JPS61180762A - (アシルチオプロピル)ポリフェノールを含有する組成物 - Google Patents

(アシルチオプロピル)ポリフェノールを含有する組成物

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JPS61180762A
JPS61180762A JP61021086A JP2108686A JPS61180762A JP S61180762 A JPS61180762 A JP S61180762A JP 61021086 A JP61021086 A JP 61021086A JP 2108686 A JP2108686 A JP 2108686A JP S61180762 A JPS61180762 A JP S61180762A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、(アシルチオグロビル)ポリフェノール、そ
の大造方法、硬化性エポキシ樹脂と該ポリフェノールと
を含有する組成物、単一成分の原着剤としての該組成物
の使用方法、及びそれらから得られる硬化された生成物
に関するものである。
(従来の技術) エポキシ樹脂は当業者に公知であり、幅広い範囲の撞々
の硬化剤と反応させて、硬化された生成物を形成する。
多くの適用のために、容易に硬化させることができ、か
つ、使用する前に混合することができる十分な貯蔵安定
性のあるエポキシ樹脂組成物を得ることが望まれている
したがって、その成分、jJIIちエポキシ樹脂と硬化
剤が混合した後適当な期間共存できることが不可欠であ
る。
有効に製造され且つ高めた温度で急速に硬化する多くの
公知の硬化剤は、この要求を満足せず、かつ、エポキシ
!脂に混入したときゲル化を引き起こす傾向があるから
、この目的のために十分でない。
(発明が解決しようとする問題点) この問題を解決するため、潜硬化剤、即ち室温で樹脂と
反応しないが、高めた温度でそれらと急速に反応する硬
化剤を開発するための相当の努力がなされている。
”   そのような潜硬化剤が提供されれば、相当期間
貯蔵安定性があり、同時に、加熱により急速に硬化させ
ることができるエポキシ樹脂組成物を製造することがで
きる。
メルカプタン及びフェノールはエポキシ樹脂のための公
知の硬化剤である。現在まで、1分子中に両方の官能基
を組み合わせ、そして更K。
そのチオール基に保護基金備えることは未だ試みられて
いない。適当に選択された保護基は硬化の反応条件下で
は開裂する。このため、双方の反応基が硬化段階では利
用できる。
0−アシルチオグロビルフェノールは、アメリカ合衆国
特許第5445012号明細書に、有害生物防除剤とし
て開示されているが、硬化剤 。
としての利用性は記載されていない。更に、言及されて
いる化合物は単核モノフェノールである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、次式l及び■: X             (I) (式中。
R1及びRxは互いに独立して水素原子、炭素原子数1
ないし18のアルキル基、シクロヘキシル基、フェニル
基、ベンジル基またはトリル基を表わすか、あるいは−
CH鵞−〇HR”−CH,−8−CO−R4基を表わし
、 Bsは水素原子またはメチル基を表わし。
几4は炭素原子数1ないし18のアルキル基。
シクロヘキシル基、フェニル基、ヘンシル基−tたはト
リル基を表わし、 XバーCR’R’−、−8−、−8O−5−SO,−t
たは−(OH” ) C(−(CH! )m−C0UR
’ ) −f表わし。
ここで B、s及び凡6は互いに独立して水素原子また
は炭素原子11!1ないし6のアルキル基を表わし、 R7は炭素原子数1ないし18のアルキル基を表わし、 mは1または2を表わし、そして 0は1ないし10の整数を表わす。)で表わされる化合
物に関するものである。
炭素原子数1ないし18のアルキル基としてのR1、R
2、几4及びR7は直#Jまたは枝分れ鎖、好ましくは
直鎖の基である。そのような基の具体例は、メチル、エ
チル、プロピル、イングロビル、n−ブチル、第ニーブ
チル、第三−ブチル、n−ペンチル、I n−ヘキシル
、n−ヘフチル、n−オ/fル、n−ノニル、n−デシ
ル。
n−ドデシル、n−テトラデシル、n−ヘキサデシルま
