JPS61185544A - 電気メツキ用樹脂組成物 - Google Patents
電気メツキ用樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS61185544A JPS61185544A JP2464885A JP2464885A JPS61185544A JP S61185544 A JPS61185544 A JP S61185544A JP 2464885 A JP2464885 A JP 2464885A JP 2464885 A JP2464885 A JP 2464885A JP S61185544 A JPS61185544 A JP S61185544A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- sulfur
- parts
- carbon black
- vulcanization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電気メッキ用樹脂組成物、さらに詳しくは高導
電性プラックを含有した電気メッキ用オレフィン系樹脂
組成物に関する。
電性プラックを含有した電気メッキ用オレフィン系樹脂
組成物に関する。
従来より、金属製品の軽量化や合成樹脂製品の装飾性、
耐蝕性、耐候性、耐久性を改良し付加価値を向上させる
ために合成樹脂にメッキなする事が知られている。
耐蝕性、耐候性、耐久性を改良し付加価値を向上させる
ために合成樹脂にメッキなする事が知られている。
特にABS樹脂(アクリロニトリループタジエ/−スチ
レ/共重合樹脂)はメッキ用樹脂として広く用いられて
いるが、メッキ処理にあたって、エツチング、中和、活
性化、無電解メッキ等各種複雑な処理工程が必要である
。
レ/共重合樹脂)はメッキ用樹脂として広く用いられて
いるが、メッキ処理にあたって、エツチング、中和、活
性化、無電解メッキ等各種複雑な処理工程が必要である
。
一方、オレフィン系樹脂はABS樹脂などに比べるとメ
ッキしにくいNy)−1電気メッキを用いる方法がある
。
ッキしにくいNy)−1電気メッキを用いる方法がある
。
しかし、オレフィン系樹脂組成物に電気メッキをするに
は、その組成物の体積固有抵抗が10”Ω訓以下でなけ
ればならないため、樹脂にカーがノブラック、カーボン
ファイバー、黒鉛粉末等(以下、導電性フィラーという
)を単独又は併用して導電性を向上させる方法がとられ
ている。
は、その組成物の体積固有抵抗が10”Ω訓以下でなけ
ればならないため、樹脂にカーがノブラック、カーボン
ファイバー、黒鉛粉末等(以下、導電性フィラーという
)を単独又は併用して導電性を向上させる方法がとられ
ている。
これらの導電性フィラーを配合した樹脂組成物は、加工
性が悪く、成型加工の自由度が損なわれ、さらにオレフ
ィン系樹脂の特徴である耐衝撃性が低下する等の欠点が
ある。又、これらメッキ用組成物表面とメッキ金属層と
の間の密着を向上させるため硫黄を存在させる必要があ
るが、硫黄を存在させるとプルーミング現象が起こり、
これが表面の光沢を減じさせ、美麗感および密着性を損
なう等の欠点がある。(特開昭54−60349号、特
開昭55−45741号) 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、50h/−加圧下の電気比抵抗値が0.30
α未満、1次粒子の平均粒径が25Ωm以下、比表面積
が500〜1100d/f。
性が悪く、成型加工の自由度が損なわれ、さらにオレフ
ィン系樹脂の特徴である耐衝撃性が低下する等の欠点が
ある。又、これらメッキ用組成物表面とメッキ金属層と
の間の密着を向上させるため硫黄を存在させる必要があ
