JPS61174183A - サ−マルヘツドのアンダ−グレ−ズ層形成方法 - Google Patents
サ−マルヘツドのアンダ−グレ−ズ層形成方法Info
- Publication number
- JPS61174183A JPS61174183A JP1433685A JP1433685A JPS61174183A JP S61174183 A JPS61174183 A JP S61174183A JP 1433685 A JP1433685 A JP 1433685A JP 1433685 A JP1433685 A JP 1433685A JP S61174183 A JPS61174183 A JP S61174183A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- underglaze
- thermal head
- film
- underglaze layer
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、サーマルヘッドのアンダーグレーズ層形成方
法に関し、評言すれば、電気信号を熱信号に変換し、小
さな薄膜抵抗体のジュール熱を利用することにより、感
熱記録媒体を発色記録させるための感熱記録装置に使用
されるサーマルヘッドのアンダーグレーズ層をスクリー
ン印刷で形成するサーマルヘッドのアンダーグレーズ層
形成方法に関するものである。
法に関し、評言すれば、電気信号を熱信号に変換し、小
さな薄膜抵抗体のジュール熱を利用することにより、感
熱記録媒体を発色記録させるための感熱記録装置に使用
されるサーマルヘッドのアンダーグレーズ層をスクリー
ン印刷で形成するサーマルヘッドのアンダーグレーズ層
形成方法に関するものである。
上述した感熱記録装置に用いるサーマルヘッドのアンダ
ーグレーズ層は基板の平滑化という目的の他に蓄熱層と
しての目的をもつものであり、このためある程度の層厚
が必要である。それゆえ、スクリーン印刷法による一般
的な形成方法としては第3図(a)に示す工程図のごと
(多数回印刷を行ない層厚を厚くして焼成する方法(厚
膜印刷法)がある。
ーグレーズ層は基板の平滑化という目的の他に蓄熱層と
しての目的をもつものであり、このためある程度の層厚
が必要である。それゆえ、スクリーン印刷法による一般
的な形成方法としては第3図(a)に示す工程図のごと
(多数回印刷を行ない層厚を厚くして焼成する方法(厚
膜印刷法)がある。
また、同じ目的に対してアンダーグレーズ層をグリーン
シートとしラミネートして厚(したものを基板に貼り付
けて焼成する第3図山)の工程図に示すごとき方法(グ
リーンシート法)がある。
シートとしラミネートして厚(したものを基板に貼り付
けて焼成する第3図山)の工程図に示すごとき方法(グ
リーンシート法)がある。
上述した従来の方法の厚膜印刷法においては、スクリー
ン印刷を行なう場合の避けられない問題点として印刷パ
ターン端部の盛り上がりおよび印刷端面の傾斜が挙げら
れる。これらは周間が乳剤で囲まれた所定のパターン内
にスキージによりペーストを落し込み、そして基板から
スクリーンが離れる過程で必然的に発生する。これを横
方向の寸法に対して縦方向を数倍に誇張して示す第4図
の断面図を参照して詳述すると、スクリーン印刷により
膜を形成する場合、膜の端部断面は図の破線のようにな
るのが理想であるが、実際には実線で示すごとくになる
0図示のごとく、膜は印刷後スクリーンを剥離するとき
、スクリーンに形成された印刷パターンのエツジによっ
て材料が粘性で引っ張られて空白Aとなり、引っ張られ
た材料はB部に付着して山状になると考えられる。した
がって、この上に重ね印刷をしてもA部の空白は満たさ
れず、斜面Cのなす角度αは変らない(第2図(a)参
照)。これを焼成すると収縮により薄くなる。すなわち
、第2図(a)では縦方向の寸法が縮まり第2図色)の
ようになって前記の傾斜角αは緩やかとなる(角度β)
。第5図に示すごとく、焼成前の膜厚Eが焼成により各
部分が一様に薄くなって焼成後の膜厚Fになると仮定す
ると、図示のごとく焼成前の膜厚Eの傾斜C(角度α)
は焼成により焼成後の膜厚Fの傾斜D(角度β)のよう
にその傾斜が緩やかになる。実際に、はぼ第5図のよう
になり、この仮定は正しいと考えられる。なお、第4図
及び第5図において、符号1はアルミナ基板、2は印刷
乾燥層および3は焼成層である。
ン印刷を行なう場合の避けられない問題点として印刷パ
ターン端部の盛り上がりおよび印刷端面の傾斜が挙げら
れる。これらは周間が乳剤で囲まれた所定のパターン内
にスキージによりペーストを落し込み、そして基板から
スクリーンが離れる過程で必然的に発生する。これを横
方向の寸法に対して縦方向を数倍に誇張して示す第4図
の断面図を参照して詳述すると、スクリーン印刷により
膜を形成する場合、膜の端部断面は図の破線のようにな
るのが理想であるが、実際には実線で示すごとくになる
0図示のごとく、膜は印刷後スクリーンを剥離するとき
、スクリーンに形成された印刷パターンのエツジによっ
て材料が粘性で引っ張られて空白Aとなり、引っ張られ
た材料はB部に付着して山状になると考えられる。した
がって、この上に重ね印刷をしてもA部の空白は満たさ
れず、斜面Cのなす角度αは変らない(第2図(a)参
