JPS61181343A - 冷菓製造機の殺菌装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はアイスクリームシェークやソフトクリーム等に
代表される冷菓を製造する冷菓製造装置に関するもので
ある。

（ロ）　従来の技術 特開昭５７−１８１６５０号公報には、冷媒ガス圧縮機
と、液状食品またはアイスクリームミックスを収容およ
び／または処理するための答器忙対して熱交換関係に配
設されており、出口端を前記圧縮機の吸入側に接続され
た蒸発器と、一端を該圧縮機の冷媒吐出側に接続され、
他端を蒸発器の入口端に接続された凝縮器と、凝縮器と
蒸発器の間に介設された膨張弁とから成るガス圧縮型冷
凍ユニットを装備したアイスクリーム製造機において、
食製品またはアイスクリームミックスを殺菌する方法で
あって、前記凝縮器および膨張弁をバイパスさせて前記
圧縮機からの高温の圧縮冷媒ガスを前記蒸発器に通し、
該蒸発器から圧縮機へ循環させ、蒸発器と熱交換関係に
ある上記アイスクリーム製造機の各部内が所望の殺菌温
度に達するまで該高温冷媒ガスの循環を継続し、次いで
、冷媒ガスバイパス回路を遮断するとともに、凝縮器お
よび膨張弁を再び冷媒ガス回路に接続するととによって
冷凍サイクルを再開することを特徴とする殺菌方法。が
開示されている。

Ｅｌ　　発明が解決しようとする問題点斯かる従来技術
の殺菌方法は、高温冷媒ガスの循環によって所望の殺菌
温度を得ることができ、この場合、殺菌温度が高ければ
殺菌効果も良好となる。しかし、アイスクリーム等、こ
の種の製品は所望の殺菌温度を著しく高くすると焦臭が
発生し、ミックスの風味を著しく損う問題点を招く。

従って、焦臭が発生しない程度に殺菌温度を抑えなけれ
ばならないが、この場合、所望の殺菌温度圧到達して連
座に冷却運転を再開したのでは良好な殺菌効果を期待で
きない問題点が残る。

本発明は斯かる問題点を解決する冷却室内のミックスの
殺菌装置を提供するものである。

に）問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、前面に。

冷菓抽出装置を具備し、供給されたミックスを冷却する
冷却室と、殺菌指令に基づいて冷却室内のミックスを加
熱するために運転される電気加熱手段及び冷凍系のホッ
トガス加熱手段と、ミックスの所定の上昇温度にてホッ
トガス加熱手段を停止せしめる温度検出装置と、該検出
装置が所定の上昇温度を検出したのに基づいてスタート
し、所定時間の経過にて電気加熱手段を停止せしめるタ
イマー装置と、タイマー動作中、ミックス温度を所定の
上昇温度に維持する様に温度検出装置に基づき電気加熱
手段の運転を制御する制御手段を設けた冷菓製造機の殺
菌装置である。

（＠　作用 上記構成において、殺菌指令が出されると、まず高温冷
媒、即ちホットガスが冷却室に接続した蒸発器に循環さ
れ、同時に電気加熱手段としての電気ヒータに通電され
て冷却室内のミックス成るいは冷菓に仕上げられ、たミ
ックスを加熱する。而して、ミックス温度が所定の温度
に上昇したことを温度検出装置が検出すると、蒸発器へ
のホットガスの循環が停止され、その後は電気ヒータ単
独にて一定時間加熱運転を継続する。この際、電気ヒー
タは温度検出装置の検温動作に基づいて所定の上昇温度
を維持するように通電を制御され、所定時間を経過する
と、電気ヒータへの通電を完全に断って自動的に殺菌を
終了する。

（へ）実施例 第１図は本発明の殺菌装置を具備せる冷菓製造機のシス
テム構成図を示しており、（１）はアイスクリームシェ
ークやソフトクリーム等、所論冷菓の原液であるミック
スが流入する流入口（１人）を後部に有し、前面に冷菓
抽出装置（２）を備えた冷却室である。そして、冷却室
（１）を冷却する冷却システムは前部冷却システムと後
部冷却システムより成り、前部冷却システムは、前コン
プレッサ（３）、前ファン（４）を対向して配置した前
空冷コンデンサ（５）、前レシーバ−タンク（６）、前
冷却電磁弁（７）、減圧装置として採用した前膨張弁（
８）、冷却室（１）の前部外面に巻回した前蒸発パイプ
（９）及び前アキーームレータα呻を環状に接続して構
成され、後部冷却システムは、後コンプレッサαυ、後
ファンａ３を対向して配置した後空冷コンデンサα３、
後レシーバ−タンクα４、後冷却電磁弁α５、減圧装置
として採用した後膨張弁αｅ、前蒸発パイプ（９）と連
続して冷却室（１）の後部外面に巻回した後蒸発パイプ
αη及び後アキニームレータ顛を環状に接続して構成さ
れる。

