JPS61172024A - ガス漏れ検出記録システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明はガス漏れ情報を携帯可能な外部記憶体に自動
的に記録し、データ処理を可能としたガス漏れ検出記録
システムに関する。

【従来の技術】

従来、埋設されたガス管のガス漏洩個所の検出は、検出
機を搭載した手押し式台率を操作しながら検出機の検知
反応のメータを介して作業者が目視確認しながらデータ
を採取しており、専ら作業者のマニュアル操作によって
いる。 そのため、検出したガス漏れ情報を記録することができ
ないばかりか、データの読み間違いを起こす虞れもあり
、作業者にとっては大きな負担のかかる作業であった。

【発明が解決しようとする問題点】

この発明は上記事情に鑑みて新たに創案されたものであ
って、 ガス漏れデータを自動的に記録して信頼性の高いガス漏
れ情報を得るにある。 この発明の他の目的は、上記ガス漏れデータと共にこの
ガス漏れ検索記録装置を搭載した走行体の走行速度デー
タを同時に記録してガス漏れ検出作業の管理データを得
るにある。

【問題点を解決するための手段】

この出願では、上記問題点を解決するために、第１図の
機能ブロック図で示す発明の如く、（ａ）、ガス漏れを
検出するガス漏れ検出手段１００を設ける、 （ｂ）、前記ガス漏れ検出手段から入力された検知信号
を基にガス漏れ情報を演算・記憶する演算処理手段１４
０を設ける。 （Ｃ）、この演算処理手段によって得られたガス漏れ情
報をリアルタイムに外部表示する外部表示手段１３０を
設ける。 （ｄ）、前記演算処理手段にガス漏れ位置情報を入力す
る外部入力手段１２０を設ける。 （ｅ）、前記演算処理手段によって記憶されているガス
漏れ情報及びガス漏れ位置情報と携帯可能な外部記憶体
に書込む情報書込手段１５０を設ける。 （ｆ）、この外部記憶体１６０に記録されたデータ゛を
再生・乃至解析するデータ処理手段１７０を設ける。 という技術手段を講じた。 また、走行速度を同時に記録するために、第２図の機能
ブロック図で示す発明の如く、（ａ）、ガス漏れを検出
するガス漏れ検出手段１００を設ける、 （ｂ）、ガス漏れ情報記録装置を搭載した走行体の重速
を検出する走行速度検出手段１１０を設ける、（Ｃ）、
前記ガス漏れ検出手段から入力された検知信号を基にガ
ス漏れ情報を演算・記憶し、前記走行速度検出手段から
入力された検知信号を基に走行速度情報を演算・記憶す
る演算処理手段１４０を設ける。 （ｄ）、この演算処理手段１４０によって得られたガス
漏れ情報をリアルタイムに外部表示する外部表示手段１
３０を設ける。 （ｅ）、前記演算処理手段１４０にガス漏れ位置情報を
入力する外部入力手段１２０を設ける。 （ｆ）、前記演算処理手段によって記憶されているガス
漏れ情報、走行速度情報及びガス漏れ位置情報を携帯可
能な外部記憶体１６０に書込む情報書込手段１５０を設
ける。 （ｇｌ、この外部記憶体１６０に記録されたデータを再
生・乃至分析するデータ処理手段１７０を設ける。 という技術手段を講じた。

