JPS61179634A - 同報通信方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はローカルネットワークまたは無線を使った同報
通信方法および装置に関する。

（従来技術とその問題点） 従来、ローカルネットワークまたは無線を使った通信に
おいてはデータを一つの宛先に送信することを基本とし
ていた。

第６図は、従来方式で使われているアドレス部６４およ
びデータ部６５よシ成るメツセージの図である。送信元
ノードは、データと一つの宛先アドレスよりなるメツセ
ージを送出し、送信元ノードを除く全てのノードは、全
てのメツセージを仮に受信し、メツセージの中のアドレ
ス部６４が自分に割シ当てられたアドレスと一致したメ
ツセージがあったとき、そのメツセージを自分宛のメツ
セージとして正式に受信していた。もしメツセージの中
のアドレス部６４が自分に割シ当てられたアドレスと一
致しなければ、そのメツセージを棄てていた。

一方、通信の利用形態は近年増々多様化し、同一のデー
タを複数個の宛先に送る同報通信機能が必要となってき
た。これを従来の通信方式によって行なうと、同報宛先
ノードの数だけアドレスとデータよシなるメツセージを
作成し送信する必要がある。第５図は、データβをノー
ドＡ、ノードＢおよびノードＣに同報通信するために送
信元ノードが送出するメツセージ６１、メツセージ６２
およびメツセージ６３の図である。

しかしながら、このような従来方式の同報通信方式では
同報宛先ノードの数が多いとき全メツセージを送るのに
必要なビット数はばく大なものとなり通信媒体の送信能
力を越す。そのために、事実上同報通信は不可能になる
という問題点がある。

（発明の目的） 本発明の目的は、メツセージをアドレスメツセージとデ
ータメツセージとにわけ同報通信の際同報すべき必要個
数のアドレスメツセージと１つのおよび装置を提供する
ことにある。

（発明の構成） 第１の発明の方法は、同一のデータを複数の宛先に送信
する同報通信方法において、送信権を有する送信元ノー
ドは同報宛先アドレスリストの中にある宛先アドレス１
つづつを含むアドレスメツセージを前記同報宛先アドレ
スリストの中の各宛先アドレス毎に作成して順次送出し
、次いで同報すべきデータを含むデータメツセージを作
成シテ送出し、前記送信元ノード以外のノードでは１つ
のデータメツセージとこれに続く次のデータメツセージ
との間に到来する一連のアドレスメツセージを検査し、
前記一連のアドレスメツセージの中に自己のアドレスと
一致する宛先アドレスからなるアドレスメツセージがあ
ったときには前記一連のアドレスメツセージの次に到来
するデータメツセージを自己宛のデータとして受信して
構成される。

第２の発明の装置は、外部から供給される送信すべき同
報データを格納する送信同報データ格納手段と、外部か
ら供給される同報すべき複数の同報宛先アドレスを格納
する同報宛先アドレス格納手段と、外部からの信号に応
答して前記同報宛先アドレス格納手段から各同報宛先ア
ドレスを読み出し前記同報宛先アドレス１つづつを含む
アドレスメツセージを各同報宛先アドレス毎に作成して
順次送出しすべてのアドレスメツセージの送出を終了し
たときに終了信号を発生するアドレスメツセージ組立送
出手段と、前記送信同報データ格納手段から前記送信同
報データを読出し前記送信同報データを含むデータメツ
セージを作成し前記終了信号の供給に応答して前記作成
したデータメツセージを送出するデータメツセージ組立
送出手段とを含んで構成される。

第３の発明の装置は、供給される宛先アドレスを含むア
ドレスメツセージの前記宛先アドレスが自己のアドレス
と一致するか否かを検査し一致したときには一致信号を
発生するアドレスメツセージ検査手段と、前記アドレス
メツセージ検査手段からの前記一致信号の供給に応答し
てセット状態となり供給されるリセット信号に応答して
リセット状態となるデータメツセージ受信判定手段と、
供給されるメツセージがアドレスメツセージか同報デー
タを含むデータメツセージかを検査しアドレスメツセー
ジのときＫは該アドレスメツセージを前記アドレスメツ
セージ検査手段に供給しデータメツセージのときには前
記データメツセージ受信判定手段がリセット状態のとき
は該データメツセージを廃棄しセット状態のときには該
データメツセージを外部に供給しかつ前記データメツセ
ージ受信判定手段にリセット信号を供給するメツセージ
種別検査手段とを含んで構成される。

