JPS61182017A - 液晶素子の製造方法 - Google Patents

液晶素子の製造方法

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Publication number
JPS61182017A
JPS61182017A JP2253085A JP2253085A JPS61182017A JP S61182017 A JPS61182017 A JP S61182017A JP 2253085 A JP2253085 A JP 2253085A JP 2253085 A JP2253085 A JP 2253085A JP S61182017 A JPS61182017 A JP S61182017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal element
orientation treatment
nematic
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2253085A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Hamaguchi
浜口 茂樹
Yasuhiro Otsuka
康弘 大塚
Hideaki Ueno
秀章 植野
Yuko Fukuoka
優子 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2253085A priority Critical patent/JPS61182017A/ja
Publication of JPS61182017A publication Critical patent/JPS61182017A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、液晶封入空間を挟む一対の基板の少なくとも
一方の基板の板面に平行配向処理が施されている液晶素
子の製造方法に関するものである。
(従来技術とその問題点) 液晶素子の中には、液晶封入空間を挟む一対の基板の少
なくとも一方の基板の板面に平行配向処理が施されてい
るものがある。例えば、一方の基板の板面に平行配向処
理が施され、他方の基板の板面に垂直配向処理が施され
たハイブリッド形液晶素子がそれである。
ところで、このハイブリッド形液晶素子においては、上
述のように、一方の基板の板面に平行配向処理が施され
、他方の基板の板面に垂直配向処理が施されていること
から、液晶は一方の基板近傍においてその基板の板面に
平行となり、他方の基板の近傍においてその基板の板面
に垂直となるが、液晶が基板の板面に平行となる側では
、液晶が平行配向処理の方向において互いに逆の向きを
取り得るので、液晶封入空間内に単に液晶を封入しただ
けではその平行配向処理方向における液晶の向きが統一
せず、その液晶の向きの相違に起因して基板間の中間部
における液晶の傾斜方向が異なることを免れ得なかった
。そして、そのため、従来のハイブリッド形液晶素子、
特に大型のハイブリッド形液晶棄子では、表示が2層に
分離したリ、あるいは1層の表示色の中に他の表示色が
斑状に現れたりして、表示が均一にならないという不具
合があった。また、このような平行配向処理の方向にお
ける液晶の向きの相違に起因する問題は、ハイブリッド
形液晶素子に限らず、ホモジニアス形液晶素子等の、基
板板面に平行配向処理が施されている他の液晶素子も同
様に内在していた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような平行配向処理の方向における液
晶の向きの相違に起因する不都合を解消するために為さ
れたものであり、その要旨とするところは、液晶を平行
配向処理の方向に配向させるに際して、液晶素子の液晶
封入空間内に液晶を封入後、液晶素子を加熱し、その後
、液晶素子をその一端から平行配向処理の方向に沿って
冷却するようにしたことにある。
(発明の効果) このような発明方法に従って液晶素子を製造すれば、平
行配向処理の方向における液晶の向きが統一され、大型
の液晶においても、均一な表示を安定して得ることが可
能となるのである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
カルボン酸クロム錯体で垂直配向処理を施した基板と、
ポリイミド平行配向処理を施した後、ラビング法によっ
て微細な溝加工を施した基板とを、それらの周縁部にお
いて固着し、60X250m2の液晶素子を製作した。
そして、それらの基板間の液晶封入空間内に負の誘電異
方性を有するネマティック液晶を注入して封止し、その
後、その液晶素子を、封入したネマティック液晶のアイ
ソトロピック相とネマティック相との転移点温度より高
い120℃の温度で10分間加熱した。
次いで、第1図に示すように、その加熱した液晶素子1
0を、室温に保持した恒温槽12内の媒体14内にラビ
ング方向(図中A方向)に沿って一端から5〜101A
l/秒の速度で浸漬し、強制的に冷却した。そして、こ
のようにして製造したハイブリッド形の液晶素子10を
一対の偏光板でそれらの偏光方向が直交するように挟み
、その表示色を観察した。その結果を第2図の(alに
示す。
また、これと比較するために、前述と同様にして加熱し
た後、自然放冷した液晶素子10と、水中に浸漬して急
冷した液晶素子10とについて、前述と同様に表示色を
観察した。その結果を第2図の(b)および(C)に示
す。なお、第2図の(a)、 (b)および(C)にお
