JPS61177819A - オ−バ−サンプリング形デイジタル・アナログ変換器 - Google Patents

オ−バ−サンプリング形デイジタル・アナログ変換器

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JPS61177819A
JPS61177819A JP1850785A JP1850785A JPS61177819A JP S61177819 A JPS61177819 A JP S61177819A JP 1850785 A JP1850785 A JP 1850785A JP 1850785 A JP1850785 A JP 1850785A JP S61177819 A JPS61177819 A JP S61177819A
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内村 国治
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勉 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、信号周波数と比較して非常に高い周波数で変
換動作を行なうことによって、高い変換速度を実現する
オーバーサンプリング形ディジタル・アナログ変換器(
以下、D/A変換器と略称する)に係シ、特に集積化に
適しかつ小形で経済的に高精度D/A変換を行なうこと
ができるオーバーサンプリング形D/A変換器に関する
ものである。
〔従来の技術〕
7tログ信号をサンプル値のディジタル信号から復号化
する場合、ナイキストの定理により信号周波数帯域(f
l、)に対して2倍のサンプリング周波数(Is)を設
定すれば原信号が再生できることが知られている。した
がって、一般的なり/A変換器のサンプリング周波数(
f8)は信号周波数帯域(7BW)の2倍程度に選ばれ
ている。
これに対して、オーバーサンプリング形D/A変換器は
サンプリング周波数Cf5)を信号周波数帯域(fII
W)の2倍より高い周波数に設定することによって変換
精度の向上を図るものである。
そして、ディジタル値に応じたアナログ電圧を出力する
ディジタル・アナログ変換回路(以下、D/A変換回路
と略称する)の変換精度は分解能と直線性によって決ま
る。一般的には基準電圧を基に抵抗素子や8iIL素子
を使って分割することで出力電圧を発生しているので、
分解能は素子の数を増やすことによって高めることは可
能である。しかし、個々の出力電圧が正確に直線上にな
ければ復号化されるアナログ電圧は歪んでしまう。また
、直線性は使用する素子の精度に依存しているので、高
精度のD/A変換回路を実現するには数多く高精度素子
が必要である。
ところが、2値出力(1ビット分解能)と3値出力(2
ビット分解能)の低分解能では複数の素子を使用せずに
出力電圧が得られるので、素子の比精度とは無関係に高
い直線性が実現できる。例えば、2値出力の場合はどの
ような2点も直線上に乗るので基本的に直線性は問題と
ならない。そして、3値出力の場合には、1個の容量素
子に基準電圧を正あるいは負方向に充電するか、放電し
て3通シの直線性の高い電圧を得ることができる。
つま9.1〜2ビツトの低分解能のD/A変換回路では
直線性は確保できるので、分解能が低いために生じる誤
差を低減すれば高い変換精度が実現できることになる。
高分解能のディジタル信号、例えば、16ビツト程度を
低分解能のディジタル信号、例えば、1〜2ビツトに変
換するには下位ピットを切シ捨てるか、切シ上げる処理
を行なうが、この処理を量子化と呼ぶ。つま夛、量子化
によって生じる量子化誤差を低減すれば、低分解能のD
/A変換回路でも高い変換#を度を実現できることにな
る。
そして、この量子化誤差は入力値と量子化された値との
差であシ、蓋小量子化ステップサイズ(■、)に対して
±TV、の振幅範囲内のランダム値である。このため、
量子化誤差によって発生する量子化雑音の周波数スペク
トルは”Isの帯域内に一様に分布するものとなる。
第8図に±1の範囲内で量子化誤差が発生する場合の量
子化雑音の周波数スペクトル分布を示す。
この第8図は横軸にFREQ、(KHz)、縦軸にLE
VEL(dB)をとって表わした量子化雑音の周波数ス
ペクトル分布特性を示す特性図である。ただし、fs=
2048KHz 、0dB=ピーク値1の正弦波、スペ
クトル幅=500H20 そして、量子化雑音電力の総和は雑音振幅で決まるので
、サンプリング周波数Isが高いほど広い帯域に雑音は
分散して各スペクトルのレベルは低下する。ここで、信
号周波数帯域f Bw =16Kl’Lz sサンプリ
ング周波数fs=2048KHzとして16KHz以上
の量子化雑音をフィルタで除去すれば、信号帯域内に残
