JPS61175563A - チル層自動検査装置 - Google Patents

チル層自動検査装置

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JPS61175563A
JPS61175563A JP60016801A JP1680185A JPS61175563A JP S61175563 A JPS61175563 A JP S61175563A JP 60016801 A JP60016801 A JP 60016801A JP 1680185 A JP1680185 A JP 1680185A JP S61175563 A JPS61175563 A JP S61175563A
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JP
Japan
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chilled
chilled roll
probe
roll
flaw detection
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JP60016801A
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English (en)
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Kiyomi Ouchi
大内 清視
Kiyoshi Jinno
神野 清志
Yuichi Maruta
雄一 丸田
Kazuo Takashino
高篠 和男
Sadataka Kadota
門田 節登
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61175563A publication Critical patent/JPS61175563A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/22Details, e.g. general constructional or apparatus details
    • G01N29/26Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
    • G01N2291/028Material parameters
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、チルドロールにおけるチル層の厚みおよび鋳
造欠陥の有無を自動的に検査するチル層自動検査装置の
改良に関する。
〔従来の技術〕
工業材料として用いられる鋳鉄ロールの一種にチルドロ
ールがある。このチルドロールは、ロール内周部に生じ
るチル層の厚みや明渠等のような鋳造欠陥の有無が品質
基準を決める重要な要素となっている。すなわち、上記
チル層の部分は硬質ではあるが大変脆いものであり、上
記チル層が薄すぎるとチルドロールの折損につながる。
このため、上記チル層の厚みには限度がある上、上記チ
ルドロールの用途によってはチル層の厚みに均一性が要
求されることもある。また、前記鋳造欠陥は絶対にあっ
てはならないものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで、上記チル層の厚みあるいは鋳造欠陥の有無を検
査する必要があるが、従来、上記チル層を検査する手段
としては、チルドロールの端面において組織の状態を見
ることにより検査する手段、およびチルドロールの硬質
測定を行なってチル層の分布を測ることにより検査する
手段があった。
しかるに前者の手段においては、チルドロール端面のチ
ル層の状態だけでチルドロール全体のチル層の状態を判
断しなければならず、精度的に問題があった。一方、後
者の手段ではチル層の厚みが全く判別できなかった。ま
た、上記手段のいずれを用いても、チルドロールの円周
方向および長手方向におけるチル層の均一性を測ること
ができなかった。また自動化されてないため、多くの人
力を必要としていた。
そこで本発明は、チル層の厚みおよび鋳造欠陥の有無を
高精度に検査することができると共に、チル層の均一性
を求めることができ、かつ省人化をはかり得るチル層自
動検査装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決し目的を達成するために次の
ような手段を講じたことを特徴としている。すなわち、
チルドロールを保持して回転させる旋盤に上記チルドロ
ールの長手方向に駆動制御される移動体を取付けると共
に、この移動体に上記チルドロールにおけるチル層の厚
みおよび鋳造欠陥の有無を検査する超音波探傷手段を設
