JPS61181191A - 厚膜印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は絶縁性プラスチックフィルム上にスクリーン印
刷技術を用いて導体や絶縁体の厚膜部材を形成する時に
用いる厚膜印刷装置に関するものである。

従来の技術 従来のこの種の厚膜印刷装置は、第３図〜第４図の断面
図のようになっていた。以下図面を参照しながら説明す
る。第３図はスクリーン印刷技術の原理を説明するだめ
の図であり、第４図は第３図における厚膜印刷装置の詳
細書である。第３図において、１１はスキージ、１２は
導電性あるいは絶縁性のペースト、１３は版面を張設し
た版枠であり、１８は絶縁性プラスチックフィルム１７
をセツティングする印刷台であシ、２ｏは絶縁性プラス
チックフィルム上に印刷された導電性あるいは絶縁性の
厚膜印刷部である。第４図において、３０１Ｌはステジ
レススクリーンであシ、３０ｂは版被膜であり、４０＆
　、４０ｂ　、４００．４０ｄは版被膜３０ｂの開孔部
である。

以上のように構成された従来の厚膜印刷装置について、
その動作を以下に説明する。版面３０上に供給された導
電性あるいは絶縁性のペースト１２は、版面３ｏ上すな
わちステンレススクリーン３０＆上を押圧しながら（図
中入方向）移動するスキージ１１によって、版被膜３ｏ
ｂの開孔部４０！Ｌ〜４０（１から導電性あるいは絶縁
性ペースト１２が吐出され、絶縁性プラスチックフィル
ム１７上に厚膜印刷部２ｏが形成される。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、第５図に示すよう
な不良が発生する。以下図面を参照しながら説明する。

第５図は従来の厚膜印刷装置において印刷された絶縁性
プラスチックフィルム上を表わした正面図である。第５
図において、１７は絶縁性プラスチックフィルムであシ
、２０１〜２０Ｃは印刷された導電性あるいは絶縁性の
厚膜印刷部であり、５０．６０は前記厚膜印刷部２０１
〜２０Ｃからなるショート寸前及びショート寸前の欠陥
部である。

これらの上記欠陥部は下記の理由により発生する。

つまり、絶縁性プラスチックフィルムの電気絶縁性は大
きく固有抵抗が非常に高いので静電気を帯びやすく、ま
たそれが容易に漏れないのである。

そのため絶縁性プラスチックフィルムに印刷する前工程
で帯電した静電気によって、スクリーン印刷時に印刷障
害？ひき起し、欠陥部５０．６０となる。

その対策として、一般的には印刷する直前に絶縁性プラ
スチックフィルムに帯電した静電気を除電器にて除去す
ることが実施されているが非常に困難な作業である。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、簡易な構成
で良好なスクリーン印刷の出来る厚膜印刷装置を提供す
ることを目的としている。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の厚膜印刷装置は、
ステンレススクリーン印刷版を具備する金属製版枠の一
端部と金属製印刷台の一端部を電気的にアース接地した
という構成を備えたものである。

作用 本発明は上記した構成により、スクリーン印刷時におけ
るスキージの抑圧により、絶縁性プラスチックフィルム
に帯電した静電気を、前記プラスチックフィルムと接触
するステンレススクリーン印刷版及び金属製印刷台とで
サンドイッチする形になり、電気的にアース接地してい
ることから除去出来る。

実施例 以下本発明の一実施例の厚膜印刷装置について図面を参
照しながら説明する。ｇ１図は本発明の第一の実施例に
おける厚膜印刷装置の断面図を示すものである。第１図
において、１はスキージ、２は導電性あるいは絶縁性の
ペースト、３はステンレススクリーン４を張設した金属
製版枠であり、６は版被膜であり、６は絶縁性プラスチ
ックフィルムであシ、７は金属製印刷台であり、８は金
属製版枠３の一端部からアース接地したものであり、９
は金属性印刷台の一端からアース接地したものである。

以上のように構成された厚膜印刷装置について、以下第
１図及び第２図を用いてその動作を説明する。まず第２
図は本発明における厚膜印刷装置を使用して得られた良
好な厚膜印刷部を示す正面図である。

ステンレススクリーン４上に供給された導電性あるいは
絶縁性のペースト２は、ステンレススクリーン４上を押
圧しながら（図中Ｂ方向）移動するスキージ１によって
版被膜５の開孔部から導電性あるいは絶縁性ペースト２
が吐出され、絶縁性プラスチックフィルム６上に厚膜印
刷部２＆〜２Ｃが形成される。

以上のように本実施例によれば、絶縁性プラスチックフ
ィルムに厚膜印刷を施してなる厚膜印刷装置において、
前記厚膜印刷に使用されるステンレススクリーン印刷版
を具備する金属製版枠の一端部と金属性印刷台の一端部
を電気的にアース接地をすることにより、上記厚膜印刷
する前工程で、上記絶縁性プラスチックフィルムに帯電
した静電気をスクリーン印刷時におけるスキージの抑圧
により、前記絶縁性プラスチックフィルムと電気的に接
触する上記ステンレススクリーン印刷版及び上記金属製
印刷台とでサンドインチする形で除去することができ、
静電気による印刷障害が起らない。

なお、以上の実施例では、ステンレススクリーン印刷版
を具備する金属製版枠の一端部と金属製印刷台の一端部
を電気的にアース接地しているが、前記ステンレススク
リーン印刷版を具備する金属製版枠の一端部のみのアー
ス接地でも同様の効果が得られる。

まだ、上記の実施例ではステンレススクリーン４とした
がステンレススクリーンに限定されるのではなく例えば
、テトロン、ナイロン、シルク等の表面に金属メッキさ
れた導電性のものでもよい。

発明の効果 以上のように本発明はステンレススクリーン印刷版を具
備する金属製版枠の一端部と金属製印刷台の一端部をア
ース接地していることにより、絶縁性プラスチックフィ
ルムに帯電した静電気を厚膜印刷と同時に、除去ができ
前記静電気による印刷障害が起らない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における厚膜印刷装置の
断面図、第２図は第１図の厚膜印刷装置における良好な
印刷を示す正面図、第３図は従来の厚膜印刷装置の原理
を示す断面図、第４図は第３図における詳細断面図、第
６図は従来の厚膜印刷装置における欠陥全含む印刷を示
す正面図である。 ３・・・・・・金属製版枠、４・・・・・・ステンレス
スクリーン、７・・・・・・金属製印刷台、８．９・・
・・・・アース接地。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ３−一一圭Ｊｉ製版袢 ４−一一ステンレススクソーン 第　２　図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　絶縁性プラスチックフィルムに厚膜印刷を施す厚膜印
   刷装置であって、前記厚膜印刷に使用されるステンレス
   スクリーン印刷版を具備する金属性版枠の一端部と金属
   製印刷台の一端部を電気的にアース接地したことを特徴
   とした厚膜印刷装置。