JPS61172867A - リピドaの非還元側サブユニツトの類縁化合物 - Google Patents
リピドaの非還元側サブユニツトの類縁化合物Info
- Publication number
- JPS61172867A JPS61172867A JP1521085A JP1521085A JPS61172867A JP S61172867 A JPS61172867 A JP S61172867A JP 1521085 A JP1521085 A JP 1521085A JP 1521085 A JP1521085 A JP 1521085A JP S61172867 A JPS61172867 A JP S61172867A
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- JP
- Japan
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- tetradecanoyl
- compound
- anhydro
- chloroform
- glucitol
- Prior art date
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- Pending
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- Pyrane Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
一般に細菌の細胞壁成分が生体の防御機構を調節する多
彩な生物活性を有することは知られていた。近年これら
の活性の本体を化学的に追求し、さらにその有効利用を
図ろうとする研究が各方面の関心を集めている。
彩な生物活性を有することは知られていた。近年これら
の活性の本体を化学的に追求し、さらにその有効利用を
図ろうとする研究が各方面の関心を集めている。
一方、ダラム陰性菌細胞壁外膜に局在するリポ多糖(L
P8)は古くから内毒素の主成分として知られ、抗腫瘍
性を含むさまざまな生物活性を発現することも知られて
いたが、その化学的、生物学的多様性、不均一性に加え
て物理性の複雑さが単離、精製を困難にし、研究の大き
な妨げとなっているのが実情であった。
P8)は古くから内毒素の主成分として知られ、抗腫瘍
性を含むさまざまな生物活性を発現することも知られて
いたが、その化学的、生物学的多様性、不均一性に加え
て物理性の複雑さが単離、精製を困難にし、研究の大き
な妨げとなっているのが実情であった。
(従来の技術)
このリポ多糖の構成4分であるリピドAなる物質は有機
合成化学の積極的な介入により1983年に次記するよ
うな新構造式が確立され、この構造式中の生物活性発現
部位を明らかにするための研究が本発明者らのグループ
及び大阪大学の芝哲夫、楠本 正−氏らのグループによ
りそれぞれ開拓的に研究されつつある: (Rは水素または脂肪酸アシル基を示す)すなわち、そ
の構造の特徴はβ−1,6結合した2個のグルコサミン
骨格のアミノ基並びにC−3,3′位水酸基に3−ヒド
ロキシミリスチン酸がアミド及びエステル結合し、さら
にC−1,4位にリン酸基を有する両親媒性のユニーク
な分子構造である。この2個のグルコサミン骨格の左側
が非還元性サブユニットと呼ばれる部分である。
合成化学の積極的な介入により1983年に次記するよ
うな新構造式が確立され、この構造式中の生物活性発現
部位を明らかにするための研究が本発明者らのグループ
及び大阪大学の芝哲夫、楠本 正−氏らのグループによ
りそれぞれ開拓的に研究されつつある: (Rは水素または脂肪酸アシル基を示す)すなわち、そ
の構造の特徴はβ−1,6結合した2個のグルコサミン
骨格のアミノ基並びにC−3,3′位水酸基に3−ヒド
ロキシミリスチン酸がアミド及びエステル結合し、さら
にC−1,4位にリン酸基を有する両親媒性のユニーク
な分子構造である。この2個のグルコサミン骨格の左側
が非還元性サブユニットと呼ばれる部分である。
本発明はこの分野における開拓的なものであるので、目
的とする新規化合物については直接に参照すべき先行文
献は存しない。
的とする新規化合物については直接に参照すべき先行文
献は存しない。
(発明の構成)
本発明者らは、リビドAの生物活性を発現する最小構造
並びに活性発現部位を究明する目的をもって、まずその
非還元側サブユニットの様々な類縁体の合成を試み、そ
の一部は本発明者らにより特願昭59−249019号
および特願昭59−249020号をもって特許出願を
行なったが、それらの目的化合物中でグルコビラノース
環のC−2位にCT2〜16−〇−C12〜16−Nu
−基、C−s位に一〇−C12〜16 そしてC−4位
に一〇−P基を置換したものの周辺化合物にリムスル活
性、マイトゲン活性、腫瘍壊死因子誘発性、インタフェ
ロン誘発性などの天然リビドAと類似の強い活性が見出
されるとの知見を得て、これらの化学構造を中心として
更に有用な化合物に到達すべく検索を進めつつある。
並びに活性発現部位を究明する目的をもって、まずその
非還元側サブユニットの様々な類縁体の合成を試み、そ
の一部は本発明者らにより特願昭59−249019号
および特願昭59−249020号をもって特許出願を
行なったが、それらの目的化合物中でグルコビラノース
環のC−2位にCT2〜16−〇−C12〜16−Nu
−基、C−s位に一〇−C12〜16 そしてC−4位
に一〇−P基を置換したものの周辺化合物にリムスル活
性、マイトゲン活性、腫瘍壊死因子誘発性、インタフェ
ロン誘発性などの天然リビドAと類似の強い活性が見出
されるとの知見を得て、これらの化学構造を中心として
更に有用な化合物に到達すべく検索を進めつつある。
本発明はこの検索の途上で得られた新規有用物質群を提
供することに関するものである。
供することに関するものである。
本発明の目的化合物は下記の一般式で示される:ζこに
、Aは0またはNuを表わし、fFic14またはC1
4−o−ci4を表わし、がおよび♂は水素原子または
Pを表わし、そしてPはホスホリル基、C14はテトラ
デカノイル基、C14−0−014は−(3−テトラデ
カノイルキ瞬噛0−テトラデカノイル基をそれぞれ意味
するものとする。環上0−3位の−AR置換基はaおよ
びβ配位のものであり得る。
、Aは0またはNuを表わし、fFic14またはC1
4−o−ci4を表わし、がおよび♂は水素原子または
Pを表わし、そしてPはホスホリル基、C14はテトラ
デカノイル基、C14−0−014は−(3−テトラデ
カノイルキ瞬噛0−テトラデカノイル基をそれぞれ意味
するものとする。環上0−3位の−AR置換基はaおよ