る量子化雑音電力は2・fBwηS=1/64に低減さ
れる。
つまシ、ナイキストの定理から決まるサンプリング周波
数fsに対して64倍にオーバーサンプリング化するこ
とによって量子化雑音電力は1/64倍に低減されS/
N比として約18dI3改善される効果がある。このい
比改善効果はD/A変換回路の分解能を8倍(3ビット
分)だけ高めたことと等価である。
つぎに、Δ−Σ形オーバーサンプリングD/A i換器
と呼ばれる構成のものを第10因に示す。そして、との
Δ−Σ形オーバーサンプリングD/A変換器としては、
例えば、下記文献記載のものがある。アイイーイーイー
ジャーナルオプソリッドステイトサーキット(IEEE
  JOURNAL OF  5O−LID−8TAT
E CIRCUITS  AUGUST  1981V
□L −8C−16N114  T、Miaawa #
 J、E、Iwer−son 、” Single−C
hip Per Channel  CodecWit
h Filters Utilizing Δ−ΣMO
dulJLtiOn”PP 333〜341)。
この第10図において、1は信号入力端子、2は信号出
力端子、3は量子化器、4はD/A変換回路、5は積分
回路、5−1はこの積分回路5を構成する積分器、6は
加算器、1は量子化器3とD/A変換回路4の接続点と
加算器6との間に挿入された遅延回路である。そして、
この第10図は積分回路5によって量子化雑音が高周波
域により多く分布するように工夫されたもので、信号出
力端子2に現われるアナログ出力信号の周波数スペクト
ル分布特性を第9図に示す。この第9図は第10図にお
ける量子化器3が第8図に示す特性の場合と同様に±1
の範囲で量子化誤差を発生するときの特性で、fs=2
048KH2,0dB=ピーク値1の正弦波、スペクト
ル幅=500Hzの条件で算出したものである。
この第8図と第9図を比較すると明らかなように、第9
図の方が低周波域で雑音レベルが低く、高周波域で雑音
レベルが高くなっている。したがって、単にサンプリン
グ周波数Isを高める方法よfi S/N比の改善効果
は大きい。
そして、第10図の積分回路5は1個の積分器5−1で
構成(1重積分形)されているが、2重積分形の構成を
示す第11図における積分回路5は2個の積分器5−2
.5−4と加算器5−3で構成されている。この第11
図に示す構成は第10図に示す構成のものより、量子化
雑音が低周波域で低減される。なお、この第11図にお
いて、第10図と同一符号のものは相当部分を示す。
この第10図および第11図において、7は量子化器3
の出力端と加算器6との間に挿入された遅延回路であシ
、’r = 1//gの遅延時間をもっている。また、
太線部分はアナログ信号であることを示しており、量子
化器3の出力をD/A変換回路4によってアカログ値に
復元している。そして、量子化器3の発生する魚子化坂
棗寛圧をvqN、積分回路5の伝達特性をH(z)とし
た場合の信号出力端子2に現われる雑音成分VTNは(
1)式の2関数で表現される。
VTIJ=V(IN/(1+Z−18H(1))   
 11+161111(1)ただし、z−1= e−J
VIT 、 w= 2 K/ 、 ? = 1/7gで
ある。
ここで、雑音成分VTNが、第1θ図および第11図に
示すD/A変換器の変換誤差によって生じる雑音電圧で
ある。そして第10図の積分回路5の伝達特性H(z)
はH(z)= 1/(1−z−1) 、  第11図の
積分回路5の伝達特性H(Z)はH(x)= (2−Z
−’)/(1−Z”)2で6るから、(1)式ニ代入ス
ルト第10図、第11図における雑音成分VTNはそれ
ぞれC2)。
(3)式で求められる。
vTN””VqN ” (I  Z−’)      
 * @ @ 11 m (2)vTN ”vqw ”
 (1−Z−’ )2a a 11 @ @ (3)(
1−2−りの周波数特性は(4)式で求められる。
(1−2−リ”1−e−j”〒 =28in(g7ン/
/3)−(4)そして、量子化雑音電圧V(INは、/
s/2の帯域内に一様のレベルで分布する白色雑音であ
るから、(4)式の周波数特性から明らかなように雑音
成分VTHの低い周波数成分はどレベルが低いことがわ
かる。°また、第8図、第9図に示す雑音スペクトル分
布特性の関係から、サンプリング周波数/sを高めたこ
とによって量子化雑音VCINが広帯域に分散して雑音
レベルが低下するのに加えて、(2)。
(3)式の示す周波数特性で低周波の雑音レベルは低下
することがわかる。
このように、雑音の周波数分布特性を変えてS/N比を
改善するD/A変換器をノイズ・シェイピング形と呼ん
でいる。具体的に第10図に示す構成では、/BW=1
6KHz 、fa=2048KHzとすると、(2)式
よル帝域内雑音レベルは約31 dB波減衰る。前記し
