JPS6117260A

JPS6117260A - 情報記憶，再生装置における記録媒体の挿入機構

Info

Publication number: JPS6117260A
Application number: JP59139542A
Authority: JP
Inventors: Tahei Morisawa; 森沢　太平
Original assignee: Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Current assignee: Pentax Corp
Priority date: 1984-07-04
Filing date: 1984-07-04
Publication date: 1986-01-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】五監充駅本発明は、磁気カメラなどのように電気的或は磁気的に
情報を記憶、再生する装置に於ける磁気ディスク等の記
録媒体の挿入機構に関する。

びそのユ磁気カメラなどの情報記憶、再生装置１に使用される磁
気ディスク等の記録媒体２（以下、ディスクと称する。

）は、一般に、汚れや変形などを防止するためにジャケ
ット３に納められており、該ディスク２は、第５図に示
す如く、ジャケット３ごと磁気カメラなどの記憶、再生
装置１に挿入されるので、挿入時にチャックされる部分
４と情報を読み、書きする部分（即ち装置１内の磁気ヘ
ッド等と接触する部分）５とが、ジャケット３から露呈
している。

従って、このディスク２を使用して情報の記録。

再生を行なうためには、該ディスク２の中心孔を前記記
憶、再生装置１の回転駆動軸に、前記情報を読み、書き
する部分５と装置内の磁気ヘッド等がうまく接触するよ
うに確実に装着する必要があり、そのためには、少なく
とも前記装置１内にディスク２を挿入し、収納蓋６を閉
めて、ディスク２が、回転可能な状態になるまでの間は
、該ディスク２の中心孔が前記記憶、再生装置１の回転
駆動軸に確実に嵌り込んだ状態でチャッキングしておく
必要があり、また、該ディスク２を回転させる状態では
、かかるチャッキングから解放してやる必要がある。

従来にあっては、前記チャッキング′〜を確実に行なわ
せるべく、挿入時、ディスク２の中心孔と、回転駆動軸
とがずれた状態になるのを防ぐため、該ディスク２を強
制的に駆動軸に嵌め込ませる強制挿入部材が設けられて
おり、該強制挿入部材を動かすための駆動源としては、
ソレノイドやマグネットなどの俄磁変換部品が使用され
ているので単に、上述のようなチャッキングを行なわせ
るだけのために電源が消耗してしまい甚だ不経済であり
、また、部品点数が多くなって機構が複雑になるなどの
欠点が生じている。

また、前記強制挿入部材の動きを収納蓋６の動きに連動
させるという考えに立脚すると、蓋６を完全に閉めた状
態でもチャッキングが行なわれたままになっていると、
ディスク２の回転に支障をきたすことになるし、収納蓋
６が閉じる寸前まで強制挿入部材でチャッキングを行な
い、収納蓋６が閉じきったときには、ディスク２のチャ
ックされる部分４から強制挿入部材が退避するように連
動させても、今度は、収納蓋６を開けるとき、強制挿入
部材が、ディスク２のチャックされる部分４に当接して
しまいディスク２が回転しているときに何らかの都合で
蓋を開けようとするとディスク２のチャックされる部分
４に負荷がかかって記憶。

再生装置自体に破損を生じる惧れ等がある。

目　　、　　的本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、
収納蓋の開閉動作に連動する強制挿入部材を設けた磁気
カメラなどの情報記憶、再生装置において、該強制挿入
部材を収納蓋を閉める時の動きにのみ連動させてディス
クのチャックされる部分に当接させ、閉めきったときに
は、強制挿入部材は、ディスクのチャックされる部分か
ら退避し、収納蓋を開けるときには、強制挿入部材を何
ら動作させないようにした記録媒体の挿入機構を提供せ
んとするものであり、これによって、従来の問題点を解
消しようとするものである。

失凰叢夙監廣以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。

第１図は、本発明に係る記録媒体の挿入機構の要部を示
す斜視図であり、符号６は、第５図に示される収納蓋６
と同一の部材であり、該収納蓋６の一面には、該収納蓋
６内に挿入され且つ記憶再生装置の回転駆動軸７に嵌め
込まれるディスク２のチャック部４を押え付ける強制挿
入レノ＜−８を軸支する軸受部９が取り付けられており
、該強制挿入レバー８は、平面形状が十字状であり、該
強制挿入レバー８の短辺の両端には、起立部が形成され
、該起立部は、前記軸受部９に軸支されている。

また、強制挿入レバー８の長辺の一端は二股に分かれて
おり、該二股の夫々には、ディスク２のチャック部４に
当接する折曲部８ａが形成され、該折曲部８ａは、強制
挿入レバー８に負荷されるばね１０の弾性力により常時
は、ディスク２のチャック部４から退避する方向に付勢
されている。そ−して、該強制挿入レバー８の長辺の他
端も折れ曲っており、該折れ曲った部分には、ピン８ｂ
が植設され、該ピン８ｂは、ばね１０の弾性力により後
述するスライド板１３のカム面１３ａに当接している。

一方、記憶、再生装置の本体１１側には、断面り字形状
の長尺な支持板１２が固定されており、該支持板１２の
起立面には、２個のピン１２ａが植設されていて、該ピ
ン１２ａには、スライド板１３の軸方向に穿設された長
穴が摺動可能に嵌合し、スライド板１３は、支持板１２
に対してスライド可能である。また、前記スライド板１
３の一端には、ピン８ｂに当接する斜めにカットされた
カム面１３ａが形成されており、スライド板１３は、常
時は、ばね１４の弾性力により第１図の右方向に寄せら
れているので、ピン８ｂは、カム面１３の下側に当接し
ているが、後述する如く、スライド板１３が第１図の左
方向に人、ライドすると、ピン８ｂは、カム面１３ａに
よって押し上げられ、これによって強制挿入レバー８が
、ばね１０に抗して回動し、強制挿入レバー８の折曲部
８ａがディスク２のチャック部４を押し付けて回転駆動
軸７に確実に挿入させる。

