JPS61170606A - 螢光x線膜厚計 - Google Patents
螢光x線膜厚計Info
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- JPS61170606A JPS61170606A JP1134485A JP1134485A JPS61170606A JP S61170606 A JPS61170606 A JP S61170606A JP 1134485 A JP1134485 A JP 1134485A JP 1134485 A JP1134485 A JP 1134485A JP S61170606 A JPS61170606 A JP S61170606A
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- rays
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B15/00—Measuring arrangements characterised by the use of electromagnetic waves or particle radiation, e.g. by the use of microwaves, X-rays, gamma rays or electrons
- G01B15/02—Measuring arrangements characterised by the use of electromagnetic waves or particle radiation, e.g. by the use of microwaves, X-rays, gamma rays or electrons for measuring thickness
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A〔産業上の利用分野〕
この発明は、ハードディスクの記録媒体および工業用又
は電子部品のメッキの皮膜を測定する装置に関する。
は電子部品のメッキの皮膜を測定する装置に関する。
B〔発明の概要〕
この発明は、ハードディスクの記録媒体および工業用又
は電子用部品のメッキの皮膜を測定する装置において、
銅ターゲットのベリリウム窓のX線管球と、前記X線管
球と試料間に少なくともニッケル金属フィルターを有す
るフィルター駆動部と、比例計数管等のエネルギー分解
能の悪いX線検出器とから構成される装置により、ハー
ドディスクのアルミ上の無電解ニッケル上のコノくルト
(以後CO/N1−P/Atと記す)のCOのメッキ皮
膜が測定でき、かつAu、7’ QuのAu メッキ皮
膜等本測定できるようにしたものである。
は電子用部品のメッキの皮膜を測定する装置において、
銅ターゲットのベリリウム窓のX線管球と、前記X線管
球と試料間に少なくともニッケル金属フィルターを有す
るフィルター駆動部と、比例計数管等のエネルギー分解
能の悪いX線検出器とから構成される装置により、ハー
ドディスクのアルミ上の無電解ニッケル上のコノくルト
(以後CO/N1−P/Atと記す)のCOのメッキ皮
膜が測定でき、かつAu、7’ QuのAu メッキ皮
膜等本測定できるようにしたものである。
C〔従来の技術〕
ハードディスクは従来F’e203 /A1.であった
。
。
しかし、最近高密度記録が可能なCo/N1−Plaが
非常に脚光をあびている。
非常に脚光をあびている。
後者のハードディスクは、00の皮膜がLL02〜[l
L1μmと非常に薄く、かつN1−Pの皮膜が5〜50
μmと厚いのが特徴であり、特にCOのメッキ厚が磁気
的特性において非常に重要な管理項目となっている。従
って、ハードディクスの製造メーカでは、COおよびN
1−Pの皮膜の厚さを高精度で測定し管理したいという
強い要望を持っている。
L1μmと非常に薄く、かつN1−Pの皮膜が5〜50
μmと厚いのが特徴であり、特にCOのメッキ厚が磁気
的特性において非常に重要な管理項目となっている。従
