JPS6118348Y2 - - Google Patents

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JPS6118348Y2
JPS6118348Y2 JP1978062027U JP6202778U JPS6118348Y2 JP S6118348 Y2 JPS6118348 Y2 JP S6118348Y2 JP 1978062027 U JP1978062027 U JP 1978062027U JP 6202778 U JP6202778 U JP 6202778U JP S6118348 Y2 JPS6118348 Y2 JP S6118348Y2
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JP
Japan
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frame
net
ventilation fan
end surface
inner frame
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JP1978062027U
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JPS54163559U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は枠体をプラスチツクによつて成形する
際に同時に該枠体に網を固着してなる保護網を備
えた換気扇に関する。
従来、例えば窓用換気扇が有する保護網では、
網を枠体の両端面間の中央部に固着することは成
形上一般に困難であるため、網は枠体の一方の端
面に位置して設けられる。このようにすると、枠
体の成形時に網側の冷却が早まり、この結果、反
網側の収縮量が大きくなつて、完成品としては網
側に膨むように反つた状態となる。斯る保護網を
換気扇本体に取付ける場合、網側を屋外側にする
と膨み部分が外方に突出し、窓の戸を閉じる際に
戸が保護網に支えて閉まらなくなつたりするた
め、網側を室内側にして取付けるようにしている
が、これでは膨み部分がフアン駆動用のモータに
接触するため、駆動モータの位置を室内側にずら
す必要があつて換気扇全体として厚さ方向に大形
化する問題があつた。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は枠体に反りを生じても保護網が換気扇
本体から外方に突出することを防止できると共
に、換気扇本体を厚さ方向に小形化できる構成の
保護網を備えた換気扇を提供するにある。
以下本考案を窓用換気扇に適用した一実施例に
つき図面を参照して説明する。1は換気扇本体、
2はこの換気扇本体1の下方部に連結され該換気
扇本体1と共に窓に取付けられる取付枠、3はこ
の取付枠2に取付けられたパネル板である。前記
換気扇本体1は、主枠4とこれの室内側に装着し
たカバー5とから構成され、主枠4及びカバー5
には互いに突き合わされて導風筒6を構成する筒
部4a,5aが夫々一体に形成されている。7は
主枠4の筒部4a内側に一体に形成された支持枠
で、これにはモータ8がねじ止め等によつて固定
され、該モータ8の回転軸8aには送風フアン9
が直結されている。10はカバー5の筒部5aの
室内側開口部に装着されたガードである。11は
換気扇本体1の屋外側開口部従つて主枠4の筒部
4aの屋外側開口部に取付けられる保護網で、こ
れはプラスチツクによつて一体に形成された枠体
12と、この枠体12に装着された網13とから
成る。前記枠体12は、第3図に示すように環状
の内外両枠部14及び15と、これら両枠部14
及び15間に位置する複数本の環状の中間枠部1
6とを内枠部14から放射方向に延びる複数本支
枠部17で相互に同心的に連結するように一体に
成形したもので、網13は斯る枠体12の成形時
に同時に該枠体12に固着したものである。即ち
第4図において、18及び19は枠体12成形用
の上型及び下型、20及び21は上型18に形成
された外枠部15及び中間枠部16形成用のキヤ
ビテイ、22は上型に形成した円形凹部23と下
型19に形成した円形突部24によつて形成され
た内枠部14形成用のキヤビテイであり、網13
を上型18及び下型19間に介在させて両型1
8,19を合わせることにより、網13の内外両
枠部14及び15に対応する部分を枠体12の一
方の端面に位置するように押付けると共に、網1
3の内枠部14に囲まれる部分を枠体12の他方
の端面に位置するように押え付け、この状態でキ
ヤビテイ20乃至22に溶融したプラスチツクを
充填し、以つて枠体12を成形すると同時に網1
3を枠体12に固着したものである。このように
形成された保護網11は、枠体12の一方の端面
を室内側に、他方の端面を屋外側に位置させるよ
うにして、外枠部15に一体に突設された突片2
5を換気扇本体1の主枠4に形成された小孔26
に弾性的に挿入することにより、主枠4の筒部4
aの屋外側開口部に取付けられ、内外両枠部14
及び15間の網13は室内側に位置し、モータ8
に対応する内枠部14内の網13は屋外側に位置
している。
従つて、枠体12の成形時における両端面間の
収縮差によつて枠体12が第5図のように反つて
も、保護網11はその反りによる膨み方向が室内
方向となるように取付けられるから、保護網11
が換気扇本体1の屋外側端面から突出するような
ことはなく、従つて窓の戸を閉じるときに保護網
11に支えて閉まらなくなるという不都合を確実
に防止できる。しかも、モータ8に対応する内枠
部14内の網13は枠体12の屋外側端面に位置
していて、内枠部14の内側に内枠部14の厚さ
分だけ窪む逃げ凹所Aが形成された状態になつて
いるから、上記のように保護網11をその膨み方
向が室内方向となるように取付けても、モータ8
の端部を逃げ凹部A内に位置させることによつて
モータ8の取付位置を逃げ凹部Aの深さ分即ち内
枠部14の肉厚分だけ屋外側に片寄らせることが
でき、換気扇本体1を厚さ方向に小形化すること
ができる。
本考案は以上説明したように、外枠部と内枠部
との間においては網を枠体の室内側端面に位置さ
せ、モータに対応する内枠部内においては網を枠
体の屋外側端面に位置させる構成としたことによ
り、成形時に反りを生じても、その反りによる膨
みは換気扇本体内に向かつて凸となるから、保護
網が換気扇本体から突出することを防止でき、し
かも内枠部内には内枠部の厚さ分だけ窪む逃げ凹
部が形成された状態になるから、モータを内枠部
内に挿入することによつてモータの取付位置をよ
り屋外側に片寄らせることができるから、それだ
け換気扇本体を厚さ方向に小形化できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は窓用
換気扇の縦断側面図、第2図は要部の拡大縦断面
図、第3図は保護網の正面図、第4図は保護網の
成形型の縦断面図、第5図は保護網の反り状態を
示す断面図である。 図面中、1は換気扇本体、8はモータ、9は送
風フアン、11は保護網、12は枠体、13は
網、14は内枠部、15は外枠部、17は支枠
部、Aは逃げ凹部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外枠部と内枠部とを支枠部で連結するようにプ
    ラスチツクによつて一体に成形され換気扇本体の
    屋外側開口部に取付けられる枠体と、この枠体に
    その成形時に固着した網とを具備し、前記内外両
    枠部間においては網を枠体の室内側端面に立置さ
    せ、内枠部内においては網を枠体の屋外側端面に
    位置させるとともにこの内枠部内に対応して換気
    扇本体のフアン駆動用モータを配置する構成とし
    たことを特徴とする換気扇。
JP1978062027U 1978-05-08 1978-05-08 Expired JPS6118348Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978062027U JPS6118348Y2 (ja) 1978-05-08 1978-05-08

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JP1978062027U JPS6118348Y2 (ja) 1978-05-08 1978-05-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54163559U JPS54163559U (ja) 1979-11-16
JPS6118348Y2 true JPS6118348Y2 (ja) 1986-06-04

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ID=28963889

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS501819U (ja) * 1973-05-02 1975-01-09

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507722Y2 (ja) * 1972-10-19 1975-03-07
JPS5533153Y2 (ja) * 1976-01-21 1980-08-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS501819U (ja) * 1973-05-02 1975-01-09

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Publication number Publication date
JPS54163559U (ja) 1979-11-16

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