びβ配位のものであり得る。
すなわち、今回の特許出願に係る化合物群は前回の特願
昭59−249020号の化合物群と比して、そのC−
1位の水酸基を欠いたものという特徴を有する。
昭59−249020号の化合物群と比して、そのC−
1位の水酸基を欠いたものという特徴を有する。
本発明の目的化合物は下記の一般式で示される表
〔注:上表中、化合物s■はO−3位の置換基の立体配
位が他のものと反対、すなわち単糖としてD−アIJ
)−ル型を指向し、その他の化合物はD−グルシトール
型を指向している。〕すなわち、上記の化合物/11−
VはC−1位をデオキシ化した一連の化合物で、糖の還
元末端の必要性および物理性の影響、そして化合物点v
はC−3位にアミノ基を導入した一連の化合物の合成性
、アミド結合性の脂肪酸の効果をそれぞれ検したもので
あシ、化合物&■は糖のC−3位の立体配位の反転した
ものの影響を知るために合成したものである。
位が他のものと反対、すなわち単糖としてD−アIJ
)−ル型を指向し、その他の化合物はD−グルシトール
型を指向している。〕すなわち、上記の化合物/11−
VはC−1位をデオキシ化した一連の化合物で、糖の還
元末端の必要性および物理性の影響、そして化合物点v
はC−3位にアミノ基を導入した一連の化合物の合成性
、アミド結合性の脂肪酸の効果をそれぞれ検したもので
あシ、化合物&■は糖のC−3位の立体配位の反転した
ものの影響を知るために合成したものである。
実施例1 化合物&臘の調製
(a)出発物質1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−2
−((3−o−テトラデカノイル)−テトラデカノイル
アミノ)−3−0−テトラデカノイル−D−グルシトー
ルは下記の物性値を有する化合物で、その公知化合物よ
りの製造は本発明者らにより別途特許出願に及んでいる
。
−((3−o−テトラデカノイル)−テトラデカノイル
アミノ)−3−0−テトラデカノイル−D−グルシトー
ルは下記の物性値を有する化合物で、その公知化合物よ
りの製造は本発明者らにより別途特許出願に及んでいる
。
物性値:
(/Z)D−2°(C1、CMC13)。
IRν””z’ : 3600〜5200 (NH,O
H)4z 、174 Q (ester)、1650.1550(
アミド)及び860(0(0%)2)の消失を確認。N
MRデータ(9QM&、CDCl2)δ: 0.75〜
1.0 (t、 9H1CH3)、1.1〜1.75.
2.1〜2.55 (#1.73H。
H)4z 、174 Q (ester)、1650.1550(
アミド)及び860(0(0%)2)の消失を確認。N
MRデータ(9QM&、CDCl2)δ: 0.75〜
1.0 (t、 9H1CH3)、1.1〜1.75.
2.1〜2.55 (#1.73H。
CH2)及びc(c4海に基づくプロトンシグナルの消
失。
失。
(b) 1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−4,6−
ジー〇−ジフェニルホスホリル−2−((3−0−テト
ラデカノイル)−テトラデカノイルアミン〕−3−0−
テトラデカノイル−D−グルシトールの製造 前項の出発物質(100岬)をCH2Cl2−ピリジン
(2:1容/容、1.5g/)に溶解し、4−ジメチル
アミノピリジン(58ffl)を加える。この溶液を水
冷下撹拌しながらあらかじめメチレンジクロライドに溶
かしたジフェニルホスホロクロリゾ−)(1,9011
%F)を加え室温で48時間反応させた。定法通り処理
して得たシラツブをカラムクロマトグラフ イ[Via
to yet C−200、流出液300:1=10ロ
ホルムーメタノール(容/容)〕に供し、目的中間体(
12011g、収率76チ)を得た。
ジー〇−ジフェニルホスホリル−2−((3−0−テト
ラデカノイル)−テトラデカノイルアミン〕−3−0−
テトラデカノイル−D−グルシトールの製造 前項の出発物質(100岬)をCH2Cl2−ピリジン
(2:1容/容、1.5g/)に溶解し、4−ジメチル
アミノピリジン(58ffl)を加える。この溶液を水
冷下撹拌しながらあらかじめメチレンジクロライドに溶
かしたジフェニルホスホロクロリゾ−)(1,9011
%F)を加え室温で48時間反応させた。定法通り処理
して得たシラツブをカラムクロマトグラフ イ[Via
to yet C−200、流出液300:1=10ロ
ホルムーメタノール(容/容)〕に供し、目的中間体(
12011g、収率76チ)を得た。
〔α)D−6@(CO,887、クロロホルム)。
I Rv ”’CM″1:5300(NH)、!110
0〜5000ax 、780〜680 (/!’h)、1740 (est
er)、1670、1540(アミ ド)、 950(
(戸AO)2PO)。NMRデータ(9QMHj、OD
C!13)δ:0.7〜1.0 C1,9H1CH3)
、1.o 〜2.5 (m、 70H,CH2)、6.
95〜7.4 5 (ffi、 2 0H,fib
> 。
0〜5000ax 、780〜680 (/!’h)、1740 (est
er)、1670、1540(アミ ド)、 950(
(戸AO)2PO)。NMRデータ(9QMHj、OD
C!13)δ:0.7〜1.0 C1,9H1CH3)
、1.o 〜2.5 (m、 70H,CH2)、6.
95〜7.4 5 (ffi、 2 0H,fib
> 。
(C)1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−4,6−ジ
ー0−ホスホリル−2−((3−o−テトラデカノイル
)−テトラデカノイルアミノ)−5−o−テトラデカノ
イル−D−グルシトール(化合物点I)の製造 前工程で得た化合物(10011g)をメタノールに溶
解し、あらかじめ予備還元した酸化白金(50岬)を加
え定法により水素添加を行なう。得られた生成物をtr
−ジオキサンより凍結乾燥すると題記の化合物が定量的
に得られる。
ー0−ホスホリル−2−((3−o−テトラデカノイル
)−テトラデカノイルアミノ)−5−o−テトラデカノ
イル−D−グルシトール(化合物点I)の製造 前工程で得た化合物(10011g)をメタノールに溶
解し、あらかじめ予備還元した酸化白金(50岬)を加
え定法により水素添加を行なう。得られた生成物をtr
−ジオキサンより凍結乾燥すると題記の化合物が定量的
に得られる。
融点200〜210℃。
〔α)D + 4.5’ [CO,223,3:1=ク
ロロホルム−メタノール(容/容)]。
ロロホルム−メタノール(容/容)]。
元素分析 043H93NO14P2 (970,19
)として計算値(%) :c、 59.42 +H19
,66iP、10.75実測値(%) :c、 59.
