JPH01203062A - 空気清浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気清浄装置に関するもので、空気調和機に
組み込む空気清浄装置等に応用できる。

従来の技術 従来の空気清浄装置は、通常数にＶの高電圧を荷電部に
印加し、この荷電部を通過する空気中の粉塵に荷電し、
荷電部後方の静電フィルタに集塵することにより空気清
浄を行っており、荷電部高電圧発生部が正常に動作し、
通過する空気中の粉塵を充分荷電することが、空気清浄
効果のポイントである。

以下図面を参照しながら従来の空気清浄装置の制御の一
例について説明する。

第５図、第６図は、従来の空気清浄装置のブロック図及
び回路図である。

第５図、第６図において、１は電源部、２は高電圧発生
部、３は荷電部である。

電源部１において、１ａは電源トランス、１ｂはダイオ
ードブリッジ、１ｃは整流用コンデンサで、電源のＯＣ
化を行う。高電圧発生部２は、スイッチングトランス２
ａを用い、ＤＣ入力をＤＣ高電圧に変換し、荷電部３の
電極に印加する。

２ｂは放電用抵抗、２ｃはスイッチングトランス２ｍを
駆動させる自励振スイッチング回路、２ｄはスイッチン
グトランジスタである。荷電部３は、タングステン線と
金属板とが平行に配置され電極を構成している。

発明が解決しようとする課題 しかしながら従来の空気清浄装置では、タングステン線
の断線、ゴミ・ホコリ等による電柱間ショート等の荷電
部の異常に対しては、トランスの負荷特性によって電極
間の放電電流を制限するようにしている。このため、放
電状態が長期間継続された時には、熱等による高電圧発
生部回路の寿命が問題となる。又、空気清浄効果は荷電
部を通過する塵に荷電することにより実現できるもので
、短絡等により塵に荷電できない状態が続けば、機器の
保護はなされていても、使用者にとっては必要な機能が
実現できていないという問題点がある。

そこで、機器の保護が十分になされた上で、かつ、空気
清浄機能が十分に発揮できるようにするとの課題が生ず
る。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の空気清浄装置は、荷
電部と、高電圧発生部の異常を検出する異常検出手段と
、電源部から高電圧発生部への通電を制御する電源開閉
手段と、前記異常検出手段からの信号を入力し前記電源
開閉手段を制御するタイマ手段及び異常検出信号の回数
を計測する回数計測手段を有する制御部と、異常時を表
示する表示手段により構成したことを特徴とするもので
ある。

作　　　用 荷電部への異物等の進入による電極間距離の減少等によ
る異常時には、トランスの負荷特性により電極間の高電
圧は低下する。このトランスの電圧変化により異常検出
信号を取り出す。この異常検出信号により電源開閉手段
を所定時間ＯＦＦにすることにより高電圧発生部の動作
を停止させ、機器の保護を行う。そじて更に前記所定時
間後に、電源開閉手段をＯＮとし、異常状態が継続され
ているかどうかを判定する。これは異常時の放電により
ホコリ等が吹きとばされて電極間距離が正常に復帰した
場合と、電極の断続により短絡し異常が継続している場
合とを区別するためであり、所定時間後の電源開閉手段
ＯＮで、異常判定しなかった場合には運転を継続し、異
常判定した場合には運転を停止し、異常表示をし、使用
者に警告する。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図、第２図は本発明の一実施例における空気清浄装
置のブロック図及び回路図である。

第１図、第２図において電源部１、高電圧発生部２、荷
電部３は従来回路と同様である。４は異常検出手段で、
４ａはフォトカプラ、４ｂはツェナーダイオードｓ４ｃ
はコンデンサで、フォトカプラ４ａのトランジスタのコ
レクターより異常検出信号が出力される。コンデンサ４
ｃは高電圧発生部２のスイッチングトランス２ａの制御
巻線番こ接続され、正常時に巻線電圧が高ければツェナ
ーダイオード４ｂに電流が流れてフォトカプラーがＯＮ
Ｌ／、異常検出信号は「Ｌ」（ロー）、又異常時には、
異常検出信号は「Ｈ」（ハイ）となる。

