JPS6118423Y2 - - Google Patents

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JPS6118423Y2
JPS6118423Y2 JP2727779U JP2727779U JPS6118423Y2 JP S6118423 Y2 JPS6118423 Y2 JP S6118423Y2 JP 2727779 U JP2727779 U JP 2727779U JP 2727779 U JP2727779 U JP 2727779U JP S6118423 Y2 JPS6118423 Y2 JP S6118423Y2
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sealing member
opening
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liquid level
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JP2727779U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、外部からリードスイツチを駆動でき
るようにした、車両等に装着されるマスタシリン
ダ用の作動確認装置付液面警報装置に関するもの
である。
従来、液面警報装置に作動確認装置を設けるこ
とが提案され、その具体例も挙げられているが、
最近の液面警報装置は、本体が合成樹脂製のもの
が多くを占め、こうした合成樹脂製の本体に作動
確認装置を設ける場合、作動確認装置を設けた部
所の密封装置の構造が複雑になつたり或は大型に
なり易いという問題がある。
特に、車両用に装着されるマスタシリンダ用の
ものでは、実車装着後に行われる空気抜き作業の
際に作用する圧送圧力を密封することが、キヤツ
プを取付ける開口部とは別の開口部に取付ける場
合に、必要とされ、取付部とリザーバとの間及び
取付部と操作軸との間を各々密封しなければなら
なくなる。
ところが、こうした場合には、密封部材が多数
必要となり取付部の構造を複雑化するという問題
が新たに生ずる。
本考案は、以上の問題に鑑みて成され、簡単な
構造で小型化が可能であり、密封を確実に行ない
得る作動確認装置付液面警報装置を提供すること
を目的とする。この目的は「キヤツプが装着され
るリザーバの第1の開口部とは別に設けられる第
2の開口部に取付けられる作動確認装置付液面警
報装置であつて、マグネツト付フロートが摺動自
在に外嵌するフロートガイド部の内孔にリードス
イツチを内置し、前記第2の開口部に密封部材を
装着して嵌着する取付部を有する合成樹脂製の本
体に、前記取付部に設けた孔を貫通して摺動可能
に配置される操作軸を有する作動確認装置を設
け、前記操作軸の下端を前記マグネツト付フロー
トに当接可能に成すとともに、前記操作軸を上方
に付勢するばねを設けてなる作動確認装置付液面
警報装置において、前記密封部材に、前記取付部
の孔とからなる膨出部を設けるとともに、この膨
出部に前記操作軸が移動可能に密嵌する孔を設
け、前記密封部材及び前記膨出部の外気側を前記
本体に当接可能とした作動確認装置付液面警報装
置。」によつて達成される。
以下、図示の実施例に基いて本考案の作動確認
装置付液面警報装置について詳説する。
第1図は、車両等に装着されるタンデムマスタ
シリンダ用のリザーバに本発明の一実施例である
作動確認装置付液面警報装置を取付けた例を示す
側断面図、第2図は第1図の例の要部正面図、第
3図は同じく平面図、第4図は第3図のA方向よ
りみた部分説明図、第5図は第1図に示す密封部
材の平面図を各々示す。
第1乃至5図に於いて、タンデムマスタシリン
ダ用のリザーバは1で示され、該リザーバ1は、
内部を隔壁2により室3及び室4に区画されてお
り、各室3,4は図示しないタンデムマスタシリ
ンダに各々連通している。又、リザーバ1には、
室3の上方位置にブレーキ液供給用の供給孔7
が、室4の上方位置に開口部8が各々形成されて
おり、供給孔7には蓋9が嵌着され、開口部8に
は作動確認装置付液面警報装置10が嵌着されて
いる。
装着10は、第1部材11、第2部材12、作
動確認装置13を有している。第1部材11は、
第5図に示す如き、大径の第1環状部分14の半
径方向内方側に小径の第2環状部分15を一体に
形成された密封部材16を、該密封部材16の形
状に対応して形成された溝17に嵌着して、開口
部8に嵌着する取付部18を有している。この取
付部18から下方に延出して筒状のフロートガイ
ド部19が設けられており、フロートガイド部1