81 、H,9,89、P、 10.55実施例2 化
合物Alの調製 (a) 1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−2−[(
3−0−テトラデカノイル)−テトラデカノイルアミン
]−5−0−テトラデカノイル−6−〇−トリフェニル
メチルーD−グルシトールの製造実施例1.0と同じ出
発物質(1t)をピリジン(20g/)に溶解し、トリ
チルクロライド(0,56f)を加えて85°Cで加熱
攪拌した。反応終了を薄層クロマト[Wa4o gel
B −10,20:1=クロロホルム−メタノール(
容/容)]で確認した後室温に戻し、氷水を加えて生成
物をクロロホルム抽出する。クロロホルム層を水冷下、
N−塩酸、水、5%炭酸す) IJウム、水の順で洗浄
し、乾燥後減圧濃縮する。得られたシラツブをカラムク
0 マ) f ラフ イー [Wako yet C−
2Q Q、流出液クロロホルム]に供し、目的中間体を
97%の収率で得た。
)として計算値(%) :c、 59.42 +H19
,66iP、10.75実測値(%) :c、 59.
81 、H,9,89、P、 10.55実施例2 化
合物Alの調製 (a) 1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−2−[(
3−0−テトラデカノイル)−テトラデカノイルアミン
]−5−0−テトラデカノイル−6−〇−トリフェニル
メチルーD−グルシトールの製造実施例1.0と同じ出
発物質(1t)をピリジン(20g/)に溶解し、トリ
チルクロライド(0,56f)を加えて85°Cで加熱
攪拌した。反応終了を薄層クロマト[Wa4o gel
B −10,20:1=クロロホルム−メタノール(
容/容)]で確認した後室温に戻し、氷水を加えて生成
物をクロロホルム抽出する。クロロホルム層を水冷下、
N−塩酸、水、5%炭酸す) IJウム、水の順で洗浄
し、乾燥後減圧濃縮する。得られたシラツブをカラムク
0 マ) f ラフ イー [Wako yet C−
2Q Q、流出液クロロホルム]に供し、目的中間体を
97%の収率で得た。
〔α)D−5,6(CO,842、クロロホルム)。
IAI/””m’ : 5460.3270 (NH,
OH)、ar 3100〜5000.780〜680(/A)、174
0〜1710 (Ister)、1650.1550
(アミド)。
OH)、ar 3100〜5000.780〜680(/A)、174
0〜1710 (Ister)、1650.1550
(アミド)。
NMR(90MHJ、 0DCj3)δ: 7.1〜l
55 (Fff。
55 (Fff。
15H1戸h)。
(b) 1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−2−〔(
3−0−テトラデカノイル)−テトラデカノイルアミノ
)−3−o−テトラデカノイル−5−〇−ジフェニルホ
スホリルーD−グルシトールの製造前工程で得た中間体
(o、sy)を実施例1 、(b)に倣ってジフェニル
ホスホロクロ!J f −ト、(0,372)で処理し
て題記の目的中間体(0,35F)を得た。収率は2段
階で67チ。
3−0−テトラデカノイル)−テトラデカノイルアミノ
)−3−o−テトラデカノイル−5−〇−ジフェニルホ
スホリルーD−グルシトールの製造前工程で得た中間体
(o、sy)を実施例1 、(b)に倣ってジフェニル
ホスホロクロ!J f −ト、(0,372)で処理し
て題記の目的中間体(0,35F)を得た。収率は2段
階で67チ。
〔a)D−12″(C1,4、クロロホルム)。
I Rv ”′ncs 1: 5420.5360 (
Nf(、OH)、z 1730 (ester)、1660.1550
(アミド)、9 6 0 ((、oA)2PO] 。
Nf(、OH)、z 1730 (ester)、1660.1550
(アミド)、9 6 0 ((、oA)2PO] 。
NMR(90MHj、 CD cJ3 )δ: 0.
75〜1.0 (’、 9H,OH5)、1.1〜1.
81.7.05〜745 (m、 10H11)h)
。
75〜1.0 (’、 9H,OH5)、1.1〜1.
81.7.05〜745 (m、 10H11)h)
。
(e) 1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−2−〔(
5−0−テトラデカノイル)−テトラデカノイルアミノ
)−3−o−テトラデカノイル−5−〇−ホスホリルー
D−グルシトール(化合物&l)。
5−0−テトラデカノイル)−テトラデカノイルアミノ
)−3−o−テトラデカノイル−5−〇−ホスホリルー
D−グルシトール(化合物&l)。
製造
前工程で得た中間体(100#)をメタノールに溶解し
、あらかじめ予備還元した酸化白金(50W)を加え常
温にて水素添加を行なう。反応終了後触媒を炉別し、p
液を減圧濃縮して得られた残渣を戸−ジオキサンよシ凍
結乾燥して化合物&Iを定量的に得た。
、あらかじめ予備還元した酸化白金(50W)を加え常
温にて水素添加を行なう。反応終了後触媒を炉別し、p
液を減圧濃縮して得られた残渣を戸−ジオキサンよシ凍
結乾燥して化合物&Iを定量的に得た。
融点187〜190℃。〔α)p+ 1.6” (00
,435,2:1=クロロホルム−メタノール(容/容
)〕。
,435,2:1=クロロホルム−メタノール(容/容
)〕。
元素分析 048B92 N011 F (8q 0.
