JPS61191929A - 温度測定方法及び装置 - Google Patents

温度測定方法及び装置

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JPS61191929A
JPS61191929A JP60285393A JP28539385A JPS61191929A JP S61191929 A JPS61191929 A JP S61191929A JP 60285393 A JP60285393 A JP 60285393A JP 28539385 A JP28539385 A JP 28539385A JP S61191929 A JPS61191929 A JP S61191929A
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neutron
temperature
neutrons
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resonance
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JP60285393A
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ピーター・ハワード・フオウラー
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K11/00Measuring temperature based upon physical or chemical changes not covered by groups G01K3/00, G01K5/00, G01K7/00 or G01K9/00
    • G01K11/30Measuring temperature based upon physical or chemical changes not covered by groups G01K3/00, G01K5/00, G01K7/00 or G01K9/00 using measurement of the effect of a material on X-radiation, gamma radiation or particle radiation

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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は物体の温度を測定する方法と装置に関し、特
に回転する物体たとえばタービン翼の温度を測定する方
法と装置に適する。
〔従来技術〕
従来からたとえば回転するタービン翼の温度を測定した
いという願望があったが、適切な方法が開発されず、従
りて需要者の願望を十分に満足する装置は製造されなか
った。
〔発明が解決するべき問題点〕
この発明が解決するべき問題点は、先ず回転する物体の
温度を測るために、何のような技術を使用すればよいか
を決定すること、及びこのようにして決定された技術を
、十分に実用に供し得る装置を提供することにある。
〔問題を解決する手段〕
上記問題を解決するために、本発明に於ては、温度測定
をしようとする運動体である被検体を中性子ビームによ
りて照射し、照射された被検体の中性子に対する伝導特
性を測定し、上記測定の結果から被検体の温度を求める
という方式を採用し、本発明の装置には上記方法を実施
する手段を設けるようになりている・ 〔実施例〕 本発明の実施例を述べる前に、先ずこの発明を理解する
ための基礎知識を説明する。
モリブデンの原子番号42を越える重い元素のアイソト
ープは中性子を散乱しまた吸収する場合に、しばしば強
い共鳴を生ずる。この共鳴の附近では、吸収に対する断
面積が非常に太き共鳴断面積襄は、十分の精確に次式に
より表わすことができる。
ぬ ここに、へは上記Eが共鳴時のエネルギEoに等しいと
きの断面積であり、rは共鳴の巾を示す。
この発明に於て特に重要な点は、共鳴中rとエネルギE
oとの比で表わされる共鳴の尖鋭さである。最も鋭い一
連の共鳴を示す元素は原子番号2が70≦2≦76の範
囲にある元素、並びにトリウム及びウラニウム(Z=9
0及び92)である。中でもタンタルTIL号1は顕著
な一連の共鳴を示す極めて重要な元素であり、その断面