たように1量子化雑音が広帯域に分散することによるS
ハ比改善効果18 dBと合わせると、第10図に示す
構成によるい比改善効果は約49dBである。
一方、第1O図および第11図に示す構成において、積
分器5−1 、5−2 、5−4はデイジタル加算器と
レジスタで構成されるのが一般的であp1人力信号の語
長(bit数)が長い場合には加算器の遅延時間はレジ
スタや量子化器に比べて大きい。
そのため、積分器の動作速度が支配的にサンプリング周
波数18の上限を決定することになる。第11図では積
分回路を2個直列に使用しておシ、第10図に示す構成
のものに対して2倍の処理時間を要するので、サンプリ
ング周波数/gの上限は約1に制限される。そのため、
積分回路を2個直列に接続してS//′N比を改善して
もその効果は半減してしまう・具体的に・fBw= 1
6KHz Ja=1024KHzとして第11図のい比
改善効果を求めると、量子化雑音が広帯域に分散するこ
とによる改善効果が約15dB、ノイズ・シェイピング
による改善効果が(3)式より約47 dBで合計62
dBである。そして、第10図の摘取ではシ欠比改善効
果が49dBであったから、回路M、Mが大きくなった
にもかかわらず、Sハ比の改畳蓋は13dBだけである
ことがわかる。
そして、量子化器の分解能がNqビット、信号電圧範囲
を±1.とした場合の量子化誤差の2乗□   1 平均値vqN2は−(22−ゞq)2  で、ピークレ
ベルの正弦波の平均電圧は14丁であるから、そのSハ
比は101 og (521丁(−一) (dB)  
となる。
つまり、量子化器のみのS/N比は6X(Nq−1)−
)−1,8(dB)の式で求められる。第11図に示す
構成ではシ欠比の改善量は前記したように62 dB(
/ BW= 16KHz 、 fs = 1024KH
z )であったから、量子化器の分解能を2ビツトとし
た場合(ルー変換回路は3値出力)のシ乍比は量子化器
のみの値7.8dBに改善z 62 anを加えた69
.8dBである。
第12図は第1θ図に示す構成において、量子化器3で
発生する誤差が±0.5の場合にD/A変換回路出力の
スペクトル分布を求めたものである。
(/5=2048KHz 、0dB=ピーク値1の正弦
波。
スペクトル幅=62.5Hz)。
この第12図は横軸にFREQ、(KHz) 、縦軸に
LEVEL(dB)をとって表わしたD/a変換回路の
非線形誤差と出力雑音周波数スペクトル分布特性の関係
を示す特性図で、(ロ))はD/A変換回路4の非線形
誤差がない(0%)ときを示したものであシ、(b)は
D/A変換回路4の非線形誤差が0.5qbのときを示
したものである。
そして、この第12図において、HDは高調波歪成分を
示し、この(b)では入力信号(/=1062.5Hz
)の高調波歪を発生していることがわかる。ここで、/
BW=16KH1と高調波歪成分の大部分は信号周波数
帯域7i+w以下に含まれておシ、高調波歪成分によっ
てい比が制限されてしまう。そして、この第12囚伽)
の場合には、シ公比は約46dBに制限されている。集
積回路上に形成される抵抗や容it素子の比n1度は製
造後の微調整をやらない場合にL約0.5〜0,05%
程度であるから、シ乍比の上限値は46〜66 dBで
ある。
したがって、D/A変換回路の分解能を2ビツトより高
めても、非線形誤差が問題となってシル比改讐上は意味
がないことがわかる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように従来のD/A変換器では、い比改善効果の
大きいMl1図に示す構成でも、/BW=16KHz 
、fs=1024KHzでのい比は69.8dBと低い
。また、入力信号として音声信号を対称とする場合に、
高品質でD/A変換を行なうにはD/A変換器として、
信号帯域幅15KHz以上、 S/N比80〜90 d
B以上の性能が望まれる。
したがって、従来回路では、高品質音声信号に適用でき
ないという欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のオーバーサンプリング形ディジタル・アナログ
変換器は、入力端子ディジタル信号と帰還信号の差を入
力とする積分回路と、この積分回路のディジタル出力の
分解能を低減する量子化器と、この量子化器によって得
られた低分解能ディジタル信号である該量子化器の出力
を上記帰還信号とする手段と、ディジタル・アナログ変
換回路と上記量子化器出力から上記帰還信号までと同様
に処理する回路に量子化器出力を通して得られるアナロ
グ信号をループ出力信号とする手段とを有し、入力信号
周波数より十分に高いサンプリング周波数ごとに上記入
力端子ディジタル信号からル−ブ出力信号を得る第1の
量子化ループと、この第1の量子化ループと同様な構成