20)として計算値(%) :C164,76iH,1
0,42iP、 5.48実測値(%):c、65.0
91,1α29+P、3.33実施例3 化合物/il
の調製 (a) 1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−6−0−
ジフェニルホスホリル−2−((5−0−テトラデカノ
イル)−テトラデカノイルアミノ〕−3−〇−テトラデ
カノイル−D−グルシトールの製造実施例1、(b)と
同じ出発物質をほぼ同様の条件でジフェニルホスホロク
ロリデートを用いてジフェニルホスホリル化を行なう。
20)として計算値(%) :C164,76iH,1
0,42iP、 5.48実測値(%):c、65.0
91,1α29+P、3.33実施例3 化合物/il
の調製 (a) 1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−6−0−
ジフェニルホスホリル−2−((5−0−テトラデカノ
イル)−テトラデカノイルアミノ〕−3−〇−テトラデ
カノイル−D−グルシトールの製造実施例1、(b)と
同じ出発物質をほぼ同様の条件でジフェニルホスホロク
ロリデートを用いてジフェニルホスホリル化を行なう。
ただし、前例では室温で48時間反応させたのに比して
本例では室温で3時間反応させるに留める。反応終了を
薄層クロマト(WalogzlB 10.10 : 1
=りooホルム−メタノール(容/容)〕で確認し、
以下常法に従いクロロホルム抽出を行ない、クロロホル
ム層を水冷下、水、稀塩酸、水、5チ炭酸ナトリウム、
水の順で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧濃縮
する。得られたシラツブをカラムクo ? )グラフ
イー [: Wain gel C−200、流出液2
00:1=クロロホルム−メタノール(容/容)]に供
し題記の目的中間体を75チの収率で得た。
本例では室温で3時間反応させるに留める。反応終了を
薄層クロマト(WalogzlB 10.10 : 1
=りooホルム−メタノール(容/容)〕で確認し、
以下常法に従いクロロホルム抽出を行ない、クロロホル
ム層を水冷下、水、稀塩酸、水、5チ炭酸ナトリウム、
水の順で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧濃縮
する。得られたシラツブをカラムクo ? )グラフ
イー [: Wain gel C−200、流出液2
00:1=クロロホルム−メタノール(容/容)]に供
し題記の目的中間体を75チの収率で得た。
〔α)D−7,4(CO,625、クロロホルム)。
IRy””m’ : 3500〜3200 (NH,O
H)、n〜ax 1740 (ester)、1650.1560(ア
ミド)、950 ((/A)2 PO)。NMRデータ
(90Mル、CD (j3 )δ:0.75〜1.0
(/、 9H,OH5)、1.1〜1.8.1.5〜2
.5 (”、 70H1CH2)、4.3〜4.6(m
、2H1H−6,6)、5.1 (t、 IH,H−3
)、6.1 (NH)、7.05〜75 (FFf、
10H%戸h)。
H)、n〜ax 1740 (ester)、1650.1560(ア
ミド)、950 ((/A)2 PO)。NMRデータ
(90Mル、CD (j3 )δ:0.75〜1.0
(/、 9H,OH5)、1.1〜1.8.1.5〜2
.5 (”、 70H1CH2)、4.3〜4.6(m
、2H1H−6,6)、5.1 (t、 IH,H−3
)、6.1 (NH)、7.05〜75 (FFf、
10H%戸h)。
(b) 1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−6−〇−
ホスホリルー2−((3−0−テトラデカノイル)−テ
トラデカノイルアミノ]−5−0−テトラデカノイル−
D−グルシトール(化合物A l )の製造 前工程の目的中間体をメタノールに溶解し、あらかしめ
予備還元した酸化白金を用い常温で水素添加を行ない、
触媒を戸別したp液を減圧濃縮したシラツブを戸−ジオ
キサンよシ凍結乾燥して定量的に目的化合物を得た。
ホスホリルー2−((3−0−テトラデカノイル)−テ
トラデカノイルアミノ]−5−0−テトラデカノイル−
D−グルシトール(化合物A l )の製造 前工程の目的中間体をメタノールに溶解し、あらかしめ
予備還元した酸化白金を用い常温で水素添加を行ない、
触媒を戸別したp液を減圧濃縮したシラツブを戸−ジオ
キサンよシ凍結乾燥して定量的に目的化合物を得た。
融点180〜185°Co (α)D−5,2(CI、
3:1=クロロホルム−メタノール(容/容)〕。
3:1=クロロホルム−メタノール(容/容)〕。
元素分析 C’48H92N011P (890,20
)として計算値(%) :C,64,76iH,10,
42iP、 5.48実測値(チ) :c、 65.1
7 iH,10,53昼P、3.29実施例4 化合物
点■の調製 (a)出発物質1.5−アンヒドロ−2−アミノ−2−
ゾオキシー4.6−0−イソプロピリデン−D−アIJ
)−ルは下記の物性値を有する化合物で、この公知物
質よりの製造方法は本発明者らKより別途特許出願に及
んでいる。
)として計算値(%) :C,64,76iH,10,
42iP、 5.48実測値(チ) :c、 65.1
7 iH,10,53昼P、3.29実施例4 化合物
点■の調製 (a)出発物質1.5−アンヒドロ−2−アミノ−2−
ゾオキシー4.6−0−イソプロピリデン−D−アIJ
)−ルは下記の物性値を有する化合物で、この公知物
質よりの製造方法は本発明者らKより別途特許出願に及
んでいる。
〔α)D−5,69(C1,195、クロロホルム)。
I Rvfi′−ax’ : 3600〜5100 (
OR,NH)、az 850 ((CH3)2 C)。NMRデータ(6Q
MTJz 。
OR,NH)、az 850 ((CH3)2 C)。NMRデータ(6Q
MTJz 。
CDα6)δ:1.4〜1.5〔d、6H1(CH3)
2C〕、2.15 (S、 3H,−0H1NH2)。
2C〕、2.15 (S、 3H,−0H1NH2)。
(b) 1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−2−(3
−ヒドロキシテトラデカノイルアミノ)−4,6−0−
イングロピリデンーD−アリトールの製造前項(a)の
出発物質(1,5F)を無水ジオキサン(40m/)に
溶解し、3−P−ヒドロキシテトラゾカッイック酸(2
,91)とジシクロへキシルカルボジイミド(5,67
f。以下DOCで表わす。)を加えて室温にて一夜攪拌
した。析出したDOC−尿素を戸別し、p液を減圧濃縮