たはn−オクタデシル基、並びに1゜1.5.S−テト
ラメチルブチルまたは2−エチル−n−ヘキシル基でち
ル。
短く且つ直鎖の炭素原子数1ないし6のアルキル基が好
ましく、メチル基が最も好ましい。
炭素原子数1ないし6のアルキル基としてのRs及びR
6は、メチル、エチル、n−プロピル。
n−ブチル、n−ペンチルまたはn−ヘキシル基であっ
てもよく、メチル基が好ましい。
式I及び■で表わされる好ましい化合物は、凡1が水素
原子を表わす化合物である。
式■で表わされる特に興味深い化合物は、R1及びR1
が互いに独立して水素原子または炭素原子数1ないし1
2のアルキル基を表わし、几1が水素原子を表わし R
4が炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、Xが
−CR’ R@基を表わし、このとき、R6及びR6は
互いに独立して水素原子筐たはメチル基を表わす化合物
である。
式Iで表わされる興味深い化合物は、また、R’、R”
及びR3が水素原子を表わし、几4がメチル基を表わし
、そしてXが−CH!−、−Chi((ト)3)−筐た
け−C(CH,)、−から選択される基を表わす化合物
である。
式■で表わされる特に好ましい化合物は、R1及びR1
が互いに独立して=CH,−CHR3−CH,−5−C
O−几4基を表わす化合物でろる。
R1が水素原子′Ik表わし、凡4がメチル基を表わし
、−CルS几−が−CH! 、 −CH(CH3)−ま
たは−C(CHs ) 茸−から選択される基を表わし
、セしてnが1ないし4の堅数を表わす式■の化合物も
、また殊に興味深い。
式■で表わされるノボラック中の=CH,−CHR,3
−CHx −8−C0−R’ 及(j −CR’ R’
 −Jii Fi、好tL〈はフェノール性水酸基に対
してオルト−またはバラ−位にある。−CH,−CHR
3−CH!−8−CO−R4基は、オルト−位において
最も好ましいOR1及びR1は好ましくは水素原子また
はメチル基を表わし、水素原子が最も好ましい。
R3は好ましくは水3c原子を表わし、そして、8番は
好ましくはメチル基を表わす。
Xは好ましくは=CH雪−または一〇 (CH,)鵞−
を表わすが、最も好ましくは一〇(CHs)*−を表わ
す。
基Xの更に好ましい意味は、−8−または−SO冨−ま
たは−(CH3) C(−CH!−COOCH,) −
または−(CHs)CC−CH,−CH,−COOC)
1g )−である。
式Iまたは■で表わされる化合物は、例えば次式■また
は■: 占                2δ (上記各式中、 R1及びR:が=CH,−CHR” −CH,−8−C
o−R4の代わりに=CH,−CR”=CH,を表わす
以外は、甲、R雪、R3、li、R@及びX並びにnは
前記の意味を表わす。)で表わされる化合物と、実質上
アリル性二重結合の含量に比例するモル量の次式■: (式中、凡1は前記の意味を表わす。)で表わされるチ
オカルボン酸ヲ反応させることによって製造することが
できる。
弐■または■で表わされるビス−またはポリ(メタ)ア
リルフェノールは公知でおるか、あるいはそれ自体公知
の方法によって製造できる。
式■で表わされるチオカルボン酸もまた公知化合物であ
り、そして同様にそれ自体公知の方法により得ることが
できる。、一つの好ましい方法は、適当なカルボン酸無
水物、好ましくは無氷酢酸t、硫化水素または水溶性金
属硫化物と、アルカリ性水溶液中で反応させて、得られ
たカルボン酸とチオカルボン酸との混合物を単離し、ア
リルフェノールまたはメタアリルフェノールとの引き続
いての反応においては、更に分離することなしに使用す
ることよりなる。
使用するチオカルボン酸の量は、出発物質■またはN中
のアリルまたはメタアリル基の数によって決める。一般
に、アリル基に基づいてチオカルボン酸の等モル童が使
用される。しかし、° チオカルボン酸の当量より過剰
にわるいは少量で使用することは差し支えない。
チオカルボン酸の当量以下の量を使用すると、化合物■
または■のアリル基の部分的な反応のみが行われる。そ
のような部分的にチオアシル化された生成物、特に部分
的に反応したノボラック■も、また本発明の乾囲内に含
まれる。これらの部分的なチオアシル化ノボラ1り■は
異なった鎖の長さ及びチオアシル化の程度の異なった化
合物の混合物である。平均して、少なくとも50憾のア
リル基が反応するでろろう。
