JPS58137874A - プラント模擬装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明社電子計算機を用いて模擬制御盤上のランプ、指
示計等を訓練員の操作に応じて、実プラントと同じよう
に動作させると共に、指導員コンソールの表示装置にそ
の模擬プラント状態を連続表示するｆ９ント模擬装置に
関する。

〔発明の技術的背景〕

一般に電力、鉄鋼、化学等の複線、大規模なグる模擬制
御盤、指導員の操作する指導員コンソール、電子計算機
等から成るグランド模擬装置が知られている。

このグランド模擬装置によれば、現在の模擬プラント状
態が刻々指導員コンソールの表示装置に表示されるので
、指導員は模擬制御盤まで行かずに模擬プラントの状態
を知り、その状態に応じて指導員コンソールを操作して
、マルファンクションを起こさせたり、シミュレーショ
ンを停止させたりしてシ建ユレーシ、ンの進行を制御す
ることができる。

〔背景技術の問題点〕

しかしながら、上記従来装置においては、時々刻々変化
する模擬プラント状態が、訓練員の操作によっては指導
員が予期せぬ方向に進行したり、反応が極めて速く進行
する等して現状のグランド状態を指導員が知ってから、
指導員コンソールを操作するのでは遅すぎる場合が多く
、効率的な運転！１１１練を行うことが困難となる問題
点があった。

〔発明の目的〕

本発明はかかる問題点を解消し、指導員が前もって模擬
プラントの進行の方向を知って指導員コンソールヲ計画
的に操作し、シミ、レージ、ンの進行を最適に制御する
ことができる予測機能を持つｆラン）Ｉｉ！擬装置を提
供することを目的とする。

〔発明の概要〕 この目的を達成するため、本発明は、プラントの模擬演
算を実時間で行い、その結果得られる実時間模擬プラン
ト状態を模擬制御盤および指導員コンソールに表示出力
すると同時に、訓練員が枠装制御盤を操作した時点を基
点としてそれ以降法の操作時点までのプラントの模擬演
算を時間軸を短縮することによっても行い、得られる時
間軸短縮模擬プラント状態を指導員コンソールの表示装
置に表示することにより、指導員が先を読み効率良く指
導することができるよう（シタことを特徴とする。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例に係るプラント模擬装置の構
成図を示したもので、１は模擬制御盤である。この模擬
制御盤１は実プラントの制御盤と同型、同機能を有する
もので、運転訓練員はこの模擬制御盤ｌの各種ラング、
指示計等によりプラントの状態を把握し、模擬制御盤１
上の各種操作スイッチによりプラント運転操作を行うこ
とができる。２Ｆ１入出力装置で、模擬制御盤１からの
運転員の操作信号Ｕｔおよび指導員コンソール３の操作
部３−１からの指導員の指令信号Ｉｔを演算制御装置４
に転送する。演算制御装置４は実時間模擬演算制御部４
−１と時間短縮模擬演算制御部４−２とからなり、それ
ぞれ運転員の操作信号Ｕｔを読み込み実時間模擬演算制
御部４−１においては、実プラントにおける制御装置の
機能の模擬演算およびプラントの物理的動特性の模擬演
算を実時間で実施する。一方、時間短縮模擬演算制御部
４−２においては、同模擬演算を時間軸を短縮した高速
モードで実施する。この実時間模擬演算制御部４−１の
結果Ｏｔ　ｕ　、模擬制御盤１および指導員コンソール
３の表示部３−２へそれぞれ表示信号０ｔ−１および０
ト２として入出力装置２を介して出力される。一方、時
間短縮模擬演算制御部４−２の結果ｆｉは、指導員コン
ソール３の表示部３−２へ表示信号ｆｔ−２として入出
力装置２を介して出力され表示される。

第２図は模擬制御盤１上の操作スイッチの１つが時刻１
．において操作されてから、時刻１．に次の操作スイッ
チ（同じスイッチでも可）が操作されるまでの間の演算
制御装置の演算結果を表わしたものである。