るが、硫黄を存在させるとプルーミング現象が起こり、
これが表面の光沢を減じさせ、美麗感および密着性を損
なう等の欠点がある。(特開昭54−60349号、特
開昭55−45741号) 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、50h/−加圧下の電気比抵抗値が0.30
α未満、1次粒子の平均粒径が25Ωm以下、比表面積
が500〜1100d/f。
pHが4〜9である高導電性カーがノブランク5〜60
m景部、オレフィン系樹脂100重量部、硫黄又は硫黄
化合物0.1〜10重量部、加硫助剤o、 i〜10重
量部及び加硫促進剤0.05〜10重量部を含有してな
るメッキ用樹脂組成物である。
m景部、オレフィン系樹脂100重量部、硫黄又は硫黄
化合物0.1〜10重量部、加硫助剤o、 i〜10重
量部及び加硫促進剤0.05〜10重量部を含有してな
るメッキ用樹脂組成物である。
以下、さらに詳しく本発明について説明する。
本発明において、オレフィン系樹脂とは、ポリエチレン
、ポリプロピレン、エチレン又ハプロピレンと共重合可
能なモノマーとの共重合体、であり、これらを単独又は
併用することができあり、その具体例としては酸化ベリ
リウム(Bed)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化
カルシウム(Cab)、酸化バリウム(Bad)、酸化
カドミウム(Cab)酸化亜鉛(ムO)等があげられる
。%VcMiO、ムOは樹脂の熱伝導性を良好にするの
で好ましい。その配合割合はオレフィン系樹脂100重
量部に対し0,1〜101量部である。0.1束量部未
満では加硫を完全にするための効果が乏しく、10重量
部を越えると樹脂中に沈殿を起こし適正加硫ができない
ので好ましくない。
、ポリプロピレン、エチレン又ハプロピレンと共重合可
能なモノマーとの共重合体、であり、これらを単独又は
併用することができあり、その具体例としては酸化ベリ
リウム(Bed)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化
カルシウム(Cab)、酸化バリウム(Bad)、酸化
カドミウム(Cab)酸化亜鉛(ムO)等があげられる
。%VcMiO、ムOは樹脂の熱伝導性を良好にするの
で好ましい。その配合割合はオレフィン系樹脂100重
量部に対し0,1〜101量部である。0.1束量部未
満では加硫を完全にするための効果が乏しく、10重量
部を越えると樹脂中に沈殿を起こし適正加硫ができない
ので好ましくない。
硫黄又は硫黄化合物とは、硫黄量、加硫用硫黄、又は温
度約100〜200℃において硫黄を放出するテトラメ
チルチウラムジスルフィド等である。
度約100〜200℃において硫黄を放出するテトラメ
チルチウラムジスルフィド等である。
硫黄又は硫黄化合物は前記したようにメッキ金属層と組
成物表面との間の密着性を向上させるだめに必要であり
、その割合はオレフィン系樹脂100重量部に対し硫黄
分として0.1〜10it部、好ましくは0.5〜2重
量部である。
成物表面との間の密着性を向上させるだめに必要であり
、その割合はオレフィン系樹脂100重量部に対し硫黄
分として0.1〜10it部、好ましくは0.5〜2重
量部である。
前記配合割合を越えるとプルミングが多くなり、プルー
ミング防止剤の添加量が増加し、メッキ用組成物の耐衝
撃性が悪化するので好ましくない。加硫促進剤の具体例
としては、チアゾール系1.イミダシリン系、ジチオカ
ルバメート系、チオ尿素糸、チウラム系、スルフェンア
ミド系、デンテート系、グアニジン系、アルデヒド系等
があげられる。その配合割合は、オレフィン系樹脂10
0重量部に対し、0.05〜10重量部、好ましくは0
