JPS61172738A - 医療包装用多層フイルム - Google Patents
医療包装用多層フイルムInfo
- Publication number
- JPS61172738A JPS61172738A JP1356185A JP1356185A JPS61172738A JP S61172738 A JPS61172738 A JP S61172738A JP 1356185 A JP1356185 A JP 1356185A JP 1356185 A JP1356185 A JP 1356185A JP S61172738 A JPS61172738 A JP S61172738A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- film
- polystyrene
- medical packaging
- multilayer film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、スチレン系樹脂組成物と低密度ポリエチレン
の積層体で、耐γ線性および透明性にすぐれ、かつ衛生
的である透明医療包装用多層フィルムに関する。
の積層体で、耐γ線性および透明性にすぐれ、かつ衛生
的である透明医療包装用多層フィルムに関する。
(従来の技術)
従来ディスボーデデルデリスター医療包装用フィルムに
は、低密度ポリエチレンフィルム(PEフィルム)/ポ
リ塩化ビニルフィルム(PVCフィルム)−10−30
μ/80−120μの多層フィルムが使用されている。
は、低密度ポリエチレンフィルム(PEフィルム)/ポ
リ塩化ビニルフィルム(PVCフィルム)−10−30
μ/80−120μの多層フィルムが使用されている。
このフィルム構成においてPEフィルムは、台紙とのヒ
ートシール性、耐ぎンホール性、耐水蒸気透過性を有し
、主要組成であるPVCフィルムは、耐衝撃強度、腰強
度を付与している。この積層フィルムを、医療包装に使
用するに際し、従来はエチレンオキティドがス(EOガ
ス)を使用し殺菌していたが、最近、殺菌方法が、この
EOガスより長期に渡って殺菌性が保たれるr線殺菌に
代りつつある。しかし、PVCは、γ線照射により、劣
化、黄変しやすく、r線殺菌する用途に使用するには包
装材料適性を欠き問題である。
ートシール性、耐ぎンホール性、耐水蒸気透過性を有し
、主要組成であるPVCフィルムは、耐衝撃強度、腰強
度を付与している。この積層フィルムを、医療包装に使
用するに際し、従来はエチレンオキティドがス(EOガ
ス)を使用し殺菌していたが、最近、殺菌方法が、この
EOガスより長期に渡って殺菌性が保たれるr線殺菌に
代りつつある。しかし、PVCは、γ線照射により、劣
化、黄変しやすく、r線殺菌する用途に使用するには包
装材料適性を欠き問題である。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、かかる欠点を解決したものであり、スチレン
系樹脂組成物と低密度ポリエチレンとの積層体とするこ
とにより、この事実に鑑みて、耐γ線性に優れ、衛生的
で、しかも透明性に優れるなど従来品以上の包装材料適
性を有する医療包装用フィルムを発明する事を目的とし
た。
系樹脂組成物と低密度ポリエチレンとの積層体とするこ
とにより、この事実に鑑みて、耐γ線性に優れ、衛生的
で、しかも透明性に優れるなど従来品以上の包装材料適
性を有する医療包装用フィルムを発明する事を目的とし
た。
(問題点を解決するための手段)
すなわち本発明は
A)スチレン系炭化水素70−85重量%と、共役ジエ
ン系炭化水素15−30重量%からなるブロック共重合
体15−100重量%と、ポリスチレン0−85重量%
とから成る樹脂組成物100N量部と、ハイインパクト
ポリスチレン0−8重量部からなるスチレン系樹脂組成
物および B)低密度ポリエチレン の複数層に積層してなることを特徴とする透明医療包装
用多層フィルムである。
ン系炭化水素15−30重量%からなるブロック共重合
体15−100重量%と、ポリスチレン0−85重量%
とから成る樹脂組成物100N量部と、ハイインパクト
ポリスチレン0−8重量部からなるスチレン系樹脂組成
物および B)低密度ポリエチレン の複数層に積層してなることを特徴とする透明医療包装
用多層フィルムである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明のブロック共重合体に用いるスチレン系炭化水素
は、スチレン、α−メチルスチL/7、p−メチルスチ
レン、et、c、であり、また共役ジエン系炭化水素は
ブタジェン、インソレン、etc。
は、スチレン、α−メチルスチL/7、p−メチルスチ
レン、et、c、であり、また共役ジエン系炭化水素は
ブタジェン、インソレン、etc。
である。
ブロック共重合体の一般構造式は、
(A−B)n
(A−B)n−A
(B−A)n−B
Aはスチレン系炭化水素の重合体ブロ
ック、
Bは共役ジエン系炭化水素の重合体ブ
ロック、
nは正の贅数をあられ丁。
あるいは、((A−B)n)m+2−X((B−A)n
)m+2−X ((A−B)n−B)m+2−X さらにこれらの混合物であってもよい。
)m+2−X ((A−B)n−B)m+2−X さらにこれらの混合物であってもよい。
また、ブロック構造としては、完全ブロックでも、特開
昭48−48546号公報にみられる如(、ブロックA
とブロックBの遷移部KABランダム共重合体を含有し
た所謂、テーパードブロック構造のいずれでも良い。
