JPS61182043A - 多孔質感光性樹脂印刷版 - Google Patents
多孔質感光性樹脂印刷版Info
- Publication number
- JPS61182043A JPS61182043A JP2195185A JP2195185A JPS61182043A JP S61182043 A JPS61182043 A JP S61182043A JP 2195185 A JP2195185 A JP 2195185A JP 2195185 A JP2195185 A JP 2195185A JP S61182043 A JPS61182043 A JP S61182043A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive resin
- plate
- porous
- printing
- printing plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、多孔質構造を形成させることにょ9印刷特性
を改良した感光性樹脂印刷版に関するものである。さら
に詳しくいえば、本発明は多孔質構造を形成させること
によシ、印圧緩衝効果を向上させたり、あるいは版面に
おけるインキのノリが均一になるように改善した新規な
感光性樹脂印刷版に関するものである。
を改良した感光性樹脂印刷版に関するものである。さら
に詳しくいえば、本発明は多孔質構造を形成させること
によシ、印圧緩衝効果を向上させたり、あるいは版面に
おけるインキのノリが均一になるように改善した新規な
感光性樹脂印刷版に関するものである。
従来の技術
従来、感光性樹脂組成物を用いた印刷版は、通常未露光
状態でシート状若しくは液状の感光性樹脂組成物に画像
担体全弁して像形成露光を施したのち、未露光部を洗い
出し、次いで乾燥、後露光を行うことにより製版されて
いる。このようにして製版された印刷版はトリミングさ
れ、そのまま印刷機の版胴に装着され印刷に供するか、
あるいは印刷品質を向上させる目的で、該印刷版にクッ
ション材を貼り合わせて版胴に装着されている。
状態でシート状若しくは液状の感光性樹脂組成物に画像
担体全弁して像形成露光を施したのち、未露光部を洗い
出し、次いで乾燥、後露光を行うことにより製版されて
いる。このようにして製版された印刷版はトリミングさ
れ、そのまま印刷機の版胴に装着され印刷に供するか、
あるいは印刷品質を向上させる目的で、該印刷版にクッ
ション材を貼り合わせて版胴に装着されている。
このように、感光性樹脂硬化物番でクッション材を貼り
合わせることにより、ある程度印刷品質の向上効果が得
られるものの、プラスチックシート又は鋼やアルミニウ
ムなどの金属シートを支持体とした通常の感光性樹脂印
刷版にクッション材を貼り合わせる場合、これらのシー
トの剛直性のために1せっかく用いたクッション材の緩
衝効果が十分に発揮されないという問題があシ、また、
クッション材を貼シ合わせる際に、しばしば気泡が抱き
込まれて、印刷物に濃淡むらや直線のノリが生じるなど
の問題がある。
合わせることにより、ある程度印刷品質の向上効果が得
られるものの、プラスチックシート又は鋼やアルミニウ
ムなどの金属シートを支持体とした通常の感光性樹脂印
刷版にクッション材を貼り合わせる場合、これらのシー
トの剛直性のために1せっかく用いたクッション材の緩
衝効果が十分に発揮されないという問題があシ、また、
クッション材を貼シ合わせる際に、しばしば気泡が抱き
込まれて、印刷物に濃淡むらや直線のノリが生じるなど
の問題がある。
発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は、このような問題を解決し、印圧緩衝効
果やインキのノリの均一化効果に優れ、印刷品質の良好
な印刷物を与えうる感光性樹脂印刷版を提供することに
ある。
果やインキのノリの均一化効果に優れ、印刷品質の良好
な印刷物を与えうる感光性樹脂印刷版を提供することに
ある。
問題点を解決するための手段
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、感光性樹脂組成物
を光硬化して印“刷版を製造する際に、多数の微小気孔
を全面又は部分的に形成させることによシ前記目的を達
成しうること全見出し、この知見に基づいて本発明を完
成するに至った。
を光硬化して印“刷版を製造する際に、多数の微小気孔
を全面又は部分的に形成させることによシ前記目的を達
成しうること全見出し、この知見に基づいて本発明を完
成するに至った。
すなわち、本発明は、多孔質構造を有する感光性樹脂硬
化物から成る印刷版全提供するものである0 本発明者らは、印刷品質全向上させるために、版面自体
の改質として、最初粗面化した印刷版ケ用いる方法′と
試みたが、印刷特性、例えば被測体のインキ皮膜の均一
性を向上させるには、必ずしも十分な結果全得ることが
できなかった。
化物から成る印刷版全提供するものである0 本発明者らは、印刷品質全向上させるために、版面自体
の改質として、最初粗面化した印刷版ケ用いる方法′と
試みたが、印刷特性、例えば被測体のインキ皮膜の均一
性を向上させるには、必ずしも十分な結果全得ることが
できなかった。
しかるに、感光性樹脂印刷版を製造するに際し、これを
多孔質化したものは、圧緩衝効果が向上し、しかもイン
キのノリも均一となるため、印刷特性の優れたものが得
られた。
多孔質化したものは、圧緩衝効果が向上し、しかもイン
キのノリも均一となるため、印刷特性の優れたものが得
られた。
本発明の多孔質感光性樹脂印刷版の製版方法としては、
(1)感光性樹脂組成物を機械的に泡立たせるなどの発
泡処理を行ったのち、公知の方法で製版する、(2)成
形の際に微小気泡を全面忙発生させて得られた多孔質感
