JPH10144039A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

Info

Publication number
JPH10144039A
JPH10144039A JP30279096A JP30279096A JPH10144039A JP H10144039 A JPH10144039 A JP H10144039A JP 30279096 A JP30279096 A JP 30279096A JP 30279096 A JP30279096 A JP 30279096A JP H10144039 A JPH10144039 A JP H10144039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
cartridge
opening
notch
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30279096A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Funato
孝次 船渡
Shuichi Kikuchi
修一 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP30279096A priority Critical patent/JPH10144039A/ja
Publication of JPH10144039A publication Critical patent/JPH10144039A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のディスクカートリッジの回動扉は、カ
ートリッジの内部で回動する構成になっていたために、
回動軌跡内にディスクを配置することができずカートリ
ッジを小型化する上でネックになっていたので、これを
解決する。 【解決手段】 ディスク1は、記録媒体としてのディス
ク2と、ディスク2を回転可能に収容したカートリッジ
3と、カートリッジ3に回動可能に取り付けられてい
て、カートリッジ3の記録再生装置への挿入方向の前面
3aに設けられているアクチュエータ挿入用の開口部3
bを開閉する回動扉4とを備えている。回動扉4は、カ
ートリッジ3の前面3aに重なり合って、上記ヘッド挿
入用の開口部3bを閉塞している状態から一方向に所定
の角度回動させると、カートリッジ3の上面3b又は下
面の外側に重なり合って、アクチュエータ挿入用の開口
部3bを開放するようになっている。上記回動扉4の少
なくとも一側部には、記録再生装置に設けられている扉
開閉ピンを導入する扉開閉ピン導入用の切欠部5が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体としての
磁気ディスクや光ディスク等のディスクを、情報処理装
置等の記録再生装置(以下、ドライブ装置という)のス
ピンドルモータに直接、固定せずに、上記ディスクをカ
ートリッジに収容し、該カートリッジを介して上記ドラ
イブ装置に着脱自在としたディスクカートリッジに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置のドライブ装置等に用いら
れるディスクカートリッジとして、図20に示したもの
が知られている。上記ディスクカートリッジ201は、
記録媒体としての磁気ディスクや光ディスク等のディス
ク202と、該ディスク202を回転可能に収容してい
るカートリッジ(ケース)203と、該カートリッジ2
03の前面(次に説明するドライブ装置301への挿入
方向の前面)に設けたアクチュエータ(磁気ヘッド)挿
入用の開口部204を開閉する回動扉205を有してい
る。
【0003】一方、ドライブ装置301は、上記ディス
クカートリッジ201を装填するカートリッジ装填部3
02と、該カートリッジ装填部302に装填された上記
ディスクカートリッジ201のディスク202を回転さ
せるスピンドルモータ303と、上記ディスク202へ
の情報の記録・再生を行う回動型アクチュエータ304
と、該回動型アクチュエータ304の待機場所であるラ
ンプ305を備えている。そして、図21に示したよう
に、上記ディスクカートリッジ201をドライブ装置3
01に挿入すると、該ドライブ装置301に設けた扉開
閉ピン(図示省略)により、上記回動扉205が押圧さ
れて回動して、上記アクチュエータ挿入用の開口部20
4を開き、該開口部204から上記ランプ305および
これに支持されている回転型アクチュエータ304の一
端側が上記カートリッジ203内に侵入する。上記ディ
スクカートリッジ201がカートリッジ装填部302の
所定の位置にセットされると、上記スピンドルモータ3
03は上方に移動して上記ディスク202をチャッキン
グするとともに、上記回動型アクチュエータ304は、
支点軸304aを中心にして反時計方向に回動して、一
端側に設けたディンプルプレート304bが上記ランプ
305から滑り降りて、浮上スライダー304cを上記
ディスク202に接触させる。そして、上記スピンドル