而して、前部冷却システムには前蒸発パイプ（９）Ｋ高
温冷媒即ち、ホットガスを循環して冷却室（１）を加熱
するホットガス加熱手段が付設される。これは一端を前
コンプレッサ（３）と前コンデンサ（５）の間に接続し
、他端を前膨張弁（８）と前蒸発パイプ（９）の間に接
続した前バイパス管（１１と該バイパス管■に接続した
前ホットガス電磁弁（至）によって構成される。また、
後部冷却システムには後蒸発パイプαηに高温冷媒即ち
、ホットガスを循環して冷却室（１）を加熱するホット
ガス加熱手段が付設される。

これは一端を後＝ンプレッサ（１１）と後コンデンサａ
３の間に接続し、他端を後膨張弁αＱと後蒸発パイプα
ηの間に接続した後バイパス管（財）と該バイパス管Ｑ
Ｊに接続した後ホットガス電磁弁＠によって構成される
。

以上の構成において、前部冷却システムは冷菓抽出装置
（２）に近い冷却室（１）の前部外面に装着して、冷却
室（１）内のミックス温度を間接的に検出する温度検出
装置としての前サーミスタ（ハ）に基づいて冷却運転を
独立して制御され、後部冷却システムはミックス流入口
（ＩＡ）に近い冷却室（１）の後部外面に前述同様取付
けられた後サーミスタ□□□に基づいて冷却運転を独立
して制御される。

また、前記各ホットガス加熱手段と共に本発明の殺菌装
置を構成する電気加熱手段は、前後蒸発パイプ（９）及
びαＤを包囲する面状電気ヒータ（至）によって構成さ
れ、該電気ヒータ（ハ）と前後ホットガス加熱手段は、
ユーザーによる殺菌指令によって運転を開始され、前記
前サーミスタ（財）によって通電酸るいは運転終了を制
御される。

次に、殺菌装置の運転を制御するための電気回路を第２
図において説明する。（至）は上記前サーミスタのと抵
抗（５）で分割された変動電圧をプラス入力とし、抵抗
■と（ハ）で分割された基準電圧をマイナス入力とした
コンパレータ、（至）はコンパレータ（至）の出力をセ
ット入力とし、リセット入力をグランドに接続したフリ
ップフロップ、Ｇυはフリップフロップの回出力ｒＨＪ
を受けてオンするトランジスタ、Ｏ２はトランジスタＧ
υのオンにより励磁されるリレーで、前ホットガス電磁
弁（２）及び後ホットガス電磁弁＠と接続した常開のリ
レー接点（３２Ａ）及び（３２Ｂ）を有する。（至）は
フリップフロップ（７）のＱ出力をリセット入力に接続
した半導体タイマー回路で、フリップ７０ツブ■の回出
力がｒＨＪのときは機能せず、その出力は「Ｈ」であり
、回出力がｒＬＪになったときスタートして一定時間経
過後にｒＬＪを出力するものである。（ロ）は前サーミ
スタ（ハ）に基づく電圧に対応するパルスを最終的に出
力するパルス幅変調回路、（至）はタイマー回路（至）
とパルス幅変調回路（２）の出力を夫々入力するアンド
回路、（至）はアンド回路（至）の出力がｒＨＪのとき
発光する発光素子（３６Ａ）と受光素子（３６Ｂ）より
成るホトカプラ、Ｃ３？ｌは受光素子（３６Ｂ）のオン
によってオフするトランジスタ、（至）はトランジスタ
（ロ）のオフによってトリガされオンするサイリスタ、
（至）は整流器、（至）はトライアック、（ハ）はトラ
イアック−と直列に接続した上記電気ヒータである。

