JPS61171750A - エラストマ−組成物 - Google Patents

エラストマ−組成物

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JPS61171750A
JPS61171750A JP1124585A JP1124585A JPS61171750A JP S61171750 A JPS61171750 A JP S61171750A JP 1124585 A JP1124585 A JP 1124585A JP 1124585 A JP1124585 A JP 1124585A JP S61171750 A JPS61171750 A JP S61171750A
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sulfur
ester
copolymer
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ethylene
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Yoshio Tanimoto
谷本 嘉雄
Hideyuki Kuribayashi
栗林 秀行
Kiyoshi Ikeda
潔 池田
Tadayuki Omae
大前 忠行
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は架橋可能なエラストマー組成物に関するもので
あり、更に詳しくは、エチレンとアクリル酸エステルま
たはメタクリル酸エステルと不飽和グリシジルエステル
とからなる共重合体を主体とする耐熱性と耐低温脆性と
耐油性とを兼ねそなえた架橋可能なエラストマー組成物
に関するものである。
近年、自動車、家電、機械などの諸工業の著しい技術進
歩にともない、各種関連部品に使用されるゴム材料に要
求される特性も多岐にわたり、それに対応すべく種々の
特殊エラストマーが開発されつつあることは周知のとお
りである。
このようなエラストマーとして、たとえばエチレン、(
メタ)アクリル酸エステルおよび不飽和グリシジルエス
テルからなる共重合体を主体とする架橋可能なエラスト
マー組成物が知られているが、本発明者らはかかる共重
合体を主体とするエラストマー組成物について更に改良
すべく研究を行った結果、本発明に至った。
すなわち本発明は、 (1)  (a) 50〜85 モル%の1 チL/ 
ン、(b)50〜15モル襲のアクリル酸エステルもし
くはメタクリル酸エステルおよび(c)前記(a) 、
 (b)両成分の合計に対して0.1〜5モル%の不飽
和グリシジルエステルを共重合させてなる共重合体に、 +21  (d)多官能性有機アミン類もしくはその塩
および(e)硫黄および/または硫黄供与化合物をべ1
合してなる加硫速度および耐熱老化性を向上させた架橋
可能なエラストマー組成物を提供するものである。
本発明における共重合体の構成成分であるアクリル酸エ
ステルもしくはメタクリル酸エステルとは炭素数1ない
し8のアルコールからなるエステルであって、具体的に
はアクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、
メタクリル酸n−ブチル、アクリル酸tert−ブチル
、メタクリル酸tert−ブチル、アクリル酸2−エチ
ルへ)シル、メタクリル酸2−エチルヘキシルなどが例
示され、これらはINでもよいし2種以上を混合して用
いてもよい。
(a)エチレンと(b)アクリル酸エステルもしくはメ
タクリル酸エステルの割合はモル比で50〜85:50
−15、好ましくは58〜80:42〜20である。
アクリル酸エステルもしくはメタクリル酸エステルの含
有率は該#I共重合体組成中50ないし15モルチであ
り、好ましくは42ないし20モルチであるうアクリル
酸エステルおよびまたはメタクリル酸エステルの含有率
が上限値をこえると脆化点が高くなるのでエラストマー
として低温での使用が難かしくなる。また下限値より低
いと共重合体の結晶度が高くなるので、エラストマーと
しての充分な弾性が得られない。
本発明で使用される不飽和グリシジルエステルとしては
特公昭46−45085号公報に記載されているグリシ
ジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、イタコ
ン酸ジグリシジルエステル、ブテントリカルボン酸トリ
グリシジルエステル、p−スチレンカルボン酸グリシジ
ルエステルなどが例示され、これらは1種でもよい5.
2種以上やつ合Lz−C□いアもよい。    i不飽
和グリシジルエステルの使用量は、前記(a)およびル