積は中性子エネルギの関数として第1図及び第2図に示
されている。又第3図乃至第10図には、上記元素に近
°いモリブデン、ハフニウム、タングステン及びレニウ
ムの室温及び1000°Kに於ける断面積が中性子エネ
ルギの関数として示されている。夫々の元素に含まれる
共鳴の数は、ハフニウム及びレニウムに於て大きい。そ
れは質量数人が奇数である2個のアイソトープを含むた
めでもある。中性子捕獲に続く励起の程度は、この場合
(奇数の質量数2個を含む)大きくなる。このことは低
エネルギ共鳴の数を決定する上に重要な要素である。第
11図は中性子捕獲に続いて生ずるr線放射の巾rrを
、原子核の原子量の関数として示した図である。この場
合の食中rは上記rrと7’nとの和で表わされる。こ
こに7’nは個々の共鳴について広く変化するが、通常
rrより小さな値をとる。図は質量数Aが〜180であ
る原子核すなわちハフニウム、タンタル、タングステン
及びレニウムに対してはr、は低い(〜60 meV 
)こと、質量数人が150≦A≦195及びA)210
f)値をとるときは最も狭い共鳴状態をとり、従りて温
度測定にとって特に適当であることを示している。
都合のよいことに、高温用の多くの合金に用いられるハ
フニウム、タンタル及びタングステンは、176≦A≦
186の質量数Aを有し、狭い共鳴状態を示すので、上
記元素は離れた所から被検体の温度を正確に測定するの
に適していることがわかる。
共鳴状態の温度変化に対する感度は、ドツプラ効果によ
って変化する。すべての物質に於て、原子従って原子核
は静止することなく、次の(2)式の実効値で表わした
速度Vで(k@/see漣動している。
ここにkはゲルツマン常数であり、T”は実効絶対温度
、Mは原子核の質量、人は統一質量単位であられした原
子量である。上記T3Cとでは後に(3a)式に示す関
係があり、低温度に於ても原子はデバイ温度θ。によっ
て定まる振動運動を行なっている。TXとTとの上述し
た関係は次の(31)式のごとくであり、低温度ではT
Xはθ。に接近し、Tがθ。より高いときは次の(3b
)式ように表る。
上記θ。の値は元素に応じて第1表から選択することか
できる0表かられかるようKTx=Tとして計算を行な
っても、室温又はそれより上の温度に対しては、大きな
誤差を生じない0合金の少量成分に対しては状況は上記
と異るが、上記少量成分の元素に対して、上記θ。の値
を用いても差支えない。
標的となる原子の運動の結果、相互作用の実効エネルギ
は次の(4)式に示すEcに変化する。
ここにμは次式により算出される値である。
父上式のUは中性子の入射速度でおり、θはUとVの運
動方向の間の角度である。従りてEの値は次の(5)式
のように広がる。
(5)式の正負の符号は、(4)式の可θに代入したー
l第  1  表 散乱断面積 共鳴数 平均自由klス デバイ温度(バ
ーン)   (3−50eV)    (3)    
   (’K)kl   1.45         
11.50   380Tl   4.3     −
     4.13   360Cr   4.3  
   −     2.81   480Fall。5
           1.03   400Co  
 9.0           1.22   38O
N1  17.5     −     0.63  
 390Cu   7.6     −     1.
55   31ONb   6.4     −   
  2.82   250Mo   5.5     
1     2.85   380Hf   −28−
210 Ta    −11−230 W    −8−315 Re   −22−275 (注)共鳴は最大断面積が100パーン以上のとき生ず
る。
散乱断面積及び平均自由ノ4スは、その値がエネルギ領
斌の大部分に亘ってほぼ一定である場合に与えられる。
及び+1の符号に基づくものである。エネルギの上記広
がりの実効値は、熱運動のマクスウェル分布について合
計したとき、相互作用エネルギに対する高精度のがウス
分布B(E)を生ずる値をもっている。
ここにΔは上記相互作用エネルギの広がりの実効値であ
り、次によりて表現される。
(6b) ここにEnはevであられされ、TXは絶対温度で表現
される。上記の式からΔは中性子エネルギEnとともに
増加し続けることに注目せねばならまい。
上記のように熱による振動に基づいてそれぞれの共鳴を
