JPS61175620A - 直交偏波型光周波数シフタ - Google Patents

直交偏波型光周波数シフタ

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JPS61175620A
JPS61175620A JP1539285A JP1539285A JPS61175620A JP S61175620 A JPS61175620 A JP S61175620A JP 1539285 A JP1539285 A JP 1539285A JP 1539285 A JP1539285 A JP 1539285A JP S61175620 A JPS61175620 A JP S61175620A
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JP
Japan
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polarized
light
beam splitter
signal
polarization
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JP1539285A
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Inventor
Osamu Koike
修 小池
Satoru Amano
覚 天野
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Hoya Corp
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Hoya Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、音響光学素子(ブラックセル)内の進行超音
波の波面で入射レーザ光を回折し、ドツプラー効果によ
りレーザ光の周波数をシフトする効果を利用して、検出
したい光信号に対して一定の周波数差を有する光を発生
する装置に関する。
特に、成る光周波数を有するレーザ光を光周波数の僅か
に異なる互いに直交した2つの直線偏波成分を有するレ
ーザ光に変換する装置に関し、この装置を直交偏波型光
周波数シフタという。ここで、直交した2つの直線偏波
成分のうち、何れか一方を検出したい光信号とし、他方
を局部発振出力の光信号として利用する。なお、光周波
数差(例;1MHz)を検出するには、例えば、直交偏
波型光周波数シフタの出射光ビームを45°の偏光子に
透過させて、光検出器を通して行われる。
最近、光の性質を利用して高精度、非接触の光応用計測
が注目され、光波の干渉における縞端数(干渉縞の位相
情報)の測定分解能を高め、かつこれを自動測定するた
めに光ヘテロダイン検波法が利用されている。この光ヘ
テロダイン検波法は、ラジオのヘテロゲイン受信と同様
、検出したい信号に局部発振出力信号を混合して差の周
波数を有する中間波信号(ビート信号)を発生して、信
号処理を行う方法である。電気通信では局部発振出力信
号を得るために、完全に独立した発振器を使用するが、
光波干渉測定の場合には、中間波信号の周波数がゆらぎ
のない程度に安定した独立の光発振器を製作することは
困難である。そのため、検出したい光信号に対して一定
の周波数差を有するレーザ光を発生させ、参照用の光路
を通して受信端に送り、これを局部発振出力信号として
利用する。
〔従来の技術〕
従来、直交偏波型光周波数シフタとして、第2図に示す
ような構成のものがあり、Krイオンガスレーザ1(波
長:  647.1nll、光周波数fo=463.6
1H2)から出射されたレーザ光2は紙面に対して垂直
な電界成分を有する直線偏光(S偏光)を出射して、ハ
ーフミラ−3により2本の光ビーム、すなわち透過光ビ
ーム4と反射光ビーム5に分離される。透過光ビーム4
は、音響光学素子6にブラック条件に適合する角度θB
 (ブラック角)で入射する。この音響光学素子6は、
駆動回路7からの高周波信号(例えば、中心周波数42
HH2’)により、トランスジューサ8を励振して、こ
の媒体本体内に超音波信号を伝搬していることから、前
述した透過光ビーム4は媒体本体内に入射後、直進する
0次光と前記超音波信号の波面に対して角度θBで回折
する回折光9に分れて送出し、ここでは回折光9を利用
