JPS61179240A - ハロゲン含有ポリマ−の架橋方法 - Google Patents
ハロゲン含有ポリマ−の架橋方法Info
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- JPS61179240A JPS61179240A JP60271692A JP27169285A JPS61179240A JP S61179240 A JPS61179240 A JP S61179240A JP 60271692 A JP60271692 A JP 60271692A JP 27169285 A JP27169285 A JP 27169285A JP S61179240 A JPS61179240 A JP S61179240A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K13/00—Use of mixtures of ingredients not covered by one single of the preceding main groups, each of these compounds being essential
- C08K13/02—Organic and inorganic ingredients
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/18—Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
- C08K3/20—Oxides; Hydroxides
- C08K3/22—Oxides; Hydroxides of metals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/36—Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
- C08K5/39—Thiocarbamic acids; Derivatives thereof, e.g. dithiocarbamates
- C08K5/40—Thiurams, i.e. compounds containing groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/36—Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
- C08K5/39—Thiocarbamic acids; Derivatives thereof, e.g. dithiocarbamates
- C08K5/405—Thioureas; Derivatives thereof
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は架橋剤として脂肪族置換チオ尿素を使用する架
橋性ハロゲン含有ポリマーに関する。
橋性ハロゲン含有ポリマーに関する。
[従来の技術]
架橋性ポリマーの加工には各種の架橋剤、促進剤、およ
び酸受容体からなる硬化系を使用できる。
び酸受容体からなる硬化系を使用できる。
これらの薬剤は架橋を効果的に行わせる。促進剤は架橋
速度を高め、また、酸受容体は架橋反応により生じるイ
オンを掃去し、促進剤の効果を高める。
速度を高め、また、酸受容体は架橋反応により生じるイ
オンを掃去し、促進剤の効果を高める。
[発明が解決しようとする問題点コ
架橋剤としてエチレンチオ尿素を、また促進剤として鉛
丹(Pb30<+)をその主要成分として使用する架橋
性ハロゲン含有ポリマーに用いられる硬化系は当業者に
公知である。この硬化系は優れた物性を有する安定な加
硫ゴムを生成する。しかし、鉛丹は有毒である。従って
、鉛丹を含まない硬化系が好ましい。
丹(Pb30<+)をその主要成分として使用する架橋
性ハロゲン含有ポリマーに用いられる硬化系は当業者に
公知である。この硬化系は優れた物性を有する安定な加
硫ゴムを生成する。しかし、鉛丹は有毒である。従って
、鉛丹を含まない硬化系が好ましい。
特開昭57 25628’4公報には促進剤としてチウ
ラムスルフィド(特にテトラメチルチウラムスルフィド
)、酸受容体として金属化合物(特に酸化マグネシウム
)と共に架橋剤としてポリオキシエチレン化合物を使用
する硬化系が開示されている。しかし、テトラメチルチ
