JPS61171642A - デアイサ付き合わせガラスの給電用電極 - Google Patents

デアイサ付き合わせガラスの給電用電極

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JPS61171642A
JPS61171642A JP60013919A JP1391985A JPS61171642A JP S61171642 A JPS61171642 A JP S61171642A JP 60013919 A JP60013919 A JP 60013919A JP 1391985 A JP1391985 A JP 1391985A JP S61171642 A JPS61171642 A JP S61171642A
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JP
Japan
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electrode
film
glass
exothermic
electrode sheets
Prior art date
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Pending
Application number
JP60013919A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Yokoishi
章司 横石
Hiroshi Hasegawa
弘 長谷川
Toku Tsutsuki
筒木 徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技南分野) この発明は、熱によって氷や雪等のガラスへの付着を防
止し、あるいは付着している氷雪を熱で融解して除去す
るデアイサ付きの合わせガラスにおいて、発熱体層に電
力を供給する給電用電極に関するものである。
(背景技術および問題点) 本出願人は先に、合わせガラスの中間合わせ股部に発熱
体層を挟み込むデアイサ付きの合わせガラスを開発した
。これは、例えば自動車のフロントガラスにおいてワイ
パで払拭されずに隅部に残った雪塊を熱により解かす役
割を果たすものとして使用することができる。しかし、
この合わせガラスにおいて、発熱体層の多数の正極及び
負極の各々にリード線を接続して発熱帯層への給電を行
う場合には、配線が著しく複雑となり、その配線作業が
面倒となる問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このようなデアイサ付き合わせガラスにおけ
る配線上の問題を解消するために為されたものであって
、次の内容を要件とするものである。
(a)導電性材料から成る2枚の電極シートを用いる。
(b)それら電極シートを、互いにほぼ重なり合う本体
部と、互いには重なり合わずそれぞれ上記発熱体層の各
正極と負極とに重なり合う複数ずつの接続部とを有する
ものとする。
(c)それら2枚の電極シートの各接続部をそれぞれ前
記発熱体層の正極と負極とに電気的に接続する。
(d)一方、それら電極シートの本体部間には絶縁層を
介在させる。
(e)そのような状態で、それら2枚の電極シートを合
わせガラスの中間合わせ膜部に挟み込んで固定する。
(発明の効果) このように2枚の電極シートを合わせガラスの中間合わ
せ膜部に挟み込んで固定し、これら電極シートを経て発
熱体層へ給電されるようにすれば、複雑な配線構造を取
ることなく、2枚の電極シ−トの挟み込みにより簡単に
発熱回路を形成するこができる。また、それらの電極シ
ートがそのように挟み込んで固定されるものであるため
、外界の影響を受けず十分な耐久性を与えることができ
るのである。 ゛ (実 施 例) 以下、本発明の−、二の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は、車両用フロントガラス2を示すものである。
この図において、4はワイパ払拭領域を示し、また6は
デアイサ取付は領域を示している。
上記フロントガラス2は、第2図に明らかなように、2
枚のガラス8およびlOが合わされた合ねせガラスであ
り、車外側のガラス8の内面には発熱体層として機能す
る発熱薄II!12が固着されている。この発熱薄膜1
2は、例えばITO(酸化インジうムと酸化錫との化合
物)等から成る透明の導電性薄膜が、スパッタリング、
蒸着もしくは     クイオンブレーティング法等に
よりガラス表面に一体的に形成されたものである。この
発熱薄膜12は、第3図から明らかなように、等間隔で
互いに平行に延びる複数のスリット14を備えて櫛形を
成しており、その櫛形の部分が交互に正極16および負