光性樹脂シートを公知の方法によシ製版する、(3)感
光性樹脂組成物との親和性が比較的に優れ、かつ適当な
溶剤によって溶出可能なフィラー全、予め添加した液状
若しくはシート状の感光性樹脂組成物を用い、公知の方
法で製版したのち、このものを該フィラーを溶出しうる
溶剤中に浸せきして、フィラーを溶出除去する、などの
方法を用いることができる。
(1)感光性樹脂組成物を機械的に泡立たせるなどの発
泡処理を行ったのち、公知の方法で製版する、(2)成
形の際に微小気泡を全面忙発生させて得られた多孔質感
光性樹脂シートを公知の方法によシ製版する、(3)感
光性樹脂組成物との親和性が比較的に優れ、かつ適当な
溶剤によって溶出可能なフィラー全、予め添加した液状
若しくはシート状の感光性樹脂組成物を用い、公知の方
法で製版したのち、このものを該フィラーを溶出しうる
溶剤中に浸せきして、フィラーを溶出除去する、などの
方法を用いることができる。
本発明の印刷版は、必ずしも版材全体を多孔質化する必
要はなく、部分的に多孔質化したものであってもよい。
要はなく、部分的に多孔質化したものであってもよい。
このようなものは、例えば、感光性樹脂組成物を2層に
積層して一定厚みに成形する際に、ネガフィルム側の層
に発泡処理した感光性樹脂組成物音用いることによシ、
レリーフ部、さらには版面部のみを多孔質化する方法に
よシ製造することができる。また逆に、支持体側の層に
発泡処理した感光性樹脂組成物を用いることにょ91版
の支持体側の樹脂層を多孔質化することができる。
積層して一定厚みに成形する際に、ネガフィルム側の層
に発泡処理した感光性樹脂組成物音用いることによシ、
レリーフ部、さらには版面部のみを多孔質化する方法に
よシ製造することができる。また逆に、支持体側の層に
発泡処理した感光性樹脂組成物を用いることにょ91版
の支持体側の樹脂層を多孔質化することができる。
このような感光性樹脂組成物の発泡処理によシ、全面又
は部分的に多孔質化された印刷版を製版する方法におい
ては、該組成物中に多数存在する微小気泡のため、光が
散乱して解像力が低下することがあるので、微細パター
ンの印刷版を製版する場合は、前記(3)のフィラーを
添加した感光性樹脂組成物を用いる方法が有利である。
は部分的に多孔質化された印刷版を製版する方法におい
ては、該組成物中に多数存在する微小気泡のため、光が
散乱して解像力が低下することがあるので、微細パター
ンの印刷版を製版する場合は、前記(3)のフィラーを
添加した感光性樹脂組成物を用いる方法が有利である。
この際、使用するフィラーは該感光性樹脂組成物との親
和性に優れたものが好ましい。このようなものとしては
、例えば水溶性ナイロン、アルコール可溶性ナイロンな
どを微粒子状又はフィラメント状に加工したもの、パウ
ダーセルロース、デンプン、未加硫ゴム粉末などを挙げ
ることができる。またその形状については、微粒子状や
フィラメント状のものが好ましい。フィラーを添加した
感光性樹脂組成物を用いて多孔質印刷版を製版する方法
においては、露光後、該フィラーを適当な溶剤を用いて
溶出するが、フィラーが現像液に可溶であれば、現像工
程で現像と同時にフィラーを溶出除去してもよく、また
、現像液では実質的に溶出できない場合は、現像後適当
な溶剤を用いてフィラーを溶出除去したのち、後露光な
ど通常の製版操作を行えばよい。
和性に優れたものが好ましい。このようなものとしては
、例えば水溶性ナイロン、アルコール可溶性ナイロンな
どを微粒子状又はフィラメント状に加工したもの、パウ
ダーセルロース、デンプン、未加硫ゴム粉末などを挙げ
ることができる。またその形状については、微粒子状や
フィラメント状のものが好ましい。フィラーを添加した
感光性樹脂組成物を用いて多孔質印刷版を製版する方法
においては、露光後、該フィラーを適当な溶剤を用いて
溶出するが、フィラーが現像液に可溶であれば、現像工
程で現像と同時にフィラーを溶出除去してもよく、また
、現像液では実質的に溶出できない場合は、現像後適当
な溶剤を用いてフィラーを溶出除去したのち、後露光な
ど通常の製版操作を行えばよい。
また、このようなフィラー添加方法による製版において
も、前記と同様に印刷版全面を、あるいはレリーフ部相
当層・や支持体側層のみを、多孔質化することができる
。例えば、支持体側層のみを多孔質化する場合は、前記
の発泡方法と異なシ、支持体上にフィラーを添加した感
光性樹脂組成物層を設け、光硬化させたのち、適当な溶
剤を用いて該フィラーを溶出除去し、次いでこの上に感
光性樹脂層を設け、通常の画像形成露光を行えばよい。
も、前記と同様に印刷版全面を、あるいはレリーフ部相
当層・や支持体側層のみを、多孔質化することができる
。例えば、支持体側層のみを多孔質化する場合は、前記
の発泡方法と異なシ、支持体上にフィラーを添加した感
光性樹脂組成物層を設け、光硬化させたのち、適当な溶
剤を用いて該フィラーを溶出除去し、次いでこの上に感
光性樹脂層を設け、通常の画像形成露光を行えばよい。
一般に、支持体側層を多孔質化すると、版の印圧緩衝効
果、すなわちクッション効果が発揮され、一方レリーフ
部を多孔質化すると、インキのノリを向上させる効果が
発揮される。
果、すなわちクッション効果が発揮され、一方レリーフ
部を多孔質化すると、インキのノリを向上させる効果が
発揮される。
本発明の印刷版における気孔の大きさは、製版図柄によ
って異なり、またクッション効果を期待する場合とイン
キのノリの向上を期待する場合とで異なる。例えば細線
点のないラフな図柄や、クッション効果を期待する場合
には、気孔は比較的大きくてもよく、平均径で100μ
m〜11Il11好ましくは100〜500μの範囲に
あることが望ましい。
って異なり、またクッション効果を期待する場合とイン
キのノリの向上を期待する場合とで異なる。例えば細線