ウラムスルフィドのようなチウラムスルフィドおよび酸
化マグネシウムのような金属化合物しか使用しない硬化
系はハロゲン含有ポリマーを緩慢に硬化する。その結果
、望ましからざる特性(例えば、低モジュラスおよび低
伸び率)を有する加硫ゴムが生成される。
ラムスルフィド(特にテトラメチルチウラムスルフィド
)、酸受容体として金属化合物(特に酸化マグネシウム
)と共に架橋剤としてポリオキシエチレン化合物を使用
する硬化系が開示されている。しかし、テトラメチルチ
ウラムスルフィドのようなチウラムスルフィドおよび酸
化マグネシウムのような金属化合物しか使用しない硬化
系はハロゲン含有ポリマーを緩慢に硬化する。その結果
、望ましからざる特性(例えば、低モジュラスおよび低
伸び率)を有する加硫ゴムが生成される。
[発明の目的コ
従って、本発明の目的は脂肪族置換チオ尿素を含有する
硬化系の存在−ドで架橋を行わせるのに十分な温度にま
でハロゲン含有ポリマーを加熱することからなる方法を
提供することである。
硬化系の存在−ドで架橋を行わせるのに十分な温度にま
でハロゲン含有ポリマーを加熱することからなる方法を
提供することである。
[問題点を解決するための手段]
前記の問題点を解決するための手段として、この発明は
、脂肪族置換チオ尿素を含有する硬化系の存在下で架橋
を行わせるのに十分な温度にまでハロゲン含有ポリマー
を加熱することからなる方法において、 前記硬化系は、 (+)周期律表第Ia族酸化物、第Ia族水酸化物、第
Ia族炭酸塩、第IIa族酸化物、第IIa放水酸化物
および第IIa族炭酸塩からなる群から選択される無機
塩基;および 、アルキルチウラムスルフィドおよびアリールチウラム
スルフィドからなる群から選択されるチウラムスルフィ
ド; を更に含有することを特徴とする前記方法を提供する。
、脂肪族置換チオ尿素を含有する硬化系の存在下で架橋
を行わせるのに十分な温度にまでハロゲン含有ポリマー
を加熱することからなる方法において、 前記硬化系は、 (+)周期律表第Ia族酸化物、第Ia族水酸化物、第
Ia族炭酸塩、第IIa族酸化物、第IIa放水酸化物
および第IIa族炭酸塩からなる群から選択される無機
塩基;および 、アルキルチウラムスルフィドおよびアリールチウラム
スルフィドからなる群から選択されるチウラムスルフィ
ド; を更に含有することを特徴とする前記方法を提供する。
[作用コ
この明細書の全体を通じて使用される“第Ia族”およ
び“第Tla族”という用語はMoeler+Ther
a゛ldの“無機化学(Inorganic Che
mistry)” (John WileV a
nd 5ons出版、1959年)123頁に記載さ
れたメンデレーエフ周期律表の長周期系の第Ia族と第
1Ia族に属する元素を意味する。
び“第Tla族”という用語はMoeler+Ther
a゛ldの“無機化学(Inorganic Che
mistry)” (John WileV a
nd 5ons出版、1959年)123頁に記載さ
れたメンデレーエフ周期律表の長周期系の第Ia族と第
1Ia族に属する元素を意味する。
本発明により使用される無機塩基は酸化マグネシウム、
水酸化カリウム、炭酸カルシウムまたは炭酸マグネシウ
ムのような第Ia族または第1Ia族酸化物、水酸化物
、または炭酸塩である。好ましい無機塩基は酸化マグネ
シウムである。
水酸化カリウム、炭酸カルシウムまたは炭酸マグネシウ
ムのような第Ia族または第1Ia族酸化物、水酸化物
、または炭酸塩である。好ましい無機塩基は酸化マグネ
シウムである。
本発明で使用されるチウラムスルフィドは式(R2NC
H8)2 Sx (式中、Xは1以上の整数であり、
そして、Rはメチル、エチル、ブチル。
H8)2 Sx (式中、Xは1以上の整数であり、
そして、Rはメチル、エチル、ブチル。
またはフェニルのようなアルキルまたはアリールである
。)で示される化合物である。代表的なチウラムスルフ
ィドは例えば、テトラメチルチウラムジスルフィド、テ
トラエチルチウラムジスルフィド、テトラメチルチウラ
ムモノスルフィド、テトラブチルチウラムモノスルフィ
ド、ジペンタメチレンチウラムへキサスルフィド、およ
びN、N’−ジメチルーN、N’−ジフェニルチウラム
モノスルフィド等である。好ましいチウラムスルフィド
はテトラメチルチウラムジスルフィドである。
。)で示される化合物である。代表的なチウラムスルフ