最終生成物Iまたは■を得るための反応は、ラジカル開
始によって引き起こされる。このラジカル開始は、例え
ば反応混合物を所望により触媒の存在下に短波光の照射
に暴露することKよって、あるいは混合物を、好ましく
はフ17−ラジカル開始剤の存在下に加熱することによ
って達成される。しかしながら、その反応はまた純粋に
熱的に、好ましくはフリーラジカル開始剤の存在下に行
なってもよい。
フリーラジカル開始剤の具体例は、有機過酸化物1例え
ばベンゾイルペルオキシド、アセチルヘルオキシドまた
はクミルヒドロペルオキシド及び特にアゾ化合物である
。好ましいアゾ化合物は、特にアゾ基が第三級炭:X原
子の両側に結合しておシ、この炭素原子が、アルキル基
のほかに、更にニトリルまたはエステル基を有する化合
物である。したがって、この種の化合物の重要な例は、
例えばα、α−アゾビスインブチロニトリル(AIBN
)である。
所望により光開始反応のための使用に適する典型的な触
媒は、例えばベンゾインエーテル、ベンジルケタール、
ω−ジアルコキシアセトフェノン誘導体または芳香族ケ
トン/アミンの組み合せである。
使用することができるフリーラジカル開始剤の量は厳格
ではなく、広範囲内で変化させてよい。好ましくは1反
応混合物中のアリルまたはメタアリル基の数の10モル
チ以下である。
化合物■と■または■と■とめ反応は、溶媒の存在下ま
たは不存在下に行なうことができる。
溶媒を使用するならば、それは反応体に不活性で、かつ
、それらを溶解することができなければならない。した
がって、適当な溶媒の例は。
例えばヘキサン、ベンゼン、トルエンマタハキシレンの
ような脂肪族または芳香族炭化水素。
またはジクロロメタン若しくはクロロベンゼンのような
塩素化炭化水素、及び更にジオキサン若しくはジエチル
エーテルのようなエーテル。
またはジメチルホルムアミドのような極性溶媒である。
反応の方法及び反応体によるが、反応温度は通常−10
°ないし+250℃の範囲である。
アリルフェノールとチオカルボン酸との純粋な熱的な反
応の開始は、40”ないし80℃の温度範囲で、不活性
ガス例えばN!中にて、溶媒の不存在下且つフリーラジ
カル開始剤の存在下随行なうことが好ましい。この方法
の変法で用いられるラジカル開始剤は、好ましくはアゾ
ビスインブチロニトリルであるが、別のラジカル開始剤
もまたこの目的のために適当である。もしアゾビスイン
ブチロニトリルを用いるならば。
アシルチオプロピル化合物の収率が特に高い。
本発明のフェノールは、例えば蒸留または分別結晶とか
、あるいは好ましくはアルカリ性水溶液による抽出とか
の慣用方法で1反応混合物から単離できる。
式I及び■で表わされる化合物は、エポキシ樹脂のため
の潜硬化剤として使用することができる。
したがって、本発明は、更に、 a)分子中に平均1個以上のエポキシ基を含有するエポ
キシ樹脂、あるいは該エポキシm脂のまだ可融性及び/
または可溶性の硬化性初期縮合物(B一段階)と、 b)少なくとも1つの次式I及び/または■で表わされ
る化合物と、 C)例えば触媒(i11!化促進剤)のような別の任意
の慣用の助剤からなる組成物、並びに加熱することによ
り、それらから得ることができる硬化生成物に関するも
のである。
好ましい組成物は、a)エポキシ樹脂とb)少なくとも
1撞の式lで表わされる化合物からなるものである。
好ましく用いられるエポキシ樹脂は、分子中に1個以上
のエポキシ基を含有するものである。
そのような化合物は特に脂環式ポリエポキシド例えばエ
ポキシエチル−3,4−エポキシシクロヘキサン、ビニ
ルシクロヘキセンジエボキシド、リモネンジエボキシド
、ジシクロベンタジエンジエボキシド、ビス(5,4−
エポキシシクロヘキシルメチル)アシヘー)、(5’v
 4−エポキシシクロヘキシルメチル) = 3 、4
−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、3゜4′
−エポキシ−6′−メチルシクロヘキシルメチル−3,
4−エポキシ−6−1チルシクロヘキサンカルボキシレ
ート、3−(4’、4’−エポキシシクロヘキシル)−
2,4−ジオキサスピロ(5,5)−8,9−エポキシ
ウンデカン、 3−(り17シジルオキシエトキシエチ
ル)−2゜4−ジオキサスピロ=(5,5)−8,9−
エポキシウンデカン:多価脂肪族アルコール例えば1.