する。この回折光9は音響光学素子6の中心周波数42
MHzだけ光信号の周波数をシフトし、光周波数はf 
o + 428112となる。
次に、この回折光9は、ミラー1oにより反射され、光
学軸が光ビームの進行方向(光軸)のまわりに45°回
転して設置された1/2波長板11を透過する。
この透過光ビーム12は紙面に対して平行な電界成分を
有する直線偏光(P偏光)となり、偏光ビームスプリッ
タ13を透過する。
一方、ハーフミラ−3による反射光ビーム5は、音響光
学素子14に、前述した音響光学素子6の作用と同様、
ブラック条件に適合する角度θBで入射して、送出する
0次光と回折光16のうち、後者の回折光16を利用す
る。なお、駆動回路7がらトランスジューサ15に供給
される高周波信号の中心周波数は、音響光学素子6の中
心周波数42HH1に対して本例では1M+12だけ高
い4314Hzにしていることから、この回折光16は
音響光学素子14の中心周波数438H2だり光信号の
周波数をシフトし、光周波数はfo+438H2となる
。次に、この回折光16は、ミラー17により反射され
、前述した偏光ビームスプリッタ13に入射する。この
入射回折光16は元々S偏光であることから、この偏光
ビームスプリッタ13で反射される。
このようにして、前述したP偏光の透過光ビーム12と
S偏光の回折光′16が偏光ビームスプリッタ13をそ
れぞれ透過し、反射することから、この偏光ビームスプ
リッタ13の出射光ビームは、成分として光周波数(f
 o + 42882 )のP偏光と光周波数(f o
 + 438H2)のS偏光を同一光路上に有する。そ
して、相互の周波数差が1HH2となる2本の光ビーム
が得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の直交偏波型光周波数シフタは、光路上に1/2波
長板11を挿入する必要がある。この172波長板は石
英などの複屈折性を有する材料を所定の厚さに研摩して
製作されるが、その厚さ精度はサブミクロンオーダを要
することから、その製作は非常に難しい。更に、複屈折
性は温度により影響を受けて変化することから、複屈折
性の温度変化による極性が互いに逆の2枚の石英板を貼
り合わせるなどの温度補償手段が必要であった。それ故
、172波長板は実用上、使用可能なものに製作した場
合、非常に高価になってしまう問題点があった。
また、従来の直交偏波型光周波シフタは、その出射光1
8の成分であるP偏光ビームとS偏光ビームの各光強度
を等しくしたい場合、音響光学素子6.14のトランス
ジューサ駆動回路7の高周波信号の電力を調整して、音
響光学素子6.14の回折効率を変化させることにより
、出射光18のP偏光ビームとS偏光ビームの各強度を
光検出器により検出しながら調整していた。しかしなが
ら、振動などの外乱により光学系部品の位置調整にずれ
が生じて、P偏光ビームとS偏光ビームの各光強度が異
なってしまった場合には、その都度上記調整が必要とな
り、この直交偏波型光周波数シフタを連続して使用する
ことができなかった。
更にまた、従来の直交偏波型光周波数シフタは、独立し
た2個の音響光学素子を使用していることから、光学系
部品の個数が多くなって、その先軸調整が煩雑であり、
更に個々の音響光学素子の性能にバラツキが生じやすい
問題点があった。
本発明の第1の目的は、上記したような問題点を有する
172波長板を使用することなく、直交偏波型光周波数
シフタを提供することである。本発明の第2の目的は、
出射されるレーザ光ビームの互いに直交する2つの直線
偏波の光(P偏光、S偏光)の各強度を常に等しくする
ような直交偏波型光周波数シフタを提供することである
。そして、本発明の第3の目的は、特に音響光学素子の
光軸調整を容易にし、かつその性能のバラツキを除去す
ることのできる直交偏波型光周波数シフタを提供するこ
とである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成させるためになされたもので
あり、P偏光及びS偏光の各成分を有するレーザ光を入
射してP偏光及びS偏光にそれぞれ分離して出射する第
1偏光ビームスプリッタと、前記第1偏光ビームスプリ
ッタより出射するP偏光ビーム及びS偏光ビームをそれ
ぞれ入射して互いに光周波数の異なる回折光ビームをそ
れぞれ出射する2チャンネル音費光学素子と、2本の前
記回折光ビームを入射してP偏光及びS偏光の合成光ビ