モータ303で上記ディスク202を回転させるととも
に、上記浮上スライダー304cを上記ディスク202
の半径方向に移動させながら、該浮上スライダー304
cに設けた磁気ヘッドで記録・再生を行うようになって
いる。
【0004】図22に示したように、回動扉205は、
上端部が軸211によって、カートリッジ203の開口
部204の上部に回動可能に取り付けられている。上記
回動扉205は、スプリング212により回動力を付与
されていて、上記開口部204を閉塞している。
【0005】そして、上記ディスクカートリッジ201
を上記ドライブ装置301に挿入すると、上述したよう
に、ドライド装置に設けられた扉開閉ピン(図示省略)
によって、上記回動扉205が押圧されて、上記カート
リッジ202内を回動して、カートリッジ203の上面
の内側に重なり合った状態になって、上記開口部204
を開放するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ディスクカートリッジ201は、上述したように、回動
扉205がカートリッジ203内を回動して、アクチュ
エータ挿入用の開口部204を開放する構成になってい
たために、上記回動扉205の回動軌跡内には、ディス
ク202を配置することができず、そのぶんカートリッ
ジ203が大型になるという問題点があった。
【0007】上記回動扉の問題点を解決するものとして
スライド式の扉を使用したディスクカートリッジも知ら
れているが、これは回動扉を使用するものに較べて構造
が複雑になり、また扉をスライドさせる際に摩耗粉が発
生してディスクに付着しやすいという問題点があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体とし
てのディスクと、上記ディスクを回転可能に収容したカ
ートリッジと、上記カートリッジに回動可能に取り付け
られていて、該カートリッジの記録再生装置への挿入方
向の前面に設けられているアクチュエータ挿入用の開口
部を開閉する回動扉とを備えたディスクカートリッジに
おいて、上記回動扉を、上記カートリッジの前面に重な
り合って、上記アクチュエータ挿入用の開口部を閉塞し
た状態から一方向に所定の角度回動させると、上記カー
トリッジの上面又は下面の外側に重なり合って、上記ア
クチュエータ挿入用の開口部を開放するように構成する
とともに、上記回動扉に、記録再生装置に設けられてい
る扉開閉ピンを導入する扉開閉ピン導入用の切欠部を設
けることにより、上記ディスクカートリッジをドライブ
装置に挿入すると、該ドライブ装置に設けた扉開閉ピン
が上記切欠部内に導入され、上記扉開閉ピンによって上
記回動扉がカートリッジの外側を、カートリッジの前面
から上面又は下面に重なり合う位置まで移動して、上記
カートリッジの前面に設けたアクチュエータ挿入用の開
口部を開放するようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明のディスクカ
ートリッジ1の斜視図であり、図1は、回動扉を閉じた
状態を示し、図2は、回動扉を開いた状態を示す。上記
ディスクカートリッジ1は、記録媒体としてのディスク
2と、該ディスク2を回転可能に収容したカートリッジ
(シエル)3と、該カートリッジ3に回動可能に取り付
けられていて、該カートリッジ3の記録再生装置への挿
入方向Aの前面3a側に設けられているアクチュエータ
(磁気ヘッド)挿入用の開口部3bを開閉する回動扉4
を備えている。
【0011】上記回動扉4は、上記カートリッジ3の前
面3aに重なり合って上記アクチュエータ挿入用の開口
部3bを閉塞している状態から上方に所定の角度回動さ
せると上記カートリッジ3の上面3cに重なりあって上
記アクチュエータ挿入用の開口部3bを開放するように
なっている。
【0012】上記回動扉4は、後記するドライブ装置4
01に設けられている扉開閉ピン402を導入する扉開
閉ピン導入用の切欠部5を一側部に有している。
【0013】図6〜7に示したように、上記扉開閉ピン
導入用の切欠部5は、回動扉4の前面部41から一方の
側面部42に跨がるように形成されている。
【0014】上記切欠部5の上記一方の側面部42側の
つけ根部分は、上記切欠部5をプレス加工等で形成する
際に発生する切欠面(剪断面)が扉開閉ピンに接触する
のを防止するため半円筒状の折曲面6になっているとと
もに、上記切欠部5の下端縁の中央部には、後記する扉
ロック部材8と係合する係合舌片7がカートリッジ3の
内側に向かって伸びるように形成されている。図8に示
したように上記係合舌片7の下端部で、かつ上記扉ロッ
ク部材8と接触する部分は、曲面(アール面)7aにな
っている。
【0015】図4に示したように、上記扉開閉ピン導入
用の切欠部5は、ドライブ装置への挿入方向Aに対する
回動扉4の回動中心(中立)位置clよりも扉回動方向
Bに偏位した位置に形成されている。
【0016】上記カートリッジ3は、上記回動扉4の内
側から上記扉開閉ピン導入用の切欠部5内に侵入して、
上記磁気ヘッド挿入用の開口部3bを閉塞した状態に、
上記回動扉4をロックする扉ロック部材8を有してい