次に、本発明の詳細な説明する。まず、シェークやソフ
トクリーム等、所謂冷菓の原液であるミックスを流入口
（ＩＡ）から冷却室（１）に定量供給する。しかる後、
コンプレッサ（３）及びａυ、ファン（４）及びｃＩ２
を運転せしめると共に冷却電磁弁（７）及びＯ５を開弁
すると、低温冷媒ガスが蒸発パイプ（９）及びαηに循
環されて冷却室（１）に供給されたミックスを冷却する
。而して前部冷却システムの冷却運転は前サーミスタ＠
によって独立制御され、後部冷却７ステムの冷却運転は
後サーミスタ＠によって独立制御され、冷却室（１）の
ミックスを冷菓として仕上げていく。斯かる冷却室（１
）の前部と後部の独立した冷却運転は、冷菓が抽出され
る冷却室（！）の前部とミックスが補給される冷却室（
１）の後部とでは微妙に温度及び品質が異なることを考
慮したもので、これＫよって、冷却室（１）の全域で均
一な冷菓に仕上げられる。

次に、ミックス成るいは冷果に仕上げられたミックスの
殺菌動作を説明する。ミックスの殺菌はユーザーの必要
によって毎日性なわれるもので、ユーザーによる殺菌指
令により開始する。即ち、ユーザーによって例えば殺菌
スイッチ（図示せず）が押されると、ファン（４）及び
α２が停止し、冷却電磁弁（７）及び（Ｉ５ｉが閉弁し
て蒸発パイプ（９）及びａ？）への低温冷媒の循環を停
止する。コンプレッサ（３）及びαυは運転を継続する
。

而して、殺菌指令が出されたとき、ミックス温度は低く
前サーミスタ（ハ）の抵抗値は高くなるためコンパレー
タ（至）のグラス入力電圧は低くなり、これがマイナス
入力電圧に比較して低い電圧であるからコンパレータ（
ハ）の出力電圧はｒＬＪとなる。

これを受けるフリップ７０ツブ（至）はセット入力電圧
はｒＬＪ、リセット入力電圧もｒＬＪであるから回出力
電圧はｒＨＪとなる。これによりトランジスタＧυはオ
ンし、リレーＣ３Ｓ５は励磁されて常開接点（３２Ａ）
及び（３２Ｂ）を閉路し、ホットガス電磁弁■及び（至
）を開弁する。従って、高温冷媒ガス、即ちホットガス
がバイパス管０及びＱｌ）を通って蒸発パイプ（９）及
び出力へ循環されて冷却室（１）を加熱する。

また、ミックス温度が低いときはパルス幅変調回路（ロ
）への入力電圧も低く、特に殺菌指令が出た直後は最も
ミックス温度が低いため変調回路（ロ）は連続してｒＨ
Ｊを出力する。この出力ｒＨＪを受げるアンド回路Ｃ３
Ｓの他方の入力、即ちタイマー回路（至）の出力はフリ
ップフロップ（至）の回出力ｒＨＪをリセット入力が受
けていることがらｒＨＪであり、アンド回路Ｇ９の出力
はｒＨＪとなる。すると、発光素子（３６Ａ）に電流が
流れて発光し、受光素子（３６Ｂ）はオンする。これに
よりトランジスタ（３ηがオフするためそのコレクタ電
圧がｒＨＪとなってサイリスタ■はトリガされてオンし
、該サイリスタ□□□のオンによってトライアック（４
０もオンし、電気ヒータ５ＫＡＣ２００Ｖが印加されて
該ヒータ■は発熱する。

以上の如く、殺菌指令が出るとホットガス電磁弁□□□
及び＠が開弁し、電気ヒータＧに通電されて冷却室（１
）内のミックスはホットガスと電気ヒータ凶の併用によ
って加熱される。

而して、ミックス温度が上昇すると、コンパレータ（至
）のプラス入力電圧が高くなり、このプラス入力′電圧
がマイナス入力電圧より高くなると、即ち焦臭が発生し
ない程度の所定の殺菌温度になると、コンパレータ（４
）の出力電圧は「Ｌ」からｒＨＪに変わり、フリップフ
ロップ（７）のセット入力がｒＨＪとなってフリップフ
ロップ艶の回出力はｒＬＪとなる。このためトランジス
タｃ３１）がオフしてリレーｃ１２の励磁は解除され、
常開のリレー接点（３２Ａ）及び（３２Ｂ）が開路して
ホットガス電磁弁■及び器は閉弁する。このとき、コン
プレッサ（３）及びａυの運転も停止する。この様に、
所定の殺菌温度に達したとき、ホットガスによるミック
スの加熱を終了する。