ィドは例えば、テトラメチルチウラムジスルフィド、テ
トラエチルチウラムジスルフィド、テトラメチルチウラ
ムモノスルフィド、テトラブチルチウラムモノスルフィ
ド、ジペンタメチレンチウラムへキサスルフィド、およ
びN、N’−ジメチルーN、N’−ジフェニルチウラム
モノスルフィド等である。好ましいチウラムスルフィド
はテトラメチルチウラムジスルフィドである。
本発明により架橋されるハロゲン含有ポリマーは飽和ま
たは不飽和のいずれのものでもよい。このハロゲン含有
ポリマーはハロゲンを少なくとも約1.0重量%、好ま
しくは少なくとも約5.8重量%含有できる。本発明に
より使用される代表的なハロゲン含有ポリマーは例えば
、エビクロロヒドリン ホモポリマー、エビクロロヒド
リン−エチレンオキシド コポリマー、エビクロロヒド
リン−プロピレンオキシド コポリマー、エビクロロヒ
ドリン−アリルグリシジルエーテル コポリマー、エビ
クロロヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジル
エーテル ターポリマー、エビクロロヒドリン−プロピ
レンオキシド−アリルグリシジルエーテル ターポリマ
ー、エビフルオロヒドリン ホモポリマー、エビフルオ
ロヒドリン−エチレンオキシド コポリマー、エビフル
オロヒドリン−プロピレンオキシド コポリマー。
たは不飽和のいずれのものでもよい。このハロゲン含有
ポリマーはハロゲンを少なくとも約1.0重量%、好ま
しくは少なくとも約5.8重量%含有できる。本発明に
より使用される代表的なハロゲン含有ポリマーは例えば
、エビクロロヒドリン ホモポリマー、エビクロロヒド
リン−エチレンオキシド コポリマー、エビクロロヒド
リン−プロピレンオキシド コポリマー、エビクロロヒ
ドリン−アリルグリシジルエーテル コポリマー、エビ
クロロヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジル
エーテル ターポリマー、エビクロロヒドリン−プロピ
レンオキシド−アリルグリシジルエーテル ターポリマ
ー、エビフルオロヒドリン ホモポリマー、エビフルオ
ロヒドリン−エチレンオキシド コポリマー、エビフル
オロヒドリン−プロピレンオキシド コポリマー。
エビフルオロヒドリンーアリルグリシジルエーテルコポ
リマー、エビフルオロヒドリン−エチレンオキシド−ア
リルグリシジルエーテル ターポリマー、エビフルオロ
ヒドリン−プロピレンオキシド−アリルグリシジルエー
テル ターポリマー。
リマー、エビフルオロヒドリン−エチレンオキシド−ア
リルグリシジルエーテル ターポリマー、エビフルオロ
ヒドリン−プロピレンオキシド−アリルグリシジルエー
テル ターポリマー。
ポリ(塩化ビニル)、ポリ(塩化ビニル)−エチレンオ
キシド コポリマー、塩素化ポリエチレン。
キシド コポリマー、塩素化ポリエチレン。
ポリクロロプレン、クロロ化ブチルゴムおよびブロモ化
ブチルゴム等である。本発明により使用される代表的な
脂肪族置換チオ尿素は例えば、トリメチルチオ尿素、エ
チレンチオ尿素、1,3−ジエチルチオ尿素、1,3−
ジブチルチオ尿素、およびジメチルエチルチオ尿素など
である。エチレンチオ尿素ガ好ましい。
ブチルゴム等である。本発明により使用される代表的な
脂肪族置換チオ尿素は例えば、トリメチルチオ尿素、エ
チレンチオ尿素、1,3−ジエチルチオ尿素、1,3−
ジブチルチオ尿素、およびジメチルエチルチオ尿素など
である。エチレンチオ尿素ガ好ましい。
本発明はハロゲン含有ポリマー類のブレンド類およびハ
ロゲン含有ポリマーとハロゲン不含有ポリマーのブレン
ド類を架橋するのにも使用できる。
ロゲン含有ポリマーとハロゲン不含有ポリマーのブレン
ド類を架橋するのにも使用できる。
この場合、架橋を起こさせるために十分な量のハロゲン
含有′ポリマーを配合するだけでよい。すなわち、ポリ
マーブレンドの総重量を基準にして、少なくとも1重量
%の量のハロゲンを存在させなければならない。
含有′ポリマーを配合するだけでよい。すなわち、ポリ
マーブレンドの総重量を基準にして、少なくとも1重量
%の量のハロゲンを存在させなければならない。
本発明により使用される硬化系の成分類(すなわち、促
進剤、酸受容体、および架橋剤)の使用量は様々に変化
させることができる。架橋剤の使用量は、ハロゲン含有
ポリマーの重量を基準にして、約0.1%から約10.