して得られたシラツブをカラムクロマトグラフィー(W
alogel C−300、流出液200:1=クロ
ロホルムメタノール(容/容)〕に供し、題記の目的中
間体(2,6f、収率79%)を得た。
−ヒドロキシテトラデカノイルアミノ)−4,6−0−
イングロピリデンーD−アリトールの製造前項(a)の
出発物質(1,5F)を無水ジオキサン(40m/)に
溶解し、3−P−ヒドロキシテトラゾカッイック酸(2
,91)とジシクロへキシルカルボジイミド(5,67
f。以下DOCで表わす。)を加えて室温にて一夜攪拌
した。析出したDOC−尿素を戸別し、p液を減圧濃縮
して得られたシラツブをカラムクロマトグラフィー(W
alogel C−300、流出液200:1=クロ
ロホルムメタノール(容/容)〕に供し、題記の目的中
間体(2,6f、収率79%)を得た。
IRy””CM″1:3600〜3100 (Nu、
OH)、r 1640.1550(アミド)、8 a O((OH3
)2 C)。
OH)、r 1640.1550(アミド)、8 a O((OH3
)2 C)。
NMRデータ(60Mル、CD C70)δ:0.7〜
1.0(l、 3H,OH5)、1.1〜1.35.2
、O〜2.4 (W。
1.0(l、 3H,OH5)、1.1〜1.35.2
、O〜2.4 (W。
22H1C−)、1.4〜1.5 〔d16H1(CH
3)20〕、635 (d、 IH%HN)。
3)20〕、635 (d、 IH%HN)。
(C) 1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−4,6−
0−インプロピリデン−2−((3−0−fトラデカノ
イル)−テトラデカノイルアミン)−5−。
0−インプロピリデン−2−((3−0−fトラデカノ
イル)−テトラデカノイルアミン)−5−。
−テトラデカノイル−D−アリトールの製造前工程で得
られた中間体(2t)をピリジン−ジクロロメチレン=
2:1(容/容)40g/に溶解し、水冷下あらかじめ
ジクロロメチレンに溶解したテトラデカノイルクロライ
ド(2,8F)を滴下し、室温で攪拌した。反応終了を
薄層クロマトで確認した後メタノールを加える。反応液
を減圧濃縮して得られたシラツブをカラムクロマトグラ
フ イー(Wako yet C−300、流出液クロ
ロホルム)により題記の目的中間体(3,42f、収率
85%)を得た。
られた中間体(2t)をピリジン−ジクロロメチレン=
2:1(容/容)40g/に溶解し、水冷下あらかじめ
ジクロロメチレンに溶解したテトラデカノイルクロライ
ド(2,8F)を滴下し、室温で攪拌した。反応終了を
薄層クロマトで確認した後メタノールを加える。反応液
を減圧濃縮して得られたシラツブをカラムクロマトグラ
フ イー(Wako yet C−300、流出液クロ
ロホルム)により題記の目的中間体(3,42f、収率
85%)を得た。
〔α)D−7,84(CO,5025、クロロホルム)
。
。
IRy””z’ : 3500〜3100 (NH)
、 3000ar 〜2800(Of(,2)、1740 (C=O)、1
650.1550(アミド)、850[(C馬シC]。
、 3000ar 〜2800(Of(,2)、1740 (C=O)、1
650.1550(アミド)、850[(C馬シC]。
NMRデータ(90Mル、CDCJ3)δ: 0.75
〜1.15(l、9H,OH5)、1.15〜1.!l
、2.15〜2.6 (FFf。
〜1.15(l、9H,OH5)、1.15〜1.!l
、2.15〜2.6 (FFf。
76H1CH2)、1.34〜1.45 〔d、 6H
,(CH3)2C〕、5.45 (t、 IHlH−3
)、6.1 (NH)。
,(CH3)2C〕、5.45 (t、 IHlH−3
)、6.1 (NH)。
@)i、s−アンヒドロ−2−デオキシ−2−〔(3−
0−テトラデカノイル)−テトラデカノイルアミン)−
5−o−テトラデカノイル−D−アリトールの製造 前工程で得られた中間体(i、sf)を80%酢酸と少
量のクロロホルム−メタノールの混合溶媒に溶解し、4
5℃で一夜攪拌する。反応終了を薄層クロマトで確認し
た後、反応液を減圧濃縮して得られたシラツブをカラム
クロマトグラフィー〔Wain gel C−200、
流出液200 : 1=りo。
0−テトラデカノイル)−テトラデカノイルアミン)−
5−o−テトラデカノイル−D−アリトールの製造 前工程で得られた中間体(i、sf)を80%酢酸と少
量のクロロホルム−メタノールの混合溶媒に溶解し、4
5℃で一夜攪拌する。反応終了を薄層クロマトで確認し
た後、反応液を減圧濃縮して得られたシラツブをカラム
クロマトグラフィー〔Wain gel C−200、
流出液200 : 1=りo。
ホルム−メタノール〕に供し、題記の化合物(1,5り
、収率93%)を得た。
、収率93%)を得た。
IRy”−exl: 56Q Q〜3100 (OH,
Nu)、禰2 3000〜2800(C!H2)、1740 (C=O
)、1650.1540(アミド)。NMRデータ(9
QM&、0Dcj3)δ: 1.34〜1.45 (d
、 6 H,(CH3)2C〕の消失を確認。
Nu)、禰2 3000〜2800(C!H2)、1740 (C=O
)、1650.1540(アミド)。NMRデータ(9
QM&、0Dcj3)δ: 1.34〜1.45 (d
、 6 H,(CH3)2C〕の消失を確認。
(1) 1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−4−〇−
ホスホリル−2−”((5−0−テトラデカノイル)−
テトラデカノイルアミン)−3−o−テトラデカノイル
−D−アリトール(化合物a1%r)の製造 実施例2、(a)〜(C)と同様にして、前工程で得ら
れた中間体のC−6位の水酸基をトリチル化して保護し
、次にC−4位の水酸基にジフェニルホスホリル基を導
入し、次いで90チ酢酸を用いてC−6位のトリチル基
を加水分解して外し、最後に0−4位のジフェニルホス
ホリル基を酸化白金による接触還元によりホスホリル基
に変じて題記の化合物(化合物1ff)を得た。
ホスホリル−2−”((5−0−テトラデカノイル)−
テトラデカノイルアミン)−3−o−テトラデカノイル
−D−アリトール(化合物a1%r)の製造 実施例2、(a)〜(C)と同様にして、前工程で得ら
れた中間体のC−6位の水酸基をトリチル化して保護し
、次にC−4位の水酸基にジフェニルホスホリル基を導
入し、次いで90チ酢酸を用いてC−6位のトリチル基
を加水分解して外し、最後に0−4位のジフェニルホス
ホリル基を酸化白金による接触還元によりホスホリル基
に変じて題記の化合物(化合物1ff)を得た。
本(−)項の各化合物の物性値は下記の通シである:1
