材料の所望部分に前記Fa維
材料が融合固化されてなる流体不透過帯を形成した点に
あり、更にその特徴とするところは熱可塑性繊維材料か
らなるパッキング材料の所望部分の片面もしくは両面に
流体不透過性熱可塑性フィルムを配設し、前記繊維材料
と一体的に融合固化されてなる流体不透過帯を形成した
点にある。
本発明における熱可塑性繊維材料とは熱可塑性樹脂から
なる不織布、編織布、フェルト状材料、その他適宜の繊
維材料を云い、この際熱可塑性樹脂とは例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ
アミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッソ系樹脂、そ
の他周知のものもあげることができ、特に制限はない、
前記したフッソ系樹脂は内容物が腐蝕性流体の場合に好
んで用いられ1例えばエチレン−テトラフルオロエチレ
ン共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロ
プロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル共重合体、フン化ビニリ
デン系重合体等をあげることができる。このような熱可
塑性m雄材料は融合固化するとシート状となる性質も有
しており。
例えば適宜に加熱されたシールバー等に適宜の圧力を加
えると十分融合固化してシート状となり、流体不透過帯
を形成せしむるのである。シールバーに融合部分が付着
物として付く場合は耐熱性フィルム(例えばポリイミド
フィルム等)を介し、て加熱圧すればよく、耐熱性フィ
ルムが付着した! 場合は剥離除去しればよい、勿論融合固化するにはその
他適宜の方法、装置等によればよく特に制限はない。ま
た、前記した波体とは化学薬品、石油類、水、その他の
液体、ガス、蒸気その他の気体等適宜のものをあげるこ
とができ、特に制限はない。波体不透過帯はパッキング
材料の所望の部分、即ちパッキング材料から内容物たる
流体の洩出を阻止できる部分であれば十分で特に制限は
ない。例えば第1図(イ)(ロ)の如きパイプ接続用の
バンキング材料(5)では図に示す如く連続した帯状形
状のものが望ましく、更には同図(イ)の如くパッキン
グ材料の周辺に並行して形成されることがより望ましい
。この際(8)はパイプ内径と同寸の穴、(8)はフラ
ンジをしめるボルト穴をあられしている0以上の流体不
透過帯の形状は前記したパイプ接続用のパッキング材料
に限らず、本発明に係る全てのパッキング材料について
も同じことが云え、勿論、例えば円型形状のものでなく
とも同じことが云えるものである。
本発明の封止効果を一層高めるためには、前記し的に融
合固化せしめ、流体不透過帯を形成するとよい、この際
流体不透過性熱可塑性フィルムとは液体、気体等の流体
が透過しにくい熱可塑性フィルムであればよく、その性
質は前記した繊維材料用の熱可塑性樹脂と同様のものを
例示できるのでここでは省略する。熱可塑性繊維材料と
流体不透過性熱可塑性フィルムは同質のものを用いれば
一体的に融合固化し易いが、異質のものを用いても勿論
差しつかえない。
く作用〉 本発明に係るパッキング材料の作用を第2図の如き円形
パッキングを例にとって説明すると次の通りである。斯
るパッキング(5)は熱可塑性繊維材料(1)の所望部
分に流体不透過帯(2)が形成されており、本例では流
体不透過帯(2)は全面融合固化部(12)と表面融合
固化部(3)とからなっている。斯る表面融合固化部(
3)は、第3図の如く繊維材料部分(1)と全面融合固
化部(12)との境界i1!!帯に形成されており、こ
れは両表面が流体を透過しにくいフィルム状構成をとっ
ていて、内部はi維材料がそのまま存在する芯部(11
)を有するミ7ノ 構造からなるものである。
このようなパッキング材料(5)を両面から強い力で圧
迫すると第4図の如く、矢印(B)から流体が浸潤した
としても、前記表面融合固化部(3)により流体の浸潤
は阻止されることになり、このためにパッキング効果が
表われるのである。このように、流体不透過帯(2)の
全面融合固化部(12)は他の部分に比べ、若干厚さが
減少するために、圧迫物(C) (C:)との間に若干
の間隙(18)が生じ易く、こうした間隙(18)が生
じたとしても、前記した通り、表面融合固化部(3)の