る。
【0017】上記扉ロック部材8は、上記扉開閉ピン導
入用の切欠部5の下端縁に形成した係合舌片7が係合し
て、上記回動扉4が上記切欠部5を開放する方向に回動
するのを防止するようになっている。
【0018】上記扉ロック部材8は、上記ドライブ装置
に設けた扉開閉ピン402により押圧されて、上記係合
舌片7との係合が外れて、上記回動扉4のロックを解除
するようになっている。
【0019】次に、図5の分解斜視図を参照して、ディ
スクカートリッジ1の各構成部分を詳細に説明する。デ
ィスク2は、信号記録部を設けたディスク本体部21
と、該ディスク本体部21の上,下面を挾着する上,下
ハブ22,23と、これら上,下ハブ22,23を結合
しているビス24とからなっている。上記下ハブ23
は、ドライブ装置のターンテーブルにマグネットチャッ
キングするために、ステンレススチール等の磁性金属に
よって形成されている。
【0020】カートリッジ3は、合成樹脂製の上,下ハ
ーフ31,32で構成されている。上記上ハーフ31の
前面3a側の両側部には次に説明する回動扉4を回動可
能に取り付けるための軸部33,33が設けられてい
る。また、上記下ハーフ32の上面の外周部には、円弧
状のリブ34が形成されていて、該円弧状のリブ34内
に上記ディスク2を収容するようになっているととも
に、上記下ハーフ32の中央部には、駆動軸挿入用の開
口部35が形成されていて、該開口部35に上記下ハブ
23が臨むようになっている。また、下ハーフ32に
は、該消去防止部材36がスライド可能に取り付けられ
ている。
【0021】そして、上記下ハーフ32の円弧状のリブ
34内にディスク2を収容し、上記下ハーフ32上に上
ハーフ31を被せて、これに上,下ハーフ31,32を
ビス37,37で結合することにより、カートリッジ3
が構成される。
【0022】回動扉4は、上記カートリッジ3の前面3
aに重なって上記開口部3bを閉塞する前面部41と、
該前面部41の両側部に設けられた左右一対の側面部4
2,43とからなっていて、これら側面部42,43の
先端部には、それぞれ軸受孔44が設けられている。
【0023】そして、上記一対の側面部42,43に設
けた軸受孔44,44に、上記カートリッジ3の上ハー
フ31の左右の側面に設けた軸部33,33を嵌合する
ことにより、上記回動扉4は、カートリッジ3に回動可
能に取り付けられているとともに、捩りコイルばね51
によって、上記カートリッジ3の下ハーフ32側に押し
付けられて、上記磁気ヘッド挿入用の開口部3bを閉塞
した状態になっている。
【0024】上記回動扉4は、金属板にプレス加工等を
施すことにより形成されている。そして、上述したよう
に、上記回動扉4の回動中心位置から扉回動方向に偏心
させた位置に、かつ前面部41から側面部42に跨がっ
て扉開閉ピン導入用の切欠部5が設けられていて、該切
欠部5の側面部42側のつけ根部分には、折曲面6が切
り起こし形成されているとともに、上記切欠部5の下端
縁には次に詳しく説明する扉ロック部材8と係合する係
合舌片7が切り起こし形成され、該係合舌片7の下端部
で、かつ上記扉ロック部材に接触する部分は曲面7aに
なっている。
【0025】次に、扉ロック部材8について説明する。
図9に示したように、上部扉ロック部材8は、合成樹脂
で形成されていて、一端側に上記切欠部5に侵入するロ
ック本体部81を有し、他端側に軸受孔82およびバネ
片83を有しているとともに、上記ロック本体部81の
上面で、上記係合舌片7の下端部の曲面(アール面)7
aと接触する部分は、曲面81aに形成されている。図
5に示したように、上記扉ロック部材8は、上記軸受孔
82に、上記下ハーフ32に設けたビス受用のボス部3
8を挿入することにより、下ハーフ32に回動可能に取
り付けられているとともに、上記バネ片83を上記下ハ
ーフ32の円弧状のリブ34の外周面に当接させること
により回動力を付与されていて、上記ロック本体部81
が上記切欠部5内に侵入するようになっている。
【0026】図10に示したように、上記ロック本体部
81は、上記切欠部5内に侵入し、係合舌片7と係合し
た状態において、側面部42側の端部81b側が上記回
動扉4の前面部41側に最も突出するようになってい
る。
【0027】次に、上記ディスクカートリッジ1の作用
について説明する。ディスクカートリッジ1をドライブ
装置401に挿入する前は、図11〜12に示したよう
に、上記扉ロック部材8のロック本体部81の下面に、
上記係合舌片7が係合し、回動扉4は、上記磁気ヘッド
挿入用の開口部3bを開放する方向へは回動しないよう
にロックされた状態になっている。
【0028】次に、図13〜14に示したように、ディ
スクカートリッジ1をドライブ装置401に挿入する
と、該ドライブ装置401の一側面401aにスライド
可能に取り付けられた扉開閉ピン402が上記切欠部5
内に侵入し、上記扉ロック部材8を押圧して、回動扉4
のロックを解除する。
【0029】上記ディスクカートリッジ1をドライブ装
置401内に更に挿入すると、図15〜16に示したよ
うに、上記扉開閉ピン402が上記ドライブ装置401