って、ハードディクスの製造メーカでは、COおよびN
1−Pの皮膜の厚さを高精度で測定し管理したいという
強い要望を持っている。
一方、メッキ皮膜を測定する測定方法として断面法、β
線後方散乱法および螢光X線法がある。断面法は、試料
面を垂直に切断し研摩後光学顕微鏡にてメッキ皮膜を観
測する方法である。β線後方散乱法は、放射線源である
放射性同位元素より放射されるβ#Mt−試料に照射し
、試料のメッキ皮膜が増す°とβ線の 、後方散乱量が
増すという特性を利用してメッキ皮膜の厚さを測定する
方法である。
線後方散乱法および螢光X線法がある。断面法は、試料
面を垂直に切断し研摩後光学顕微鏡にてメッキ皮膜を観
測する方法である。β線後方散乱法は、放射線源である
放射性同位元素より放射されるβ#Mt−試料に照射し
、試料のメッキ皮膜が増す°とβ線の 、後方散乱量が
増すという特性を利用してメッキ皮膜の厚さを測定する
方法である。
螢光X線法は、放射線源であるX線管球より放射される
X線を試料に照射し、メッキ皮膜から発生する螢光Xa
*選択的に検出し、試料のメッキ皮膜が増すと勅記螢光
X線量が増すという特性を利用してメッキ皮膜の厚さを
測定する方法である。
X線を試料に照射し、メッキ皮膜から発生する螢光Xa
*選択的に検出し、試料のメッキ皮膜が増すと勅記螢光
X線量が増すという特性を利用してメッキ皮膜の厚さを
測定する方法である。
D〔発明が解決しようとする問題点〕
COのメッキ皮膜が非常に薄い□o/N1−PIAIの
ハードディスクのメッキ皮膜の厚さを測定する場合、従
来の測定方法では測定精度が非常圧悪い、又は非常に高
価な装置が必要になるという問題点がある。断面法での
測定miはその測定法より約±a5μmで、1、測定対
象のCOのメッキ厚(LO2〜α1μmの範囲では測定
はほとんど困難でるる。β線後方散乱線法では、測定原
理上表面メッキのCOと中間メッキのN1−P中のN1
とを区別することが不可能である。従って、表面メッキ
と中間メッキの膜厚を各々区別して測定することは不可
能である。螢光X線法の場合、分光績&を有するゴニオ
メータと、比例計数管又はシンチレーションカウンター
等のX線検出器と、X線発生器とからなる波長分散型の
膜厚計では高精度でCOおよび’N1−Pの膜厚を測定
することができるが非常に高価な装置となる。分光結晶
を有するゴニオメータがなく、X線発生能力が前記波長
分散型の膜厚計と比較して約1イ611 と小さくて
済むX線発生器と、比例計数管又はシンチレーションカ
ウンターのx m検出器とからなるエネルギー分散型の
膜厚計は安価であるが、X線検出器のエネルギー分解能
が悪く、co とN1の螢光X+INを各々弁別するこ
とができない。従って、表面メッキのCOと中間メッキ
のN1−Pの膜厚を各々区別して測定することは不可能
である。
ハードディスクのメッキ皮膜の厚さを測定する場合、従
来の測定方法では測定精度が非常圧悪い、又は非常に高
価な装置が必要になるという問題点がある。断面法での
測定miはその測定法より約±a5μmで、1、測定対
象のCOのメッキ厚(LO2〜α1μmの範囲では測定
はほとんど困難でるる。β線後方散乱線法では、測定原
理上表面メッキのCOと中間メッキのN1−P中のN1
とを区別することが不可能である。従って、表面メッキ
と中間メッキの膜厚を各々区別して測定することは不可
能である。螢光X線法の場合、分光績&を有するゴニオ
メータと、比例計数管又はシンチレーションカウンター
等のX線検出器と、X線発生器とからなる波長分散型の
膜厚計では高精度でCOおよび’N1−Pの膜厚を測定
することができるが非常に高価な装置となる。分光結晶
を有するゴニオメータがなく、X線発生能力が前記波長
分散型の膜厚計と比較して約1イ611 と小さくて
済むX線発生器と、比例計数管又はシンチレーションカ
ウンターのx m検出器とからなるエネルギー分散型の
膜厚計は安価であるが、X線検出器のエネルギー分解能
が悪く、co とN1の螢光X+INを各々弁別するこ