点のないラフな図柄や、クッション効果を期待する場合
には、気孔は比較的大きくてもよく、平均径で100μ
m〜11Il11好ましくは100〜500μの範囲に
あることが望ましい。
一方、インキのノリの向上分期待する場合や、細線点を
含む図柄の場合は1〜200μmの範囲が好ましい。し
たがって、クッション効果とインキのノリの向上の両方
を期待する場合は、支持体側樹脂層に前記のように平均
径の大きな微細気孔を多数設け、レリーフ部相当樹脂層
には平均径の小さな微細気孔を多数設けることが望まし
い。
含む図柄の場合は1〜200μmの範囲が好ましい。し
たがって、クッション効果とインキのノリの向上の両方
を期待する場合は、支持体側樹脂層に前記のように平均
径の大きな微細気孔を多数設け、レリーフ部相当樹脂層
には平均径の小さな微細気孔を多数設けることが望まし
い。
本発明の印刷版に用いる感光性樹脂組成物は、印刷版用
途に慣用されている種々の感光性樹脂組成物の中から任
意に選ぶことができ、例えば特公昭43−19125号
公報、同45−3915号公報、同45−23165号
公報、同45−25829号公報、同46−29525
号公報、同48−43126号公報、同46−9284
号公報、同53−20・82号公報、米国特許第3.8
01,328号明細書、西ドイツ特許第2.215゜0
90号明細書、フランス特許第2.103.825 号
明細書、特開昭56−120718号公報、特公昭52
−7363号公報、同53−35481号公報などに記
載される感光性樹脂組成物を挙げることができる。
途に慣用されている種々の感光性樹脂組成物の中から任
意に選ぶことができ、例えば特公昭43−19125号
公報、同45−3915号公報、同45−23165号
公報、同45−25829号公報、同46−29525
号公報、同48−43126号公報、同46−9284
号公報、同53−20・82号公報、米国特許第3.8
01,328号明細書、西ドイツ特許第2.215゜0
90号明細書、フランス特許第2.103.825 号
明細書、特開昭56−120718号公報、特公昭52
−7363号公報、同53−35481号公報などに記
載される感光性樹脂組成物を挙げることができる。
具体的には、例えばエチレン性不飽和基を有するプレポ
リマーと光重合開始剤とを主成分とし、必要によりエチ
レン性不飽和単量体や熱重合禁止剤を加えた組成物、あ
るいはエチレン性不飽和単量体に各種ポリマー、例えば
アクリル樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、ポリビニル
アルコール、ポリスチレンなどを溶解混合し、光重合開
始剤を加えたものが挙げられる。
リマーと光重合開始剤とを主成分とし、必要によりエチ
レン性不飽和単量体や熱重合禁止剤を加えた組成物、あ
るいはエチレン性不飽和単量体に各種ポリマー、例えば
アクリル樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、ポリビニル
アルコール、ポリスチレンなどを溶解混合し、光重合開
始剤を加えたものが挙げられる。
前記のエチレン性不飽和基tiするプレポリマーとして
は、例えば不飽和ポリエステル、不飽和ポリウレタン、
オリゴエステルアクリレート、オリゴエステルメタクリ
レート、不飽和ボリアぽド、不飽和ポリイミド、不飽和
ポリエーテル、不飽和ポリアクリレート、不飽和ポリメ
タクリレート及びこれらの各種変性体、炭素−炭素二重
結合を育する各種ゴム化合物などを挙げることができる
。
は、例えば不飽和ポリエステル、不飽和ポリウレタン、
オリゴエステルアクリレート、オリゴエステルメタクリ
レート、不飽和ボリアぽド、不飽和ポリイミド、不飽和
ポリエーテル、不飽和ポリアクリレート、不飽和ポリメ
タクリレート及びこれらの各種変性体、炭素−炭素二重
結合を育する各種ゴム化合物などを挙げることができる
。
これらのプレポリマーは、通常その平均分子量が実質的
に500以上のものが用いられる。
に500以上のものが用いられる。
このようなプレポリマーの具体例を示すと、不飽和ポリ
エステル及びアルキッドとしては、例えばマレイン酸、
フマル酸、イタコン酸のような不飽和二塩基酸又はその
酸無水物とエチレングリコール、プロピレングリコール
、ジエチレンクリコール、トリエチレングリコール、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリッ
ト、末端水酸基を有する1、4−ポリブタジェン、水添
又は非水添1,2−ポリブタジェンーアクリロニトリル
共重合体などの多価アルコールとのポリエステル、前記
酸成分の一部をコハク酸、アジピン酸、フタル酸、イソ
フタル酸、無水フタル酸、トリメリット酸などの飽和多
塩基酸に置き換えたポリエステルあるいは乾性油脂肪酸
又は半乾性油脂肪酸で変性したポリエステルなどが挙げ
られ、不飽和ポリウレタンとしては、2個以上の末端水
酸基を有するポリオールとポリイソシアネートから誘導
されたウレタン基を介して連結した化合物の末端イソシ
アネート基あるいは水酸基を利用して付加重合性不飽和
基を導入したもの、例えば前記した多価アルコール、ポ
リエステルポリオール、ポリエーテルポリオールなどの
ポリオール末端水酸基eVする1、4−ポリブタジェン
、水添又は非水添1.2−ポリブタジェン、ブタジェン
−スチレン共重合体、ブタジェン−アクリロニトリル共
重合体などとトルイレンジイソシアネート、ジフェニル
メタン−4,4′−ジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジインシアネートなどのポリイソシアネートとのポリウ
レタンの末端インシアネートあるいは水酸基の反応性を
利用して不飽和基全導入したもの、あるいは前記した不
飽和カルボン駿又はそのエステルのうち水酸基、カルボ