の一側面401aに設けたピンガイド溝403の傾斜溝
部404に沿って上昇しながら上記回動扉4を上記捩り
コイルばね51のばね力に抗して回動させて、磁気ヘッ
ド挿入用の開口部3bを開いていき、上記扉開閉ピン4
02が上記ピンガイド溝403の傾斜溝部404の上端
部までくると上記開口部3bは、全開状態になる。上記
開口部3bの全開状態において、扉ロック部材8は、上
記扉開閉ピン402による押圧を解除されて復帰してい
る。
【0030】そして、上記ディスクカートリッジ1をド
ライブ装置401内に更に挿入していくと、上記扉開閉
ピン402は、上記ピンガイド溝403の水平溝部40
5内を移動し、上記開口部3bは、全開状態を保たれ
て、上記開口部3bからカートリッジ3内にドライブ装
置401の磁気ヘッド等のアクチュエータが挿入される
ことになるのである。
【0031】そして、記録再生終了後に、ディスクカー
トリッジ1がドライブ装置401から排出されてくる
と、上記回動扉4は、捩りコイルばね51のばね力で上
記アクチュエータ挿入用の開口部3bを閉塞する方向に
回動する。上記回動扉4が、上記開口部3bを閉塞する
方向に所定の角度回動すると、図17に示したように、
上記係合舌片7の下端部の曲面7aが、上記扉ロック部
材8のロック本体部81の上面の曲面81aに当接し
て、図18に示したように、上記扉ロック部材8をバネ
片83のばね力に抗して、カートリッジ内に押し込んで
いく。そして、上記扉ロック部材8の位置に上記扉開閉
ピン導入用の切欠部5が移動しくると、図12に示した
ように、上記扉ロック部材8は、バネ片83のばね力で
回動し、上記ロック本体部81の下面と上記係合舌片7
の上面が係合して、回動扉4を再びロックするものであ
る。
【0032】図19(A),(B),(C)は、係合舌
片7の変形例を示す。上記係合舌片17は、所定の幅W
をもってカートリッジ3の内側に伸びていて、回動扉4
が開状態から閉状態に戻るときに、状態に扉ロック部材
8を円滑に押し戻すことができるものであればよい。
【0033】なお、図面に示す実施例では、扉開閉ピン
導入用の切欠部5を回動扉4の一側部に設けた場合を示
したが両側部に設けてもよい。また、実施例では回動扉
4をカートリッジ3の上面側に回動させる構成としたが
下面側に回動させる構成としてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明のディスクカートリッジには次に
述べるような効果がある。
【0035】(1)請求項1のディスクカートリッジ
は、カートリッジの外側で回動扉を回動させて、磁気ヘ
ッド挿入用の開口部を開閉する構成にしたので、カート
リッジ内のスペースを有効に利用し、ディスクカートリ
ッジの小型化等を図ることができる。
【0036】(2)請求項2のディスクカートリッジ
は、回動扉の前面部から側面部に跨がって形成した扉開
閉ピン導入用の切欠部の上記側面部側のつけ根部分を折
り曲げて、上記切欠部を形成する際に発生した切欠面
(剪断面)が、扉開閉ピンに直接当たらないようにした
ので、上記扉開閉ピンの摩耗を抑制して、耐久性,信頼
性を向上させることができる。
【0037】(3)請求項3のディスクカートリッジ
は、扉開閉ピン導入用の切欠部を回動方向に偏心させて
設けたので上記切欠部に導入した扉開閉ピンによって、
容易、確実に回動扉を開閉させることができる。
【0038】(4)請求項4のディスクカートリッジ
は、回動扉を扉ロック部材したので、不必要に回動扉が
開くのを防止することができる。
【0039】(5)請求項5のディスクカートリッジ
は、扉ロック部材は、扉開閉ピンによって押圧、操作さ
れるようになっているので、ドライブ装置等に専用のロ
ック解除部材を設ける必要がなくなり、構造の簡素化を
図ることができる。
【0040】(6)請求項6のディスクカートリッジ
は、枢支軸側(カートリッジの内側)に伸びる係合舌片
によって、回動扉と扉ロック部材の係合長を長くしたの
で、上記扉ロック部材を誤って多少押圧してしまったよ
うな場合などにロックが不必要に解除されてしまうのを
防止することができる。
【0041】(7)請求項7および8のディスクカート
リッジは、係合舌片の下端部と、扉ロック部材の上面の
接触部をそれぞれ曲面(アール面)に形成したので、こ
れら曲面の接触により、回動扉の開状態から閉状態への
戻り回動を円滑に行うことができる。
【0042】(8)請求項9のディスクカートリッジ
は、扉ロック部材の回動扉の一側面部側の端部を、回動
扉の前面部側に最も突出させたので、ドライブ装置の側
面側から突出している扉開閉ピンで上記扉ロック部材を
押圧操作する場合に、上記扉開閉ピンが多少傾斜してい
る場合でも、確実に押圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回動扉を閉じた状態の斜視図。
【図2】回動扉を開いた状態の斜視図。
【図3】回動扉を閉じた状態の正面図。
【図4】回動扉を閉じた状態の側面図。
【図5】分解斜視図。
【図6】回動扉の斜視図。
【図7】図6のA−A線断面図。
【図8】図6のB−B線断面図。
【図9】扉ロック部材の斜視図。
【図10】要部の平面図。
