JPS61184027A - 音声ダイヤル電話装置 - Google Patents

音声ダイヤル電話装置

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Publication number
JPS61184027A
JPS61184027A JP60023024A JP2302485A JPS61184027A JP S61184027 A JPS61184027 A JP S61184027A JP 60023024 A JP60023024 A JP 60023024A JP 2302485 A JP2302485 A JP 2302485A JP S61184027 A JPS61184027 A JP S61184027A
Authority
JP
Japan
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voice
registered
memory
data
telephone
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Pending
Application number
JP60023024A
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English (en)
Inventor
Toshio Kawaguchi
河口 俊夫
Masao Sakama
真雄 坂間
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Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61184027A publication Critical patent/JPS61184027A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図)2作用 G 実施例 Gl全体および各部の構成の説明(第1図乃至第5図) G2メイン動作(第6図) G3ダイヤル番号登録モード(第7図、第8図) G4残量表示(第9図) G、オートダイヤルモーロ第10図) G6登録データ消去モード(第11図、第1)図)H発
明の効果 A、産業上の利用分野 この発明は、音声入力に応答して所望の相手先に自動ダ
イヤルするようにした音声ダイヤル電話装置に関する。
B0発明の概要 この発明では、複数の音声、該複数の音声に対応する音
声パターンおよび電話番号を予め所定のメモリに登録し
、ダイヤリングの際入力された音声に対応するパターン
を前記メモリに予登録した音声パターンと照合し、一致
した場合、該一致した音声パターンに対応する登録音声
を再生し、さらに該一致した音声パターンに対応する登
録電話番号へ自動ダイヤリングするようにするとともに
、前記メモリに登録された登録データのうちの任意のデ
ータを消去できる登録データ消去手段と前記メモリの残
量を表示する残量表示手段とを設けるようにする。
C0従来の技術 発呼時における電話機の基本操作はハンドセットのオフ
フックとこれに続くダイヤル操作である。
ところで、このダイヤル操作は市内通話においても5桁
から7桁の数字をダイヤルしなければならず、市外通話
ともなると9桁または10桁の数字をダイヤルする必要
がある。従来、このダイヤル操作を軽減するためにブツ
シュボタン形式のダイヤル装置、短縮ダイヤル機能を有
するダイヤル装置、さらには特定のキーに所定の相手先
電話番号を対応させた自動ダイヤル装置等が開発されて
いる。
しかしながら、単なるブツシュボタン形式のダイヤル装
置では操作が容易になるだけで操作するボタン数は5か
ら10とかなり多く煩雑である。また、短縮ダイヤル機
能を有するものになると例えば3個のボタン操作により
市内・市外の発呼がともに可能になるが、これでも3個
のボタン操作は行わなければならず、また、各短縮番号
がどの相手先に対応するかを記憶していなければならず
、面倒である。更にまた、特定のキーに所定の相手先電
話番号を対応させた自動ダイヤル装置にあっては、1個
のボタン操作でよく、また各キーに相手先を表示すれば
どのキーがどの相手先に対応するのかを記憶する必要が
ない。しかし、この装置を採用した場合相手先の数に対
応したキーを設けなければならず、装置が大型化すると
いう欠点がある。
D9発明が解決しようとする問題点 そこでこの発明では、相手先の選択に関して全くキー操
作を必要とせず、かつ小型化可能な音声ダイヤル電話装
置を提供しようとするものである。
E0問題点を解決するための手段 この発明においては、音声入力により相手先の選択を行
い、この相手先に対して自動ダイヤルするように構成さ
れる。
すなわちこの発明では、 ・複数の音声に対応する複数の音声パターンが登録され
る第1のメモリ領域と、 ・複数の電話番号が前記複数の音声パターンに対応付け
られて登録される第2のメモリ領域と、・前記複数の音
声パターンに対応する複数の音声が前記複数の音声パタ
ーンに対応付けられて登録される第3のメモリ領域と、 ・入力された音声のパターンを前記第1のメモリ領域に
登録された音声パターンと照合し、一致した場合はこれ
を検出する音声認識手段と、・前記音声認識手段の検出
に応答して該一致した音声パターンに対応する前記第3
のメモリ領域    ゛の記憶音声を再生するとともに
前記一致した音声パターンに対応する前記第2のメモリ
領域の記憶電話番号を自動ダイヤルする自動ダイヤル手
段と、・前記第1、第2および第3のメモリ領域にそれ
ぞれ登録された各データのうちから選択された対応する
所定の音声パターン、および電話番号および音声を消去
する登録データ消去手段と、・前記登録および消去動作
によって変動する前記第1、第2または第3のメモリ領
