JPS61174956A - 異常検出装置を備えた電気集塵機 - Google Patents

異常検出装置を備えた電気集塵機

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JPS61174956A
JPS61174956A JP1330385A JP1330385A JPS61174956A JP S61174956 A JPS61174956 A JP S61174956A JP 1330385 A JP1330385 A JP 1330385A JP 1330385 A JP1330385 A JP 1330385A JP S61174956 A JPS61174956 A JP S61174956A
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JP
Japan
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transistor
high voltage
circuit
turned
abnormality
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JP1330385A
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English (en)
Inventor
Kazumi Sakakibara
榊原 和己
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Brother Industries Ltd
Brother Precision Ind Co Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Brother Precision Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は直流高電圧によって空気流中の粒子を荷電さ
せてその荷電粒子を電気力により捕捉するようにした電
気集塵機に係り、特にその荷電部に発生する異常を検出
するための異常検出装置を備えた集塵機に関するもので
ある。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)従来
の電気集塵機においては、荷電部の電極板上に多量の塵
埃粒子が捕捉され、その電極板と荷電ワイヤとの間の距
離が小さ・くなったり、集塵動作時に、荷電ワイヤが電
極板に接触させられたりすると、電極板と荷電ワイヤと
の間にアーク放電が起こる危険があった。
(発明の目的) この発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的はアーク放電により電極板と荷電ワイヤとの間に
過電流が流れた時、それを検出して異常事態の発生を報
知するとともに、荷電部に対する直流高電圧の印加を停
止することができる電気集塵機を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するためにこの発明においては、荷電
部に直流高電圧を印加するための高電圧発生部と、前記
荷電部に生じる異常を検出するために、前記高電圧発生
部に接続した異常検出手段と、そのW常検出手段から出
力される信号に基づき、異常発生を知らせる報知手段と
、異常発生時において、前記報知手段を作動させるとと
もに、前記高電圧発生部による直流高電圧の印加を停止
制御する制御手段とを備えている。
(作用) それにより、異常発生時には報知手段が作動されて異常
発生が知らされるとともに、高電圧発生部による直流高
電圧の印加が停止され、火災等の不測の事態発生を未然
に防止することができる。
また、異常の原因が集塵量の増加に基づくものである時
には、荷電部等の交換時期を容易に知ることができる。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。第2.3図に示すように、電気集塵機の本体フ
レーム1は前面を開放した箱状に形成され、その後側面
において室内等の壁面に取外し可能に装着される。本体
フレーム1の前面開放部はフロントパネル2により開閉
可能に覆われている。又、本体フレーム1の下側部及び
上側部前面には多数の空気吸込み口及び空気吐出し口を
有する吸込みグリル3及び吐出しグリル4がそれぞれ装
着されている。
第3図に示すように、本体フレーム1の上側部内にはフ
ァン5が回転可能に支持され、コンデンサ誘導電動機か
らなるファンモータ6によって前記ファン5が回転され
ると、本体フレームl内には第2.3図に矢印で示すよ
うに前記吸込みグリル3から吐出しグリル4に向かう空
気流が形成される。本体フレーム1の下側部内には上下
の絶縁スペーサ7.8を介して電極ユニット9が着脱可
能に装着されている。
第3,4図に示すように、前記電極ユニット9の支持枠
10はほぼ四角箱状に形成され、その上面が開放される
とともに、下面が多数の空気通過孔を備えた保護板11
により覆われている。この支持枠10の内部にはその下
側部において左右に=17−行に延びる複数(この実施
例では2本)の荷電ワイヤ12が配設されている。各荷
電ワイヤ12の」二方には上下に平行に延びる複数(4
枚)の負極板13が配設されるとともに、両側外方の各
負極板13のさらに外方及び各負極板13間には長寸及
び短寸の正極板14.15が交互にかつ平行に配設され
ている。そして、長寸の各正極板14の下側部が前記各
荷電ワイヤ12に対向している。
また、前記各荷電ワイヤ12及び負極板13が電気的に
接続され、各正極板14.15が電気的に接続されてい
る。さらに、各正極板14.15は前記支持枠10に対
して一枚ずつ着脱できるようになっている。
そして、この実施例では前記各荷電ワイヤ12及び長寸
の正極板14により荷電部16が構成され、その荷電部
16に直流高電圧が印加された時には、その荷電部16
にコロナが発生し、電極ユニット9内の空気流中の塵埃
粒子等が負に荷電される。一方、この実施例では前記負
極板13及び短寸の正極板15により集塵部17が構成
され、前記空気流中の荷電粒子が負極板13により反発
されるとともに、各正極板14.15により吸引されて
、それらの表裏両面に捕捉される。
第3図に示すように、前記電極ユニット9の右側におい
て本体フレーム1内には前記電極ユニット9に直流高電
圧を印加するための高電圧発生部等を収容した制御ユニ
ット18が収容され、その出力端子19が前記荷電ワイ
ヤ12及び負極板13の共通入力端子20に接続されて
いる。
また、第2,3図に示すように、本体フレーム1の右側
面には第1図に示す交流電源21と制御ユニット18と
の間を電気的に接離するための電源スィッチ22が配設
されている。第3図に示すように、前記制御ユニット1
8の上部には前記フロントパネル2により本体フレーム
lの前面が開放された時、第1図に示ず交流型ti!2
1と制御ユニット18との間を電気的に切離するための
安全スイッチ23が装着されている。さらに、第2図に
示すように、前記吸込みグリル3の右側部には歴作パネ
ル24が装着されている。その操作パネル24上には前
記ファン5の回転を停止するための停止スイッチ25.