示す曲線は広げられ、該曲線の高さ及び巾は影響を受け
る。そのため、共鳴曲線の形は前記(1)式からの作用
線Qav 1ine)と上記関数Bの重畳積分によって
定められる。従って中性子エネルギーnに対する断面積
は、上記重畳積分により次の(7a)式によって表わさ
れる。
通常行なわれるように、 Δ を用いて(7a)式を変形すれば、次の(7b)式が得
られる。
上記式(7b)は数字を入れて計算することができる。
yの値の変化は共鳴部分を横切る次の範囲に選ぶのが適
当である。
一10≦y≦10 又2の種々の値はドツプラ効果と曲線の本来の巾の両値
の比を示す。
次上記説明に基づいて、測定で得られた結果を説明する
。先ず所要の測定ができる炉を準備し、中に中性子源を
装着する。第12図は、実験に使用する諸装置や器具の
配置を示す略図である・第12図に於て、1で示される
標的及び減速器は、プロトン2による衝撃を受けて1中
性子を発生する。符号3は中性子ビーム用のコリメータ
であり符号4及び5は真空の輸送管であり、符号6は中
性子ビームが被検体すなわち測定試料7に向けて通過す
る開口である。被検体すなわち測定試料7は真空ポンプ
9によって吸気された炉8の中に配置されている。符号
1゜はヘリウム中性子検出器である。該検出器1゜は直
径1個の、円筒状に形成され、供給された電子信号の演
算に用いられる電子回路11に結合されている。中性子
の照射は炉を用いたときと用いないとき及び、薄いタン
タル箔を用いたときと用いないときについて行なわれる
。これは試料の測定及び検査を行なう場合の比較の基礎
を得るためであり、中性子の上記照射は次のように行な
われる。
b) ロールスロイス(RR)から供給された厚さ8 
w O板t 用’/’、x温(RT)465℃、630
C及び730℃に於て行なう照射、 c)106μmの厚いタンタル箔を用い、室温(RT)
、465℃及び630Cに於て行なう照射、である。
上記照射を用いた測定結果は、中性子の到着遅れに対す
る温度の影響が極めて大きいことを示している。第12
図に示すA、8間の距離、すなわち中性子ビームの走行
距離は31.8mに形成され、1111μmecの遅延
は中性子エネルギ428eVに相当する。又タンタルの
場合、スRクトルを見ると強い共鳴が見受けられる。更
に中性子分布に於ての多くの特徴が見出される。
たとえば共鳴の数はこの実験の中性子ビームに関与した
物質に基づいて定まる。共鳴の無秩序的な発生は減速器
に近接する中性子ビームの中に存在するカドミウムに基
因する。上記のカドミウムは非常に遅く到着して不都合
な・ぐルスを発生する熱中性子を除去するために用いる
ものである。
第14図は2種類の照射の比較の効果を示す。
一方の照射はタンタル箔を用い、他方はタンタル箔を用
いずに行なわれた。図には伝導関数が示されている。図
にはタンタルに関するもののみが示され、背景を示す伝
導関数はは#′!i′1の値に約1%の変動が乗った曲
線で示されている。
第15図には、ロールスロイス製の厚さ8■の材料を室
温で測定した結果が示されている。
図の曲線を見ると、多くの深い降下部分が明らかに見ら
れる。これは測定材料の中にメンタルの他にハフニウム
とタングステンが入っているからである。第16図の測
定は、第15図の測定に対して、材料を730℃に於て
測定する点のみが異り、その他の条件は同じである。第
15図と第16図とを比べると一見して、大きな相違が
ないように見えるが、第1の中性子蓄積に於ての毎秒の
中性子数を、第2の中性子蓄積に於ての毎秒の中性子数
で割りて商を求めると、両図に示された測定結果の差違
が明らかとなる。
すなわち何も相違が無いならば、両者を比較した時間帯
に於て上記の商は1になるはずである。
しかし第21図を見るとそのようになっておらず、共鳴
の部分はいずれも共鳴曲線の第2次導関数にほぼ類似し
た形、すなわちクレータ状によって置きかえられている
第18図及び第19図はその結果を示している。但しこ
の曲線は、上記の各時間帯に生ずる統計的誤差が含まれ
た状態になりている。中性子照射の間の温度の相違に基
ずく中性子カウントによって得られる2つの計数にまで
及ぶ変化に対して、温度による効果は大きい。一対の温
度のそれぞれで得られた測定データはほぼ同じパターン
を示し、それによれば、温度測定の精度ΔTが10°に
である。又すべての共鳴が10.5eV以下で発生すれ
ば、上記精度ΔTは減少し±511Kとなる。
第20図は4eVの共鳴の場合の、温度による影響を示