.2〜7重量部である。0.05重量部未満では加硫時
間の短縮、加硫温度の低温化、硫黄量の減少を計ること
が困難であり、1ON量部を越えるとメッキ用組成物の
耐衝撃性及び引張強度等が低下し好ましくない。50に
9/m加圧下の電気比抵抗値0.30Ω(1)未満、1
次粒径の平均粒径が25 nm 以下、比表面積が50
0〜1100rr?/2、pnが4〜9の高導電性カー
Iンブラックとは本発明出願人がさきに提案した特願昭
59−190380号、名称「高導電性カーがンブラッ
ク及びその製造方法」によって得られたものが用いられ
るが、本願忙おいて前記特定した物性のものであれば、
これ忙限られるものではない。
ミング防止剤の添加量が増加し、メッキ用組成物の耐衝
撃性が悪化するので好ましくない。加硫促進剤の具体例
としては、チアゾール系1.イミダシリン系、ジチオカ
ルバメート系、チオ尿素糸、チウラム系、スルフェンア
ミド系、デンテート系、グアニジン系、アルデヒド系等
があげられる。その配合割合は、オレフィン系樹脂10
0重量部に対し、0.05〜10重量部、好ましくは0
.2〜7重量部である。0.05重量部未満では加硫時
間の短縮、加硫温度の低温化、硫黄量の減少を計ること
が困難であり、1ON量部を越えるとメッキ用組成物の
耐衝撃性及び引張強度等が低下し好ましくない。50に
9/m加圧下の電気比抵抗値0.30Ω(1)未満、1
次粒径の平均粒径が25 nm 以下、比表面積が50
0〜1100rr?/2、pnが4〜9の高導電性カー
Iンブラックとは本発明出願人がさきに提案した特願昭
59−190380号、名称「高導電性カーがンブラッ
ク及びその製造方法」によって得られたものが用いられ
るが、本願忙おいて前記特定した物性のものであれば、
これ忙限られるものではない。
この高導電性カーボンブラックはアセチレンガスに不飽
和炭化水素を存在させるか又は存在させずして、酸素含
有気体と水蒸気の混合ガス流によって連続的に熱分解さ
せて得たカー?/ブラック500℃以上の熱含酸素気体
で部分酸化し、次いで800℃以上で熱処理することに
よって得られる。本発明において、カーボンブラックの
電気比抵抗、1次粒子の平均粒径、比表面積、pliを
前記のように限定した理由は次の通すである。カーボン
ブラックの電気比抵抗はJISK−1469の方法によ
って測定されるが、その電気比抵抗値が0.30副以上
では導電性附与能力が充分でないからである。1次粒子
の平均粒径は透過型電子顕微鏡により測定されるが、小
さいもの根杆結果を与えるので1次粒子の平均粒径は2
5 nm以下であり、より好ましくは15〜10 nm
である。
和炭化水素を存在させるか又は存在させずして、酸素含
有気体と水蒸気の混合ガス流によって連続的に熱分解さ
せて得たカー?/ブラック500℃以上の熱含酸素気体
で部分酸化し、次いで800℃以上で熱処理することに
よって得られる。本発明において、カーボンブラックの
電気比抵抗、1次粒子の平均粒径、比表面積、pliを
前記のように限定した理由は次の通すである。カーボン
ブラックの電気比抵抗はJISK−1469の方法によ
って測定されるが、その電気比抵抗値が0.30副以上
では導電性附与能力が充分でないからである。1次粒子
の平均粒径は透過型電子顕微鏡により測定されるが、小
さいもの根杆結果を与えるので1次粒子の平均粒径は2
5 nm以下であり、より好ましくは15〜10 nm
である。
比表面積はBET法で測定されるものであり、その値が
500W?/1未満、また1100W?/fをこえると
、メッキ用組成物を製造する際、その流動性が悪く均質
な製品が得られないので500〜1100i/fのもの
を用いる。pitはJIS K−1469の方法によっ
て測定されるが、pnが4未満ではメッキ用組成物を製