9の内孔20には、リードスイツチ21が熱硬化
性樹脂等の充填材22により固定されて配置され
ている。フロートガイド部19の外周側には、リ
ードスイツチ21を駆動するマグネツト23を取
付けたフロート24が摺動自在に外嵌し、抜止め
25によりフロートガイド部19より離脱しない
ようになつている。リードスイツチ21に一端を
接続されたリード線26,27の他端には各々接
続端子28,29がカシメ等の手段により固定さ
れている。他方、取付部18の上部からリザーバ
1の上壁に沿つて延出しているのは、後述する如
く接続端子28,29を嵌着しておくための下コ
ネクタ部30である。下コネクタ部30には、溝
31,32が形成されている。
第2部材12は、第1部材11の取付部18及
び下コネクタ部30の上部を覆うように、蓋状部
33と上コネクタ部34とが形成され、両部3
3,34の下端周縁にわたつて爪35が複数個設
けられている。上コネクタ部34には下コネクタ
部30の溝31に対応して溝36が設けられてい
る。
第1部材11と第2部材12とは、合成樹脂材
料から成形されており、両者を嵌合し取付部18
及び下コネクタ部30の肩部37,38に、爪3
5を係合して結合している。この際、溝31及び
36に跨がつて接続端子28を、溝32に接続端
子29を各々配置して両部材11,12を結合し
ているので、接続端子28,29は上下コネクタ
部30,34間に嵌着される。なお、39,40
は接続端子28,29の抜止め用爪を各々示す。
両部材11,12を結合したとき、上下コネク
タ部34,30間には、接続端子28,29を含
む、通常使用されている雌型コネクタ(図示せ
ず)が嵌着される配線接続部41が形成される。
作動確認装置13は、上記した密封部材16の
第2環状部分15の孔と同軸に穿設された蓋状部
33の孔42と取付部18の孔43とを挿通して
配置された操作軸44を有し、この操作軸44の
下端にほぼ環状の当接部45がフロート24上面
と平行にして設けられ、又上端にはばね受け46
が適当な手段により固着され、蓋状部33に、ば
ね受け47を介して一端を当接した軽いばね48
により操作軸44は上方に付勢されている。49
は蓋状部33に装着された操作軸44と孔42内
面との間の密封を行う密封部材である。第2乃至
第4図に示すように、第2部材12の蓋状部33
の側周には、リザーバ1の上壁から突出した爪5
0,51に上下方向に係合する突片52,53が
設けられており、爪50には該爪50に突片52
が係合したとき当接する小突起54が設けられて
いる。装置10全体は、取付部18を開口部8に
嵌着した後、装置10全体を回動させ、突片5
2,53を爪50,51に各々係合させるととも
に、突片52を小突起54に当接させて、リザー
バ1に対する取付けが行なわれる。
上述の実施例の作動について述べる。
通常時は、操作軸44がばね48に付勢されて
上方位置にあり、フロート24は自由にブレーキ
液面の変動に追従してフロートガイド部19に沿
つて上下する。今、ブレーキ液が、ブレーキ配管
系の故障等により著しく減少し、フロート24が
下方に移動し、遂には抜止め25に当接する位置
まで下降すると、マグネツト23の磁力により、
リードスイツチ21が駆動されて図示しない警報
回路のブザー或はランプを作動させる。ブレーキ
液が充分にある場合に、リードスイツチ21の作
動を確認したいときは、作動確認装置13のばね
受け46を下方に向つて押すと、操作軸44が孔
42,43に案内されて下降し、当接部45がフ
ロート24の上面に当接するとともに、フロート
24は浮力に抗して警報発生位置までブレーキ液
中に没し、リードスイツチ21がマグネツト23
により駆動させられる。この際警報装置或は警報
回路等に異常がなければ、ランプ或はブザー等に
より警報が発せられるが、リードスイツチの破
損、配線の断線、電源の故障等の異常があると警
報が発せられないので、警報装置或は警報回路に
異常があることを知ることができる。この上述の
実施例によると、操作軸44は孔42及び43の
2箇所で案内されるため、作動確認装置13の作
動時の操作が確実に安定して行え、又、密封部材
16の第2環状部分15で操作軸44に対する密
封を行なうようにしているため、通常時の密封は
勿論のこと、ブレーキ配管系内の空気抜きのため
のブレーキ液圧送時にも充分の密封が行え、ま
た、密封部材49により蓋状部33と操作軸44
との間から水等の侵入を防止できる。更に、取付
部18と開口部8との間の密封・取付部18の孔
43と操作軸44との間の密封を各々密封部材1
6の第一環状部分及び第2環状部分によつて行な
うようにしているため、換言すれば、取付部18
の孔43と操作軸44との間の密封を行う密封部