.5−アンヒドロ−2−デオキシ−2−((3−〇−テ
トラデカノイル)−テトラデカノイルアミノ)、5−0
−テトラデカノイル−6−0−)リチルーD−アリトー
ル; IRνfi1m、、−1=5600〜5100(OH1
NH)、#!122 3100〜5000(/A)、3000〜2800 C
CH2)、1740 (C=0)、1650.155
0(アミド)、800〜700 (pk) 。NM几デ
ータ(9oMHJ1CDCJすδ:0.7〜1.0 (
t、 9f(、C馬)、1.0〜1.8.2.15〜2
.65 (ffi、 70E(、(4,、)、5.35
<t、 1H,3−H)、7.1〜l 55 (Ff
f、 15H。
.5−アンヒドロ−2−デオキシ−2−((3−〇−テ
トラデカノイル)−テトラデカノイルアミノ)、5−0
−テトラデカノイル−6−0−)リチルーD−アリトー
ル; IRνfi1m、、−1=5600〜5100(OH1
NH)、#!122 3100〜5000(/A)、3000〜2800 C
CH2)、1740 (C=0)、1650.155
0(アミド)、800〜700 (pk) 。NM几デ
ータ(9oMHJ1CDCJすδ:0.7〜1.0 (
t、 9f(、C馬)、1.0〜1.8.2.15〜2
.65 (ffi、 70E(、(4,、)、5.35
<t、 1H,3−H)、7.1〜l 55 (Ff
f、 15H。
戸h)。
1.5−アンヒドロ−2−デオキシ−4−0−ジフェニ
ルホスホリル−2−((5−0−テトラデカノイル)−
テトラデカノイルアミノ)−D−アリトール; (α)1)+3.11 (CO,643、クロロホル
ム)。
ルホスホリル−2−((5−0−テトラデカノイル)−
テトラデカノイルアミノ)−D−アリトール; (α)1)+3.11 (CO,643、クロロホル
ム)。
IRν”P′Cal’ : 5600〜3100 (O
H,NH)、4x 5000〜2800(C!H2)、1750 (C=O
)、1650.1550(アミド)、q 60 C(/
A)2PO)。
H,NH)、4x 5000〜2800(C!H2)、1750 (C=O
)、1650.1550(アミド)、q 60 C(/
A)2PO)。
NMR7’−タ(90MHJ、0DOJ3)δ:0.7
〜1.1(t、 9H,OH5)、1.1〜2.6 (
ffi、 70H1C巧)、7.1〜’15(m、 1
0B:、 戸h)。
〜1.1(t、 9H,OH5)、1.1〜2.6 (
ffi、 70H1C巧)、7.1〜’15(m、 1
0B:、 戸h)。
目的化合物(化合物点■)
融点130〜152℃。〔α]D+5.!15”(Ce
2S3、クロロホルム)。
2S3、クロロホルム)。
実施例5 化合物点V
(a)出発物質1.5−アンヒドロ−3−アチドー2−
ベンジルオキシカルボニルアミノ−2,3−ジ−デオキ
シ−4,6−4−インプロピリデン−D−グルシトール
は下記の物性値を有する化合物であって、その公知化合
物よシの製造法は本発明者らにより別途特許出願に及ん
でいる。
ベンジルオキシカルボニルアミノ−2,3−ジ−デオキ
シ−4,6−4−インプロピリデン−D−グルシトール
は下記の物性値を有する化合物であって、その公知化合
物よシの製造法は本発明者らにより別途特許出願に及ん
でいる。
〔α)D+3.24@(CO,154、クロロホルム)
。
。
融点115〜120℃。IRν””51: 5500〜
禰X 3200(NH)、2200〜2000 (N3)、1
70゜(C,=O)、850〔(CH3)2C〕。
禰X 3200(NH)、2200〜2000 (N3)、1
70゜(C,=O)、850〔(CH3)2C〕。
(b) 1.5−アンヒドロ−2,3−ジ−アミノ−2
,5−ジ−デオキシ−4,6−O−イソプロピリデン−
D−グルシトールの製造 前項(a)の出発物質C0,429>をエタノールに溶
解し、あらかじめ予備還元したパラジウム炭素(250
Mg)を加え接触還元を行ない、反応終了を薄層クロマ
トで確認した後、触媒を戸別し、ろ液を減圧濃縮してカ
ラムクロマトグラフィー〔Wade gel C−20
0、流出液50:1=クロロホルム−メタノール(容/
容)〕に供し、目的中間体(0,18f、収率77チ)
を得た。
,5−ジ−デオキシ−4,6−O−イソプロピリデン−
D−グルシトールの製造 前項(a)の出発物質C0,429>をエタノールに溶
解し、あらかじめ予備還元したパラジウム炭素(250
Mg)を加え接触還元を行ない、反応終了を薄層クロマ
トで確認した後、触媒を戸別し、ろ液を減圧濃縮してカ
ラムクロマトグラフィー〔Wade gel C−20
0、流出液50:1=クロロホルム−メタノール(容/
容)〕に供し、目的中間体(0,18f、収率77チ)
を得た。
〔α)D −18,73゜IR&Ij:a”、z’ :
5600〜3000.1600(NH)、2200〜
2000のN3のピーク消失。NMRデータ(60M出
、C! D C15,0DOD)δニア、25 (j、
5H,戸h)のピーク消失。
5600〜3000.1600(NH)、2200〜
2000のN3のピーク消失。NMRデータ(60M出
、C! D C15,0DOD)δニア、25 (j、
5H,戸h)のピーク消失。
(C) 1.5−アンヒドロ−2,3−ジ−デオキシ−
2゜3−ジ〒(3−ヒドロキシテトラデカノイルアミノ
)−4,6−0−インプロピリデン−D−グルシトール
の製造 前工程で得られた中間体(0,!M’)を無水ジオキサ
ン(10g/)に溶解し、3−ヒドロキシテトラデカン
酸(0,9f)とDCC(1?)を加え、室温にて一夜
攪拌した。析出したDCC−尿素を炉別し、ろ液を濃縮
して得られたシラツブをカラムクロマトグラフィー(W
a40gel C−300、流出液50 : 1=クロ
ロホルムメタノール(容/容)〕より目的中間体(1,
29f、収率80%)を得た。
2゜3−ジ〒(3−ヒドロキシテトラデカノイルアミノ
)−4,6−0−インプロピリデン−D−グルシトール
の製造 前工程で得られた中間体(0,!M’)を無水ジオキサ
ン(10g/)に溶解し、3−ヒドロキシテトラデカン
酸(0,9f)とDCC(1?)を加え、室温にて一夜
攪拌した。析出したDCC−尿素を炉別し、ろ液を濃縮
して得られたシラツブをカラムクロマトグラフィー(W
a40gel C−300、流出液50 : 1=クロ
ロホルムメタノール(容/容)〕より目的中間体(1,
29f、収率80%)を得た。
IRν’−cml: 3600〜3100(NHlOH
)、曜X 3000〜2800(CH2)、1640.1550(
アミ ド)、 850 〔(CH5)C〕。NMRデー
タ (90Mル、CDCl3、CD30D)δ:0.8
〜1.1 (/、 6H1CH3)、1.15〜1.
