JPS61179485A - 訓練用シミユレ−ト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は訓練用シミュレート装置に関し、たとえば、
発電所の運転員に対し発電所運転の訓練を行うための訓
練用シミュレート装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来この種の装置として第２図に示すものがあった。第
２図において（１）は計算機システム、（２）は訓練用
制御盤、（３）は教授用制御盤、（４）は入出力信号径
路である。

計算機システム（１）には制御対象プラントのダイナミ
ックモデルや入出力処理装置等が含まれる。

ダイナミックモデルには、たとえば制御訓練の対象であ
る火力発電プラントの動作を模擬するプログラムが組込
まれており、訓練用制御盤（２）及び教授用制御盤（３
）から入力される信号に対応して実際の火力発電プラン
トが動作して出力する動作信号がプログラムに従って発
生され、この発生された信号は、実際の火力発電プラン
トが動作して出力する信号を表示すると同様な形態で訓
練用制御盤（２）に表示される。訓練用制御盤（２）及
び教授用制御盤（３）と計算機システム（１）との間の
信号の入出力全処理するのが計算機システム（１）内に
設けられる入出力処理装置でるる。

訓練用制御盤（２）は訓練生が使用し、たとえば実際の
火力発電プラントを運転制御する各種制御信号を入力す
るためのスイッチや制御ノブ（ｃｏｎｔｒｏｌｋｎｏｂ
）類と同様又は類似のスイッチやノブ類が設けられ、プ
ラントを運転制御するための各種制御信号に対応する制
御信号を計算機システム（１）に入力すると共に、計算
機システム（１）のダイナミックモデルによって生成さ
れたプラントの動作ヲ表す信号を表示する表示装置が、
実際の火力発電プラントの表示装置に使用されている各
種メータ、表示ランプと同様又は類似の各種メータ、表
示ランプによシ構成されている。

教授用制御盤（３）は指導員が訓練の為の状態設定、す
なわちプラントの初期状態又は故障状態等を設定して計
算機システム（１）に入力し、又は計算機システム（１
）ヲ介して訓練用制御盤（２）側に居る訓練生へ伝達す
べき命令を入力する。

訓練に際して、指導員は教授用制御盤（３）からプラン
トの初期状態を計算機システム（１）に入力する。

但し、この明細書でいう初期状態とは、実際のプラント
の運転開始時点の初期状態ではなくて、訓練開始時点に
おける初期状態である。

この初期状態は計算機システム（１）に設定されると同
時に計算機システム（１）ｆｃ介して訓練用制御盤（２
）に表示される。訓練生はこの表示に従って訓練用制御
盤（２）を操作する。この操作により訓練用制御盤（２
）から計算機システム（１）に入力される信号に従って
計算機システム（１）内のダイナミックモデルが動作し
て実際のプラントの動作をシミュレートする信号を発生
し、これが訓練用制御盤（２）に表示され、この表示を
観察した訓練生は次の操作にうつる。

ダイナミックモデルについて更に説明すると、たとえば
火力発電所に対応しては、ボイラ、タービン、発電機等
の特性を数式化して、これをプログラム制御によって実
現するようなプログラムが計算機システム（１）に内蔵
されている。

１７？、指導員は教授用制御盤（３）から故障想定信号
を計算機システム（１）に入力し、計算機システム＋１
）ｔ；ｊこの入力によって故障をシミュレートするプロ
グラムを起動し、そのプログラムの実行結果の信号が訓
練用制御盤（２）上に表示され、訓練生はこれに対応し
て故障時の操作を行うこともできる。

このような従来の装置では、指導員は訓練生の操作及び
訓練用制御盤（２）の表示によって、す１１練生の操作
の適否の評価を行っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の訓練用シミュレート装置では、指導員が訓練生の
評価を行うので、指導員の個人差によって評価が変ると
いう問題点と、指導員が評価データの収集、整理等にお
われ本来の訓練に専念できないという問題点とがあっ友
。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、訓練生の訓練評価が自動的に、また客観的に
かつ正確に行うことができる訓練用シミュレート装置を
提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明の訓練用シミュレート装置では計算機システム
に訓・練評価装置を付加し、必要なデータを計算機シス
テムから入力して訓練生の訓練評価を自動的に算出した
。