す図である。この共鳴曲線は2つの曲線を混ぜたもので
ある。その第1はタンタルの九めに、1111#eeの
遅れを有するもの、その第2はタングステンのために、
1130μsecの遅れを有するものであり、その結果
クレータ状をなした別形状の曲線が形成された。
第21図と第22図は第15図の作用データ(raw 
data)の拡大図である図には多くの共鳴が生ずるも
のと考えられる。カドミウムは低速の中性子を除去する
ために用いられているが、エビサーマル領域に於ても、
若干の作用をなす。
以上の説明をまとめると次の如くなる。すなわち、本発
明の装置では、熱によるド、fう効果による原子核の共
鳴現象が、中性子照射によるラジオグラフィ用グローブ
で、遠隔測定が可能であり、測定試料への挿入が不用な
温度測定用のグローブを製作するのに利用される。この
装置が有する利点は、次の如くである。すなわち原子核
共鳴曲線の広がりは、特定の原子核を含む物質からなる
物体の温度を表わすノ4ラメータとして用いられるが、
中性子ビームの中の他の材料の温度を示すノクラメータ
としては用いられない。従って、たとえば数センチメー
トルの厚さの鋼材に囲まれた装置の中の原子核共鳴の温
度を測定するプローブとして使用することができる。又
更に運動する物体の温度と、静止していて同じ組成を有
する物体の温度を機棹的ドッグラ効果を用いて区別する
ことができる。原子番号2が42及びそれ以上である大
抵の元素は適切な共鳴を行なうことができる。ハフニウ
ム、タンタル及びタングステン(高温合金に共通的に用
いられる)は特に勝れている。
物体の温度を測定するには、先ず該物体の中の所定の元
素に対する一連の更正曲線を用意する。上記更正曲線は
参照温度に於ての中性子強度と、共鳴条件の前後の種々
の予め定めた既知の温度に於ての中性子強度との比を明
示するものである。次に未知の温度の被検体について、
更正曲線作成の場合と同じ元素と同じ共鳴に対して、上
記参照温度の中性子強度と未知の温度に於ての中性子強
度との比の関係を示す曲線を作成する。次に上記曲線と
前記更正曲線を比較し、上記曲線と最も類似する更正曲
線を選択すれば、未知の温度に対する温度の値が所定の
精度内で求めることができる。
第23.24及び25図には、この発明の中性子検出器
の程々の形式を示している。第23図は中性子の長手方
向断面の部分を示し、第24図は第23図のX−X断面
を示し、又第25図は中性子検出器の中性子が供給され
る前部を示す。中性子検出器は1対のアルミニウムブロ
ックを具備する。これらのアルミニウムブロックの間に
は、中性子の進行方向に行くに従って、次第に薄くなる
通路14が形成されている。アルミニウムブロック12
.13の中K、全体で25個の横向きの空所15が形成
され、その中の12個は上記アルミニウムブロックの 
  −一方に設けられ、13個は他のブロックに設けら
れている。一方及び他方のブロックは第23図に示すよ
うに、交互にずれた位置に配置されている。各空所15
と通路14の間には、長方形状のヨウ化リチウムを用い
たシンチレータ16がアルミニウム箔17と対向して設
けられている。又各空所15の対向側には、各空所に収
容される光電増倍器PMA及びPMBが配置される。
第25図に示すように、通路14の中性子に対する入口
開口の形状及び寸度はホウ素の調節部材によって定めら
れる。参照符号19は、光電増倍器用のOリングを示す
。各シンチレータ16の代表的な寸法は、約50箇X1
o■X1mで該演算回路は、中性子エネルギによって定
まる中性子到着時間を測定するために第23.24及び
25図に示した検出器と協働する。第26図の回路は対
応する1対の光電増倍器PMA及びPMB用に用いられ
る。それぞれの対の光電増倍器は次に示すような回路を
もっている。光電増倍器PMA及びPMBの出力は、3
0nsのノ9ルス整形器20(このパルス整形器は2つ
の出力を加算する働きをなす)へ、及び1対の100n
s遅延回路21及び22の該当するものに供給される。
パルス整形器20の出力は1対のトリが回路23と24
に供給され、トリガ回路23は約0、3 MeVと検出
された粒子エネルギ(γ線の存在に当応する)をトリガ
するようにセットされ、トリガ回路24は約3.5 M
sVで検出された粒子エネルギ(1個の中性子の存在に
対応する)をトリガするようにセットされている。トリ
ガ回路24の出力はf −) /#ルス発生器25と第