ファン5の回転による空気の吹出し量を「強」、「中」
、「弱」に切換えるだめの3咽の切換えスイッチ26〜
28が設けられるとともに、前記各スイッチ26〜28
の操作状態を確認するための表示器29〜31.前記荷
電部16においてアーク放電が生じた場合等に異常発生
を報知するための表示器32及び電極交換時期を報知す
るための表示器33がそれぞれ設けられている。なお、
前記各スイッチ25〜28は自動復帰型のスイッチにて
構成され、前記各表示器29〜33は発光ダイオードに
て構成されている。
次に、前記制御ユニット18に内蔵された制御回路を第
1.5.6図に従って説明する。
さて、前記フロントパネル2により安全スイッチ23が
ONされた状態で、電源スィッチ22により制御ユニッ
ト18に交流電源が投入されると、4個のダイオード4
0及び平滑用コンデンサ41からなる第1整流回路42
により整流された直流電圧が第1定電圧回路43に印加
され、その第1定電圧回路43から出力される約100
ボルトの直流電圧が次段の倍電圧整流回路72に印加さ
れる。
また、変圧器44,4個のダイオード45及びコンデン
サ46からなる第2整流回路47により整流された直流
電圧が第2定電圧回路48に印加され、その第2定電圧
回路48から出力される約5ボルトの直流電圧が次段の
制御回路49に印加される。前記制御回路49は初期設
定回路50゜優先制御回路51.4([iilのフリッ
プフロップ(以下、FFという)52〜55等にて構成
されている。
前記初期設定回路50の出力端子は前記優先制御回路5
1に接続されるとともに、前記各スイッチ25〜28は
第5,6図に示すコネクタ57の第8〜11端子を介し
て前記優先制御回路51に接続されている。
第1FF52のQ出力端子はインバータ56、コネクタ
57の第5端子を介して第6図に示す前記異常停止用の
表示器32に接続されている。第2〜第4. F F 
53〜55の各Q出力端子は各インバータ58〜60を
介して各トランジスタ61〜63のベースに接続され、
各トランジスタ61〜63のコレクタと前記第2定電圧
回路48の出力端子りとの間には、前記各切換えスイッ
チ26〜28に対応するリレーのコイルX1a−X3a
が接続され、かつ前記各トランジスタ61〜63のコレ
クタは前記コネクタ57の第2. 3. 4端子を介し
て第6図に示す各表示器31,30.29にそれぞれ接
続されている。
さらに、前記各リレーの常開接点X1b−X3bは前記
第2定電圧回路48と安全回路64との間に並列接続さ
れるとともに、交流電源21とファンモータ6との間に
並列接続されている。
そして、前記電源スィッチ22の操作に基づき、前記初
期設定回路50から初期設定信号が優先制御回路51に
出力されると、その優先制御回路51は各FF52〜5
5にrLJレヘルのリセット信号を出力する。従って、
第1FF52のQ出力端子からイユ/バータ56に出力
されるrHJレヘルの信号により前記異常停止表示用の
表示器32が消灯状態に保持される。また、前記リセッ
ト信号に基づき、第2〜第4のFF53〜55のQ出力
端子から「■]」レベルの信号が各インバータ58〜6
0に出力されることにより、各トランジスタ61〜63
がOFFされ1.各リレーのコイルX1a%X2aに対
する通電が停止されて、各常開接点Xlb〜X3bが開
放状態に保持される。
また、前記停止スイッチ25とその他のスイッチ26〜
28が同時に操作された時、優先制御回路51は停止ス
イッチ25からの信号を優先し、前記初期設定時と同様
に前記各FF53〜55にリセット(8号を出力する。
さらに、各切換えスイッチ26〜28のいずれか1つが
操作された時、例えば「強」運転用の切換えスイッチ2
6が操作された時、優先制御回路51はそのスイッチ2
6に対応する第4FF55のセット端子にrLJレヘル
のセット信号を出力する。従って、そのFF55のQ出
力端子からインバータ60にrLJレヘルの信号が出力
され、それにより、トランジスタ63がONされて、リ
レーコイルX3aに通電される。従って、そのリレーの
常開接点X3bが閉成されてファンモータ6が高速回転
され、ファン5により本体フレーム1内に高速の空気流
が形成される。また、第2の定電圧回路48と安全回路
64との間が閉成される。
一方、「中」運転用あるいは「弱」運転用の切換えスイ
ッチ27.28が操作された時には、前記優先制御回路