キシル基、アミン基などの活性水素ヲ有する化合物とイ
ソシアネートとの反応洗よシネ飽和基を導入したシ、カ
ルボキシル基を有するものと水酸基との反応によシネ飽
和基を導入した化合物又は前記の不飽和ポリエステルを
ポリイソシアネートで連結した化合物などが挙げられる
。またオリゴエステルアクリレート類としては、多塩基
酸と多価アルコールのエステル反応系にアクリル酸又は
メタクリル酸を共存させて、共縮合させそれぞれのモル
比を調整して分子量200〜5000程度としたもの、
例えばアジピン酸、フタル酸、イソフタル酸又は酸無水
物などとエチレングリコール、フロピレンゲリコール、
ジエチレンクリコール、トリエチレンクIJ ニア −
A/、クリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リトリットなどの多価アルコールとのエステル反応系に
アクリル酸又はメタクリル酸を共存させて縮合させたも
の、エポキシアクリレート類、例えハ多価アルコール、
多価フェノール又はポリフェノールとエピクロルヒドリ
ン又はアルキレンオキシドとの重縮合反応によυ得られ
るエポキシ基を有する化合物とアクリル酸又はメタクリ
ル酸とのエステル、側鎖に付加重合性炭素−炭素二重結
合を有する高分子化合物、例えばポリビニルアルコール
、セルロースのような水酸基をもつ高分子化合物と不飽
和カルボン酸又はその酸無水物とを反応させて得られる
化合物や、アクリル酸又はメタクリル酸の重合体若しく
は共重合体のようなカルボキシル基をもつ高分子化合物
に不飽和アルコール、グリシジルアクリレート又はメタ
クリレートなどをエステル結合させたもの、無水マレイ
ン酸を含有する共重合体とアリルアルコール、ヒドロキ
シアルキルアクリレート又はメタクリレートなどとの反
応物など、グリシジルアクリレート又はメタクリレート
を共重合成分として含有する共重合体とアクリル酸又は
メタクリル酸との反応物などを挙げることができる。ま
た、各種ゴム化合物としては、(1) 1 、4−ポリ
ブタジェン、1.2−ポリブタジェン、ブタジェン−ス
チレン共重合体、ブタジェン−アクリロニトリル共重合
体、KPDM、(It)上記(1)の水添化物、イソプ
チレーイソプレン共重合体、エチレンプロピレン共重合
体、あるいは(1)に示される各種ゴム化合物に公知の
技術によジエチレン性不飽和基を導入した不飽和変性ゴ
ムなどを例示できる。前記(1)の化合物はそのままで
も使用できるが、該不飽和基を導入するには、末端官能
基を有する各種ゴム化合物を用いるのが便利である。ま
た、1,2−ポリブタジェンセグメントを肩するゴム化
合物の場合は該化合物に無水マレイン酸類全付加するこ
とにより、該不飽和基を容易に導入できる〇 エチレン性不飽和単量体としては、公知の種々の化合物
を使用できるが、このような化合物の例としては、アク
リル酸、メタクリル酸のような不飽和カルボン酸又はそ
のエステル、例えばアルキル−、シクロアルキル−、ハ
ロケン化アルキル−、アルコキシアルキル−、ヒドロキ
シアルキル−、アミノアルキル−、テトラヒドロフルフ
リル−、アリル−、グリシジル−、ベンジル−、フェノ
キシ−アクリレート及びメタクリレート、アルキレンク
リコール、ポリオキシアルキレンクリコールのモノ又は
ジアクリレート及びメタクリレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート及びメタクリレート、ペンタエ
リトリットテトラアクリレート及びメタクリレートなど
、アクリルアミド、メタクリルアミド又はその誘導体、
例えばアルキル基やヒドロキシアルキル基でN−置換又
はN、N’−置換したアクリルアミド及びメタクリルア
ミド、ジアセトンアクリルアミド及びメタクリルアミド
、N、N’−アルキレンビスアクリルアミド及びメタク
リルアミドなど、アリル化合物、例えばアリルアルコー
ル、アリルイソシアネート、ジアリルフタレート、トリ
アリルシアヌレートなト、マレイン酸、無水マレイン酸
、フマル酸又はそのエステル、例えばアルキル、ハロゲ
ン化アルキル、アルコキシアルキルのモノ又はジマレエ
ート及びフマレートなど、その他の不飽和化合物例えば
スチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、N−ビ
ニルカルバゾール、N−ビニルピロリドンなどを挙げる
ことができる。またこれらの単量体の1部全アジド系化
合物1例えば4,4′−ジアジドスチルベン、P−フェ
ニレン−ビスアジド、4.4’−ジアジドベンゾフェノ
ン、 4.4’−ジアジドフェニルメタン、4.4′
−ジアジドカルコン% 2,6−ジ(4′−ジアジドペ
ンザル)−シクロヘキサノン、 4.4’−ジアジド
スチルベン−α−カルボン酸、4.4’−’ジアジドジ
フェニル、4.4’−ジアジドスチルベン−2,2’−
ジスルホン酸ナトリウムなどに置きかえたものも使用し
うる〇 これらの単量体はプレポリマー100重食部に対し、0
〜200重量部の範囲で添加すればよい〇一方、光重合
開始剤としては公知の種々の光増感剤2例えばベンゾイ
ル、ベンゾインメチルエーテル、ベンツインエチルエー
テル、ベンゾインプロピルエーテル、ペンゾインイソグ
ロビルエーテル、ベンゾインブチルエーテル、ベンゾイ
ンイソブチルエーテル、2,2−ジヒドロキシ−2−フ
ェニルアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェ
ニルアセトフェノン% 2,2−ジェトキシ−2−フェ
ニルアセトフェノン、2.2−ジェトキシアセトフェノ
ン、ぺ/ソフエノン、4.4’−ビスジアルキルアミノ
ベンゾフェノン、4−ジメチルアミノ安息香酸、4−ジ
メチルアミノ安息香酸アルキルエステル、2−エチルア
ントラキノン、キサントン、チオキサントン、2−クロ
