JPS6117665A - 廻縁の取付け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、間仕切パネルと天井との間に取り付けられ
る廻縁の取付は構造に関するものである。

従来の技術 従来、この種の廻縁は、例えば釘打ち等によって固定し
ている。

発明が解決しようとする問題点 上記従来の技術においては、釘打ち等の作業が必要であ
り、そのため取付は作業に時間を要するという欠点があ
る。この発明はかかる欠点を解消して、間仕切パネルと
天井との間に挿し込むだけで廻縁を取り付けることがで
き、従って、作業の簡単な廻縁の取付は構造を提供する
ことを目的としている。

問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本発明では、第１図で示す
ように、間仕切パネル（１）の上端に係止片（２）を突
出させ、同じく間仕切パネル（１１と天井面（３）との
間に挿し込んだ廻縁（４）を、前記係止片（２）によっ
て係止保持させるようにしたものである。

実施例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。図
面は、係止片（２）を、間仕切パネルＴｌ）を取り付け
るための取付は金具（５）へ形成したものを示している
。そこで、まずこの取付は金具（５）の構造から説明す
ると、図において（６）は、水平基板であって、この水
平基板（６）の一端を略垂直に下方へ折曲させるととも
に、その先端が上方へＵ字形に屈曲されてフランジ嵌合
部（７）が形成され、更に、その先端を斜め上方へ突出
さすべく折り曲げして、この突出部分を弾性片（８）と
している。他方、水平基板（６）には、その一部を上方
へ切り起こしして係止片（２）が形成される。更に、同
じく水平基板（６）には、第３図に示すように、前記フ
ランジ嵌合部（７）との境界部分近傍より該フランジ嵌
合部（７）にかけてコの字形の切れ目を設け、この切れ
目により垂直挿込み片（９）が下方へ垂下するように切
り起こし形成されている。

間仕切パネル（１）は、溝形金属材を、その溝（１１）
　　（１１）・・・部分が外向きになるようにして接合
した四辺形のフレーム（１０）と、該フレーム（１０）
の両側に接着等によって貼り付けた表面板（１２）（１
２）とから構４ｇれる。天井（１３）には、天井ランナ
（１４）が取り付けられており、この天井ランナ（１４
）は、溝形の金属材からなるものであって、そのフラン
ジ（１５）　　（１５）が下向きになるようにして取り
付けている。他方、床（１６）側には床ランナ（１７）
が取り付けられ、溝形金属材をそのウェブ（１８）がそ
の上面に来るようにして取り付けられている。

次に上記間仕切パネルＴｌ）の取付は方法を説明すると
、第３図及び第４図で示すように、前記の如く形成され
た取付は金具（５）の挿込み片（９）を、フランジ嵌合
部（７）がフレーム（１０）の溝（１１）内へ位置する
ようにして、その挿込み片（９）をフレーム（１０）と
表面板（１２）との間に挿し込む。このようにして複数
の取付は金具（５）をフレーム（１０）の表裏方向に左
右相対向させ、かつ、第４図の如く長手方向に適宜間隔
をおいて取り付ける。なお、第１図及び第２図の断面図
においては、挿込み片（９）が表面板（１２）の一部を
切り欠いて挿し込まれているように見えているが、実際
にはこの挿込み片１９）は非常に薄肉であり、そのため
、該表面板（１２）を切り欠くことなく挿し込むことが
できる。

上記のようにして取付は金具（５１（５）・・・を取り
付けた間仕切パネル＋１１は、まず、第２図の２点鎖線
で示すように斜めの状態にして、その上端における′フ
レーム（１０）の溝（１１）を、天井ランナ（１４）の
フランジ（１５）　　（１５）へ嵌合させる。このとき
、取付は金具（５）のフランジ嵌合部（７）へ該フラン
ジ（１５）が嵌る。更にその状態から該間仕切パネル＋
１１を、その上端部分を支点として、その下端を床ラン
ナ（１７）上方へ回動させ、同時に、天井ランチ（１４
）のウェブ（１９〉下面に当接する弾性片（８）の力に
抗して、この間仕切パネル＋１１を上方へ押し上げる。

そして、該間仕切パネル（１）下端の溝（１１）が、床
ランナ（１７）の上方へきた時点で、該間仕切パネル（
１）を下方に落として、この間仕切パネル（１１下端の
溝（１１）を床ランナ（１７）へ嵌合させて核間仕切パ
ネル（１１が、両ランナ（１４）　　（１７）へ嵌合し
た状態に取り付けられる。

このようにして取り付けられた間仕切パネル＋１１は、
その上端と天井（１３）との間に隙間を有しており、こ
の隙間へ第１図で示すように、辺縁（４）の　・挿込み
部（４ａ）を挿し込んで取り付けるものである。この実
施例において、挿込み部（４ａ）の下面には、溝（２０
）が形成されており、該挿込み部（４ａ）を挿し込むと
、その下面が係止片（２）を下方へ押し下げて押し込ま
れ、次いで、該係止片（２）が溝（２０）部分に来た段
階で該溝（２０）に嵌り、これによって、辺縁（４１を
係合保持する。

上記実施例では、辺縁（４）における挿込み部（４ａ）
の下面に溝（２０）を係合して、この溝（２０）へ係止
片（２）を係合させるものを示しているが、このような
溝（２０）を形成しないでも保持できる場合、例えば、
該辺縁（４）が比較的柔軟な材質によって作られており
、係止片（２）が該辺縁（４）へ食い込むように押し付
ける場合、或いは、挿込み部（４ａ）の下面に凹凸があ
り、この凹凸によって容易に抜けることがないほどに保
持できるもの、等の場合には溝（２０）を形成する必要
はない。

発明の効果 以上の如く本発明によれば、間仕切パネルと天井面との
間に廻縁を挿し込むのみで取り付けることができるから
、釘打ちその他の作業が不要であり、作業時間を大幅に
短縮できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、廻縁の取付は状態を示す間仕切パネル部分の
縦断面図、第２図は、間仕切パネルの取付は方法を示す
縦断面図、第３図は、本発明係止片を有する取付は金具
の間仕切パネルへの取付は方法を示す斜視図、第４図は
、同じく取付は金具を取り付けた状態の間仕切パネルを
示す斜視図である。 ＋１）−間仕切パネル、（２）・−係止片、＋３］　−
天井面、（４）−・廻縁。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 間仕切パネル上端に係止片を突設し、間仕切パネル上端
   と天井面との間に挿し込んだ廻縁を前記係止片にて保持
   せしめることを特徴とする廻縁の取付け構造。