造する際に樹脂の熱安定性が悪くなる。
500W?/1未満、また1100W?/fをこえると
、メッキ用組成物を製造する際、その流動性が悪く均質
な製品が得られないので500〜1100i/fのもの
を用いる。pitはJIS K−1469の方法によっ
て測定されるが、pnが4未満ではメッキ用組成物を製
造する際に樹脂の熱安定性が悪くなる。
高導電性カーボンブラックの配合割合はオレフィン系樹
脂100重量部に対し、5〜60重量部、好ましくは1
0〜50重量部である。5重量部未満ではメッキ用組成
物の体積固有抵抗が10”Ωcm より高く、601L
量部を越えると流動性が悪化し、耐衝撃性が低下するの
で好ましくない。
脂100重量部に対し、5〜60重量部、好ましくは1
0〜50重量部である。5重量部未満ではメッキ用組成
物の体積固有抵抗が10”Ωcm より高く、601L
量部を越えると流動性が悪化し、耐衝撃性が低下するの
で好ましくない。
また、本発明のメッキ用組成物は表面状態が良いので、
プルーミング防止剤を用いなくてもよいが、所望てより
プルーミング防止剤を配合する事が出来る。プルーミン
グ防止剤としては、一般のコ9ム、グラスチックの粘着
附与剤として知られているアルキルフェノール樹脂、ク
マロン樹脂、aジン誘導体、スチレン−ブタジェン−ブ
ロック共重合体等を単独又は併用する事が出来る。
プルーミング防止剤を用いなくてもよいが、所望てより
プルーミング防止剤を配合する事が出来る。プルーミン
グ防止剤としては、一般のコ9ム、グラスチックの粘着
附与剤として知られているアルキルフェノール樹脂、ク
マロン樹脂、aジン誘導体、スチレン−ブタジェン−ブ
ロック共重合体等を単独又は併用する事が出来る。
その添加割合はオレフィン系樹脂100重量部に対し、
O〜203i1部であり20重量部を越えるとそれ以上
の抑制効果を期待する事が出来ないので好ましくない。
O〜203i1部であり20重量部を越えるとそれ以上
の抑制効果を期待する事が出来ないので好ましくない。
本発明のメッキ用組成物は、前記した各徨添加剤を含有
するが、さらに、流動性改質剤、熱安定剤等一般の成形
用添加剤を必要に応じ含有させてもよい。
するが、さらに、流動性改質剤、熱安定剤等一般の成形
用添加剤を必要に応じ含有させてもよい。
本発明のメッキ用組成物の製造するKは、オレフィン系
樹脂に前記構成成分を添加し、パフバリーミキサー、ニ
ーグー、ロールミルスクリュ一式押出機等を用いて混合
することにより容易に行う事が出来る。
樹脂に前記構成成分を添加し、パフバリーミキサー、ニ
ーグー、ロールミルスクリュ一式押出機等を用いて混合
することにより容易に行う事が出来る。
次に本発明を実施例及び比較例にて説明する。
実施例1〜3、比較例1〜2
本発明の実施例に用いた高導電性カーボンブラックと比
較例に用いたアセチレンブラック(電気化学工業(株)
製:商品名「デンカブラック」)及び副生カーゴ/ブラ
ック(日本ECε(株)製:商品名「ケッチェンECJ
)の物性値を第1表に示す。
較例に用いたアセチレンブラック(電気化学工業(株)
製:商品名「デンカブラック」)及び副生カーゴ/ブラ
ック(日本ECε(株)製:商品名「ケッチェンECJ
)の物性値を第1表に示す。
なお高導電性カーボンブラックは次の方法によって製造
した。
した。
アセチレンガス熱分解炉は、竪型の全長2、4 m、内
径0.4m、排出口の径0.25m、炉内頂部から0.
3m迄の内壁が水冷ジャケットによって構成され、他の
内壁が耐火レンガで構築されている。熱分解炉温度を8
00℃以上に保持するため、−酸化炭素1ONm”/時
、空気60 Nm’ 7時供給して燃焼させたところ8
50℃となった。
径0.4m、排出口の径0.25m、炉内頂部から0.