域の残量を表示する残量表示手段とを具えるようにする
29作用 前記第1、第2および第3のメモリ領域に対して例えば
所定の登録操作を行うことにより、複数の音声パターン
、該複数の音声パターンに各対応する複数の電話番号お
よび同複数の音声パターンに対応する複数の音声を予め
登録しておく。
その後のダイヤル時においてオペレータは所望の相手先
に対応する音声を入力する。
この入力された音声に対応するパターンは前記音声認識
手段により前記第」のメモリ領域に予め登録した音声パ
ターンと照合され、一致した場合前記自動ダイヤル手段
により該一致した音声パターンに対応する前記第3のメ
モリ領域の記憶音声の再生が行われるとともに、該一致
した音声パターンに対応する前記第2のメモリ領域の記
憶電話番号による自動ダイヤリングが行われる。
、また、前記第1、第2および第3のメモリ領域にそれ
ぞれ登録したデータのうちで不要のデータは前記登録デ
ータ消去手段を用いて適宜消去することができる。
さらに、例えば装置始動の際、データ登録の際または登
録データを消去する際などの適宜の時点において、前記
残量表示手段によって前記第1、第2または第3のメモ
リ領域の残量が例えば残り語数などの表示形態で適宜表
示される。
このように、この発明では音声入力により相手先の選択
を行うため、相手先の選択に関して全くキー操作を必要
としない。さらにメモリの残量表示を行い、かつ不要の
登録データは消去可能なようにしたために、メモリを有
効に活用することが可能になるとともに、音声照合処理
の際のサーチ語数を削減することができる。
以下、この発明の実施例を添付図面に示す実施例にした
がって詳細に説明する。
G、実施例 G7.全体および各部の構成の説明 第1図はこの発明にかかる音声ダイヤル電話装置の一実
施例について内部構成例を示すものであり、第2図はそ
の外観構成例を示すものである。
こ、の音声ダイヤル電話装置は電話機1と音声認識ダイ
ヤル装置2とで構成されており、電話機1は音声認識ダ
イヤル装置2を介して局線3とつながっている。
第1図において、インタフェース回路10は、電話機1
および音声認識ダイヤル装置2に関する回線切替制御、
・電話撚゛1のハンドセットla(第を 2図)オンフック・オフフック検出などを行うもので、
第3図にその内部構成例を示す。このインドランス13
、バッファ14,15、およびリレー接点Sl  88
2  、sa  yS4を有する構成となっている。尚
、S4はダイヤルパルス信号発生用のリレー接点である
。同第3図において、電話機1のハンドセット1aが取
られていないとき(オンフッタのとき)、電話a1と交
換器(図示せず)との間の回線3には直流ループは形成
されていす、このため、フォトカプラ11および1)は
いずれも動作せず、したがってこのとき端子Gから生じ
る信号は接地レベルにある。しかし、ハンドセットが取
られると(オフフックのとき)、回線3に直流ループが
形成されるため、極性状態に応じてフォトカプラ11お
よび1)のいずれかが動作し、端子Gから生じる信号は
+5vに立上がる。この端子Gの電圧変化はオフフック
検知信号として入出力ポート43(第1図)を介してC
PU30へ入力される。リレーs、+ 82  + 8
2およびS4は入出力ポート43を介してCPU30か
ら送られてくる電話回線コントロール信号によって切替
制御される。ところで、この音声ダイヤル電話装置は第
4図(aパbバc)lこ示すような3つの異なる局線接
続状態をとるようになっており、下記第1表にこれら3
つの局線接続状態に応じたリレー81+S!tS3およ
びS4の状態を示す。
第1表 接続状態1(第4図Ca)参照)は、例えば手動ダイヤ
ル時、回線確立後の通話中のとき、着信時などに生じ、
電話機1と局線3とはダイレクトに接続されているが、
音声認識ダイヤル装置2は局線3から分断されている。
接続状態2(第4図(b)参照)は例えば電話株・lか
ら音声認識ダイヤル装置2への音声入力を行うときに生
じ、局線3に対してはオフフックの状態で電話機1は音
声認識ダイヤル装置2と回路結合されている。接続状態
3(第4図((2)参照)は音声認識ダイヤル装置2を
用いて発呼するときに生じ、電話機1は音声認識ダイヤ
ル装置2と回路結合され、音声認識ダイヤル装置2は局
線と接続された状態にある。なお、第4図[有]ンおよ
び((2)に示すような回線接続状態にある場合、電話
機1がオンフッタ(ハンドセット置かれた状態)になれ
ば即座に第4図(a)に示す状態に復帰するようになっ
ている。
さて第1図において操作パネル20には、テンキー21
、表示部22、電源スィッチ23、RCGボタン24、
LRNボタン25、CANボタン26、SETボタン2
7および残量表示部28が設けられている。表示部22
は数字およびアルファベットを数桁分表示可能なもので
、オペレータへの操作案内に関するコメント(rNEX
TJ  。
rAGAINJなど)、および電話番号などを表示する
。上記RCGボタン24、LRNボタン25、CANボ
タン26およびSETボタン27にはそれぞれLEDな
どの表示ランプ(図示せず)が付設されており、投入さ
れたボタンに対応する表示ランプが点燈す゛るようにな
っている。RCGボタン24は後述するように装置をオ
ートダイヤルモードにするときに投入される。LRNボ
タン25は装置をダイヤル番号登録モードにするときに
使用される。CAMボタン26はダイヤル番号登録中の
入力データのキャンセル、装置を登録内容消去モードに
するときなどに使用される。SETボタン27はダイヤ
ル番号登録モードの際に順次1桁ずつ入力されるダイヤ
ル番号を登録するときに使用される。残量表示部28に
は、後述する音声・電話番号メモリ35および音声パタ
ーンメモリ37の残量が表示される。操作パネル20は
バッファトライバ29−a、入出力ポート29−bを介
してCPU30のバスBSに結合されている。