ームを出射する第2偏光ビームスプリッタ又は第2無偏
光ビームスプリッタと、前記合成光ビームを入射して透
過合成光及び反射合成光の各ビームに、偏光状態を実質
的に一定に保って、分離して出射する第1無偏光ビーム
スプリッタと、前記反射合成光ビームを入射してP偏光
及びS偏光にそれぞれ分離して出射する第3偏光ビーム
スプリッタと、前記第3偏光ビームスプリッタより出射
するPQ光ビーム及びS偏光ビームをそれぞれ検出して
それぞれ電気信号を出力する光検出器と、前記光検出器
よりそれぞれ電気信号を受けて、その電気信号差に応じ
た制御信号を出力する制御回路と、前記制御回路より制
御信号を受けて、その制御信号が加えられた高周波信号
を前記2チャンネル音響光学素子のそれぞれのトランス
ジューサに供給する駆動回路を具備することを特徴とす
る直交偏波型光周波数シフタである。
〔実施例〕
第1図は本発明による直交偏波型光周波数シフタの実施
例を示す構成図であり、同図において、19はHe−H
eガスレーザ(波長;  632.8nll、光周波数
f“、 = 474.ITHz ) 、20.25及び
29はそれぞれ第1偏光ビームスプリッタ、第2偏光ビ
ームスプリッタ及び第3偏光ビームスプリッタ、21は
2チャンネル音響光学素子(中心周波数: 80HII
Z及び81MHz ) 、22及び21はそれぞれ2チ
ャンネル音響光学素子21の音響光学媒体23に設置さ
れたトランスジューサ、24及び26はそれぞれミラー
、28は第1無偏光ビームスプリッタ、30及び31は
光検出器としてのホトダイオードとその駆動回路、32
は制御回路、モして33はトランスジューサ22及び2
7に高周波信号(80MHz及び818H2)を供給す
る駆動回路である。
次に、本例の作用について詳述する。He−Meガスレ
ーザ19から出射されたレーザ光34は、光軸に対して
45°の方位を有する直線偏波光であり、これが偏光分
離機能を有する第1偏光ビームスプリッタ20に入射し
て、P偏光のレーザ光ビーム35を透過し、S偏光のレ
ーザ光ビーム36を反射して、2本の光ビームに分離す
る。この第1偏光ビームスプリッタ20は、全体形状は
立方体であって、2つの三角柱形状のガラス基体の底面
(正方形)を互いに誘電体多層膜を介して接合したもの
であり、その誘電体多層膜は硫化亜鉛(屈折率;  2
.29 )のような高屈折率物質のFfA(Hff)と
クリオライト(屈折率:  1.25 )のような低屈
折率の層(L層)とを交互に複数(本例;23層)積層
したものである。なお、後述する第2偏光ビームスプリ
ッタ25及び第3偏光ビームスプリッタ29も同様な構
造を有する。次に、P偏光のレーザ光ビーム35は2チ
ャンネル音響光学素子21のトランスジューサ22から
発する超音波信号の波面に対してブラック角θBをなし
て入射する。この2チャンネル音響光学素子21は、テ
ルライトガラス(HOYA(t[:AOT−5)からな
る音響光学媒体23の側面に、2枚のトランスジューサ
22.27(何れもLimb 0336゜Y板からなる
圧電板の両生表面に電極を付着形成したもの。それぞれ
の共振周波数は80HH2及び81HH2である。)を
設置して構成され、トランスジューサ22については駆
動回路33から高周波信号(80HH2)を受けて励振
させ、音響光学媒体23内に超音波信号を伝搬させてい
る。その結果、入射したレーザ光ビーム35は、直進す
る0次光と前記超音波信号の波面に対して角度θBで回
折する1次回折光31とに分れて送出し、ここでは回折
光37を利用する。この回折光37はトランスジューサ
22下における音響光学素子21の中心周波数808H
2だけ光信号の周波数をシフトし、光周波数はf、 十
80HH2とな−る。次に、この回折光37はミラー2
4により反射され、結合機能を有する第2偏光ビームス
プリッタ25に入射し、P偏光であることからそのま)
透過する。
一方、S偏光のレーザ光ビーム36は、ミラー26によ
り反射され、2チャンネル音響光学素子21のトランス
ジューサ21から発する超音波信号の波面に対してブラ
ック角θBをなして入射する。トランスジューサ27は
、駆動回路33から高周波信号(81MlIZ )を受
けて励振させ、媒体23内に超音波信号を伝搬させる。
ここでも、入射したレーザ光ビーム36は、直進する0
次光と前記超音波信号の波面に対して角度θBで回折す
る1次回折光38に分れて送出し、回折光38を利用す
