JPS6117252Y2 - - Google Patents

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JPS6117252Y2
JPS6117252Y2 JP12581680U JP12581680U JPS6117252Y2 JP S6117252 Y2 JPS6117252 Y2 JP S6117252Y2 JP 12581680 U JP12581680 U JP 12581680U JP 12581680 U JP12581680 U JP 12581680U JP S6117252 Y2 JPS6117252 Y2 JP S6117252Y2
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reed switch
solenoid valve
fuel
fuel filter
casing
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JP12581680U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌用エンジン等に使用される水位検
出手段を備えた自動排水燃料フイルタ装置に関す
る。
一般に車輌用エンジン等には、燃料中に含まれ
る塵埃の過や水分の分離除去のために燃料フイ
ルタ装置が装置さている。このような燃料フイル
タ装置において、ケーシング下部に溜つた水は適
宜排水されるが、この排水機構として、ケーシン
グ下部に高位置および低位置水位検出電極を、さ
らにこの検出信号に基づいて作動する排水電磁弁
を設けて、自動排水を行なう機構が提供されてい
る。この機構のものは電流が燃料中では流れない
が、水中では流れる作用を利用したもので、電極
は燃料または水と直接接触している。従つて電極
は腐蝕される危険を伴う。特に分離した水が溜つ
ているときに、低位置水位検出電極が常時通電状
態に置かれていると電気化学作用による腐蝕現象
を起し、電極の抵抗値の増加による検出能力の低
下をきたす。さらに腐蝕が進行すると、その部分
から燃料洩れを生じ重大事故の原因となる。こう
した問題点を改善するために、上記電極を用いる
ことなくリードスイツチを内設した柱状体の外周
に磁性フロートを上下動自在に配設し、水位の変
化に伴う磁性フロートの上下動によりリードスイ
ツチを開閉させて、上記と同様の排水電磁弁を作
動させる機構を有する自動排水燃料フイルタ装置
が考えられる。そしてこの装置の制御回路として
第3図または第4図に示すものが用いられる。
第3図において、検出回路30は低位置および
高位置リードスイツチSW1,SW2としてそれぞれ
切換型および常開型リードスイツチで構成されて
いる。制御回路5はリレーRLによる自己保持回
路からなり、検出回路の端子Pはイグニツシヨン
スイツチ51を経由してバツテリー等の電源52
に、端子UはリレーRLのコイルに、端子Lはリ
レーRLのスイツチ端子S1,S2に接続される。排
水電磁弁4のコイル端子44はリレーRLのスイ
ツチ端子S3およびアース端子に接続される。
また第4図に示すものは、第3図のリレーRL
による自己保持回路の代りにサイリスタTHを用
いたもので、端子Uは分圧抵抗R1,R2の抵抗R1
に、端子LはサイリスタTHのアノード端子A
に、また排水電磁弁4のコイル端子44はサイリ
スタTHのカソード端子Kにおよびアース端子に
接続される。第4図のものにおいて高位置リード
スイツチはサイリスタのゲート電流を流すための
ものであるから小容量のものでよいものの第3、
第4図のものいずれの場合も低位置リードスイツ
チに切換型のものを用い、しかも電磁弁を作動さ
せる電流を流すもので容量の大きいものすなわち
大型のリードスイツチを必要とする。従つて燃料
フイルタの下部の狭い空所に配設するのに大きな
制約となつていた。本考案はかかる欠点を改善し
た自動排水燃料フイルタ装置を提供するもので、
以下実施例により説明する。第1図、第2図にお
いて、燃料フイルタ装置1は燃料フイルタ2、水
位検出プラグ3、排水電磁弁4、および制御回路
5より構成される。燃料フイルタ2は上端が開放
しているケーシング11内に過体12を配設
し、中央にネジ部を有する流出口13およびその
周りに流入口14を設けた蓋板15でケーシング
11の上端を閉塞し、さらに該蓋板15の外に囲
い板16を配設して、その外周をケーシング11
の端周縁と液密に加締止めしている。過体12
は蓋板15とケーシング11の下端との間にそれ
ぞれOリングパツキン17、セツトスプリング1
8を介して保持されている。ケーシング11の下
端の中央部には、ケーシング11の内部に連通す
るネジ孔を有する第1プラグシート19、その外
周部には、ケーシング11の内側下端のレベルに
連通する通孔を有し、かつ先端部はネジ孔となつ
ている第2プラグシート20が固着されている。
第1プポラグシート19にはパツキン31を介
して水位検出プラグ3が螺着される。水位検出プ
ラグ3には柱状体32が過体12の下端近くま
で伸びており、柱状体の下部には低位置リードス
イツチSW1、上部には高位置リードスイツチSW2
が埋設されている。そして柱状体32の外周には
マグネツト33を内設したリング状のフロート3
4が配設れ、上下にスライドできるようになつて
いる。そしてフロート34は例えばプラスチツク
のような材料でできており、燃料と水の間の比重
値になつている。柱状体32の上端にはストツパ
35があり、フロート34が外れないようになつ
ている。低位置リードスイツチSW1と高位置リー
ドスイツチSW2とは直列に接続され、その接点は
水位検出プラグ3のヘツト部36の端子Lに、各
リードスイツチSW1,SW2の他端はそれぞれ端子
P,Uに接続されている。そしてこれらで検出回
路30を形成する。
第2プラグシート20にはパツキン41を介し
て排水電磁弁4が螺着されている。排水電磁弁4
は、弁体42とコイル43とからなりコイル43
からは端子44がでている。
第2図において、検出回路30には2つの常開
接点型リードスツチが用いらる低位置リードスイ
ツチSW1、高位置リードスツチSW2を構成する。
そして制御回路5はサイリスタTH1による自己保
持回路、サイリスタTH2による直流スイツチ回路
および抵抗R1またはR2とで分圧抵抗回路をつく