の量子化ループを合計N個(N:2以上の整数)有し、
上記第1の量子化ループの入力端子にディジタル入力信
号を入力しかつ第(n−1)の量子化ループの出力を入
力端子に入力とするjinの量子化ループ(n:2から
N″&での整数)とを備え、上記第1から第(n−1)
までのそれぞれの童子化ループに含まれる積分回路の伝
達特性の積と逆数の関係にある伝達特性を持つ微分回路
を上記第nの量子化ループの量子化器出力からループ出
力信号を得る径路に挿入し、上記第1から第Nのループ
出力信号を全て加算して得られる信号をアナログ出力信
号とするようにしたものである。
〔作用〕
ノイズ・シェイピング形D/A変換器を多段に接続し、
前段の発生する量子化誤差を次段によって再童子化する
〔実施例〕
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳MAK説明する
第1図は本発明によるオーバーサンプリング形珈へ変換
器の一実施例を示すブロック図で、量子化器を含むルー
プを2個で構成した場合を示すものである。
図において、11は信号入力端子、12は信号出力端子
、13は入力ディジタル信号と帰還信号の差を入力とす
る積分回路、14はこの積分回路のディジタル出力の分
解能を低減する量子化器、15はこの量子化器14の出
力を入力とする遅延回路、16はこの遅延回路15の出
力であるディジタル信号をアナログ信号に変換するD/
A変換回路、17は量子化器14の出力を入力とする遅
延回路、18は信号入力端子11からのディジタル信号
と遅延回路17よりの帰還信号を入力とする加算器で、
この加算器18の出力は積分回路13に供給されるよう
に構成されている。19は積分回路13の出力を入力と
する遅延回路、20t′iこの遅延回路19の出力と遅
延回路11の出力を入力とする加算器、21はこの加算
器20の出力と遅延回路24の出力を入力とする加算器
、22はこの加算器22の出力である入力ディジタル信
号と帰還信号の差を入力とする積分回路、23はこの積
分回路22のディジタル出力の分解能を低減する量子化
器、24はこの量子化器23の出力を入力とし出力を帰
還信号として上記加算器21に供給する遅延回路、25
は量子化器23の出力を微分する微分回路、26はこの
微分回路25の出力であるディジタル信号をアナログ信
号に変換するD/A変換回路、27はとのD/A変換回
路26の出力とD/A変換回路16の出力を加算する加
算器で、この加算器27の出力が信号出力端子2に得ら
れるように構成されている。なお細線部はディジタル信
号であることを示し、太線部はアナログ信号であること
金示す。
そして、積分回路13.22は入力信号の周波数が低い
ほど大きな利得を有するもので、その伝達特性をH1#
 H2とする。また、微分回路25は積分回路と逆特性
のもので、その伝達特性を1/H3とする。
この第1図に示す実施例では、積分回路13゜量子化器
14.遅延回路17.および加算器18によって第1の
ループを構成し、また、積分回路22、量子化器23.
遅延回路24および加算器21によって第2のループを
構成している。
つぎにこの第1図に示す実施例の動作を説明する。
まず、第1のループの積分回路13と量子化器14の出
力差を加算器20によって求め、第2のループの入力信
号としている。そして、第1のループの量子化器14の
出力と、第2のループの量子化器23の出力を微分回路
25で処理した信号とをそれぞれD/A変換回路16.
26でアナログ値に変換した後に、加算器21で加算し
てアナログ出力信号を得ている。ここで、量子化器14
゜23の量子化誤差をそれぞれvqN□、vqN2とし
て、アナログ出力信号に含まれる誤差成分を求める。
第1のループの量子化器14の出力をVδ1.積分回路
13の出力をMHIとすると、Vδ1.vH□ははそれ
ぞれ(5) 、 (6)式で求められる。
第2のループの入力信号をVIN2  とすると、上記
(5)、(6)式より(7)式が尋かれる。
Vniz=(Vat   V?51)=  V(INI
   @11″@(7)そして、上記(5)式は、vr
51の誤差成分は前述の(1)式で求められる従来回路
の誤差と等価であることを示している。また、■−61
と■旧の差を求めることによって、量子化器14の量子
化誤差■qN1のみが検出できることを上記(7)式は
示している。
つぎに、信号出力端子2に得られるアナログ出力信号V
A?iは(8)式で求められる。
ソシテ、コノ(8)式ヨシ、V(INIO項は)11’
 = H2=H3であ九ば完全に消去されて、(9)式
のよつになることがわかる。
拳・Φ・・(9) この(9)式の雑音成分をVTN + H1〜H3の伝
達特性を積分器1段の特性であるH1=H2=H3=’
/(1−Z−’)  とすると、aω式が(9)式より
導かれる。