0%、好ましくは約0.5%から約5.0%の範囲内で
変化させることができる。無機塩基の使用量は約0.2
5%から約10.0%、好ましくは約0.5%から約5
゜0%、一層好ましくは約1.0%から約2.0%の範
囲内で変化させることができる。また、促進剤の使用量
は約0.1%から約20%、好ましくは約0.5%から
約10.0%、一層好ましくは約1.0%から約5.0
%の範囲内で変化させることができる。架橋度は選択さ
れた架橋剤の種類および架橋剤の使用量により変化する
。
進剤、酸受容体、および架橋剤)の使用量は様々に変化
させることができる。架橋剤の使用量は、ハロゲン含有
ポリマーの重量を基準にして、約0.1%から約10.
0%、好ましくは約0.5%から約5.0%の範囲内で
変化させることができる。無機塩基の使用量は約0.2
5%から約10.0%、好ましくは約0.5%から約5
゜0%、一層好ましくは約1.0%から約2.0%の範
囲内で変化させることができる。また、促進剤の使用量
は約0.1%から約20%、好ましくは約0.5%から
約10.0%、一層好ましくは約1.0%から約5.0
%の範囲内で変化させることができる。架橋度は選択さ
れた架橋剤の種類および架橋剤の使用量により変化する
。
無機塩基は充填剤としても使用できる。酸受容体および
充填剤として使用される無機塩基の使用量は、ハロゲン
含有ポリマーの重量を基準にして、約0.25%から約
100%、好ましくは約0゜5%から約50%、一層好
ましくは約1.0%から約20.0%の範囲内で変化さ
せることができる。
充填剤として使用される無機塩基の使用量は、ハロゲン
含有ポリマーの重量を基準にして、約0.25%から約
100%、好ましくは約0゜5%から約50%、一層好
ましくは約1.0%から約20.0%の範囲内で変化さ
せることができる。
ハロゲン含有ポリマーと硬化系成分類を配合するには現
用の方法を全て使用できる。バンバリーミキサ−中で常
法通りにゴム練りおよび混練すれば、硬化系成分類をポ
リマー全体に均一に分布させることができ、そして、こ
のブレンドを加熱した時、均一・な架橋を起こさせるこ
とができる。好ましくは、混練は50℃から90℃の範
囲内の温度で行うべきである。しかし、促進剤を多量に
使用しないならば、このブレンドは約125℃以下でも
耐スコーチ性を失わない。ポリマーと硬化系成分類を混
合するのに使用できるその他の方法は当業者に公知であ
る。
用の方法を全て使用できる。バンバリーミキサ−中で常
法通りにゴム練りおよび混練すれば、硬化系成分類をポ
リマー全体に均一に分布させることができ、そして、こ
のブレンドを加熱した時、均一・な架橋を起こさせるこ
とができる。好ましくは、混練は50℃から90℃の範
囲内の温度で行うべきである。しかし、促進剤を多量に
使用しないならば、このブレンドは約125℃以下でも
耐スコーチ性を失わない。ポリマーと硬化系成分類を混
合するのに使用できるその他の方法は当業者に公知であ
る。
ハロゲン含有ポリマーの架橋は約140℃から約260
℃、好ましくは約150℃から約225℃、−・層好ま
しくは約150℃から約205°Cの範囲内の温度で起
こる。架橋させるのに必要な時間は温度に反比例して変
化する。架橋時間は約5秒から約10時間の範囲内であ
る。架橋は開放容−1〇− 器内で、熱媒中で、標準大気圧の空気中で行うこともで
きるが、好ましくは、少なくとも約500p、s、1.