とができない。従って、表面メッキのCOと中間メッキ
のN1−Pの膜厚を各々区別して測定することは不可能
である。
エネルギー分解能の高い半導体検出器全前記エネルギー
分解能の膜厚計にX#検出器として使用すれば、COと
N1°の螢光Xiを各々弁別することができるが、やは
り半導体検出器の価格が高く高価な装置となる。
分解能の膜厚計にX#検出器として使用すれば、COと
N1°の螢光Xiを各々弁別することができるが、やは
り半導体検出器の価格が高く高価な装置となる。
E〔問題点を専決するための手段〕
第1図を用いて、本発明の螢光X線膜厚計の説明を行う
。図において、1次X5t−発生させるXllJ発生器
1の中に高圧発生器2および銅ターゲットのベリリウム
窓のX線管球3が収納されている。X@電源4からの基
準信号により、高圧発生器2の高電圧出力を変更し、X
線管球301次X線11のX線の線質をかえることがで
きる。
。図において、1次X5t−発生させるXllJ発生器
1の中に高圧発生器2および銅ターゲットのベリリウム
窓のX線管球3が収納されている。X@電源4からの基
準信号により、高圧発生器2の高電圧出力を変更し、X
線管球301次X線11のX線の線質をかえることがで
きる。
さらに、X線管球3から放射された1次X線11は、1
次フィルター駆動部5のニッケル金属フィルター6又は
金属フィルター7により、X線の線質かかわる。この1
次X線の線質は、入力装置8から試料のメッキと素材の
情報が入力されると、自動的に制御演算器10が判断し
、最適なX線管球3への印加電圧および1次フィルター
が選択されることにより、決定される。
次フィルター駆動部5のニッケル金属フィルター6又は
金属フィルター7により、X線の線質かかわる。この1
次X線の線質は、入力装置8から試料のメッキと素材の
情報が入力されると、自動的に制御演算器10が判断し
、最適なX線管球3への印加電圧および1次フィルター
が選択されることにより、決定される。
1次X線11が試料18に照射されると、試料特有の螢
光X線17が発生する。試料の各層のメッキおよび素材
の組合わせにより、各元素からの螢光X線のなかで、検
出したいX線と妨害X線とのエネルギーが非常に接近し
ており、X線検出器12では弁別できない場合がある。
光X線17が発生する。試料の各層のメッキおよび素材
の組合わせにより、各元素からの螢光X線のなかで、検
出したいX線と妨害X線とのエネルギーが非常に接近し
ており、X線検出器12では弁別できない場合がある。
その時には、X線検出器の窓13の直前に金属フィルタ
ー15を設けて、検出したいX線を透過させ、妨害x@
を吸収させる。
ー15を設けて、検出したいX線を透過させ、妨害x@
を吸収させる。
入力装置8からの試料のメッキと素材の情報より、自動
的に制御演算器10が金属フィルター15の有無および
最適金属フィルターの選択を判断し、2次フィルター駆
動部16を作動させる。X@検出器12で検出された螢
光x#17は、波高弁別器14で信号成分のみがエネル
ギー弁別される。この弁別後の信号を制御演算器10で
厚みに変換するための演算を行い、その演算結果を出力
装置ii9に出力する。
的に制御演算器10が金属フィルター15の有無および
最適金属フィルターの選択を判断し、2次フィルター駆
動部16を作動させる。X@検出器12で検出された螢
光x#17は、波高弁別器14で信号成分のみがエネル
ギー弁別される。この弁別後の信号を制御演算器10で
厚みに変換するための演算を行い、その演算結果を出力
装置ii9に出力する。
?〔実施例〕
試料がco/N1−P/At の場合の実施例を・第
2図および第2図a〜第2図fにて説明する。銅ターゲ
ットのベリリウム窓のX線管球3を用いると、1次X線
11aは第2図aに示すように、銅の特性Xiと連続X
線の重なったスペクトルとなる。この1次X線11aが
、ニッケル金属フィルター6を透過すると、高エネルギ
一部分が吸収された第2図すのスペクトルをもつ1次X
線11bになる。