VTN=V(lN2  @ (I    Z−”)2 
       ”  ” CL(1そして、このuQ式
は、従来回路の前述の(3)式と同様な周数数特性で雑
音電圧が分布することを示している。ここで、量子化誤
差vqN2の大きさは、量子化器230分解能が一定の
場合、第2のループの最大入力振幅に比例する。また、
第2のループの入力は上記(7)式より嬉1のループの
量子化誤差であるから、第1のループの量子化器14の
分解能によって決定される。
つぎに、信号入力端子1に加わる信号の範囲を±1とし
、量子化器14.23はそれぞれNqltN(12ビツ
トの分解能をもっているとすると、量子化誤差VqH1
+ vqN2の振幅範囲はαυ、(13式でそれぞれ表
わされる。
−2−(□9”−”2≦Vq9、く2   ・・・αジ
ー(Nql−1) 一方、D/A変換回路(16,26)の直線性について
は前述したように、直線性が素子!w友に依存せずに確
保されるのは1〜2ビツトの分解能の場合だけである。
ここで、ルへ変換回路と量子化器の分解能は同じである
から、量子化器についても1〜2ピツトであるのが一般
的なので、上記αυ、α2式よル1ビットの場合にII
′1vqN1.vqN2とも±1の振幅範囲で、2ビツ
トの場合にはV(IN□は±0.5゜V(lN2は±0
.25の振幅範囲になる。従来回路の0)式におけるV
QNとt子化器分解能の関係もV(INIと同じμυ式
のようになるので、(3)式におけるvqNと上記α〔
式におけるV(lN2の振幅範囲を比較すると、量子化
器分解能が1ビツトでは同じだが、2がわかる。そして
、量子化器分解能がさらに大きくなればV(lN2はさ
らに小さくなる。
第2のループの入力信号VIN2として、(7)式を使
用した場合について説明した。ところが、(6)式は低
周波域でvH□””VIN  V(INIと近似できる
量子化雑音の成分については(7)式と全く同じであシ
、入力信号成分は雑音とはならないので、VIN2に積
分器出力V旧のみを入力しても同様に動作する。
つぎにSハ比の改讐について、この第1図に示す実施例
と従来回路を対比して説明する。
ここで、前述の第10図9M11図に示す従来回路とS
/N特性を比較するため、第10.11図のシ乍を求め
た場合と同様にしてこの第1図に示す実施例のシ公比を
求める。
そして、第1図に示す実施例における積分回路13の伝
達特性H1+積分回路22の伝達特性H2および微分回
路25の伝達特性H3が積分器1段の特性(Hl 〜3
=1/(1−Z−”)) であル場合、ループの動作速
度は前述したように、積分器が支配的に決定するので、
第10図の構成と同じサンプリング周波数fsで第1図
の各ループは並列に動作することができる。この点が、
第11図のサンプリング周波数f6がM2O図のサンプ
リング周したがって、fBW=16KHz l f8=
2048KH2l量子化器分解能を2ビツトとした場合
、量子化雑音が広帯域に分散することによる改@貴18
dB。
ノイズ・シェイピングによる改善量がα1式よりよる改
善量6 dBであシ、改善量の総和は83 dBになる
。Sハ比として6 dBX (2ビット−1)士1.8
dB士83dB=90.8 dB  が得られる。前述
の第11図に示す従来回路のS/N比が69.8 dB
であったから、21dBも高いシNを本発明による回路
では実現することができる。
上記のS/N比計算は第1図のD/A変換回路16゜2
6が正しい値を出力すると仮定して求めた。ところが、
この第1図のD/A変換回路16.26はアナログ回路
であるから、素子精度などで出力電圧の精度は劣化する
この第1図に示す実施例は、量子化器を含むループを2
個で構成した例であるが、本発明では2個以上で構成す
ることもできる。
第2図は本発明の他の実施例を示すブロック図で、3個
のループで構成した場合を示すものである。
この第2図において第1図と同一符号のものは相当部分
を示し、28は積分回路22の出力を入力とする遅延回
路、29はこの遅延回路28の出力と遅延回路24の出
力を加算する加算器、30はこの加算器29の出力と遅
延回路33の出力を加算する加算器、31はこの加算器
31の出力を入力とする積分回路、32はこの積分回路
31からのディジタル出力の分解能を低減する量子化器
、33はこの量子化器32の出力を入力とし出力を#還
信号として上記加算器30に供給する遅延回路、34は
量子化器32の出力を微分する微分回路、35はこの微
分回路34からのディジタル信号をアナログ信号に変換
するD/A変換回路、36゜31はそれぞれ遅延回路1
5とD/A変換回路16の間および微分回路25とD/
A変換回路26の間に挿入された遅延回路、38 /i
D/A変換回路26の出力とD/A変換回路35の出力
を加算する加算器、39はこの加算器38の出力とD/