作用によりパッキング効果は十分で流体は完全に阻止さ
れることになるのである。
そしてこのように、繊維材料部分(1)と流体不透過帯
(2)との厚さの差があるために、本例に係るパッキン
グ材料は繊維材料部分(1)による緩衝効果も十分にそ
なわったものとなる。
以上の通り、本発明のパッキング材料はllJm材料(
1)の所望部分に前記の通り全面融合固化部(12)と
表面融合固化部(3)とからなる流体不透合同化部(3
)は流体阻止を行なう方の片側に形成されていてもかま
わない(第4図では向って右側)、このような流体不透
過帯(2)を形成するには適宜の方法、装置等によ、り
実施すればよいが、−例をあげると第5図に示す如き平
面のシール部分(13)と適宜の傾斜を有する角部(1
0からなるシールバー(?) (?)を用いて所望の温
度、圧力で熱圧接するとよく、角部の傾斜は効果との兼
ね合いで適宜に設ければよい。
本発明においては流体不透過帯(2)における表面融合
固化部(3)がなく、全面融合固化部(12)のみの構
成からなるものも勿論本発明の範囲であるが、斯る構造
のものは前述のものに比して使用方法をいかんではパッ
キング効果にもう一つ十分でない場合もある。
バンキング効果をより十分に確保せしむるためには、本
発明の第2発明に記した如く、熱可塑性繊維材料(1)
からなるパッキング材料(15)の所望部分の両面に流
体不透過性熱可塑性フィルム(4)を配設し、前記繊維
材料(1)と一体内に融合固化シ もので、第6図では所望部分の両面に流体不透過性熱可
塑性フィルム(4)を配設した一例である。
第6図を更に説明すると流体不透過性熱可塑性フィルム
(4)は第3図に示す波体不透過帯(2)と一体内に融
合固化されて、三層からなる流体不通過帯(22)を形
成しているのである。
斯る流体不透過帯(22)は本例では全面融合固化部(
24)と表面融合固化部(23)からなっており、この
際不透過性熱可塑性フィルム(4)は少なくとも一体的
に形成される流体不透過帯(22)を覆う程度の巾が必
要でそれ以上の巾があってもいっこうに差しつかえない
0例えば、第9図、第10図に示すパッキングの如く、
熱可塑性繊維材料(1)の両面全面に流体不透過性熱可
塑性フィルム(4)を配設して、Fj&雄材料(1)と
1体的に融合固化されてなる流体不透化帯(22)をパ
ッキング(25)の全面に形成したものも例示でき、こ
の際、流体不透過帯(22)は、本例では内周面、及び
外周面に形成された全面融合固化部(20と中央部に形
成された表面融合固化部(23)からなっており、(1
1)は繊維材料からなる芯部で、(26)は押圧してパ
ッキングした際の空気排出口である。この際、上記の例
は中央部全てに表面融合固化部(23)が形成された例
を示したが、勿論中央部の所望部分に表面融合固化部が
形成されたものであっても差しつかえない0本発明は以
上のような構成の実施態様も可能で、その適応範囲は極
めて広いものである。しかし乍ら第7図の如く、表面融
合固化部(23)を有しないで、全面融合固化部(24
)のみからなる流体不透過帯(22)と、直接一体化し
ている構成でも使用の際、鎖線の如くたおして用いれば
十分利用でき、このような構成のものも勿論本発明の範
囲である。フィルム(4)を繊維材料(1)と融合固化
して一体化せしむるには前記した例えば第5図に示すシ
ールバー(7)を用い第8図の如く一体的に融合固化す
ればよいが、その他各種の方法、装置等によればよく、
特に制限はない。
以上の第2発明においては例えば第11図の如く2枚の
熱可塑性繊維材料(1)の各々片面に、流体不透過性フ
ィルム(4)を配設し、該フィルム(0の配設されない
mi材料面同志(27)(27)を重ね今せて、1体的
に流体不透過帯(22)を形成してなる4層構造を取る
パッキング材料(25)を得ることも可能である。この
際、全面融合固化部(24)における繊維材料面同志(
27) (27)の重ね合せ部は、両者が一体的に融着
していることが望ましいことは勿論である。更に他の実
施例としては、熱可塑性繊維材料(1)の片面に流体不
透過性フィルム(4)を配設して1体的に流体不透過帯
(22)を形成してなるパッキング材料を2枚使用し、
その、フィルム(4)の配設されていない面を、全面融
合固化部(20同志が重なり合うように重ね合せて使用