更に、前記支持板１２の一端には、Ｌ字状の駆動レバー
１５が軸支され、該駆動レバー１５の一端１５ａとスラ
イド板１３の一端とは、ばね１６によってばね結合され
ると共に、該駆動レバー１５の他端１５ｂは、収納蓋６
の開閉作動領域に入り込んでいる。

去１」ム１１肛次に、上記構成に基づく本実施例の作用について説明す
る。

第２図は、収納蓋６を閉めきる直前の挿入機構の状態、
第３図は、収納蓋６を閉めきってロックがかかった時の
挿入機構の状態、第４図は、ロックを外して収納蓋６を
開ける時の挿入機構の状態を示すものであり、今、収納
蓋６を閉めきる直前の状態では、収納蓋６と一体に設け
られたジャケットホルダー６ａに対しディスク２が納め
られたジャケット３を差し込んだ状態で収納蓋６を手で
押し込んで閉じて行くと、収納蓋６の下端内側突起部６
ｂの一作動領域中に駆動レバー１５の他端１５ｂが臨ん
でいるので、突起部６ｂが駆動レバー１５の他端１５ｂ
に当接し、駆動レバー１５はばね１６に抗して時計方向
に回動するのでスライド板１３は、左方向にスライドし
、該スライド板１３のカム面１３ａが、ピン８ｂを押し
上げて、強制挿入レバ＝８をばね１０に抗して回動させ
、折曲部８ａがディスク２のチャック部４を下方に押し
付けて、回転駆動軸７に嵌め込ませる。

次に、第２図の状態から収納蓋６が完全に閉じ、収納蓋
６の下端外側とロックレバ−１７との係止がかかると、
収納蓋６の突起部６ｂと駆動レバー１５の他端１５ｂと
は干渉しなくなり、駆動レバー１５は、第３図に示す如
く、スライド板１３とともにばね１４によって元の位置
に復元し、駆動レバー１５の他端１５ｂは、収納蓋６の
内側凹部６ｃに入り込んで停止する。

このとき、強制挿入レバー８のピン８ｂもばね１０によ
って下方にさがり、反対側の折曲部８ａは、上下にもち
あがるので、ディスク２のチャック部４に対する折曲部
８ａの押え付けがなくなり、ディスク２は自由に回転可
能となる。

更に、ロックレバ−１７との係止を外し収納蓋６を開け
る状態では、収納蓋６は、図示しないばねの力によって
自づと開き強制挿入レバー８笈びディスク２のジャ、ケ
ラト３も収納蓋６と一体となって上昇するが、このとき
、収納蓋６の下端内側突起６ｂと駆動レバー１５の他端
１５ｂとが第４図に示す如く干渉し、駆動レバー１５は
結合ばね１６に抗して反時計方向に更に回動するが、ス
ライド板１３は、ばね１４によって右端に寄った状態で
停止して作動せずカム面１３ａによって強制挿入レバー
８のピン８ｂは押し上げられることがないので、強制挿
入レバー８の折曲部８ａは、ばね１０の弾性力によって
ディスク２のチャック部４から離れたままの状態で上昇
する。さらに、収納蓋６が第４図の状態から開くと下端
内側突起部６ｂと駆動レバー１５の他端１５ｂは干渉し
なくなり、駆動レバー１５は、ばね１６によって第３図
に示す位置まで戻る。

羞−一来本発明は、以上のように構成される所から、ディスク内
蔵のジャケットを挿入して収納蓋を閉めるときにのみデ
ィスクのチャック部が回転駆動軸に嵌入するように強制
挿入部材によって押し付け、収納蓋を閉めきったところ
では、前記強制挿入部材は、ディスクのチャック部から
退避してディスクを安定走行させることができると共に
、収納蓋を開けるときには、強制挿入部材とディスクの
チ・ヤック部とは干渉しないので、ディスクが回転して
いる状態で蓋を開けても記録、再生装置等に破損などが
生ぜず、ディスクが収納蓋と一体となって駆動軸から取
り外すことが出来るものであり、その効果は極めて大き
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る記録媒体の挿入機構の要部を示す
斜視図、第２図は収納蓋を閉める直前の挿入機構の状態
を示す断面図、第３図は収納蓋を閉めきってロックがか
かった時の挿入機構の状態を示す断面図、第４図は、ロ
ックを外して収納蓋を開ける時の挿入機構の状態を示す
断面図、第５図は磁気カメラ等に磁気ディスクなどの記
録媒体を挿入する状態を示す斜視図である。１・・・情報記憶、再生装置　　　２・・・ディスク３
・・・ジャケット　　　４・・・チャック部６・・・収
納蓋　　　７・・・回転駆動軸８・・・強制挿入レバー
　　　１２・・・支持板１３・・・スライド板　　　１
５・・・駆動レバー特許出願人　　旭光学工業株式会社代表者　松　本　　　撤

Claims

【特許請求の範囲】

　収納蓋の開閉動作に連動する強制挿入部材を設けた磁
気カメラなどの情報記憶、再生装置において、該強制挿
入部材を収納蓋を閉める時の動きにのみ連動させてディ
スクのチャックされる部分に当接させ、閉めきったとき
には、強制挿入部材は、ディスクのチャックされる部分
から退避し、収納蓋を開けるときには強制挿入部材を何
ら動作させないようにしたことを特徴とする記録媒体の
挿入機構。