A変換回路16の出力を加算して得られる信号を信号出
力端子2に送出する加算器である。
そして、この第2図に示す実施例は、加算器3゜と積分
回路31および量子化器32ならびに遅延回路33によ
って構成される第3のループが第1図に示す実施例の構
成に追加されている。
つぎに、この第2図に示す実施例の動作を説明する。
まず、第3のループの入力viN3は量子化器23の発
止する量子化誤差の逆相波形である。っま夛、第2のル
ープと第3のループの接続関係は第1図の第1のループ
と第2のループの関係と全く同じである。
したがって、加算器38の出力VT52は(9)式と同
様にα1式で求められる。
ある。
そして、信号出力端子2に得られるアナログ出力信号V
A15は前述の(5)式と上記α3式のV52の和で求
められる。ここで、各伝達特性をH1=H2=H3=H
4=H5とすると、このアナログ出力信号VA5はα4
式で求められる。
・・・・・α滲 このα4式の雑音成分をvTN、H1〜H5の伝達特性
を積分器1段の特性である1/(1−z一つとすると、
α9式で上記雑音成分VTNが求められる。
VTN=VqN3”(I  Z−”)”      ・
”1(151このようにして、電子化器を含むループを
2段から3段に増加したことによって雑音成分VTNは
00式からα9式のように、2次式から3次式に変わっ
ている。そして、この2段から3段にループ数を増やし
たのと同様の手法によって4段以上へ増やすこともでき
る。
第3図はD/A変換回路の具体的構成例を示す回路図で
、スイッチトーキャパシタ回路で1〜2ビツト分解能の
D/A回路を構成したものである。
この第3図において、VRECは基準電圧が印加される
入力端子、OUTは出力端子である。そして、4G−1
,40−2・−・・・40−8はそれぞれスイッチ回路
(アナログスイッチ)、41−1.41−2.41−3
は容量素子、42は演算増幅器である。
いま、容量素子41−1をC8を容量素子41−2をC
I、容量素子−41−3をCB  とすると、入力端子
VREF  から出力端子OUTまでの伝達特性HDA
はα0式のようになる。
HDA 二Cs/ (C□−7,−’ * (CI−C
B) )  e a * m m (11このα0式に
おいて、サンプリング周波数18に対して十分に低い信
号周波数帯ではz−1はほぼ1であるから、利得はCs
/c、になることがわかる。
そして、スイッチ回路40−1〜40−4の接続順序を
制御して、容′Ik素子41−1のC8にVnty*圧
を充電してアナログ電圧を出力する。このとき、充電方
向の切換えと無充電によって3通りの充電ができるので
、1〜2ビツトのD/A変換回路として動作する。
このように、1個の容Iii素子を使ったD/A変換回
路では前述したように直線性は問題にならないが、利得
、すなわち、出力電圧の絶対値はC8/CBの容量比で
変動する。したがって、第1図のD/A変換回路16.
26の利得の8度が問題になる。
ここで、D/A変換回路26のD/A変換回路16に対
する利得比をαとする。(αTh1)。そして、前述の
α〔式を導いたときと同様に雑音成分vTNを求めると
、(17)式か得られる。
VTN = V(INI ” (1”) ” (1−Z
−1)+V(1*211(!II (1−Z−”) ”
    11 a @ @ 11 (17)そして、容
量比?#度が前述したように、0.5〜0.05%とす
ると、α=0.995〜0.9995になるので(1−
α)の項は0.005〜0.0005(−46〜−66
dB)の大きさになる。、/’5=2048KHz 。
/BW=16KHzのときの(1−2−〇の利得〃μ2
6dBであるから、vqN10項はV(IN2 K対し
、テ20dB以上低いレベルであることがわかる。Vq
NIO項がシN比に与える劣化量は約0.05 dB以
下と非常に小さい。このことから、本発BAK用いるD
/A変換器は高い比精度の素子を使用せずに、高いS/
N比を得ることができる。
一方、積分回路の伝達特性は完全に積分器と等しい特性
である必要はない。そして、この積分回路の設計条件は
、 ■ 低周波域、すなわち、信号周波数帯域での利得が高
周波域の利得より大きい周波数伝達特性であること。
■ 電子化器、積分回路を含むループが発振せずに安定
に入力信号に追従動作すること。
■ 微分回路で逆特性が実現できること。
の3点である。
また、各ループの積分回路の伝達特性(H1p H2・
・・・・)は等しくなければならないことは前述したが
、信号帯域以上の高い周波数帯域については雑音レベル
が増加しても信号帯域内のSハ比を劣化させず問題とな
らないので、信号帯域内だけの伝達特性が正確に吟しけ
ればよい。ただし、信号帯域外の高周波雑音レベルも低
減したい場合には、全帯域で伝達特性が等しいことが望
ましい。
第4図は本発明の更に他の実施例を示す構成図で、第1