る抵抗R3、サイリスタTH1,TH2のアノード端子
A1,A2間に接続されるコンデンサCおよび入力
側抵抗R4とで構成される。検出回路の端子P,
UはそれぞれサリスタTH1およびサイリスTH2
ゲート端子G1,G2に接続される。イグニツシヨ
ンスイツチ51に接続される電源側端子Sは、抵
抗R4を経てサイリスタTH2のアノード端子A2
よび抵抗R3更に排水電磁弁4のコル端子44の
一方に接続される。コイル端子44の他方はサイ
リスタTH2のアノード端子A1に接続される。
以上の構成からなる燃料フイルタ装置1では、
イグニツシヨンスイツチ51が入つている状態
で、燃料は燃料フイルタ2の流入口14から流入
してケーシング11内に至り、燃料中に含まれる
塵埃は過体12で清浄化され流出口13からエ
ンジン本体へ流れる。さらに燃料中に含まれる水
分は、自重または過体12表面に付着凝集した
後自重によに下降してケーシング11の下端に溜
る。分離した水の増加に伴いフロート34が上昇
し高位置リードスイツチSW2のレベルに達する
と、マグネツト33の作用により高位置リードス
イツチSW2がONとなりサイリスタTH1のゲート
G1にゲート電流が流れる。これによりサイリス
タTH1がONになりコイル43に電流に流れ、同
時にコンデンサCは充電される。尚、水レベルの
下降に伴いフロート34のマグネツト33が高位
置リードスイツチSW2のレベルを外れてもサイリ
スタTH1はONの状態を保つている。さらに水レ
ベルが下降してフロート34が低位置リードスイ
ツチSW1のレベルになると、マグネツト33の作
用により低位置リードスイツチSW1がONにな
り、コンデンサCに貯えられた電荷が放出されコ
ンデンサC→サイクリスタTH2→アース→サイク
リスタTH1→コンデンサCと電流が流れ、サイク
リスタTH1はOFFとなるから電磁弁は初期の状
態に戻る。過体12が目詰まりし寿命に達する
と、燃料フイルタ2を取り外し新しいものと交換
される。このとき水位検出プラグ3と排水電磁弁
4は再使用されるが、水位検出プラグ3の検出回
路30は露出していないので破損するようなこと
はない。
以上のように本考案の燃料フイルタ装置によれ
ば、水位検出手段として電極を用いない構造のも
ので、検出部が露出していないから、水位検出プ
ラグの腐蝕による検出能力の低下や燃料洩れさら
に着脱時の破損も防止でき、長期に亘つて使用す
ることが可能である。そして高位置リードスイツ
チに接続され排水電磁弁を作動させる自己保持回
路および低位置リードスイツチに接続され排水電
磁弁を停止させる直流スイツチング回路として両
者共にサイリスタによる回路を採用したので、高
位置、低位置両リードスイツチ共にゲート電流
(信号電流)を流すだけの小容量のものでよい。
従つて水位検出プラグの柱状体をコンパクトにで
き、小型の燃料フイルタ装置を提供することがで
きる。さらにまたリードスイツチが小型のものが
使えるのでスイツチ動作のばらつきが少く検出能
力の向上がはかれる。
尚、実施例では使い捨て型燃料フイルタの場合
について述べたが、センタボルト型燃料フイルタ
においても応用することができるのはいうまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は
本考案の検出、制御回路、第3、第4図は従来の
燃料フイルタに係る検出、制御回路を示す。 1……燃料フイルタ装置、3……水位検出プラ
グ、4……排水電磁弁、5……制御回路、11…
…ケーシング、12……過体、13……流出
口、14……流入口、30……検出回路、32…
…柱状体、34……フロート、SW1……低位置リ
ードスイツチ、SW2……高位置リードスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料の流入口、流出口を有するケーシングの内
    部に過体を配設した燃料フイルタ装置におい
    て、ケーシング下端に2つのネジ孔を設け、一方
    のネジ孔に柱状体を有する水位検出プラグを螺着
    し、柱状体の高位置および低位置にリードスイツ
    チを内設し、柱状体の外周にはリング状でしかも
    燃料と水の間の比重値をもつ磁性フロートを配設
    し、他方のネジ孔には排水電磁弁を螺着し、前記
    高位置リードスイツチに接続され排水電磁弁を作
    動させるサイリスタによる自己保持回路および前
    記低位置リードスイツチに接続され排水電磁弁を
    停止させるサイリスタによる直流スイツチング回
    路とからなる制御回路を設けた自動排水燃料フイ
    ルタ装置。
JP12581680U 1980-09-03 1980-09-03 Expired JPS6117252Y2 (ja)

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JP12581680U JPS6117252Y2 (ja) 1980-09-03 1980-09-03

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JP12581680U JPS6117252Y2 (ja) 1980-09-03 1980-09-03

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Publication Number Publication Date
JPS5749559U JPS5749559U (ja) 1982-03-19
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JP12581680U Expired JPS6117252Y2 (ja) 1980-09-03 1980-09-03

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JPS59154308U (ja) * 1983-03-31 1984-10-16 株式会社 土屋製作所 水分離装置

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JPS5749559U (ja) 1982-03-19

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