【作　用］ ガス漏れ検出手段によって検出された検知信号は演算処
理部で演算されてガス漏れ情報となる。 このガス漏れ情報は外部表示手段を介してリアルタイム
で外部表示される。 従って、作業者は外部表示されたガス漏れ情報を基に、
そのガス漏れ位置を外部入力手段を介して演算処理部に
入力することができる。 このようにして入力された、ガス漏れ位置情報は、ガス
漏れ情報と共に情報書込手段へ出力されて、携帯可能な
外部記憶体に適宜書込まれる。 この外部記憶体は、作業終了後に管理事務所等に持ち込
まれて、データ処理手段により、外部記憶体に記録され
たデータが再生・分析されて管理データに加工される。 また、走行速度検出手段を設けて、走行速度情報を検出
し、ガス漏れ情報と共に記録すれば、ガス漏れ位置の確
認や、作業者のガス漏れ検査作業の作業距離等のデータ
を得ることができる。 【実施例】 以下にこの発明の実施例を第３図以降の図面に基づいて
説明する。 このガス漏れ情報記録システムは、ガス漏れをヰ★出す
るセンサＳ１と、ガス漏れ検査記録装置１と、これらを
移動走行させるための自走式の本誌部２と、外部の管理
事務所等に設けられたデータ処理装置３と、前記ガス漏
れ情報記録装置２からガス漏れ情報等を記憶しデータ処
理装置にデータ入力するための記憶媒体としての外部記
憶体の一例を示すＩＣカード４とから構成されている。 ここで、ガス漏れ検出センサＳ１は、本実施例の場合、
ガス漏れ検出センサＳ１がシリアル通信用のインターフ
ェースを介して、またキイーボードＫがインターフェー
スを介してマイクロコンビエータのＩ１０ポートに接続
されて各信号を入力している。 また、プリンタＰとスピード制御装置５がそれぞれイン
ターフェースを介してマイクロコンビエータのＩ１０ボ
ートに接続され中央処理部ＣＰＵからの出力信号を入力
している。 また、スピード制御装置５は、車輌部のドライブ機構り
と接続されており、前記ＣＰＵからの制御信号によって
アクチュエータを駆動させてスピードコントロールレバ
ー６を所定位置に切り換える構成からなっている。 本実施例の場合、この切り換え可能なスピードは２段階
（ＡＫｍ／ｈ　、　ＢＫｍ／ｈ　）となっているが、ガ
ス漏れ検出センサＳ１のスイッチ開放後は、マニュアル
でスピードコントロールレバーを操作することによって
前記スピードに限定されることなく、通常の自走式本誌
としての走行を行うことができる。 次にガス漏れ検出記録装置のマイクロコンピュータの中
央処理部ＣＰＵでは、ガス漏れ検出センサＳ１の検知信
号をガス濃度値に換算する換算手段１１と、得られたガ
ス濃度値をもとにガス濃度の度合に応じて予め定められ
たガス漏れパターンのどれに含まれるかを判定する判定
手段１２と、判定されたガス漏れパターンにより決定さ
れる車速又はセンサのサンプリング周期が、該データ検
出前の車速又はサンプリング周期と同一か否か判定する
状態判定手段１３と、リアルタイムの時刻データを出力
し且つ複数（本実施例では３種類）のセンサ用データサ
ンプリング周期の発生回路１４〜１６を育する時針部（
クロックジェネレータ）１７と、前記判定手段１２．１
３によって判定され決定されたパターンデータ及びパタ
ーンの変化があった時刻データとを演算記憶しプリンタ
Ｐに外部出力するパターンデータ演算記憶手段１８とを
育し、またキイーボードＫからマニュアル入力された固
定データ（例えばガス漏れ検査地域の地番、図番、座標
等の位置データ）と、前記換算手段１１で得られたガス
濃度データ及びパターンデータ演算記憶部１８で得られ
た状態判定データ等のガス漏れ情報を後述の書込フォー
マントで示す如き所定、順序でメモリ（ＲＡＭ　）に記
憶し、次いでデータ書込手段１９に出力する。 データ書込手段１９０カード挿入孔には、作業開始時に
作業者によって、ＩＣカードが挿脱自在に差し込まれて
おり、前記メモリにストアされたデータが順次書込まれ
てい（。 なお、図中３は、外部に設けられて、作業終了後作業者
によって、前記データ書込手段１９から取り外されたＩ
Ｃカード４に記録されたデータを再生するデータ再生装
置及びそのデータを分析処理するマイクロコンビエータ
構成のデータ処理装置である。 次ぎに、このガス漏れ検出記録装置の作用を説明すると
、中央処理部ＣＰＵでは、メモリ（ＲＯＭ　）に予め記
憶しであるガス漏れ記録プログラムに従って、検知信号
を演算処理する。 即ち、今、本誌部にメインスイッチが投入されると、上
記ガス漏れ記録プログラムがメモリから呼び出されアク
セスし、第４図示のフローチャートで示す如く処理を行
う。 まず・ステップ■で、作業開始日時時刻、作業コードが
キーボードで入力され初期設定が行われる・次にステッ
プ■でセンサ稼動用のスイッチが投入されると状態コー
ドにスタート情報が書込まれ検出が開始される。ステッ
プ■でガス漏れ検出センサＳ１からの検知信号をＡ／Ｄ
変換しガス漏れ濃度値を検出する。 つぎに、ステップ■で、上記ガス漏れ濃度値を予め定め
であるガス漏れパターンのいづれに属するか判定する。 ここで、ガス漏れパターンは、例えば、検出されたガス
漏れ濃度値が、Ａ　ｐｐｍ未満の場合は安全濃度領域（
Ｃ領域）とし、Ａ　ｐｐｍ以上Ｂｐｐ＋ｍ未満の場合は
注意濃度領域（ｂ領域）とし、Ｂ　ｐｐｍ以上の場合は
危険濃度領域（Ｃ領域）とする。 いずれのパターンに属するか判定されるとステップ■で
、該データ検出時の駆動（後述の走行部の検査走行速度
及びガス漏れ検出センサＳ１のサンプリング周期）がこ
のパターンと一致しているか否か状態を判定し、一致し
ていない場合はステ。 ブ■で時計部から該データ検出時の時刻をメモリに記録
すると共に各パターンに従ったサンプリング周期乃至検
出走行速度制御を行う。 ここで、Ｃ領域と判定された場合は、走行部は通常の検
出走行速度（ＡＫｍ／ｈ）で、ガス漏れ検出センサＳ１
は通常のサンプリング周期（ＬＭＨ２）となるが、ｂ領
域と判定された場合には遅い検出走行速度（ＢＫｍ／ｈ
）で、ガス漏れ検出センサＳｌはやや短かいサンプリン
グ周期（ＭＭＨｚ　）となる。 また、Ｃ領域と判定された場合には、走行部はｂ領域と