ロチオキサントンなどを用いることができる。これらの
光増感剤は。
エステル及びアルキッドとしては、例えばマレイン酸、
フマル酸、イタコン酸のような不飽和二塩基酸又はその
酸無水物とエチレングリコール、プロピレングリコール
、ジエチレンクリコール、トリエチレングリコール、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリッ
ト、末端水酸基を有する1、4−ポリブタジェン、水添
又は非水添1,2−ポリブタジェンーアクリロニトリル
共重合体などの多価アルコールとのポリエステル、前記
酸成分の一部をコハク酸、アジピン酸、フタル酸、イソ
フタル酸、無水フタル酸、トリメリット酸などの飽和多
塩基酸に置き換えたポリエステルあるいは乾性油脂肪酸
又は半乾性油脂肪酸で変性したポリエステルなどが挙げ
られ、不飽和ポリウレタンとしては、2個以上の末端水
酸基を有するポリオールとポリイソシアネートから誘導
されたウレタン基を介して連結した化合物の末端イソシ
アネート基あるいは水酸基を利用して付加重合性不飽和
基を導入したもの、例えば前記した多価アルコール、ポ
リエステルポリオール、ポリエーテルポリオールなどの
ポリオール末端水酸基eVする1、4−ポリブタジェン
、水添又は非水添1.2−ポリブタジェン、ブタジェン
−スチレン共重合体、ブタジェン−アクリロニトリル共
重合体などとトルイレンジイソシアネート、ジフェニル
メタン−4,4′−ジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジインシアネートなどのポリイソシアネートとのポリウ
レタンの末端インシアネートあるいは水酸基の反応性を
利用して不飽和基全導入したもの、あるいは前記した不
飽和カルボン駿又はそのエステルのうち水酸基、カルボ
キシル基、アミン基などの活性水素ヲ有する化合物とイ
ソシアネートとの反応洗よシネ飽和基を導入したシ、カ
ルボキシル基を有するものと水酸基との反応によシネ飽
和基を導入した化合物又は前記の不飽和ポリエステルを
ポリイソシアネートで連結した化合物などが挙げられる
。またオリゴエステルアクリレート類としては、多塩基
酸と多価アルコールのエステル反応系にアクリル酸又は
メタクリル酸を共存させて、共縮合させそれぞれのモル
比を調整して分子量200〜5000程度としたもの、
例えばアジピン酸、フタル酸、イソフタル酸又は酸無水
物などとエチレングリコール、フロピレンゲリコール、
ジエチレンクリコール、トリエチレンクIJ ニア −
A/、クリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リトリットなどの多価アルコールとのエステル反応系に
アクリル酸又はメタクリル酸を共存させて縮合させたも
の、エポキシアクリレート類、例えハ多価アルコール、
多価フェノール又はポリフェノールとエピクロルヒドリ
ン又はアルキレンオキシドとの重縮合反応によυ得られ
るエポキシ基を有する化合物とアクリル酸又はメタクリ
ル酸とのエステル、側鎖に付加重合性炭素−炭素二重結
合を有する高分子化合物、例えばポリビニルアルコール
、セルロースのような水酸基をもつ高分子化合物と不飽
和カルボン酸又はその酸無水物とを反応させて得られる
化合物や、アクリル酸又はメタクリル酸の重合体若しく
は共重合体のようなカルボキシル基をもつ高分子化合物
に不飽和アルコール、グリシジルアクリレート又はメタ
クリレートなどをエステル結合させたもの、無水マレイ
ン酸を含有する共重合体とアリルアルコール、ヒドロキ
シアルキルアクリレート又はメタクリレートなどとの反
応物など、グリシジルアクリレート又はメタクリレート
を共重合成分として含有する共重合体とアクリル酸又は
メタクリル酸との反応物などを挙げることができる。ま
た、各種ゴム化合物としては、(1) 1 、4−ポリ
ブタジェン、1.2−ポリブタジェン、ブタジェン−ス
チレン共重合体、ブタジェン−アクリロニトリル共重合
体、KPDM、(It)上記(1)の水添化物、イソプ
チレーイソプレン共重合体、エチレンプロピレン共重合
体、あるいは(1)に示される各種ゴム化合物に公知の
技術によジエチレン性不飽和基を導入した不飽和変性ゴ
ムなどを例示できる。前記(1)の化合物はそのままで
も使用できるが、該不飽和基を導入するには、末端官能
基を有する各種ゴム化合物を用いるのが便利である。ま
た、1,2−ポリブタジェンセグメントを肩するゴム化
合物の場合は該化合物に無水マレイン酸類全付加するこ
とにより、該不飽和基を容易に導入できる〇 エチレン性不飽和単量体としては、公知の種々の化合物
を使用できるが、このような化合物の例としては、アク
リル酸、メタクリル酸のような不飽和カルボン酸又はそ
のエステル、例えばアルキル−、シクロアルキル−、ハ
ロケン化アルキル−、アルコキシアルキル−、ヒドロキ
シアルキル−、アミノアルキル−、テトラヒドロフルフ
リル−、アリル−、グリシジル−、ベンジル−、フェノ
キシ−アクリレート及びメタクリレート、アルキレンク
リコール、ポリオキシアルキレンクリコールのモノ又は
ジアクリレート及びメタクリレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート及びメタクリレート、ペンタエ
リトリットテトラアクリレート及びメタクリレートなど
、アクリルアミド、メタクリルアミド又はその誘導体、
例えばアルキル基やヒドロキシアルキル基でN−置換又
はN、N’−置換したアクリルアミド及びメタクリルア
ミド、ジアセトンアクリルアミド及びメタクリルアミド
、N、N’−アルキレンビスアクリルアミド及びメタク
リルアミドなど、アリル化合物、例えばアリルアルコー
ル、アリルイソシアネート、ジアリルフタレート、トリ
アリルシアヌレートなト、マレイン酸、無水マレイン酸