4−ブタンジオールのジーまたはポリ−グリシジルエー
テル、またはポリアルキレングリコール例えばポリプロ
ピレングリコールのジまたはポリグリシジルエーテル;
脂環式ポリオール例えば2.2−ビス(4−ヒドロキシ
シクロヘキシル)プロパンのジーまたはポリグリシジル
エーテル:多価フェノール例、t ハレゾルシノール、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン(ビスフェノー
ルF)、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−プ
ロパン(ビスフェノール人)、2.2−ビス(4′−ヒ
ドロキシ−3′。
5′−ジブロモフェニル)プロパン、1,1.2゜2−
テトラキス(4−ヒドロキシフェニル)エタンのジーま
たはポリグリシジルエーテル二または酸性条件下に得ら
れるフェノールとホルムアルデヒドとの縮合物、例えば
フェノールノボラック及びクレゾールノボラック:及び
更に前記ポリアルコール及びポリフェノールのジーまた
はポリ(β−メチルグリシジル)エーテル;多iカルボ
ン順例えばフタル酸、テレフタル酸。
テトラヒドロフタル酸ま°たはヘキサヒドロフタル酸の
ポリグリシジルエステル及びポリ(β−メチルグリシジ
ル)エステル:アミン、アミド及びN、N−ジグリシジ
ルアニリン、N、N−ジグリシジルトルイジン、トリグ
リシジルイソシアヌレ−)、N、N、N 、N−テトラ
グリシジルビス(4−アミノフェニル)メタンのような
複素環式″I11索塩基のN−グリシジル誘導体、N、
N−ジグリシジルエチル尿素、N、N−ジグリシジル−
5,5−ジメチルヒダントイン。
N′−ジグリシジル−5−イングロビルヒダン゛トイン
、N 、 N’−ジグリシジル−5,5−ジメチル−6
−インプロビル−5,6−シヒドロウラシルである。
フェノール/ホルムアルデヒドまたはクレゾール/ホル
ムアルデヒドノボクーIりのポリグリシジルエーテル並
びにビスフェノール人及びビスフェノールFのジグリシ
ジルエーテルは特に好ましい。
適当な触媒(促進剤)の例は、たとえば第三アミン、そ
れらの塩または第四級アンモニウム化合物、例えばペン
ジルジメチアミン、2.4゜6−トリス(ジメチルアミ
ノメチル)フェノール、  1− メfルイi f ソ
ール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェ
ニルイミダゾール、4−アミノピリジン、トリベンチル
アンモニウムフェルレート:マたはアルカリ金属アルコ
ラード例えばナトリウムへキサントリオレ−トである。
本発明の組成物の反応(硬化)は、50@−300℃、
好ましくFi150@−100℃の温度範囲で行なうと
便利でちる。
好ましい硬化触媒は2−フェニルイミダゾールである。
硬化は公知方法にて2またけそれ以上の工程で行なうこ
とができ、噴初の工程は低温で行ない、NJめた温度で
後硬化する。
2工程硬化は通常、゛まず硬化反応を早めに止め、即ち
わずかに高めた温度で最初の工程を行ない、そしてまだ
可融性及び1または可溶性の硬化性初期縮合物(B一段
階)をエポキシ成分(alと硬化成分(blから得る。
そのような初期縮合物は、例えばプレプレグ、成形材料
または焼結粉末を作るために用いることができる。
罵くべきことに、  a)分子中に平均1個以上のエポ
キシ基を含有するエポキシ樹脂、b)少なくとも1つの
式1−fたは■で表わされる化合物及びり任意の硬化促
進剤からなる本発明の組成物は、これらの樹脂/硬化剤
組成物を室温にて貯蔵したならば、可溶性OB一段階を
形成する。そのような組成物は長い期間(数ケ月)にわ
たって貯蔵安定性であり、従って、単一成分の接着性製
剤として使用できる。
本明細書において使用する“硬化”の語は。
可溶性で、液体あるいは可融性のエポキシ樹脂が固体の
不溶性かつ不融性の三次元架橋構造の生成物または成形
材料に転化することを意味し、一般にそれと同時に成形
製品、例えば注型品。
成形品及び積層品、含浸品2塗料、ワニスフィルムまた
は接着剤に造形される。
本発明の組成物は、単に成分を攪拌し、溶解するまで成
分を慎重に暖めることによって製造できる。もし固体の
エポキシ樹脂を使用する場合には、これを溶融液まで一
時的に加熱し2次に硬化剤及び、場合によっては硬化促
進剤及び/iたけ別の添加剤をこの溶融液に溶解する。
慣用の変性剤1例えば増量剤、充填剤及び強化剤、顔料
、染料、可塑剤、流動性調節剤、チキノトロープ剤、軟
質化剤、難燃剤または離型剤は、また本発明の硬化性混
合物に、硬化前の任意の段階において添加することもで
きる。
本発明硬化性混合物に770えることのできる増量剤、
強化剤、充填剤及び顔料の代表例として下記のものを挙
げることができる:コールタール、ビチューメン、クマ
ロン/インデン樹脂、紡Wc繊維、ガラス繊維、アスベ
スト繊維、ホウ素繊維、炭素繊維、セルロース、ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリエチレン粉末、ポリプロビレ
/粉末、木粉、石英粉末、鉱物シリケート例えば共母、