51の作用により第3FF54あるいは第2FF53の
Q出力端子からインバータ59あるいは58にrLJレ
ヘルの信号が出力される。それにより、トランジスタ6
2あるいは61がONされて、リレーコイルX2aある
いはX1aに通電される。従って、対応するリレーの常
開接点X2bあるいはXlbが閉成されてファンモータ
6が中速あるいは低速回転され、ファン5により本体フ
レーム1内に中速あるいは低速の空気流が形成される。
また、前記の場合と同様に、第2の定電圧回路48と安
全回路64との間が閉成される。さらに、前記各コイル
X1a−X3aに選択的に通電された時、対応する表示
器31゜30.29が点灯される。
次に、前記安全回路64及び異常検出回路について詳細
に説明すると、前記各リレーの常開接点>(1b−x3
bの共通接続点にはトランジスタ65のコレクタが接続
され、そのトランジスタ65のエミッタが発振回路66
に接続されている。また、このトランジスタ65のベー
スとコレクタとの間には抵抗67が接続されている。さ
らに、前記トランジスタ65のベースにはトランジスタ
68のコレクタが接続され、そのトランジスタ68のエ
ミッタがアース線eに接続されている。また、前記トラ
ンジスタ68のベースは抵抗69を介して1rI記イン
バータ56の入力端子に接続されでいる。
そして、前記各リレーの常開接点X1b−X3bのいず
れかが閉成された時、前記トランジスタ65がONされ
、発振回路66から次段のトランジスタ70のベースに
パルス信号が入力される。
なお、このトランジスタ70のコレクタはコンデンサ7
1を介して前記第1定電圧回路43に接続され、そのエ
ミッタは前記アース線eに接続されている。また、前記
コンデンサ71の両端には、倍電圧整流回路72が接続
され、その倍電圧整流回路72及び前記発振回路66に
より高電圧発生部が構成されている。
従って、前記のパルス信号に基づき、前記トランジスタ
70がON、OFF制御されることにより、第1定電圧
回路43の出力電圧が所定の周期で間欠的に倍電圧整流
回路72に印加される。そして、その倍電圧整流回路7
2により倍増された直流電圧が前記荷電部16及び集塵
部17に印加され、空気流中の塵埃粒子が前記荷電部1
6において負に荷電された後、集塵部17において正極
板14.15に捕捉される。
前記コンデンサ71の一端とアース線eとの間にはダイ
オード73が接続されるとともに、前記コンデンサ71
の他端とアース線eとの間には抵抗74.可変抵抗75
及び抵抗76からなる直列回路が接続され、一方、前記
各リレーの常開接点X1b−X3bと、前記トランジス
タ65のコレクタとの間には異常検出用のトランジスタ
77のエミッタが接続されるとともに、そのトランジス
タ77のコレクタが抵抗78を介してアース線eに接続
されている。また、前記抵抗74と可変抵抗75との接
続点aは抵抗79を介し、前記異常検出用のトランジス
タ77のベースに接続されている。さらに、このトラン
ジスタ77のコレクタと前記抵抗78との接続点すは第
5.6図に示すコネクタ57の第1端子を介し、電極交
換表示用の表示器33に接続されている。
前記接続点すには抵抗80.2+INのダイオード81
.82及び抵抗83を介し、停止用のトランジスタ84
のベースが接続され、そのトランジスタ84のエミッタ
がアース線eに接続されるとともに、コレクタが抵抗8
5を介して前記トランジスタ77のエミッタに接続され
ている。このトランジスタ84のコレクタと抵抗85と
の接続点Cは抵抗86を介して前記第1FF52のセン
ト端子に接続されている。
前記抵抗80とダイオード81との接続点dとアース線
eとの間にはコンデンサ87が接続されるとともに、そ
の接続点dは抵抗88.ダイオード89を介してトラン
ジスタ90のエミッタに接続されている。このトランジ
スタ90のベースは前記接続点すに接続され、かっコレ
クタはアース線eに接続されている。
そして、前記各抵抗74〜76及びトランジスタ77等
により異常検出回路88が構成されており、前記荷電部
16の各正極板14.15に多量の粒子が捕捉されて荷
電ワイヤ12との間隔が狭まったり、外力により故意又
は偶然に狭まったりして、両者間にアーク放電が起こる
と、倍電正整流向路72を介し、前記各抵抗74〜76
に過電流が流れる。この時、トランジスタ77のベース
電位が低下して前記トランジスタ77がONされる。す