)の両成分の合計に対して0.1ないし5モル頭であり
、好ましくは0.2ないし3モルチである。不飽和グリ
シジルエステルの含有率が上限値をこえると耐スコーチ
性が不良となり。
下限値より低いと充分な架橋効果が得られない。
本発明の共重合体に対し他のエチレンとの共重合可能な
共単量体を共重合させることも可能である。具体的には
イソブチレン、スチレンおよびその誘導体、酢酸ビニル
、テトラフルオロエチレンやヘキサフルオロプロピレン
などのハロゲン化オレフィンなどである。
本発明の共重合体は公知の方法により製造される。たと
えばフリーラジカル開始塊状重合、乳化重合、または溶
液重合によって製造することができる。代表的な重合方
法は、日本国特許公報昭和46−45085号に記載さ
れている。
たとえばフリーラジカルを生成する重合開始剤の存在下
で、必要に応じ重合調節剤の存在下で、圧力5004/
d以上、および温度40ないし300°Cの条件により
製造することができる。
本発明に用いる共重合体は前記各成分を共重合させてな
るものであるが、JI8に6791で規定される190
℃の溶融指数が0.5〜500り/10分、好ましくは
0.5〜50グ/10分の範囲にある共重合体が使用さ
れる。
本発明において、(d)多官能性有機アミン類もしくは
その塩と(e)硫黄および/または硫黄供与化合物は、
これを組合わせて架橋剤として使用される。
ここで、多官能性有機アミン塩もしくはその塩としては
ポリメチレンジアミン、ポリエーテルジアミンなどの脂
肪族ジアミン、ジエチレントリアミン、置換ポリアミン
、イミノビスプロピルアミン、ビス(ヘキサメチレン)
トリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレン
ペンタミン、ペンタエチレンへキサミン、アミノエチル
エタノールアミン、メチルイミノビスプロピルアミンな
どの脂肪族ポリアミン、エチレンジアミンカルバメート
、ヘキサメチレンジアミンカルバメートなどのカルバメ
ート類、メンタンジアミン、N−アミノエチルピペラジ
ン、1.1−ジアミノシクロヘキサン、イソホロンジア
ミンなどの脂環族ポリアミン、nl−キシリレンジアミ
ン、テトラクロル−p−キシリレンジアミン、N、N−
ジシンナミリデン−1,6−へキサンジアミンなどの芳
香環をもつ脂肪族アミン、m−7エニレンジアミン、ジ
アミノジフェニルエーテル、4,4−メチレンジアニリ
ン、ジアミノジフェニルスルホン、ベンジジン、オシア
ニリン、0−フェニレンジアミン、ジアニシジン、メチ
レンビス(0−クロロアニリン)、2.4−)ルエンジ
アミン、ビス(8,4−シフEノフェニル)スルホン、
ジアミノジトリルスルホン、4−クロロ−0−7エニレ
ンジアミン、4−メトキシ−6−メチル−m−7エニレ
ンジアミン、m−アミノベンジルアミンナトの芳香族ア
ミン、N−メチルピペラジン、ヒドロキシエチルピペラ
ジン、ピペリジン、ピロリジン、モルホリンなどの第三
アミン、テトラメチルグアニジン、2,4.6−トリス
(ジメチルアミノメチル)フェノールなどの第三アミン
などおよびそれらの塩が例示され、これらは1F31j
または2種以上を併用してもよい。
また、硫黄としては通常の粉末硫黄の他にゴム加工業界
で使用されている不溶性硫黄、コロイド硫黄、表面処理
硫黄などが使用され、硫黄供与化合物としては塩化硫黄
、三塩化硫黄、モルホリンジスルフィド、アルキルフェ
ノールジスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィ
ド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトラブチル
チウラムジスルフィド、ジペンタメチレンチウラムジス
ルフィド、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド
、ジペンタメチレンチウラムへキサスルフィド等が挙げ
られ、これらは1種または2種以上を併用してもよい。
多官能性有機アミン類もしくはその塩の添加1・1″A
K!Jl * ttl#!oK iooll・部あたり
0゜1〜5重量部、好ましくは0.8〜8重量部であり
、硫黄および/または硫黄供与化金物の添加量は共重合
体100重量部あたり005〜3重量部、好ましくは0
.1〜1.5重量部である。
ここで、上記使用量がこの範囲より少いと十分な架橋効
果が得られず、またこの範囲を越えると生成した架橋エ
ラストマーの伸びが低下し、ブルーム、ブリードを生じ
易くなる。
本発明においては、必要に応じて架橋反応促進剤たとエ
バジフェニルグアニジン、ジオルトトリルグアニジン、