け、この超音波探傷手段により得られたデータをデータ
処理手段により処理し、処理されたデータを表示手段に
より表示するようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
このような手段を講じたことにより、チルドロールの円
周方向および長手方向におけるチル層の厚みおよび鋳造
欠陥の有無が超音波を利用して自動的に検査される。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例の概略構成を示す側面図であ
る。図中1は旋盤であり、保持部1aによりチルドロー
ル2を保持し回転させるものとなっている。上記チルド
ロール2は、第2図に示す如くロール内周壁にチル層3
が形成されており、上記チル層3には明渠等の鋳造欠陥
4が生じる場合もある。
第1図において5は検査部であり、前記旋盤1の刃物台
1bに固定され、レール1Cを介して前記チルドロール
2の長手方向に移動可能なものとなっている。そして、
超音波探傷による検査手段により上記チルドロール2の
円周方向および長手方向におけるチル層3の状態すなわ
ち厚みおよび鋳造欠陥4の有無を検査し、CPU等を用
いたデータ処理手段によりデータ処理し、処理結果はC
RTによる画像表示およびプリンタによる印字表示等の
表示手段により表示するものとなっている。
第3図および第4図は前記検査部5の構成を詳細に示す
側面図および正面図である。第3図および第4図におい
て11は移動体としてのポストであり、図示しないが下
端部において旋盤1の刃物台1bにバイトなどを取付け
る要領で締付は固定されている。12はアームであり、
ステッピングモータ(不図示)により上下方向および前
後方向へ移動可能なものとなっている。上記アーム12
の先端には取付は部13を介して超音波探触子14が取
付けられており、一定の押圧力および角度をもって被測
定物であるチルドロール2の表面に位置するものとなっ
ている。上記探触子14にょるチル層3の超音波探傷は
ギャップ水浸法によりなされ、探触媒質には前記ボスト
11の上端部に設けられた水タンク15からホース16
を通って探触面に供給される防鋼材を含んだ水が用いら
れるものとな°っている。17はマーキング部であり、
前記探触子14により鋳造欠陥4の存在が検出されると
、この鋳造欠陥4の存在する位置のチルドロール外壁に
マーキングチョーク18でマーキングするものとなって
いる。なお、第3図、第4図においてAはキャリブレー
ション位置を示しており、超音波探傷開始時にこの位置
に探触子14を位置させ、被測定物すなわちチルドロー
ル2と同一材質のテストピースにより超音波探傷の感度
を調整するものとなっている。
第5図は同実施例の具体的な回路構成を示すブロック図
である。チルドロール2のチル層3の状態を超音波探傷
する探触子14からの出力信号S1は、信号入力部21
を介してマルチゲートユニット22にてA/D変換され
た後、インターフェイス23を介してCPU24に供給
されるものとなっている。そして上記出力信号$1は上
記CPU24にてデータ処理され、CRT25に画像表
示されると共に、プリンタ26により印字表示されるも
のとなっている。また上記出力信号S1は磁気記録媒体
27に磁気記録されるものとなっている。
図中28は前記探触子14のチルドロール円周方向およ
び長手方向への移動ピッチを設定するキーボードであり
、このキーボード28から出力される設定信号S2は前
記CPU24に送られるものとなっている。なお上記移
動ピッチは、M6図に示す如く、チルドロール円周方向
においてはM箇所で超音波探傷が行なわれるように設定
され、長手方向においてはN箇所で超音波探傷が行なわ
れるように設定されるものとなっている。すなわち探触
子14による超音波探傷箇所はMとNとの行列で表わさ
れ、総探傷箇所は(MXN)箇所となる。
図中29は旋aiの回転軸の回転量に基いて前記探触子
14のチルドロール円周方向への移動量を相対的に検出
する第1のロータリエンコーダであり、30は前記探触
子14のチルドロール長手方向への移動量を検出する第
2のロータリエンコーダである。これら第1.第2のロ
ータリエンコーダ29.30からの検出信号83.84
およびマーキング部17の状態信号S5は前記インター
フェース23を介してCPU24に与えられるものとな
っている。
そして上記CPU24においては、前記設定信号S2お
よび検出信号83.84に基いて探触子14の位置制御
信号S6が求められ、インターフェース23を介してシ
ーケンサ31に送出され、上記シーケンサ31によりイ
ンバータユニット3 。
2を介して探触子14の前後方向(図中矢印X)。
上下方向く図中矢印Y)および左右方向(図中矢印2)
への制御がなされるものとなっている。また上記CPU