ると、第6図に示す電極交換表示用の表示器33が点灯
され、前記正極板14.15の交換時期になったことが
報知される。
また、前記トランジスタ77がONされると、抵抗80
を介してコンデンサ87が充電され、そのコンデンサ8
7の両端間の電位が上昇することによってトランジスタ
84がONされる。すると、抵抗86を介して第1FF
52のセント端子に「L」レベルの信号が入力され、そ
のFF52のQ出力端子からrHJレベルの信号がイン
バータ56に入力され、そのインバータ56によって反
転された後、コネクタ57の第5端子を介して、異常停
止用の表示器32に入力され、その表示器32が点灯さ
れる。
それと同時に、前記第1FF52のQ出力端子からのr
 I(Jレベルの信号は抵抗69を介してトランジスタ
68のベースに入力され、そのトランジスタ68がON
される。それによって、トランジスタ65がOFFされ
、前記発振回路66の作動が停止される。従って、荷電
部12及び集塵部17に対する直流高電圧の供給が停止
される。また、前記トランジスタ84がONされた時、
抵抗80による電圧降下が生じてトランジスタ90のベ
ース電位が低下すると、トランジスタ90がONされ、
抵抗88及びダイオード89を介してコンデンサ87の
電荷が放電される。
なお、前記抵抗80.コンデンサ87.トランジスタ8
4.第1FF52.トランジスタ68等により、安全回
路64が構成され、異常停止用及び電極交換用の表示器
32.33により報知手段が構成されている。さらに、
前記制御回路49及び安全回路64により制御手段が構
成されている。
次に、上記のように構成された電気集塵機の作用を説明
する。
さて、フロントパネル2により安全スイッチ23がON
された状態で、電源スィッチ22により制御ユニット1
8に交流電源が投入されると、第1整流回路42により
整流された直流電圧が第1定電圧回路43に印加され、
その第1定電圧回路43から出力される約100ボルト
の直流電圧が次段の倍電圧整流回路42に印加される。
また、第2整流回路47により整流された直流電圧が第
2定電圧回路48に印加され、その第2定電圧回路48
から出力される約5ボルトの直流電圧が次段の制御回路
49に印加される。
次に、各切換えスイッチ26〜28のいずれか1つが操
作された時、例えば「強」運転用の切換えスイッチ26
が操作された時、優先制御回路51はそのスイッチ26
に対応する第4FF55のセント端子にrLJレヘレベ
セント信号を出力する。従って、そのFF55のQ出力
端子からインバータ60にrLJレヘレベ信号が出力さ
れ、それにより、トランジスタ63がONされて、リレ
ーコイルX3aに通電される。従って、そのリレーの常
開接点X3bが閉成されてファンモータ6が高速回転さ
れ、ファン5により本体フレーム1内に高速の空気流が
形成される。また、第2の定電圧回路48と安全回路6
4との間が閉成される。
また、「強」運転用の表示器29が点灯される。
そして、前記リレーの常開接点X3bが閉成されること
により、トランジスタ65がONされ、全1辰回路66
から次段のトランジスタ70のベースにパルス信号が入
力される。
このパルス信号に基づき、前記トランジスタ70がON
、OFF制御され、第1定電圧回路43の出力電圧が所
定の周期で間欠的に倍電圧整流回路72に印加される。
そして、その倍電圧整流回路72により倍増された直流
電圧が前記荷電部16及び集塵部17に印加され、空気
流中の塵埃粒子が前記荷電部16において負に荷電され
た後、集塵部17において正極板14.15に捕捉され
る。
この集塵動作の進行に伴い、荷電部16の各正極板14
.15に多量の粒子が捕捉されて荷電ワイヤ12との間
隔が挟まり、両者間にアーク放電が起こると、倍電圧整
流回路72を介し、異常検出回路88の各抵抗74〜7
6に過電流が流れる。
この時、トランジスタ77がONされる。すると、第6
図に示す電極交換表示用の表示器33が点灯され、前記
正極板14.15の交換時期になったことが報知される
また、前記トランジスタ77がONされた後においても
集塵機を継続して運転すると、前述した過電流に基づき
、抵抗80を介してコンデンサ87が充電され、そのコ
ンデンサ87の両端間の電位が上昇することによってト
ランジスタ84がONされる。すると、抵抗86を介し
て第1FF52のセント端子にrLJレベルの信号が入