【図11】ディスクカートリッジとドライブ装置の側面
図。
【図12】ディスクカートリッジの要部の拡大側面図。
【図13】ディスクカートリッジとドライブ装置の側面
図。
【図14】ディスクカートリッジの要部の拡大側面図。
【図15】ディスクカートリッジとドライブ装置の側面
図。
【図16】ディスクカートリッジの要部の拡大側面図。
【図17】回動扉が閉じる状態を示す側面図。
【図18】回動扉が閉じる状態を示す側面図。
【図19】(A),(B),(C)は、係合舌片の変形
例を示す断面図。
【図20】従来例の斜視図。
【図21】従来例の斜視図。
【図22】回動扉の取り付け状態を示す斜視図。
【符号の説明】 1…ディスクカートリッジ、2…ディスク、3…カート
リッジ、3b…アクチュエータ挿入用の開口部、4…回
動扉、41…前面部、42…側面部、5…切欠部、6…
折曲面、7…係合舌片、7a…曲面、8…扉ロック部
材、8a…曲面、401…ドライブ装置、402…扉開
閉ピン。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体としてのディスクと、 上記ディスクを回転可能に収容したカートリッジと、 上記カートリッジに回動可能に取り付けられていて、該
    カートリッジの記録再生装置への挿入方向の前面に設け
    られているアクチュエータ挿入用の開口部を開閉する回
    動扉と、 を備えたディスクカートリッジにおいて、 上記回動扉は、上記カートリッジの前面に重なり合っ
    て、上記アクチュエータ挿入用の開口部を閉塞している
    状態から一方向に所定の角度回動させると、上記カート
    リッジの上面又は下面の外側に重なり合って、上記アク
    チュエータ挿入用の開口部を開放するようになっている
    とともに、 上記回動扉の少なくとも一側部には、記録再生装置に設
    けられている扉開閉ピンを導入する扉開閉ピン導入用の
    切欠部が設けられていることを特徴とするディスクカー
    トリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 扉開閉ピン導入用の切欠部は、回動扉の前面部から側面
    部に跨がって形成されているとともに、 上記扉開閉ピン導入用の切欠部の側面部側のつけ根部分
    は、上記切欠部を形成する際にできる切欠面が上記扉開
    閉ピンに接触するのを防止するための折曲面になってい
    ることを特徴とするディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 扉開閉ピン導入用の切欠部は、記録再生装置への挿入方
    向に対する回動扉の回動中心位置よりも回動方向に偏位
    した位置に形成されていることを特徴とするディスクカ
    ートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 カートリッジは、回動扉の内側から扉開閉ピン導入用の
    切欠部に侵入して、アクチュエータ挿入用の開口部を閉
    塞した状態に上記回動扉をロックする扉ロック部材を有
    していることを特徴とするディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 扉ロック部材は、開閉ピン導入用の切欠部に導入された
    記録再生装置の扉開閉ピンにより押圧されて、上記切欠
    部から押し出されて回動扉のロックを解除する構成にな
    つていることを特徴とするディスクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 扉開閉ピン導入用の切欠部の周縁部には、カートリッジ
    の内側に向かって伸びる扉ロック部材との係合舌片が形
    成されていることを特徴とするディスクカートリッジ。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 係合舌片の扉ロック部材との接触部は、曲面に形成され
    ていることを特徴とするディスクカートリッジ。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 扉ロック部材の、係合舌片との接触部は、曲面に形成さ
    れていることを特徴とするディスクカートリッジ。
  9. 【請求項9】 請求項4において、 扉ロック部材は、扉開閉ピン導入用の切欠部に侵入した
    状態において、上記切欠部の側面部側の端部が回動扉の
    前面部側に最も突出していることを特徴とするディスク
    カートリッジ。
JP30279096A 1996-11-14 1996-11-14 ディスクカートリッジ Pending JPH10144039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30279096A JPH10144039A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 ディスクカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30279096A JPH10144039A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 ディスクカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10144039A true JPH10144039A (ja) 1998-05-29