アスベスト粉末、スレート粉末、カオリン、シリカエー
ロゲン、リトポン、重晶石、二酸化チタン、カーボンブ
ラック、グラフアイ)、 I!f化着包着色剤ば酸化鉄
、または金属粉末例えばアルミニウム粉末若しくは鉄粉
末。
硬化性組成物を改質するための適当な可塑剤の例は、た
とえばジブチルフタレート、ジオクチルフタレート及び
ジノニルフタレート、トリクレジルホスフェート、トリ
キシレニルホスフェート及びジフェノキシエチルホルマ
ールテラる。
硬化性混合物を特に表面処理に用いるとき、添加できる
流動性調節剤は、シリコーン、液体アクリル樹脂、セル
ロースアセトプチレ゛−ト。
ポリビニルブチレート、ワックスまたはステアレート(
ある種のものは離型剤としても用いられる。)である。
適当な軟質化剤の例は、たとえばオリゴエステルセグメ
ント、ポリエステル、熱可塑性樹脂及びブタジェン/ア
クリロニトリルオリゴマー例えばハイカー(Hycar
■ニゲ−Iトリ7チ(Goodrich )の製品〕で
ある。
本発明の硬化性混合物は、良好な貯蔵安定性、長い加工
時間及び薄層での開放硬化においても充分に硬化するこ
とによって特徴づけられる。
その硬化された製品は、加熱下における寸法安定性及び
温水及び薬品に対する良好な耐性を有する。しかし、特
にこれらの製品は、温水に対する良好な耐性によって特
徴づけられ、それは硬化性組成物を特に接着剤として用
いるために興味深いもの圧する。特に驚くべき特徴は、
温水中での貯蔵の際の結合の長期耐性である。
本発明の硬化性混合物は、表面保損、電気産業、積層加
工及び接着技術の分野で、及び建設産業で脣に有用で6
る。それらはそれぞれの場合に特定の用途に合わせた製
剤で、未充填わるいは充填した状態で、場合によっては
溶液または乳濁液の形態で、塗料、溶媒を含まない塗料
焼結粉末、圧縮成形組成物、注型樹脂、射出成形用配合
物、含浸樹脂、フオーム、粘着剤、フィルム、シート、
接着剤、工具用樹脂、積層樹脂、シール用及び充填用組
成物、床被覆用組成物及び鉱物凝結体のための結合剤と
して使用できる。
特に、本発明は、  a)  分子中に平均1個以上の
エポキシ基を含有するエポキクsI脂と、b)式I及び
/または■で表わされる少なくとも1種の化合物を含有
する組成物の単一成分の接着剤としての用途に関するも
のである。
製造例 1a)  0.0″−ビス(3−アセチルチオプロピ2
.2−ビス(5−アリル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン666.811を、攪拌器、滴下ロール及び窒素
導入口を備えた反応容器に入れ、N!ガスの均一な流れ
の下で75℃に加熱する0次に、アゾビスインブチロニ
トリル(AIBN)4.921 を、滴下ロートを通し
て加え、チオ酸[780p f:1時間にわたって加え
る。反応混合物の温度175℃に維持し、更に、アゾビ
スインブチロニトリル各a、9zyf、3回、AIBN
1″9.68gの全量を加え終るまで、20分毎に加え
る。その混合物を75℃でN、雰囲気下に4時間攪件す
る。アゾビスイソブチロニトリル4.92gの最後の部
を加え、そしてその混合物を更に″3時間攪拌する。次
に、その生成物を回転減圧蒸発m (rotavap 
>中で蒸発させて、黄色のペースト1036 Fを得る
a)微量分析:CH3 理論量%   65.19  7.00 1192実測
値%   64.5  6,96 1五25−6 pp
mの領域にオレフィン性プロトンの信号が存在しないこ
と(標準: TMS )は、アリル基が完全に消失して
いることを示している。
ヒータ2.31)I)m(37rOト勿ニー8−Co−
CHりt81)pm(2−)−α・トご〆; −8−C
−CHrC−57t:ニンレ)2、b  ppm  (
27rDト・k ニー5−CIIrC−C−17,!s
7し)18ppm(2ブー)Tm ニー5−C−C−C
Hr7(千Iし21b 例1a)の粗生成物の精製 例1a)の粗ペースト状生底物56CLB9  を。
温めたキシレフ1QQd中に溶解する。活性炭1gを加
え、そしてその溶液を濾過し、5℃にて結晶化させる。
その結晶を濾過し、100℃での減圧下(50mbar
 )にて乾燥して、融点:11a1”−119,5℃t
−有する白色結晶142gを得る。
純粋な再結晶生成物の分析 a)微量分析: CHS      U 理論量 憾 619 7.00 1五921五89実測
値 % 6S、8B  7.07 1五451五79b
 )  250 MHz ’H−NM几スヘクトルピー
ク(標準: TMS ) : ン 、ヒ (続き) ト プ プ ピ 例1の操作に従って、419.951の2−アリルフェ
ノール/ホルムアルデヒドノボラ叩り(アリル基含量:
216Val)を、80℃で、窒素雰囲気下にチオ酢f
i179.9jl(2,36モル)及びアゾビスインブ
チロニトリル112gと反応させる。アゾビスイノブチ
ロニトリルは、2.042の等量ずつ5回添加する。
収量:生成物589.2F(理論量の9a2%)。
5.1− a2p割及び!L9− &1 ppm  の
領域における出発物質のアリルプロトンの’)l−NM