極18とされている。
一方、このような発熱薄膜12に対して、第4図および
第5図に示すような2枚の電極シート20.22が用い
られる。これらの電極シート20゜22はいずれも導電
性材料から成るものであり、例えば銅珀やアルミニウム
箔等の金属箔、あるいは炭素シート等の非金属シートが
好適に採用される。
電極シート20は帯状の本体部24と、この本体部24
の一側縁からその長手方向と直角な方向に突き出された
複数の接続部26とを備えている。
これらの接続部26は発熱薄膜12の正極16の間隔と
等しい間隔で形成され、かつその幅寸法も正極16のそ
れと等しくされて、それら正極16の各々にそれぞれ接
し得る形状とされている。もう一つの電極シート22も
、同様な本体部28と接続部30とを備えているが、こ
れの接続部30は発熱薄111i12の負極18の各々
に対応する間隔と幅寸法で形成され、それら負極18の
各々に接し得る形状とされている。
そして、電極シート20.22の接続部26゜30の各
々には、それら接続部26.30を発熱薄膜12の正極
16および負極18にそれぞれ接着するために、図中一
点鎖線のハツチングで示す領域に、第2図から明らかな
ように例えばエポキシ樹脂系の導電性接着剤32および
34がそれぞれ塗布さ耗る。また、電極シー)20.2
2のそれ以外の部分、すなわち本体部24.28の各々
には、例えばエポキシ樹脂系の非導電性接着剤36.3
8がそれぞれ塗布される。非導電性接着剤36は電極シ
ート20の本体部24を発熱薄膜12に絶縁状態で接着
するためのものであり、また非導電性接着剤38は電極
シート22の本体部28と電極シート20の本体部24
とを絶縁しつつ接着するものであり、これらが絶縁層を
形成する。
そして、ガラス8の発熱薄膜12の形成されていない側
の面が車外面となるようにされるとともに、そのガラス
8と車内側のガラスlOとの間に上述のような2枚の電
極シー)20.22が配置され、また電極シート22と
ガラス10との間には、中間合わせ膜部として機能する
PVB (ポリビニルブチラール)シート等の合わせ膜
40が介在させられた状態で、それらのガラス8,10
が合わされ、それらの間に電極シート20.22が挟ま
れて固定される。
ここで、第2図においては理解を容易にするために各構
成要素の厚みを誇張して描いであるが、発熱薄膜12の
厚さは0.7〜2μm、導電性および非導電性の接着剤
32.34および36.38の厚みは10〜30μm、
各電極シート20.22の厚みは50〜100μm程度
であって、それら全体の厚みは0.311m以下であり
、ガラスの合わせ工程に何ら不都合は生ぜず、通常の場
合と同様に合わせ工程を実施することができる。
そのように合わされた状態では、第6図に示すように(
ただし、この図では理解を容易にするために破線および
一点鎖線の一部がずらして描かれている。)、電極シー
ト20の各接続部26が発熱薄膜12の正極16の各々
に、また電極シート22の各接続部28が負極18の各
々にそれぞれ導通させられ、それ以外の部分とは絶縁さ
れた状態となり、これら電極シー)20.22の本体部
24.28のそれぞれ1箇所に図示しないリード線が接
続される。したがって、導電経路は第6図に複数の矢印
で示すように、電極シート20の接続部26から発熱薄
膜12を経て電極シート22の接続部28へ至るものと
なり、そのような給電によって発熱薄膜12を発熱させ
ることができる。
すなわち、発熱薄膜12の個々の正極16および18に
一々リード線を接続する必要はなく、双方の電極シート
20.22にだけリード線を接続すればよいのである。
また、このような電極シー)20.22がガラ8°21
°″1″1′″t*、bath、b+1ii−r、b〜
9゛   囃それらが外界の影響を受けず高い耐久性が
保証される。
さらに、この実施例では前記ITO等から成る透明な発
熱薄膜12が用いられているため、フロントガラス2の
広範囲にデアイサ機能を持たせることができる。
ただし、そのような発熱薄膜12に代えて、導電性ガラ
スフリット焼付は等により例えば20〜100μm程度
の発熱焼付層を形成し、これを発熱体層とすることも可
能である。この発熱焼付層は一般に不透明であるが、フ
ロントガラス2の運転上不可欠な視界を妨害しない範囲
に形成すればよい。
次に、別の実施例を第7図〜第13図に基づいて説明す
るが、前記実施例と実質的に同様なものについては同じ
符号を付して対応関係を示し、説明は省略する。
この実施例では、第7図に示すように発熱体層として透
明導電フィルム42が用いられている。
この導電フィルム42は、透明プラスチックフィルムの
表面に前記ITO等から成る透明導電性薄膜が一体的に
形成されたものであり、このフィルム42はガラス8に
固着はされない。