昭48−48546号公報にみられる如(、ブロックA
とブロックBの遷移部KABランダム共重合体を含有し
た所謂、テーパードブロック構造のいずれでも良い。
さらにその割合は、スチレン系炭化水素7〇−85]I
t%と、共役ジエン系炭化水素15−30重量%かうな
り、スチレン系炭化水素70重量−未満では、成型加工
性に欠けると同時に、フィルムの腰強度を低下させるの
で、好ましくない。また、85重tSをこえると、成型
加工性に欠けるばかりでなく、衝撃強度を低下させるの
で、好ましくない。
t%と、共役ジエン系炭化水素15−30重量%かうな
り、スチレン系炭化水素70重量−未満では、成型加工
性に欠けると同時に、フィルムの腰強度を低下させるの
で、好ましくない。また、85重tSをこえると、成型
加工性に欠けるばかりでなく、衝撃強度を低下させるの
で、好ましくない。
本発明は、ブロック共重合体とポリスチレン及びハイイ
ンパクトポリスチレンとを組合せることも可能であり、
ポリスチレンは、一般の透明ポリスチレンで成塁機で成
型可能な分子量10万以上のものが好ましく、またハイ
インパクトポリスチレンはフィルムの表面滑性、及び、
アンチブロッキング性の付与の為、添加するとよい。
ンパクトポリスチレンとを組合せることも可能であり、
ポリスチレンは、一般の透明ポリスチレンで成塁機で成
型可能な分子量10万以上のものが好ましく、またハイ
インパクトポリスチレンはフィルムの表面滑性、及び、
アンチブロッキング性の付与の為、添加するとよい。
ぼりスチレンとハイインパクトポリスチレンの割合は、
ブロック共重合体100重量部に対して、無添加、或い
は、ポリスチレンを85重量部以下および曇度が13%
以下となるようにハイインパクトポリスチレンを8重量
部以下添加することができる。ポリスチレン添加量が8
5重量部を越えると、押し出し成形加工性が低下するば
かりで無(、フィルムの衝撃強度が低下するので好まし
く無い。また、ハイインパクトポリスチレン添加tが8
1量部を越えると、フィルムの透明、性を低下せしめる
ので好ましく無い。
ブロック共重合体100重量部に対して、無添加、或い
は、ポリスチレンを85重量部以下および曇度が13%
以下となるようにハイインパクトポリスチレンを8重量
部以下添加することができる。ポリスチレン添加量が8
5重量部を越えると、押し出し成形加工性が低下するば
かりで無(、フィルムの衝撃強度が低下するので好まし
く無い。また、ハイインパクトポリスチレン添加tが8
1量部を越えると、フィルムの透明、性を低下せしめる
ので好ましく無い。
次に本発明に用いられる低密度ポリエチレンは、比重が
0.91〜0.93で、押出性が良好であれば、特に限
定するものではない。
0.91〜0.93で、押出性が良好であれば、特に限
定するものではない。
本発明のスチレン系樹脂組成物と低密度ポリエチレンの
積層成形方法は、共押し出し法、或いは押し出しラミネ
ート法等により、複数層に積層することができるが、接
着強度を向上させる場合には、前記樹脂中間層に接着剤
層を介すと効果がある。
積層成形方法は、共押し出し法、或いは押し出しラミネ
ート法等により、複数層に積層することができるが、接
着強度を向上させる場合には、前記樹脂中間層に接着剤
層を介すと効果がある。
接着剤の例としては、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂
(EVA系)、エチVンーアクリル酸エステル共重合物
等また、スチVン系樹脂組成物(A)とBの混合物であ
ってもよい。
(EVA系)、エチVンーアクリル酸エステル共重合物
等また、スチVン系樹脂組成物(A)とBの混合物であ
ってもよい。
(実施例)
以下実施例を示す。但し各成分の割合は、全て重量部で
表わす。
表わす。
実施例1〜4
フィルム構成はA層としてブロック共重合体(゛電気化
学工業■、商品名クリアレン730)、ポリスチレン(
電気化学工業■、商品名デンカスチロールGP−i )
およびハイインパクトポリスチレン(′4E気化学工業
■、商品名デンカスチロールHIE −6)とを表に示
す割合とし、B層として低密度ポリエチレン(三井ポリ
ケミカル■、商品名ミラノ27)および接着剤層として
A層/B4−50150混合物、EVA系(三井ポリケ
ミカル■、EVAFL互1905)およびフレタン系(
成田薬品工業■、タケラックA−375)を共押出し法
により各ノーの肉厚比が約A / B /接着−80/
20/10となる3層インフレフィルムを得た。
学工業■、商品名クリアレン730)、ポリスチレン(
電気化学工業■、商品名デンカスチロールGP−i )
およびハイインパクトポリスチレン(′4E気化学工業
■、商品名デンカスチロールHIE −6)とを表に示
す割合とし、B層として低密度ポリエチレン(三井ポリ
ケミカル■、商品名ミラノ27)および接着剤層として
A層/B4−50150混合物、EVA系(三井ポリケ
ミカル■、EVAFL互1905)およびフレタン系(
成田薬品工業■、タケラックA−375)を共押出し法
により各ノーの肉厚比が約A / B /接着−80/
20/10となる3層インフレフィルムを得た。
フィルムの性能評価を行い、その結果を表に示す。
比較例1
ハイインパクトポリスチレンの添加量を表に示すとおり
とした以外は、実施例1と同様の操作を行った。フィル
ムの性能評価を行い、その結果を表に示す。
とした以外は、実施例1と同様の操作を行った。フィル
ムの性能評価を行い、その結果を表に示す。
比較例2