図中、実線０１は実時間模擬演算制御部での演ａ結果の
一例で、時刻ｔ１に模擬制御盤上の操作スイッチが操作
された後、時刻Ｒｔｌ　＊　Ｒｔｌ　、　Ｒｔ３゜Ｒｔ
４に各種制御装置が働き、時刻１．に再度操作スイッチ
が操作された場合の実時間の特性（以下、実時間モード
の特性と称す）を示している。この特性は実プラントと
同等のものである。また、一点鎖ＩＩｉ！Ｏｔ′は時刻
ｔｌにおいて該操作スイッチが操作されなかった場合の
実時間の特性を示している。

一方、図中の破線ｆｔは時間短縮演算制御部４−２の演
算結果で、実時間模擬演算制御部４−１で行う演算と全
く同一の演算を積分演算、微分演算、タイマー処理演算
等に用いる時間間隔ΔＴを実時間の数倍の値にして行う
ことにより、実時間モードの特性Ｏｔおよびｏｖの時間
軸を数分の−に縮めた特性（以下、高速モードの特性と
称す）となっている。また、この高速モードの特性で、
時刻Ｆｔ１〜Ｆｔ４は実時間モードの特性の時刻Ｒｔ、
〜Ｒｔ４に相当するものであり、時刻Ｆｔ４以降は実時
間モードの時刻Ｒｔ４から１．を軽てＯｔ′に変化する
特性に相当する。

次に時刻ｔ３において、模擬制御盤１上の操作スイッチ
が操作され九ときは、実時間モードの特性は実線で変化
する一方、高速モードの特性はこの時刻１．で一旦実時
間モードの特性と一致したのち、破線ｆｔに示すように
変化する。この時間短縮模擬演算制御部４−２の演算初
期値を実時間模擬演算制御部４−１の状態と合わせる状
態合わせは、模擬制御盤１上のあらゆる操作スイッチが
操作される毎に行われる。

このようにして、演算制御装置４で演算された特性のう
ち、実時間モードの特性Ｏｔは、模擬制御盤１および指
導員コンソール３の表示部３−２に、また、高速モード
の特性ｆｔは、指導員コンソール３の表示部３−２にそ
れぞれ表示され指導員は運転員に、実時間モードで模擬
制御盤ｌを運転させながら指導員コンソール３の表示部
３−２に表示される実時間子−ドの特性と、高速モード
の特性から模擬プラントの先の状態を予測をすることが
できるようになる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、模擬制御盤上のある操作
スイッチが操作されてから、次に操作されるまでの間の
模擬プラントの状態を、指導員は運転員が模擬制御盤上
で見ている実時間モードのものより数倍早く指導員コン
ソール上で知ることができる九め、模擬プラント状態が
時々刻々複維に変化している場合でも、マルファンクシ
、ン発生やシき、レージ、ンの停止／開始、状態変更等
の指導員コンソールの機能を計画的に使用することがで
き、より効率的な運転訓練が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図拡本発明の一実施例を示す予測機能を持つプラン
ト模擬装置の構成図、第２図はそのグランド模擬装置の
動作を説明するための模擬プラント特性図である。 １・・・模擬制御部、２・・・入出力装置、３・・・指
導員コンソール、３−１・・・操作部、３−２・・・表
示部、４・・・演算制御装置、４−１・・・実時間模擬
演算制御装置、４−２・・・時間短縮模擬演算制御装置
。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プラントの物理的特性およびその制御装置の機能を模擬
   する模擬演算制御装置と、この模擬演算制御装置に模擬
   演算用データを与える指導員コンソールと、前記模擬演
   算装置で模擬された模擬プラントの時々刻々変化する状
   態を表示する模擬制御盤と、この模擬制御盤に設けられ
   前記模擬演算制御装置Ｋに模擬グランド操作信号を与え
   る操作器具とを備えたプラント模擬装置において、前記
   模擬演算制御装置に、実時間で模擬する実時間模擬演算
   制御部と、前記模・擬プラント操作信号が入力する毎に
   模擬状態を一旦前記実時間模擬演＊Ｓの模擬状態と一致
   させたのち、時間軸を短縮して模擬する時間短縮模擬演
   算制御部とを設け、前記模擬制御盤には前記実時間模擬
   演算制御部からの実時間模擬信号を表示出力する一方、
   前記指導員コンソールには前記実時間模擬信号および前
   記時間短縮模擬演算制御部からの時間短縮模擬信号を表
   示出力することを特徴とするプラント模擬装置。