電話器1のハンドセット1aの送話器を介して入力され
た音声データはインタフェース回路10を介してアンプ
フィルタ31とアンプ32とに供給される。アンプフィ
ルタ31に入力された音声データはサンプルホールド回
路33でサンプルホールドされ、さらにA/D変換器3
4でA−D変換が施されることによりP CM (P’
ulse−CodeModulation )信号に変
換される。ダイヤル番号登録モードの際に入力された音
声データは上記PCM変換が行われた後、音声・電話番
号メモリ35に入力されて記憶される。
、一方、アンプ32に入力された音声データは音声認識
回路36に入力され、音声認識回路36において所定の
音声分析が行われた後、音声パターンとして音声パター
ンメモリ37に記憶される。
音声認識回路36ではこの他にオートダイヤルモードお
よび登録データ消去モードの際CPU30の指令に従っ
て音声データの照合を行う。すなわち、音声認識回路3
6はこれらモードの際送話器を介して入力された音声デ
ータを認識し、該認識した音声パターンと予め音声パタ
ーンメモリ37に登録された音声パターンとを照合し、
該照合結果を入出力ポート38を介してCPU30に報
告する。
D/A変換器39では、音声・電話番号メモリ35に記
憶された音声データをD−A変換することによりPCM
信号をアナログ信号に変換する。
この変換データはフィルタ40.アンプ41およびイン
タフェース回路10を介して電話機1に印加され、ハン
ドセットの受話器を介して音声に再生される。
次に、音声・電話番号メモリ35は不揮発性のRAMで
あり、第5図(a)に示すように、複数語の音声PCM
データおよび電話番号データを記憶することができる。
各登録語の先頭には区切マークが書込まれる。この音声
・電話番号メモリ35の最後部領域には各時点における
登録語数(WHO)、PCMデータ最終アドレス(PA
DMAX)および認識パターンデータ最終アドレス(R
ADMAX)が書込まれる。登録語数(WNO)は登録
されたデータの語数を示すものであり、後述する音声パ
ターンメモリ37の登録語数と音声・電話番号メモリ3
5の登録語数とは一致する。PCMデータ最終アドレス
(PADMAX)は音声・電話番号メモリ35ζこ登録
されたデータの最終アドレスを示すものであり、このア
ドレスPADMAXは正確には、登録された最終語にお
ける電話番号データの最後部の数字データに対応するア
ドレスに相当する。認識パターンデータ最終アドレス(
RADMAX)は音声パターンメモリ37に登録された
認識パターンデータの最終アドレスを示すものである。
音声パターンメモリ37は不揮発性のRAMであり、第
5図(b)に示すように複数語の認識パターンデータを
記憶することができる。各登録語の境界には前記音声・
電話番号メモリ35同様区切マークが書込まれる。
入出力ポート43はインタフェース回路10と接続され
ており、インタフェース回路10からノ1ンドセットが
取られたことを示すオフフック検知信号を受入するとと
もに、CPU30から出力される電話回線のコントロー
ル信号をインタフェース回路10へ送出する。同第1図
中44はCPU30を動作させるための所定のプログラ
ムが予記憶されたプログラムROMであり、また45は
CPU30のワークエリアとして使用されるRAMであ
る。
かかる構成例におけるCPU30のメイン動作例を第6
図に示す。
操作パネル20上の電源スィッチ23が投入されると、
CPU30はプログラムの諸変数を初期値に設定するな
ど、所定の初期設定動作を行った後(ステップ100)
、操作パネル20上の残量表示部28に音声・電話番号
メモリ35および音声パターンメモリ37の残量を表示
する(ステップ101)。この残量表示に関しては後で
詳述する。
次に、CPU30は入出力ポート43を介してインタフ
ェース回路10から入力されるオフフック検知信号を監
視しくステップ102)、このオフフック検知信号によ
り電話機1のハンドセットが取られたことを検知すると
、この後操作パネル20上のいずれのボタンが投入され
たかを監視する。
そして、LRNボタン25が投入された場合は(ステッ
プ103)、ダイヤル番号登録モー囮こよる制御を行い
(ステップ104)、またRCGボタン24が投入され
た場合は(ステップ105)、オートダイヤルモードに
よる制御を行い(ステップ106)、さらにCANボタ
ン26が投入された場合は(ステップ107)、登録デ
ータ消去モードによる制御を行う(ステップ108)。
前記各モードのうちダイヤル番号登録モードとは、任意
の音声データとダイヤル番号(内線・外線いずれも可)
とを対応付けて登録するためのモードである。
また、オートダイヤルモードとは電話機1のハンドセッ
トの送話器を介した音声データの入力により相手先へ自
動ダイヤリングを行うモードである。また、登録データ
消去モードとは、不要な登録データを消去するためのモ
ードであり、送話器を介して入力した音声に対応する登
録データを消去することができる。なお、かかる動作例
においては、電話機1のハンドセクトがオンフックされ
たことが検出されると、プログラムは即座にステップ1
02に復帰するようになっている。
第7図はダイヤル番号登録モードのときのcpU30の
制御フローチャート例を示すものであり、また、第8図
は同モードのときの音声認識回路36の動作例を示すも
のである。以下、第7図および第8図番こしたがって第
2表に示すような音声データおよびダイヤル番号を登録
する際の動作および操作例を詳述する。
第2表 オペレータは電話機1のハンドセットを取った後、LR
Nボタン25を投入する(第6図参照)。
CPU3Qはこれを検知すると、入出力ポート43を介
して電話回線コントロール信号をインタフェース回路1
0へ送出し、回線を第4図(a)に示す状態から第4図