（実施例） 次に本発明の一実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は、第１の発明によシ送信権を有する送信元ノー
ドより送出されたメツセージがローカルネットワークま
たは無線媒体を伝播する図である。

同一のデータβを同報宛先アドレスリストにもとずき宛
先ノードＡ１宛先ノードＢおよび宛先ノードＣに送信し
ようとするとき、送信元ノードはアドレス人からなるア
ドレスメツセージ２、アドレスＢからなるアドレスメツ
セージ３、アドレスＣからなるアドレスメツセージ４を
作成して送出する。アドレスメツセージにはデータβは
含まれない。送信元ノードは更にデータβからなるデー
タメツセージ５を作成し送出する。データメツセージに
はアドレスは含まれない。

ローカルネットワークまたは無線媒体に送出されたメツ
セージは、全てのノードで感知することができる。送信
元ノードを除く全てのノードは全てのメツセージを仮に
受信し、一つのデータメツセージから次のデータメツセ
ージの間に仮に受信した一連のアドレスメツセージの中
に自分に割シ当てられたアドレスと一致するアドレスメ
ツセージがあったとき、その後初めて受信するデータメ
ツセージを自分宛のデータとして正式に受信する。

例えば、アドレスＡを割シ当てられ九ノードＡでは、仮
に受信したデータメツセージ１とデータメツセージ５の
間のアドレスメツセージ２、アドレスメツセージ３、お
よびアドレスメツセージ４の中に自分に割シ轟てられた
アドレス人と一致するアドレスメツセージ２があるので
、データメツセージ５を正式に受信する。第１図には他
のアドレスメツセージ及びデータメツセージがあるが、
データメツセージ８について考えると、ノードＡは同様
の理由でデータメツセージ８を正式に受信する。しかし
、アドレスＢを割シ当てられ九ノードＢではデータメツ
セージ５を正式に受信するが、アドレスメツセージ６、
アドレスメツセージ７はアドレスＢと一致し危いのでデ
ータメツセージ８は正式に受信されずに廃棄される。

送信権を有するノードのみメツセージを送信できるので
、あるノードが最初のアドレスメツセージ２を送出し始
めてからデータメツセージを送出し終るまでに１他のノ
ードはメツセージを送出することはない。したがってロ
ーカルネットまたは無線の通信媒体上で、あるデータの
ためのアドレスメツセージとデータメツセージの間に他
のデータのためのアドレスメツセージまたはデータメッ
セージが混じることはない。よって本発明によシデータ
を正しく受信することができる。

メツセージはそれがアドレスメツセージであるかデータ
メツセージであるかを区別する必要がある。

第２図＜ａ＞はアドレスメツセージ、第２図（ｂ）はデ
ータメツセージの構成図の一例である。メツセージの最
初の１ビツトをメツセージ種別フラグとして使う。図示
の例ではフラグが０″の場合はアドレスメツセージを示
し、フラグが１１”の場合にはデータメツセージを示す
。

第３図は第２の発明の一実施例を示すブロック図である
。

第３図の同報通信用送信装置２７は複数アドレス格納ス
タック２１と、制御回路２２と、送信データ格納バッフ
ァ２３と、アドレスメツセージ組立回路２４と、データ
メツセージ組立回路２５とから構成され、通信媒体４０
と送信側周辺装置２６との間に設置される。

送信側周辺装置２６は、送信データ格納バッファ２３に
結線３３全通して送信データを送り、複数アドレス格納
スタック２１に結線３１を通して同報宛先アドレスリス
トの中の宛先アドレス複数個を送った後、結線３２を通
して制御回路２２を起動する。制御回路２２は結線３５
を通してアドレスメツセージ組立回路２４を起動する。

