JPS61176298A - 処理待ち合わせ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、処理待ち合わせ方法、とくに必要な資源の捕
捉不成功時における処理の実行順序の入れ違いを回避す
る処理待ち合わせ方法に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、処理に必要な資源の捕捉不成功時には、その処理
を放棄するか、または、実行順序が入れ違うことを許す
条件内でのみその処理を待ち合わせていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の方法では、処理を放棄したり。

処理の実行順序が入れ違うことが許されない場合には、
資源が捕捉不能にならないように資源を必要以上に確保
する必要があった。

〔問題点を解決するための手段〕

このような問題点を解決するために本発明は、実行を待
ち合わせる処理の番号を識別番号記憶領域により識別し
、キューにより処理の実行を待ち合わせることにより、
処理の実行順序が入れ違うことを回避するようにしたも
のである。

〔作用〕

本発明においては、キューにより処理の実行を待ち合わ
せ、待ち合わせる処理の番号を識別番号記憶領域により
記憶し、処理の実行順序が入れ違うことが回避される。

〔実施例〕

本発明に係わる処理待ち合わせ方法の一実施例を第１図
〜第５図に示す。第１図〜第５図において、■、２は各
処理の番号を示す処理番号、３は資源が捕捉不能のため
実行を一時待ち合わせる処理番号を識別する識別番号記
憶領域、４は実行順序が入れ違わないように以後の処理
の実行を待ち合わせる処理待ち合わせキュー、５は処理
が実行を待っている実行待ちキューである。

次に本実施例における動作について説明する。

第１図は処理番号】の処理が実行中であることを示す。

この実行中、資源が捕捉不能であれば、第２図に示すよ
うに、処理番号１の処理の実行を中止し、再度実行する
ため実行待ちキュー５に登録し、実行待ち状態にする。

この時、識別番号記憶領域３に、この処理の識別番号、
すなわち、「１」を格納する。

第３図に示すように、次に実行する処理が処理番号２の
処理であり、識別番号記４．ｆＪ領域３に記憶されてい
る処理、すなわち、処理番号１の処理ではない場合、処
理番号２の処理の実行を中止し、この処理を処理待ち合
わせキュー４に登録し、識別番号記憶領域３に記憶され
ている処理、すなわち、処理番号１の処理が実行終了す
るまで待ち合わせる。

実行する処理が識別番号記憶領域３に記憶されている処
理であれば、第４図に示すように、処理を実行する。も
し処理を実行しても、また、資源が捕捉不能であれば、
処理の実行を中止し、再度実行待ちキュー５に登録する
ことになる。資源が捕捉できれば処理を実行し、実行が
終了すると、この処理の実行終了を待ち合わせていた処
理、すなわち、処理番号２の処理を、第５図に示すよう
に、処理待ち合わせキュー４から取り出して処理を実行
し、処理待ち合わせキュー４に待ち合わせている処理が
なくなるまで、たとえば、処理番号ｌＯまでの処理があ
る場合は処理番号１０の処理がなくなるまで、処理待ち
合わせキュー４から処理を取り出し実行する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、実行を待ち合わせる処理
の番号を識別番号記憶領域により識別し、キューにより
処理の実行を待ち合わせることにより、処理の実行順序
が入れ違うことを回避するようにしたので、一時的に資
源が捕捉不能となっても処理は廃棄されず、待ち合わせ
ることによる処理の実行順序の入れ違いも生じないため
、これを回避するための必要以上の資源を確保する必要
はなく、必要最小限の資源を確保すればよいという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図は本発明に係わる処理待ち合わせ方法の
一実施例を説明するための説明図である。 １．２・・・・処理番号、３・・・・識別番号記憶領域
、４・・・・処理待ち合わせキュー、５・・・・実行待
ちキュー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 処理の実行に必要な資源を捕捉成功した場合に目的の処
   理を実行し、捕捉不能の資源が生じた場合に必要な資源
   が捕捉できるまで処理の実行を待ち合わせる処理待ち合
   わせ方法において、実行を待ち合わせる処理の番号を識
   別番号記憶領域により識別し、キューにより処理の実行
   を待ち合わせることにより、処理の実行順序が入れ違う
   ことを回避することを特徴とする処理待ち合わせ方法。