(b)に示す状態に切替えるとともに、操作パネル20
上の残量表示部28にメモリ残量を表示し、さらに表示
部22において入力OKの表示(この場合rNEXTJ
とする)を行う(ステップ201)。その後、CPU3
0はキー人力が行われたか否かを監視する(ステップ2
02)。
次に、オペレータは、操作パネル20上のテンキー21
により第4番目のデータのダイヤル番号r2J  r3
J  rlJ  r6J (内線)と順次入力する(ス
テップ203.204.205.206 。
207.208.20’5)。なお、このダイヤル番号
入力の際に、数字キーを押し違えたときは、CANボタ
ン26を投入しくステップ208)、入力したダイヤル
番号をクリアした後(ステップ209)、正しいダイヤ
ル番号を初めの桁より再入力する。これらの操作により
、入力された数字データはバッファトライバ29− a
、入出力ポート29−bを介してバスBS上に送出され
、その後CPU30によりワークRAM45に椿一時的
に記憶される(ステップ205)。
オペレータはこのダイヤル番号の入力が終了するとSE
Tボタン27を投入する。該SETボタン27の投入を
検知すると、CPU30は音声認識回路36に認識開始
命令を出力して音声認識回路36をアクティブ状態とす
るとともに(ステップ210)、音声・電話番号メモリ
35に記憶されているPCMデータ最終アドレス(PA
DMAX)を読出し、該アドレスPADMAXを1つ更
新したアドレスを今回メモリ35に加える開始アドレス
PADとする(ステップ211)。尚、この際、初めて
の登録の場合にはPCMデータ最終アドレス(PADM
AX)は例えば「零」またはその他の適宜の初期値に設
定されている。その後、cpU30は開始アドレスPA
D (=PADMAX+l )に対応する記憶領域に区
切マークを書込む(ステップ21))。一方、音声認識
回路36ではCPU30より認識開始命令を受入すると
、音声・電話番号メモリ35に記憶されている認識パタ
ーンデータ最終アドレス(RADMAX)を取込み、該
取込んだアドレスRADMAX’を1つ更新したアドレ
スを今回音声パターンメモリ37に対して加える開始ア
ドレス信号RAD’としく第8図ステップ300)、さ
らに該アドレスRAD’に対応するメモリ37の記憶領
域に区切りマークを書込む(ステップ301)。
その後、オペレータは電話機1のハンドセクトの送話器
を介して第1番目のデータの音声「トッキョカ」を入力
する。この音声データは音声認識ダイヤル装置2内のア
ンプフィルタ31および32に取込まれる。アンプフィ
ルタ31に゛入力された音声データはサンプルホールド
回路33でサンプルホールドされ、さらにA−D変換器
33でPCM信号に変換された後、音声・電話番号メモ
リ35に入力され、該メモリ35のアドレスPAD(=
PADMAX+1 )の次のアドレスに対応する記憶領
域からアドレスを+1ずつ歩進させた記憶領域に対して
順次格納される(ステップ213,214)。一方、ア
ンプ32に入力された同音声データは音声認識回路36
で音声認識され、認識された音声パターンが音声パター
ンメモリ37に入力され、該メモリ37のアドレスRA
D (=RADMAX+1 )の次のアドレスに対応す
る記憶領域からアドレスを+1ずつ歩進させた記憶領域
に対して順次格納される(ステップ302.303)。
このような音声データの取込みが終了すると(ステップ
215,304)、音声認識回路36は該認識した結果
を入出力ポート38を介してCPU3 Qに報告する(
ステップ305)。CPU30では該入力された認識結
果に基づき正常な音声認識が行われたか否かをチェック
しくステップ216L異常がある場合は入出力ポート2
9−b、バッファトライバ29−aを介して所定の信号
を操作パネル20の表示部22に送出することにより該
表示部22においてオペレータに再音声入力を要求する
ための表示(例えばrAGAIN」)を行う(ステップ
217)とともに、音声認識回路36に異常を示す信号
を送出する。該異常信号を受入した場合、音声認識回路
36は音声パターンメモリ37のアドレスRAD’を音
声データ「トノキョ力」入力前の認識パターンデータ最
終アドレスRADMAX’とした後(ステップ308)
、オペレータの音声再入力に備える。前記rAGAIN
J表示がなされた場合、オペレータは第1番目の音声デ
ータ「トノキョ力」を再入力するようにすればよい。前
記認識結果が正常な場合、CPU3Qは正常であること
を示す信号を音声認識回路36に送出する。この信号を
受入した音声認識回路36では、音声・電話番号メモリ
35に返送すべき認識パターンデータ最終アドレスRA
DMAX’を現時点における音声パターンメモリ37の
アドレスRAD’に書き換える(ステップ307)。
一方、CPU30は前記正常信号を音声認識回路36に
送出すると、続いて、前記ワークRA M45    
′に取込んでいた電話番号データr2316Jを音声・
電話番号メモリ35の音声データ「トッキョカ」に続く
記憶領域に転送記憶する(ステップ218)。そして、
CPU3Qは音声・電話番号メモリ35の最後部分に記
憶しである登録語数WNOを+1インクリメントしくこ
の場合インクリメント結果は「1」)、音声データ最終
アドレスPADMAXを現時点における音声・電話番号
メモリ35のアドレスすなわち電話番号データ「231
6」に対応する記憶部分の最後アドレスPADに書換え
、さらに音声認識回路36から認識パターンデータ最終
アドレスRADMAX’を取込み、音声・電話番号メモ
リ35の認識パターンデータ最終アドレスRADMAX
を該取込んだデータRADMAX’に書き換える(ステ
ップ219)。
次に、CPU3Qはステップ220で残量表示を行った
後(後述する)、操作パネル20上の表示部22に次の
入力を要求する「NEXT」を表示する(ステップ20
1)。