Family

ID=17913161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30279096A Pending JPH10144039A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 ディスクカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10144039A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6421204B1 (en) * 1997-02-28 2002-07-16 Sony Corporation Disk cartridge, door opening and closing mechanism and disk drive
WO2005027128A1 (en) * 2003-09-16 2005-03-24 Lg Electronics Inc. Disc cartridge
US7536703B2 (en) * 2003-10-28 2009-05-19 Lg Electronics Inc. Disc cartridge assembly

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6421204B1 (en) * 1997-02-28 2002-07-16 Sony Corporation Disk cartridge, door opening and closing mechanism and disk drive
WO2005027128A1 (en) * 2003-09-16 2005-03-24 Lg Electronics Inc. Disc cartridge
US7657903B2 (en) 2003-09-16 2010-02-02 Lg Electronics Inc. Disc cartridge
US7536703B2 (en) * 2003-10-28 2009-05-19 Lg Electronics Inc. Disc cartridge assembly

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4006809B2 (ja) 情報記憶媒体カートリッジ
US6256168B1 (en) Shutter liner for a disk cartridge
JP2000030396A (ja) ディスクカートリッジ
US6178067B1 (en) Side edge accessible disk cartridge shutter latch assembly
JP2000030399A (ja) ディスクカートリッジ
JPH10144039A (ja) ディスクカートリッジ
JP2916799B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3903601B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2000030394A (ja) ディスクカートリッジ
US6172849B1 (en) Apparatus for retaining a disk cartridge shutter in a closed position
JP2734144B2 (ja) テープカセット
JP3097695B2 (ja) ディスクカートリッジ
KR0141056B1 (ko) 미니 디스크 플레이어
JP2006012418A (ja) 情報記録媒体誤挿入防止構造
JPH07153221A (ja) ディスクカートリッジ装置
JP3002464B2 (ja) ディスクカ―トリッジ
JP3002465B2 (ja) ディスクカ―トリッジ
JP2003007025A (ja) ディスクカートリッジ
JP2536324Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JP4142602B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH02162561A (ja) 情報記憶装置
JP2595502Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3046279B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3733856B2 (ja) 記録媒体装着装置
JPH10320947A (ja) ディスクカートリッジ