また、ミックス温度が所定の殺菌温度に達したとき、タ
イマー回路時のリセット入力が７リツプフロツプ■の回
出力ｒＬＪを受けてタイマー回路時はスタートする。タ
イマー回路（ト）は所定時間の間、出力電圧ｒＨＪを維
持し、所定時間を経過すると出力電圧はｒＬＪに変わる
。従って、タイマ７回路（至）が所定時間を経過するま
ではアンド回路（至）の一方の入力はｒＨＪとなってお
り、他方の入力であるパルス幅変調回路（ロ）の出力に
よって電気ヒータ凶の通電が制御される。即ち、ミック
ス温度が高くなるに連れてパルス幅変調回路（ロ）の入
力電圧は高くなり、この結果、パルス幅変調回路（至）
の出力パルスのｒＨＪの時間は徐々に短くなり、ｒＬＪ
の時間は長くなっていく。

而して、パルス幅変調回路（至）からｒＨＪが出力され
ているときはアンド条件が成立してアンド回路（至）の
出力はｒＨＪとなり、発光素子（３６Ａ）が発光し、受
光素子（３６Ｂ）はオンする。これによりトランジスタ
Ｃ３７）がオフし、サイリスタ（２）はトリガされてオ
ンし、更にトライアック（４０もオンして電気ヒータ（
ハ）は通電する。そしてパルス幅変調回路（ロ）からｒ
ＬＪが出力されているときはアンド回路（ト）の出力は
「Ｌ」となり、発光素子（３６Ａ）Ｋ電流が流れなくな
り発光せず受光素子（３６Ｂ）はオフする。

これによりトランジスタｌ３７）がオンするためそのコ
レクタ電圧がｒＬＪとなってサイリスタ■はトリガされ
ずオフする。該サイリスタ（至）のオフによってトライ
アックＧ４Ｇのゲート電圧は該トライアック（４１をオ
ンする電圧とならずトライアック（４１はオフとなり、
電気ヒータ（ハ）の通電は断たれる。

以上の様に、ミックス温度が所定の殺菌温度に達した後
は、電気ヒータ（ハ）のオン、オフの割合をミックス温
度に基づいて変化させることによって、ミックス温度は
略殺菌温度に保持される。なお、電気ヒータ［有］は殺
菌初期において連続通電するが、所定の殺菌温度に達す
る前であってもこの温度に近づくに連れてオン、オフす
ることが勿論である。

而して、所定時間を経過するとタイマー回路（至）の出
力電圧はｒＬＪとなり、アンド回路（至）の出力電圧は
ｒＬＪとなる。この結果、電気ヒータ（ハ）への通電は
断たれて該ヒータ（ハ）単独によるミックスの加熱も終
了して殺菌動作を終了する。

なお、７リツプフロツプ（至）とタイマー回路（至）は
、その後フリップフロップ（至）にリセット信号を与え
ることにより初期状態に戻る。

本発明は以上の様に、好適な一実施について述べたが、
本発明の精神を逸脱しない範囲において設計変更が可能
である。

（ト）発明の効果 本発明の殺菌装置は以上の様に、ホットガスと電気ヒー
タを併用して冷却室内のミックスを所定の殺菌温度まで
加熱し、所定の殺菌温度に達したら電気ヒータ単独にて
一定時間、ミックス温度を所定の殺菌温度に保持してお
くため、殺菌温度を焦臭が発生しない程度の温度に抑え
ても、この温度を一定時間保持することによって殺菌効
果を低下させることがなく、以って、品質の維持とミッ
クスの殺菌の両面において顕著な効果を発揮するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の殺菌装置を具備せる冷菓製造機のシス
テム構成図、第２図は本発明の主要電気回路図である。 （１１・・・冷却室、　（３）、αυ・・・コンプレッ
サ、　（９）、Ｑ′Ｄ・・・蒸発バイブ、　α９．　（
２υ・・・バイパス管、　　（至）、＠・・・ホットガ
ス電磁弁、　■・・・前サーミスタ、（ハ）°°・電気
ヒータ、　（至）・・・タイマー回路、　（至）・・・
パルス幅変調回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、前面に冷菓抽出装置を具備し、供給されたミックス
   を冷却する冷却室と、殺菌指令に基づいて前記冷却室内
   のミックスを加熱するために運転される電気加熱手段及
   び冷凍系のホットガス加熱手段と、ミックスの所定の上
   昇温度にて前記ホットガス加熱手段を停止せしめる温度
   検出装置と、該検出装置が所定の上昇温度を検出したの
   に基づいてスタートし、所定時間の経過にて前記電気加
   熱手段を停止せしめるタイマー装置と、タイマー動作中
   、ミックス温度を略前記所定の上昇温度に維持する様に
   前記温度検出装置に基づき電気加熱手段の運転を制御す
   る制御手段を設けた事を特徴とする冷菓製造機の殺菌装
   置。