オペレータはこの表示を確認した後、次の音声データお
よびダイヤル番号の登録を行う。この場合の操作および
各部における動作はダイヤル番号が外線である点につい
てのみ異なり、他は先に説明した第1番目のデータのと
きと同じである。すなわち、この実施例装置では、外線
との回線接続を行う場合、所定の数字キー(例えば「0
」)を投入し、所定の待ち時間(交換の接続時間)を待
った後、外線と接続される電話システムを想定しており
、この場合オペレータはダイヤル番号[06321XX
XXJの登録の際、rOJ  rPJ  f”0Jr6
j  r3J  r2J rlJ  ・・・という順番
で番号入力を行う。テンキー21のrPJキーはポーズ
(Pause) ヲ意味し、この後のオートダイヤリン
グモードの際CPU30に上記所定の待ち時間分待った
後、続く登録ダイヤル番号によるダイヤリングを行わせ
るために使用される。
このようにして、第2番目のデータのダイヤル番号の入
力が終了すると、オペレータは前述と同様にして該2番
目のデータの音声「オオサカ」を入力し、登録する。
この第2番目のデータの登録番こおいても、CPU30
はステップ219において、音声・電話番号メモリ35
の最後部分に記憶しである登録語数WNO1音声データ
最終アドレスPADMAXおよび認識パターンデータ最
終アドレスRADMAXを前記同様にして更新する。
以下同様にして、オペレータは所望の登録データを順次
入力していく。この入力データは音声・電話番号メモリ
35および音声パターンメモリ37においてアドレス順
序に従って空領域なく順次登録される。このようなデー
タ登録が終了するとCPU30のプログラムはこのダイ
ヤル番号登録ルーチンからメインルーチンへ復帰する。
なお、登録内容を追加する際のデータ登録動作において
は、追加登録データは各メモリ35および37において
既に登録されたデータのアドレス(最終アドレスPAD
MAX 、RADMAX)に続くアドレスから順に格納
されていく。
次に、第9図に残量表示のときのCPU3Qの制御フロ
ーチャート例を示す。
CPU30は先の第6図のステップ101または第7図
のステップ220に示した残量表示動作の際、まず音声
・電話番号メモリ35に記憶されている現時点における
登録語数WNOおよび認識パターンデータ最終アドレス
RADMAXを読出し、音声パターンメモリ37におけ
る1語当りの平均使用量AVRADを算出する。この算
出式は次式で示される(ステップ400)。
次にCPU30はこの値AVRADなどを用い音声パタ
ーンメモリ37の残り語数RRADを算出する。この算
出式は次式で示される(ステップ401)。小数点以下
は切捨てられる。
次に、CPU30は音声・電話番号メモリ35から現時
点における登録語数WNOおよび音声データ最終アドレ
スPADMAXを読出し、音声・電話番号メモリ35に
おける1語当りの平均使用量AVPADを算出する。こ
の算出式は次式のようになる(ステップ402)。
その後、CPU30は前記同様にして音声・電話番号メ
モリ35の残り語数RPADを算出する。
この算出式は次式のようになる(ステップ403)。小
数点以下は切捨てられる。
ざらにCPU30は、この値RPADと先に導出した値
RRADとを比較しくステップ404)、RRAD≧R
PADであるならば、表示すべき残り語数RDISPと
して値RPADを選択しくステップ405)、またRR
AD(RPADであるならば表示すべき残り語数として
値RRADを選択する(ステップ406)。すなわち、
値の小さい方が選択される。そして、CPU30は該選
択したRDISPを入出力ポート2’9−b、バッファ
トライバ29−aを介して操作パネル20に送出し、こ
の残り語数RDISPを残量表示部28に表示する(ス
テップ407)。
G5 、オートダイヤルモード 第10図はオートダイヤルモードのときのCPU30の
制御フローチャート例を示すものである。
まず、オペレータは電話機1のハンドセクトを取った後
、RCGボタン24を投入する(第6図参照)。CPU
3Qはこれを検知すると、入出力ポート43を介して電
話回線コントロール信号をインタフェース回路10へ送
出し、回線を第4図(a)lこ示す状態から第4図(b
)に示す状態に切替えるとともに、操作パネル20上の
残量表示部28にメモリ残量を表示する(第6図参照)
次に、オペレータは送話器を介して所望の相手先に対応
する音声を入力する。この音声データは音声認識ダイヤ
ル装置2内のアンプ32に入力される。音声認識回路3
6ではCPU30の音声データ入力指示および認識開始
指令に従いアンプ32から音声データを受入し、該受入
した音声データを認識する。そしてこの認識パターンを
音声パターンメモリ37に予記憶された音声パターンと
順次照合し、該照合結果を入出力ポート38を介してC
PU30 lこ報告する(ステップ501)。この照合
結果は、一致した登録音声パターンに対応する番号デー
タ(何番目のデータか)もしくは不一致という形で出力
される。上記照合結果の受入によってCPU30は認識
終了を確認する(ステップ502)。そして、照合結果
として番号データが報告された場合CPU30は音声電
話番号メモリ35から該番号データに対応する音声デー
タ(PCM信号)を読出し、これをD−A変換器39に
入力する。D−A変換器39は入力されたPCM信号を
アナログ信号に変換し、この変換アナログ信号をフィル
タ40およびアンプ41を介して電話機1の受話器に供
給する(ステップ503)。
オペレータはハンドセクトの受話器を介して再生された
音声を聞き、自分が入力した音声と同じ言葉であった場
合はそのまま自動ダイヤリングが終了するのを待つ。し
かし、自分が入力した音声と異なる言葉が再生された場
合はハンドセットをオンセットし、RCGボタン24に
付設のランプが消えるのを待って再び音声入力、もしく