3m迄の内壁が水冷ジャケットによって構成され、他の
内壁が耐火レンガで構築されている。熱分解炉温度を8
00℃以上に保持するため、−酸化炭素1ONm”/時
、空気60 Nm’ 7時供給して燃焼させたところ8
50℃となった。
この熱分解炉によって熱分解炉頂部中央忙設けた2重管
ノズル中央から、酸素ガス9.0 Nm”/時と4#/
dGで飽和された水蒸気(温度150℃)4、5 Nm
’ /時の混合ガス13.5 Nm”/ftfを供給し
又2重管ノズルの外側環状部からアセチレンガス18N
m”7時供給し、アセチレンガス、酸素、水蒸気を反応
せしめ、次いで常法に従い生成したアセチレンブラック
を冷却捕集した。得られたアセチレンブラックの品質を
見ると、1次粒径が13 nm、比表面fi350靜/
2、pi 4.0であった。ここで得られたアセチレン
ブラックを参呑#≠十石英の横型反応器(内容積500
m/)に30fを充填した。カーボンブラックの温度を
550℃とし、空気を890m11分で供給した。4時
間後18fのカーがツクラックを得た。
ノズル中央から、酸素ガス9.0 Nm”/時と4#/
dGで飽和された水蒸気(温度150℃)4、5 Nm
’ /時の混合ガス13.5 Nm”/ftfを供給し
又2重管ノズルの外側環状部からアセチレンガス18N
m”7時供給し、アセチレンガス、酸素、水蒸気を反応
せしめ、次いで常法に従い生成したアセチレンブラック
を冷却捕集した。得られたアセチレンブラックの品質を
見ると、1次粒径が13 nm、比表面fi350靜/
2、pi 4.0であった。ここで得られたアセチレン
ブラックを参呑#≠十石英の横型反応器(内容積500
m/)に30fを充填した。カーボンブラックの温度を
550℃とし、空気を890m11分で供給した。4時
間後18fのカーがツクラックを得た。
このときのカーボンブラックの品質は1次粒径13 n
B比表面積850rr?/l、 pi12.0であった
〇 支圧このカーボンブラックを径10国、高さ10倒の黒
鉛ルツ?に充填して温度800℃で1時間アルゴンガス
雰囲気下加熱した。オレフィン系樹脂としてエチレンー
グロピレ/共重合体(三井東圧化学(株)製二商品名「
三井ノープレンBJHH−G)を用い、これに導電性フ
ィラーとして、高導電性カーボンブラック、アセチレン
ブラック及び副生ブラック、硫黄として、硫黄粉(関東
化学(株)M)、加硫助剤として、亜鉛:革(ZaO)
、加硫促進剤として、チオゾール系(穴内新興化学(株
)製:商品名「ツクセラーM」・)、ブルーミング防止
剤として、スチレ/−ブタジェンブロック共重合体(電
気化学工業(株)製:商品名rsTR−1602J )
、及び老化防止剤として、混合ジアリルパラフエニレ/
ノアミン(穴内新興化学(株)製:商品名「ツクラック
630FJ)を第2表の配合割合(重量部)で用いた。
B比表面積850rr?/l、 pi12.0であった
〇 支圧このカーボンブラックを径10国、高さ10倒の黒
鉛ルツ?に充填して温度800℃で1時間アルゴンガス
雰囲気下加熱した。オレフィン系樹脂としてエチレンー
グロピレ/共重合体(三井東圧化学(株)製二商品名「
三井ノープレンBJHH−G)を用い、これに導電性フ
ィラーとして、高導電性カーボンブラック、アセチレン
ブラック及び副生ブラック、硫黄として、硫黄粉(関東
化学(株)M)、加硫助剤として、亜鉛:革(ZaO)
、加硫促進剤として、チオゾール系(穴内新興化学(株
)製:商品名「ツクセラーM」・)、ブルーミング防止
剤として、スチレ/−ブタジェンブロック共重合体(電
気化学工業(株)製:商品名rsTR−1602J )
、及び老化防止剤として、混合ジアリルパラフエニレ/
ノアミン(穴内新興化学(株)製:商品名「ツクラック
630FJ)を第2表の配合割合(重量部)で用いた。
次いでこれを内容積1.7 ltのバンバリーミキサ−
入れ、温度200℃で混練した後、ロールによりシート
とし、これをカッターで切断し、樹脂組成物のペレット
とした。
入れ、温度200℃で混練した後、ロールによりシート
とし、これをカッターで切断し、樹脂組成物のペレット
