JPH02161520A - コンピュタシステムにおけるジョブ強制終了方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、コンピュタシステムの入出力装置から入力さ
れるジョブ強制終了指令に基づいてジョブを強制終了さ
せるコンピュタシステムにおけるジョブ強制終了方式に
関する。

（従来の技術） 従来この種のジョブ強制終了方式としては、ジョブ強制
終了指令の入力があった場合には、予しめジョブに設定
された実行優先度の優先度の高い順に強制終了処理をす
るようにしていた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来のジョブ強制終了方式に、おいては
、ジョブを強制終了しようとしても、強制終了しようと
したジョブが持つ実行優先度が低いと、該ジョブになか
なか制御が移らず、強制終了処理が終了するまで多大の
時間を要する。この結果、該ジョブが保持する資源を他
のジョブに割り当てることができないため資源の有効利
用ができないという欠点があった。

本発明は、上記欠点を解消するためになされたものであ
って、実行優先度の低いジョブに強制終了を行なった場
合でも強制終了処理時間を短縮することができ、ジョブ
が持つたとえばメモリや共用ファイル等の共用資源を短
時間で解放して共用資源の有効利用を図ることかできる
コンピュタシステムにおけるジョブ強制終了方式を提供
することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 上記課題は、コンピュタシステムの入出力装置から入力
されるジョブ強制終了指令に基づいてジョブを強制終了
させるものにおいて、前記強制終了指令の入力情報と前
記ジョブの実行優先度情報とを蓄える管理デープル手段
と、前記強制終了指令の入力を受け収る強制終了指示認
識手段と、該強制終了指示認識手段からの強制終了指令
を前記管理テーブル手段に登録する強制終了表示設定手
段と、前記管理テーブル手段に強制終了指令が登録され
たとき前記５ヌ・理デープル手段の実行優先度情報を読
み出し実行優先度を高位に変更する実行優先度変更手段
とを備えることで解決することができる。

（作用） 本発明によれば、コンピュタシステムの入出力装置から
強制終了指令か入力されると、強制終了表示設定手段に
より強制終了指令が管理テーブル手段に登録される。こ
の登録がされると、実行優先度変更手段により管理テー
ブル手段に蓄えられたジョブの実行優先度が高位に変更
される。

このように実行優先度が高位に変更される結果、低優先
度のジョブであっても、他のジョブに優先して強制終了
処理を行なうことができる。したがってジョブが持つ共
用資源を短時間で解放することができ共用資源の有効利
用を図ることかできる。

（実施例） 以下に図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。

第１図において、１は入出力装置、２は強制終了指示認
識手段、３は強制終了表示設定手段、４は実行優先度変
更手段、５は管理テーブル手段である。

管理テーブル手段５には、強制終了指令の入力情報及び
ジョブ毎に設定されたジョブの実行優先反す青報が蓄え
られている。

強制終了指示認識手段２は、第２図に示すように、入出
力装置１から任意のジョブの強制終了指示を受け付ける
ジョブの強制終了指示受付処理２１と、後述する強制終
了表示設定手段３を呼び出す強制終了指示設定手段呼び
出し処理２２と、後述する実行１憂先度変更手段４を呼
び出す実行優先度変更手段呼び出し処理２３とからなっ
ている。

強制終了表示設定手段３は、第３図に示すように強制終
了させようとするジョブの管理テーブル手段５に、強制
終了指示がなされた旨の情報を、前記管理テーブル手段
５に登録する強制終了指示設定処理３１からなっている
。

実行優先度変更手段４は第４図に示すように、強制終了
させようとするジョブの管理テーブル手Ｆｔ５に格納さ
れている実行優先度情報を読み出し、かつ、読み出した
実行優先度を許されている最高の実行優先度に変更する
実行優先度変更処理４１からなっている。なお実行優先
度の変更は元の実行優先度よりも高位のものに変更する
ものであれば最高の実行優先度とするものでなくてもよ
い。

次に本実施例の作動について説明する。運用者もしくは
利用者が実行中のジョブを強制終了しようとする場合、
入出力装置１を経由して強制終了指示を行う。強制終了
指示認識手段２は、強制終了指示受付処理２１にて該強
制終了指示を受け付け、強制終了表示設定手段呼び出し
処理２２にて強制終了表示設定手段３を呼び出す０強制
終了表示設定手段３は、強制終了表示設定処理３１にて
終了させようとするジョブの管理テーブル手段５に強制
終了指示がなされた旨の表示をし、強制終了指示認識手
段２に戻る。そして強制終了指示認識手段２は、実行優
先度変更手段呼び出し処理２３にて実行優先度変更手段
４を呼び出す、実行優先度変更手段４は、実行優先度変
更処理４１にて強制終了さぜようとするジョブの管理テ
ーブル手段５に格納されている実行優先度を許されてい
る最高の優先度に変更する。

本実施例によれば、ジョブ強制終了指示を受け取ると、
該ジョブに対して強制終了指示がなされたことを通知す
る表示を設定すると共に、該ジョブの実行優先度を上げ
ることにより、ＣＰＵ待ち時間を短縮し、終了処理を早
めることができる。

このため共用資源の解放が短時間で行なわれ、共用資源
の有効利用を図ることかできる。

（発明の効果） 以上に説明したように、本発明によれば、実行優先度の
低いジョブに強制終了を行なった場合でも、強制終了処
理時間を短縮することができ、ジョブが持つたとえばメ
モリや共用ファイル等の共用資源を短時間で解放するこ
とができ共用資源の有効利用を図ることができる。

第２図は第１図実施例における強制終了指示認識手段の
内容を示すフローチャート、第３図は第１図実施例にお
ける強制終了表示設定手段の内容を示すフローチャート
、第４図は第１図実施例における実行優先度変更手段の
内容を示すフローチャートである。

ｌ・・・入出力装置、２・・・強制終了指示認識手段、
３・・・強制終了表示設定手段、４・・・実行優先度変
更手段、５・・・管理テーブル手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンピュタシステムの入出力装置から入力されるジョブ
   強制終了指令に基づいてジョブを強制終了させるコンピ
   ュタシステムにおけるジョブ強制終了方式において、前
   記強制終了指令の入力情報と前記ジョブの実行優先度情
   報とを蓄える管理テーブル手段と、前記強制終了指令の
   入力を受け取る強制終了指示認識手段と、該強制終了指
   示認識手段からの強制終了指令を前記管理テーブル手段
   に登録する強制終了表示設定手段と、前記管理テーブル
   手段に強制終了指令が登録されたとき前記管理テーブル
   手段の実行優先度情報を読み出し実行優先度を高位に変
   更する実行優先度変更手段とを備えることを特徴とする
   コンピュタシステムにおけるジョブ強制終了方式。