35.2.2〜2.4 (m、 44H。
)、曜X 3000〜2800(CH2)、1640.1550(
アミ ド)、 850 〔(CH5)C〕。NMRデー
タ (90Mル、CDCl3、CD30D)δ:0.8
〜1.1 (/、 6H1CH3)、1.15〜1.
35.2.2〜2.4 (m、 44H。
CH2)、1.4〜1.5 [d−6Hs (C均)
2C]。
2C]。
(d) 1.5−アンヒドロ−2,3−:)−デオキシ
−4゜6−0−インプロピリデン−2,3−ジー〔(3
−〇−テトラデカノイル)−テトラデカノイルアミノ)
−D−グルシトールの製造 前工程で得られた中間体(0,4f)をピリジンたテト
ラデカノイルクロライド(360q)を滴下し、室温に
て反応させた。反応終了を薄層クロマトで確認した後、
メタノールを加え、その反応液を減圧濃縮し、クロロホ
ルム抽出を行なう。クロロホルム層を塩酸、炭酸ソーダ
、水の順に洗浄し、脱水後減圧濃縮し、得られたシラツ
ブをカラムクロマトグラフ イー(Walo yet
C−300、流出液100:1=クロロホルム−メタノ
ール(容/容)〕に供し、題記の中間体(499岬、収
率76%)を得た。
−4゜6−0−インプロピリデン−2,3−ジー〔(3
−〇−テトラデカノイル)−テトラデカノイルアミノ)
−D−グルシトールの製造 前工程で得られた中間体(0,4f)をピリジンたテト
ラデカノイルクロライド(360q)を滴下し、室温に
て反応させた。反応終了を薄層クロマトで確認した後、
メタノールを加え、その反応液を減圧濃縮し、クロロホ
ルム抽出を行なう。クロロホルム層を塩酸、炭酸ソーダ
、水の順に洗浄し、脱水後減圧濃縮し、得られたシラツ
ブをカラムクロマトグラフ イー(Walo yet
C−300、流出液100:1=クロロホルム−メタノ
ール(容/容)〕に供し、題記の中間体(499岬、収
率76%)を得た。
[a ID 7.52’ (C1,595、CD C
13)。
13)。
IRu”−as 1: 3400〜3200(NH)、
3000禰X 〜2800(CH2)、1740 (0=0)、165
0.1550(アミド)、860〔(CH!1)2C〕
。
3000禰X 〜2800(CH2)、1740 (0=0)、165
0.1550(アミド)、860〔(CH!1)2C〕
。
NMRf−1(90MHz、CDCl5)δ:0.75
〜i、os (t、 i 2H,c馬)、1.1〜1.
43.2.15〜2.7 CM、 96 H,CH2)
、4゜95〜5.35 (m。
〜i、os (t、 i 2H,c馬)、1.1〜1.
43.2.15〜2.7 CM、 96 H,CH2)
、4゜95〜5.35 (m。
2■、CM)、6,35.6.95(2H%NH)。
(1) 1.5−アンヒドロ−2,3−ジ−デオキシ−
2゜3−ジー((3−0−テトラデカノイル)−テトラ
デカノイルアミノ)−D−グルシトールの製造前工程で
得られた中間体(Q、459)を80チ酢酸とクロロホ
ルム−メタノール混合溶液で溶解し、45°Cで攪拌し
、反応終了を薄層クロマトで確認した後、反応液を減圧
濃縮し、得られたシラツブをカラムクロマトグラフィー
[Wako yetC−200、流出液200:1=ク
ロロホルム−メタノール(容/容)〕に供し、題記の中
間体(0、568f、収率85チ)を得た。
2゜3−ジー((3−0−テトラデカノイル)−テトラ
デカノイルアミノ)−D−グルシトールの製造前工程で
得られた中間体(Q、459)を80チ酢酸とクロロホ
ルム−メタノール混合溶液で溶解し、45°Cで攪拌し
、反応終了を薄層クロマトで確認した後、反応液を減圧
濃縮し、得られたシラツブをカラムクロマトグラフィー
[Wako yetC−200、流出液200:1=ク
ロロホルム−メタノール(容/容)〕に供し、題記の中
間体(0、568f、収率85チ)を得た。
IRu””011’ : 85 Qのピークの消失を
確認しntlX た。
確認しntlX た。
(1)1.5−アンヒドロ−2,5−ジ−デオキシ−4
−〇−ホスホリルー2.3−ジー((3−0−テトラデ
カノイルアミノ)−D−グルシトール(化合物点■)の
製造 実施例2、<a>〜(C)および実施例4、(りと同様
にして、前工程で得られた中間体のc−6位の水酸基を
トリチル化して保護し、次にC−4位の水酸基にジフェ
ニルホスホリル基を導入し、次いで80チ酢酸を用いて
C−6位のトリチル基を加水分解によシ外し、最後に酸
化白金で接触還元することによ5cm4位に置換のジフ
ェニルホスホリル基をホスホリル基に変換させ、常法通
シ精製することにより目的化合物(化合物/x V )
を得た。
−〇−ホスホリルー2.3−ジー((3−0−テトラデ
カノイルアミノ)−D−グルシトール(化合物点■)の
製造 実施例2、<a>〜(C)および実施例4、(りと同様
にして、前工程で得られた中間体のc−6位の水酸基を
トリチル化して保護し、次にC−4位の水酸基にジフェ
ニルホスホリル基を導入し、次いで80チ酢酸を用いて
C−6位のトリチル基を加水分解によシ外し、最後に酸
化白金で接触還元することによ5cm4位に置換のジフ
ェニルホスホリル基をホスホリル基に変換させ、常法通
シ精製することにより目的化合物(化合物/x V )
を得た。
本の項の各化合物の物性値は下記の通りである:1.5
−アンヒドロ−2,3−ジ−デオキシ−2,3−ジー(
(3−0−テトラデカノイル)−テトラデカノイルアミ
ノ)−b−0−トリチル−D−グルシトール; IRνμ””x’:3600〜3100(NHlOH)
z 、 3100〜5000 (戸h)、 3000〜2
80G (CH2)、1730 (C=O)、164
0.1550(アミド)、800〜700 (戸k)。
−アンヒドロ−2,3−ジ−デオキシ−2,3−ジー(
(3−0−テトラデカノイル)−テトラデカノイルアミ
ノ)−b−0−トリチル−D−グルシトール; IRνμ””x’:3600〜3100(NHlOH)
z 、 3100〜5000 (戸h)、 3000〜2
80G (CH2)、1730 (C=O)、164
0.1550(アミド)、800〜700 (戸k)。
NMRデータ(9QM&、CD (J5)δ:0.75
〜1.1 (t、 12H1CH5)、1.15〜1.