1のタイミング回路26に供給され、トリガ回路23の
出力は第2のタイミング回路27に供給される。50 
MHzのマスタクロック28はカウンタ29を駆動し、
該カウンタはライン3o上のパルスによって、中性子源
に対するタイミングパルスと同期的なr−)信号を受け
、カウンタ29はタイミング回路26及び22のための
タイミング信号を制御する。タイミング回路26及び2
7の出力は対応する待機用記憶31および32に供給さ
れる。、・、上記待機用記憶31および32の出力は、
中性・子およびr線の到着時間に対応する。r−トパル
ス発生器25はf−)パルスG1.G;!、G3及びG
4及びクロ、り26に供給されるレディ/JPルスを発
生する。遅延回路21は積分器31.32及び33をダ
ートする。
遅延回路22の出力はff−トされた積分器34゜35
及び36に供給され、積分器31乃至36の出力はAD
変換器37乃至42にそれぞれ供給される。典形的々時
間パルスとその波形は第27図に示される。
光電増倍器PMAとPMBの出力の一致を求めることは
特別有用でない。何故ならばすべての信号及び背景に関
する処理はともにパルスを生ずるからである。各光電増
倍器の出力は全出力の5乃至95チであるのが通常であ
る。従って双方の出力の合計値によってトリガが行なわ
れるのが最もよい。該合計値は中性子を選別するように
セットされたトリガ回路24と、背景をなすr線を検出
するための、0.3 MeVに相当する極めて低レベル
にセットされているトリガ回路23に供給される。
トリガ回路24に中性子パルスが検出されたのに続くロ
ジックパルスにより、ダートパルスGl、G2及びG3
とともにリセットパルスG4が形成される。主パルスは
G2であシ、その長さはシンチレーションの長さにほぼ
該当する。ノ々ルスG1及びG3はその区間を中性子の
シンチレーションのすぐ前及び終に検査し、その結果他
の中性子又はr線がすべての背景に及ぼす影響を測定す
ることができる。上記リセ。
トパルスは、r−)ノ々ルス発生器が更に中性子を受は
入れることを可能となるように作用し、AD変換器と適
合するように、f −) /4’ルスG2の終端の後に
約1μsecの追加遅延を必要とする。ダート/クルス
発生器25は、トリガを与えるすべての中性子の時間に
続くフラグを発生の遅延されたパルス信号を受は入れる
。主パルスはたとえば10ピツト用でなくてはならず、
主ノ々ルスの他の補正に用いられるノクルスは8ピ、ト
でよい。中性子の実際の出力時間は0.2μsecの精
度を必要とするが、背景補正のためには、検出される中
性子と、汚染中性子又はγ線との相対的時間は更に精密
でなければならない。   ”従りてマスタクロック2
8は50 MHzの信号によって駆動される。
中性子源のタイミングノJ?ルスと、今問題とする最低
速の中性子との間の時間は〜2000μsecである。
これはマスタクロックの10サイクルに相当し、従って
18ビツトを必要とする。第1の解析の時間にたとえば
3個の中性子が到着するのを逃さず検出するために、計
測できないとしても、それぞれの時間を知る必要がある
そのために待機用の記憶装置32が用いられる。
明らかに、積分器31及び34によって検出された信号
に応することが可能なように、解析Kかかるよシ前に、
いずれの中性子の時間をも知る必要がある。遅い中性子
の時間はピット数を節約するために、追加時間を用いて
表現される。
背景のrysa’eルスに対処する手段は非常に類似し
ている。補正を行なうためには、2つのノ母ルスの最大
値のみを用いるのみでよい。しかしもう1つ多い方が安
全である。中性子トリ力に関する増分時間のみを用いる
ことが必要であるにしても、r線に対しても中性子・母
ルスの後とともに、若干早く測定を行なう必要がある。
2台の待機用の記憶装置32の出力は、それぞれの中性
子に対108ビツトを含んでいる。
最大の増分時間はりセットノヤルスによって終了する、
たとえば4μ8ccの時間であシ、これはマスタクロッ
クの20 Q tzルスすなわち8ビツトに相当する。
従りて必要なピット数を18と、5×8の和である58
に減らす事ができる。
25台のシンチレータは互に独立に動作する。
宇宙線による背景の場合と相違して、r線ビームの検出
の一致は期待できない。従って全体の装置は25台の1
個の中性子毎に164ピツトの信号を発生する互に独立
なユニットとして動作するのである。