Rピーク(250MHz )(TM8に対して)は、最
終生成物の’)1−NMRスペクトルから消失した。
代わりに、アセチル基のプロトンのビー、りが現われた
(2.3ppm)。
2b)  粗生成物の精良 ジクロロメタン200dと水性エタノール220d(水
含量;50容量%)21例2a)の粗生成物177.2
9に加え、その上澄層をデカンテーシ璽ンにより除去す
る。更に水性エタノール22ONlと水100dt″肩
え、その上澄層を再びデカンテーシ冒ンによって除去す
る。残ったノボラックを水で2回洗い、セしてN a 
z So 4で乾燥する。続いて、その生成物をロータ
13 +エハホレータ中で40℃(17mmHp ) 
Kて及び60℃(3mmHj+ )にて再び乾燥する。
収量:純粋な最終生成物164g。
適用例 A、接着剤のアルミニウム表面への接着力の測定 接着剤を、各々のエポキシ樹脂、硬化剤及び硬化触媒と
しての2−7エニルイミダゾールから製造する。これは
液体のエポキシ樹脂を85℃にて硬化剤と混合すること
よりなる。硬化剤が溶解したのち、混合物t−50℃ま
で冷やし、その硬化触媒を70℃にて加える。次に、そ
の混合物全アルミニウムシート上に注ぎ、そして微粉砕
する。
その後、接着層がこれら接着剤によりアルミニウム表面
間に作られる。これはアルミニウムプレート中に特定の
直径及び特定の深さの内腔孔をあけ、それらをW指温合
物で充満させることKより行なった。次に、vI定の直
径のアルミニウムシリング−をこの基材上に固着する。
次K、その接着層を2時間120℃にて・硬化する。
接着層の接着力の測定は、ツイストメーター(’′P′
Wistometer )  を用いて行なう〔参照:
アトヒージw :y (Adhesion ) 5 、
 K、 W、 Al1en著:Applied 8ie
nce Publishers LTd、、 Bark
ing(Essex); 1978 ) )。 C17
)ために、アルミニウム基材プレートは盟牢に作製され
、特定の捩り力をレバーアームによって与える。接着力
は、接着層の破断を生ずる最大捩シカからNgできる。
表1は、硬化剤として2.2′−ビス(5−アセチルチ
オプロピル−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン(例
1)を含有する。!1べた液体及び固体エポキシ接着剤
の値を載せたものである。
この表には、!た硬化した接着剤のカラス転移温度+1
:l、も示す(示差熱分析法により測定)。
表2は1例2の2−アセチルチオプロピルフェノール/
ホルムアルデヒドノボラ7りの植々の量を、硬化触媒と
して2−フェニルイミダゾールと組み合せて含有するエ
ポキシ接着剤についてのツイストメーターのデータを載
せたものである。この表には、また40℃における混合
物の粘度を示す。
表  1 リ  生成物の高いTjMIi(各々6s5℃及び85
℃)は120℃%150℃及び180’Cでの2時間周
期での硬化によって得られる・ −・拳)  ビスフェノールAK基づくエポキシ樹脂:
エボキシド当量: 5.25 (Val/b) : M
n =0・)ビスフェノールAK基づくエポキシ樹脂:
エポキシド当Jl : z、a (Val/h ) 、
 Mn 〜100゜表  2 ・ 会) ビスフェノール人に基づくエポキシ樹脂:エ
ボキシド当量: 5.25 (Val/# )B、  
蔵中の接着剤の接着力Qノ先定−液体エボキシ樹脂(ビ
スフェノータAに基づく、エポキシド当量!h33(V
al/坤)を有する)100重量部と、硬化剤としての
2.2− ビス(5−アセチルチオプaビル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン61.54重量部及び硬化触
媒としての2−フェニルイミダゾールcL25部からな
る接着剤を、樹脂と硬化剤を80℃で混合し、その混合
物を50℃まで冷却し、次に硬化触媒を加えることによ
って製造する。その製剤を6℃で及び20℃で貯蔵する
その混合物のエポキシド当量ヲ、徨々の時期に測定〔参
照:タンストシエトーlフエ(Kunst−stoff
e) 51 、714. 1961 ) l、、同時に
硬化性混合物の接着力も測定する(参照:上記例人)。
各々の接着層を、捩り試験の前に、120℃で2時間硬
化する。その結果を表3に記載する。
表  3 エポキシvE脂、硬化剤及び硬化触媒からなる接着剤を
、液体エポキシ樹脂と1例ξ1)K記載の硬化qJ(2
,2’−ビス(3−・アセチルチオプロビル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロパンを85℃で溶解し、その混合
物を50℃まで冷却し、そして硬化触媒(2−7エニル
イiダゾール)を加えることによって製造する(量につ
いては、下記表4を参照)。固体のエポキシ樹脂を使用
する場合は、硬化剤1i1ao℃で加え。
そして硬化触媒は70℃で加える。
At/Aj li着層はこれら接着剤よシ作られる。
硬化t−120℃にて2時間1欠K 180 ’Cテ3
0分間行なう。接着層の品質の基準は、 DIN532
85 (77f:yaダル(人oticorodal 