2図および第2図a〜第2図fにて説明する。銅ターゲ
ットのベリリウム窓のX線管球3を用いると、1次X線
11aは第2図aに示すように、銅の特性Xiと連続X
線の重なったスペクトルとなる。この1次X線11aが
、ニッケル金属フィルター6を透過すると、高エネルギ
一部分が吸収された第2図すのスペクトルをもつ1次X
線11bになる。
第2図すにおいて、COだけを励起する部分21が多く
て、COおよびN1を励起する部分22は少ないことが
必要である。
て、COおよびN1を励起する部分22は少ないことが
必要である。
なぜなら、試料のハードディスクは、COの皮膜が1l
L02〜[L1μmと非常に薄く、かつN1−Pの皮膜
が5〜30μmと厚く、COの膜厚を測定する場合N1
の螢光X線が妨害X線となるためである。第2図すのX
線領域22i少なくするためには、ニッケル金属フィル
ター6を使用するとともに、xIs管球3に印加する管
電圧′fI:10〜30XVと低く設定する必要がめる
。1次X線11bはハードディスクスの試料18a。
L02〜[L1μmと非常に薄く、かつN1−Pの皮膜
が5〜30μmと厚く、COの膜厚を測定する場合N1
の螢光X線が妨害X線となるためである。第2図すのX
線領域22i少なくするためには、ニッケル金属フィル
ター6を使用するとともに、xIs管球3に印加する管
電圧′fI:10〜30XVと低く設定する必要がめる
。1次X線11bはハードディスクスの試料18a。
18b、18cに照射される。すると、試料中の元素が
励起されて第2図Cに示すようなスペクトルをもつ、C
OとN1の混った螢光X#17aが発生する。螢光X線
17aI/i、鉄フィルター15を透過すると、第2図
dに示すようにN1の螢光X線が吸収された螢光X線1
7bとなる。この螢光X線17bは、X線検出器12°
で検出されると、第2図θに示すようにCOの螢光X線
24とN1の螢光X線25が重なったスペクトル25と
なる。ここで、X線検出器12のエネルギー分解能が悪
くて、COとN1の螢光x1M’を各々弁別できなくて
も、妨害X線であるNiの螢光X線は非常に少なく問題
とならない。X線検出器12で検出された信号は、波高
弁別器14會経て、制御演算器10でCOメッキ厚に変
換される。検出強度とcoメッキ厚との関係は、第2図
fにおいて実線で示すような検量線となる。破線は、X
線管球5の管電圧が30〜50KVと高く、ニッケル金
属フィルター6および鉄金属フィルターが無い場合の検
量線である。
励起されて第2図Cに示すようなスペクトルをもつ、C
OとN1の混った螢光X#17aが発生する。螢光X線
17aI/i、鉄フィルター15を透過すると、第2図
dに示すようにN1の螢光X線が吸収された螢光X線1
7bとなる。この螢光X線17bは、X線検出器12°
で検出されると、第2図θに示すようにCOの螢光X線
24とN1の螢光X線25が重なったスペクトル25と
なる。ここで、X線検出器12のエネルギー分解能が悪
くて、COとN1の螢光x1M’を各々弁別できなくて
も、妨害X線であるNiの螢光X線は非常に少なく問題
とならない。X線検出器12で検出された信号は、波高
弁別器14會経て、制御演算器10でCOメッキ厚に変
換される。検出強度とcoメッキ厚との関係は、第2図
fにおいて実線で示すような検量線となる。破線は、X
線管球5の管電圧が30〜50KVと高く、ニッケル金
属フィルター6および鉄金属フィルターが無い場合の検
量線である。
本実施例では、エネルギー分解能の悪いX線検出器12
(例えば、比例計数管又はシンチレーションカウンター
)ヲ用いても、第2図fの実線が示す検量線が得られ、
信号(S)に対するバックグラウンド(B)の比率Sl
砒が非常に高く、高精度でCOメッキの膜厚を測定する
ことができる。
(例えば、比例計数管又はシンチレーションカウンター
)ヲ用いても、第2図fの実線が示す検量線が得られ、
信号(S)に対するバックグラウンド(B)の比率Sl
砒が非常に高く、高精度でCOメッキの膜厚を測定する
ことができる。