とした。
このペレットを用いて各種物性を測定しその結果を第2
表に示した。
表に示した。
第2表から本発明品の物性は表面状態の平滑性及び耐衝
撃性が改良される事が判る。
撃性が改良される事が判る。
実施例及び比較例で用いたメッキ用組成物の悩・1・検
測定法を下記に示す。
測定法を下記に示す。
(1)体積固有抵抗・・・組成物のペレットを230℃
で10分間プレス1.2 wm厚 さのシートを得て、長さ 70++m、幅20mの試片を 作成した。試片の両端にド ータイト(藤倉化成(株)製) を5mの厚みに塗布し、こ れを20℃、60%湿度の 恒温恒湿室に入れ24時間 経過後、マルチメーター (タケダ埋研(株)製:商品 名「TR−6856」)で 抵抗を測定した。なお、体 積固有抵抗は次式にて算出 した。
で10分間プレス1.2 wm厚 さのシートを得て、長さ 70++m、幅20mの試片を 作成した。試片の両端にド ータイト(藤倉化成(株)製) を5mの厚みに塗布し、こ れを20℃、60%湿度の 恒温恒湿室に入れ24時間 経過後、マルチメーター (タケダ埋研(株)製:商品 名「TR−6856」)で 抵抗を測定した。なお、体 積固有抵抗は次式にて算出 した。
Rv:体積固有抵抗(Ω釧)
R:抵抗値 (c:L)
W:試片の幅(織成)
d :試片の厚み(〜−)
l :電極間の距離(島織)
(21MF (メルトフローインデックス)・・・J
I8に−7210に準拠。
I8に−7210に準拠。
但し、試験温度230℃、
試験荷重5#とじた。
(3)アイゾツト衝撃値・・・
射出成を機にて試片な作成
しJISK−7110に準拠して
測定した。
(4) 引張強度、伸び・・・
射出成型機にて試片を作製
しJISK−7113に準拠して
測定した@
(5) メッキの密着性、表面状態・・・プレス成形
疋より 100’X100”’X 2dの平板をtm
m 筐講 作製し、この板の表面を5 重量%のリン酸ナトリウム 水溶液を用いてアルカリ脱 脂した後、硫酸ニッケル 250 f/11塩化ニッケ ル50 t/l及びホウ酸 30 t/Itを含有するpgが 4の浴中で温度50℃にて 電気メッキを行い、数ミク ロンのニッケル金属層を作 成し、さらに硫酸銅200V j及び硫酸50 ?/lを含 有するpifが1.7である銅メ ッキ層の厚みが約20ミク ロ/となる様にメツΦを行 う。
疋より 100’X100”’X 2dの平板をtm
m 筐講 作製し、この板の表面を5 重量%のリン酸ナトリウム 水溶液を用いてアルカリ脱 脂した後、硫酸ニッケル 250 f/11塩化ニッケ ル50 t/l及びホウ酸 30 t/Itを含有するpgが 4の浴中で温度50℃にて 電気メッキを行い、数ミク ロンのニッケル金属層を作 成し、さらに硫酸銅200V j及び硫酸50 ?/lを含 有するpifが1.7である銅メ ッキ層の厚みが約20ミク ロ/となる様にメツΦを行 う。
この様九して得られた試
片を一20℃にて1時間冷
却し、次に室温にて1時間
放置し、さらに80℃にて
加熱し1時間放置し、その
後室温にて1時間放置する
というサイクルを4回繰返
し、メッキ面の外観変化
(フクレ等の異常があるか
どうか)と表面状態を目視
にて観察した。
本発明の電気メッキ用オレフイ/系樹脂組成物は、特定
の導電性フィラーを、他の構成成分と共にオレフィン系
樹脂に含有させることKより、従来の好ましい性状を維
持しつつ表面状態が美麗で、耐衝撃性を向上させた点で
優れているものである。
の導電性フィラーを、他の構成成分と共にオレフィン系
樹脂に含有させることKより、従来の好ましい性状を維
持しつつ表面状態が美麗で、耐衝撃性を向上させた点で
優れているものである。
Claims (1)
- 50kg/cm^2加圧下の電気比抵抗値が0.3Ωc
m未満、1次粒子の平均粒径が25nm以下、比表面積
が500〜1100m^2/g、pHが4〜9である高
導電性カーボンブラック5〜60重量部、オレフィン系
樹脂100重量部、硫黄又は硫黄化合物0.1〜10重
量部、加硫助剤0.1〜10重量部及び加硫促進剤0.