24においては、前記探触子14により鋳造欠陥4が検
出された場合、探触子14からの出力信号S1とマーキ
ング部17からの状態信号S5とによってマーキング部
17の位fl tll m信号S7が求められ、前記探
触子位置制御信号S6と同様にインターフェース23を
介してシーケンサ31に送られ、マーキング部17の位
置制御がなされるものとなっている。
検査部5の感度を調整した後、上記探触子14を被測定
面の測定開始箇所(1行1列)にセットし、超音波探傷
を行なう。そうすると、上記探触子14によりチルドロ
ール2におけるチル層3の状態すなわちチル層3の厚み
測定および鋳造欠陥4の検出が行なわれる。上記探触子
14の出力信号S1はCPLI24に送られ、チル層の
厚みおよび鋳造欠陥4の有無がCRT25に画像表示さ
れると共にプリンタ26に印字表示される。また磁気記
録媒体27に磁気記録される。かくして(1行1列)の
検査が終了すると、チルドロール2が回転し、次の探傷
箇所(2行1列)に移行する。このとき第1のロータリ
エンコーダ29によって旋盤1の回転軸の回転量が検出
され、キーボード28により設定されたピッチ(標準5
 m )だけ上記チルドロール千が回転するようにシー
ケンサ31によって回転量が制御されている。以下、順
次同一ピッチでチルドロール2の回転が制御され、1円
周にわたって超音波探傷が終了すると、検査部5がチル
ドロール2の長手方向に移動し、2列目に移行する。こ
のとき上記検査部5の移動量は第2のロータリエンコー
ダ30によって検出され、キーボード28により設定さ
れたピッチ(標準100m)だけ移動するようにシーケ
ンサ31によって制御されている。そして、1列目と同
様に1行からN行まで超音波探傷が行なわれ、以下、(
M行N列)まで行なわれる。かくして、チルドロール2
の円周方向および長手方向におけるチル層3の状態が検
査される。
なお、前記探触子14により鋳造欠陥4が検出された場
合には、欠陥位置がマーキング部17に達した時点で上
記マーキング部17がシーケンサ31により位置制御さ
れ、マーキングチョーク18によりチルドローラ2の外
壁にマーキングされる。したがって、鋳造欠陥4の位置
が明確になる。
かくして本装置によれば、超音波探傷により自動的にチ
ルドロール2におけるチル113の厚みおよび鋳造欠陥
4の有無を検査することができるので、精度の向上をは
かれると共に、省人化をはかれる。また、チル層3の厚
みをチルドロール2の円周方向および長手方向に測定す
ることができるので、チル層3の均一性を求めることが
できる。
さらに機械加工ライン上にて検査が行なわれるので、加
工と検査が簡単に切換えられ、チル層3の状態に応じて
容易に修正加工を行なうことができる。
なお本発明は前記実施例に限定されるものではない。た
とえば前記実施例では検査部5からの検査結果をCRT
25およびプリンタ26により画像表示および印字表示
する場合を示したが、これらはいずれか一方だけであっ
てもよく、またこれ以外の表示手段を用いてもよい。こ
のほか本発明の要旨を越えない範囲・で種々変形実施可
能であるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明は、チルドロールを固定し回
転させる旋盤に上記チルドロールの長手方向に駆動制御
される移動体を取付けると共に、この移動体に上記チル
ドロールにおけるチル層の厚みおよび鋳造欠陥の有無を
検査する超音波探傷手段を設け、この超音波探傷手段に
より得られたデータをデータ処理手段により処理し、処
理されたデータを表示手段により表示するようにしたも
のである。
したがって本発明によれば、チルドロールの円周方向お
よび長手方向におけるチル層の厚みおよび鋳造欠陥の有
無が超音波を利用して自動的に検査されるので、チル層
の厚みおよび鋳造欠陥の有無を高精度に検査することが
できると共に、チル層の均一性を求めることができ、か
つ省人化をはかり得るチル層自動検査装置を提供できる
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示す図で、第1図
は概略構成を示す側面図、第2図はチルドロールの断面
図、第3図および第4図は検査部の詳細な構成を示す側
面図および正面図、第5図は具体的な回路構成を示すブ
ロック図、第6図は検査箇所を示す図である。 1・・・旋盤、2・・・チルドロール、3・・・チル層
、4・・・鋳造欠陥、5・・・検査部、11・・・ポス
ト、12・・・アーム、14・・・探触部、17・・・
マーキング部、24・・・CPU、25・・・CRT、
26・・・プリンタ、27・・・磁気記録媒体、28・