次に、試料がAu/Quの場合の実施例を第3図および
第5図a〜第3図eにて説明する。銅ターゲットのベリ
リウム窓のX線管球5からの1次X線11cは、第3図
aに示すように、鋼の特性xWJと連続X線の重なった
スペクトルとなる。この1次X)[11cが、アルミ金
属フィルター7を透過すると、低エネルギ一部分が吸収
され鋼の特性X線がなくなった第5図′bのスペクトル
をもつ1次X線11dになる。
第5図a〜第3図eにて説明する。銅ターゲットのベリ
リウム窓のX線管球5からの1次X線11cは、第3図
aに示すように、鋼の特性xWJと連続X線の重なった
スペクトルとなる。この1次X)[11cが、アルミ金
属フィルター7を透過すると、低エネルギ一部分が吸収
され鋼の特性X線がなくなった第5図′bのスペクトル
をもつ1次X線11dになる。
第5図すにおいて、Auを励起するX線領域26がハツ
チングで示されている。このX@領域26を多くするた
めには、X線管球5に印加する管電圧tl−30〜50
に7と高く設定する必要がある。1次X線11dが試料
の金メツキ部分18aおよび素材の銅18eに照射され
ると、各元素が励起されて第3図C1に示すような、ス
ペクトルをもつ螢光X線17が発生する。この螢光X線
17は、X線検出器12で検出されると、第3図dに示
すようKcuの螢光X線28とAuの螢光X線29が重
なったおベクトルトなる。ここで、X線検出器12のエ
ネルギー分解能が悪くても、第5図dの)・ツチングさ
れた部分50を信号として波高弁別すれば、妨害X線で
らるCuの螢光X線28の影響はほとんどない。X線検
出器12で検出された信号は、波高弁別器147経て、
制御演算機10でAuメッキ厚に変換される。波高弁別
された検出強度とAuメッキ厚との関係は、第5図eに
おいて実線で示すような検量線となる。破線は、X線管
球3の管電圧が10〜30KVと低く、アルミ金属フィ
ルター7が無い場合の検量線である。本実施例では、エ
ネルギー分解能の悪いX線検出器12(例えば、比例計
数管)を用いても、第5図eの実線が示す検量線が得ら
れ、厚い範囲まで高精度でAuメッキの膜厚を測定する
ことができる。
チングで示されている。このX@領域26を多くするた
めには、X線管球5に印加する管電圧tl−30〜50
に7と高く設定する必要がある。1次X線11dが試料
の金メツキ部分18aおよび素材の銅18eに照射され
ると、各元素が励起されて第3図C1に示すような、ス
ペクトルをもつ螢光X線17が発生する。この螢光X線
17は、X線検出器12で検出されると、第3図dに示
すようKcuの螢光X線28とAuの螢光X線29が重
なったおベクトルトなる。ここで、X線検出器12のエ
ネルギー分解能が悪くても、第5図dの)・ツチングさ
れた部分50を信号として波高弁別すれば、妨害X線で
らるCuの螢光X線28の影響はほとんどない。X線検
出器12で検出された信号は、波高弁別器147経て、
制御演算機10でAuメッキ厚に変換される。波高弁別
された検出強度とAuメッキ厚との関係は、第5図eに
おいて実線で示すような検量線となる。破線は、X線管
球3の管電圧が10〜30KVと低く、アルミ金属フィ
ルター7が無い場合の検量線である。本実施例では、エ
ネルギー分解能の悪いX線検出器12(例えば、比例計
数管)を用いても、第5図eの実線が示す検量線が得ら
れ、厚い範囲まで高精度でAuメッキの膜厚を測定する
ことができる。
なお、これ迄述べたハードディスクの実施例以外に、C
o−Ni/N1−P/At、 Co−1NiIN、 J
?よびco−arlM、の場合でも、表面メッキのCO
に着目して、各会金比皐は一定という条件で、第1笑施
例と同様な方法で、表面メッキのCO合金皮膜の測定が
高精度で行える。また、Au1Cu以外の工業用又は電
子用部品のメッキ(例えば、Ag/cu、 N1/cu
、Sn Pb/cu 等)についても、第2実施例と
同様な方法で、メッキ皮膜の測定が高精度で行える。
o−Ni/N1−P/At、 Co−1NiIN、 J
?よびco−arlM、の場合でも、表面メッキのCO
