JPS61173411A - 線状体被覆層の着色方法 - Google Patents

線状体被覆層の着色方法

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JPS61173411A
JPS61173411A JP60013342A JP1334285A JPS61173411A JP S61173411 A JPS61173411 A JP S61173411A JP 60013342 A JP60013342 A JP 60013342A JP 1334285 A JP1334285 A JP 1334285A JP S61173411 A JPS61173411 A JP S61173411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
coloring
coating layer
linear body
colored
Prior art date
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Pending
Application number
JP60013342A
Other languages
English (en)
Inventor
栗本 紘夫
尾形 志次男
家塚 昌二
孝夫 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61173411A publication Critical patent/JPS61173411A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、押出成形により設けられた熱可撓性樹脂の被
覆層を有する、例えば各種の電線、ケーブル、金属線入
りワイヤーなどの線状体の該被覆層をその形成の直後に
着色する方法に関するものである。
[従来技術] 金属、その他の耐熱材料あるいはそれらの複合材料の線
状体を芯材として、その外周に熱可撓性樹脂を押出成形
により被覆した、例えば電線、ケーブルあるいは金属線
入りワイヤー、O−ブなどの線状体の被覆層を着色する
方法としては、その成形被覆した線状体をボビンなどの
容器にコイル状に捲回して収容し、その着色に際しては
、線状体をボビンから繰り出して液状の着色インキを収
容した着色槽中に導き、着色インキ内に通してその外周
表面に着色インキを付着させたのち、この線条体を着色
槽から出して乾燥筒内に導入し、そこで熱風を当て定着
しインキを乾燥させて着色し、これを巻取機に巻き取る
という方法があった。
[発明が解決すべき問題点] 上述した従来方法においては、着色のための作業工程が
多く、また着色インキを乾燥するための乾燥筒が大規模
となり、乾燥筒を小規模とすると着色する線状体の走行
速度を低下させてより長い時間乾燥筒の中を走行させる
必要があった。いずれにしても着色工程のために著しく
生産工程が低下するという問題があった。 ′ [問題点を解決するための手段と作用」本発明は、上述
した従来技術における問題点を解決するものであって、
芯線に(加熱)押出成形により熱可撓性樹脂を被覆した
線状体を、その成形直後被覆層がなお加熱された状態に
あるうちに霧化したインキの中に通して該インキを該被
覆層に付着させ、乾燥させることを特徴とする押出成形
被覆層を有する線状体の該被覆層を着色する方法である
「実施例」 以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の方法により着色される押出成形被覆層は、Ti
線、ケーブルあるいは金属線入りワイヤー、ローブなど
の線状体の内部に配置される各種の耐熱性芯線にポリエ
チレン、架橋ポリエチレン、塩化ビニル樹脂、などの熱
可撓性樹脂を押出成形により被覆した線状体における被
覆層である。この被覆層は押出成形時に加熱された熱を
保持した、つまり加熱されたままの状態にある。この状
態の熱を後述のインキ層の乾燥に利用するのである。
本発明においては、かかる加熱された状態にある被覆層
を霧化状態にあるインキ の中に通す。
いインキを霧化する装置としては従来の霧化装置、例え
ば静電塗装用塗料霧化装置、感光性材料上にマット層を
設けるためのマット剤組成物の霧化装置あるいはもつと
一般的ないわゆる“霧吹き″と称されている簡単な機構
の装置などを利用することができる。これらの装置の霧
化機構としては、例えば高速に回転する椀状体の内壁に
インキを供給し、それを薄膜状に流延するとともにその
内壁の端部より飛散させて霧化したり、あるいは高速で
流れる気流中にインキを供給し、その気流の乱れにより
インキを霧化したものを噴出し、あるいは高速で噴出す
る気体中にインキを供給して霧化するなどである。霧化
したインキの微粒子を比較的安定して浮遊させておくた
め空気中に浮遊しているインキ微粒子を帯電させること
も行われる。
すでに述べたように、これらの霧化装置としては押出被