の圧力下で金属金型内で行うか、または、所望の圧力と
温度で蒸気オートクレーブ内で行う。
℃、好ましくは約150℃から約225℃、−・層好ま
しくは約150℃から約205°Cの範囲内の温度で起
こる。架橋させるのに必要な時間は温度に反比例して変
化する。架橋時間は約5秒から約10時間の範囲内であ
る。架橋は開放容−1〇− 器内で、熱媒中で、標準大気圧の空気中で行うこともで
きるが、好ましくは、少なくとも約500p、s、1.
の圧力下で金属金型内で行うか、または、所望の圧力と
温度で蒸気オートクレーブ内で行う。
ゴムの加硫に使用されるその他の成分類、例えば、エキ
ステンダー、増量剤、顔料、酸化防止剤。
ステンダー、増量剤、顔料、酸化防止剤。
可塑剤、および軟化剤等をこの硬化系に添加できる。ゴ
ムを配合する際に、補強剤(特にカーボンブラック)を
配合することによって良好な結果が得られる。すなわち
、引張強さ、剛性および耐摩耗性を高めることができる
。ソルビタンモノステアレートのような加工助剤は耐ス
コーチ性を高める。すなわち、架橋を始める前にポリマ
ーを細工するのに利用できる時間をのばすことができる
。
ムを配合する際に、補強剤(特にカーボンブラック)を
配合することによって良好な結果が得られる。すなわち
、引張強さ、剛性および耐摩耗性を高めることができる
。ソルビタンモノステアレートのような加工助剤は耐ス
コーチ性を高める。すなわち、架橋を始める前にポリマ
ーを細工するのに利用できる時間をのばすことができる
。
[実施例コ
下記の実施例は本発明の方法により得られた硬化加硫ゴ
ムの耐スコーチ性および物性が他の硬化方法により得ら
れた加硫ゴムに比べて優れていることを例証するもので
ある。
ムの耐スコーチ性および物性が他の硬化方法により得ら
れた加硫ゴムに比べて優れていることを例証するもので
ある。
実施例2.7.8および9は本発明の方法を示し、実施
例1.3.4. 5および6は比較例である。
例1.3.4. 5および6は比較例である。
下記の実施例において、成分類はバンバリーミキサ−中
で列挙された順に混合した。破化速度を測定するために
、オシレーテイング ディスクレオメータ−(ODR)
中で60分間160℃に加熱した(ASTM、D 2
084−71 T)。
で列挙された順に混合した。破化速度を測定するために
、オシレーテイング ディスクレオメータ−(ODR)
中で60分間160℃に加熱した(ASTM、D 2
084−71 T)。
この混合成分類を代表的なASTM金型中で160℃で
硬化させることにより引張試験およびショアーA硬度測
定に供した。引張試験はASTM。
硬化させることにより引張試験およびショアーA硬度測
定に供した。引張試験はASTM。
D 142−68により、またショアーA硬度はAS
TM、D 2240−68により、硬化時および12
5℃で7日間老化させた後実施した。ムーニースコーチ
は剪断ディスク粘度計を使用することにより測定した(
ASTM、D 1646−68)。
TM、D 2240−68により、硬化時および12
5℃で7日間老化させた後実施した。ムーニースコーチ
は剪断ディスク粘度計を使用することにより測定した(
ASTM、D 1646−68)。
F記の実施例において、ムーニースコーチ試験の結果は
本発明の硬化系(実施例2)が、鉛丹およびエチレンチ
オ尿素硬化系(実施例3)9本発明の硬化系に類似して
いるがチウラム促進剤を含有しない硬化系(実施例1)
および本発明の硬化系に類似しているか鉛丹を含有し第
Ia族または第IIa族酸受容体を含有しない硬化系(
実施例4)に比べて優れた耐スコーチ性を有することを
実証している。また、鉛丹/エチレンチオ尿素硬化系を
使用することにより得られる優れた物性は本発明の硬化
系によっても得られる。
本発明の硬化系(実施例2)が、鉛丹およびエチレンチ
オ尿素硬化系(実施例3)9本発明の硬化系に類似して
いるがチウラム促進剤を含有しない硬化系(実施例1)
および本発明の硬化系に類似しているか鉛丹を含有し第
Ia族または第IIa族酸受容体を含有しない硬化系(
実施例4)に比べて優れた耐スコーチ性を有することを
実証している。また、鉛丹/エチレンチオ尿素硬化系を
使用することにより得られる優れた物性は本発明の硬化
系によっても得られる。
実施例5−9は本発明の方法を使用することによって実
現された耐スコーチ性が他の硬化方法よりも優れている
こと、および本発明の方法により得られた硬化加硫ゴム
の物性が優れていることを更に例証するものである。
現された耐スコーチ性が他の硬化方法よりも優れている
こと、および本発明の方法により得られた硬化加硫ゴム
の物性が優れていることを更に例証するものである。
手続補正書
昭和61年2月lO日
特許庁長官 宇 賀 道 部 殿
l 事件の表示
昭和60年 特 許 願 第271692号2 発明の
名称 ハロゲン含有ポリマーの架橋方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称バーキュリーズ・インコーボレーテッド4代理人