照)。これを焼成すると収縮により薄くなる。すなわち
、第2図(a)では縦方向の寸法が縮まり第2図色)の
ようになって前記の傾斜角αは緩やかとなる(角度β)
。第5図に示すごとく、焼成前の膜厚Eが焼成により各
部分が一様に薄くなって焼成後の膜厚Fになると仮定す
ると、図示のごとく焼成前の膜厚Eの傾斜C(角度α)
は焼成により焼成後の膜厚Fの傾斜D(角度β)のよう
にその傾斜が緩やかになる。実際に、はぼ第5図のよう
になり、この仮定は正しいと考えられる。なお、第4図
及び第5図において、符号1はアルミナ基板、2は印刷
乾燥層および3は焼成層である。
また、前述したグリーンシート法においては、膜厚が厚
いため、焼成時に抜けるべき内部の気泡が表面に達しき
れないうちに焼成が終ってしまうため、抜けきれない、
このように膜厚の中に気泡が残っていると、研磨したと
きに気泡が出て表面に凹凸を生ずる恐れがある。
いため、焼成時に抜けるべき内部の気泡が表面に達しき
れないうちに焼成が終ってしまうため、抜けきれない、
このように膜厚の中に気泡が残っていると、研磨したと
きに気泡が出て表面に凹凸を生ずる恐れがある。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除去して、
層内部に生じた気泡の抜けを良くし、均一な層表面を得
、そしてこの層表面の平坦部の面積を大きくすることが
できるサーマルヘッドのアンダーグレーズ層形成方法を
提供することにある。
層内部に生じた気泡の抜けを良くし、均一な層表面を得
、そしてこの層表面の平坦部の面積を大きくすることが
できるサーマルヘッドのアンダーグレーズ層形成方法を
提供することにある。
上記目的は、本発明によれば、複数の発熱抵抗体を配列
してなる感熱記録装置用サーマルヘッドのアンダーグレ
ーズ層をスクリーン印刷で形成するサーマルヘッドのア
ンダーグレーズ層形成方法において、アンダーグレーズ
層を印刷して焼成する工程を、同一のアンダーグレーズ
層について複数回行なって積層することにより達成され
る。
してなる感熱記録装置用サーマルヘッドのアンダーグレ
ーズ層をスクリーン印刷で形成するサーマルヘッドのア
ンダーグレーズ層形成方法において、アンダーグレーズ
層を印刷して焼成する工程を、同一のアンダーグレーズ
層について複数回行なって積層することにより達成され
る。
以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
第1図の工程図および第2図(C)に示すごとく、本発
明による方法はアルミナからなる基板1上に膜層を印刷
、乾燥および焼成して1層目の膜層3を形成し、さらに
この上に2層目の膜層2を印刷する。この場合、膜層2
は焼成後研摩された1層目の膜層3上に新たな角度αを
生じるように材料が付着する。この膜層2を焼成すると
、傾斜は第2図(d)に示すごとく、前述した第5図の
Cの傾斜よりは緩やかになるが、第5図のDよりは急峻
になる。この傾斜は、さらに印刷および焼成を繰り返し
て多層にすることにより、徐々に険しさを増して第2図
(dlおよび第4図の角度αに近づいて行り、シたがっ
て、本実施例において、アルミナ基板1上への膜の印刷
、乾焼、焼成および研磨工程を一層ごとに繰り返して多
層とすれば、所望の厚さに積層された膜層は該膜層表面
の最終研磨後第2図(f)に示すような傾斜(角度α)
を有する膜層となる。したがって、この膜層は第2図(
e)に示す従来方法による最終研磨後の膜層の傾斜(角
度β)に比してかなり急峻となり、このため膜層表面の
平坦部の面積が大きくなる。
明による方法はアルミナからなる基板1上に膜層を印刷
、乾燥および焼成して1層目の膜層3を形成し、さらに
この上に2層目の膜層2を印刷する。この場合、膜層2
は焼成後研摩された1層目の膜層3上に新たな角度αを
生じるように材料が付着する。この膜層2を焼成すると
、傾斜は第2図(d)に示すごとく、前述した第5図の
Cの傾斜よりは緩やかになるが、第5図のDよりは急峻
になる。この傾斜は、さらに印刷および焼成を繰り返し
て多層にすることにより、徐々に険しさを増して第2図
(dlおよび第4図の角度αに近づいて行り、シたがっ
て、本実施例において、アルミナ基板1上への膜の印刷
、乾焼、焼成および研磨工程を一層ごとに繰り返して多
層とすれば、所望の厚さに積層された膜層は該膜層表面
の最終研磨後第2図(f)に示すような傾斜(角度α)
を有する膜層となる。したがって、この膜層は第2図(
e)に示す従来方法による最終研磨後の膜層の傾斜(角
度β)に比してかなり急峻となり、このため膜層表面の
平坦部の面積が大きくなる。
上記実施例によれば、膜層は1層印刷毎に焼成するので
、層厚が薄く材料内部に生じた気泡は短時間の内に良く
抜けて均一な厚さの層を得ることができる。また、研磨
も焼成後1層毎に行なわれるので、常に平らな表面に印
刷されて均一な層を得ることができる。
、層厚が薄く材料内部に生じた気泡は短時間の内に良く
抜けて均一な厚さの層を得ることができる。また、研磨
も焼成後1層毎に行なわれるので、常に平らな表面に印
刷されて均一な層を得ることができる。
軟土のごとく、本発明によれば、スクリーン印刷法を用
いるサーマルヘッドのアンダーグレーズ層の形成に際し
て、アンダーグレーズ層を印刷して焼成する工程を、同