A層としてPvCを用い、ウレタン系接着剤によりドラ
イラミネート法にてB層の低密度ポリエチレンと積層し
た。フィルムの性能評価を行い、その結果を表に示す。
イラミネート法にてB層の低密度ポリエチレンと積層し
た。フィルムの性能評価を行い、その結果を表に示す。
実施例および比較例の性能評価は以下の方法で測定した
。
。
1)引張強度: JIS Z−1707、但し引張り速
度5Qwm/Irl1n2)引張伸度: JISZ−1
707 3) 引張弾性″$ : ASTMD −8F34)
ダートインパクト: ASTMD−1709B 1
ackおよびγ線照射フィルムを用いた。
度5Qwm/Irl1n2)引張伸度: JISZ−1
707 3) 引張弾性″$ : ASTMD −8F34)
ダートインパクト: ASTMD−1709B 1
ackおよびγ線照射フィルムを用いた。
5)槽 度: ASTMD−IQQ36)光 沢:
JI8Z−8741 7)色 相: r線10 M rad照射後のフィルム
の黄変を目視にて測定し、黄変を「有 り」、変化なしを「無」とした。
JI8Z−8741 7)色 相: r線10 M rad照射後のフィルム
の黄変を目視にて測定し、黄変を「有 り」、変化なしを「無」とした。
(発明の効果)
以上のとおり、本発明は、スチレン系樹脂を一定の割合
とした組成物と低密度ポリエチレンとを主体とする積ノ
一体とすることにより、耐γ線性に優れ、衛生的で、し
かも透明性、耐Ufi撃性、及び電盤加工性に潰れ、用
途として医療用包装材として適するものである。
とした組成物と低密度ポリエチレンとを主体とする積ノ
一体とすることにより、耐γ線性に優れ、衛生的で、し
かも透明性、耐Ufi撃性、及び電盤加工性に潰れ、用
途として医療用包装材として適するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 A)スチレン系炭化水素70−85重量%と、共役ジエ
ン系炭化水素15−30重量%からなるブロック共重合
体15−100重量%と、ポリスチレン0−85重量%
から成る樹脂組成物100重量部と、ハイインパクトポ
リスチレン0−8重量部とからなるスチレン系樹脂組成
物および B)低密度ポリエチレン の複数層に積層してなることを特徴とする透明医療包装
用多層フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1356185A JPS61172738A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 医療包装用多層フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1356185A JPS61172738A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 医療包装用多層フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61172738A true JPS61172738A (ja) | 1986-08-04 |
Family
ID=11836585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1356185A Pending JPS61172738A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 医療包装用多層フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61172738A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006517153A (ja) * | 2003-02-06 | 2006-07-20 | サンドビック インテレクチュアル プロパティー ハンデルスボラーグ | 異なる種類の切削加工のための工具 |
JP2013193433A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 中空プレート |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61175A (ja) * | 1984-06-06 | 1986-01-06 | 大倉工業株式会社 | 放射線照射により滅菌してなる医療器具のブリスタ−包装体 |
-
1985
- 1985-01-29 JP JP1356185A patent/JPS61172738A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61175A (ja) * | 1984-06-06 | 1986-01-06 | 大倉工業株式会社 | 放射線照射により滅菌してなる医療器具のブリスタ−包装体 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006517153A (ja) * | 2003-02-06 | 2006-07-20 | サンドビック インテレクチュアル プロパティー ハンデルスボラーグ | 異なる種類の切削加工のための工具 |
JP2013193433A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 中空プレート |
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