に供することも可能である。この際、流体不透過帯(2
2)は全面融合固化部(24)のみからなっているも、
全面融合固化部(24)と表面融合固化部(23)とか
らなっているも、適宜でよい。
以上の通りであり、本発明に係る第2発明は、繊維材料
(1)の片面に流体不透過性熱可塑性フィルムを配設し
た構成のものも、その権利範囲であることが理解される
本発明のパッキング材料はパイプ等筒状管体同志のフラ
ンジによる接合、容器と蓋との接合等に好iに利用され
ているが、その他あらゆる箇所に利用でき特に制限はな
い。
〈実施例1〉 テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニル
エーテル共重合体繊維からなる不織布を第2図の如く切
断し、外径180m層、内径40m5のパッキング材料
(5)を作り、その中間部分に前記材料(5)の周辺に
並行して形成された巾3 + 3 m+sの両側の表面
融合固化部(3)と巾3m■全面融合固化部(12)か
らなる流体不透過帯(2)を、第5図に示す加圧、加熱
デバイスにより作成した。
斯るパッキング材料に第2図(イ)の如くフランジのボ
ルト穴を4ケ所あけて、内径40厘層の側部にフランジ
の設置された耐蝕性パイプ同志を接合する際に用いたと
ころ、斯るパッキング材料の用いられた接合部はパイプ
中に熱濃硝酸、熱濃硫酸等を通しても洩出することがな
く、また腐蝕することがなかった。このことからも本発
明のパッキング材料は格別なる効果を奏することがうか
がえる。
〈実施例2〉 実施例(1)と同じ材質を用い、更に同じ材料の流体の
不透過性熱可塑性フィルム(4)を用いて第11図に示
す通りのパッキング材料(25)を作成し、実施例(1
)と同様にパッキング材料として用いたところ、その効
果は実施例(1)と同様に格別に顕著なものがあった。
この際1重ね合せ部(27)(27)は、全面融合固化
部(20において1体的に融合固化されているが、他の
部分では単に重ね合わされた状態のままであった。
〈発明の効果〉 以上の通り本発明に係るパッキング材料は適度な緩衝性
がある上に、硬い面や阻な面にもよくなじみ、空隙を生
じにくく、加えて繊維材料を用いているため耐クリープ
性も向上する上に、流体の洩出を完全に阻止することが
可能である等、格別顕著な効果を奏するもので、本発明
は従来にない新規なパッキング材料の提供が可能となっ
たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案に係るパッキング材料の1例を
示す平面図であり、第3図は第2図A −A線の断面図
であり、第4図は本考案に係るパッキングの使用状態を
説明するための断面図であり、第5図はその作成方法の
一例を示す側面図であり、第6図、第7図は他の実施例
を示す断面図であり、第8図はその作成方法の一例を示
す側面図であり、第9図は更に他の実施例を示す平面図
とであり、第10図はそのA−A線を切断した状態にお
ける断面図であり、第11図は更に他の実施例を示す断
面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)熱可塑性繊維材料からなる封止用パッキング材料
    の所望部分に、前記繊維材料が融合固化されてなる流体
    不透過帯を形成したことを特徴とする封止用パッキング
    材料。 (2)熱可塑性繊維材料からなる封止用パッキング材料
    の所望部分の片面もしくは両面に流体不透過性熱可塑性
    フィルムを配設し、前記繊維材料と一体的に融合固化さ
    れてなる流体不透過帯を形成したことを特徴とする封止
    用パッキング材料。 (3)熱可塑性繊維材料からなる封止用パッキング材料
    が不織布もしくは編織布もしくはフェルト状材料である
    特許請求の範囲第(1)項、第(2)項記載の封止用パ
    ッキング材料。 (4)不透過帯が封止用パッキング材料の周辺に並行し
    て形成されてなる特許請求の範囲第 (1)、第(2)項記載の封止用パッキング材料。
JP2749585A 1985-02-13 1985-02-13 封止用パツキング材料 Pending JPS61185581A (ja)

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