〔作用〕

この発明の訓練評価装置は、訓練が終了した時点で指導
員の要求により動作し、訓練生の操作に対する評価を教
授用制御盤に表示し、計算機システムに付属する出力用
端末機器により印字する。

〔実施例〕

以下この発明の実施例を図面について説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図で、第２
図と同一符号は同−又は相当部分を示し、（５）は訓練
評価装置である。

訓練評価装置（５）はこの場合はプロセッサによるプロ
グラム制御で構成され、プラントの各状態に対応する基
準的な（すなわち模範的な）操作を記述する記憶があら
かじめ格納されている基準操作記憶領域　を備えている
。

第１図において第２図と同一符号の部分は同様に動作す
るので重複した説明を省略する。

訓練生の操作によって訓練用制御盤（２）からの制御信
号が計算機システム（１）に入力されるごとに訓練評価
装置ｔ（５）内の評価プログラムが発動されて、その時
点における制御対象プラントの状態に相当して計算機シ
ステム（１）内に記憶され訓練用制御盤（２）に表示さ
れている状態信号に対応する基準操作が上記基準操作記
憶領域から読出され、これが訓練用制御盤（２）から入
力された制御信号と対比されて、その対比結果によシ訓
練生の操作の適否が評価され、この評価結果が訓練評価
装置（５）の出力記憶領域に記憶される。

訓練計画に従っての一連の操作が終った時点で指導員が
教授用制御盤（３）から評価表示を指令する信号を計算
機システム（１）に入力すると、この信号が計算機シス
テムｔＸＩを介して訓練評価装置（５）内の出力プログ
ラムを発動し、出力記憶領域に記憶されている評価結果
を読出し、必要な処理を施して教授用制御盤（３）に表
示し、又は計算機システム（１）の出力端末機器である
印字機によシ印字出力される。

従ってこの発明の装置によって得られる評価結果は各指
導員による個人差のない客観的なものとなり、印字結果
はそのまま訓練評価の資料となるので、指導員の資料作
制労力を省略することができる。

上記実施例は制御対象プラント？火力発電所として説明
したが、この発明はどのようなプラントの制御訓練にも
適用することができる。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば訓練用シミュレート装置
に訓練評価装置を付加し九ので、訓練生の操作を自動的
かつ客観的に評価することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の装置を示すブロック図、第２図はこの発
明の一実施例を示すブロック図である。 図においてｔｌｌは計算機システム、（２）は訓練用制
御盤、（３）は教授用制御盤、＋４）Ｆｉ入出力信号径
路、（５）は訓練評価装置である。 尚、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）プラントの操作を訓練するため、指導員がプラン
   トの状態設定を行って計算機システムに入力する教授用
   制御盤と、この教授用制御盤から入力される信号に対応
   するプラントの状態を初期状態とし上記計算機システム
   によって順次に算出されるプラントの状態を表示し、か
   つ訓練生がプラントを運転制御するための信号を上記計
   算機システムに入力する手段を備えた訓練用制御盤とを
   有する訓練用シミュレート装置において、 上記計算機システムから必要なデータを入力し、この入
   力したデータを処理して上記訓練生の上記訓練用制御盤
   の操作の適否を評価する信号を生成する訓練評価装置を
   備えたことを特徴とする訓練用シミュレート装置。
2. （２）訓練評価装置は、プラントの各状態に対応する基
   準的な操作を記憶する基準操作記憶領域と、訓練用制御
   盤に表示されるプラントの状態に対応し上記基準操作記
   憶領域から読出した基準的な操作と上記訓練用制御盤か
   ら訓練生が入力する操作とを比較する手段とを備えたこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の訓練用シミ
   ュレート装置。
3. （３）教授用制御盤は、訓練評価装置で生成された信号
   を表示する手段を備えたことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の訓練用シミュレート装置。