8.2.15〜2.6 (FFf192H。
〜1.1 (t、 12H1CH5)、1.15〜1.
8.2.15〜2.6 (FFf192H。
CH)) 、 7.1〜7.5 5 (FFj、
1 5H,戸h)。
1 5H,戸h)。
1.5−アンヒドロ−2,5−ジ−デオキシ−4−〇−
ジフェニルホスホリルー2.3−ジー((3−〇−テト
ラデカノイル)−テトラデカノイルアミノ)−D−グル
シトール; (a )D+0.74’ (CO,55B、クロロホル
ム)。
ジフェニルホスホリルー2.3−ジー((3−〇−テト
ラデカノイル)−テトラデカノイルアミノ)−D−グル
シトール; (a )D+0.74’ (CO,55B、クロロホル
ム)。
IRu””cIT’ : 5600〜3100 (NH
,OH)lx 、3000〜2800(CH2)、1740 (C=O
)、1650、1550(アミド)、960((戸k
)2 P O)、800〜650(/A)。NMRデー
タ(90MHJ。
,OH)lx 、3000〜2800(CH2)、1740 (C=O
)、1650、1550(アミド)、960((戸k
)2 P O)、800〜650(/A)。NMRデー
タ(90MHJ。
CDCl3) 8 : 0.7〜1.0 C1112H
,CH!、)、1.0〜1.7.1.8〜2.5 (I
W、 92H1QH2)、Z0〜7.4 (m、
I QH,/A) 。
,CH!、)、1.0〜1.7.1.8〜2.5 (I
W、 92H1QH2)、Z0〜7.4 (m、
I QH,/A) 。
目的化合物(化合物遥V) i
〔α]D+0.9 ’?’ (CO,601、クロロホ
ルム)。
ルム)。
IRν”−CIll’ : 3600〜5100 (O
H,NH)mθχ 、3000〜2800(CH2)、1740 (C=0
)、1650.1550 (アミド)。NMRデータ(
90Mル、cDcJ3)δ: 7.0〜7.4 (m、
1 OH1戸h)のピークの消失を確認した。
H,NH)mθχ 、3000〜2800(CH2)、1740 (C=0
)、1650.1550 (アミド)。NMRデータ(
90Mル、cDcJ3)δ: 7.0〜7.4 (m、
1 OH1戸h)のピークの消失を確認した。
(発明の効果)
前記したように本発明の化合物はリムスル活性、マイト
ゲン活性、腫瘍壊死誘発性、インタフェロン誘発性など
の天然リピドAと強似の活性が濃厚に期待される有望物
質であり、精密な薬理実験が進行中のものである。
ゲン活性、腫瘍壊死誘発性、インタフェロン誘発性など
の天然リピドAと強似の活性が濃厚に期待される有望物
質であり、精密な薬理実験が進行中のものである。
(特許出願人 東宝薬品工業株式会社)(代理人 弁理
士 増容 安)
士 増容 安)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記一般式で表わされる単糖類誘導体:▲数式、化
学式、表等があります▼ ここに、AはOまたはNHを表わし、R^2はC_1_
4またはC_1_4−O−C_1_4で表わされ、R^
3およびR^4は水素原子またはPを表わし、そしてC
_1_4はテトラデカノイル基、C_1_4−O−C_
1_4は−(3−テトラデカノイル)−テトラデカノイ
ル基でPはホスホリル基をそれぞれ表わすものとする。 更にC−3位に置換するAR^2基はαまたはβの立体
配位をとり得るものとする。 2、下記の表 で表示される5個の特定化合物であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の単糖類誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1521085A JPS61172867A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | リピドaの非還元側サブユニツトの類縁化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1521085A JPS61172867A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | リピドaの非還元側サブユニツトの類縁化合物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61172867A true JPS61172867A (ja) | 1986-08-04 |
Family
ID=11882506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1521085A Pending JPS61172867A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | リピドaの非還元側サブユニツトの類縁化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61172867A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5191072A (en) * | 1989-09-20 | 1993-03-02 | Japan Tobacco Inc. | Lipid a monosaccharide analogues |
US5278300A (en) * | 1990-04-12 | 1994-01-11 | Japan Tobacco, Inc. | 4,6-o-hydroxyphosphoryl-glucosamine derivatives |
-
1985
- 1985-01-29 JP JP1521085A patent/JPS61172867A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5191072A (en) * | 1989-09-20 | 1993-03-02 | Japan Tobacco Inc. | Lipid a monosaccharide analogues |
US5278300A (en) * | 1990-04-12 | 1994-01-11 | Japan Tobacco, Inc. | 4,6-o-hydroxyphosphoryl-glucosamine derivatives |
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