、フマル酸又はそのエステル、例えばアルキル、ハロゲ
ン化アルキル、アルコキシアルキルのモノ又はジマレエ
ート及びフマレートなど、その他の不飽和化合物例えば
スチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、N−ビ
ニルカルバゾール、N−ビニルピロリドンなどを挙げる
ことができる。またこれらの単量体の1部全アジド系化
合物1例えば4,4′−ジアジドスチルベン、P−フェ
ニレン−ビスアジド、4.4’−ジアジドベンゾフェノ
ン、 4.4’−ジアジドフェニルメタン、4.4′
−ジアジドカルコン% 2,6−ジ(4′−ジアジドペ
ンザル)−シクロヘキサノン、 4.4’−ジアジド
スチルベン−α−カルボン酸、4.4’−’ジアジドジ
フェニル、4.4’−ジアジドスチルベン−2,2’−
ジスルホン酸ナトリウムなどに置きかえたものも使用し
うる〇 これらの単量体はプレポリマー100重食部に対し、0
〜200重量部の範囲で添加すればよい〇一方、光重合
開始剤としては公知の種々の光増感剤2例えばベンゾイ
ル、ベンゾインメチルエーテル、ベンツインエチルエー
テル、ベンゾインプロピルエーテル、ペンゾインイソグ
ロビルエーテル、ベンゾインブチルエーテル、ベンゾイ
ンイソブチルエーテル、2,2−ジヒドロキシ−2−フ
ェニルアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェ
ニルアセトフェノン% 2,2−ジェトキシ−2−フェ
ニルアセトフェノン、2.2−ジェトキシアセトフェノ
ン、ぺ/ソフエノン、4.4’−ビスジアルキルアミノ
ベンゾフェノン、4−ジメチルアミノ安息香酸、4−ジ
メチルアミノ安息香酸アルキルエステル、2−エチルア
ントラキノン、キサントン、チオキサントン、2−クロ
ロチオキサントンなどを用いることができる。これらの
光増感剤は。
通常組成物に対して、0.001〜10重量係の範囲で
用いられる。
用いられる。
また、熱重合禁止剤としては、例えばハイドロキノン、
モノ第三ブチルハイドロキノン、ベンゾキノン、2.5
−ジフェニル−p−ベンゾキノン、ピクリン酸、ジ−p
−フルオロフェニルアミン、p−メトキシフェノール%
2,6−ジ第三ブチル−p−クレゾールなどを挙げる
ことができる。これらの熱重合禁止剤は、熱重合反応(
暗反応)f防止するためのものであり、したがって、該
熱重合禁止剤の添加量は、プレポリマーと単量体との総
量に対し、o、oos〜5重量憾の範囲で選ぶことが好
ましい。
モノ第三ブチルハイドロキノン、ベンゾキノン、2.5
−ジフェニル−p−ベンゾキノン、ピクリン酸、ジ−p
−フルオロフェニルアミン、p−メトキシフェノール%
2,6−ジ第三ブチル−p−クレゾールなどを挙げる
ことができる。これらの熱重合禁止剤は、熱重合反応(
暗反応)f防止するためのものであり、したがって、該
熱重合禁止剤の添加量は、プレポリマーと単量体との総
量に対し、o、oos〜5重量憾の範囲で選ぶことが好
ましい。
その他の光重合性組成物としては、例えば元によシルイ
ス酸を放出する化合物とオキシラン含有化合物のような
ルイス酸によシイオン開環重合を行う化合物とから成る
組成物(特公昭52−14277号公報、特公昭52−
14278号公報)、ポリエンとポリチオールの光付加
反5を利用する組成物(特公昭46−29525号公報
)などが挙げられる。
ス酸を放出する化合物とオキシラン含有化合物のような
ルイス酸によシイオン開環重合を行う化合物とから成る
組成物(特公昭52−14277号公報、特公昭52−
14278号公報)、ポリエンとポリチオールの光付加
反5を利用する組成物(特公昭46−29525号公報
)などが挙げられる。
発明の効果
本発明の感光性樹脂印刷版は、多孔質化されているため
、これを用いて印刷すると、印圧が緩衝されるとともに
インキのノリが良好になシ、その結果細線点のツブシが
従来技術に比べて大幅に抑制され、かつベタ部のインキ
のノリがより均一になるなど、印刷特性が著しく改善さ
れる。
、これを用いて印刷すると、印圧が緩衝されるとともに
インキのノリが良好になシ、その結果細線点のツブシが
従来技術に比べて大幅に抑制され、かつベタ部のインキ
のノリがより均一になるなど、印刷特性が著しく改善さ
れる。
また、支持体側樹脂層のみ全多孔質化した印刷版におい
ては、クツショ/効果が発揮され、レリーフ表面部のみ
を多孔質化した印刷版においては、インキのノリの向上
がみられる。
ては、クツショ/効果が発揮され、レリーフ表面部のみ
を多孔質化した印刷版においては、インキのノリの向上
がみられる。
このように、印刷版全体を多孔質化したものと、部分的
に多孔質化したものとでは、印刷効果が異なるので、使
用目的に応じて適宜使い分けることができる。
に多孔質化したものとでは、印刷効果が異なるので、使
用目的に応じて適宜使い分けることができる。
また、発泡処理法によって多孔質印刷版を得る場合には
、使用する感光性樹脂組成物の量が少なくてすみ、製版
コストが低くなるというメリットもあり、特に版厚が2
鵡以上のものを製版する場合はそのメリットが大きい。
、使用する感光性樹脂組成物の量が少なくてすみ、製版
コストが低くなるというメリットもあり、特に版厚が2
鵡以上のものを製版する場合はそのメリットが大きい。
実施例
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するO
実施例1
ジエチレングリコール、フマル酸及び無水フタル酸をモ
ル比で1 : 0.5 : 0.5の割合で縮合させて
得られた不飽和ポリエステル樹脂(酸価28)100重
量部に、スチレン35重量部、メチルメタクリレート1
5重量部、ベンゾインイソブチルエーテル1.5重合部
、2.6−シーtθrt−ブチル−p−クレゾール0.