いて、右に傾斜した斜線で示す部分は青色を呈した部分
であり、左に傾斜した斜線で示す部分は黄色を呈した部
分である。
これらの結果から明らかなように、本実施例方法を通用
しないで製造された液晶素子10では、黄色の表示色に
青色の表示色が斑状に現れたり、表示色が黄色と青色と
の2相に分離して均一な表示色が得られなかったが、本
実施例方法に従って製造された液晶素子10では、液晶
素子10の全面にわたって均一な青色の表示色が得られ
ていることが認められた。これは、液晶の姿勢が平行配
向処理の方向においてひとつの向きに統一され、基板の
中間部における液晶の傾斜方向が同一方向とされたこと
を表しており、液晶素子10の加熱によって第3図(a
)に示すようなアイソトロピ・7り相を呈した液晶が冷
却によって第3図(blに示すようなネマティック相に
転移するに際して第4図および第5図にそれぞれ示すよ
うな2配列状態に安定し得るが、その冷却が平行配向処
理の方向Aに沿った一端から行われることにより、液晶
の向きがその一端において1配列状態とされ、これが液
晶の姿勢の核となり、この姿勢に倣って隣接するアイソ
トビツク相の液晶が冷却の進行とともに配列されて行く
と考えられる。第6図はこの過程を示している。
以上、本発明の一実施例を説明したが、これは文字通り
例示であり、本発明はこれに限定して解釈されるべきも
のではない。
例えば、前記実施例では、加熱温度が120℃とされて
いたが、加熱温度はこれに限定されるものではなく、ア
イソトロピ歩り相とネマティック相との転移点温度以上
であればよい。また、その加熱時間も必要に応じて適宜
設定し得るものである。
また、前記実施例では、室温に保持した媒体を用いて5
〜10龍/秒の速度で冷却が行われるようになっていた
が、その冷却温度や冷却速度はそれらの具体値に限定さ
れるものではなく、加熱温度等の種々の状況に応じて適
宜変更することが可能である。
また、前記実施例では、ポリイミド平行配向処理を施さ
れた基板の板面にラビング法によって微細な溝が形成さ
れたハイブリッド形液晶素子10に対して本発明が通用
されていたが、斜方蒸着、イオンエツチング等の他の物
理的処理によって板面に溝加工が施されたものや、それ
らと他の化学処理との組合せによって平行配向処理が施
されたものなどについても本発明を通用することが可能
であり、またハイブリッド形液晶素子に限らず、ホモジ
ニアス形液晶素子等、少なくとも一方の基板の板面に平
行配向処理が施された液晶素子であれば、本発明を適用
することが可能である。
その他、−々列挙はしないが、本発明がその趣旨を逸脱
しない範囲内において種々なる変更、修正等を加えた態
様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例の冷却工程を説明するた
めの説明図である。第2図の(a)、 (b)および(
C1はそれぞれ異なる冷却工程に従って冷却された液晶
素子の表示色の観察結果を示す図であり、(a)は第1
図を用いて説明した冷却工程に従って冷却された液晶素
子の結果を、また(b)および(C)はそれぞれ本発明
とは異なる冷却工程に従って冷却された液晶素子の結果
を示す図である。第3図はハイブリッド形液晶の配列状
態を示すものであって、(a)はアイソトロピック相を
、(b)はネマティック相を示す図である。第4図およ
び第5図はハイブリッド形液晶の2配列状態をそれぞれ
示す図である。 第6図はハイブリッド形液晶の冷却過程における液晶配
列状態を示す図である。 10:液晶素子    12:恒温槽 14:媒質 第1図 第2図 庇ヰ国

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 液晶封入空間を挟む一対の基板の少なくとも一方の基板
    の板面に平行配向処理が施されている液晶素子の製造方
    法であって、 前記液晶を前記平行配向処理の方向に配向させるに際し
    て、前記液晶素子の前記液晶封入空間内に前記液晶を封
    入後、該液晶素子を加熱し、その後、該液晶素子をその
    一端から前記平行配向処理の方向に沿って冷却するよう
    にしたことを特徴とする液晶素子の製造方法。
JP2253085A 1985-02-07 1985-02-07 液晶素子の製造方法 Pending JPS61182017A (ja)

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JP (1) JPS61182017A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02273718A (ja) * 1989-04-14 1990-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶パネルの製造方法
US5559621A (en) * 1993-07-22 1996-09-24 Toppan Printing Co., Ltd. Liquid crystal having a plurality of rectilinear barrier members

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JPH02273718A (ja) * 1989-04-14 1990-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶パネルの製造方法
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