(〒164) 住 所 東京都中野区本町1丁目31番4号5 補正指
令の日付 自発 6 補正により増加する発明の数 なし7 補正の対象
明細書の発明の詳細な説明の欄8 補正の内容 手続補正書 昭和61年3月7日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1 事件の表示 昭和60年 特 許 願 第271692号2 発明の
名称 ハロゲン含有ポリマーの架橋方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称バーキュリーズ・インコーボレーテッド4代理人
(〒164)
名称 ハロゲン含有ポリマーの架橋方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称バーキュリーズ・インコーボレーテッド4代理人
(〒164) 住 所 東京都中野区本町1丁目31番4号5 補正指
令の日付 自発 6 補正により増加する発明の数 なし7 補正の対象
明細書の発明の詳細な説明の欄8 補正の内容 手続補正書 昭和61年3月7日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1 事件の表示 昭和60年 特 許 願 第271692号2 発明の
名称 ハロゲン含有ポリマーの架橋方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称バーキュリーズ・インコーボレーテッド4代理人
(〒164)
Claims (9)
- (1)脂肪族置換チオ尿素を含有する硬化系の存在下で
架橋を行わせるのに十分な温度にまでハロゲン含有ポリ
マーを加熱することからなる方法において、 前記硬化系は、 (i)周期律表第 I a族酸化物、第 I a族水酸化物、
第 I a族炭酸塩、第IIa族酸化物、第IIa族水酸化物
および第IIa族炭酸塩からなる群から選択される無機塩
基;および アルキルチウラムスルフィドおよびアリールチウラムス
ルフィドからなる群から選択されるチウラムスルフィド
; を更に含有することを特徴とする前記方法。 - (2)無機塩基は酸化マグネシウムであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の方法。 - (3)チウラムスルフィドはテトラメチルチウラムスル
フィドであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載の方法。 - (4)無機塩基の配合量はハロゲン含有ポリマーの重量
を基準にして約0.5%から約5.0%であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 - (5)チウラムスルフィドの配合量はハロゲン含有ポリ
マーの重量を基準にして約0.5%から約10.0%で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方
法。 - (6)ハロゲン含有ポリマーはエピクロロヒドリン−エ
チレンオキシドコポリマーであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載の方法。 - (7)ハロゲン含有ポリマーはエピクロロヒドリン−プ
ロピレンオキシドコポリマーであることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の方法。 - (8)脂肪族置換チオ尿素はエチレンチオ尿素であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 - (9)特許請求の範囲第1項から第8項の方法により得
られた架橋ハロゲン含有ポリマー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US678729 | 1984-12-05 | ||
US06/678,729 US4594396A (en) | 1984-12-05 | 1984-12-05 | Cross-linking halogenated polymers |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61179240A true JPS61179240A (ja) | 1986-08-11 |
Family
ID=24724013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60271692A Pending JPS61179240A (ja) | 1984-12-05 | 1985-12-04 | ハロゲン含有ポリマ−の架橋方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
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