05重゛量部を加えて、感光性樹脂組成物を調製した。
ル比で1 : 0.5 : 0.5の割合で縮合させて
得られた不飽和ポリエステル樹脂(酸価28)100重
量部に、スチレン35重量部、メチルメタクリレート1
5重量部、ベンゾインイソブチルエーテル1.5重合部
、2.6−シーtθrt−ブチル−p−クレゾール0.
05重゛量部を加えて、感光性樹脂組成物を調製した。
この組成物に窒素ガスを吹き込みながら、ホモミキサー
でかきまぜて多数の微小気泡を含む状態とした。この泡
立った組成物を、下ガラスの上にネガフィルムを密着さ
せ、その上に真空密着させたOPPフィルム上に、0゜
9鵡の厚さでコーティングした。この樹脂層の上に10
0μm厚のポリエスチルシートから成る支持体をのせ、
いったん、支持体側からケミカルランプで2秒間露光し
、次いで下ガラスの下方側よシケミカルランプで2分3
0秒間ネガフィルムを介して露光した。次に、炭酸ナト
リウム2重量憾水溶液全用いてノズルスプレー現像を行
い、水洗後、60℃で20分間乾燥した。その後ケミカ
ルランプで10分間後露光を行い、多孔質印刷版を得た
。
でかきまぜて多数の微小気泡を含む状態とした。この泡
立った組成物を、下ガラスの上にネガフィルムを密着さ
せ、その上に真空密着させたOPPフィルム上に、0゜
9鵡の厚さでコーティングした。この樹脂層の上に10
0μm厚のポリエスチルシートから成る支持体をのせ、
いったん、支持体側からケミカルランプで2秒間露光し
、次いで下ガラスの下方側よシケミカルランプで2分3
0秒間ネガフィルムを介して露光した。次に、炭酸ナト
リウム2重量憾水溶液全用いてノズルスプレー現像を行
い、水洗後、60℃で20分間乾燥した。その後ケミカ
ルランプで10分間後露光を行い、多孔質印刷版を得た
。
この印刷版を用いて印刷した結果を別表に示す。
実施例2
ポリオキシプロピレングリコール(平均分子量2.00
0 ) 4000重量部にトルイレンジイソシアナ−)
522i取部?添加し、イソシアナート末端物全製造
したのち、平均分子量400のポリオキシプロピレング
リコールのモノメタクリレート1000重量部とジブチ
ルスズジラウレート2重食部とを添加し、メタクリル末
端ウレタンプレポリマーを製造した。このプレポリマー
100重量部に対し、ラウリルメタクリレート20重量
部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート10重量部、
平均分子量400のポリオキシプロピレングリコールジ
メタクリレート20重量部、2,2−ジメトキシ−2=
フェニルアセトフェノン1.5重is、2.6−ジーt
e rt−ブチル−p−クレゾール0.01重量部、厚
み10μm の水溶性ナイロンフィルムを粉砕して成る
フィラー7重量部を混合してかきまぜ、フィラーを添加
した感光性樹脂組成物を得た。
0 ) 4000重量部にトルイレンジイソシアナ−)
522i取部?添加し、イソシアナート末端物全製造
したのち、平均分子量400のポリオキシプロピレング
リコールのモノメタクリレート1000重量部とジブチ
ルスズジラウレート2重食部とを添加し、メタクリル末
端ウレタンプレポリマーを製造した。このプレポリマー
100重量部に対し、ラウリルメタクリレート20重量
部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート10重量部、
平均分子量400のポリオキシプロピレングリコールジ
メタクリレート20重量部、2,2−ジメトキシ−2=
フェニルアセトフェノン1.5重is、2.6−ジーt
e rt−ブチル−p−クレゾール0.01重量部、厚
み10μm の水溶性ナイロンフィルムを粉砕して成る
フィラー7重量部を混合してかきまぜ、フィラーを添加
した感光性樹脂組成物を得た。
この組成物を用い、実施例1と同様にして製版した。た
だし、現像液として、ノニルフェノールのEO付加物1
重2%及びα−オレフィン硫酸ナトリウム1重量%を含
む水溶液を用い、これ全40℃に加熱し、この中へ露光
終了後の版を浸せきしてブラシ現像を行った。このよう
にして、版表面に多数の微小気孔を有する印刷版を得た
。
だし、現像液として、ノニルフェノールのEO付加物1
重2%及びα−オレフィン硫酸ナトリウム1重量%を含
む水溶液を用い、これ全40℃に加熱し、この中へ露光
終了後の版を浸せきしてブラシ現像を行った。このよう
にして、版表面に多数の微小気孔を有する印刷版を得た
。
この印刷版を用いて印刷した結果?別表に示す。
実施例3
実施例2において水溶性ナイロンフィラーを添加しない
で、それ以外は実施例2と同様にして感光性樹脂組成物
を調製した。
で、それ以外は実施例2と同様にして感光性樹脂組成物
を調製した。
この組成物を2分し、その1つはホモミキサーで激しく
かきまぜてソフトクリーム状としく組成物Aとする)、
他は発泡処理しなかった(組成物Bとする)。
かきまぜてソフトクリーム状としく組成物Aとする)、
他は発泡処理しなかった(組成物Bとする)。
この組成物A 、 Bを用い以下の要領で製版した。
下ガラスの上にネガフィルムを密着しその上に真空密着
した厚み20μmのoppフィルムを施しり。次いで6
111I厚のスペーサーをOPPフィルム上ネガフィル
ム周辺においた。この囲みの中に組成物B f 3 t
m厚にコーティングし、その上に泡立たせた組成物A
f 3 m厚でコーティングし2層虜成とした。次いで
、その上に100μmのポリエステル支持体をラミネー
トした。次いで支持体側からケミカルランプで3分間全
面露光したのち、下ガラス下方よりケミカルランプで3
0分間露光した。
した厚み20μmのoppフィルムを施しり。次いで6
111I厚のスペーサーをOPPフィルム上ネガフィル
ム周辺においた。この囲みの中に組成物B f 3 t
m厚にコーティングし、その上に泡立たせた組成物A
f 3 m厚でコーティングし2層虜成とした。次いで
、その上に100μmのポリエステル支持体をラミネー
トした。次いで支持体側からケミカルランプで3分間全
面露光したのち、下ガラス下方よりケミカルランプで3
0分間露光した。
露光終了後、実施例2で用いたものと全く同じ現像液で
スプレー現像し、次いでケミカルランプで水中後露光を
10分間行ったのち、60℃で15分間乾燥することに
よシ、レリーフ深度3111I、全版厚6.1龍であシ
、かつ支持体から3u厚の硬化樹脂層全面に、多数の微
小気孔を有する印刷版が得られた。
スプレー現像し、次いでケミカルランプで水中後露光を
10分間行ったのち、60℃で15分間乾燥することに