力され、そのFF52のQ出力端子からrHJレヘレベ
信号がインバータ56に入力され、そのインバータ56
によって反転された後、コネクタ57の第5端子を介し
て、異常停止用の表示器32に入力され、その表示器3
2が点灯される。
それと同時に、前記第1FF52のQ出力端子からのr
HJレベルの信号は抵抗69を介してトランジスクロ8
のベースに入力され、そのトランジスタ68がONされ
る。それによって、トランジスタ65がOFFされ、前
記発振回路66の作動が停止される。従って、荷電部1
2及び集塵部17に対する直流高電圧の供給が停止され
る。
従って、上記のように、集塵量の増加に基づいて高電圧
の供給が停止された時には、電源スィッチ22をOFF
にして、ファンモータ6を(車止した後、フロントパネ
ル2により本体フレーム1の前面を開放して、電極ユニ
7ト9を取外し、使用済の正極板14.15を最適の時
期に新しいものと交換することができ、各正極板14.
15を有効に使用することができる。
さらに、集塵機の運転中において、外力によって故意ま
たは偶然に荷電ワイヤ12と正極板14との間隔が狭め
られた場合にも、前記の場合と同様に荷電部12に生じ
る過電流が異常検出回路88にて検出され、各表示器3
2.33が点灯されるとともに、荷電部12及び集塵部
17に対する直流高電圧の供給が停止される。従って、
この集塵機は安全に使用することができる。
発明の効果 以上、詳述したようにこの発明は荷電部に直流高電圧を
印加するための高電圧発生部と、前記荷電部に生じる異
常を検出するために、前記高電圧発生部に接続した異常
検出手段と、その異常検出手段から出力される信号に基
づき、異常発生を知らせる報知手段と、異常発生時にお
いて、前記報知手段を作動させるとともに、前記高電圧
発生部による直流高電圧の印加を停止制御する制御手段
とを設けたので、アーク放電により電極板と荷電ワイヤ
との間に過電流が流れた時、それを検出して異常事態の
発生を報知するとともに、荷電部に対する直流高電圧の
印加を停止することができ、安全に使用することができ
る。また、異常の原因が集塵量の増加に基づくものであ
る場合には、集塵用の極板の交換時期を的確に知ること
ができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した電気集塵機における電気
ブロック図、第2図は集塵機の外観を示・す斜視図、第
3図はフロントパネルを取外した状態の集塵機の正面図
、第4図は荷電部等を示す断面図、第5図及び第6図は
電気回路図である。 図において、■は本体フレーム、16は荷電部、17は
集塵部、32.33は表示器(前記32゜33により報
知手段が構成されている)、49は制御回路、64は安
全回路(前記49.64により制御手段が構成されてい
る)、66は発振回路、72は倍電圧整流回路(前記6
6.72により高電圧発生部が構成されている)、88
は異常検出手段としての異常検出手段である。 特許出願人   ブラザー精密工業 株式会社代理人 
       弁理士  、巴1)博宣j1g図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、本体フレーム(1)の空気通路中の粒子に電荷を与
    えるための荷電部(16)と、その荷電部(16)によ
    り荷電された粒子を電気力により集塵するための集塵部
    (17)とを備えた電気集塵機において、 前記荷電部(16)に直流高電圧を印加するための高電
    圧発生部(66、72)と、 前記荷電部(16)に生じる異常を検出するために、前
    記高電圧発生部(66、72)に接続した異常検出手段
    (88)と、 その異常検出手段(88)から出力される信号に基づき
    、異常発生を知らせる報知手段(32、33)と、 異常発生時において、前記報知手段(32、33)を作
    動させるとともに、前記高電圧発生部(66、72)に
    よる直流高電圧の印加を停止制御する制御手段(49、
    64)と からなることを特徴とする異常検出装置を備えた電気集
    塵機。
JP1330385A 1985-01-26 1985-01-26 異常検出装置を備えた電気集塵機 Pending JPS61174956A (ja)

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