同様に遅い検出走行速度（ＢＫｍ／ｈ）で、ガス漏れ検
出センサＳ１は更に短かいサンプリング周期（ＳＭＨ２
）となる。 このようにして決定された制御パターンに従って、アク
チュエータを介して車輌部のドライブ機構りが所定速度
に制御され、またマイクロコンピュータの時計部のサン
プリング周期発生回路が変更される。 このようにして検出されたガス漏れ情報は、ステップ■
で上記判定結果をリアルタイムにプリンタで出力する。 なおプリントにより出力するさいブザー音を発生させれ
ば作業者の注意を惹くことができて好ましい。 作業者は、ステップ■によりプリントアウトされたガス
漏れ情報を見て、ｂまたはＣ領域即ち要注意濃度領域を
確認すると、ステップ■でキーボードにより当該検査地
域の座標等の位置データを入力する。 このようにして入力されたガス漏れ位置情報は、ステッ
プ０で前記ガス漏れ濃度情報及び状態変化データ（ガス
漏れパターン変化データ）とともにマイクロコンピュー
タのメモリ　（ＲＡＭ）に一時記憶される。 ステップ■で作業者によりセンサ駆動スイッチがＯＦＦ
にされると、このガス漏れ検査作業は終了と判断され、
ステップ＠でメモリに記憶されている前記情報と共にデ
ータ書込装置を介してＩＣカードに書込まれる。 そしてステップ０で車輌部のメインスイッチが開放され
ることによってこのプログラムは終了する。 このデータの書込は、メモリに所定量データがストアさ
れた時点で随時書込まれる構成であってもよい。 また、この発明ではガス漏れ情報は前述の如（パターン
化して記録しても、或いはガス漏れ濃度値をそのまま記
録するものであってもよい。 また、ガス漏れ地域でのガス漏れ情報のサンプリングを
高密度で行うには、走行部の速度を落とし及び又はガス
漏れ検出センサＳ１のサンプリング周期を短か（するこ
とが好ましい。 次ぎに、ガス漏れ情報記録システムにおいて、上記実施
例で記録するガス漏れ情報の他に走行部の検査走行速度
情報を記録すれば、更にガス漏れ地域の管理だけでなく
、作業者の作業状態を管理することができて好ましい。 第５図は、ガス漏れ情報記録システムで検査走行速度情
報を併せて記録するもので、前記実施例と同一構成につ
いては同一番号を付し、その説明を省略する。 このガス漏れ情報記録システムは、ガス漏れを検出する
センサＳ１と、車輌部の走行速度を検出する走行速度セ
ンサＳ２と、車輌部２に搭載されたガス漏れ情報記録装
置ｌと、外部の管理事務所等に設けられたデータ処理装
置３と、前記ガス漏れ情報記録装置２からガス漏れ情報
等を記憶しデータ処理装置にデータ入力する外部記憶体
の一例を示すＩＣカード４とから構成されている。 ここで走行速度センサＳ２は、車輪の回転により発生す
るパルスの数が所定値になる時間を測定し、速度を検出
する車速センサを用いている。 この車速センサＳ２は、本実施例の場合、ガス漏れ検出
記録装置のマイクロコンピュータの時計部に設けられた
サンプリング発生回路と接続しており、ガス漏れ検出セ
ンサＳ１と同一の周期でサンプリングされる。 そして、走行速度センサから換算手段１１Ｂを介して検
知された検査速度情報は、ガス漏れ情報と共にメモリ（
ＲＡＭ）に記憶され、データ書込装置を介してＩＣカー
ドに書込まれる。 ここで、本実施例においては、ガス漏れ検査時には車輌
部の走行速度はドライブ機構によって予め２段階に分か
れている。 従って、車速センサから検出された車速情報はパターン
判定手段１２Ｂによって前記２段階の走行速度に対応し
て２つのパターン（例えばＡとＢ）に判定されガス漏れ
パターン情報と共にメモリに記憶されプリンタＰで出力
される。 また、この場合のガス漏れ記録プログラムは第４図で示
す前記実施例のフローチャートにおいてステップ■でガ
ス漏れ濃度検出と共に走行速度が検出され、またステッ
プ■でガス漏れパターンと共に走行速度パターンが判定
される。そしてステップ■でガス漏れパターンと共に走
行速度パターンがプリンタで出力される。これらの点以
外は同一手順で処理されるためフローチャートを省略す
る。 ここで走行速度パターンは複数（本実施例ではＡ、Ｂ、
Ｃ）に分かれておりパターンＡは、ガス漏れ濃度値が注
意濃度領域（ｂ領域）の場合に制御される車速値であり
、パターンＢは危険濃度領域（Ｃ領域）の場合に制御さ
れる車速値である。 またパターンＣは、車速パターンＢを超える車速値であ
り、ガス漏れ検査時の速度ではない。 この走行速度データは第６図（ａ）、　（ｂ）で示す如
く前記ガス漏れデータと共に一データとしてバイナリに
記録され、またガス漏れパターンが変化した場合は状態
データとして変化後のガス漏れパターンデータとその変
化時の検出時刻データとが割込んで記録される。 このガス漏れ濃度情報と走行速度情報とは、パターンが
異ならない限り、所定サンプリング周期で記録されてい
く。 従って、データ処理装置においては、パターンが変更し
た時刻と、変更したガス漏れパターンの種類と、それに
続くデータの数とによって所定車速パターンの走行時間
を算出することができ、走５　行パターンの車速値を走
行時間で積分処理するこ　　゛とによって走行距離を算
出することができる。 また、車輌部の前進・後進を検出するセンサ及び操舵角
を検出するセンサを用い併せてこれらから検出された前
後進データ及び又は操舵角データを一対のガス漏れ濃度
データと走行速度データとの間で接点入力して記録すれ
ばガス漏れ検査の走行軌跡を再生することができる。 このようにして、車速パターン情報とガス漏れパターン
情報と前後進データと操舵角データとを一対にして記録
することによって走行軌跡を再生することができるので
、ガス漏れ検出場所の地図データと重ね合わせることに
よりガス漏れ作業の走行軌跡を具体的に表示することも
できる。 また、この発明における外部記憶体としては例えば、Ｉ
Ｃカードの他、ＥＦＲＯＭ、フロッピィディスク、光デ
ィスク、メモリーパック、ＭＴ等が挙げられるがこれら
に限定されるものではなく、携帯可能°な外部記憶体で
あればよいこと勿論である。