よシ、レリーフ深度3111I、全版厚6.1龍であシ
、かつ支持体から3u厚の硬化樹脂層全面に、多数の微
小気孔を有する印刷版が得られた。
この印刷版を用いて段ボール印刷したところ、細字、細
線のスプレがほとんどなく、ベタ部のツブシが良好な印
刷物が得られた。
線のスプレがほとんどなく、ベタ部のツブシが良好な印
刷物が得られた。
比較例1
組成物Bのみを用いる以外は、実施例3と全く同様にし
て製版し、気孔を実質的に含有しない厚み6.1鴎、
レリーフ深度3 tnmの印刷版を得た。この印刷版を
用い、実施例3と同じ条件で段ボール印刷した。この際
、ペタ部のツブシを実施例3で得られた印刷物と同じレ
ベルにしたところ、細字、細線がカスレ、また実施例3
に比べてスプレが著しく目立った。
て製版し、気孔を実質的に含有しない厚み6.1鴎、
レリーフ深度3 tnmの印刷版を得た。この印刷版を
用い、実施例3と同じ条件で段ボール印刷した。この際
、ペタ部のツブシを実施例3で得られた印刷物と同じレ
ベルにしたところ、細字、細線がカスレ、また実施例3
に比べてスプレが著しく目立った。
比較例2
水溶性ナイロンフィラー全添加しないこと以外は、実施
例2と全く同様にして、感光性樹脂組成物を調製し、こ
のものを用いて実施例1と同じ要領で製版し、実質的に
気孔を有さない印刷版を得た。
例2と全く同様にして、感光性樹脂組成物を調製し、こ
のものを用いて実施例1と同じ要領で製版し、実質的に
気孔を有さない印刷版を得た。
この印刷版を用いて印刷した結果を別表に示す。
(注)印刷条件 印刷機 :新聞輪転印刷機インキ
:鉱物油系新聞インキ 用 紙 ゛新聞用紙 印刷速度 : 7万部/時 また、スヌケ率は、エリアダック投影面(CRT画面)
において、該投影面積に対する反射濃度0.5以下の面
積率で求めた。
:鉱物油系新聞インキ 用 紙 ゛新聞用紙 印刷速度 : 7万部/時 また、スヌケ率は、エリアダック投影面(CRT画面)
において、該投影面積に対する反射濃度0.5以下の面
積率で求めた。
実施例4
実施例2で調装した感光性樹脂組成物音用い、実施例2
の要領で、厚みl 、511+ 、 レリーフ深度1
.0朋のレリーフ表面層に多数の微小気孔を有するスタ
ンプ版を作成した。
の要領で、厚みl 、511+ 、 レリーフ深度1
.0朋のレリーフ表面層に多数の微小気孔を有するスタ
ンプ版を作成した。
このスタンプ版をグリコール系スタンプインキにつけ、
スタンプテストしたところ、1回のインキつけで、多数
回スタンプでき、実用上6回寸でスタンプできた。
スタンプテストしたところ、1回のインキつけで、多数
回スタンプでき、実用上6回寸でスタンプできた。
これに対し、フィラー全添加しない感光性樹脂組成物か
ら作成された、実質的に気孔を肩さないスタンプ版を用
いた場合、実用上3回までしかスタンプできなかった。
ら作成された、実質的に気孔を肩さないスタンプ版を用
いた場合、実用上3回までしかスタンプできなかった。
Claims (1)
- 1 多孔質構造を有する感光性樹脂硬化物から成る印刷
版。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2195185A JPS61182043A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 多孔質感光性樹脂印刷版 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2195185A JPS61182043A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 多孔質感光性樹脂印刷版 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61182043A true JPS61182043A (ja) | 1986-08-14 |
Family
ID=12069368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2195185A Pending JPS61182043A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 多孔質感光性樹脂印刷版 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61182043A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS497003A (ja) * | 1972-05-08 | 1974-01-22 | ||
JPS5031908A (ja) * | 1973-07-26 | 1975-03-28 | ||
JPS54133904A (en) * | 1978-04-04 | 1979-10-18 | Sumitomo Chemical Co | Novel photosensitive material and method of shaping said material by light |
JPS5766967A (en) * | 1980-10-13 | 1982-04-23 | Maruzen Kk | Production of original plate for printing |
JPS59212298A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-12-01 | ピーテイ・サブ・インコーポレーテツド | 印刷版の製造方法 |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP2195185A patent/JPS61182043A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS497003A (ja) * | 1972-05-08 | 1974-01-22 | ||
JPS5031908A (ja) * | 1973-07-26 | 1975-03-28 | ||
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JPS59212298A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-12-01 | ピーテイ・サブ・インコーポレーテツド | 印刷版の製造方法 |
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