覆された線状体の1本〜数本を着色する場合には細かい
あるいは巾の狭い噴出流径をつくる棒状の噴出ノズルを
用いればよく、多数本の線状体を並べて通す場合には巾
の広い噴出流径をもつ、例えば椀状噴出ノズルを用いれ
ば効率的に着色することができる。またノズルは、1基
よりも多数基を用いた方が均一・な着色ができて好まし
い。
さらに線状体の全周囲を均一に着色するためには線状体
の周囲からまた走行方向に数段にわたってノズルを設置
した方がよい。インキ霧化装置には霧化したインキが飛
散、流失しないよう、また周囲の環境を汚染しないよう
に、さらに流下したインキを回収し再使用が可能なよう
に、それぞれ適宜設備された容器が設けられる。基体的
な装置としては被覆層を着色すべき線状体が導入され、
走行し、排出が可能なようにそれぞれ導入口、走行のた
めの空間、及び排出口が設けられ、かつ、インキ霧を形
成させ、あるいは場合によりインキ霧を噴出させるノズ
ルが設置され、さらに不要な蒸気を吸引、排出させるた
めの排気口、及び落下したインキ(微粒子)の流れを集
める回収口が設けられたものである。
第1図には、上述したインキ霧化装置の一実施態様が図
示されている。図において前述の芯材を押出被覆した被
覆線状体1を本装置の霧化容器2の導入口21より導入
し、内部を走行させ、排出口22より排出する。霧化容
器2の内部には噴霧ノズル31.32.33.34が配
置されており、各噴霧ノズル31.32.33.34に
はインキ供給管41.42.43.44が接続されてお
り、それらのインキ供給管41.42.43.44によ
りインキ供給ポンプ5を経てインキタンク6に連なって
いる。一方、インキタンク6にはインキ回収管7を経て
霧化容器2の底部に設けられている。霧化容器2内にお
いて、供給ポンプ5の作動によりインキタンク6からイ
ンキが供給され、各噴霧ノズル31.32.33.34
からインキが図中点線で示したように墳霧される。霧化
した状態のインキは容器2内を走行している線状体1の
被覆層に付着し、と共に線状体1になお保有されている
被覆成形時の熱により直ちに乾燥し始め、そして排出口
22より排出したのちは、比較的短時間のうちに完全に
乾燥し被覆層を着色してい(。
霧化したインキのうち線状体1に付着しなかったインキ
は容器2内を落下し、容器の底に流下して回収口23よ
り吸引され、インキタンク6に回収される。被覆層が着
色された線状体1はインキ霧化装置を出たのらは従来技
術におけるように巻取機によりボビンに巻き取られる。
上記の操作において、線条体1の走行速度とノズル37
.32.33.34からのインキの噴出洛は、従来技術
により適宜制御することができ、それにより線状体1の
被覆層の着色の濃度を制御することができる。
他の態様であるが、霧化容器中に導入される線状体は上
例のごとき1条に限らず、数条を並べて導入してもよい
。また線状体の着色する長さを適宜決めてノズルからの
インキを噴出をとめたり、適宜遮蔽材を挿入して着色を
抑止しあるいは着色を断続的に行うこともできる。
本発明において用いられる着色インキは既に公知のもの
を利用することができ、水系組成物でも有機溶剤系組成
物であっても使用することができる。
[発明の効果] 本発明の着色方法によれば、インキ組成物は着色物の押
出成形時におよそ200℃程度にも加熱、蓄えられた熱
を利用して乾燥するので、着色物により染着し、着色耐
久性の大きい着色物をつくることができる。また着色装
置としても乾燥工程を省略しあるいは簡略化することが
できるので、装置コストの上でも低減化され、また装置
の操作も簡単かつ迅速に行われるという大きな効果を奏
せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例におけるインキ霧化装置の
概念図である。 図中、1・・・線 状 体、2・・・インキ霧化容器、
21・・・(線状体の)導入口、 22・・・(同)排出口、23・・・インキ回収口、2
4・・・排 気 口、 31.32.33.34・・・噴霧ノズル、42.42
.43.44・・・インキ供給管、5・・・インキ供給
ポンプ、6・・・インキタンク、7・・・インキ回収管
。 頓 −へ−へり寸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芯線に(加熱)押出成形により熱可撓性樹脂を被
    覆した線状体を、その成形直後被覆層がなお加熱された
    状態にあるうちに霧化したインキの中に通して該インキ
    を該被覆層に付着させ、乾燥させることを特徴とする押
    出成形被覆層を有する線状体の該被覆層を着色する方法
JP60013342A 1985-01-25 1985-01-25 線状体被覆層の着色方法 Pending JPS61173411A (ja)

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