に着目して、各会金比皐は一定という条件で、第1笑施
例と同様な方法で、表面メッキのCO合金皮膜の測定が
高精度で行える。また、Au1Cu以外の工業用又は電
子用部品のメッキ(例えば、Ag/cu、 N1/cu
、Sn Pb/cu 等)についても、第2実施例と
同様な方法で、メッキ皮膜の測定が高精度で行える。
G〔発明の効果〕
本発明によれば、従来性われていた断面法およびβ請後
方散乱法では測定できなかったハードディスクのco/
’N1−P/A1.のCOメッキの高精度な膜厚測定が
実現できる。
方散乱法では測定できなかったハードディスクのco/
’N1−P/A1.のCOメッキの高精度な膜厚測定が
実現できる。
また、X線管球に銅ターゲットのベリリウム窓のX線管
球を使用し、ニッケルおよび鉄の金属フィルターを用い
ることにより、エネルギー分解能の惑いX線検出器でも
、上記coメッキの高精度膜厚測定ができるようになっ
た。さらに、金属フィルターの組合わせを変え、X線管
球に印加する管電圧を変えることにより、Au / (
2u等の工業用および電子部品用のメッキの筒稍度膜厚
測定ができる。
球を使用し、ニッケルおよび鉄の金属フィルターを用い
ることにより、エネルギー分解能の惑いX線検出器でも
、上記coメッキの高精度膜厚測定ができるようになっ
た。さらに、金属フィルターの組合わせを変え、X線管
球に印加する管電圧を変えることにより、Au / (
2u等の工業用および電子部品用のメッキの筒稍度膜厚
測定ができる。
上述したように、本発明はハードディスクのような特殊
なメッキの皮膜のみならず、他の工業用および電子部品
用のメッキの皮膜も高精度で膜厚測定が可能な、汎用螢
光X線膜厚計を提供できる効果葡Mする。
なメッキの皮膜のみならず、他の工業用および電子部品
用のメッキの皮膜も高精度で膜厚測定が可能な、汎用螢
光X線膜厚計を提供できる効果葡Mする。
第1図は、本発明による螢光X線膜厚計を示す全体構成
図。 第2図は、本発明の第1実施例を示す部分構成図。第2
図a−第2図fは、第2図の各線スペクトルおよび検量
線を示す図づある。 第3図は、本発明の第2実施例を示す部分構成図。第3
図a〜第3図eは、第3図の各X線スペクトルおよび検
量線を示す図である。 1・・・X線発生器、 2・・・高圧発生器3・・・銅
ターゲットのベリリウム窓X線管球4・・・XS電源
5・・・1次フィルター駆動部6・・・ニッケル金
属フィルター 7.15・・・金属フィルター 8・・・入力装置9・
・・出力装置 10・・・制御演算器、11・・
・1次X線 13・・・X線検出器の窓16・・
・2次フィルター駆動部 17・・・螢光x# 18・・・試料19・・・
X線検出器の検出信号 20・・・波高弁別器の出力信号 21・・・coヲ励起するX線領域 22・・・QOおよびN1を励起するXi領域23・・
・全螢光X線の検出強度 24・・・coの螢光X線の検出強度 25・・・N1の螢光X線の検出強度 26・・・Aui励起するX線領域 27・・・全螢光X線の検出強度 28・・・Quの螢光X線の検出強度 29・・・Auの螢光X@の検出強度 30・・・信号として波高弁別する強度風 上 本i明(「第1実泥f列五ホオ 部*m−成因 本弛明の第2大旋伊」8ホT 部分M坂図 雪つM ボ〈 ぼ翅 較 眠く 痕鑓 彰別鍍〈第3図(a) 第3図(1)) ¥y3図(C) 第3図(υ 第30(e、1
図。 第2図は、本発明の第1実施例を示す部分構成図。第2
図a−第2図fは、第2図の各線スペクトルおよび検量
線を示す図づある。 第3図は、本発明の第2実施例を示す部分構成図。第3
図a〜第3図eは、第3図の各X線スペクトルおよび検
量線を示す図である。 1・・・X線発生器、 2・・・高圧発生器3・・・銅
ターゲットのベリリウム窓X線管球4・・・XS電源
5・・・1次フィルター駆動部6・・・ニッケル金
属フィルター 7.15・・・金属フィルター 8・・・入力装置9・
・・出力装置 10・・・制御演算器、11・・
・1次X線 13・・・X線検出器の窓16・・