一方、2枚の電極シー)20.22は前記実施例のもの
と同様であり、それらの接続部26および30の各々に
は前述のような導電性接着剤が塗布されるが、それら電
極シート20.22の本体部24と28との間の絶縁は
、PET (ポリエチレンテレフタレート)等のプラス
チックスから成る絶縁シート44で為され、これがこの
実施例において絶縁層の役割を果たす、すなわち、電極
シート20.22の本体部24.28は接着はされず、
第9図および第1θ図に示すように絶縁シート44を介
して重ね合わされ、その結果、各々の接続部26および
30が交互に位置するようにされるのである。このよう
に絶縁シート44を介して重ね合わされた電極シート2
0.22の接続部26お・よび30の各々が、第11図
および第12図に示するように、発熱体層たる導電フィ
ルム42の正極16および負極18の各々に前記導電性
接着剤で接着され、かつ電極シー)20.22にそれぞ
れリード線が接続されることによって前記実施例と同様
な発熱回路が形成される。
そして、このように電極シート20.22および導電フ
ィルム42が一体化されたものの両側に、第13図から
明らかなように、中間合わせ膜部としての2枚の合わせ
II!i!40が配置された状態で、ガラス8および1
0が合わされる。その結果、電極シート20.22およ
び導電フィルム42は、それらの合わせ膜40を介して
ガラス8とIOの間の所望の位置に固定されるのである
。したがって、接着剤を用いて固定するのに比べて、ガ
ラス間への装着がより簡単となる利点がある。
なお、発熱体層として櫛形のものではなく、帯状のもの
を採用する一方、その帯状の発熱体層に例えば第4図や
第5図に示す各電極シートの接続部26および30をそ
れぞれ接触させ、がっそれら接続部26と30との接続
部間の距離を大きく取ることにより、発熱体層の比較的
広い範囲に発熱電流が流れるようにすることもできる。
その他、本発明を自動車のリヤウィンドガラス等に通用
することを始め、当業者の知識に基づき種々の変更、改
良を施した態様で本発明を実施し得ることは勿論である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるデアイザ付き合わせガ
ラスの全体を簡略に示す正面図であり、第2図は第1図
におけるデアイサ部分を分解して簡略に示す断面図であ
る。第3図は第2図における発熱薄膜の正面図であり、
第4図および第5図は第2図における2枚の電極シート
をそれぞれ示す正面図である。第6図は第3図、第4図
および第5図に示すものを重ね合わせた状態を示す正面
図である。第7図は本発明の他の実施例における発熱体
層としての導電フィルムの正面図であり、第8図はその
導電フィルムとともに用いられる2枚の電極シートおよ
び絶縁シートを分解して示す正面図である。第9図は第
8図に示すものを重ね合わせた状態を示す正面図であり
、第10図はその側面図である。第11図は第9図に示
すものに工に4tE7xtvhや−オイ1.え、。0オ
エヵ、   (であり、第12図はその側面図である。 第13図は第12図に示すもののガラス開会の取付形態
を分解して示す断面図である。 2:フロントガラス(合わせガラス) 6:デアイサ取付領域 S、tOニガラス12:発熱薄
膜(発熱体層)  14:スリ、7ト16:正極   
   18:負極 20.227電極シート 24.28:本体部26.3
0:接続部 32.34:導電性接着剤36.38:非
導電性接着剤(絶縁層)40:合わせ膜(中間合わせ膜
部) 42:透明導電フィルム(発熱体層) 44:絶縁シート(絶縁層)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 合わせガラスの中間合わせ膜部に、複数ずつの正極およ
    び負極を有する発熱体層が挟み込まれて成るデアイサ付
    き合わせガラスにおける給電用電極であって、 導電性材料から成る2枚の電極シートを使用し、それら
    電極シートを、互いにほぼ重なり合う本体部と、互いに
    は重なり合わずそれぞれ前記発熱体層の各正極と負極と
    に重なり合う複数ずつの接続部とを有するものとし、そ
    れら接続部を前記正極と負極とに接続する一方、前記本
    体部間には絶縁層を介在させた状態で前記合わせガラス
    の中間合わせ膜部にそれら2枚の電極シートを挟み込ん
    で固定したことを特徴とするデアイサ付き合わせガラス
    の給電用電極。
JP60013919A 1985-01-28 1985-01-28 デアイサ付き合わせガラスの給電用電極 Pending JPS61171642A (ja)

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