材と、取付部18と開口部8との間の密封を行う
密封部材とを一体化しているため、密封部材16
を配置するための取付部18の構造が簡単になり
且つ小型化できる。なお、密封部材49を省略す
ることが可能である。第6図は、本考案の他の実
施例を示す要部側断面図で、第7図は第6図に示
す密封部材58の底面図を示す。第6図に示す実
施例で第1図の実施例のものとほぼ同一の機能を
有する部材については、第1図のものと同一の番
号を付して説明は略す。第6図において、取付部
18の下部には溝55及び鍔56が設けられると
ともに、フロートガイド部19の上端部に小径部
57が設けられている。第7図に示す如く、取付
部18に嵌着される密封部材58は、溝55に嵌
着される大径部の第1環状部分59と、この第1
環状部分59に連続して設けられた薄膜部60
と、薄膜部60に設けられ、操作軸44の挿通す
る孔61を穿設され若千厚肉にされた第2環状部
分62とを有しており、薄膜部60の孔63は、
フロートガイド部19の小径部57に嵌着するよ
うにしている。この実施例も、前述の実施例と同
等の効果を奏するものであるが、特に密封部材5
8を取付部18の溝55とフロートガイド部19
の小径部57との2箇所に嵌着するようにした例
を示すものである。
以上述べたことから明かな通り、本考案によれ
ば、以下の如き効果を奏する。
操作軸と取付部との間の密封及び取付部と第
2の開口部との間の密封を1つの密封部材によ
つて行うので、各部所の密封が行えるのみなら
ず、部品点数が少なく、生産効率が向上する。
実車装着後、リザーバの第1の開口部から背
圧(数気圧)を作用した作動液を供給する空気
抜き作業を行つても、密封部材によつて操作軸
と取付部との間及び取付部と第2の開口部との
間が各々確実に密封されているとともに、密封
部材及びその膨出部の外気側が本体に当接して
支持されるため、空気抜き作業を阻害すること
がない。
車両等の走行時に発生する振動によつて、リ
ザーバ内の作動液が飛散しても、操作軸と本体
との間を通つて外部に漏れてゆくことがない。
密封部材を1つ配置するだけでよいので、取
付部に密封部材を取付けるための構造を2つ設
ける場合に比して簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、車両等に装着されるタンデムマスタ
シリンダ用のリザーバに本発明の一実施例である
作動確認装置付液面警報装置を取付けた例を示す
側断面図、第2は第1図の例の要部正面図、第3
図は同じく平面図、第4図は第3図のA方向より
みた部分図、第5図は第1図に示す密封部材の平
面図、第6図は他の実施例を示す要部側断面図、
第7図は第6図に示す密封部材の底面図を各々示
す。 1……リザーバ、8……開口部、10……作動
確認装置付液面警報装置、11……第一部材、1
3……作動確認装置、16……密封部材、18…
…取付部、19……フロートガイド部、20……
内孔、21……リードスイツチ、23……マグネ
ツト、24……フロート、42,43……孔、4
4……操作軸、45……当接部、48……軽いば
ね、49……密封部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤツプが装着されるリザーバの第1の開口部
    とは別に設けられた第2の開口部に取付けられる
    作動確認装置付液面警報装置であつて、マグネツ
    ト付フロートが摺動自在に外嵌するフロートガイ
    ド部の内孔にリードスイツチを内置し、前記第2
    の開口部に密封部材を装着し抜止めを施して嵌着
    する取付部を有する合成樹脂製の本体に、前記取
    付部に設けた孔を貫通して摺動可能に配置される
    操作軸を有する作動確認装置を設け、前記操作軸
    の下端を前記マグネツト付フロートに当接可能に
    成すとともに、前記操作軸を上方に付勢するばね
    を設けてなる作動確認装置付液面警報装置におい
    て、前記密封部材に、前記取付部の孔とかさなる
    膨出部を設けるとともに、この膨出部に前記操作
    軸が移動可能に密嵌する孔を設け、前記密封部材
    及び前記膨出部の外気側を前記本体に当接可能と
    した作動確認装置付液面警報装置。
JP2727779U 1979-03-02 1979-03-02 Expired JPS6118423Y2 (ja)

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JPS55127230U JPS55127230U (ja) 1980-09-09
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