JPS5848089A - 運転訓練シミユレ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、運転員を育成する目的で作製される運転訓練
シミュレータのインストラクタコンソールに係り、特に
教官による設定指示の操作を遠隔操作によって行なうこ
とのできるインストラクタコンソールに関する。

一般に１原子力発電プラントの運転員を訓練するために
運転訓練シミュレータが用いられている。

この運転８＋１練シミユレータを用いた運転訓練は、運
転訓練シミュレータに設けられたインストラクタコンソ
ールを用い教官が一１１練生に訓練させたい内容または
状態を指示し、訓練生がこの指示に対応して、運転訓練
シミュレータを操作することにより行なわれる。

従来このインストラクタコンソールは、訓練生から容易
に見えない場所に設置するのが望ましいとの理由にエリ
、制御盤から例えば５〜］Ｏｍ離れた場所に設置され又
は、制御室内に別室を設けそこに設置されている。

しかしながらこの場合、インストラクタの訓練生に対す
る指示のほとんどがインストラクタコンソールの場所で
行なわれることとなるため例えば制御盤上の操作指導に
対してインストラクタがおっくうになりまた、訓練生に
おいては、聞きたい事がインストラクタが離れているた
め聞きにくく聞きもらすと言うことが生じ訓練生への教
育が細部にわたり行き届かないという問題があった。

また、この工うな理由からマンマシンコミニケーション
が充分性われていると見学者は考えないため見学者に対
するＰＲ度が低くなるという問題があった。

そして、さらにインストラクタは訓練生の位置から離れ
て設置されたインストラクタコンソールの位置にいるた
め、訓練生の動作チェックがやってぐいという捕題があ
った。

しかし々から事故時における運転員の運転技術及びその
対処方法の向上のため運転訓練シミュレータが必要とな
っている現状を考えると訓練生へのインストラクタの与
える影響は非常に大きくインストラクタコンソールの良
否で訓練生が優秀な運転員になるかどうかが決まると言
っても決して過言ではない。

本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものでイ
ンストラクタコンソールに入力される教官からの入力信
号に基づいて原子力発電プラントの状態を模擬するとと
もに、模擬された原子力発電プラントの状態を制御する
模擬制御盤てエリ運転員の訓練を行なう運転訓練シミュ
レータにおいて、前記インストラクタコンソールは、定
位置に固設されるインストラクタコンソール本体と、こ
のインストラクタコンソール本体に着脱自在とされ前記
インストラクタコンソール本体に前記教官からの入力信
号を出力する遠隔操作用パネルとから構成されているこ
とヲ特徴とする運転訓練シミュレータを提供しようとす
るものである。

以下、本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。

第１図に示す運転訓練シミュレータは、模擬制御盤１、
インストラクタコンソール２、ロジックモデル用シミュ
レータ６、ダイナミックモデル用シミュレータ４、付加
機能用シミュレータ５、模擬監視盤６、メインコンピュ
ータ周辺機器７および音声応答装置８とから構成されて
いる。

このように構成された運転訓練シミュレータで−３− はインストラクタコンソール２からの信号はロジックモ
デル用シミュレータ６へ伝送され、初期状態設定、およ
び過渡計算を行なうダイナミックモデル用シミュレータ
４が起動される。

しかして、インストラクタコンソール２は第２図に示す
ように、インストラクタコンソール本体９と、このイン
ストラクタコンソール本体９に着脱自在とされる遠隔操
作用パネル１０とから構成されている。

インストラクタコンソール本体９のパネル１１には、第
３図に示す、停止／使用スイッチＡ１訓練員及びシミュ
レータからの応答機能Ｂお工びプラント運転状態の表示
機能りが配置されている。

また遠隔操作用パネル１０には、第３図に示す運転モー
ドの設定機能Ｃ１運転状態の設定機能Ｅ、模擬ループ数
の選択機能Ｆ、主要トリップの設定機能Ｇ郭よびマルフ
ァンクション（代表事故模擬）の設定機能Ｈが配置され
ており、教官からこの遠隔操作用パネル１０に入力され
た信号をインストラクタコンソール本体９に出力する。

−　　　４　　− なお、遠隔操作用パネル１０は、例えばテレビのリモー
トコントロール用パネルのようにワイヤレスでもワイヤ
付きでも良い。

また各機能へ巳入力方式はブツシュボタン式が望ましい
。

以上のように構成された運転訓練シミュレータでは、使
用目的に応じて遠隔操作用パネル１ｏをインストラクタ
コンソール本体９に接続したまま、またはをりはずして
使用することができる。

以上述べたように、本発明の運転訓練シミュレータでは
、遠隔操作用パネルをインストラクタコンソール本体か
ら着脱自在に構成したので以下のような効果を得ること
ができろ。

（１）教官は、訓練生への指示が充分に行き届く場所で
遠隔操作用パネルを操作できるので事故時模擬の場合な
どのように、伝達が行き届がないことがらくろ訓練生の
誤操作が生じにくく々ろ。

（２）教官は、遠隔操作用パネルを手許に持って訓練す
ることができろため、マンマシンコミュニケーションお
よび見学者への説明を制御盤の隅々の位置において行な
うことができる。

（３）　　メンテナンス時に遠隔操作用パネルヶ手許で
操作できるので機器調整及び点検が容易になり、又人数
も少なくてすむ。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の運転Ｗ１１練シミュレータの一実施
例を示すブロック図、第２図は、第１図に示した運転訓
練シミュレータのインストラクタコンソールを示す正面
図、第３図は、第２図に示したインストラクタコンソー
ルの機能の説明図である。 １・・・模擬制御盤 ２・・・インストラクタコンソール ９・・・インストラクタコンソール本体１０・・・遠隔
操作用パネル 代理人弁理士　　須　　山　　佐　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インストラクタコンソールに入力される教官からの入力
   信号に基づいて原子力発電プラントの状態を模擬すると
   ともに、模擬された原子力発電プラントの状態を制御す
   る模擬制御盤にエリ運転員の訓練を行なう運転訓練シミ
   ュレータにおいて、前記インストラクタコンソールは、
   定位置に固設されるインストラクタコンソール本体と、
   このインストラクタコンソール本体に着脱自在とされ前
   記インストラクタコンソール本体に前記教官からの入力
   信号を出力する遠隔操作′用パネルとから構成されてい
   ることを特徴とする運転訓練シミュレータ。