【発明の効果】

この発明は、ガス漏れデータを自動的に外部記憶体に記
録すると共にガス漏れ位置データも同時に記録すること
ができるので信頼性の高いガス漏れデータを得ることが
できると共に、携帯可能な外部記憶体を用いているので
データ管理が容易である。 また、これと共に走行速度データも併せて記録すること
ができるのでガス漏れ作業の作業データを得ることもで
き、労務管理に有益である。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はこの発明の機能ブロック図、第３図
はこの発明のガス漏れ検出記録システムの実施例のブロ
ック図、第４図は同フローチャート、第５図は異なる実
施例のブロック図、第６図（ａ）。 山）はメモリへの書込フォーマット及びデータフォーマ
ット、（Ｃ）は記録状態を説明するグラフ、第７図はガ
ス漏れ検出記録装置を搭載した車輌部の側面図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）、ガス漏れを検出するガス漏れ検出手段と、前記
   ガス漏れ検出手段から入力された検知信号を基にガス漏
   れ情報を演算・記憶する演算処理手段と、 この演算処理手段によって得られたガス漏れ情報をリア
   ルタイムに外部表示する外部表示手段と、前記演算処理
   手段にガス漏れ位置情報を入力する外部入力手段と、 前記演算処理手段によって記憶されているガス漏れ情報
   及びガス漏れ位置情報と携帯可能な外部記憶体に書込む
   情報書込手段と、 この外部記憶体に記録されたデータを再生・乃至解析す
   るデータ処理手段とからなるガス漏れ検出記録システム
   。
2. （２）、ガス漏れを検出するガス漏れ検出手段と、ガス
   漏れ情報記録装置を搭載した走行体の走行速度を検出す
   る走行速度検出手段と、 前記ガス漏れ検出手段から入力された検知信号を基にガ
   ス漏れ情報を演算・記憶し、前記走行速度検出手段から
   入力された検知信号を基に走行速度情報を演算・記憶す
   る演算処理手段と、 この演算処理手段によって得られたガス漏れ情報をリア
   ルタイムに外部表示する外部表示手段と、前記演算処理
   手段にガス漏れ位置情報を入力する外部入力手段と、 前記演算処理手段によって記憶されているガス漏れ情報
   、走行速度情報及びガス漏れ位置情報を携帯可能な外部
   記憶体に書込む情報書込手段と、この外部記憶体に記録
   されたデータを再生・乃至分析するデータ処理手段とか
   らなるガス漏れ検出記録システム。