は手動によるダイヤリングを行う。このように、音声認
識結果が音声で再生されるようにしたことから、オペレ
ータはダイヤリングの前に音声認識結果の正否を判別す
ることができ、これにより誤ダイヤリングを事前に防止
することができる。
なお、前記照合結果として不一致が入力された場合、C
PU30は例えば表示部22に不良コードを表示するな
どして、これをオペレータに報知する。
上記登録音声の再生が終了すると、CPU30は音声・
電話番号メモリ35から前記一致した番号データに対応
するダイヤル番号を読出すとともに、入出力ポート43
を介して電話回線コントロール信号をインタフェース回
路10へ送出し、回線を第4図(b)に示す状態から第
4図((2)に示す状態に切替え、上記読出したダイヤ
ル番号に対応するダイヤルパルス信号を局線に対して送
出させる(ステップ504)。そしてこの後CPU30
は回線が確立したことを検知すると、入出力ポート43
を介して再び電話回線コントロール信号をインタフェー
ス回路10へ送出し、回線を第4図((2)に示す状態
から第4図(a)に示す状態に切替え、音声認識ダイヤ
ル装置2を局線から分断させる。オペレータは相手先と
の回線が確立すると、以後通常通り通話を行い、通話が
終了するとハンドセットをオンフックするようにすれば
よい。
なお、内線から外線への回路接続の場合には、CPU3
Qは登録ダイヤル番号内の前記P信号を検知し、交換台
の外線接続時間分の待ち時間を設け、ダイヤルパルスを
送出するようにする。
G6 、登録データ消去モード 第11図は登録データ消去モードのときのCPU30の
制御フローチャートを示すものであり、また第1)図は
同登録データ消去モードのときの音声認識回路36の動
作フローチャートを示すものである。
オペレータはハンドセットをとった後、CANボタン2
6を投入する(第6図参照)。CP U30はこれを検
知すると、入出力ポート43を介して電話回線コントロ
ール信号をインタフェース回路10へ送出し、回線を第
4図(a)に示す状態から第4図(b)に示す状態に切
替えるとともに、操作パネル20上の残量表示部28に
現在のメモリ残量を表示しく第6図参照)、さらに入出
力ポート38を介して登録データ消去モードであること
を示す信号を音声認識回路36へ入力する(ステップ6
00)。
次に、オペレータはハンドセットの送話器を介して消去
すべき登録データに対応する音声を入力する。この音声
データは音声認識ダイヤル装置2内のアンプ32に入力
される。音声認識回路36では、CPU30の音声デー
タ入力指示および認識命令ζこ従いアンプ32からこの
音声データを受入しくステップ601L該受入した音声
データを認識する(第1)図ステップ700)。そして
、この認識パターンを音声パターンメモリ37に予記憶
された音声パターンと順次照合しくステップ701)、
一致が検出されると(ステップ702)、該一致した音
声パターンデータを消去し、消去されたエリアを後続す
る音声パターンデータで詰めることにより空領域をなく
する(ステップ703)。具体的には、音声認識回路3
6は例えば自回路内のメモリを使用し、消去すべきパタ
ーンデータに続く音声パターンデータを消去すべきパタ
ーンデータの最初のアドレスに対応する記憶領域から順
番に再書き込みする。勿論、各パターンデータの境目に
は区切マークが再書き込みされる。
そして音声認識回路36は消去されたデータ量に対応す
る音声パターンメモリ37のアドレスの減分△ADRを
求め該値△ADRと消去されたデータに対応するデータ
番号を入出力ポート38を介してCPU30に入力する
(ステップ704)。
これら信号の受入によってCPU30は音声認識の終了
を確認する(ステップ602)。
次に、CPU30は音声認識回路36から入力されたデ
ータ番号に対応する音声・電話番号メモリ35内のデー
タ(音声データ・ダイヤル番号)を消去し、該消去され
たエリアを後続する音声および電話番号データで詰める
(ステップ603)。
具体的にはCPU3Qは前記同様、例えばワークRAM
45を使用し、音声・電話番号メモリ35の再書き込み
動作を行う。そして、CPU30は該消去されたデータ
量に対応する音声・電話番号メモリ35のアドレスの減
分△ADPを求め、音声・電話番号メモリ35の最後部
分に記憶しであるPCMデータ最終アドレス値PADM
AXを現時点のPADMAXから前記値△ADPを差引
いた値に書き換え(ステップ604)、さらに同様にし
て認識パターンデータ最終アドレスRADMAXを現時
点のRADMAXから前記値ΔADRを差引いた値に書
き換え(ステップ605)、さらには登録語数WNOを
1つデクリメントする(ステップ606)。そして最後
にCPU3Qは第9図に示したような残量表示動作を行
った後(ステップ607)、次のデータ消去動作に備え
る。
例えば、前記第2表に示したようなデータが登録されて
いる場合、この登録データ消去モードにおいて「トツキ
ヲカ」を音声入力したとすると、音声・電話番号メモリ
35および音声パターンメモリ37の「トッキョカ」に
対応する各記憶領域には、続く「オオサカ」 ・・・に
対応する各データが上書きされることにより、この音声
データ「トノキョカ」に対応する登録データは全て消去
される。
このような操作を行うことにより、オペレータは不要な
登録データを適時消去することができる。
このように、本実施例ではダイヤル番号登録モード、オ
ートダイヤルモードおよび登録データ消去モードを設け
、音声入力による自動ダイヤリングを具現化した。この
ため、オペレータはダイヤル時に所望の通信相手に対応
する登録音声と同一の言葉を発するだけで簡単に自動ダ
イヤリングを行うことができる。また、装置始動の際、
ダイヤル番号登録モードおよび登録データ消去モードの
際の適宜の時点において、現時点におけるメモリ残量を