アドレスメツセージ組立回路２４は複数アドレス格納ス
タック２１よシ結線３４を通して宛先アドレスを一つ取
）出し、アドレスメツセージフラグを付してアドレスメ
ツセージを組立て、通信媒体４０に結＠３８を通して組
立てたアドレスメツセージを送出する。複数アドレス格
納スタック２１では、取シ出されたアドレスは消去され
る。複数アドレス格納スタック２１の中の全てのアドレ
スが取り出され消去されるまで、アドレスメツセージ組
立回路２４はアドレスの取り出し、アドレスメツセージ
の組立、送出を繰シ返し、その後、制御回路２２に結線
３５を通して全てのアドレスメツセージを送出したこと
を示すアドレスメツセージ送出完了信号を送る。制御回
路２２は結線３６を通してデータメツセージ組立回路２
５を起動する。データメツセージ組立回路２５は送信デ
ータ格納バッファ２３よシ結線３７を通して送信データ
を取出し、データメツセージフラグを付してデータメツ
セージを組立て、通信媒体４０に結ａ３９を通して組立
てたデータメツセージを送出する。

第４図は第３の発明の一実施例を示すブロック図である
。

第４図の同報通信用受信装置４６はデータメツセージ受
信判定回路４１と、受信データ格納バッファ４２と、ア
ドレスメツセージ検査回路４３と、メツセージ種別検査
回路４４とから構成され、受信側周辺装置４５と通信媒
体４０との間に設置される。

メツセージ種別検査回路４４はメツセージを結線５６を
通して通信媒体４０よシ受信し、そのメツセージがアド
レスメツセージであるのかデータメツセージであるのか
をメツセージに付されているフラグによシ判定する。メ
ツセージ種別検査回路４４は、受信したメツセージがア
ドレスメツセージのとき、アドレスメツセージ検査回路
４３に結線５４を通して受信したアドレスメツセージを
送る。アドレスメツセージ検査回路４３は、アドレスメ
ツセージの中のアドレスが自分に割υ当てられたアドレ
スと一致するときのみ、データメツセージ受信判定回路
４１に結線５２を通してアドレスが一致したことを示す
アドレス一致信号を送る。データメツセージ受信判定回
路４１はアドレスメツセージ検査回路４３よシアドレス
一致信号を受けるとデータメツセージ受信状態となり、
メツセージ種別検査回路４４よりリセット信号を受ける
とデータメツセージ非受信状態になる。データメツセー
ジとデータメツセージの間にある一連のアドレスメツセ
ージの中に自分に割り当てられたアドレスと一致するア
ドレスメツセージがあるときのみ、データメツセージ受
信判定回路４１はデータメツセージ受信状態となる。メ
ツセージ種別検査回路４４は受信したメツセージがデー
タメツセージのとき、結線５３を通してデータメツセー
ジ受信判定回路４１の状態を調べ、データメッセージ受
信状態のときのみ、データメツセージからデータを取出
し、受信データ格納バッファ４２に結線５５を通して取
シ出したデータを送るとともに、データメツセージ受信
判定回路４１に結線５３を通してリセット信号を送る。

受信側周辺装置４５は受信データ格納バッファ４２よシ
結線５１を通して自分宛のデータを取シ出す。

第１．第２および第３の発明においてアドレスの長さを
／（ａ）ビット、データの長さを１！（ｄ）ビット、宛
先ノード数をｎとする。従来の方式では、一つのメッセ
ージ長は／（ａ）十／（ｄ）ビットとなり、全メツセー
ジを送出するのに必要なビット数はｎＸ（／（ａ）＋／
（ｄ））ビットとなる。本実施例では、一つのアドレス
メッセージ長はｇ（ａ）＋１ビツト、一つのデータメッ
セージ長は／（ｄ）＋１ビツトとなυ、全メツセージを
送出するのに必要なビット数はｎＸ（／（ａ）＋１）十
／（ｄ）＋１　　ビットとなる。