・2次フィルター駆動部 17・・・螢光x# 18・・・試料19・・・
X線検出器の検出信号 20・・・波高弁別器の出力信号 21・・・coヲ励起するX線領域 22・・・QOおよびN1を励起するXi領域23・・
・全螢光X線の検出強度 24・・・coの螢光X線の検出強度 25・・・N1の螢光X線の検出強度 26・・・Aui励起するX線領域 27・・・全螢光X線の検出強度 28・・・Quの螢光X線の検出強度 29・・・Auの螢光X@の検出強度 30・・・信号として波高弁別する強度風 上 本i明(「第1実泥f列五ホオ 部*m−成因 本弛明の第2大旋伊」8ホT 部分M坂図 雪つM ボ〈 ぼ翅 較 眠く 痕鑓 彰別鍍〈第3図(a) 第3図(1)) ¥y3図(C) 第3図(υ 第30(e、1
Claims (2)
- (1)a)銅ターゲットのベリリウム窓のX線管球と、 b)前記X線管球に高電圧を供給する高圧発生器と、 c)前記高圧発生器を制御しているX線電源と、 d)前記X線管球から放射された一次X線の線質を変え
るためのニツクル金属フィルタ ーを有し前記一次X線の経路に前記金属フ ィルターを挿入又は撤去する機構を有する 一次フィルター駆動部と、 e)前記一次X線が試料に照射されて発生した螢光X線
を検出するX線検出器と、 f)前記X線検出器からの信号を試料に含まれる各元素
に特有な螢光X線毎に弁別する 波高弁別器と、 g)前記螢光X線が前記X線検出器に入射 するX線検出器の窓の直前に金属フィルタ ーを挿入又は撤去する機構を有する2次フ ィルター駆動部と、 h)測定試料の情報を入力する入力装置と、i)膜厚の
結果を出力する出力装置と、 j)前記入力装置からの情報により前記一次フィルター
駆動部、前記2次フィルター 駆動部および前記X線電源を制御し、前記 波高弁別器からの信号から試料の膜厚を演 算しその結果を出力装置に出力する 制御演算器とからなる螢光X線膜厚計。 - (2)前記一次フィルター駆動部にニッケル以外の金属
フィルターが設けられている特許請求の範囲第1項に記
載の螢光X線膜厚計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1134485A JPS61170606A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 螢光x線膜厚計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1134485A JPS61170606A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 螢光x線膜厚計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61170606A true JPS61170606A (ja) | 1986-08-01 |
Family
ID=11775415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1134485A Pending JPS61170606A (ja) | 1985-01-24 | 1985-01-24 | 螢光x線膜厚計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61170606A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01105855U (ja) * | 1988-01-11 | 1989-07-17 | ||
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-
1985
- 1985-01-24 JP JP1134485A patent/JPS61170606A/ja active Pending
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