残り語数の形で表示するようにし、さらに各メモリ35
および37のデータ長を可変にし、最初のアドレスから
順番に空領域なく記憶するようにしたために、各メモリ
を有効に活用することができる。さらには、不要の登録
データを先詰め方式で消去できるようにしたために、音
声照合処理の際のサーチ語数を削減することができると
ともに登録データを誤った記憶領域に上書きしてしまう
といったミスを確実に防止することができる。
なお、上記実施例では、例えばCAMボタン26に登録
時の入力数字データのキャンセルあるいは装置を登録内
容消去モードにするなど、1つのボタンに操作段階に応
じて複数の機能を持たせるようにしたが、これら各機能
をそれぞれ指定する別個のボタンを設けるようにしても
よく、さらには1つのボタンにもっと多種類の機能を持
たせ、ボタン数を削減するようにしてもよい。
また、登録の際音声認識が完了した各時点において、例
えば表示部における表示を点燈から点滅にするあるいは
表示色を変えるなど表示状態を変更したり、電話機から
トーン信号(ピッ)を出力するなどして、登録者に音声
認識が終了したことを報知するようにしてもよい。
また、上記実施例では第2図に示すように電話機1と音
声認識ダイヤル装置2とを別筐体で構成するようにした
が、本発明ではこれに限らず電話機lおよび音声認識ダ
イヤル装置2を一体に構成し、操作パネル20のテンキ
ー21と電話機1のダイヤルとを共用させるようにして
もよい。さら化、音声認識ダイヤル装置2内に、マイク
とスピーカとを内蔵させ、ハンドセットを取らずに音声
データの登録および確認を行わせることも容易に実現で
きる。さらに上記実施例では音声認識ダイヤル装置2か
らはダイヤルパルス(DP)信号を回線に送出させるよ
うにしたが、2つの音声信号の組合わせから成るブツシ
ュボタン(PB)信号を回線に対して送出するようにし
てもよいことは勿論である。
また、登録データの増加に備え、音声・電話番号メモリ
35、音声パターンメモリ37を予め拡張可能なように
構成することも可能であり、さらにはこれら各メモリを
EP−ROMで構成し、上記実施例のようにCPUによ
る書込みではなくEP−ROM書込み装置により登録デ
ータを書込むようにしてもよい。
また、再登録を不可能とする不可欠登録データがある場
合、該不可欠登録データに相当するダイヤル番号、音声
パターンおよび音声は予め別のROMに記憶し、該RO
Mと別個に設けたRAMに、オペレータから入力される
再登録可能の登録データを記憶するような構成にしても
よい。
ところで、上記実施例では音声・電話番号メモリ35に
音声および電話番号の双方を記憶させるようにしたが、
これら音声および電話番号を各別のメモリに記憶させる
ようにしてもよい。この場合、残り語数を決定するため
の比較処理は、3つのメモリの残り語数を比較するよう
にしてもよいが、電話番号はデータ長の変動が少ないの
で、音声および音声パターンに各対応する2つのメモリ
の残り語数を比較処理するようにして演算処理を簡単化
することもできる。また残り語数RDISPを導出する
ための演算も第9図に示した方法に限らず、例えば1語
当りの平均使用量AVRAD 。
AVPADを演算によって求めるのではなく、予設定さ
れた規定値を使用するようにしてもよい。
さらに、残量表示部28における表示形態も残り語数に
限らず任意である。
また、上記実施例では、消去するデータに対応する音声
を送話器を介して入力し、該入力した音声を音声認識回
路36で認識・照合することにより消去するデータを識
別させるようにしたが、これに限らず、例えば操作パネ
ル20上のテンキー21の操作により消去すべきデータ
の番号を識別させるようにしてもよい。さらに、上記実
施例では登録データ消去モードの際、消去すべきデータ
の記憶領域を続く登録データで失語めすることによりメ
モリの有効利用を図るようにしたが、消去すべきデータ
の記憶領域の所定箇所に単にキャンセルフラグを立てる
ようにしてもよい。この場合、キャンセルフラグが立て
られた登録データは音声認識回路35の照合対象から除
外される。
H0発明の詳細 な説明したように、この発明にかかる音声ダイヤル電話
装置によれば、音声入力により相手先の選択を行い、こ
の相手先に対して自動ダイヤリングが行われるようにし
たために、相手先の選択に関しては全くキー操作を必要
とせず、能率的なダイヤリングが可能になるとともに、
装置を小型化することができる。また、音声、音声パタ
ーンおよびダイヤル番号を記憶するメモリの残量表示を
行い、さらに不要の登録データを消去するキャンセル手
段を設けるようにしたことから、メモリの有効利用を図
ることが可能になるとともに、自動ダイヤリングの際の
音声照合処理のサーチ語数を削減することができ、これ
により音声照合処理をスピードアップすることができ、
ひいては応答性の良い音声入力自動ダイヤリングを実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる音声ダイヤル装置の一実施例
を示すプロ7り図、 第2図は同実施例装置の外観構成例を示す斜視図、 第3図は第1図に示した実施例装置中のインタフェース
回路の内部構成例を示す回路図、第4図(a)の)およ
び((2)はそれぞれ同実施例装置と局線との接続態様
を示す図、 第5図(a)および(b)はそれぞれ音声・電話番号メ
モリおよび音声パターンメモリの領域分割例を示す図、 第6図は同実施例装置のメイン動作例を説明するための
フローチャート、 第7図および第8図はダイヤル番号登録モードの動作例
を説明するフローチャート、 第9図は残量表示の動作例を説明するフローチャート。 第10図はオートダイヤルモードの動作例を説明するフ
ローチャート、 第11図および第1)図は登録データ消去モードのとき
の動作例を説明するフローチャートである。 ■・・電話請、2・・音声認識ダイヤル装置、3局線、