) Bについて〕に従う剪断強さとした。その試料を硬
化後、または冷水貯蔵及び温水貯蔵で特定の時間経過後
に、直接試験する。その結果を表4に記載する。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式 I またはII: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、 R^1及びR^2は互いに独立して水素原子、炭素原子
    数1ないし18のアルキル基、シクロヘキシル基、フェ
    ニル基、ベンジル基またはトリル基を表わすか、あるい
    は−CH_2−CHR^3−CH_2−S−CO−R^
    4基を表わし、 R^3は水素原子またはメチル基を表わし、R^4は炭
    素原子数1ないし18のアルキル基、シクロヘキシル基
    、フェニル基、ベンジル基またはトリル基を表わし、 Xは−CR^5R^6−、−S−、−SO−、−SO_
    2−または−(CH_3)C〔−(CH_2)_m−C
    OOR^7〕−を表わし、ここで、R^5及びR^6は
    互いに独立して水素原子または炭素原子数1ないし6の
    アルキル基を表わし、 R^7は炭素原子数1ないし18のアルキル基を表わし
    、 mは1または2を表わし、そして nは1ないし10の整数を表わす。)で表わされる化合
    物。
  2. (2)前記式 I またはIIにおいて、 R^3が水素原子を表す特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。
  3. (3)前記式 I において、 R^1及びR^2が互いに独立して水素原子または炭素
    原子数1ないし12のアルキル基を表わし、R^3が水
    素原子を表わし、 R^4が炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、 Xが−CR^5R^6基を表わし、 ここで、R^5及びR^6は互いに独立して水素原子ま
    たはメチル基を表わす特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  4. (4)前記式 I において、 R^1、R^2及びR^3が水素原子を表わし、R^4
    がメチル基を表わし、そして Xが−CH_2−、−CH(CH_3)−または−C(
    CH_3)_2、から選択される基を表わす特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。
  5. (5)前記式 I において、 R^1及びR^2が互いに独立して−CH_2−CHR
    ^3−CH_2−S−CO−R^4基を表わす特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。
  6. (6)前記式IIにおいて、 R^3が水素原子を表わし、 R^4がメチル基を表わし、 −CR^5R^6が−CH_2−、−CH(CH_3)
    −または−C(CH_3)_2−から選択される基を表
    わし、そして、 nが1ないし4の整数を表わす特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。
  7. (7)前記式IIにおいて、 −CH_2−CHR^3−CH_2−S−CO−R^4
    基が各々フェノール性水酸基に対してオルト位にある特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。
  8. (8)a)分子中に平均1個以上のエポキシ基を含有す
    るエポキシ樹脂、あるいは該エポキシ樹脂のまだ可融性
    及び/または可溶性の硬化性初期縮合物(B−段階)と
    、 b)少なくとも1つの次式 I 及び/またはII:▲数式
    、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、 R^1及びR^2は互いに独立して水素原子、炭素原子
    数、ないし18のアルキル基、シクロヘキシル基、フェ
    ニル基、ベンジル基またはトリル基を表わすか、あるい
    は−CH_2−CHR^3−CH_2−S−CO−R^
    4基を表わし、 R^3は水素原子またはメチル基を表わし、R^4は炭
    素原子数1ないし18のアルキル基、シクロヘキシル基
    、フェニル基、ベンジル基またはトリル基を表わし、 Xは−CR^SR^6−、−S−、−SO−、−SO_
    2−または−(CH_3)C〔−(CH_2)_m−C
    OOR^7〕−を表わし、ここで、R^5及びR^6は
    互いに独立して水素原子または炭素原子数1ないし6の
    アルキル基を表わし、 R^7は炭素原子数1ないし18のアルキル基を表わし
    、 mは1または2を表わし、そして nは1ないし10の整数を表わす。)で表わされる化合
    物とからなる組成物。