各検出器が中性子を検出できる最高速度は、毎秒4×1
0個である。従って各中性子源に対して4 X 105
x(2X103)μsec 、すなわち毎検出器毎に8
00中性子という時間パルスまで使用できる。これは全
装置に対してパルス毎の2X10’に相当する。毎秒5
0中性子の中性子ノクルスを形成するために、カウント
される中性子の全数は毎秒〜10’個である。このため
に全体では毎秒1.6 X 10ビツトの信号が形成さ
れる。このような割合に於て、有効な照射は約1000
秒以下の間に得られる。
1個の元素の性質を検査し、これを理解するために、温
度を知るために用いられるデータの割合及び全部のデー
タは、バッファ及びビデオレコーダを用いて取扱うこと
ができる。しかし全装置は高い平均データ速度及び全照
射に対応する極めて多数のデータ(このデータは108
乃至10個の中性子の検出に相当する)を形成する。
はトリガを発生する特別のシンチレータと2つの光電増
倍器間の光の仕切シによって行なわれ、そしてすべての
位置に関する情報は2000個の素子の中に収められて
いる。その結果、各検出素子に対して80までの画素が
許容される。
このことは各中性子パルスに対して検出される光電子の
数が約104個である場合にも有効にデータ処理ができ
るということである。中性子のエネルギは時間で示され
、その時間は中性子源から、複数個のシンチレータまで
の距離の相違に基づく許容差を与えられている。この中
性子エネルギは最大エネルギの領域に於ても、その分解
能を大きく減少されることなく、2000の直線的の素
子の中に収められる。従って全体から見て、適切な中性
子照射(約10個の中性子)のためには、1つのタイム
スロッ)(timeslot)毎に〜250個の中性子
の照射を行なえばよい。温度測定のために、温度を生ず
る100個に達する位置決め用画素のグループについて
調査し、グループ分けは、標的、該標的の中性子に対す
る減衰特性、及び位置による減衰特性の変化に関連して
定めることが必要であることがわかった。
従って、目的は20の領域に於て、視野の範囲の温度を
独立かつ有効に測定ができる方法と装置を提供すること
であり、これらの測定のそれぞれは、すべての中性子エ
ネルギ1〈E(100eVの範囲に含まれ、一般に複数
個の有用な共鳴を含むものである。上記の共鳴は1個の
物質から生ずるものでもよし、又共鳴可能な異る物質に
よりて生じたものでもよい。
上記目的を達成するために、背景をなすγ線又は重畳さ
れる中性子ノクルスは、除去又は減少されねばならない
。そのようにしないときは中性子の位置は誤まりて測定
されることとなる。
背景となるノクルスのエネルギとタイミングに対して、
光電増倍器の生ずる効果は、シンチレーションの持続時
間及び光電増倍器からの)9ルスのサイズによって大き
く変化する。当然、2つの中の小さい方は破損しやすい
。しかし都合のよいことに、受は入れられる最小の信号
は視野の縁にある。視野の中心に近い部分では、比は通
常約3対1又はそれ以下である。与えられるべき補正は
調節可能であシ、しばしば個々のシンチレータに対して
適合するように調節される。
上記補正は、不都合なパルスの回数に依存して行なわれ
る。この不都合なパルスは待機用の記憶装置の出力から
得られ、信号の振幅はe−トされた積分器31.33.
34及び36によって定められる。演算された補正があ
るしきい値を超過すると、中性子は排除されねばならな
い。
標的が静止しているとき、各画素を形成するために検出
されたすべての中性子からのデータは、ともに記憶され
る。しかし標的が回転しているときは、センシティブ時
間の間に画素からなるフィールドを横切る標的の運動は
許容され、標的の所定の部分のそれぞれを透過した中性
子からのデータは、ともに記憶される。上記の作業は、
中性子源からの伸性子の各・々ルスに関する角速度、及
び標的の回転軸を知るならば直ちに行なうことができる
回転する標的からのデータの解析には、中性ビームの方
向に沿った速度の分速度の影響を許すという条件が含ま
れている。このことは、共鳴の位置を移動させる。その
移動の量は、測定したデータから得ることができるし、
又中性子ビームの位置と方向に対する回転の方向と速度
及び回転軸に関する知識から得ることもできる。
第28図は中性子源の略図である。超電導を用い、約0
.5 mの直径をもつサイクロトロン加速装置43はH
+イオンを発生する。上記イオンは、寸法がほぼ1. 