05〜10重量部を含有してなる電気メッキ用樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2464885A JPS61185544A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 電気メツキ用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2464885A JPS61185544A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 電気メツキ用樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61185544A true JPS61185544A (ja) | 1986-08-19 |
Family
ID=12143957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2464885A Pending JPS61185544A (ja) | 1985-02-12 | 1985-02-12 | 電気メツキ用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61185544A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10767028B2 (en) | 2016-02-01 | 2020-09-08 | Cabot Corporation | Compounded rubber having improved thermal transfer |
US11352536B2 (en) | 2016-02-01 | 2022-06-07 | Cabot Corporation | Thermally conductive polymer compositions containing carbon black |
-
1985
- 1985-02-12 JP JP2464885A patent/JPS61185544A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10767028B2 (en) | 2016-02-01 | 2020-09-08 | Cabot Corporation | Compounded rubber having improved thermal transfer |
US11352536B2 (en) | 2016-02-01 | 2022-06-07 | Cabot Corporation | Thermally conductive polymer compositions containing carbon black |
US11732174B2 (en) | 2016-02-01 | 2023-08-22 | Cabot Corporation | Thermally conductive polymer compositions containing carbon black |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4038042A (en) | Electroplating of polypropylene compositions | |
US4002595A (en) | Electroplatable polypropylene compositions | |
EP0204400A1 (en) | Polypropylene-base resin composition | |
JP2007103297A (ja) | 燃料電池部材用樹脂組成物及び燃料電池部材 | |
CN113527884A (zh) | 一种高cti的聚苯硫醚复合材料 | |
JP4953421B2 (ja) | 複合水酸化マグネシウム粒子の製造方法 | |
JP2009179782A (ja) | 耐熱性樹脂組成物およびそれを適用した絶縁電線 | |
JPS61185544A (ja) | 電気メツキ用樹脂組成物 | |
JP2002226659A (ja) | 難燃性塩化ビニル系樹脂成形体 | |
US3751389A (en) | Thermally hardenable compositions | |
CN105524393B (zh) | 一种具有高耐寒性的pp料及其制备方法 | |
JP2004331766A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
CN116285328A (zh) | 一种高强度、低析出无卤阻燃聚酰胺组合物及其制备方法 | |
CN108997718A (zh) | 高导热性无卤阻燃tpee弹性体组合物 | |
JPS59184237A (ja) | プロピレン系重合体組成物 | |
JP2011057719A (ja) | 高性能ポリフェニレンスルフィド系樹脂組成物およびその製造方法 | |
JPS59219352A (ja) | プロピレン系重合体組成物 | |
JPS646667B2 (ja) | ||
JPS61247A (ja) | 電気メツキ用オレフイン系樹脂組成物 | |
JPH11349756A (ja) | 樹脂組成物 | |
JPS6044517A (ja) | 艶消し熱可塑性樹脂組成物 | |
JPS5986644A (ja) | 電気メツキ用オレフイン系樹脂組成物 | |
JPS5871949A (ja) | 改良ポリアミド樹脂組成物 | |
JP2000169641A (ja) | ゴム組成物 | |
JP2003292799A (ja) | 充填材マスターバッチ及び熱可塑性エラストマー組成物 |