５は制御部で、５ｃはマイクロコンピュータ（以下マイ
コンという）で、タイマ手段５ａと回数計測手段５ｂと
を具備している。異常検出手段４からの信号はこのマイ
コン５ｃに入力される。５ｄは運転スイッチである。６
は電源開閉手段のリレー接点で、マイコン５Ｇによりコ
イル６ａへの通電を制御することにより制御される。７
は表示手段で、７ａは発光ＬＥＤである。

第３図は本発明の一実施例におけるタイミングチャート
図である。

運転スチッチ５ｄのＯＮにより、リレー接点６がＯＮし
、荷電部３に高電圧が印加される。荷電部３の異常によ
り電圧が低下しＡ点で異常検出信号がｒＨＪとなり、所
定時間Ｔ１の間ｒＨＪとなると（Ｂ点）、リレー接点６
をＯＦＦにする。リレー接点６がＯＦＦになると荷電部
３には電圧が印加されない。リレー接点６のＯＦＦ後、
所定時間Ｔ２が経過した後にリレー接点６をＯＮｔ、（
Ｃ点）、異常の再確認を行う。０点以降、実線は正常動
作に復帰した時、破線は異常が継続していた時を示す。

異常が継続されていた時には、リレー接点６は０Ｎ（０
点）で丁１時間異常検出信号がｒＨＪとなり、０点でリ
レー接点６をＯＦ　ＦＬ、、２回連続して異常が検出さ
れ、これを回数計測手段５ｂで確認し、マイコン５Ｃに
て発光ＬＥＤを点滅させるとともに前記所定時間Ｔ２後
（Ｅ点）においてリレー接点６をＯＮさせないようにし
ている。なお、上記所定時間Ｔ１は比較的短い時間でよ
い。

以上説明した内容をフローチャート図で示すと、第４図
に示した通りになる。

発明の効果 本発明における空気清浄装置によれば、荷電部における
タングステン線の切断、ホコリ、異物の進入等による電
極間距離の減少等による異常を検出する異常検出手段を
具備し、異常時に電源開閉手段を開放し、荷電部への電
圧印加をＯＦＦすることにより、従来見られた熱等によ
る回路の寿命低下を防止でき、また安全性も向上する等
の効果がある。また、−度異常を検出した後所定時間後
に再度異常検出を行うことで、電極部の断線等、機器の
点検が必要な場合と、ホコリ等の一時的な電圧低下とが
区別でき、点検が必要な場合には表示手段を点滅させる
等何らかの表現をすることにより使用者に知らせること
で、異常状態のまま運転を継続し、空気清浄機能が発揮
できないという問題を解決でき、大きな効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における空気清浄装置のブロ
ック図、第２図は同空気清浄装置における回路図、第３
図は同空気清浄装置のタイミングチャート図、第４図は
フローチャート図、第５図は従来の空気清浄装置のブロ
ック図、第）図は同じ〈従来の回路図である。 １・・・・・電源部、２・・・−・高電圧発生部、３・
・・・・荷電部、４・・・・・・異常検出手段、５ａ・
・・・タイマ手段、５ｂ・・・・・・回数計測手段、６
・・・・・・電源開閉手段、７・・・・表示手段。 ／−一電源部 、ｓｂ−一回数訂；Ｊ’ｌ引段 １ａ３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電源部、高電圧発生部、荷電部を具備した空気清浄装置
   において、前記荷電部及び高電圧発生部の異常を検出す
   る異常検出手段と、前記電源部から高電圧発生部への通
   電を制御する電源開閉手段と、前記異常検出手段からの
   異常検出信号を入力し前記電源開閉手段を制御するタイ
   マ手段および前記異常検出信号の回数を計測する回数計
   測手段を有する制御部と、異常時の表示手段とを有し、
   前記異常検出信号発生後の前記電源開閉手段の開放時間
   と異常検出信号の回数とにより前記荷電部および高電圧
   発生部の動作を制御する空気清浄装置。