OX 017mの貯蔵リング44の中に電磁作用を利用
して束縛される。貯蔵リング44からのH+イオンは減
速器46の液体リチウム標的45に供給される。上記液
体リチウム標的45は極めて多くの水素を含有し、約1
0cInの巾を有している。減速器46を囲んで、自然
のニッケルN:讐Sで形成された反射器47が設けられ
ておシ、反射器47を更に囲んでウラニウムU238の
ブランケット48が設けられている。中性子は出口49
から送出される。上記構造に変えてター)f、ト45は
ベリリウム、又は若し40 MeV又はそれ以上の高エ
ネルギビームを使用するならば、ウラニウムを用いても
よい。減速器の材料は、高密度のポリエチレンを用いて
もよし、又固体の枝なしパラフィン又はN2H4・H2
Oを用いてもよい。父上記貯蔵リングの代りに、加速器
の外部に貯蔵器を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は、中性子エネルギ(ev)と断面
積の対数値との関係を示すグラフで、各図に使用した物
質と測定時の温度は次の如くである。 第1図は、タンタルTaで290’にの場合、第2図は
、メンタルTaで1000°にの場合、第3図は、モリ
ブデンMoで290°にの場合、第4図は、モリブデン
MOで1000°にの場合、第5図は、ハフニウムHf
で290’にの場合、第6図は、ハフニウムHfで10
00°にの場合、第7図は、タングステンWで290’
にの場合、第8図は、タングステンWで1000’にの
場合、第9図は、レニウムReで290’にの場合、第
10図はレニウムReで1000’にの場合、である。 又 第11図は質量数Aとr線照射によって生ずる共鳴中r
γの関係を示すグラフ、 第12図は本発明の装置の一実施例の構成と配置を示す
概略図、 第13図は第12図の装置にタリウムを使用して室温に
於て行なった測定で得た遅延時間t(μB)と強度(μ
5−1)との関係を示すグラフである。 第14図乃至第22図は上記第12図の装置を用いたも
ので、横軸に遅延時間t(μB)を縦軸に強度比を目盛
シ、両者の関係すなわち伝導関数を示している。 第14図はタンタル箔を用いたときと用いないときの測
定から求めた伝導関数を示す。このときのタンタルは2
7μm、測定温度は475℃である。 第15図はロールスロイス社製8mの材料(以下RR−
8と記す)を用い、室温(RT)に於て測定した遅延温
度t(μB)と強度(μl−1)の関係を示すグラフ。 第16図はRR−8を用い730℃で測定した遅延温度
t(μB)と強度(μ8 )の関係を示すグラフ、 第17図は使用材料RR−8、測定温度730℃で求め
たt(μ8)と強度比との関係を示すグラフ、 第18図、第19図及び第20図は使用材料RR−8、
測定温度730℃で測定したt(μB)と強度比の関係
を示すグラフ、 第22図は使用材料RR−8、測定温度室温で求めたt
(μB)と強度(μ5−1)の関係を示すグラフ、 第23図、第24図及び第25図はそれぞれ中性子検出
装置の例を示す図、 第26図は電子信号演算回路を示す図、第27図は典型
的なタイミングノ臂ルスとその波形を示す図、 第28図は中性子源の回路を示す図、 である。 1・・・標的及び減速器、2・・・プロトン、3・・・
コリメータ、4,5・・・輸送管、6・・・開口、7・
・・被検体測定試料、8・・・炉、9・・・ポンプ、1
0・・・ヘリウム中性子検出器。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦図面の6°を書
(内容に変更なし) 中1生÷鴨レギー(eV) rPIltzidtl−(eV) 中総4二キIIf−(ev) FIG、 77゜ FIG、 72゜ FIG、 13゜ FIG、74゜ 目”’Af^ FIG、 15゜ FIG、 76゜ t(μ$1−J!、縮−轡rム FIG、 77 FIO,7+!3゜ FIG、 19゜ FIG、 20゜ ↓ PH8 ↓ FIG、27   叫誉7JS) 1、事件の表示 特願昭60−285393号 2、発明の名称 温度測定方法及び装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 ビータ−・ハワード・フオウラー 4、代理人 5、補正命令の日付 昭和61年2月25日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)温度を測定する被検体に中性子ビームを照射する
    ステップと、該被検体の中性子ビームに対する伝導特性
    を測定するステップと、該測定結果から、上記被検体の
    温度を求めるステップ、を具備する温度測定法。
  2. (2)上記伝導特性の測定が、該伝導特性に含まれる共
    鳴現象の測定である、特許請求の範囲第(1)項に記載
    の温度測定法。
  3. (3)温度を測定する被検体に中性子ビームを照射する
    手段と、該被検体の中性子ビームに対する伝導特性を測
    定する手段と、該測定結果から、上記被検体の温度を求
    める手段、を具備する温度測定装置。
  4. (4)上記伝導特性の測定が、該伝導特性に含まれる共
    鳴現象の測定である、特許請求の範囲第(3)項に記載
    の温度測定装置。
JP60285393A 1984-12-18 1985-12-18 温度測定方法及び装置 Pending JPS61191929A (ja)

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GB2168805B (en) 1989-01-18
DE3582321D1 (de) 1991-05-02
US4839519A (en) 1989-06-13
EP0186417A2 (en) 1986-07-02
EP0186417A3 (en) 1988-03-16
ATE62067T1 (de) 1991-04-15
GB8431870D0 (en) 1985-01-30

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