・・キーボード、31・・・シーケンサ。 出願人復代理人 弁理士 鈴江武彦 箪 4 図 第6図 手続補正書 4ゎ岨10升、10B 特許庁長官   宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 特願昭60−16801号 2・ 発明の名称 チル層自動検丘1tii 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (620)三菱重工業株式会社 4、復代理人 5、自発補正 7、補正の内容 (1)  明細書全文を別紙の通9訂正する。 (2)図面第1図、第2図、第3図および第5図を別紙
の通り訂正する。 明     細     書 1、発明の名称 チル層自動検査装置 2、特許請求の範囲 チルドロール金保持して回転させる旋盤に取付けられ上
記チルドロールの長平方向に駆動制御される移動体と、
この移動体に設けられ前記チルドロールにおけるチル層
の厚みおよび鋳造欠陥の有無を検査する超音波探傷手段
と、この超音波探傷手段により得られるデータを処理す
るデータ処理手段と、このデータ処理手段により得らf
’L7t−データを表示する表示手段とを具備したこと
を特徴とするチルノー自動検査装置。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チルドロールにおけるチル層の厚みおよび鋳
造欠陥の有無を自動的に検査するチル層自動検査装置の
改良に関する。 〔従来の技術〕 工業材料として用いられる鋳鉄ロールの一橋にチルドロ
ール(2層材)がある。このチルドロールは、ロール内
周部に生じるチル層の厚みや4巣等のような鋳造欠陥の
有無が品質を決める重要な要素となっている。すなわち
、上記チル層の部分は硬質ではあるが脆いものであり、
上記チル層が厚すぎるとチルドロールの折損につながる
。この九め、上記チル層の厚みには限殿がある上、上記
チルドロールの用途によってはチル層の厚みに均一性が
要求されることもある。また、前記鋳造欠陥も存在の有
無や、その位置を把握する必要がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 そこで、上記チル層の厚みあるいは鋳造欠陥の有無を検
査する必要があるが、従来、上記チル層を検査する手段
としては、チルドロールの端面において組織の状態を見
ることにより検査する手段、およびチルドロールの硬度
測定を行なってチル層の分布を側ることにより検査する
手段があり九〇 しかるに前者の手段においては、チルドロール端面のチ
ル層の状態だけでチルドロール全体のチル層の状態を判
断しなければならず、精度的に問題があった。一方、後
者の手段ではチル層の厚みが全く判別できなかった。ま
た、上記手段のいずf”Lを用いても、チルドロールの
円周方向および長手方向におけるチル層の均一性を測る
ことができなかりfcatた自動化されてないため、多
くの人力を必要としてい友。 そこで本発明は、チル層の厚み、均一性および鋳造欠陥
の有無を高精度に検査することができ、かつ省人化をは
かり得るチル層自動検査装置を提供することを目的とす
る。 〔問題点を解決する几めの手段〕 本発明は上記問題点を解決し目的を達成するために次の
ような手段t−講じたことを特徴としている。すなわち
、チルドロールを保持して回転させる旋盤に上記チルド
ロールの長手方向に駆動制御される移動体を取付けると
共に、この移動体に上記チルドロールにおけるチル層の
厚A紐! n: a :に々脇の右部シ鰺審す入釦ヰ姑
a也手段を設け、この超音波探傷手段により得らn次デ
ータをデータ処理手段により処理し、処理されたデータ
を表示手段により表示すると共に、以上の制御を自動的
に行なうようにし九ことを特徴としている。 〔作用〕 このような手段を博じ友ことによシ、チルドロールの円
周方向および長手方向におけるチル層の厚みおよび鋳造
欠陥の有無が超音波を利用して自動的に検査される。 〔実施例〕 第1図は本発明の一実施例の概略構成を示す側面図であ
る。図中1は旋盤で、sb、保持部1aによジチルトロ
ール2を保持し回転させるものとなっている上記チルド
ロール2は、第2図に示す如くロール外周部分にチル層
3が形成されており、上記外周部分には4巣等の鋳造欠
陥4が生じる場合もある。 第1図において5は検査部であり、前記旋盤1の刃物台
ZbK固定され、う、りICを介して前記チルドロール
2の長手方向に移動可能なものとなっている。そして、
超音波探傷による検査手段により上記チルドロール2の
円周方向および長手方向におけるチル層3の状態すなわ
ち厚みおよび鋳造欠陥4の有無を検査し、CPU等を用
い友データ処理手段によりデータ処理し、処理結果はC
RTによる画像表示およびプリンタによる印字表示等の
表示手段によシ表示するものとなっている。 第3図および第4図は前記検査部5の構成を詳細に示す
側面図および正面図である。第3図および第4図におい
て11は移動体としてのポストであり、図示しないが下