  9. (9)次式 I またはII ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) R^1及びR^2は互いに独立して水素原子、炭素原子
    数1ないし18のアルキル基、シクロヘキシル基、フェ
    ニル基、ベンジル基またはトリル基を表わすか、あるい
    は−CH_2−CHR^3−CH_2−S−CO−R^
    4基を表わし、 R^3は水素原子またはメチル基を表わし、R^4は炭
    素原子数1ないし18のアルキル基、シクロヘキシル基
    、フェニル基、ベンジル基またはトリル基を表わし、 Xは−CR^5R^6−、−S−、−SO−、−SO_
    2−または−(CH_3)C〔−(CH_2)_m−C
    OOR^7〕−を表わし、ここで、R^5及びR^6は
    互いに独立して水素原子または炭素原子数1ないし6の
    アルキル基を表わし、 R^7は炭素原子数1ないし18のアルキル基を表わし
    、 mは1または2を表わし、そして nは1ないし10の整数を表わす。)で表わされる化合
    物を製造するための方法において、次式IIIまたはIV: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (上記各式中、 R^1及びR^2が−CH_2−CHR^3−CH_2
    −S−CO−R^4の代わりに−CH_2−CR^3=
    CH_2を表わす以外は、R^1、R^2、R^3、R
    ^5、R^6及びX並びにnは前記の意味を表わす。)
    で表わされる化合物と、 実質上、アリル性二重結合の含量に比例するモル量の次
    式V: ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R^4は前記の意味を表わす。)で表わされる
    チオカルボン酸を反応させることを特徴とする製造方法
  10. (10)a)分子中に平均1個以上のエポキシ基を含有
    するエポキシ樹脂、あるいは該エポキシ樹脂のまだ可融
    性及び/または可溶性の硬化性初期縮合物(B−段階)
    と、 b)少なくとも1つの次式 I 及び/またはII:▲数式
    、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、 R^1及びR^2は互いに独立して水素原子、炭素原子
    数1ないし18のアルキル基、シクロヘキシル基、フェ
    ニル基、ベンジル基またはトリル基を表わすか、あるい
    は−CH_2CHR^3−CH_2−S−CO−R^4
    基を表わし、 R^3は水素原子またはメチル基を表わし、R^4は炭
    素原子数1ないし18のアルキル基、シクロヘキシル基
    、フェニル基、ベンジル基またはトリル基を表わし、 Xは−CR^5R^6−、−S−、−SO−、−SO_
    2−または−(CH_3)C〔−(CH_2)_m−C
    OOR^7〕−を表わし、ここで、R^5及びR^6は
    互いに独立して水素原子または炭素原子数1ないし6の
    アルキル基を表わし、 R^7は炭素原子数1ないし18のアルキル基を表わし
    、 mは1または2を表わし、そして nは1ないし10の整数を表わす。)で表わされる化合
    物とからなる単一成分の接着性組成物の使用方法。
  11. (11)a)分子中に平均1個以上のエポキシ基を含有
    するエポキシ樹脂、あるいは該エポキシ樹脂のまだ可融
    性及び/または可溶性の硬化性初期縮合物(B−段階)
    と、 b)少なくとも1つの次式 I 及び/またはII:▲数式
    、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、 R^1及びR^2は互いに独立して水素原子、炭素原子
    数1ないし18のアルキル基、シクロヘキシル基、フェ
    ニル基、ベンジル基またはトリル基を表わすか、あるい
    は−CH_2−CHR^3−CH_2−S−CO−R^
    4基を表わし、 R^3は水素原子またはメチル基を表わし、R^4は炭
    素原子数1ないし18のアルキル基、シクロヘキシル基
    、フェニル基、ベンジル基またはトリル基を表わし、 Xは−CR^5R^6−、−S−、−SO−、−SO_
    2−または−(CH_3)C〔−(CH_2)_m−C
    OOR^7〕−を表わし、ここで、R^5及びR^6は
    互いに独立して水素原子または炭素原子数1ないし6の
    アルキル基を表わし、 R^7は炭素原子数1ないし18のアルキル基を表わし
    、 mは1または2を表わし、そして nは1ないし10の整数を表わす。)で表わされる化合
    物とからなる組成物を加熱することによって得られる硬
    化生成物。
JP61021086A 1985-02-01 1986-02-01 (アシルチオプロピル)ポリフェノールを含有する組成物 Expired - Lifetime JPH0689120B2 (ja)

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