一のアンダーグレーズ層について複数回行なって積層す
ることにより、膜層内部に生じた気泡が良く抜けて均一
な層を得ることができ、また上記工程を重ねるごとに印
刷端面の傾斜が徐々に険しくなり、所望の層厚において
膜層表面の平坦部面積を大きくすることができ、さらに
上記工程毎に膜層表面の研磨を行なうこともできるので
、印刷を常に平らな表面に行なうことができるという著
効を有するサーマルヘッドのアンダーグレーズ層形成方
法を提供することができる。
いるサーマルヘッドのアンダーグレーズ層の形成に際し
て、アンダーグレーズ層を印刷して焼成する工程を、同
一のアンダーグレーズ層について複数回行なって積層す
ることにより、膜層内部に生じた気泡が良く抜けて均一
な層を得ることができ、また上記工程を重ねるごとに印
刷端面の傾斜が徐々に険しくなり、所望の層厚において
膜層表面の平坦部面積を大きくすることができ、さらに
上記工程毎に膜層表面の研磨を行なうこともできるので
、印刷を常に平らな表面に行なうことができるという著
効を有するサーマルヘッドのアンダーグレーズ層形成方
法を提供することができる。
第1図は本発明による方法を説明する工程図、第2図(
a)ないしくf)は本発明によるアンダーグレーズ層と
従来方法によるアンダーグレーズ層とを比較して示す部
分断面説明図、第3図(a)および中)は従来のアンダ
ーグレーズ形成方法を説明する工程図、第4図は横方向
の寸法に対して縦方向を数倍に誇張して示す膜層断面図
、第5図は膜層の焼成前と焼成後の印刷端面の傾斜を説
明する断面図である。 1・・・アルミナ基板、2・・・印刷層、3・・・焼成
層。 第3図 (G) (b)第4
図 弗5図
a)ないしくf)は本発明によるアンダーグレーズ層と
従来方法によるアンダーグレーズ層とを比較して示す部
分断面説明図、第3図(a)および中)は従来のアンダ
ーグレーズ形成方法を説明する工程図、第4図は横方向
の寸法に対して縦方向を数倍に誇張して示す膜層断面図
、第5図は膜層の焼成前と焼成後の印刷端面の傾斜を説
明する断面図である。 1・・・アルミナ基板、2・・・印刷層、3・・・焼成
層。 第3図 (G) (b)第4
図 弗5図
Claims (2)
- (1)複数の発熱抵抗体を配列してなる感熱記録装置用
サーマルヘッドのアンダーグレーズ層をスクリーン印刷
で形成するサーマルヘッドのアンダーグレーズ層形成方
法において、前記アンダーグレーズ層を印刷して焼成す
る工程を、同一のアンダーグレーズ層について複数回行
なつて積層することを特徴とするサーマルヘッドのアン
ダーグレーズ層形成方法。 - (2)各焼成後前記アンダーグレーズ層の表面を研磨す
ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の
サーマルヘッドのアンダーグレーズ層形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1433685A JPS61174183A (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | サ−マルヘツドのアンダ−グレ−ズ層形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1433685A JPS61174183A (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | サ−マルヘツドのアンダ−グレ−ズ層形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61174183A true JPS61174183A (ja) | 1986-08-05 |
Family
ID=11858222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1433685A Pending JPS61174183A (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | サ−マルヘツドのアンダ−グレ−ズ層形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61174183A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013071384A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Toshiba Hokuto Electronics Corp | サーマルプリントヘッドの製造方法 |
-
1985
- 1985-01-30 JP JP1433685A patent/JPS61174183A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013071384A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Toshiba Hokuto Electronics Corp | サーマルプリントヘッドの製造方法 |
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