端部において旋盤1の刃物台1bにバイトなどを取付け
る畳領で締付は固定されている。12はアームであり、
ステッピングモータ(不図示)によシ上下方向および前
後方向へ移動可能なものとなっている。 上記アーム12の先端には取付は部13を介して超音波
探触子14が取付けられておシ、一定の押圧力および角
度をもって被測定物であるチルドロール2の我面に位置
するものとなっている。上記探触子14によるチル層3
の超音波探傷はギャップ水浸法によりなされ、探触媒質
には前記テスト11の上瑞部に設けられた水タンク15
からホース16を通って探触面に供給される防錆材を含
んだ水が用いられるものとなっている。17Fiマ一キ
ング部であゃ、前記探触子14によシ鋳造欠陥4の存在
が検出されると、この鋳造欠陥4の存在する位置のチル
ドロール外壁にマーキングチ田−り18でマーキングす
るものとなっている。なお、第3図、第4図においてA
はキャリプレーン1フ位置を示しており、超音波探傷開
始時にこの位置に探触子14を位置させ、被測定物すな
わちチルドロール2と同一材質のテストピースによシ超
音波探傷の感度を調整するものとなっている。 第5図は同案流側の具体的な回路構成を示すプロ、り図
である。チルドロール2のチル層3の状態を超音波探傷
する探触子14からの出力信号S1は、信号入力部21
を介してマルチダートユニット22にてψ変換され次後
、インターフェイス23を介してCPU 24に供給さ
れるものとなっている。そして上記出力信号S1は上記
CPU 24にてデータ処理さ九、CRT 25に画像
表示されると共に、プリンタ26によシ印字弐示される
ものとなっている。また上記出力信号S1は磁気記録媒
体27に磁気記録されるものとなっている。 図中28は前記探触子14のチルドロール円周方向およ
び長手方向への移動ピッチを設定するキーが−ドであり
、このキーボード28から出力される設定信号S2は前
記CPU 24に送られるものとなっている。なお上記
移動ピ“ツチは、第6図に示す如く、チルドロール円周
方向においてはM箇所で超音波探傷が行なわれるように
設定され、長手方向においてはN箇所で超音波探傷が行
なわれるように設定さnるものとなっている。すなわち
探触子14による超音波探傷箇所はM、!:Nとの行列
で表わされ、総探傷箇所Fi(MXN)箇所となる。 図中291d旋盤1の回転軸の回転量に基いて前記探触
子14のチルドロール円周方向への移動量を相対的に検
出する第1のロータリエンコーダでhv、soは前記探
触子14のチルドロール長手方向への移動量を検出する
第2のロータリエンコーダである。これら第1.第2の
ロータリエンコーダ29.30からの検出信号83.8
4は前記インターフェース23を介してCPU 24に
与えられるものとなっている。 そして上記CPU 24においては、前記設定信号S2
および検出信号83.84に基いて探触子14の位置制
御信号S6が求められ、インターフェース23を介して
シーケンサ31に送出され、上記シーケンサ31により
インバータユニy ) 32 ’に介してロール回転位
置を制御(図中矢印X)および長手方向位置(図中矢印
Y)の制御がなされるものとなっている。また上記CP
U 24においては、前記探触子14によシ鋳造欠陥4
が検出され穴場合、探触子14からの出力信号S1とロ
ータリエ/コーダ29,30からの状態信号S3.84
とによってマーキングが求められS5信号によシマーキ
ング動作がなされるものとなっている。 次に本装置の動作について説明する。始めに探触子14
をキャリプレーシラン位置Aに移動させて検査部5及び
信号入力部21の感度を調整した後、上記探触子14を
被測定面の測定開始箇所(1列)にセ、トシ、超音波探
傷を行なう。そうすると、上記探触子14が1行に位置
り、7’C時チルドロール2におけるチル層3の状態す
なわちチル層3の厚み測定および鋳造欠陥4の検出が行
なわれる。上記探触子14の出力信号S1#−1cPU
24に送らn1チル層の厚゛みおよび鋳造欠陥4の有無
がCRT 25に画像表示さnる。かくして(1行1列
)の検査が終了すると、チルドロール2が回転し、次の
探傷箇所(2行1列)に移行する。このとき第1のロー
タリエンコーダ29によりて旋盤1の回転軸の回転量が
検出さn1設定されたピッチだけ上記チルドロール2が
回転するようにシーケンサ31によって回転量が制御さ
れている。以下、順次同一ピッチでチルドロール2の回
転が制御さf’L、1円周にわたって超音波探傷が終了
すると、1円周分の累積画像が完成し、プリンター26
に印字表示される。 又、兆気記録媒体27に磁気記録される。次に検査部5
がチルドロール2の長手方向に移動し、2列目に移行す
る。このとき上記検査部5の移動量は第2のロータリエ
ンコーダ30によって検出さn1キーボード28によシ