る。この回折光38もトランスジューサ27下における
音響光学素子21の中心周波数818H2だけ光信号を
シフトし、光周波数はf、 +818H2となる。そし
て、この回折光38も前述した第2偏光ビームスプリッ
タ25に入射し、S偏光であることから、反射して送出
される。この時、第2偏光ビームスプリッタ25はP偏
光とS偏光の結合機能を有することから、その出射光ビ
ーム39の成分は、前述した回折光37のP偏光(光周
波数; f、 +818H2)と回折光38のS偏光(
光周波数: f、 +818H2)を同一光路上に有し
、相互の周波数差がI MHzとなる2本の光ビームが
得られる。
次に、このように合成された光ビーム39は、第1無偏
光ビームスプリッタ28に入射して、偏光状態を変化さ
せることなく2つの光ビームに分離されて送出する。こ
の第1無偏光ビームスプリッタは、全体形状が立方体で
あって、1つの三角柱形状のガラス基体の底面(正方形
)に後記する多層膜を付着形成し、もう1つの三角柱形
状のガラス基体の底面(正方形)を接合形成したもので
あり、この多層膜は入射光の偏光状態にか)わらず、P
偏光とS偏光のエネルギ透過率が等しく、かつP偏光と
S偏光のエネルギ反射率が等しくしたもの(例:エネル
ギ透過率:47%、エネルギ反射率:46%)であり、
具体的には硫化亜鉛(屈折率:2.29 )のような高
屈折率物質Wi (HJi) 、クリオライト(屈折率
;  1.25 )のような低屈折率物質層(L層)、
前記H層、銀薄膜層、前記H層、前記り層及び前記H層
を順次積層して形成される。
そして、この第1無偏光ビームスプリッタ28により分
離された2つの光ビームのうち、透過光ビーム40は前
述した出射光ビーム39と同一であり、直交偏波型光周
波数シフタの出射光として利用され、反射光ビーム41
はモニターとして第3偏光ビームスプリッタ29に入射
されて、再びP偏光ビーム42とS偏光ビーム43とに
分離し、それぞれ光検出器30と31にて検出されて、
それぞれ電気信号に変換される。そして、それぞれの電
気信号(電圧)は、差動増幅器を内蔵した制御回路32
に供給されて、ここで、電圧差に応じた制御信号を出力
する。
この制御信号は、前述した駆動回路33からトランスジ
ューサ22.27へ供給される高周波信号に加えられて
、変調される。
一般に、音響光学素子のトランスジューサに印加される
高周波信号と、1次回折光の光強度との関係は、高周波
信号の電力を零から成る範囲内まで増加すると、1次回
折光の光強度が単調に増加する特性を有する。本発明で
は、2チャンネル音響光学素子21のうち、トランスジ
ューサ22下の媒体23から出射されるP偏光の1次回
折光ビーム37と、トランスジューサ27下の媒体23
から出射されるS偏光の1次回折光ビーム38とにそれ
ぞれ対応するP偏光ビーム42とS偏光ビーム43とを
、第2偏光ビームスプリッタ25、第1無偏光ビームス
プリッタ28及び第3偏光ビームスプリッタ29を通し
て、モニターとしてそれぞれ光検出器30と31にして
検出して、それぞれの光強度を電気信号(電圧)に変換
したうえで、電気信号差(電圧差)を零にするように制
御して、1次回折光であるP偏光ビーム31とS偏光ビ
ーム38の各光強度を互いに等しくしている。
例えば、P偏光ビーム42の光強度がS偏光ビーム43
のそれに対して増大した場合、すなわちP偏光の回折光
ビーム37の光強度が増大した場合には、2チャンネル
音響光学素子21のトランスジューサ27への高周波信
号の電力を制御信号分だけ増大して、S偏光の回折光ビ
ーム38の光強度を増大させて、P偏光ビーム42とS
偏光ビーム43の各光強度を等しくする。また逆にS偏
光ビーム43の光強度がP偏光ビーム42のそれに対し
て増大した場合、2チャンネル音響光学素子21のトラ
ンスジューサ22への高周波信号の電力を制御信号分だ
け増大して、P偏光の回折光ビーム37の光強度を増大
させて、P偏光ビーム42とS偏光ビーム43の各光強
度を等しくする。以上の事例は、一方の光強度が増大し
た場合に、他方の光強度を同時に増大する手段であるが
、一方の光強度が増大した場合に、その一方の光強度を
減少させる手段もまた有効である。例えば、P偏光ビー
ム42の光強度がS偏光ビーム43のそれに対して増大
した場合に、その光強度を自動制御するには、2チャン
ネル音響光学素子21のトランスジューサ22への高周
波信号を制御信号分だけ減少させて、回折光37の光強