一般には／（ａ）（ｚ（ｄ）であるので、（ｎＸ（／（
ａ）＋１）十ｅ（ｄ）＋１）／（ｎＸ（／（ａ）＋／（
ｄ））ｌ；１／ｎとなる。

（発明の効果） 本発明にはメツセージをアドレスメツセージとデータメ
ツセージとにわけ、同報通信の際に同報すべき必要個数
のアドレスメツセージと１つのデータメツセージとを送
信するととＫよシ同報通信に必要なメツセージに要する
ビット数を大幅に削減でき通信効率を向上できるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１の発明の送信元ノードよシ送出されたメツ
セージの一実施例の伝播図、第２図は第１図に使われる
アドレスメツセージおよびデータメツセージの構成図、
第３図は通信媒体、送信側周辺装置および第２の発明の
一実施例を示すブロック図、第４図は通信媒体、受信側
周辺装置および第３の発明の一実施例を示すブロック図
、第５図は従来の方式によシ送信元ノードよシ送出され
たメツセージの伝播図、第６図は従来の方式によシ使わ
れるメツセージの構成図である。 １・・・・・・データメツセージ、２・・・・・・アド
レスメツセージ、３・・・・・・アドレスメツセージ、
４・・・・・・アドレスメツセージ、５・・・・・・デ
ータメツセージ、６・・・・・・アドレスメツセージ、
７・・・・・・アドレスメツセージ、８・・・・・・デ
ータメツセージ、９・・・・・・メツセージ種別フラグ
、１０・・・・・・アドレス部、１１・・・・・・メツ
セージ種別フラグ、１２・・・・・・データ部、２１・
・・・・・複数アドレス格納スタック、２２・・・・・
・制御回路、２３・・・・・・送信データ格納バッファ
、２４・・・・・・アドレスメツセージ組立回路、２５
・・・・・・データメツセージ組立回路、２６・・・・
・・送信側周辺装置、３１〜３９・・・・・・結線、４
０・・・・・・通信媒体、４１・・・・・・データメツ
セージ受信判定回路、４２・・・・・・受信データ格納
バッファ、４３・・・・・・アドレスメツセージ検査回
路、４４・・・・・・メツセージ種別検査回路、４５・
・・・・・受信側周辺装置、５１〜５６・・・・・・結
線、６１・・・・・・メツセージ、６２・・・・・・メ
ツセージ、６３・・・・・・メツセージ、６４・・・・
・・アドレス部、６５・・・・・・データ部。 ゝ〜二・

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）同一のデータを複数の宛先に送信する同報通信方
   法において、 送信権を有する送信元ノードは同報宛先アドレスリスト
   の中にある宛先アドレス１つづつを含むアドレスメッセ
   ージを前記同報宛先アドレスリストの中の各宛先アドレ
   ス毎に作成して順次送出し、次いで同報すべきデータを
   含むデータメッセージを作成して送出し、 前記送信元ノード以外のノードでは１つのデータメッセ
   ージとこれに続く次のデータメッセージとの間に到来す
   る一連のアドレスメッセージを検査し、前記一連のアド
   レスメッセージの中に自己のアドレスと一致する宛先ア
   ドレスからなるアドレスメッセージがあったときには前
   記一連のアドレスメッセージの次に到来するデータメッ
   セージを自己宛のデータとして受信することを特徴とす
   る同報通信方法。
2. （２）外部から供給される送信すべき同報データを格納
   する送信同報データ格納手段と、 外部から供給される同報すべき複数の同報宛先アドレス
   を格納する同報宛先アドレス格納手段と、 外部からの信号に応答して前記同報宛先アドレス格納手
   段から各同報宛先アドレスを読み出し前記同報宛先アド
   レス１つづつを含むアドレスメッセージを各同報宛先ア
   ドレス毎に作成して順次送出しすべてのアドレスメッセ
   ージの送出を終了したときに終了信号を発生するアドレ
   スメッセージ組立送出手段と、 前記送信同報データ格納手段から前記送信同報データを
   読出し前記送信同報データを含むデータメッセージを作
   成し前記終了信号の供給に応答して前記作成したデータ
   メッセージを送出するデータメッセージ組立送出手段と
   を含むことを特徴とする同報通信装置。
3. （３）供給される宛先アドレスを含むアドレスメッセー
   ジの前記宛先アドレスが自己のアドレスと一致するか否
   かを検査し一致したときには一致信号を発生するアドレ
   スメッセージ検査手段と、前記アドレスメッセージ検査
   手段からの前記一致信号の供給に応答してセット状態と
   なり供給されるリセット信号に応答してリセット状態と
   なるデータメッセージ受信判定手段と、 供給されるメッセージがアドレスメッセージか同報デー
   タを含むデータメッセージかを検査しアドレスメッセー
   ジのときには該アドレスメッセージを前記アドレスメッ
   セージ検査手段に供給しデータメッセージのときには前
   記データメッセージ受信判定手段がリセット状態のとき
   は該データメッセージを廃棄しセット状態のときには該
   データメッセージを外部に供給しかつ前記データメッセ
   ージ受信判定手段にリセット信号を供給するメッセージ
   種別検査手段とを含むことを特徴とする同報通信装置。