図と異なる点は第1図に示す構成に積分回路42.43
を追加したことである。
このように構成することによフ、積分回路42の出力と
入力信号を比較することになるので、入力信号に含まれ
る高周波成分のレベルが低ければ積分回路42の低周波
利得によって量子化器14の出力値は小さくても入力信
号に追従することが可能である。すなわち、量子化器1
4で発生する量子化誤差が小さくな9、高いS/N比を
実現できる。
そして、ごつ第4図に示す実施例の信号出力端子2に得
られるアナログ出力信号VA5はα樽式のようになる。
ただし、積分回路42.43の伝達特性をH6p H7
とし、他は第1図に示す実施例と同様である。
この081式の項が消去されると、第1図の説明におけ
る(9)式と同様に雑音成分はVC1N2の項だけで、
周波数分布特性も同様になることがわかる。また、V(
INIの項が低周波帯域で消去される条件は、低周波帯
域でH1=H2=H3かつH5=H7の条件が成立すれ
ばよい。そして、このVCINIの項を完全に消去する
ためには、H,〜H7の伝達特性をα4式のように選べ
ばよい。
このα1式を上記αυ式に代入すると翰式が導かれる。
VD5:v!N十■qN211(1−2−1)2@01
1*@翰この(4)式より雑音成分は前述の第1図の説
明における01式と同じであることがわかる。
ただし、前述したように、V(lN2は第4図に示す実
施例の方が小さくなる。例えば、fBW=16KHz 
、 fs=2048MHzのときH6の16KHzの利
得は約26dBであるから、この第4図に示す実施例に
おけるvqN2は第1図に示す奨施例の場合よ、926
dB低く設定することができる。
第5図は第1図に示した構成で、積分回路を1段の積分
器ト七た場合(H1= H2= H3= 1/(1−2
−’))の具体的構成例を示す回路図で、第1図と同一
部分には同一符号を付して説明を省略する。
そして、この第5図におけるD/A i換回路は第3図
に示した回路例を応用しておシ、演算増幅器42、容量
素子41−2.41−3およびスイッチ回路40−5〜
40−8は第3図におけるD/A変換回路16.26の
2つのD/A変換回路で共通に使用している。そして、
D/A変換回路16の充電回路は容量素子41−1およ
びスイッチ回路40−1〜40−4で、D/A変換回路
26の充電回路は容量素子41−4 。
41−5およびスイッチ回路40−9.40−10・・
・・40−14で個別に構成している。
また、量子化器14.23はそれぞれ2ビツトの分解能
のもので、量子化器14の量子化電圧は0、±VREF
の3値で、量子化器23の量子化電圧は0.十二VRE
Fの3値である。
また、微分回路25は遅延回路(レジスタ)の特性を実
現している。そして、この微分回路25の5値になるの
で、容量素子41−4.41−5の容スイッチ制御回路
51で制御している。また、容量素子41−1への充電
はスイッチ制御回路50で制御される。そして、WJ1
図における積分回路13゜24はレジスタと加算器で構
成されるので、H1=H2=1/(1−Z−1) O特
性ノ場合ニは、第1図の加算器18.20.21と遅延
回路(レジスタ)15゜17、II、24と合わせて整
理すると、この第5図に示すように簡単化できる。
第6図に第5図のアナログ信号出力の周波数スペクトル
分布特性を示す。ただし、f8工2048KHz。
0dB=ピーク値がVREFの正弦波、スペクトル幅=
500Hzであシ、前述の第8図および第9図と同じ条
件である。この第6図と第9図と比較して、低周波領域
の雑音レベルが大幅に低下していることがよくわかる。
第7図は第5図に示す実施例のS/N特性である。
そして、この第7図は、f5=2048KHz r f
Bw=16KHzの場合で、横軸は入力信号の振幅レベ
ルLEVEL(−DB)、縦軸はSA比S/N(DB)
である。
この第7図に示すS/N特性から明らかなように、入力
信号振幅レベルに対して直線的にシN比が変化すること
がわかる。この特性は一般のリニア15bit A/D
変換器とほぼ同じものである。また、前述した計算式よ
り求めたS/N比は90.8 dBであったが、この第
7図のOdB人カレベルの趣比とtlぼ一致しているこ
とがわかる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、複数の量子化ル
ーズによって多段に量子化処理を行なうことによって、
低周波帯域の雑音レベルを大幅に低減できるからサンプ
リング周波数fsに比較して十分に低い信号周波数帯域
で非常に高いS/N特性を得られる利点がある。また、
複数の量子化ループは並列処理可能であるから、高速処
理が可能で高いサンプリング周波数fsが実現でき、こ
のサンプリング周波数fsが高いことによって、S/R
改善効果がさらに大きいという利点がある。また、量子