度を減少させればよい。
その結果、直交偏波型光周波数シフタから出射される透
過光ビーム40は、その成分であるP偏光(光周波数;
 f、 +818H2)とS偏光(光周波数:t’、 
+818H2)の各光強度を常に等しく制御することが
できる。
本発明は以上の実施例の他に、2ヂヤンネル音響光学素
子の各中心周波数について、所望する中間波信号の周波
数(例:  0.IHH2”)に対して任意に選定され
る(例; 60MHz及び60.1)4Hz ) 、そ
して、中間波信号の周波数と2チャンネル音響光学素子
の中心周波数差とが等しいので、各チVンネルの音響光
学素子の中心周波数は個々の目的に応じて選定すればよ
い。
また、第1、第2及び第3の偏光ビームスプリッタはウ
ォラストンプリズム及びロションプリズムなどで構成し
てもよいし、更に、第2偏光ビームスプリッタは、光損
失が許容できる場合には偏光状態を実質的に一定に保っ
て出射する第1無偏光ビームスプリッタと同様な無偏光
ビームスプリッタ(第2無偏光ビームスプリッタという
。)でもよい。レーザ光についてはガスレーザの他に、
P偏光及びS偏光の各成分を有する半導体レーザ、色素
レーザ及び固体レーザなどでもよい。またミラーについ
ては全反射プリズムでもよい。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、従来品の必須な光学部品
であった172波長板を不用にしたことから、温度依存
性を除去して、かつ比較的安価な偏光ビームスプリッタ
を使用して直交偏波型光周波数シフタを実現できる。し
かも、出射光のP偏光とS偏光の各成分を常に等しくす
ることができる。
更にまた、172波長板の不用と2チャンネル音響光学
素子の使用により、光学系部品の個数を従来品と対比し
て2個少なくしていることから、光軸調整を容易にする
ことができ、音響光学素子の性能バラツキも一掃するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による直交偏波型光周波数シフタの実施
例を示す構成図、第2図は従来の直交偏波型光周波数シ
フタ構成図である。 19・・・レーザ光源、20・・・第1偏光ビームスプ
リッタ、21・・・2チャンネル音響光学素子、22、
27・・・トランスジューサ、25・・・第2偏光ビー
ムスプリッタ、28・・・第1無偏光ビームスプリッタ
、29・・・第3無偏光ビームスプリッタ、30.31
・・・光検出器、32・・・制御回路、33・・・駆動
回路 32:劉彎rB絡 33:鰻−ri+島 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)P偏光及びS偏光の各成分を有するレーザ光を入
    射してP偏光及びS偏光にそれぞれ分離して出射する第
    1偏光ビームスプリッタと、前記第1偏光ビームスプリ
    ッタより出射するP偏光ビーム及びS偏光ビームをそれ
    ぞれ入射して互いに光周波数の異なる回折光ビームをそ
    れぞれ出射する2チャンネル音響光学素子と、2本の前
    記回折光ビームを入射してP偏光及びS偏光の合成光ビ
    ームを出射する第2偏光ビームスプリッタ又は第2無偏
    光ビームスプリッタと、前記合成光ビームを入射して透
    過合成光及び反射合成光の各ビームに、偏光状態を実質
    的に一定に保つて、分離して出射する第1無偏光ビーム
    スプリッタと、前記反射合成光ビームを入射してP偏光
    及びS偏光にそれぞれ分離して出射する第3偏光ビーム
    スプリッタと、前記第3偏光ビームスプリッタより出射
    するP偏光ビーム及びS偏光ビームをそれぞれ検出して
    それぞれ電気信号を出力する光検出器と、前記光検出器
    よりそれぞれ電気信号を受けて、その電気信号差に応じ
    た制御信号を出力する制御回路と、前記制御回路より制
    御信号を受けて、その制御信号が加えられた高周波信号
    を前記2チャンネル音響光学素子のそれぞれのトランス
    ジューサに供給する駆動回路を具備することを特徴とす
    る直交偏波型光周波数シフタ。
JP1539285A 1985-01-31 1985-01-31 直交偏波型光周波数シフタ Pending JPS61175620A (ja)

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