10−・インタフェース回路、20・・操作パネル、2
1・・・テンキー、22・・表示部、23・電源スィッ
チ、24・・・RCGボタン、25・・・LRNボタン
、26・・CANボタン、27・・SETボタン、28
・・残量表示部、29−a・バッファトライバ、29−
b 、38.43・・・入出力ポート、30・、、、C
PU、31・・・アンプフィルタ、32.4トアンプ、
33・・・サンプルホールド回路、34・・・A−D変
換器、35・・・音声・電話番号メモリ、36・・・音
声認識回路、37・・・音声パターンメモリ、39・・
・D−A変換器、40・・フィルタ、44・・・プログ
ラムROM、45・・・ワークRAM 第6図 第8図 残゛量炙示のフロー+マート 第9図 万−)−デイヤルルーチシ 第10図 !餞データ澗云ルー千ン 第1)図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の音声に対応する複数の音声パターンが登録
    される第1のメモリ領域と、複数の電話番号が前記複数
    の音声パターンに対応付けられて登録される第2のメモ
    リ領域と、 前記複数の音声パターンに対応する複数の音声が前記複
    数の音声パターンに対応付けられて登録される第3のメ
    モリ領域と、 入力された音声のパターンを前記第1のメモリ領域に登
    録された音声パターンと照合し、一致した場合はこれを
    検出する音声認識手段と、 前記音声認識手段の検出に応答して該一致した音声パタ
    ーンに対応する前記第3のメモリ領域の記憶音声を再生
    するとともに前記一致した音声パターンに対応する前記
    第2のメモリ領域の記憶電話番号を自動ダイヤルする自
    動ダイヤル手段と、前記第1、第2および第3のメモリ
    領域にそれぞれ登録された各データのうちから選択され
    た対応する音声パターン、電話番号および音声を消去す
    る登録データ消去手段と、 前記登録および消去動作によって変動する前記第1、第
    2または第3のメモリ領域の残量を表示する残量表示手
    段と、 を具えた音声ダイヤル電話装置。
  2. (2)前記残量表示手段は、残量を残り語数で表示する
    特許請求の範囲第(1)項記載の音声ダイヤル電話装置
  3. (3)前記第1、第2および第3のメモリ領域はそれぞ
    れ登録された各データをアドレス順序に従って順次空領
    域なく記憶するとともに、前記登録データ消去手段は消
    去する前記第1、第2および第3のメモリ領域の各登録
    データの各記憶領域に後続する各登録データを先詰め再
    記憶する特許請求の範囲第(1)項記載の音声ダイヤル
    電話装置。
  4. (4)前記残量表示手段は少なくとも前記第1および第
    3のメモリ領域の各残り記憶量を各メモリの1語当りの
    平均使用量で除すことにより各メモリの残り語数を導出
    し、これら残り語数を比較することにより最も少ない残
    り語数を表示する特許請求の範囲第(3)項記載の音声
    ダイヤル電話装置。
  5. (5)前記電話番号および音声がそれぞれ登録される第
    2および第3のメモリ領域を同一メモリで構成し、この
    メモリに1音声および該音声に対応する電話番号から成
    る1語データを1語ずつアドレス順序にしたがって順次
    空領域なく記憶するとともに、前記登録データ消去手段
    は消去すべき該同一メモリおよび前記第1のメモリ領域
    の登録データの各記憶領域に後続する各登録データを先
    詰め再記憶する特許請求の範囲第(1)項記載の音声ダ
    イヤル電話装置。
  6. (6)前記残量表示手段は前記音声および電話番号が登
    録されるメモリ領域および第3のメモリ領域の各残り記
    憶量を各メモリの一語当りの平均使用量で除すことによ
    り各メモリ領域の残り語数を導出し、これら残り語数を
    比較して少ない側の残り語数を表示する特許請求の範囲
    第(5)項記載の音声ダイヤル電話装置。
JP60023024A 1985-02-08 1985-02-08 音声ダイヤル電話装置 Pending JPS61184027A (ja)

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JP60023024A JPS61184027A (ja) 1985-02-08 1985-02-08 音声ダイヤル電話装置

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JPS61184027A true JPS61184027A (ja) 1986-08-16

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JP (1) JPS61184027A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6556846B1 (en) 1999-03-11 2003-04-29 Nec Corporation Device for retrieving dial data and method of retrieving dial data

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6556846B1 (en) 1999-03-11 2003-04-29 Nec Corporation Device for retrieving dial data and method of retrieving dial data

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