化器、 D/A回路の分解能は素子精度に依存せずに高
い直線性の実現できる1〜2 bitの低分解能であっ
ても高いS4特性が実現できると共に、複数のD/A回
路の比精度も集積回路上に容易に実現できる程度で十分
なことから、高い精度の素子は不要なため製造後例微調
整などの後処理が不要であるため経済的に製造できる利
点もあるので、実用上の効果は極めて大である。
さらに、第5図に示す実施例からも明らかなように、ア
ナログ回路規模は非常に小さいが、量子化ループの部分
にディジタル回路が比較的多く必要である。しかし、集
積回路の微細化が進むにつれて、アナログ回路よりディ
ジタル回路の方が集積度が高くなってきたので、チップ
面積としては小さくすることが可能で、集積回路化に適
した方式であシ、小形で経済的に高精度後へ変換器を実
現できるという点において極めて有効である。
このように、本発明によれば、従来のD/A変換装値に
比して多大の効果があ)、信号周波数と比較して非常に
高い周波数で変換動作を行なうことによって、高い変換
精度を実現するオーツ(−サンプリング形D/A変換器
としては独自のものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるオーバーサンプリング形ディジタ
ル・アナログ変換器の一実施例を示すブロック図、第2
図は本発明の他の実施例を示すブロック図、第3図は第
1図および第2図の実施例におけるD/A変換回路の具
体的構成例を示す回路図、第4図は本発明のさらに他の
実施例を示すブロック図、第5図は第4図に示す実施例
の具体的構成例を示すブロック図、第6図および第7図
は本発明の説明に供する出力雑音周波数スペクトル分布
特性およびS外特性を示す特性図、第8図は本発明の説
明に供する量子化雑音の周波数スペクトル分布特性を示
す特性図、第9図は従来のオーバーサンプリングD/A
変換器の出力雑音周波数スペクトル分布特性を示す特性
図、第10図は従来のΔ−Σ形オーバーサンプリングD
/A変換器の一例を示すブロック図、第11図は従来の
Δ−Σ形オーバーサンプリングD/A変換器の他の例を
示すブロック図、第12図は第10図および第11図の
動作説明に供する非線形誤差と出力雑音周波数スペクト
ル分布特性の関係を示す説明図である。 13・・・・積分回路、14・・・・量子化器、15・
・・・遅延回路、16・・・・D/A変換回路、17.
19・・・・遅延回路、20.21書・・・加算器、2
2・・拳・積分回路、23・・・・量子化器、24・・
・・遅延回路、25・・・・微分回路、26・・・・D
/A変換回路、2T・・・・加算器、28.33・・・
・遅延回路、3G、3 8 、39  拳 ・ −・ 
加コ1[器、  31 拳 ・ ・ ・ 積分回路、3
2・・・・量子化器、34・・・・微分回路、35・・
・・D/A変換回路、42.43・・・・積分回路。 第1図 第2図 第4図 LEVELt−dBJ LEVEL(d、) LEVEL(dB) LEVEL(dB) LEVEL(dB)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力端子ディジタル信号と帰還信号の差を入力とする積
    分回路と、この積分回路のディジタル出力の分解能を低
    減する量子化器と、この量子化器によって得られた低分
    解能ディジタル信号である該量子化器の出力を前記帰還
    信号とする手段と、ディジタル・アナログ変換回路と前
    記量子化器出力から前記帰還信号までと同様に処理する
    回路に量子化器出力を通して得られるアナログ信号をル
    ープ出力信号とする手段とを有し、入力信号周波数より
    十分に高いサンプリング周波数ごとに前記入力端子ディ
    ジタル信号からループ出力信号を得る第1の量子化ルー
    プと、この第1の量子化ループと同様な構成の量子化ル
    ープを合計N個(N:2以上の整数)有し、前記第1の
    量子化ループの入力端子にディジタル入力信号を入力し
    、かつ第(n−1)の量子化ループの出力を入力端子に
    入力する第nの量子化ループ(n:2からNまでの整数
    )とを備え、前記第1から第(n−1)までのそれぞれ
    の量子化ループに含まれる積分回路の伝達特性の積と逆
    数の関係にある伝達特性を持つ微分回路を前記第nの量
    子化ループの量子化器出力からループ出力信号を得る径
    路に挿入し、前記第1から第Nのループ出力信号を全て
    加算して得られる信号をアナログ出力信号とするように
    したことを特徴とするオーバーサンプリング形ディジタ
    ル・アナログ変換器
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