設定さnたピッチ(標準100m)だけ移動するように
シーケンサ31によって制御されている。そして、1列
目と同様に1行からN行まで超音波探傷が行なわれ、以
下、(M行N列)まで行なわれる。かくして、チルドロ
ール2の円周方向および長手方向におけるチル層3の状
態が検査される。 なお、前記探触子14によシ鋳造欠陥4が検出さ几た場
合には、欠陥位置がマーキング部17に達した時点で上
記マーキング部12がインターフェース23により制御
され、マーキングチ四−り18にニジチルドロール2の
外壁にマーキングされる。し九がって、鋳造欠陥4の位
置が明確になる。 かくして本装置によれば、超音波探傷により自動的にチ
ルドロール2におけるチル層3の厚みおよび鋳造欠陥4
の有無を検査することができるので、精度の向上をはか
れると共に、省人化をはかれる。ま友、チル層3の厚み
をチルドロール2の円周方向および長手方向に測定する
ことができるので、チル層3の均一性を求めることがで
きる。さらに機械加工ライン上にて検査が行なわれるの
で、加工と検査が簡単に切換えられ、チル層3の状態に
応じて容易に修正加工全行なうことができる。 なお本発明は前記実施例に限定されるものではない。次
とえは前記実施例では検査部5からの検査結果t−CR
T 25およびプリンタ26により画像表示および印字
表示する場合を示したが、これらはいずれか一方だけで
あってもよく、またこれ以外の宍示手段を用いてもよい
。又、チルドロール以外の多層材質にも適用できる。こ
の#1か本発明の要旨を越えない範囲で種々変形実施可
能でおるのは勿論である。 〔発明の効果〕 以上詳述し友ように本発明は、チルドロールを固足し回
転させる旋盤に上記チルドロールの長手方向に駆動され
る移動体を制御すると共に、この移動体に上記チルドロ
ールにおけるチル層の厚みおよび鋳造欠陥の有無を検査
する超音波探傷手段を設け、この超音波探傷手段によシ
得らrt、eデータをデータ処理手段により処理し、処
理され几データt−表示手段によシ表示するようにし友
ものである。 し友がって本発明によれば、チルドロールの円周方向お
よび長手方向におけるチル層の厚みおよび鋳造欠陥の有
無が超音波を利用して自動的に検査されるので、チル層
の厚みおよび鋳造欠陥の有無を高精度に検査することが
できると共に、チル層の均一性を求めることができ、か
つ省人化をはかり得るチル層自動検査装置を提供できる
。 4、図面の簡単な説明 第1図〜第6図は本発明の一実施例を示す図で、第1図
は概略構成を示す側面図、第2図はチルドロールの断面
図、第3図および第4図は検査部の詳細な構成を示す側
面図および正面図、第5図は具体的な回路構成を示すブ
ロック図、第6図は検査箇所を示す図である。 l・・・旋盤、2・・・チルドロール、3・・・チル層
、4・・・鋳造欠陥、5・・・検査部、11・・・ゲス
ト、12・・・アーム、14・・・探触部、17・・・
マーキング部、24・・・CPU、25・・・CRT、
26・・・プリンタ、27・・・出猟記録媒体、28・
・・キーボード、31・・・シーケンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. チルドロールを保持して回転させる旋盤に取付けられ上
    記チルドロールの長手方向に駆動制御される移動体と、
    この移動体に設けられ前記チルドロールにおけるチル層
    の厚みおよび鋳造欠陥の有無を検査する超音波探傷手段
    と、この超音波探傷手段により得られるデータを処理す
    るデータ処理手段と、このデータ処理手段により得られ
    たデータを表示する表示手段とを具備したことを特徴と
    するチル層自動検査装置。
JP60016801A 1985-01-31 1985-01-31 チル層自動検査装置 Pending JPS61175563A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01137409U (ja) * 1988-03-16 1989-09-20
JPH0353105A (ja) * 1989-07-20 1991-03-07 Hihakai Kensa Kk タンク底板の肉厚自動測定装置
WO1994014031A1 (en) * 1992-12-04 1994-06-23 United Technologies Corporation Processing ultrasonic measurements of a rotating hollow workpiece
JP2017191013A (ja) * 2016-04-13 2017-10-19 Jfeスチール株式会社 肉厚測定装置、肉厚評価装置、肉厚測定方法及び肉厚評価方法

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