フェノール、クレゾール、ビスフェノール、ペンタクロ
ルフェノール、フェノール樹ILL)リフェニル亜リン
酸エステル1トリ(ジメチルアミノメチル)フェノール
、酢酸、水、安息香酸、シ、つ酸、サリチル酸、アセト
ニトリル、ニトロベンゼンなどを配合することができる
また、必要に応じてゴム業界で公知の加硫促進剤、補強
剤、充填剤、軟化剤、老化防止剤、加工助剤、亜鉛華、
ステアリン酸および脱泡剤等を添加することが出来る。
本発明のエラストマー組成物は、加圧下ないし、常圧下
で温度150℃ないし230℃において5ないし60分
間、好ましくは、160°Cないし°200°Cにおい
て5ないし45分間加熱し、さらに必要によって、15
0″Cないし200°Cにおいて1時間ないし24時間
空気中または不活性気体中で加熱することによって良好
な実用物性を発揮する。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明がこの
実施例に限定されるものではない。
実施例 表1に高圧法ポリエチレン製造設備により製造した(a
)エチレン−(b)(メタ)アクリル酸エステル−(c
)不飽和ジグリシジルエステル共重合体の性状を示す。
表  1 MAニアクリル酸メチル、BA、アクリル酸n−ブチル
、MMA:メタクリル酸メチル、GMAニゲリシジルメ
タクリレート、GAニゲリシジルアクリレート ※1:JI8に6791の規定により190°Cで測定
された溶融指数(9/10分)表1の各共重合体を使用
し、表2に示す配合剤および配合割合(重量部)でミキ
シングロールにて混練し、それぞれのエラストマー組成
物を得た。
これらのエラストマー組成物の特性をJI8に6300
、日本ゴム協会標準規格3102の規定に従って測定し
た。さらにこのエラストマー組成物を加圧プレスにて1
70°C20分間加熱して架橋させた。さらにその一部
については空気中で150°C4時間加熱した。これら
の架橋したエラストマー組成物の特性をJI8に630
1に従って測定した。これらの結果を表3に示す。
耐油試験、耐熱老化試験については下記の条件で試験を
行なった。
耐油試験 試験用油:JISK6801で規定された試験用油A2 浸漬条件:150°C70時間 耐熱老化条件 試験機:ギャーオーブン式老化試験機 老化条件=150°010日 175°C5日 この結果より、本発明例は比較例にくらべて架橋後の物
性、耐油性を悪化させず、ムーニースコーチ特性のts
 、 tΔ30、オシレーテングデスクレオメーターの
t’(io)、t′(90)プレス加熱による架橋後の
M2ooで表わされる加硫速度が向上され、さらに耐熱
老化性も大きく改良されていることが明らかとなる。
l 手続補正書(自船 昭和60年3月8日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)50〜85モル%のエチレン、(b)50
    〜15モル%のアクリル酸エステルもしくはメタクリル
    酸エステルおよび(c)前記(a)、(b)両成分の合
    計に対して0.1〜5モル%の不飽和グリシジルエステ
    ルを共重合させてなる共重合体に、
  2. (2)(d)多官能性有機アミン類もしくはその塩およ
    び(e)硫黄および/または硫黄供与化合物を配合して
    なることを特徴とする架橋可能なエラストマー組成物。
JP1124585A 1985-01-24 1985-01-24 エラストマ−組成物 Granted JPS61171750A (ja)

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JP1124585A JPS61171750A (ja) 1985-01-24 1985-01-24 エラストマ−組成物

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JPH0115527B2 JPH0115527B2 (ja) 1989-03-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006346A1 (ja) * 2004-07-14 2006-01-19 Nok Corporation エチレン-アルキルアクリレート共重合ゴム組成物

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Publication number Publication date
JPH0115527B2 (ja) 1989-03-17

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